JP2778299B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP2778299B2
JP2778299B2 JP21526791A JP21526791A JP2778299B2 JP 2778299 B2 JP2778299 B2 JP 2778299B2 JP 21526791 A JP21526791 A JP 21526791A JP 21526791 A JP21526791 A JP 21526791A JP 2778299 B2 JP2778299 B2 JP 2778299B2
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power supply
voltage
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reset signal
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正己 榊原
伸司 伊丹
研二 新藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フロッピーディスク
あるいはハードディスク等の周辺装置を具備したプログ
ラマブルコントローラ(以下PCと称する)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のPCの具体的構成を示す
ブロック図であり、図において、1はマイクロプロセッ
サ(以下CPUと称する)、2はPCのプログラムを格
納するメモリであるROM、3は演算作業用メモリであ
るRAM、4はフロッピーディスクあるいはハードディ
スクからなる補助記憶装置5に対する書き込み、読み取
りの各動作を制御する制御回路、6はこれらCPU1及
び制御回路4とPCとを接続するためのインターフェー
ス(以下I/Fと称する)である。11は交流電圧を二
次電圧、例えばAC30Vに変換するトランス、12は
二次電圧からPCの電源となる直流の定電圧、例えばD
C5V102を発生する定電圧発生回路、13は直流電
圧値を検出しその値がある一定値(例えばDC4.75
V)より低下した場合にリセット信号103を出力する
電圧検出回路で、このリセット信号103はCPU1と
制御回路4のリセット端子にそれぞれ入力している。
【0003】次に動作について説明する。CPU1はR
OM2に格納されたプログラムに従って、I/F6に接
続されたPC(図示せず)のデータを補助記憶装置5に
読み出したり、PCに補助記憶装置5のデータを書き込
んだりしている。すなわち、PCのデータを読み出して
補助記憶装置5に格納する場合には、I/F6を介して
読み出したデータを一旦RAM3に格納し、かかるデー
タを制御回路4に転送して、CPU1の書き込み指令に
より補助記憶装置5のディスクに書き込んでいる。
【0004】また、逆に補助記憶装置5から必要なデ−
タを読み出してPCへ書き込む場合は、CPU1は必要
とするデ−タが格納されているアドレスを制御回路4に
指定して、かつ読み込み指令を与えると、補助記憶装置
5から必要なデ−タが制御回路4を経由してRAM3に
格納され、かかるRAM3に格納されたデ−タをI/F
6を介してPCに書き込んでいる。
【0005】本従来例によれば、直流電圧102が正常
範囲(例えばDC4.75〜5V)にある場合、リセッ
ト信号103はHレベルとなるため、CPU1と制御回
路4はリセットされず通常の動作を行い、また、直流電
圧102が異常電圧(例えばDC4.75V以下)にな
ると、リセット信号103はLレベルとなり、CPU1
と制御回路4はリセット状態になる。
【0006】それ故に、直流電圧102が正常範囲にあ
る場合のみ、PCからデ−タを読み出して補助記憶装置
5に書き込んだり、また逆に補助記憶装置5に格納され
ている別のデ−タを読み出してPCに書き込むことが可
能となる。もちろん、この時の読み出し、書き込みの手
順はあらかじめROM2に格納され、読み出したデ−タ
を一時的に格納するためにRAM3が使用される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のPCは以上のよ
うに構成されているので、補助記憶装置5に対する書き
込み動作中に、何かの原因で電源電圧が低下し、電圧検
出回路からリセット信号が出力された場合に、デ−タの
書き込み動作が中断されることとなり、この結果、デ−
タの破壊が生ずるという問題点があった。
【0008】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、フロッピ−ディスクあるいはハ−ドデ
ィスクなどの補助記憶装置等に対する制御動作中に、リ
セット信号が出力された場合においても、リセット動作
に伴う不具合を防止できるようにしたPCを得ることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るPCは、
所定のプログラムに基づき制御対象を制御する制御手段
と、交流電源から駆動電源としての直流電源電圧を発生
させ、上記交流電源供給断後も上記直流電源電圧を所定
時間供給する定電圧発生手段と、上記交流電源の停電を
検出し、上記制御手段に対して今後の新たな処理を中止
させる割り込み命令を出力する停電検出手段と、上記定
電圧発生手段からの上記直流電源電圧の電圧低下を検出
し、上記制御手段に対してリセット信号を出力する電圧
検出手段と、を備えたものである。
【0010】また、所定のプログラムに基づき制御対象
を制御する制御手段と、交流電源から駆動電源としての
直流電源電圧を発生させ、上記交流電源供給断後も上記
直流電源電圧を所定時間供給する定電圧発生手段と、上
記交流電源の停電を検出し、上記制御手段に対して今後
の新たな処理を中止させる割り込み命令を出力する停電
検出手段と、この停電検出手段により上記交流電源の停
電を検出してから、所定時間後に上記制御手段に対して
リセット信号を出力する電圧検出手段と、を備えたもの
である。
【0011】
【作用】この発明においては、交流電源の停電検出に伴
う割り込み命令を制御手段に対して出力することにより
制御手段の今後の動作を中断させ、しかも制御手段に対
するリセット信号を、直流電源電圧低下に伴い出力させ
ることにより制御手段の動作中断から所定時間遅延さ
せ、制御手段が現在行っている処理のみは継続させる。
【0012】また、交流電源の停電検出に伴う停電検出
回路からの割り込み命令を制御手段に対して出力するこ
とにより制御手段の今後の動作を中断させ、しかも電圧
検出手段から制御手段に対するリセット信号を、割り込
み命令が出力されてから所定時間遅延させて出力するこ
とにより、制御手段が現在行っている処理のみは継続さ
せる。
【0013】
【実施例】実施例1.図1 はこの発明の一実施例を示すブロック図である。図
において、符号1〜6及び11〜13は従来のものと同
様である。14はトランス11の出力側に接続された瞬
時停電検出回路で、電源に瞬時の停電が生じたときにこ
れを検出して瞬停信号120がHレベルからLレベルに
変化する。そして、この瞬停信号120はCPU1のノ
ン・マスカブルの割込端子(以下NMI端子と称する)
に入力している。
【0014】次に実施例の動作について説明する。な
お、CPU1及び補助記憶制御回路4 の動作は、基本的
に従来と同様であるから、この発明の特徴とするリセッ
ト動作について説明する。CPU1が制御回路4を介し
補助記憶装置5にあるデータを書き込もうとしていると
き、図2に示すように時間t1 の瞬停が発生すると、検
出回路14が瞬停信号120を発生する。ここで、時間
t2 は瞬停信号120が発生するまでの遅延時間であ
り、通常は数ミリ秒に設定してある。従って、瞬停時間
t1 がその遅延時間t2 より短い場合は、瞬停信号はH
レベルのままであり、しかもCPU1などの電源電圧1
02も正常範囲にあるため、なんの問題も発生しない。
【0015】次に、瞬停時間が10ミリ秒前後の場合、
瞬停信号120がHレベルからLレベルに変化し、CP
U1は最優先で実行中の仕事、すなわち補助記憶装置5
に対するデータの書き込み動作を中断し、NMI処理を
実行する。このNMI処理では、CPU1は瞬停中か否
かのチェックを行っている。従って、電源が復帰する
と、遅延時間t3 (通常2〜3ミリ秒)後に瞬停信号1
20はHレベルとなり、NMI処理を終了して補助記憶
装置5に対する書き込み動作を再開する。しかし、電源
電圧が0ボルトに低下するまでの時間t4 は、通常瞬停
時間よりも長く保持されているので、電圧検出回路13
から出力されるリセット信号103はアクティブとなら
ず、CPU1及び制御回路4はリセットされないため、
この時も問題はない。
【0016】次に、瞬停時間t1 が10ミリ前後より大
きい場合について説明する。この場合、瞬停信号120
による動作は上述した瞬停時間t1 が10数ミリ秒前後
における動作と同様であって、リセット信号103が出
力する点において動作が異なる。すなわち、瞬停が発生
してリセット信号103がアクティブになる時間t5
が、補助記憶装置5にデータを書き込み中に発生する
と、データ破壊が生じるが、この発明では、補助記憶装
置5にデータを書き込んだ後にリセット信号103がア
クティブになるように構成されている。すなわち、CP
U1は瞬停時間t1 に基づく瞬停信号120によって
NMI処理を実行しているため、NMI処理では新規な
コマンドを制御回路4に与えず、制御回路4のコマンド
に対する処理時間の最大処理時間T(図示せず)以上に
リセットアクティブ時間t5 を設定しておけば、制御回
路4の書き込み動作終了後にリセット信号103がアク
ティブとなるため、補助記憶装置5への書き込みデータ
も破壊されない。
【0017】ここで、最大処理時間Tは、CPU1の種
類や使用するソフトウエア、さらには制御回路4の種類
により、一義的に決定されるものであるため、定電圧発
生回路12より出力される電源電圧102の保持時間を
コンデンサ容量をアップすることなどにより、下式が簡
単に実現できることは言うまでもない。最大処理時間T
<リセットアクティブ時間t5 ・・・・(1)また、瞬
停が図2に示すように復帰した場合、電源電圧は保証電
圧以下(たとえば4V)となっても、リセット信号10
3がアクティブとなっているため、なんら問題はなく、
また、電源電圧が徐々に上昇しても(たとえばDC4V
から5V)、電源電圧が正常電圧(たとえばDC4.7
5V)になってからある一定時間はリセット信号がアク
ティブになっているため、なんら動作に問題はない。こ
こで、一定時間は図2においてリセット復帰時間t6 で
示している。
【0018】次に、補助記憶装置5に対する書き込み中
に、過って電源をOFFした場合について説明する。こ
の場合も瞬停信号120の動作は、瞬時停電時と同様で
ある。しかし、リセット信号103は瞬停の長さに関係
なく毎回確実にアクティブとなるが、上記(1)式が成
立するため、同様な理由により、補助記憶装置5のデー
タ破壊は生じない。
【0019】なお、この実施例においては、CPU1へ
の割り込みをNMI端子に入力したが、通常のマスク可
能な割り込み処理としてもよいし、ハイアクティブとし
てもよい。また、電圧検出回路13は直流の電源電圧を
検出してリセット信号を出力する構成としたが、瞬停信
号の変化に基づきタイマー等によって時間を設定し、上
記(1)式を成立させてもよい。また、リセット信号1
03はCPU1と制御回路4にのみ入力しているが、他
のブロックあるいは図に示さない他の機能ブロックに入
力しても同様の効果がある。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、電源に予期せぬ停電が発生しても、制御手段に基
づき現在行われている処理は引き続き行ない、処理が停
電により強制的に終了させられることがなくデータの破
壊等のリセット動作に伴う不具合を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施例1の動作パターンを示す図
である。
【図3】 この発明の実施例1の動作フロー図である。
【図4】 従来のプログラマブルコントローラのブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 ROM 3 RAM 4 補助記憶装置制御回路 5 補助記憶装置 6 PCインターフェース 11 トランス 12 定電圧発生回路 13 電圧検出回路 14 瞬停検出回路 102 直流電圧 103 リセット信号 120 瞬停信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−166617(JP,A) 特開 平2−42508(JP,A) 実開 昭64−42467(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/00 - 19/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のプログラムに基づき制御対象を制
    御する制御手段と、交流電源から駆動電源としての直流
    電源電圧を発生させ、上記交流電源供給断後も上記直流
    電源電圧を所定時間供給する定電圧発生手段と、 上記交流電源の停電を検出し、上記制御手段に対して今
    後の新たな処理を中止させる割り込み命令を出力する停
    電検出手段と、 上記定電圧発生手段からの上記直流電源電圧の電圧低下
    を検出し、上記制御手段に対してリセット信号を出力す
    る電圧検出手段と、 を備えたことを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
  2. 【請求項2】 所定のプログラムに基づき制御対象を制
    御する制御手段と、 交流電源から駆動電源としての直流電源電圧を発生さ
    せ、上記交流電源供給断後も上記直流電源電圧を所定時
    間供給する定電圧発生手段と、 上記交流電源の停電を検出し、上記制御手段に対して今
    後の新たな処理を中止させる割り込み命令を出力する停
    電検出手段と、 この停電検出手段により上記交流電源の停電を検出して
    から、所定時間後に上記制御手段に対してリセット信号
    を出力する電圧検出手段と、 を備えたことを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
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KR100472179B1 (ko) * 1997-08-11 2005-07-07 삼성전자주식회사 시스템구성데이터를안전하게저장하는컴퓨터및방법
JP5838103B2 (ja) * 2012-02-17 2015-12-24 株式会社日立製作所 電子装置、ソフトエラー耐性評価システム及び評価方法

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