JP3526884B2 - 鋸盤によるワークピースの切削加工方法及び鋸盤 - Google Patents
鋸盤によるワークピースの切削加工方法及び鋸盤Info
- Publication number
- JP3526884B2 JP3526884B2 JP18102392A JP18102392A JP3526884B2 JP 3526884 B2 JP3526884 B2 JP 3526884B2 JP 18102392 A JP18102392 A JP 18102392A JP 18102392 A JP18102392 A JP 18102392A JP 3526884 B2 JP3526884 B2 JP 3526884B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- workpiece
- amount
- length
- saw blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
で切削加工(切断加工)を行なう際、ワークピースの切
削位置に向けて供給する切削油量を切削長、切削抵抗な
どの変化に応じて調整可能にした鋸盤による切削加工方
法および鋸盤に関する。
行う装置としての鋸盤で、ワークピースに切削加工を行
なっているときに、ワークピースの大きさなどによる切
削長、切削抵抗等の変化に関係なく、ワークピースの切
削位置に向けて絶えず一定の切削油量を供給し切削加工
を行なっているのが一般的である。
とく、従来の方法によると、ワークピースの大きさなど
による切削長の変化に関係なく、絶えず一定の切削油量
を供給しているので、例えば径が大きいワークピースで
は大きな熱量が発生するため、切削油量は大量に必要で
あるが、径が小さいワークピースでは径が大きいワーク
ピースと同等の切削油量は必要でなく、供給過多となっ
ている。このため、切削加工されているワークピースの
近傍に切削油が飛散して、例えば床面を汚したりして悪
環境になり易いという問題があった。
来の問題に鑑みてなされたもので、鋸盤に備えた鋸刃に
よってワークピースの切削加工を行うとき、前記ワーク
ピースに対する前記鋸刃の切込み位置の変化による切削
長の変化に対応して、前記ワークピースの切削部分へ供
給する切削油の量を適正に制御して切削加工を行う鋸盤
によるワークピースの切削加工方法である。
てワークピースの切削加工を行うとき、切削時における
切削抵抗を検出し、この検出した切削抵抗に対応して、
前記ワークピースの切削部分へ供給する切削油の量を適
正に制御して切削加工を行う鋸盤によるワークピースの
切削加工方法である。
刃の切込み位置を検出するための切込み位置検出装置
と、上記切込み位置検出装置により検出した切込み位置
と前記ワークピースの形状データに基づいて切削長を演
算する切削長算出手段と、切削長と切削油量との関係を
格納しているデータベースと、前記切削長算出手段によ
って算出された切削長と前記データベースのデータに基
づいて前記ワークピースの切削部分へ供給する切削油の
量を制御するための切削油量制御装置と、を備え た構成
である。
ための鋸刃と、前記ワークピースに対する前記鋸刃の切
込み位置に応じて切削長の変化を直接的に検出する切削
長検出手段と、この切削長検出手段により検出された切
削長に対応して前記ワークピースの切削部分へ供給する
切削油の量を制御される制御弁と、を備えているもので
ある。
発明を実施する望ましい横型帯鋸盤1を例示するけれど
も、鋸盤としは竪型の帯鋸盤や丸鋸盤等においても容易
に実施可能である。
るので、図1には横型帯鋸盤1を概略的に図示し、本実
施例に係る構成について概略的に説明する。
ークピースWを挾持固定自在の固定バイスジョー5f、
可動バイスジョー5mを備えてなるバイス装置5が装着
してあると共に、切削工具としての鋸刃7を備えたカッ
ティングヘッド9が上下動自在に設けられている。
ティングヘッド9はヒンジピン11を介して上下に回動
自在に支承されており、このカッティングヘッド9を上
下動するために、前記ベース3に装着した昇降用油圧シ
リンダ13のピストンロッド15がカッティングヘッド
9に枢支連結してある。したがって、上記昇降用油圧シ
リンダ13に圧油を供給することによりカッティングヘ
ッド9が上昇され、昇降用油圧シリンダ13から圧油を
排出することによりカッティングヘッド9が上昇位置か
ら下降される。この際、油圧回路(図示省略)における
流量制御弁(図示省略)を適宜に制御して、昇降用油圧
シリンダ13から排出される圧油の排出量を制御するこ
とにより、カッティングヘッド9の下降速度、換言すれ
ばワークピースWに対する鋸刃7の切込み速度を制御す
ることができる。
み位置を検出するために、切込み位置検出装置23が設
けられている。すなわちこの実施例においては、前記ヒ
ンジピン11にセクターギア25が取付けてあり、この
セクターギア25には、ロータリーエンコーダ27にお
けるギアが噛合してある。そして、上記ロータリーエン
コーダ27は、インタフェース29を介してCNCなど
のごとき制御装置19に接続してある。
動に連動してロータリーエンコーダ27が回転されるの
で、ロータリーエンコーダ27から出力されるパルス数
を計数し、適宜に演算処理することにより、カッティン
グヘッド9の上下動位置、すなわちワークピースWに対
する鋸刃7の切込み位置を正確に検出することができ
る。なお、本実施例においては切込み位置はヒンジピン
11のヒンジ角で検出されるものである。
掛回するための駆動ホイール31が駆動軸33を介して
回転自在に支承されると共に、従動ホイール35が従動
軸37を介して回転自在に支承されている。したがっ
て、駆動ホイール31を適宜に駆動して、鋸刃7を走行
駆動せしめると共に、前述したようにカッティングヘッ
ド9を下降してワークピースWに対して鋸刃7が切込み
を行なうことにより、ワークピースWの切削加工が行な
われる。
に、駆動軸33はベルト伝動機構のごとき伝動機構39
を介してサーボモータ41の出力軸43と連動連結して
ある。上記サーボモータ41の回転を制御して鋸刃7の
移動速度(切削速度)を制御するために、サーボモータ
41には回転制御装置45が接続してある。この回転制
御装置45は前記制御装置19に接続してあり、制御装
置19から入力される制御データに基づいてサーボモー
タ41の回転を制御するよう構成してある。
における切削抵抗の主分力(鋸刃7の走行方向の切削抵
抗)を検出するために、前記サーボモータ41の出力軸
43には、例えばトルク検出器のごとき回転センサ47
が設けられており、この回転センサ47は、インタフェ
ース49を介して前記制御装置19に接続してある。
の切削を行なっているときに、切削抵抗の変化によりサ
ーボモータ41の回転が変化すると、この回転の変化が
回転センサ47によって検出される。そして、回転セン
サ47からは切削抵抗の主分力に応じた信号が出力さ
れ、インタフェース49を介して制御装置19に入力さ
れるので、適宜に演算処理することにより、切削抵抗の
主分力が検出される。なお、切削抵抗の主分力を検出す
る構成としては、サーボモータ41の電流、電力等を検
出する構成とすることも可能である。
ークピースWを切削する切削領域において鋸刃7の歯先
を垂直下方向へ向けて案内する可動鋸刃ガイド51m
が、ワークピースWの径あるいは幅に応じて固定鋸刃ガ
イド51fとの間隔を調節可能に設けられている。
挾持して案内する側面ガイド(図示省略)が設けられて
いると共に、鋸刃7の背面を案内支持する背面押え部材
53が上下動可能に設けられている。この背面押え部材
53は、鋸刃7の背面に当接されている。上記背面押え
部材53の上面には、例えば圧電素子、ロードセル等の
ごとき背分力検出センサ57が設けられている。この背
分力検出センサ57は、インタフェース59を介して制
御装置19に接続してある。
く、前述したようにカッティングヘッド9を下降せしめ
ると、鋸刃7によるワークピースWの切削時における切
削抵抗の背分力が検出できる。
リンダ13に圧力計61を接続し、この圧力計61をイ
ンタフェース63を介して制御装置19に接続する構成
としても検出することができる。
67を介して切削油ノズル69がワークピースWの加工
位置に向けて設けられている。この切削油ノズル69に
は配管71の一端が接続されていると共に配管71の他
端は切削油タンク73に接続されている。前記配管71
の途中には切削油ノズル69側から制御弁75、ポンプ
77が設けられている。制御弁75には制御弁75の開
閉を行なう開閉用モータ79が、ポンプ77には駆動モ
ータ81が連動連結されている。
ターフェース83,85を介して前記制御装置19に接
続されている。この制御装置19にはワークピースWに
切削加工を開始してから切削時間を計測するための時計
87が接続されている。
の材質、形状その他を入力するためのキーボードのごと
き入力装置89が接続されていると共に、測定された背
分力、主分力などのデータを表示するCRTなどの出力
装置91が接続されている。
に切削加工を開始してから切削時間を時計87で計測す
ると共に前記切込み位置検出装置23で切込み位置を検
出し、この計測された切削時間、検出された切込み位置
およびワークピースWの形状などのデータを基にして切
削長を演算処理する切削長算出手段としての切削長算出
装置93が接続されている。
質、形状などを基にして予め設定された切削条件データ
を格納しておく切削条件メモリ95が接続されていると
共に、所定の切削時間における切込み位置と切削長との
関係が予め求められて、切込み位置と切削長との関係が
ファイルされた第1データベース97が接続されてい
る。さらに、制御装置19には予め設定された切削長と
切削油量との関係がファイルされている第2データベー
タ99が接続されている。
すべきワークピースWの形状並びに材質を制御装置19
に入力すると、切削条件メモリ95からこの入力したワ
ークピースWの形状並びに材質に基づき予め設定された
最適な切削条件が選び出される。上記ワークピースW
が、例えば図2に示すような丸棒の場合には、第1、第
2データベース97,99からこの入力したワークピー
スWの形状並びに材質に基づき予め設定された切込み位
置と切削油量との関係が図3のごとく選び出される。
され、切削加工開始点H0では切削長は図2に示したご
とく切削長L=0であると共に、制御装置19からイン
タェース83,85を介して開閉用モータ79、駆動モ
ータ81の少なくとも一方あるいは両方を制御すること
によって制御弁75、ポンプ77が制御されて図3に示
したごとく切削油量(圧力、流量)が切削油ノズル69
からワークピースWの切削位置(加工位置)にかけられ
る。
れると、時計87で切削時間が計測されると共に切込み
位置検出装置23で切込み位置が検出されて制御装置1
9から第1データベース97へ送り込まれてその時の切
込み位置(例えばH1,H2,H3,…,Hn)におけ
る切削長(例えばL1,L2,L3,…,Ln)が求め
られる。この求められた切削長が第2データベース99
に送り込まれて、そのときの切削長に対する切削油量が
その都度求められる。
に基づきインタフェース83,85を介して開閉用モー
タ79、駆動モータ81の回転を制御することにより制
御弁75、ポンプ77が制御され、切削長に対応した切
削油量(圧力、流量)が切削油ノズル69からワークピ
ースWの各切削位置にかけられるのである。
開始され、切削加工中における図2に示したごとき、予
め設定した各切込み位置を切込み位置検出装置23で検
出し、この検出された各切込み位置に基づき、図3に示
した関係から切削油量を求め、さらに制御弁75、ポン
プ77を制御することによって切削油ノズル69から切
削油の量をワークピースWの各切削位置に連続的あるい
は断続的にかけることができる。
ワークピースWに対する切込み位置に応じての切削油量
が切削位置へ供給されることとなり、切削油がワークピ
ースWの近傍例えば床面まで飛散せず汚れないで済み、
良好な環境をもって切削加工を行なうことができる。さ
らにワークピースWに最適な切削油の量がかけられるの
でワークピースW並びに鋸刃7の良好な冷却作用が行な
われると共に、切削油の使用量の無駄がなくなり、しか
も切削油量の使用量を従来よりも減少させることができ
る。
変化に応じて時々刻々制御しても良いし、切削長が所定
の割合あるいは所定長さ変化する毎に時々制御しても良
いものである。
に、所定位置における切削長、切削抵抗、鋸速または切
込み速度あるいはこれらのファクターをいくつか組合せ
たものを上述した各検出装置で検出する。この検出され
た検出データと、予め設定されている切削長、切削抵
抗、鋸速、切込み速度あるいはいくつか組合せたものと
切削油量との関係データとを比較して適正な切削油量に
変化させて切削するようにしてもよい。この場合、切削
抵抗、鋸速、切込み速度が大きくなると、発熱も大きく
なるので、切削油の量もそれぞれの増大に応じて多くす
ることが望ましいものである。
は、ワークピースの形状、寸法等が同一であっても、ワ
ークピースWの材質により相違するものであり、易削材
よりも難削材ほど切削抵抗が大きくなり発熱も大きくな
るので、難削材ほど切削油を多く切削部へ供給すること
が望ましい。すなわち、ワークピースWの材質に応じて
切削油の量を制御することが望ましいものである。
工具摩耗量の累積を算出する。この算出された算出デー
タと、予め設定されている切断面積、工具摩耗量と切削
油量との関係データとを比較して適正な切削油量を変化
させて切削するようにしてもよい。この場合、切断面
積、工具摩耗量の増大に応じて切削油量を増加すること
が望ましい。これらは、上述した実施例と同様の効果を
奏するものである。
されることなく、適宜の変更を行なうことによって、そ
の他の態様で実施し得るものである。例えば、検出され
た各切込み位置における切削長を第1データベース97
に予め格納した切込み位置と切削長との関係で求める例
で説明したが、検出された各切込み位置に基づき、その
都度切削長算出装置93により演算処理して求めても構
わない。鋸刃7の違い(切粉の形状違い)や鋸刃7の摩
耗量を検出して切削油量を変化させ制御しても対応可能
である。さらに、ワークピースWに対する切削工具の切
削作動開始時からタイマーなどで適宜時間経過後に切削
部へ供給する切削油の量を連続的あるいは断続的に変化
させつつ切削を行なうようにしても対応可能である。
た場合には鋸刃ガイド51mまたはバイスジョー5mを
自動的にあるいは手動で調整するので、その調整時に、
ワークピースWの径、大きさに対応して切削油の供給量
を自動的あるいは手動的に調整することが望ましい。
たはバイスジョー5mと適宜に連動して上記鋸刃ガイド
51m又はバイスジョー5mの位置を検出し、その検出
位置に応じて前記制御弁75の開度あるいはモータ81
の回転を制御する構成とすることが望ましい。この場
合、図4に示すように(図4にはバイスジョー5mの場
合を示す)、上記鋸刃ガイド51m又はバイスジョー5
mに例えばラック、ピニオン等を介して適宜に連動して
位置を検出するセンサSを設け、このセンサSの検出値
に基いて前記制御装置19が前述したようにモータ7
9,81を制御する構成によって容易に行ない得るもの
である。
鋸刃ガイド又はバイスジョーの位置変化に直接連動する
構成とすることも可能である。この場合、上記センサS
に代えて制御弁75を設ければ良いものである。さら
に、連動機構としては、ラック、ピニオンに限ることな
く、例えばリンク機構、カム機構などの適宜の連動機構
を採用することも可能である。
Wの切削長を直接的に検出して制御弁75の開度を制御
する構成とすることも可能である。この図5の実施例に
おいては、鋸刃ガイド51m,51fの適宜一方に取付
けたブラケット101に鋸刃7と平行なガイド103を
設け、このガイド103に先端部がワークピースWに接
触自在のスライダ105を摺動可能に支持してある。
ラ107が回転自在に取付けてあり、かつ張設したスプ
リング109によってスライダ105はワークピースW
の方向へ常に付勢されている。そして、上記スライダ1
05には例えばパルスエンコーダのごとき検出器111
の回転軸に取付けたピニオン、ローラのごとき回転子1
13が圧接してある。
を検出器111により直接的に検出することができる。
換言すれば、鋸刃ガイド51m,51fが下降してワー
クピースWに対する鋸刃7の切込みが進行するに従っ
て、スライダ105がワークピースWの外形に応じて移
動することとなり、このスライダ105の移動量を検出
器111により検出することにより、ワークピースWの
切削長の変化を検出できることとなる。
じて前記制御弁75の開度を制御することにより、切削
長の変化に対応してワークピースWの切削部分へ供給す
る切削油の量を制御できるものである。
5を直接設けて、前記スライダ105と制御弁75が直
接連動する構成とすることも可能である。
を境界として対称形であり、切削長の変化態様が中央を
境にして対称形である場合には、中央部までの切削長の
変化を制御装置のメモリに記憶し、中央部から後半の切
削時には、上記メモリの記憶を逆に実行する態様とする
ことも可能である。なお、この場合、切削長の検出は、
前半だけで良いことは勿論である。
変化に対応して、切削油ノズル69の位置を変えて最適
な切削位置に切削油量をかけるようにすることも望まし
いものである。なお、切削油ノズル69の位置は、従来
と同様に鋸刃ガイドに設けても良いものである。
などの場合は、その形状、大きさ、肉厚などをデータベ
ース化しておくことにより、切削工具が所定位置に位置
するときの切削長を演算することができる。また切削工
具の位置と切削長との関係を予めデータベース化してお
くこともできる。よって、ワークピースの形状等が種々
の場合にも、切削長、切削位置等に対応して切削油量を
制御することができる。
ける切削工具の切削位置も予めデータベース化しておく
ことが可能であるので、切削時間と切削油量との関係を
データベース化することができ、切削時間に対応して切
削油量を制御することができる。
液体の他にオイルミストであっても対応可能である。
ースWの切削位置へ切削油を噴射するとき、前記制御弁
75の開度または噴射する切削油量を表示装置(図示省
略)に表示することが望ましい。このように構成するこ
とにより、切削油量を目視により確認することができ
る。
るように、この発明によれば、鋸刃によってワークピー
スの切削加工を行なうときに、切削長の変化に対応して
適正量 の切削油をワークピースの加工位置に供給するこ
とができ、切削油の飛散を抑制でき、良好な環境でもっ
て切削加工を行なうことができる。
帯鋸盤を概略的に示すと共に制御系をブロック化して示
した概念的な構成ブロック図である。
置と切削長を説明する説明図である。
る一例のワークピースにおける切込み位置と切削油量と
の関係を示す説明図である。
御する構成の1例を示す説明図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 鋸盤に備えた鋸刃(7)によってワーク
ピース(W)の切削加工を行うとき、前記ワークピース
(W)に対する前記鋸刃(7)の切込み位置の変化によ
る切削長の変化に対応して、前記ワークピース(W)の
切削部分へ供給する切削油の量を適正に制御して切削加
工を行うことを特徴とする鋸盤によるワークピースの切
削加工方法。 - 【請求項2】 鋸盤に備えた鋸刃(7)によってワーク
ピース(W)の切削加工を行うとき、切削時における切
削抵抗を検出し、この検出した切削抵抗に対応して、前
記ワークピース(W)の切削部分へ供給する切削油の量
を適正に制御して切削加工を行うことを特徴とする鋸盤
によるワークピースの切削加工方法。 - 【請求項3】 ワークピース(W)に対する鋸刃(7)
の切込み位置を検出するための切込み位置検出装置(2
3)と、上記切込み位置検出装置(23)により検出し
た切込み位置と前記ワークピース(W)の形状データに
基づいて切削長を演算する切削長算出手段と、切削長と
切削油量との関係を格納しているデータベース(97)
と、前記切削長算出手段によって算出された切削長と前
記データベース(97)のデータに基づいて前記ワーク
ピース(W)の切削部分へ供給する切削油の量を制御す
るための切削油量制御装置と、を備えていることを特徴
とする鋸盤。 - 【請求項4】 ワークピース(W)を切削するための鋸
刃(7)と、前記ワークピース(W)に対する前記鋸刃
(7)の切込み位置に応じて切削長の変化を直接的に検
出する切削長検出手段と、この切削長検出手段により検
出された切削長に対応して前記ワークピース(W)の切
削部分へ供給する切削油の量を制御される制御弁と、を
備えていることを特徴とする鋸盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18102392A JP3526884B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 鋸盤によるワークピースの切削加工方法及び鋸盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18102392A JP3526884B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 鋸盤によるワークピースの切削加工方法及び鋸盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623651A JPH0623651A (ja) | 1994-02-01 |
JP3526884B2 true JP3526884B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=16093416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18102392A Expired - Fee Related JP3526884B2 (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 鋸盤によるワークピースの切削加工方法及び鋸盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3526884B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3608152B2 (ja) | 2000-05-26 | 2005-01-05 | ホーコス株式会社 | 切削液自動供給装置 |
JP2002331421A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-19 | Amada Co Ltd | 切断機による切断方法および切断機 |
JP6362751B1 (ja) | 2017-09-15 | 2018-07-25 | 株式会社松浦機械製作所 | 切削油の供給方法 |
JP6302125B1 (ja) | 2017-09-22 | 2018-03-28 | 株式会社松浦機械製作所 | 切削油の供給方法 |
-
1992
- 1992-07-08 JP JP18102392A patent/JP3526884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0623651A (ja) | 1994-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5115403A (en) | Workpiece workability detection method and a method for cutting a workpiece by means of a cutting machine utilizing that method | |
JP2012032869A (ja) | 円盤刃物送り制御方法,装置およびそれを用いた切断装置 | |
JP3526884B2 (ja) | 鋸盤によるワークピースの切削加工方法及び鋸盤 | |
EP2050536A1 (en) | Method and apparatus for finishing a workpiece | |
GB2052107A (en) | A method and an apparatus for controlling the feeding of a bandsaw blade | |
JP2905237B2 (ja) | 帯鋸盤 | |
JPH0623612A (ja) | 穿孔加工方法及び装置 | |
CN216940139U (zh) | 砂轮修整装置及切丝机 | |
JPH048164B2 (ja) | ||
JPH069781Y2 (ja) | スライシングマシンのワーク支持装置 | |
JP2958006B2 (ja) | 被削材の被削性検出方法および切削加工機による被削材の切削加工方法 | |
JP3730278B2 (ja) | 帯鋸盤における加工方法およびその帯鋸盤 | |
JPH11129080A (ja) | 摩擦溶接機 | |
JP4063588B2 (ja) | 鋸盤による切削加工方法及び鋸盤 | |
JP6103737B2 (ja) | 円盤刃物送り制御方法および装置 | |
JP2810449B2 (ja) | 切断機における切込み制御方法 | |
JP2788482B2 (ja) | ワーク断面形状の判別方法、及びワーク断面形状の判別装置 | |
JPH0255166B2 (ja) | ||
KR200227150Y1 (ko) | 사이드트리머진동방지롤자동조정장치 | |
CN220330752U (zh) | 一种镗床镗削监测系统 | |
JP2810155B2 (ja) | 鋸盤における切込み制御方法及び装置 | |
JPH03136717A (ja) | 切断機における切削状態の表示方法 | |
JPH01299302A (ja) | 制御弁 | |
JP2749582B2 (ja) | 帯鋸盤における切込み制御方法並びに加工条件設定方法およびその装置 | |
JPH03221355A (ja) | 鋸刃の寿命予測方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040116 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |