JP2778249B2 - 新規生理活性ペプチド類および該ペプチド類を有効成分とするカルシウム代謝調整剤 - Google Patents

新規生理活性ペプチド類および該ペプチド類を有効成分とするカルシウム代謝調整剤

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明は高カルシウム血症、骨ベージェット(Page
t)病、骨粗鬆症等の体内のカルシウム代謝の異常によ
ってもたらされる疾患の治療に有用な新規生理活性ペプ
チドに関するものである。
2.関連技術の説明 従来高カルシウム血症、骨ベージェット(Paget)
病、骨粗鬆症等の治療にはエストロゲン剤、ビタミンD
剤、カルシウム剤そしてカルシトニン等が投与されてい
るが、これらは対象が限定されていたり、効果が不確実
であったりする。
カルシトニンは天然に存在する32個のアミノ酸からな
る単鎖ポリペプチドホルモンであり、哺乳類では甲状腺
から、魚類、鳥類および両性類では鰓後腺から分泌され
る。そのアミノ酸組成やアミノ配列は生物種間によって
多少の差異はあるが、その血中での生理活性は生物種間
の差にもかかわらずほぼ同様である。
発明の要旨 本発明者らは、高カルシウム血症、骨ベージェット
病、骨粗鬆症等の疾患の治療に有用なカルシウム代謝調
節剤を見出すべく研究を続けており、今回、新規合成し
たペプチド類の生理活性について検討を行ったところ、
非常に高い血中のカルシウム低下作用を有することを見
い出し、本発明を完成するに至った。
この明細書においては、本発明に係るペプチドを含
む、次のアミノ酸配列、 〔ただし、X1はSer−ThrまたはThr−Serを表し、X2
Met,Gly,Ala,Val,n−Val,Pro,Leu,N−Leu−Ile,Pheまた
はα−アミノ酪酸を表し、X3はAspまたはGlu、X4はLeu
−Gln−Thr,Gln−Thr,LeuまたはGly−Gln−Thrを表し、
X5はVal−Gly−AlaまたはSer−Gly−Thr、X6はCO−NHま
たはNH−COを表し、X7はアミノ酸が0〜6個のいずれか
の個数により構成される、天然型カルシトニンの第2〜
6番位置のアミノ酸配列またはその置換体、欠失体また
は付加体をを表し、X8は天然型カルシトニンの第8〜32
番位置のアミノ酸配列またはその置換体、欠失体、また
は付加体を表し、n1およびn2は1〜19の整数でありかつ
n1+n2は2〜20であり、RはH、NH2、N−アシルまた
はN−アルキルを表す〕 を有する新規生理活性ペプチド類(以下、本発明のペプ
チドという)またはそれらの薬理学的に許容できる塩お
よび該ペプチドまたはそれらの薬理学的に許容できる塩
を有効成分とするカルシウム代謝調整剤を記述する。
好ましい実施態様の説明 ここでカルシウム代謝調整剤とは、例えば高カルシウ
ム血症、骨ベージェット病等のような体内のカルシウム
の代謝異常が原因の一つと考えられる疾患に体して有効
な薬剤のことである。
本明細書においてアミノ酸は、IUPAC−IUB生化学命名
法委員会(CBN)で採用された方法により略記するもの
とし、例えば以下の如くである。
Ala:L−アラニン、 Arg:L−アルギニン Asn:L−アスパラギン、 Asp:L−アスパラギン酸、 Cys:L−システイン、 Gln:L−グルタミン、 Glu:L−グルタミン酸、 Gly:L−グリシン、 His:L−ヒスチジン、 Ile:L−イソロイシン、 Leu:L−ロイシン、 Lys:L−リジン、 Met:L−メチオニン、 Phe:L−フェニルアラニン、 Pro:L−プロリン、 Ser:L−セリン、 Thr:L−トレオニン、 Tyr:L−チロシン、 Trp:L−トリプトファン、 Val:L−バリン、 前記した新規のペプチドは、ペプチド合成において用
いられ、それ自体公知の方法である液相法、固相法いず
れを用いても合成でき、例えば固相法を用いる場合は、
以下のように合成する。
すなわち、有機溶媒不溶性樹脂に上記式に示したアミ
ノ酸の保護アミノ酸をC末端より順次縮合させた後、酸
処理し、前記ペプチド(遊離ペプチド)を得ることがで
きる。
使用する有機溶媒不溶性樹脂は、溶媒に安定で壊れに
くく、膨潤性も良いものが好適であり、具体例としては
スチレン・ジビニルベンゼン・コポリマーにクロロメチ
ル基やヒドロキシメチル基などの官能基を導入したもの
や、ベンズヒドリルアミン型としたものが挙げられる。
しかし、前記ペプチドはC末端がアミドになっている
ため、前記2種の樹脂を用いた場合はアンモニアなどを
用いてアミド化する必要があり、この際他の構成アミノ
酸側鎖も影響を受けるため効率良く合成できない。この
ため酸処理により前記ペプチド(遊離ペプチド)を得る
際に、一挙にC末端アミドペプチドが得られるベンズヒ
ドリルアミン型樹脂(BHA樹脂)が最適であるが、該樹
脂と同様に効率良くC末端アミドペプチドが得られる樹
脂であればいかなるものでもよい。
BHA樹脂としては、目的に応じて異なる架橋度やアミ
ノ基導入量のものを調製し、または市販品を購入するこ
ともできる。
また、ペプチドの合成に先立ってこれら樹脂を活性化
させる必要があるが、これは例えば以下の如く行えばよ
い。
BHA樹脂をペプチド固相合成用反応容器に入れ、塩化
メチレンおよび10%トリエチルアミン(TEA)/塩化メ
チレンを加え、1〜3回、それぞれ5〜10分間攪拌し、
濾過する。さらに同様にし、塩化メチレン、メタノール
またはエタノール、そして再度塩化メチレンを順次用い
て攪拌し(それぞれ1〜3回、1〜3分)、濾過して、
洗浄する。
また、本合成法においてはα−アミノ基のみ、または
側鎖官能基をも保護基により保護したアミノ酸を樹脂に
順次縮合させるが、α−アミノ基の保護基としてはt−
ブチルオキシカルボニル基(Boc)、9−フルオレニル
メチルオキシカルボニル基(Fmoc)またはこれらの均等
基を用いる。
アスパラギンおよびグルタミンは通常BocまたはFmoc
−アミノ酸をそのまま、またはフェニルエステル類とし
用いるが、ω−カルバミド基をキサンチル基(Xan)、
4,4−ジメトキシベンズヒドリル基(Mbh)またはそれら
の均等基で保護したものを用いても差し支えない。
アスパラギン酸またはグルタミン酸のω−カルボキシ
ル基は、ベンジルエステル(OBzl)基、シクロヘキシル
エステル基またはそれらの均等基で保護する。
ヒスチジンのイミダゾリル基は、通常p−トルエンス
ルホニル基(Tos)またはジニトロフェニル基(Dnp)で
保護する。
リジンのε−アミノ基は、通常ベンジルオキシカルボ
ニル基(Z)、その誘導体であるo−クロロベンジルオ
キシカルボニル基(Cl−Z)またはそれらの均等基で保
護する。
セリン、トレオニンのアルコール性水酸基は、通常ベ
ンジル基(Bzl)またはその均等基で保護する。
チロシンのフェノール性水酸基は、通常Bzl基、その
誘導体である2,6−ジクロロベンジル基(Cl2−Bzl)、
o−ブロモベンジルオキシカルボニル基(Br−Z)また
はそれらの均等基で保護する。
その他、プロリン、アラニン、グリシン、ロイシン、
イソロイシン、メチオニン、バリンおよびトリプトファ
ンは通常BocまたはFmoc−アミノ酸として用いることが
できる。
これら保護アミノ酸は市販品を購入することによって
も差し支えない。
以下、前記ペプチドの合成について詳細に説明する。
(1)構成アミノ酸の導入 BHA樹脂を反応容器に入れる。反応容器には試薬、溶
媒などの投入口及び溶媒の濾過のためのフィルターが備
えてあり、容器全体を振盪するかまたは攪拌により反応
させるものであればよく、加圧又は減圧により濾過がで
きるガラス製、テフロンコーティングしたガラス製、テ
フロン製が好ましい。
BHA樹脂に樹脂1gに対して約2〜20mlの塩化メチレ
ン、クロロホルム、ジメチルホルムアミド(CMF)、ベ
ンゼン等の樹脂を良く膨潤させる溶媒を加えて懸濁させ
る。これにα−アミノ基を保護したC末端に相当するア
ミノ酸を樹脂のアミノ基1当量に対して約1〜6当量加
えて約1〜20分間攪拌または振盪した後、カップリング
剤として例えばジシクロヘキシルカルボジイミド(DC
C)を保護アミノ酸1当量に対して約0.5〜2当量加えて
攪拌または振盪する。
DCC以外のカップリング剤としては、水溶性カルボジ
イミド、カルボニルジイミダゾール、ウッドワードの試
薬“K"、N−エチル−2′−ヒドロキシベンズイソキサ
ゾリウムトリフルオロホウ酸塩、1−エトキシカルボニ
ル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキシキノリン、“Bop
試薬”、ジフェニルホスホリルアジドなどが挙げられ
る。
またα−アミノ基を保護したアミノ酸は活性エステル
法、対称無水物法を用いても樹脂に結合させることがで
きる。
カップリング反応の進行の程度は、ニンヒドリン試験
又はフルオレスカミン試験によりモニターすることがで
き、反応が完結しない場合はカップリングを繰り返す。
反応終了後、アミノ酸・樹脂を当初に用いたBHA樹脂1
gに対して約2〜50mlの塩化メチレン、クロロホルム、
メタノール、エタノール、DMF、ベンゼン、酢酸等の少
なくとも1つの溶媒で1〜数回洗浄し、濾過する。
洗浄後BHA樹脂の未反応アミノ基をターミネィティン
グ(terminating)試薬を用い、以降の反応よりブロッ
クした後、再度洗浄する。
ターミネィティング試薬としては、無水酢酸・TEA/塩
化メチレンまたはクロロホルム、アセチルイミダゾール
/DMF、フルオレスカミン・ジイソプロピルエチルアミン
/塩化メチレンなどを用いることができ、樹脂のアミノ
基1当量に対して約0.5〜5当量加えて約10分〜18時間
反応させる。
C末端アミノ酸・樹脂に次のアミノ酸をカップリング
させるために、C末端アミノ酸・樹脂のα−アミノ保護
基を除去する。
Boc基の除去試薬としてはトリフルオロ酢酸(TFA)が
好適であり、100%あるいは塩化メチレン,クロロホル
ムまたはそれらの均等物で10%以上に希釈して用いる。
TFA溶液は、通常当初に用いたBHA樹脂1gに対して約2
〜50ml加え、約5〜60分反応させるのが好ましい。反応
後、濾過および前述の洗浄溶媒で洗浄し、TEAの約5〜3
0%塩化メチレン、クロロホルムまたはそれらの均等物
溶液を当初に用いたBHA樹脂1gに対して約2〜50ml加
え、残存するTFAを中和させ、前述の洗浄溶媒で洗浄す
る。
Fmoc基の除去試薬としてはピペリジンが好適であり、
塩化メチレン、DMF、クロロホルムまたはそれらの均等
物で希釈し、5〜50%溶液として用いる。
ピペリジン溶液は、通常当初に用いたBHA樹脂1gに対
して約2〜100ml加え、約5〜60分反応させるのが好ま
しい。反応後、濾過および前述の洗浄溶媒で洗浄する。
次にアミノ酸の導入を以下の如く行う。
得られたC末端アミノ酸・樹脂に溶媒を加えて懸濁さ
せた後、α−アミノ基を保護したアミノ酸を樹脂のアミ
ノ基1当量に対して約1〜6当量加え、その後カップリ
ング剤を添加する。
カップリング反応の進行の程度はニンヒドリン試験ま
たはフルオレスカミン試験によりモニターする。
反応終了後、前述の洗浄溶媒で洗浄する。反応が完結
しない場合はカップリングを繰り返すか又は前述のター
ミネィティング試薬を用い、以降の反応よりブロックす
る。
以降の工程は各構成アミノ酸に対応する保護アミノ酸
を用いる以外、前述と同様に脱保護、洗浄、中和、洗
浄、カップリングおよび洗浄を行う。ただし、ペプチド
鎖が長くなるにつれカップリングしにくくなるため、DC
Cに1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)を添加
してDMF中で反応を行うことや、Bop試薬にジイソプロピ
ルエチルアミン(DIEA)を添加して行うことが好まし
い。
N末端領域にジスルフィド結合以外の結合により環状
構造を有するペプチドにおいては、例えば、1位アミノ
酸のカップリング終了後1位アミノ酸の側鎖と相当する
アミノ酸の側鎖とを前述と同様のカップリング方法にて
結合させる、相当するアミノ酸の側鎖に1位アミノ酸を
結合させたものと相当するアミノ酸のα−アミノ基にア
ミノ酸を順次結合させたものとを結合させる、等のいず
れかの方法を用いて樹脂上にて環状構造とすることが出
来る。
また、N−α−アミノ基のアシル基、アルキル基等に
よる修飾は、それ自体公知の方法により行うことが出
来、N−α−アミノ基がないペプチドは、1位アミノ酸
に対応するカルボン酸類を導入することによっても得る
ことが出来る。
以上のようにして各構成アミノ酸を導入して得られる
ペプチド・樹脂を反応容器から取り出し乾燥する。
(2)樹脂からのペプチドの脱離および保護基の除去 ペプチド・樹脂をフッ化水素(HF)で処理し、ペプチ
ドと樹脂のアミド結合を切断するとともに、保護基を除
去し遊離ペプチドを得る。
HF処理においては特殊な容器を必要とするが、市販品
を購入することができる。
乾燥したペプチド・樹脂を容器に入れ、副反応を防止
する目的でペプチド・樹脂1gに対して0.5〜5mlのアニソ
ールを加えて攪拌した後、ペプチド・樹脂1gに対して2
〜50mlの液体HFを加えて−20〜0℃、0.5〜2時間処理
する。
アニソールにはジメチルスルフィドやエタンジチオー
ルを添加することが好ましい。
反応終了後、HFを減圧下除去し、酢酸エチル、ジエチ
ルエーテル、ベンゼンなどの溶媒により残存HF、保護
基、アニソールおよび他の添加物を除去した後、酢酸水
溶液等の酸性水溶液でペプチドを抽出し樹脂を濾別す
る。
得られるペプチドはC末端アミドになり、2つのシス
テインを含むペプチドにおいてはジスルフィド結合が形
成されていない非環式ペプチドである。
(3)ジスルフィド結合の形成 2つのシステインを含むペプチドのシステイン間のジ
スルフィド結合の形成は以下の方法により行うことが出
来る。
すなわち、ペプチドを高希釈したアルカリ性水溶液と
し空気、フェリシアン化カリウム等の酸化剤で酸化を行
い形成させることも出来るが、Tamの方法〔J.P.Tam,In
t.J.Peptide and Protein Res.,vol.29,421−431(198
7)〕により形成させることも出来る。
(4)粗ペプチドの精製 上記工程で得られるペプチドは合成途中での欠損ペプ
チドや、環化の際に生成する多量体などの副産物が含ま
れているため、精製する必要がある。
すなわち、樹脂より抽出した溶液または環化処理によ
り得られた溶液を限外濾過により濃縮した後、イオン交
換処理、凍結乾燥し、この乾燥物を分取用逆相高速液体
クロマトグラフィーにより精製した後、イオン交換処
理、ゲル濾過により精製物を得る。
上記のごとく合成を行うことにより、今回以下に示す
ように53種類の新規ペプチドを得た。
以下にこれら53種類のペプチドの構造およびそれらの
アミノ酸組成を列挙する。(以下、それぞれのペプチド
はその番号によって呼ぶ。) なお、本発明に係るペプチドはペプチド番号24、25お
よび26のものであり、他のペプチドは参考のため挙げる
ものである。
以下に、上記合成法によって得たペプチドのアミノ酸
分析の結果を表1に示す。表1中、上段は実測値、下段
は理論値を示す。
次に本発明のペプチドを含む前記ペプチドが優れたカ
ルシウム低下作用を示し、高カルシウム血症や骨粗鬆症
等の体内のカルシウムの代謝異常によってもたらされる
疾病の治療に有用であることについて、実験例を挙げて
説明する。
実験例1 6週齢のウイスター(Wistar)系雌性ラット(1群4
匹)を用い、後記実施例で得た本発明のペプチドを0.1
%牛血清アルブミン(BSA)を添加した1%酢酸ナトリ
ウム溶液(pH4.0にて濃度を調製した。
投与液量は1ml/kg(濃度166μg/ml、830ng/mlまたは8
3ng/ml)とし、尾静脈より投与した。
無麻酔下背位固定し、頸静脈採血法にて、投与直前お
よび投与経時的に各0.3ml採血した。採血した血液を350
0rpmで20分間遠心することにより血清を分離した。血清
中のカルシウム含量を和光カルシウム測定キット(o−
cpc法)を用い、TBA−380(東芝製)により測定し、血
清中のカルシウム濃度の低下率を求めた。
その結果を表2〜10に示す。
以上の結果から、前記ペプチドの血清中のカルシウム
低下作用が確認された。また、前記ペプチドの急性毒性
(LD50)はマウスでは経口、静注とも10,000 I.U./kg以
上、ラットでは経口、静注とも5,000 I.U./kg以上であ
り、非常に安全性の高いものである。
すなわち、前記ペプチドは副作用の少ない安全な薬剤
であり、高カルシウム血症、骨ページェット病、骨粗鬆
症等の治療に有用である。
次に前記ペプチドの投与量および製剤化について説明
する。
前記ペプチドはそのまま、あるいは慣用の製剤担体と
共に動物および人に投与することができる。投与形態と
しては必要に応じて適宜選択して使用され、注射剤、坐
剤、粘膜投与製剤等の非経口剤が挙げられる。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者
の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で
前記ペプチドの力値として1日10〜200 I.U.までの静
注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射、坐剤、粘膜投与製
剤が適当と思われる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として
一般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注
射用植物油、ゴマ油、ラッカセイ油、ダイズ油、トウモ
ロコシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール等を用いることができる。さらに必要に応じて、殺
菌剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経
口剤は安定性の点からバイアル等に充填後冷凍し、通常
の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾
燥物から液剤を再調整することもできる。さらに、必要
に応じて適宜、等張剤、保存剤、防腐剤、無痛化剤、分
散剤、抗酸化剤等を加えてもよい。
その他の非経口剤としては、直腸内投与のための坐
剤、粘膜投与製剤、軟膏等の塗布剤等が挙げられ、常法
に従って製造される。
次に、実施例として、前記ペプチドの製造例およびそ
れを用いた製剤例を具体的に説明する。
実施例1 (1)樹脂の活性化 BHA樹脂150g(ペニンスラ研製、ジビニルベンゼン1
%、100〜120メッシュ、アミノ基含量0.86mM/g)をペプ
チド固相合成用反応容器(ペニンスラ研製)に入れ、下
記の溶媒でそれぞれ2回、5分間ずつ順次攪拌し、濾過
した。
(i)塩化メチレン 1 (ii)10%TEA/塩化メチレン 420ml 次に洗浄操作として、塩化メチレン、メタノール、塩
化メチレンの順にそれぞれ1.5l、2回ずつ、2分間攪拌
し、濾過した(以下、この洗浄操作を洗浄操作Iと称す
る)。
(2)工程1 (1)で得られた樹脂全量を下記の溶媒で順次攪拌、
濾過した。
カップリング:塩化メチレン 1.5l +Boc−Pro 25.8g(0.12mol) +1M DCC/塩化メチレン 120ml (2.5時間) 続いて洗浄操作Iを行った。
アセチル化:塩化メチレン 1.5l +無水酢酸 10ml +10%TEA/塩化メチレン 100ml(30分) 続いて洗浄操作Iを行った。
上記処理後の樹脂のニンヒドリン試験の結果は陰性で
あった。
(3)工程2 (2)で得られた樹脂全量を下記の溶媒で順次攪拌、
濾過した。
脱保護:50% TFA/塩化メチレン (5分および25分、各1.8l) 次に洗浄操作として、塩化メチレン、メタノール、ク
ロロホルムの順にそれぞれ1.5l、2回ずつ、2分間攪拌
し、濾過した(以下、この洗浄操作を洗浄操作IIと称す
る)。
中和:クロロホルム 1.5l +1% TEA/塩化メチレン 400ml (5分および15分) 続いて洗浄操作Iを行った。
カップリング:塩化メチレン 1.5l +Boc−Ala 56.7g(0.30mol) +1M DCC/塩化メチレン 300ml (2時間) 続いて洗浄操作Iを行った。
上記処理後の樹脂のニンヒドリン試験の結果は陰性で
あった。
(4)工程3〜11 (3)で得られた樹脂全量に下記表11に示した保護ア
ミノ酸を順次カップリングさせた以外は(3)と同様に
して脱保護、中和、洗浄を行った。表中、CH2Cl2は塩化
メチレン、DMFはジメチルホルムアミド、およびHOBtは
1−ヒドロキシベンゾトリアゾールを表す。
工程11のチロシンのカップリング、洗浄終了後、反応
容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(5)工程12〜13 (4)で得られたペプチド・樹脂100gを用い、下記表
12に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせた以外
は(3)と同様にして脱保護、中和、洗浄を行った。た
だし、溶媒量は(3)の2/3とした。
工程13のグルタミンのカップリングおよび洗浄終了
後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ
た。
(6)工程14〜17 (5)で得られたペプチド・樹脂30gを用い、下記表1
3に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせた以外
は(3)と同様にして脱保護、中和、洗浄を行った。た
だし溶媒量は(3)の1/6とした。
工程17のロイシンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(7)工程18〜25 (6)で得られたペプチド・樹脂18gを用い下記表14
に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせた以外は
(3)と同様にして脱保護、中和、洗浄を行った。ただ
し溶媒量は(3)の1/6とした。
工程25のメチオニンのカップリングおよび洗浄終了
後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ
た。
(8)工程26〜32 (7)で得られたペプチド・樹脂11gを用い下記表15
に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせた以外は
(3)と同様にして脱保護、中和、洗浄を行った。ただ
し溶媒量は(3)の1/6とした。
工程32のシステインのカップリングおよび洗浄終了
後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ
た。
(9)樹脂からのペプチドの脱離および保護基の除去 (8)により得られたペプチド・樹脂4gをHF反応容器
に入れ、アニソール4ml、メチルスルフィド1mlを加えて
攪拌した後、HF反応装置(ペプチド研究所製)にセット
し、ドライアイス−アセトン浴で冷却して約35mlのHFを
導入した。
次いで氷水浴にて45分間攪拌、反応させた後、真空ポ
ンプにて15分間HFを留去させ,水浴にした後も15分間排
気を続けた。
次いでエーテルを加えて良くかきまぜた後、ガラスフ
ィルターを用いて濾過し、フィルター上の残留物を再び
エーテルで洗浄した後(計約300ml)、0.1N酢酸水溶液
にてペプチドを抽出した(4×100ml)。
(10)環化 (9)で得られた酢酸水溶液に還元型グルタチオン15
0mg、酸化型グルタチオン300mgを加え、酢酸水溶液を加
えて約800mlとした後、アンモニア水でpH9.0に調整し
た。30分間攪拌した後、無水酢酸でpH8.0に調整し、N2
ガスでバブリングしながら一晩攪拌した。
(11)精製 (10)で得られた溶液を無水酢酸でpH5.0に調整した
後、分子量1000の限外濾過膜を用いた限外濾過器にて濃
縮処理し、酢酸アンモニウムバッファーを用いて透析処
理した。この液を陽イオン交換樹脂CM52(ワットマン
製)をつめたカラムにて、移動相として酢酸アンモニウ
ムバッファー用いて溶出させ、溶出部を凍結乾燥した。
次いで乾燥物を分取用逆相高速液体クロマトグラフィ
ーにて精製した。カラムはODP−90(旭化成製)用い、
リン酸バッファー/アセトニトリル系によるグラジエン
ト溶出を用いた。主ピークの分画を前述の限外濾過器に
て濃縮処理し、陽イオン交換樹脂SP−セファデックス
(ファルマシア製)をつめたカラムにて、移動相として
塩化ナトリウム水溶液を用いた溶出させ、溶出部をセフ
ァデックスG−25(ファルマシア製)をつめたカラムに
て、移動相として酢酸水溶液を用いて溶出させ、溶出部
を凍結乾燥した。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記し
た。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;2.80(3),Ser;1.82(2), Glu;4.05(4),Pro;1.98(2),Gly;3.94(4), Ala;2.00(2),Cys;1.65(2),Val;1.01(1), Met;1.01(1),Ile;1.02(1),Leu;4.99(5), Tyr;0.97(1),Lys;2.00(2),His;1.04(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号1であることを支持するものであった。
実施例2 実施例1−(5)で得られたペプチド・樹脂30gを用
い、実施例1−(6)以降、実施例1と同様にして精製
物を得た。
ただし、実施例1−(6)の工程14のロイシンおよび
実施例1−(8)の工程26のシスティンの2回目のカッ
プリングは行わなかった。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記し
た。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;2.64(3),Ser;1.59(2), Glu;4.00(4),Pro;2.12(2),Gly;3.90(4), Ala;2.01(2),Cys;1.62(2),Val;0.99(1), Met;1.00(1),Ile;1.05(1),Leu;4.12(4), Tyr;1.10(1),Lys;1.97(2),His;1.03(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号2であることを支持するものであった。
実施例3 実施例1−(4)で得られたペプチド・樹脂30gを用
い、実施例1−(6)以降、実施例1と同様にして精製
物を得た。すなわち、実施例1−(5)に記したカップ
リングは行わなかった。加えて下記表16に示したアミノ
酸についてもカップリング条件を変更した。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.01(1),Thr;1.89(2),Ser;1.80(2), Glu;3.08(3),Pro;2.17(2),Gly;3.93(4), Ala;2.02(2),Cys;1.65(2),Val;1.01(1), Met;0.96(1),Ile;0.98(1),Leu;4.95(5), Tyr;0.93(1),Lys;1.96(2),His;1.00(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号3であることを支持するものであった。
実施例4 実施例1−(5)で得られたペプチド・樹脂30gを用
い、実施例1−(6)以降、実施例1と同様にして精製
物を得た。
ただし、実施例1−(6)の工程14位ロイシンに代え
て同位置にグリシンをカップリングさせたほか、実施例
1−(8)の工程26のシステインの2回目のカップリン
グは行わなかった。加えて工程27のトレオニンのカップ
リングは2回目までとしアセチル化を行った。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.07(1),Thr;2.69(3),Ser;1.72(2), Glu;3.97(4),Pro;2.03(2),Gly;4.96(5), Ala;2.01(2),Cys;1.64(2),Val;1.10(1), Met;0.91(1),Ile;0.91(1),Leu;3.92(4), Tyr;1.06(2),Lys;1.96(2),His;0.96(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の第1表に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチ
ド番号4であることを支持するものであった。
実施例5 (1)樹脂の活性化 BHA樹脂75g(ペニンスラ研製、ジビニルベンゼン1
%、100〜120メッシュ、アミノ基含量0.86mM/g)をペプ
チド固相合成用反応容器(ペニンスラ研製)に入れ,塩
化メチレン900mlを用い、2回、2分間ずつ攪拌、濾過
した後、下記の溶媒でそれぞれ2回、5分間ずつ順次攪
拌し、濾過した。
(i)塩化メチレン 900ml (ii)10% TEA/塩化メチレン 300ml 次に洗浄操作として、塩化メチレン、エタノール、塩
化メチレンの順にそれぞれ900ml、2回ずつ、2分間攪
拌し、濾過した(以下、この洗浄操作を洗浄操作IIIと
称する)。
(2)工程1 (1)で得られた樹脂全量を下記の溶媒で順次攪拌、
濾過した。
カップリング:塩化メチレン 900ml +Boc−Pro 25g (0.12mol) +1M DCC/塩化メチレン 117ml (16時間) 続いて洗浄操作IIIを行った。
アセチル化:塩化メチレン 900ml +無水酢酸 10ml +10% TEA/塩化メチレン 100ml (1時間) 続いて洗浄操作IIIを行った。
上記処理後の樹脂のニンヒドリン試験の結果は陰性で
あった。
(3)工程2 (2)で得られた樹脂全量を下記の溶媒で順次攪拌、
濾過した。
脱保護:50% TFA/塩化メチレン (5分および25分、各1) 次に洗浄操作として、塩化メチレン、メタノール、ク
ロロホルムの順にそれぞれ900ml、2回ずつ、2分間攪
拌し、濾過した(以下、この洗浄操作を洗浄操作IIと称
する)。
中和:クロロホルム 800ml +10% TEA/塩化メチレン 200ml (5分および15分) 続いて洗浄操作Iを行った。
カップリング:塩化メチレン 1 +Boc−Thr(Bzl) 45g (0.15mol) +1M DCC/塩化メチレン 146ml (16時間) 続いて洗浄操作IIを行った。
上記処理後の樹脂のニンヒドリン試験の結果は陰性で
あった。
(4)工程3〜11 (3)で得られた樹脂全量に下記表17に示した保護ア
ミノ酸を順次カップリングさせた以外は(3)と同様に
して脱保護、中和、洗浄を行った。
表中、CH2Cl2は塩化メチレン、DMFはジメチルホルム
アミド、およびHOBtは1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ルを表す。
工程11のチロシンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(5)工程12〜13 (4)で得られたペプチド・樹脂35gを用い、下記表1
8に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせた以外
は(3)と同様にして脱保護、中和、洗浄を行った。た
だし、溶媒量は(3)の1/4とした。
工程13のグルタミンのカップリングおよび洗浄終了
後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ
た。
(6)工程14〜32 (5)で得られたペプチド・樹脂11gを用い、下記表1
9に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせた以外
は(3)と同様にして脱保護、中和、洗浄を行った。た
だし溶媒量は(3)の1/4とした。
工程32のシステインのカップリングおよび洗浄終了
後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ、
実施例1−(9)以降と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;3.56(4),Ser;2.53(3), Glu;4.08(4),Pro;1.90(2),Gly;3.91(4), Ala;0.98(1),Cys;1.64(2),Met;1.05(1), Ile;1.13(1),Leu;5.16(5),Tyr;1.22(1), Lys;2.01(2),His;0.97(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号5であることを支持するものであった。
実施例6 実施例5−(5)で得られたペプチド・樹脂11gを用
い、実施例5−(6)以降、実施例5と同様にして精製
物を得た。
ただし、実施例5−(6)の工程14のロイシンのカッ
プリングは行わなかった。加えて下記表20に示したアミ
ノ酸についてもカップリング条件を変更した。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;3.64(4),Ser;2.74(3), Glu;4.14(4),Pro;2.01(2),Gly;3.85(4), Ala;1.00(1),Cys;1.50(2),Met;0.90(1), Ile;1.10(1),Leu;4.16(4),Tyr;1.15(1), Lys;2.00(2),His;1.03(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の第1表に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチ
ド番号6であることを支持するものであった。
実施例7 実施例5−(4)で得られたペプチド・樹脂11gを用
い、実施例5−(6)以降、実施例5と同様にして精製
物を得た。
すなわち、実施例5−(5)に記したカップリングは
行わなかった。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;0.99(1),Thr;2.75(3),Ser;2.64(3), Glu;3.11(3),Pro;2.02(2),Gly;3.90(4), Ala;0.99(1),Cys;1.61(2),Met;0.99(1), Ile;1.10(1),Leu;5.17(5),Tyr;1.14(1), Lys;2.02(2),His;0.99(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号7であることを支持するものであった。
実施例8 実施例5−(5)で得られたペプチド・樹脂11gを用
い、実施例5−(6)以降、実施例5と同様にして精製
物を得た。
ただし、下記表21に示した様に、実施例5−(6)の
工程14のロイシンに代えて同位置にグリシンをカップリ
ングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;3.57(4),Ser;2.64(3), Glu;4.10(4),Pro;2.08(2),Gly;4.89(5), Ala;1.00(1),Cys;1.52(2),Met;0.99(1), Ile;1.10(1),Leu;4.14(4),Tyr;0.98(1), Lys;2.01(2),His;0.98(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号8であることを支持するものであった。
実施例9 (1)実施例1−(4)で得られたペプチド・樹脂75g
を用い、下記表22に示した保護アミノ酸を順次カップリ
ングさせた以外は実施例1−(3)と同様にして脱保
護、中和、洗浄を行った。ただし、溶媒量は実施例1−
(3)の2/3とし、加えて洗浄操作IおよびIIのメタノ
ールをエタノールに変更した。
工程24のロイシンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(2)(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用い下記
表23に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせた。
工程32のシステインのカップリングおよび洗浄終了
後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ、
実施例1−(9)以降、実施例1と同様にして精製物を
得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;2.62(3),Ser;1.70(2), Glu;4.03(4),Pro;2.09(2),Gly;4.90(5), Ala;2.02(2),Cys;1.74(2),Val;1.08(1), Ile;1.01(1),Leu;5.20(5),Tyr;1.08(1), Lys;2.03(2),His;0.99(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号9であることを支持するものであった。
実施例10 実施例9−(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例9−(2)以降、実施例9と同様にして精製
物を得た。
ただし、下記表24に示したように、実施例9−(2)
の工程25のグリシンに代えて同位置にアラニンをカップ
リングさせたほか、工程30のアスパラギンのカップリン
グは2回行った。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.01(1),Thr;2.59(3),Ser;1.72(2), Glu;3.96(4),Pro;2.05(2),Gly;3.99(4), Ala;3.03(3),Cys;1.62(2),Val;1.06(1), Ile;1.02(1),Leu;4.94(5),Tyr;0.95(1), Lys;2.01(2),His;1.05(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号10であることを支持するものであった。
実施例11 実施例9−(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例9−(2)以降、実施例9と同様にして精製
物を得た。
ただし、下記表25に示したように、実施例9−(2)
の工程25のグリシンに代えて同位置にバリンをカップリ
ングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;0.99(1),Thr;2.66(3),Ser;1.79(2), Glu;4.03(4),Pro;2.10(2),Gly;3.94(4), Ala;2.04(2),Cys;1.75(2),Val;2.06(2), Ile;0.94(1),Leu;5.10(5),Tyr;0.74(1), Lys;2.01(2),His;1.05(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号11であることを支持するものであった。
実施例12 実施例9−(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例9−(2)以降、実施例9と同様にして精製
物を得た。
ただし、下記表26に示したように、実施例9−(2)
の工程25のグリシンに代えて同位置にプロリンをカップ
リングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;2.62(3),Ser;1.68(2), Glu;4.00(4),Pro;3.19(3),Gly;3.93(4), Ala;2.04(2),Cys;1.80(2),Val;1.10(1), Ile;0.97(1),Leu;5.14(5),Tyr;0.94(1), Lys;2.01(2),His;0.99(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号12であることを支持するものであった。
実施例13 実施例9−(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例9−(2)以降、実施例9と同様にして精製
物を得た。
ただし、下記表27に示したように、実施例9−(2)
の工程25のグリシンに代えて同位置にロイシンをカップ
リングさせたほか、工程30のアスパラギンのカップリン
グは2回行った。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;2.62(3),Ser;1.72(2), Glu;3.99(4),Pro;2.09(2),Gly;3.90(4), Ala;2.09(2),Cys;1.73(2),Val;1.09(1), Ile;0.96(1),Leu;6.05(6),Tyr;0.89(1), Lys;2.00(2),His;1.08(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号13であることを支持するものであった。
実施例14 実施例1−(7)で得られたペプチド・樹脂11gを用
い、下記表28に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。実施例1−(8)および(9)と同様にして脱
保護、中和、洗浄、乾燥、ペプチドの脱離を行った後、
得られた溶液をpH9とし30分間攪拌した後,実施例1−
(11)と同様に精製した。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.03(1),Thr;2.74(3),Ser;1.64(2), Glu;4.08(4),Pro;2.02(2),Gly;4.00(4), Ala;3.84(4),Val;1.01(1),Met;1.17(1), Ile;1.12(1),Leu;5.33(5),Tyr;1.33(1), Lys;2.02(2),His;1.08(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号14であることを支持するものであった。
実施例15 実施例2において、実施例1−(6)および(7)と
同様に処理して得られたペプチド・樹脂11gを用い、実
施例14と同様にして精製物を得た。
ただし、実施例14の工程30のアスパラギンのカップリ
ングは下記表29に示す様に2回行った。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;2.78(3),Ser;1.69(2), Glu;4.09(4),Pro;2.00(2),Gly;3.99(4), Ala;3.89(4),Val;1.06(1),Met;1.08(1), Ile;1.07(1),Leu;4.23(4),Tyr;1.17(1), Lys;2.03(2),His;1.07(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号15であることを支持するものであった。
実施例16 実施例3において、実施例1−(6)および(7)と
同様に処理して得られたペプチド・樹脂11gを用い、実
施例14と同様にして精製物を得た。
ただし、実施例14の工程29のロイシン、30のアスパラ
ギンのカップリングは下記表30の様に変更した。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;1.92(2),Ser;1.82(2), Glu;3.05(3),Pro;2.04(2),Gly;4.01(4), Ala;3.87(4),Val;1.05(1),Met;1.10(1), Ile;1.04(1),Leu;5.25(5),Tyr;1.01(1), Lys;2.01(2),His;1.07(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号16であることを支持するものであった。
実施例17 実施例4において、実施例1−(6)および(7)と
同様に処理して得られたペプチド・樹脂11gを用い、実
施例14と同様にして精製物を得た。
ただし、実施例14の工程27のトレオニン、30のアスパ
ラギンのカップリングは下記表31の様に変更した。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;2.74(3),Ser;1.64(2), Glu;4.12(4),Pro;2.00(2),Gly;4.95(5), Ala;3.90(4),Val;1.01(1),Met;1.13(1), Ile;1.11(1),Leu;4.32(4),Tyr;1.22(1), Lys;2.03(2),His;1.09(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号17であることを支持するものであった。
実施例18 実施例5−(4)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、下記表32に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。ただし、工程31のグリシンのカップリングおよ
び洗浄終了後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し
乾燥させ、このペプチド・樹脂8.7gを用い、工程32のア
ラニンをカップリングさせた。
工程32のアラニンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ、実施
例14と同様に処理し精製物を得た。
表中、BopはBop試薬、およびDIEAはジイソプロピルエ
チルアミンを表す。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;3.60(4),Ser;2.73(3), Glu;4.03(4),Pro;2.04(2),Gly;3.96(4), Ala;2.98(3),Met;0.99(1),Ile;0.93(1), Leu;5.16(5),Tyr;0.74(1),Lys;2.01(2), His;0.96(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号18であることを支持するものであった。
実施例19 実施例5−(4)で得られたペプチド・樹脂8.5gを用
い、下記表33に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。ただし、工程31のグリシンのカップリングおよ
び洗浄終了後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し
乾燥させ、このペプチド・樹脂9.5gを用い、工程32のア
ラニンをカップリングさせ、実施例14と同様に処理し精
製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.01(1),Thr;3.60(4),Ser;2.76(3), Glu;4.02(4),Pro;2.02(2),Gly;3.95(4), Ala;2.97(3),Met;1.02(1),Ile;0.93(1), Leu;5.08(5),Tyr;0.76(1),Lys;2.03(2), His;0.96(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号19であることを支持するものであった。
実施例20 (1)実施例1−(4)で得られたペプチド・樹脂75g
を用い、下記表34に示した保護アミノ酸を順次カップリ
ングさせた。
工程21のロイシンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド樹脂を取り出し乾燥させた。
(2)(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用い、下
記表35に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせ
た。
工程32のアラニンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ、実施
例14と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.03(1),Thr;2.78(3),Ser;1.76(2), Glu;4.06(4),Pro;2.02(2),Gly;3.98(4), Ala;3.96(4),Met;1.02(1),Ile;0.99(1), Leu;6.09(6),Tyr;0.96(1),Lys;1.96(2), His;1.09(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号20であることを支持するものであった。
実施例21 実施例9−(1)で得られたペプチド・樹脂5gを用
い、下記表36に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。
表中、Asu(OBut)はL−α−アミノスベリン酸−ω
−第三ブチルエステル、およびOPfpはペンタフルオロフ
ェニルエステルを表す。
工程31のグリシンのカップリングおよび洗浄終了後、
下記溶媒で順次攪拌、濾過した。
75% TFA/塩化メチレン100ml+フェノール0.5g (30分) 塩化メチレン、エタノール、クロロホルム (各75ml、2回) TEA 10ml/クロロホルム65ml DMF 75ml、2回 20%ピペリジン/DMF 100ml(20分) 塩化メチレン、エタノール、クロロホルム (各75ml、2回) Bop 2g/DMF 75ml (16時間、3回) 洗浄後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥
させ、実施例14と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;2.62(3),Ser;1.71(2), Glu;4.06(4),Pro;2.02(2),Gly;3.96(4), Ala;1.98(2),Val;0.97(1),Met;1.10(1), Ile;1.03(1),Leu;5.43(5),Tyr;1.12(1), Lys;1.96(2),His;1.10(1),Asu;1.63(2) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の第1表に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチ
ド番号21であることを支持するものであった。
実施例22 実施例20−(1)で得られたペプチド・樹脂12gを用
い、下記表37に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。
工程31のグリシンのカップリングおよび洗浄終了後、
下記溶媒で順次攪拌、濾過した。
75% TFA/塩化メチレン125ml+フェノール0.5g (5分および25分) 塩化メチレン、エタノール、クロロホルム (各75ml、2回) TEA 10ml/クロロホルム65ml 塩化メチレン、エタノール、クロロホルム (各75ml、2回) Bop 2g/DMF 75ml (24時間) 洗浄後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥
させ、実施例14と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.02(1),Thr;2.65(3),Ser;1.99(2), Glu;4.03(4),Pro;1.79(2),Gly;3.97(4), Ala;1.94(2),Val;1.04(1),Ile;0.98(1), Leu;6.26(6),Tyr;0.96(1),Lys;2.04(2), His;1.02(1),Asu;1.62(2) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号22であることを支持するものであった。
実施例23 実施例20−(1)で得られたペプチド・樹脂12gを用
い、下記表38に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。
工程31のアスパラギン酸のカップリングおよび洗浄終
了後、実施例21と同様に処理し精製物を得た。ただし、
Bop4.3gを1−メチル−2−ピロリドン100mlに溶かし、
DIEA3mlを加えて24時間反応させた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.94(2),Thr;2.77(3),Ser;1.71(2), Glu;4.13(4),Pro;2.05(2),Gly;3.02(3), Ala;2.01(2),Val;1.01(1),Met;1.03(1), Ile;1.07(1),Leu;5.19(5),Tyr;0.98(1), Lys;2.91(3),His;1.03(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号23であることを支持するものであった。
実施例24 実施例20−(1)で得られたペプチド・樹脂12gを用
い、実施例23と同様にして精製物を得た。
ただし、下記表39に示したように、実施例23の工程25
のメチオニンに代えてロイシンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.94(2),Thr;2.80(3),Ser;1.70(2), Glu;4.08(4),Pro;2.06(2),Gly;3.06(3), Ala;2.01(2),Val;1.19(1),Ile;0.98(1), Leu;6.09(6),Tyr;0.97(1),Lys;2.91(3), His;1.17(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号24であることを支持するものであった。
実施例25 実施例20−(1)で得られたペプチド・樹脂12gを用
い、下記表40に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。
工程31のアスパラギン酸のカップリングおよび洗浄終
了後、下記溶媒で順次攪拌、濾過した。
DMF 100ml (2分、2回) 20%ピペリジン/DMF 125ml(20分) 塩化メチレン、エタノール、塩化メチレン (各100ml、2分、2回) Bop 7.8g/1−メチル−2−ピロリドン125ml+DIEA5ml+
HOBt 2.4g (15時間) 塩化メチレン、エタノール、塩化メチレン (各100ml、2分、2回) Bop 3.5g/1−メチル−2−ピロリドン100ml+DIEA3ml+
HOBt 1.2g (43時間) 塩化メチレン、エタノール、クロロホルム (各100ml、2分、2回) 10% TEA 25ml/クロロホルム100ml(5分)+無水酢酸
1.7ml(60分) 塩化メチレン、エタノール、塩化メチレン (各100ml、2分、2回) 50% TFA/塩化メチレン125ml(5分および30分) 塩化メチレン、エタノール、クロロホルム (各100ml、2分、2回) 10% TEA 25ml+クロロホルム100ml (5分および15分) 塩化メチレン、エタノール、クロロホルム (各100ml、2分、2回) 10% TEA 25ml/クロロホルム100ml(5分)+無水酢酸
1.7ml(60分) 塩化メチレン、エタノール、塩化メチレン (各100ml,2分、2回) 反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させ、実
施例14と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.88(2),Thr;2.81(3),Ser;1.97(2), Glu;4.16(4),Pro;1.93(2),Gly;3.10(3), Ala;1.97(2),Val;1.12(1),Ile;1.04(1), Leu;6.44(6),Tyr;0.96(1),Lys;2.96(3), His;1.01(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号25であることを支持するものであった。
実施例26 実施例20−(1)で得られたペプチド・樹脂12gを用
い、下記表41に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。
工程31の無水コハク酸のカップリングおよび洗浄終了
後、下記溶媒で順次攪拌、濾過した。
DMF 100ml (2分、2回) 20%ピペリジン/DMF 125ml(20分) 塩化メチレン、エタノール、塩化メチレン (各100ml、2分、2回) Bop 7.8g/1−メチル−2−ピロリドン125ml+DIEA5ml+
HOBt 2.4g (15時間) 塩化メチレン、エタノール、塩化メチレン (各100ml、2分、2回) Bop 2.6g/1−メチル−2−ピロリドン125ml+DIEA1.7ml
+HOBt 0.8g (15時間、2回) 洗浄後、反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥
させ、実施例14と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;2.67(3),Ser;1.90(2), Glu;4.08(4),Pro;1.81(2),Gly;2.98(3), Ala;1.94(2),Val;1.03(1),Ile;1.01(1), Leu;6.29(6),Tyr;0.97(1),Lys;2.99(3), His;1.04(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の第1表に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチ
ド番号26であることを支持するものであった。
実施例27 実施例20−(1)で得られたペプチド・樹脂12gを用
い、実施例23−(1)以降、実施例23と同様にして精製
物を得た。
ただし、下記表42に示したように、工程26のリジンに
代えてアスパラギン酸を、工程31のアスパラギン酸に代
えてリジンをカップリングさせた。なお、工程27のトレ
オニンおよび工程30のアスパラギンの2回目のカップリ
ングは行わなかった。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.98(2),Thr;2.78(3),Ser;1.71(2), Glu;4.13(4),Pro;2.04(2),Gly;2.98(3), Ala;1.99(2),Val;1.09(1),Met;1.10(1), Ile;1.16(1),Leu;5.25(5),Tyr;1.04(1), Lys;2.92(3),His;1.13(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号27であることを支持するものであった。
実施例28 実施例20−(1)で得られたペプチド・樹脂12gを用
い、実施例23と同様にして精製物を得た。
ただし、下記表43に示した様に、実施例23−(1)の
工程25のメチオニンに代えてロイシンを、工程26のリジ
ンに代えてアスパラギン酸を、工程31のアスパラギン酸
に代えてリジンをカップリングさせた。なお、工程27の
トレオニンの2回目のカップリングは行わなかった。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.94(2),Thr;2.77(3),Ser;1.73(2), Glu;4.09(4),Pro;1.99(2),Gly;2.96(3), Ala;2.14(2),Val;1.01(1),Ile;0.99(1), Leu;6.07(6),Tyr;0.95(1),Lys;2.87(3), His;1.09(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号28であることを支持するものであった。
実施例29 実施例9−(1)で得られたペプチド・樹脂13gを用
い、下記表44に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。
表中、Ornはオルニチンを表す。
工程31のグルタミン酸のカップリングおよび洗浄終了
後、実施例26と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;0.99(1),Thr;2.75(3),Ser;1.88(2), Glu;5.16(5),Pro;1.92(2),Gly;3.01(3), Ala;2.00(2),Val;1.05(1),Ile;0.99(1), Leu;6.33(6),Tyr;0.97(1),Lys;1.91(2), His;1.02(1),Ornithine;1.22(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号29であることを支持するものであった。
実施例30 実施例9−(1)で得られたペプチド・樹脂13gを用
い、実施例29と同様に処理し、精製物を得た。
ただし、下記表45に示したように、工程26のオルニチ
ンに代えてグルタミン酸を、工程31のグルタミン酸に代
えて同位置にオルニチンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;0.97(1),Thr;2.64(3),Ser;1.73(2), Glu;5.15(5),Pro;1.92(2),Gly;3.05(3), Ala;2.01(2),Val;1.04(1),Ile;1.09(1), Leu;6.42(6),Tyr;0.94(1),Lys;1.89(2), His;1.02(1),Ornithine;1.21(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号30であることを支持するものであった。
実施例31 (1)実施例1−(4)で得られたペプチド・樹脂20g
を用い、下記表46に示した保護アミノ酸を順次カップリ
ングさせた。
工程24のロイシンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(2)(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用い、下
記表47に示した保護アミノ酸を順次カップリングさせ、
実施例26と同様にして処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;3.85(4),Thr;2.67(3),Ser;1.94(2), Glu;2.07(2),Pro;2.00(2),Gly;3.03(3), Ala;1.99(2),Val;1.10(1),Ile;1.02(1), Leu;5.36(5),Tyr;0.99(1),Phe;1.06(1), Lys;3.05(3),His;1.03(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号31であることを支持するものであった。
実施例32 実施例31−(1)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、下記表48に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させ、実施例26と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;3.01(3),Thr;2.87(3),Ser;1.78(2), Glu;2.01(2),Pro;1.97(2),Gly;3.02(3), Ala;1.99(2),Val;1.06(1),Ile;1.01(1), Leu;5.19(5),Tyr;1.01(1),Phe;1.02(1), Lys;3.00(3),His;1.12(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号32であることを支持するものであった。
実施例33 実施例1−(4)で得られたペプチド・樹脂16gを用
い、下記表49に示した保護アミノ酸を順次カップリング
させた。
工程31の無水コハク酸のカップリングおよび洗浄終了
後、実施例26と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )は理論値を示す。
Asp;2.97(3),Thr;3.62(4),Ser;0.89(1), Glu;2.00(2),Pro;2.08(2),Gly;3.07(3), Ala;1.98(2),Val;1.05(1),Ile;0.99(1), Leu;5.14(5),Tyr;1.14(1),Phe;1.00(1), Lys;2.59(3),His;0.98(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号33であることを支持するものであった。
実施例34 (1)樹脂の活性化 BHA樹脂50gを用い実施例1−(1)と同様に行った。
ただし溶媒量は1/3とした。
(2)工程1〜24 (1)で得られた樹脂全量を用い下記表50に示した保
護アミノ酸を順次カップリングさせた。なお、カップリ
ング溶媒はDMFとし、カップリング剤はBOPおよびDIEAを
用いた。
工程24のロイシンのカップリング、洗浄終了後反応容
器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(3)工程25〜31 (2)で得られたペプチド・樹脂15gを用い、下記表5
1に示したアミノ酸を順次カップリングさせた。カップ
リング溶媒およびカップリング剤は(2)と同じとし
た。ただし、工程30の3回目のカップリング剤はDCCお
よびHOBtとし、工程31では10%TEAのCHCl3を溶媒とし、
カップリング剤は用いなかった。
工程31の無水コハク酸のカップリングおよび洗浄終了
後、実施例26と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;2.99(3),Thr;4.75(5),Ser;0.90(1), Glu;2.04(2),Pro;1.95(2),Gly;2.97(3), Ala;1.96(2),Val;1.00(1),Met;1.08(1), Ile;1.02(1),Leu;2.02(2),Tyr;1.11(1), Phe;3.11(3),Lys;2.02(2),His;1.03(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号34であることを支持するものであった。
実施例35 実施例34−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例34−(3)以降、実施例34と同様に処理し、
精製物を得た。ただし、下記表52に示したように工程25
はメチオニンに代えてバリンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;2.96(3),Thr;4.65(5),Ser;0.93(1), Glu;2.02(2),Pro;2.01(2),Gly;2.99(3), Ala;2.02(2),Val;2.10(2),Ile;1.01(1), Leu;2.06(3),Tyr;0.90(1),Phe;2.85(3), Lys;2.03(2),His;0.99(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号35であることを支持するものであった。
実施例36 実施例34−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例34−(3)以降実施例34と同様に処理し、精
製物を得た。ただし、下記表53に示したように工程25は
メチオニンに代えてロイシンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;2.91(3),Thr;4.52(5),Ser;0.84(1), Glu;2.06(2),Pro;2.02(2),Gly;3.02(3), Ala;2.01(2),Val;1.01(1),Ile;1.03(1), Leu;3.15(3),Tyr;0.98(1),Phe;2.99(3), Lys;1.98(2),His;1.07(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号36であることを支持するものであった。
実施例37 実施例37−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、下記表54に示したアミノ酸を順次カップリングさ
せ、実施例34と同様に処理し、精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;3.02(3),Thr;4.58(5),Ser;0.88(1), Glu;2.04(2),Pro;2.09(2),Gly;3.99(4), Ala;2.00(2),Val;1.08(1),Met;1.00(1), Ile;1.08(1),Leu;2.10(2),Tyr;0.86(1), Phe;3.08(3),Lys;1.97(2),His;1.09(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号37であることを支持するものであった。
実施例38 実施例34−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例37と同様に処理し精製物を得た。ただし、下
記表55に示したように工程25はメチオニンに代えてバリ
ンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;3.01(3),Thr;4.66(5),Ser;0.86(1), Glu;2.03(2),Pro;2.06(2),Gly;3.90(4), Ala;2.06(2),Val;2.08(2),Ile;0.96(1), Leu;2.08(2),Tyr;1.01(1),Phe;3.12(3), Lys;2.00(2),His;0.99(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号38であることを支持するものであった。
実施例39 実施例34−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例37と同様に処理し精製物を得た。ただし、下
記表56に示したように工程25はメチオニンに代えてロイ
シンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;2.98(3),Thr;4.72(5),Ser;0.92(1), Glu;2.06(2),Pro;2.00(2),Gly;3.95(4), Ala;1.99(2),Val;1.09(1),Ile;0.99(1), Leu;3.08(3),Tyr;1.12(1),Phe;3.01(3), Lys;2.01(2),His;1.04(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号39であることを支持するものであった。
実施例40 実施例34−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、下記表57に示したアミノ酸を順次カップリングさ
せ、実施例26と同様に処理し、精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;3.02(3),Thr;4.64(5),Ser;0.87(1), Glu;3.10(3),Pro;1.92(2),Gly;4.85(5), Ala;2.03(2),Val;1.10(1),Met;1.03(1), Ile;1.00(1),Leu;2.12(2),Tyr;1.05(1), Phe;2.89(3),Lys;1.00(1),His;1.06(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号40であることを支持するものであった。
実施例41 実施例34−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例40と同様に処理し精製物を得た。ただし、下
記表58に示したように工程25はメチオニンに代えてバリ
ンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;2.94(3),Thr;4.65(5),Ser;0.89(1), Glu;3.07(3),Pro;1.99(2),Gly;4.93(5), Ala;2.04(2),Val;2.12(2),Ile;1.07(1), Leu;2.07(2),Tyr;1.01(1),Phe;2.95(3), Lys;0.99(1),His;1.07(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号41であることを支持するものであった。
実施例42 実施例34−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例40と同様に処理し精製物を得た。ただし、下
記表59に示したように工程25はメチオニンに代えてロイ
シンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;2.96(3),Thr;4.56(5),Ser;0.89(1), Glu;3.01(3),Pro;2.01(2),Gly;4.96(5), Ala;2.01(2),Val;1.04(1),Ile;1.06(1), Leu;3.17(3),Tyr;0.95(1),Phe;2.99(3), Lys;0.98(1),His;1.05(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号42であることを支持するものであった。
実施例43 (1)樹脂の活性化 BHA樹脂50gを用い実施例1−(1)と同様に行った。
ただし溶媒量は1/3とした。
(2)工程1〜13 (1)で得られた樹脂全量を用い下記表60に示した保
護アミノ酸を順次カップリングさせた。なお、カップリ
ング溶媒はDMFとし、カップリング剤はBOPおよびDIEAを
用いた。
工程13のロイシンのカップリングおよび洗浄終了後、
反応容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(3)工程14〜25 (2)で得られたペプチド・樹脂30gを用い、下記表6
1に示したアミノ酸を順次カップリングさせた。
工程25のバリンのカップリングおよび洗浄終了後反応
容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(4)工程26〜31 (3)で得られたペプチド・樹脂15gを用い、実施例3
4−(3)工程26以降、実施例34と同様に処理し精製物
を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.94(2),Thr;4.62(5),Ser;2.67(3), Glu;3.00(3),Pro;2.05(2),Gly;3.02(3),Val;
1.05(1),Leu;5.00(5),Tyr;0.99(1),Lys;2.93
(3).His;1.00(1),Arg;1.01(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号43であることを支持するものであった。
実施例44 実施例43−(2)で得られたペプチド・樹脂30gを用
い、実施例43−(3)以降、実施例43と同様に処理し、
精製物を得た。ただし、実施例43−(3)および(4)
の工程14のロイシンのカップリングは行わなかった。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.94(2),Thr;4.54(5),Ser;2.74(3), Glu;3.05(3),Pro;2.06(2),Gly;2.98(3), Val;1.02(1),Leu;4.05(4),Tyr;0.93(1), Lys;2.90(3),His;1.09(1),Arg;0.94(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号44であることを支持するものであった。
実施例45 実施例43−(3)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例40工程26以降、実施例40と同様に処理し、精
製物を得た。ただし、下記表62に示したように工程31は
グリシンに代えてセリンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.98(2),Thr;4.70(5),Ser;3.64(4), Glu;4.08(4),Pro;2.00(2),Gly;3.01(3), Val;1.01(1),Leu;5.20(5),Tyr;1.04(1), Lys;2.01(2).His;1.09(1),Arg;1.05(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号45であることを支持するものであった。
実施例46 実施例44工程25で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例45と同様に処理し、精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.90(2),Thr;4.66(5),Ser;3.58(4), Glu;4.06(4),Pro;1.97(2),Gly;3.07(3), Val;1.09(1),Leu;4.02(4),Tyr;0.89(1), Lys;1.98(2).His;1.02(1),Arg;1.02(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号46であることを支持するものであった。
実施例47 (1)樹脂の活性化 BHA樹脂50gを用い実施例1−(1)と同様に行った。
ただし溶媒量は1/3とした。
(2)工程1〜25 (1)で得られた樹脂全量を用い下記表63に示した保
護アミノ酸を順次カップリングさせた。なお、カップリ
ング溶媒はDMFとし、カップリング剤はBOPおよびDIEAを
用いた。
工程25のバリンのカップリングおよび洗浄終了後反応
容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(3)工程26〜31 (2)で得られたペプチド・樹脂15gを用い、実施例3
4−(3)工程26以降、実施例34と同様に処理し精製物
を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.92(2),Thr;3.56(4),Ser;1.76(2), Glu;3.06(3),Pro;2.02(2),Gly;3.05(3), Ala;0.98(1),Val;2.18(2),Leu;5.25(5), Tyr;1.07(1),Lys;2.95(3),His;1.03(1), Arg;0.99(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号47であることを支持するものであった。
実施例48 実施例48−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例45と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.94(2),Thr;3.60(4),Ser;2.72(3), Glu;4.11(4),Pro;2.02(2),Gly;3.93(4), Ala;1.01(1),Val;2.02(2),Leu;5.16(5), Tyr;1.05(1),Lys;1.95(2).His;0.99(1), Arg;0.98(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号48であることを支持するものであった。
実施例49 実施例47−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例34−(3)工程26以降、実施例34と同様に処
理し、精製物を得た。ただし、下記表64に示したように
工程30はアスパラギンに代えてセリンをカップリングさ
せた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.00(1),Thr;3.64(4),Ser;2.58(3), Glu;3.05(3),Pro;1.93(2),Gly;2.99(3), Ala;1.00(1),Val;2.04(2),Leu;5.28(5), Tyr;0.99(1),Lys;2.88(3),His;1.04(1), Arg;1.03(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号49であることを支持するものであった。
実施例50 実施例47−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例40工程26以降、実施例40と同様に処理し、精
製物を得た。ただし、下記表65に示したように工程30は
アスパラギンに代えてセリンを、工程31はグリシンに代
えてアラニンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.01(1),Thr;3.62(4),Ser;2.64(3), Glu;4.09(4),Pro;1.99(2),Gly;3.97(4), Ala;2.01(2),Val;2.14(2),Leu;5.08(5), Tyr;0.94(1),Lys;2.00(2),His;1.05(1), Arg;1.00(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号50であることを支持するものであった。
実施例51 実施例47−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例40工程26以降、実施例40と同様に処理し、精
製物を得た。ただし、下記表66に示したように工程30は
アスパラギンに代えてセリンを、工程31はグリシンに代
えてアスパラギンをカップリングさせた。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;1.94(2),Thr;3.54(4),Ser;2.70(3), Glu;4.06(4),Pro;2.01(2),Gly;3.91(4), Ala;0.99(1),Val;2.09(2),Leu;5.19(5), Tyr;1.00(1),Lys;2.03(2).His;1.07(1), Arg;1.02(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号51であることを支持するものであった。
実施例52 (1)樹脂の活性化 BHA樹脂50gを用い実施例1−(1)と同様に行った。
ただし溶媒量は1/3とした。
(2)工程1〜25 (1)で得られた樹脂全量を用い下記表67に示した保
護アミノ酸を順次カップリングさせた。なお、カップリ
ング溶媒はDMFとし、カップリング剤はBOPおよびDIEAを
用いた。
工程25のバリンのカップリングおよび洗浄終了後反応
容器よりペプチド・樹脂を取り出し乾燥させた。
(3)工程26〜31 (2)で得られたペプチド・樹脂15gを用い、実施例3
4−(3)工程26以降、実施例34と同様に処理し、精製
物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;3.96(4),Thr;1.87(2),Ser;2.68(3), Glu;1.02(1),Pro;2.03(2),Gly;3.03(3), Ala;1.00(1),Val;1.05(1),Met;0.96(1), Leu;3.09(3),Tyr;1.02(1),Phe;2.99(3), Lys;1.02(1),His;0.99(1),Arg;1.99(2), Trp;0.85(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号52であることを支持するものであった。
実施例53 実施例52−(2)で得られたペプチド・樹脂15gを用
い、実施例45と同様に処理し精製物を得た。
この精製物についてのアミノ酸分析の結果を下記に示
す。( )内は理論値を示す。
Asp;4.01(4),Thr;1.85(2),Ser;3.70(4), Glu;2.03(2),Pro;1.99(2),Gly;3.92(4), Ala;0.99(1),Val;1.07(1),Met;1.09(1), Leu;3.02(3),Tyr;1.04(1),Phe;3.01(3), His;1.04(1),Arg;2.05(2),Trp;0.88(1) このアミノ酸分析の結果は上記方法により得た精製物
が、前述の表1に示したアミノ酸組成をもつ、ペプチド
番号53であることを支持するものであった。
実施例54 実施例1で得たペプチド、注射用蒸留水、塩化ナトリ
ウムおよびゼラチンをとり、通常の注射剤の製法により
注射剤とする。
実施例55 実施例2で得たペプチド、注射用蒸留水、塩化ナトリ
ウム、酢酸ナトリウム、ベンジルアルコールおよびゼラ
チンをとり通常の注射剤の製法により注射剤とする。
実施例56 実施例3で得たペプチド、注射用蒸留水、塩化ナトリ
ウム、酢酸ナトリウム、ゼラチンおよびフェノールをと
り通常の注射剤の製法により注射剤とする。
実施例57 実施例4で得たペプチド、注射用蒸留水、塩化ナトリ
ウム、酢酸ナトリウムおよびパラオキシ安息香酸メチ
ル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プ
ロピル、パラオキシ安息香酸ブチルをとり、通常の注射
剤の製法により注射剤とする。
実施例58 実施例5で得たペプチド、塩化ナトリウム、酢酸ナト
リウム、塩酸および、パラオキシ安息香酸メチル、パラ
オキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、
パラオキシ安息香酸ブチルをとり、通常の注射剤の製法
により注射剤とする。
実施例59 実施例6で得たペプチド、マンニトールを含む水溶液
を凍結乾燥する。これを用い、ゼラチンおよびフェノー
ルを含む水溶液を加えて溶かし注射剤とする。
実施例60 実施例7で得たペプチド、酢酸ナトリウムおよびヒト
アルブミンを含む水溶液を凍結乾燥する。これを用い、
注射用蒸留水を加えて溶かし注射剤とする。
実施例61 実施例8のペプチド、カカオ脂またはウィテップゾー
ルをとり、通常の坐剤の製法により坐剤とする。
実施例62 実施例1のペプチド、氷酢酸、酢酸ナトリウム、塩化
ベンザルコニウムを含む水溶液を、鼻腔内投与スプレー
によって鼻腔内に投与することで鼻粘膜投与製剤とす
る。
実施例63 実施例2で得たペプチド、氷酢酸、酢酸ナトリウム、
胆汁酸塩を含む水溶液を、鼻腔内投与スプレーによって
鼻腔内に投与することで鼻粘膜投与製剤とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07K 7/54 A61K 37/30 AEE (72)発明者 脇 能広 茨城県稲敷郡阿見町吉原3586 株式会社 ツムラ内 審査官 大久保 元浩 (56)参考文献 MAIER,R.,FEBS LET TERS,1974,Vol.48,No. 1,P68−71 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次のアミノ酸配列を有する新規生理活性ペ
    プチドまたはその薬理学的に許容できる塩。
  2. 【請求項2】次のアミノ酸配列を有する新規生理活性ペ
    プチドまたはその薬理学的に許容できる塩。
  3. 【請求項3】次のアミノ酸配列を有する新規生理活性ペ
    プチドまたはその薬理学的に許容できる塩。
  4. 【請求項4】次のアミノ酸配列を有するペプチドまたは
    その薬理学的に許容できる塩を有効成分とするカルシウ
    ム代謝調整剤。
  5. 【請求項5】次のアミノ酸配列を有するペプチドまたは
    その薬理学的に許容できる塩を有効成分とするカルシウ
    ム代謝調整剤。
  6. 【請求項6】次のアミノ酸配列を有するペプチドまたは
    その薬理学的に許容できる塩を有効成分とするカルシウ
    ム代謝調整剤。
JP2506839A 1989-04-21 1990-04-19 新規生理活性ペプチド類および該ペプチド類を有効成分とするカルシウム代謝調整剤 Expired - Lifetime JP2778249B2 (ja)

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