JPH06504795A - 新規アミリン拮抗剤ペプチドおよびその使用 - Google Patents

新規アミリン拮抗剤ペプチドおよびその使用

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JPH06504795A
JPH06504795A JP5509532A JP50953293A JPH06504795A JP H06504795 A JPH06504795 A JP H06504795A JP 5509532 A JP5509532 A JP 5509532A JP 50953293 A JP50953293 A JP 50953293A JP H06504795 A JPH06504795 A JP H06504795A
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アミリン・ファーマシューティカルズ,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規アミリン拮抗剤ペプチドおよびその使用背景 本出願は、1991年8月14日付けの米国特許出願第07/744.586号 「改良低血糖治療剤」の一部継続出願であり、該開示をここに一体化させる。
発明の説明 本発明は、アミリン活性を阻害する化合物を指向する。これらの化合物を、2型 糖尿病および肥満症、インシュリン耐性、耐グルコース能欠損、アミリン過剰反 応、ならびにアミリン活性が有益に減少する他の疾患に用いることができる。
関連技術の説明および本発明の導入 本発明は、アミリン活性を阻害する化合物ならびに2型糖尿病および他の疾病を 指向する。
アミリンは、グルコースのグリコーゲンへの取り込み阻害、骨格筋におけるグリ コーゲン分解促進をはじめとする、生体内および生体外における炭水化物代謝に 著しい影響を及ぼす、新たに発見されたペプチドである。クーパー、ジー・シー ・ニス(Cooper、 G、 C,S、 )ら、プロシーディンゲス・オン・ ナショナル・アカデミ−・オン・サイエンス・ニーニスニー(Proc、 Na tl、 Acad、 Set、 USA)85ニア763−7766 (198 8)参照。アミリン恒常性維持欠損は、インシュリン耐性および2型糖尿病(ク ーパー、ジー・シー・ニス(Cooper、G、 C,S、 )ら、バイオキム ・バイオフィズ・アクタ(Biochim、 Biophys、^Cta、)  1014 : 247−258 (1989)参照)のみならず他の代謝異常に よるものと考えられている。
アミリンは37個のアミノ酸からなり(図1)、骨格筋におけるグリコーゲン合 成に関する生物学的活性を最大限に発揮するには、未修飾の分子内ジスルフィド 結合およびC−末端アミドを必要とする。ロバーツ、エイ・エヌ(Robert s、^。
N、)ら、プロシーディンゲス・オン・ナショナル・アカデミ−・オン・サイエ ンス−ニーzスエ−(Proc、Natl、Acad、Sci、USA) 86  : 9662−9666 (1989)参照。
発明の概要 本発明は、アミリンおよびアミリン様化合物(後者も「アミリン作用剤」と称す )の効果を調節する新規化合物を指向する。これらの化合物は、アミリンおよび アミリン作用剤を阻害し、「アミリン阻害剤」または「アミリン拮抗剤」と称す る。
いくつかの分析を行い、アミリン活性を測定し、新たな化合物を評価した。本明 細書記載の受容体結合分析を用いて、アミリン受容体に結合し、それゆえ、アミ リン作用剤および拮抗剤となりつる化合物を、検索、同定できる。ラットのヒラ メ筋分析を、アミリン作用剤および拮抗剤を検索、評価、区別するための2番目 の方法として用いることができる。アミリン拮抗剤は、インシュリン刺激グリコ ーゲン分解の回復を引き起こすアミリン阻害に対抗する。
本発明のアミリン阻害剤を、3つの類型に細分できる。(i)切形ペプチド、( ii)構造的に変形したペプチドおよび(iii)自然界に存在するペプチド配 列における1個またはそれ以上のアミノ酸を、異常または非天然型アミノ酸で置 換したペプチドである。
3種の異なるペプチドを、これらの類型の範囲内の化合物の調製に用いた。以後 、これらを、ペプチドA、BおよびCと称す。これらのペプチド配列を図2に示 す。
発明の詳細な説明 以下の記載は、アミリン阻害剤からなる本発明の新規化合物を詳細に説明するも のである。これらの化合物を分類し、拮抗剤の類型およびそれらが調製されるペ プチドの類型に従って詳説する。
本発明のアミリン拮抗剤は、ペプチドA1ペプチドBおよび/またはペプチドC の修飾ペプチドを包含する(図2参照)。
■、切形ペプチド拮抗剤 切形ペプチドアミリン拮抗剤は、N−末端欠失ペプチドを包含する。これらの化 合物のアミリン拮抗活性を高めるために、好ましくは、7個のN−末端アミノ酸 残基(すなわちアミノ酸1〜7)を欠失させる。より好ましくは、はじめの8個 のN−末端アミノ酸を欠失させる。鎖中欠失ペプチド、C−末端欠失ペプチドお よび欠失の組み合わせを有するペプチドも包含する。これらの切形ペプチドは、 例えば、ペプチドA、BおよびCに基づくものであり、出発物質由来のアミノ酸 を除去されている。N−末端欠失化合物の場合、記載した残基のみの集合体であ る。例えば、ト3フベブチドAは、C−末端から30個のアミノ酸を有する。N −末端およびC−末端欠失ペプチドの例は、′−35ペプチドBであり、28残 基を有し、ペプチドBと比べて、C−末端において2個、N−末端において7個 の残基が少ない。「鎖中欠失」に分類されるペプチドは、参照すべきペプチドに ついて用いる番号づけシステムを用いて記載した残基を有する。該命名法は、欠 失している部分をコンマで表してペプチド配列を表す。1ないし7および24な いし29番目の残基を欠失したペプチドについては、8−23・3@−37ペプ チドと命名する。
このペプチドは、N−末端の8番目の残基から始まり、23番目までの直線的に 並んだ残基、ならびに24および29番目の間の残基を欠失し、C−末端の37 番目の残基までを有する。
ペプチドAに基づくN−末端欠失化合物からなるアミリン拮抗剤の類型は、ト3 7ペプチドA1および、H−17ペプチドAに至るまでの、その1連のN−末端 アミノ酸欠損ペプチドを包含する。かかるペプチドにおいて、@AlaをVal あるいはLeuまたはNleのごとき他の疎水性残基で置換してもよい。”Ar gをHis、LysまたはPhe残基で置換してもよい。”SetをThrをは じめとする水酸基のある側鎖を有する残基で置換してもよい。”LeuをPhe 。
1−ナフチルアラニン(1−Nal)または2−ナフチルアラニン(2−Nal )のごとき別の疎水性残基で置換してもよい。”ValをIleあるいはLeu 。
Ala、およびNleのごとき他の疎水性残基で置換してもよい。”LeuをT yrまたはNalで置換してもよい。”ProをArgまたはLysで置換して もよい。”AsnをLysまたはArgで置換してもよい。
同系列のアミリン拮抗剤が、ペプチドBに基づいていてもよく、5−37ペプチ ドB、および213フベブチドBに至るまでのN−末端アミノ酸を連続欠損した ペプチドを包含する。かかるペプチドにおいて、”AsnをAl a、AspS GlnまたはGluで置換してもよい。
N−末端切形アミリン拮抗剤がペプチドCに由来してもよく、8−32ペプチド C1および24−32ペプチドCに至るまでのN−末端アミノ酸を連続欠損した ペプチド包含してもよい。かかるペプチドにおいて、”AsnをAla、Asp SGinまたはGluで置換してもよい。”ThrをValで置換してもよい。
”SetをAlaまたはGlyで置換してもよい。5OGlyをPhe%Asn 5Lys。
ArgまたはAlaで置換してもよい。
ペプチドAlaに基づくC−末端欠失アミリン拮抗剤あるいはN−末端切形ペプ チドA化合物が、トコ6ペプチドAおよびa−1@ペプチドAに至るまでの一連 のC−末端アミノ酸欠失を有していてもよい。
ペプチドB由来の一連のC−末端切形ペプチドあるいはN−末端欠失ペプチドB 化合物が、トコ6ペプチドBおよびト!9ペプチドBに至るまでの一連のC−末 端アミノ酸欠失を有していてもよい。
拮抗剤であり、ペプチドCに基づくC−末端切形ペプチドあるいはN−末端欠失 ペプチドC化合物は、8°3IペプチドCおよび@−2!ペプチドCに至るまで の一連のC−末端アミノ酸欠失を含んでいてもよい。
C−末端アミノ酸をより多(欠失しているよりもむしろ、その欠失が少ないほう が好ましい。従って、5−ssペプチドAは、8−th9ペプチドAよりも好ま しい。
ペプチドAのN−末端欠失断片の基づく鎖中欠失ペプチド拮抗剤は、19〜29 番目の残基間の欠失を有するペプチドを包含する。これは、ペプチドAの20〜 37番目の残基にペプチド結合を介してペプチドAの8〜18番目の残基が結合 したa−u+ 20−3?ペプチドAを含む。20〜29番目の残基のの領域の さらなる鎖内残基を連続的に除去し、この族の最も小さいペプチドであるト18 ・5o−stペプチドAをはじめとする、対応する鎖内欠失ペプチドを生じさせ てもよい。同様に、この族は、ト!8・3ト3フペプチドAおよびト1@・30 4TペプチドAをはじめとする他の鎖内欠失ペプチドを生じる、28〜19番目 の残基の領域中のさらなる鎖内残基を欠失させたものを含む。実施例は、8−2 3・3ト37ペプチドAを包含する。
ペプチドBのN−末端欠失断片に基づく鎖内欠失ペプチドからなる一連の拮抗剤 は、ト11+ 20−3?ペプチドBおよびa−18+ 311−FTペプチド Bを含む、この領域における一連のN−末端欠失を有するペプチドを包含する。
同様に、この族は、1tla・3ト3フペプチドBおよびト19・3ト37ペプ チドBを含む一連の鎖内欠失を有するペプチドを包含する。
ペプチドCのN−末端欠失断片に基づくこの族の拮抗剤は、19〜24番目の残 基を欠失および/または含有するペプチドを包含する。このものは、8−!3・ 2ト32ペプチドCおよびa−18・3ト32ペプチドCをはじめとする一連の 鎖内欠失ペプチドを包含する。ト18・go−szペプチドC1およびト18・ 24−11ペプチドCをはじめとする、C−末端(鎖内)欠失を有するペプチド も包含される。
鎖内欠失ペプチド拮抗剤に関しては、鎖内アミノ酸欠失が多いものよりもむしろ 小さいものの方が好ましい。
欠失の組み合わさったペプチドアミリン拮抗剤は、ペプチドのN−末端部分の8 〜10番目の残基およびC−末端の30〜37番目の残基を欠失したペプチドを 包含する。例えば、このものは、ト!6ペプチドAおよびト!9ペプチドAに至 る一連のC−末端欠失を有するペプチド、1ト3・ペプチドAおよび!6−Hペ プチドAに至る一連のC−末端欠失を有するペプチド、xトコ6ペプチドAおよ び11−28ペプチドAに至る一連のC−末端欠失を有するペプチドを包含する 。
ペプチドBに基づくこの族の拮抗剤は、分子のN−末端部分の8〜10番目の残 基およびC−末端の30〜370〜37番目欠失したペプチドを包含する。
十36ペプチドBおよびト2・ペプチドBに至る一連のC−末端欠失を有するペ プチドのみならず、10−16ペプチドBおよびおよびl 1−31ペプチドで Bはじまる同様のペプチドも包含する。
ペプチドC由来のこれらの拮抗剤は、N−末端の8〜10番目の残基およびC− 末端の25〜325〜32番目欠失したペプチドを包含する。特に、このものは 、ト31ペプチドCおよびト24ペプチドCに至る一連のC−末端欠失を有する ペプチドのみならず、10−HペプチドCおよびl 1−31ペプチドCからは じまる同様のペプチドも包含する。
上記のごとく、C−末端アミノ酸の欠失が多いよりもむしろ少ないほうが好まし い。
Il、構造的に変形したペプチド A、ヘリックスの安定化 この類型の化合物は、共有結合または非共有結合により、構造的に変形したペプ チドを包含する。変形したペプチドアミリン拮抗剤は、アミノ酸置換のみ、また は例えば、ペプチドA、BおよびCの8〜24番目の残基の領域に相当する領域 中の、ヘリックスにとって好ましい共有結合と組み合わさったアミノ酸置換を有 する。この族のペプチドは、上記N−末端、C−末端または鎖内欠失ペプチド、 あるいはこの範躊の何等かの構造的変形ペプチドのみならず、異常もしくは非天 然型アミノ酸を有する、以下に記載のペプチドをはじめとする、本明細書記載の いずれかの化合物に基づくペプチドを包含する。
塩橋を形成し、よってヘリックスを安定化しうるアミノ酸置換体は、ペプチドA 、BまたはCに基づ(ペプチドの8〜24番目の領域内に、GluまたはAsp のごときカルボキシル側鎖をもつ残基を、「i」と命名した位置に、そして、L ys、Argまたはオルニチンのごとき、正に帯電した側鎖をもつ残基を、1+ 3またはi+4の位置に有する。このものは、例えば、以下のペプチドを包含す る。IBGl ulaLysトsフペプチドA、 ”A s p”Or n’− ”フペプチドA118Ql uIILySI−3?ペプチドA、llG1 uI II、ys84ffペプチドB、1sAsp11Q rng−$7ペプチドBに M Q l u I a L y 35−syペプチドBs ”Glu”Lys ト3!ペプチドC,”Asp”Orn””ペプチドC,”G I u’曾L y  s a−1!ペプチドCのみならず、上記各ペプチドの8番目の残基を欠失し たものである。
これらのアミリン拮抗剤は、両親媒性ヘリックス形成にとり好ましいアミノ酸置 換を有する。以下の置換を、単一または組み合わせのいずれかにより、ペプチド A、BまたはCの構造について行ってもよい。残基8はLeuまたはAlaであ ってよく、残基10はGln、残基11はGin、LysまたはArgであって よく、残基12はTrpであってよく、残基13はGin、残基14はLysで あってよく、残基15はLeu、Phe、AsnまたはGlnであってよく、残 基17はGin、ValまたはHisであってよく、残基18はArg、His SLysまたはPheであってよ(、残基22はLeuであってよい。
切形ペプチド類のペプチドは、ヘリックス安定化のために共有結合を有していて もよい。以下の残基置換を用いて、これらの拮抗剤ペプチドを変形させてもよい 。ある位置のAspまたはG 1 u−、および別の位置のLysまたはオルニ チン。
これらの残基を濃縮し、アミド結合を形成させる。別法として、残基対としてC ys残基を用い、酸化させて分子内ジスルフィド結合を形成させる。特に、この 族は、ペプチドA%BまたはCの8〜24番目の領域の、iおよびi+4番目に 架橋を有するペプチドを包含する。
B、形態的安定化 構造的に変形した範噂のペプチドはまた、ペプチドA、BまたはCのみ、あるい は切形ペプチド類もしくはこの範躊のペプチドのいずれかの部分において、2個 のアミノ酸の側鎖間の共有結合を有するペプチドを包含する。変形のみにより、 あるいは該ペプチドの形態の安定化と組み合わせて、アミリン受容体に対する結 合を強めてもよい。例えば、際立った変形は、31または32番目の残基に共有 結合した15または16番目の残基からなる。以下の残置換対を用いて、この結 合を容品ならしめてもよい。ある位置のAspまたはGlu、および別の位置の Lysまたはオルニチン。これらの残基を濃縮し、アミド結合を形成させる。
別法として、スルフヒドリル基含有残基を、上記残基位置における残基対として 用い、酸化させて分子内ジスルフィド結合を形成させてもよい。いずれかの組み 合わせに用いることのできる残基は、L−Cys、D−Cys、L−ペニシラミ ンおよびD−ペニシラミンを包含する。N−末端側の位置に用いることのできる ジスルフィド結合に参加する残基は、β−メルカプトプロピオン酸である。以下 のペプチドは、この族を包含する。〔シクロ15・IIl 15[、yB2J  5 pg−″7ペプチドBおよび16+ 31cys8−37ベブチドBの環状 物、[シフ0111−26コI 6 L y 526Asp13!ペプチドCな らびに+5・2)(ysII−12ペプチドCの環状物。
IIl、異常または非天然型アミノ酸置換上記およびここに記載のペプチドを、 異常アミノ酸残基を有するように調製または修飾し、生じたペプチドが、結合能 力を増加させ、および/または酵素的分解に対する耐性を増加させるようにして もよい。その結果、高活性かつ活性寿命の長いアミリン拮抗剤が提供される。
例えば、ペプチド中のLysおよび/またはArg残基を、(D)−Lysおよ び/または(D)−Argあるいは他の塩基性アミノ酸もしくは塩基性でない残 基と置換し、血漿中でのより高い安定性を付与してもよい。上記ペプチド配列の 生物学的活性のあるアナログもまた、本発明の範囲内であり、1個またはそれ以 上の部位において、個々のアミノ酸の立体構造を(L)/Sから(D)/Rに変 換してもよい。
Asn、Serおよび/またはThr残基の糖付加あるいはC−α−メチル−ア ミノ酸およびN−α−メチルアミノ酸のごとき立体的に変形したアミノ酸により アナログ的に修飾したものも、この範躊に属する。
アミリンの拮抗剤アナログは、ペプチド的性質が少ないが、本発明の範囲内であ る。かかるペプチド模倣物は、例えば、−Co−NH−アミド結合に関して、次 に挙げる1個またはそれ以上の置換を有していてもよい。デブシペプチド(−C o−0−) 、イミノエチレン(−CHt−NH−) 、)ランス−アルケン( −CH=CH−) 、β−エナミノニトリル(−C(=CH−CN)−NH−) 、チオアミド(−C8−NH−) 、チオメチレン(−3−CH,−または−C H,−8−)、ジメチレン(−CHt−CH2−) 、ケトメチレン(COCH t) 、N−メチルペプチド(CON (CHs))およびレトロ−アミド(− NH−Co−)。
天然型または非天然型アミノ酸をペプチド配列中に挿入することによりアナログ 的に修飾したものも、この範喝に属する。例えば、アミノカプロン酸(Aca) のごときアミノ酸のアルキル鎖を配列中に有するペプチドはこの範噂に属する。
上記ペプチドに基づ(生物学的に活性のあるアミリン拮抗剤は、都合よ(出発物 質の疎水性を上昇させたペプチドおよび/または出発化合物の立体配置を変化さ せたペプチドに包含される。1個または組み合わせて、次に挙げる異常または非 天然型アミノ酸置換を用いてもよい。β−アラニン、3,4−デヒドロプロリン 、ホモプロリン、ヒドロキシプロリン、L−3(2°−ナフチル)−アラニン、 D−3−(2’−ナフチル)−アラニン、シクロへキシルアラニン、1−アミノ ルシクロペンタンカルボン酸、サルコシン、β−チェニル−L−アラニン、β− チェニルーD−アラニン、D−3−(3−ピリジル)−アラニン、アミノオクタ ン酸、アミノカプロン酸、7−アミノへブタン酸、アミノバレリン酸、S−アセ トアミドメチル−〇−システィン、S−アセトアミドメチル−L−システィン、 t−ブチル−D−システィン、t−ブチル−し−システィン、S−エチル−D− システイン、S−エチル−L−システィン、L−アスパラギン酸(ベーターベン ジルエステル)、D−アスパラギン酸(ベーターベンジルエステル)、L−グル タミン酸(ガンマ−ベンジルエステル)、D−グルタミン酸(ガンマ−ベンジル エステル)、N−イプシロン−2(2−クロロ−CBZ)−L−リジン、N−イ プシロン−2(2−クロロ−CBZ)−D−リジン、N−イプシロン−2(CB Z)−L−リジン、N−イブノロンー2 (CBZ)−D−リジン、p−クロロ −D−フェニルアラニン、p−クロロ−し−フェニルアラニン、L−セリン(O Bzl)、D−セリン(OBz ]) 、]D−スレオニンOBz 1) 、L −スレオニン(OBz l) 、O−(2,6−ジクooベンジル)−L−チロ シン、0−1−ブチル−し−チロシン、0−t−ブチル−D−チロシン。
ペプチドA、BまたはCに基づく化合物の一般的置換本発明化合物は、以下の一 般的置換を有していてもよい。本発明のペプチドは、上記の個々の範−または族 に由来する化合物を包含し、他の化合物に関連した置換を包含し、それらの範鴫 または族のみならず、他の範晴または族のペプチドに関して記載した置換の範囲 内である。この範−の化合物の命名法を用いて、いずれの基本ペプチド配列に基 づいた配列および修飾の双方を有するペプチドも表示する。肩数字の後ろのアミ ノ酸は、そのアミノ酸が、基本的なアミノ酸配列における肩数字の位置にあるア ミノ酸に置き換わったものであることを示す。例えば、r”Asp”Val”A la−ペプチドC」は、ペプチドCに基づくペプチドであって、以下の置換を有 するペプチドを表す。26番目でAsnがAspに置き換わり、27番目でTh rがValに置き換わり、そして29番目でSerがAlaに置き換わっってい る。
A、N−末端またはC−末端における置換ここに記載した化合物のN−末端が、 N−末端アミノ基の1個の水素に置き換わったX基を有していてもよい。ここで 、Xを、低級(C+〜C,)アルキル、低級(C,〜Cs)アルキル置換アリー ル、低級(C,−Ca)アシル、低級(C,〜Cm)アシル置換アリール、アロ イル、ヘテロアロイル、シクロアルキル、低級(C,〜C,)アルキル置換シク ロアルキル、シクロアシル、H−Tyr1アセチル、H−L−Nal、H−D− Nal、シクロヘキサンペンタン酸、シクロヘキサンプロピオン酸(Chp)、 ミリスチン酸、アダマンタンカルボン酸、アダマンタン酢酸、アダマンチルアラ ニン、アルキル−カルバモイルまたは遊離アルファーアミン(H)から選択する 。Xがアセチルである本発明化合物が好ましい。
ここに記載の化合物のC−末端基(CO−Z)において、Zを、ヒドロキシル、 アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、シクロアルキル アミ人アラルキルアミノ、アルコキシ、シクロアルコキシ、アリールオキシ、ア ラルコキシまたはへテロアリールオキシから選択する。Zがアミノである本発明 化合物が好ましい。
B、ペプチドAに対する特異的アミノ酸置換ペプチドAに対して、以下の置換を 行ってもよい(図2参照)。
残基8:AIaをValまたはMetで置換してもよい。残基9:ThrをLe uで置換してもよい。残基10:GInをHisSGlyまたはThrで置換し てもよい。残基i1:ArgをLysまたはThrで置換してもよい。残基12 :LeuをTyrで置換してもよい。残基13:AlaをThrまたはSerで 置換してもよい。残基14 :AsnをGly、Asp、またはGinで置換し てもよい。残基15:PheをLeuSGluまたはAspで置換してもよい。
残基16:LeuをPheで置換してもよい。残基17:ValをIle、Se r、AsnまたはHisで置換してもよい。残基18 :ArgをHisまたは Lysで置換してもよい。残基19 : Se rをThr、PheまたはLe uで置換してもよい。残基20 :AsnをGlで置換してもよい。残基21: AsnをHisまたはGlyで置換してもよい。残基22+AsnをValまた はMetで置換してもよい。残基23 : LeuをPhe、Va ]またはG Iyで置換してもよい。残基24:GlyをAsnまたはLysで置換してもよ い。残基25:PrOをAla、Asn、SerまたはAspで置換してもよい 。残基26:ValをAla、IleまたはAsnで置換してもよい。残基27 :LeuをPheで置換してもよい。残基28:ProをSer、Leuまたは Valで置換してもよい。残基29 : ProをGin、5erSLysまた はArgで置換してもよい。残基31 :AsnをAsp、AlaまたはSet で置換してもよい。残基32:ValをThrまたはIceで置換してもよい。
残基33:GlyをAsnで置換してもよい。残基34:SerをAlaまたは Valで置換してもよい。
残基35:AsnをLys、ArgSGluまたはGlyで置換してもよい。残 基36:ThrをAhaで置換してもよい。残基37:TyrをPhe、Pr。
またはヒドロキシプロリンで置換してもよい。
C,ペプチドBに対する特異的アミノ酸置換ペプチドBに対して、以下の置換を 行ってもよい(図2参照)。
残基8:ValをAlaまたはMetで置換してもよい。残基9:ThrをLe uで置換してもよい。残基IQ:HisをGln、GlyまたはThrで置換し てもよい。残基11:ArgをLysまたはThrで置換してもよい。残基12 :L、euをTyrで置換してもよい。残基13:AlaをThrまたはSer で置換してもよい。残基14:GlyをAsnまたはGlnで置換してもよい。
残基15:LeuをPheSGluまたはAspで置換してもよい。残基16: LeuをPheで置換してもよい。残基17:Serを1ieSVal、Asn またはHisで置換してもよい。残基18 :ArgをHisまたはLysで置 換してもよい。残基19:SerをThr、PheまたはLeuで置換してもよ い。
残基20:GIyをSerまたはAsnで置換してもよい。残基21:Glyを AsnまたはHisで置換してもよい。残基22:Va1をAsnまたはMet で置換してもよい。残基23:ValをPhelLeuまたはGlyで置換して もよい。残基24+LysをAsnまたはGlyで置換してもよい。残基25・ AsnをAlaSPro、SerまたはAspで置換してもよい。残基26:A snをAla、lieまたはValで置換してもよい。残基27:PheをLe Uで置換してもよい。残基28:valを5erSLeuまたはProで置換し てもよい。残基29:ProをGin、SerまたはArgで置換してもよい。
残基31 :AsnをAspSAlaまたはSetで置換してもよい。残基32 :ValをThrまたはIleで置換してもよい。残基33:GIyをAsnで 置換してもよい。残基34:Ser@AlaまたはValで置換してもよい。残 基35:LysをAsn、GluまたはGlyで置換してもよい。残基36:A laをThrで置換してもよい。残基37:PheをTyrSProまたはヒド ロキシプロリンで置換してもよい。
DペプチドCに対する特異的アミノ酸置換ペプチドCに対して、以下の置換を行 ってもよい(図2参照)。
残基8:ValをAlaまたはMetで置換してもよい。残基9:LeuをTh rで置換してもよい。残基10:GIyをHis、GinまたはThrで置換し てもよい。残基11:LysをLys、ArgまたはThrで置換してもよい。
残基12:LeuをTyrで置換してもよい。残基13:5ertcA1aまた はThrで置換してもよい。残基14:GInをAsn、GlyまたはAspで 置換してもよい。残基15:GIuをAspSLeu、AlaまたはPheで置 換してもよい。残基16 : LeuをPheで置換してもよい。残基17:H isをI Ie、Ser、AsnまたはValで置換してもよい。残基18:L ysをHisまたはArgで置換してもよい。残基19:LeuをThr、Se rまたはPheで置換してもよい。残基20:GlnをHisで置換してもよい 。残基22:TyrをPheで置換してもよい。残基24:ArgをLys、S er、ホモ−Arg、0rnSGinまたはProで置換してもよい。残基26  :AsnをAsp、Asn5AlaまたはSetで置換してもよい。残基27 :ThrをValまたはIleで置換してもよい。残基29:SerをAlaま たはValで置換してもよい。残基30:GlyをLys、Arg、Gluまた はAsnで置換してもよい。残基31:ThrをAlaで置換してもよい。残基 32:PrOをPhe、Tyrまたはヒドロキシプロリンで置換してもよい。残 基19.20および21をアミノカプロン酸で置換してもよい。
好ましい拮抗化合物 アミリン阻害活性を有する化合物の好ましい一群は、ペプチドCに基づ<N−末 端欠失を含んでいる。これらの化合物は、都合よくN−末端の1〜7または1〜 8番目のアミノ酸欠失を有している。発明者は、これらのペプチド由来のこれら のアミノ酸の欠失が、都合よくアミリン作用剤活性を減少させることを見いだし ている。所望により、これらの化合物が、都合よ(アミリン阻害能力を上昇させ るアミノ酸配列中における、ある位置でのあるアミノ酸置換を有していてもよい 。
これらのN−末端欠失ペプチドは、8−3訟ブチドC1および24−32ペプチ ドCを含むその連続したN−末端アミノ酸欠失を含んでいる。これらのペプチド が、1個またはそれ以上の、次に挙げるアミノ酸置換を有していてもよい。”A sn残基を、AlaSAsplGInまたはGluで置換してもよい。27Th r残基をValで置換してもよい。”Ser残基をAhaまたはGlyで置換し てもよい。!+1Qly残基をAsn、Lys、ArgまたはAlaで置換して もよい。
”Pro残基をTyr、Pheまたはヒドロキシプロリンで置換してもよい。所 望により、これらのN−末端欠失が、アセチル化したN−末端アミノ酸を有して いてもよい。
これらの一群の化合物は、8−32ペプチドCまたは9−32ペプチドCに基づ くペプチドを包含する。これらの化合物が、上記アミノ酸置換を有していてもよ い。好ましいアミノ酸置換は、残基11および18のLysのArgへの置換、 残基15のGluのLeuへの置換、残基30のGlyのAsnへの置換および 残基32のProのTyrまたはヒドロキシプロリンへの置換である。1の好ま しい態様によれば、これらの化合物を、N−末端においてアシル化(特に、アセ チル基で)する。
これらの化合物の2番目の群は、約9〜11個のアミノ酸残基を有するペプチド を包含する。これらのアミリン拮抗化合物の特に好ましい群は、12−3訟ブチ ドCに基づく。所望により、これらの化合物が、該アミノ酸配列中のある位置に 、あるアミノ酸置換を有していてもよい。これらのアミノ酸置換は、以下のごと くである。残基22のTyrの非天然型アミノ酸D−またはL−ナフチルアラニ ンへの置換、残基26のAsnのD−またはL−Aspへの置換、残基27のT hrのvalへの置換、残基30のGlyのAsn5Phe、LysまたはAr gのいずれかへの置換および残基32のProのTyrまたはヒドロキシプロリ ンへの置換。アミリン拮抗化合物の別の好ましい群は 24−32ペプチドCに 基づき、図2に示したアミノ酸配列に対する上記アミノ酸置換のいずれかまたは すべてを含む。
他の上記アミノ酸置換の他の順列および/または組み合わせは、本発明の範囲内 に包含される。
拮抗活性 これらのアミリン拮抗剤の活性を、ここに記載したある種の生物学的分析を用い て評価してもよい。受容体結合分析により、アミリン作用剤および拮抗剤双方の 可能性を分析できる。一方、骨格筋分析により、アミリン作用剤および拮抗剤を 区別する。
好ましくは、これらの拮抗化合物が、受容体結合分析において、約1〜5nM、 好ましくは約1nM、より好ましくは約50pM以下のオーダーで、活性を示す ものとする。骨格筋分析において、これらの化合物が、好ましくは、約1〜2マ イクロモラーのオーダーで、rcs、値を示すものとする。
受容体結合分析が、1991年3月15日付けの米国特許出願第670.231 号に記載されており、その開示をここに一体化させる。受容体結合分析は、膜結 合アミリン受容体に対する化合物の特異的吸着能を測定する競争的分析である。
該分析に用いる好ましい膜調製物は、中核および周辺部由来の膜からなる底部前 脳である。分析すべき化合物は、!251標識ポルトン・ハンター(Bolto n Hunter)・ラットのアミリンに関して、これらの受容体調製物と競争 的に結合する。結合量(B)を、リガンド濃度の対数の関数としてプロットして 得られる競争特性を、4−パラメーター論理学的等式に対する非線形回帰分析( インプロット・ログラム(Inplot program) ;グラフパッド・ ソフトウェア(GraphPAD software)、カリフォルニア州サン ・ジェゴまたはドウリーン(DeLean)らのオールフィツト・ログラム(^ LLF丁T program) (オールフィ・ソト・バージョン2.7)、エ ヌ・アイ・エイチ、メリーランド州ベセスダ20892 (NIH,Bethe sda、 MD 20892) )を用いて分析する。チンサン。ピー・ニー( Nunsun、 P、 U、 )およびロドバード。
ディー (Rodbard、 D、 )アナリティカル・バイオケミストリー( Anal。Biochem、 )107:220−239 (1980)参照。
骨格筋中のアミリン調製物の生物学的活性の分析を、以前記載された方法(レイ トン、ビー(Leighton、 B、 )およびクーパー、ジー・シー・ニス (Cooper、 G、 C。
S、)(1988年)ネイチ+ −(Nature) 335 : 632−6 35 ;クーパー。
ジー・シー・ニス(Cooper、 G、 C,S、 ) 、レイトン、ビー( Leighton、 B、 )ディミド −リアディス、ジー・ディー (Di mitriadis、 G、 D、 ) 、バリー−ビリンゲス、エム(Par ry−Billings、 M、 ) 、コワルチュク、ジェイ・エム(Kov alchuk、 J、 M、 ) 、ハウランド、ケイ(Howland、に、 ) 、oスバード、ジエイ・ビー(Rothbard、 J、 B、 )、クイ リス。エイ・シー(Willis、 A、 C,)およびレイド、ケイ・ビー・ エム(Reid。
K、B、M、)(1988年)プロシーディンゲス・オン・ナショナル・アカデ ミ−・オン・サイエンス−ニーニスニー(Proc、Natl、Acad、Sc i、USA) 85 : 7763−7766参照)を用いて行う。要約すると 、アミリン作用剤活性を、アミリン作用剤に対応した骨格筋中におけるインシュ リン刺激グリコーゲン合成の阻害を測定することにより評価する。アミリン拮抗 活性を、1100nのラット・アミリンおよびアミリン拮抗剤の存在下、インシ ュリン刺激グリコーゲン合成の回復を測定することにより、評価する。担体のな い緩衝液に溶解したペプチド濃度を、定量的アミノ酸分析で測定する。この分析 における拮抗剤としての化合物の活性を、IC5o値を測定することにより決定 する。標準的な誤差を、4パラメ一ター論理学的等式(ドウリーン、エイ(De Lean、 A、 ) 、マンソン、ビー・ジェイ(Illunson、 P、  J、 ) 、グアルダバッソ、ブイ(Guardbasso、 V、 )およ びロドバード。
ディー(Rodbard、 D、 ) (1988年)オールフィツト、バージ ョン2.7、メリーランド州ベセスダ(Bethesda)のナショナル・イン スティテウート・オン・チャイルド・ヘルス・アンド・ヒユーマン・ディベロッ プメント(National In5tituteof Child Heal th and Human Development) 、H,I 、 H,, 1ディスケット)を用いて、S字型投与応答曲線の合致により決定する。
アミリン拮抗剤の数を、これらの生物学的分析を用いて決定する。N−末端欠失 ペプチドド3丁ペプチドA、 ト3”ペプチドBおよびトコ2ペプチドCは、す べて、受容体結合分析においてアミリンと競争することが見いだされた。これら のペプチドは、骨格筋分析において、作用剤活性は無視でき、アミリン拮抗剤と して作用することが分かうた。拮抗化合物14Asp15Phe”Glyト37 ペプチドB1ト3フペプチドB、 ll−3?ペプチドB、Iト37ペプチドB 、”Asp”Val”Alaト3!ペプチドC,30Asn”Tyr”−”ペプ チドC1Ac G−32ペプチドC1A C−all A S n 32 Ty  r G −32ペプチドC,ト23ペプチドC2ト37ペプチドA、Ace− 2sペプチドC2ト37ペプチドASAdm−’−”ペプチドC29−3?ペプ チドA1Ac−”ArgISLeu”Arg30Asn”Tyrト3”ペプチド C5Ac−”Arg”Ar、g”Asn”Tyr”−”ペプチドC,Ac−”A rg30Asn”Tyr9−32ペプチドCに関して同様な結果を得た。ト37 ベブチドB、 8−31ペプチドCおよびAc−”Arg”Arg”Asp”T yrトj”ペプチドCをラットに注射すると、アミリン投与により引き起こされ るインシュリン耐性の逆転が、それぞれ確認された。
アミリン作用剤活性がなく、アミリン受容体においてアミリンと競争する本発明 化合物は、アミリン受容体に対する特異的結合能を有するペプチドAのC−末端 欠失および鎖内欠失のごとき他のペプチドを包含する。
ペプチド合成 これらの化合物を、標準的な固相ペプチド合成法および、好ましくは自動または 半自動ペプチド合成装置を用いて調製する。典型的には、α−N−カルバモイル 保護アミノ酸および樹脂上の伸張ペプチド鎖に結合したアミノ酸を、ジイソブロ ピルエチレンアミドのごとき塩基の存在下、ジシクロ△キシルカルボジイミドお よび1−ヒドロキシベンゾトリアゾールのごときカップリング試薬の存在下、ジ メチルホルムアミド、N−メチルピロリジノンまたは塩化メチレンのごとき内部 溶媒中、室温でカップリングさせる。トリフルオロ酢酸またはピペリジンのごと き試薬を用いて、α−N−カルバモイル保護基を生じたペプチド−樹脂から除去 し、ペプチド鎖に加えるべき次の所望のN−保護アミノ酸を用いてカップリング 反応を繰り返す。適当なN−保護基は、本発明にとり好ましいt−ブチルオキシ カルボニル(tBOc)およびフルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)と ともに、当該分野でよく知られている。
ペプチド合成装置に用いる溶媒、アミノ酸誘導体および4−メチルベンズヒドリ ル−アミン樹脂を、特に断らない限り、アプライド・バイオシステムズ・インク (Applied Biosystems Inc、) (カリ7tルニア州フ オスター・シティ−(Foster C1ty)より購入した。Boc−Arg  (Mts) 、Fmoc−Arg(Pmc)、Boc−Thr (Bz I)  、Fmoc−Thr (t−Bu) 、B。
c−Ser (Bz 1) 、Fmoc−8er (t−Bu) 、Boc−T yr (BrZ) 、Fmoc−Tyr (t−Bu) 、Boc−Lys ( CI−Z) 、Fmoc−Lys (Boc) 、Boa−Gl u (Bz  1) 、Fmoc−GI u (t−Bu)、Fmoc−His (Trt)、 Fmoc−Asn (Trt)およびFmoc−GIn(Trt)をはじめとす る側鎖保護アミノ酸を、アプライド・バイオシステムズ・インクより購入した。
Boc−Hi s (BOM)をアプライド・バイオシステムズ・インクまたは バケム・インク(Bachem Inc、 ) (カリフォルニア州トランス( Torrance) )より購入した。アニソール、メチルスルフィド、フェノ ール、エタンジチオールおよびチオアニソールを、アルドリッチ・ケミカル・コ ンパニー (Aldrich Chemical Company) (ウィス コンシン州ミルウォーキー(Milwaukee) )から購入した。エアー・ プロダクツ・アンド・ケミカルズ(AirProducts and Chem icals) (ペンシルレバニア州アレンタウン(Allentown)から HFが供給された。エチルエーテル、酢酸およびメタノールをフィッシャー・サ イエンティフィック(Fisher 5cientific) (ペンシルバニ ア州ビッッパーグ(Pittsburgh) )から購入した。
NMP/HOBt (オプション1)システムおよびtBocまたはFmoc化 学(アプライド・バイオシステムズのABI 430A ペプチド合成装置のユ ーザーズ・マニュアル、バージョン1.3,1988年6月1日、セクション6 .49〜70頁参照)を用い、キャッピングをして、自動ペプチド合成装置(4 30A型、アプライド・バイオシステムズ、カリフォルニア州フォスター・シテ ィ−)により、固相ペプチド合成を行った。Boa−ペプチド−樹脂をHFで開 裂させた(−5℃〜0℃、1時間)。別に用意した水および酢酸で、ペプチドを 樹脂から抽出し、濾液を凍結乾燥した。Fmoc−ペプチド樹脂を、標準的方法 (イントロダクシコン・トウ・クリヴエジ・テクニックス(Introduct ion t。
Cleavage techniques)アプライド・バイオシステムズ・イ ンク、1990年、6〜12頁参照)で開裂させた。いくつかのペプチドもまた 、アドバンスト・サム・チク(Advanced Chew Tech)合成装 置(MPS 350型、ケンタッキ州ルイズビル(Luoisville) ) を用いて合成した。ペプチドを、ウォーターズ・デルタ・プレツブ(冒ater s Delta Prep) 3000システムを用いたRP−HPLC(調製 用および分析用)により精製した。C4、C8またはC18調製用カラム(10 μ、2.2x25cm;ビダック(Vydac) 、カリフォルニア州へスペリ ア(Hesperia) )を用いてペプチドを単離し、純度をC4、C8また はC18分析用カラム(5μ、0.46X25cm:ビダック)を用いて検定し た。溶媒(A=0.1%TFA/水およびB=0.1%T F A/ CHs  CN)を、分析用カラムには1.0ml/minで、調製用カラムには15m1 /minで流した。アミノ酸分析を、ウォーターズ・ピコ・タグ(Pico T ag) ・システムにより行い、マキシマ(ilaxima)プログラムにより 処理した。気相酸加水分解によりペプチドを加水分解した(115℃、20〜2 4時間)。加水分解物を誘導体化し、標準的方法(コーエン、ニス・エイ(Co hen、 S、 A、 ) 、メイズ、エム(Meys、M、) オヨU9リン 、ティー・エル(Tarrin、 T、 L、 ) (1989年)ザ・ピコ・ タグ・メソッドニア・マニュアル・オン・アドバンスト・テクエックス・フォア ・アミノ・アシッド・アナリンス(The Pico Tag Method: ^Manual of Advanced Techniques forAm ino Ac1d Analysis)、11〜52頁、ミリポア・コーポレイ ション(MilliporeCOrporation) 、?サチューセッツ州 ミルフォード(llilford) )で分析した。
高速原子衝突分析(Fast atom bomberdment analy sis)は、エムスキャン・インコーホレイティラド(M−3can Inco rporated、ペンシルバニア州ウェスト・チェスター(test che ster) )により行われた。質量分析を、ヨウ化セシウムまたはヨウ化セシ ウム/グリセロールを用いて行った。飛行検出時間(time of flig htdetection)を用いたプラズマ脱離イオン化分析(plasma  desorption 1onizationanalysis)を、アプライ ド・バイオシステムズのバイオ−イオン(Bio−Ion) 20質量スペクト ル分析装置により行った。
本発明化合物を、現在当該分野にて既知の組換えDNA法によっても調製できる 。例えば、サムプルツク(Sambrook)ら、モレキュラー・クローニング 01o1ecular Cloning) ニア・ラボラトリ−’ マニxアル (A Laboratory Manual)、第2版、コールド−7、ブリン グ・ハーバ−(Cold Spring flarbor) (1989年)参 照。
化合物および医薬組成物の調製 本発明化合物は、種々の無機および有機の酸および塩基と塩を形成する。かかる 塩としては、有機酸および無機酸、例えばHCI、HBr5H2SO4、H3P 0.、トリフルオロ酢酸、酢酸、ギ酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸 、マレイン酸、フマル酸および樟脳スルホン酸で製造された塩が挙げられる。塩 基で製造された塩としては、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、例えば、ナトリ ムおよびカリウム塩、ならびにアルカリ土類金属塩、例えば、カルシウムおよび マグネシウム塩が挙げられる。酢酸塩、塩酸塩およびトリフルオロ酢酸塩が好ま しい。
当該塩は、塩が溶解しない溶媒または媒質中で、あるいは真空内でまたは凍結乾 燥によってまたは適切なイオン交換樹脂上で存在する塩のイオンを別のイオンと 交換することによって除去される水のような溶媒中で、生成物の遊離酸または塩 基形と1当量以上の適当な塩基または酸と反応させることによるような慣用手段 によって形成されてよい。
本発明化合物はそれらの薬理的性質を考慮して有用である。特に、本発明化合物 は、それらの哺乳類における高血糖を低下させる能力によって示されるような、 抗アミリンおよび抗糖尿病薬としての活性を有する。
本発明の組成物または生成物は、好都合には、非経口投与(静脈内、筋肉内、お よび皮下を含む)または鼻腔内投与または経口投与に適している溶液剤の形態で 提供されてよい。いくつかの場合には、単一組成物または一緒に投与するための 溶液中に本発明のアミリン拮抗剤およびスルホニル尿素のような他の低血糖剤を 提供するのが好都合である。他の場合、かかるアミリン阻害剤とは別々にスルホ ニル尿素または他の低血糖剤を投与するのがより好都合である。好適な投与型は 、個々に各患者について開業医によって決定されるのが最も良い。好適な医薬的 に許容される担体およびそれらの製剤は、標準的な製剤の論文、例えば、イー・ ダブリュ・マーチン(E、 W、 Martin)によるレミントンズ・ファー マシューティカル0サイエンシズ(Remington’s Pharmace utical 5ciences)において開示されている。ワン、ワイ・ジエ イ(Wang、 Y、 J 、 )およびハンソン、エム・エイ(Hanson 、M、A、) r蛋白およびペプチドの非経口製剤:安定性および安定剤」(P arenteral Formulations of Proteins a nd Peptides : 5tability a獅■ S tabilizers)、ジャーナル・オン・バレンチラル・サイエンス・ アンド・テクノロジー(Journal of Parenteral 5ci ence and Technology)、テクニカル・リポート第10号、 5upp、42 : 25 (1988)も参照。スルホニル尿素のような低血 糖剤を含む好適な製剤は当技術分野で公知である。
本発明の生成物は、通常、注射または輸液用の非経口組成物として提供されるで あろう。それらは、不活性油、好適には、ゴマ油、落花生油、オリーブ油のよう な植物油、または他の許容される担体中に懸濁させることができる。それらは、 水性担体中、例えば、pH約5.6〜7.4の等張緩衝溶液中に懸濁させるのが 好ましい。これらの組成物は、慣用の滅菌技術によって滅菌され得るか、あるい は、滅菌濾過してよい。当該組成物は、pH緩衝化剤などの1生理的条件に近づ くため必要とされるような医薬的に許容される補助剤を含有してよい。有用な緩 衝剤としては、クエン酸ナトリウム−クエン酸およびリン酸ナトリウム−リン酸 が挙げられる。リポジトリ−(repository)または「デボ剤」緩効性 調製物の形態を使用することによって、経皮注射またはデリバリ−の後に何時間 または何日間にもわたって、調製物の治療的有効量が血流中に運搬される。
所望の等優性は、塩化ナトリウムまたはデキストロース、ホウ酸、酒石酸ナトリ ウム、プロピレングリコール、ポリオール(例えば、マンニトールおよびソルビ トール)のような他の医薬的に許容される薬物、他の無機または有機溶質を使用 して達成されてよい。塩化ナトリウムは、ナトリウムイオンを含有する緩衝剤に ついて特に好ましい。
所望により、前記組成物の溶液は、メチルセルロースのような増粘剤で増粘され てよい。それらは、油中水または水中油のいずれの乳化形態で調製されてもよい 。種々の医薬的に許容される乳化剤のいずれも使用してよく、例えば、アラビア ゴム粉末、非イオン性界面活性剤(例えば、トウィーン(Tween) )、イ オン性界面活性剤(例えば、アルカリポリエーテルアルコールスルフェートまた はスルホネート、例えば、トリトン(Triton))が挙げられる。
本発明の治療的に有用な組成物は、一般的に許容される方法に従って成分を混合 することによって調製される。例えば、選ばれた成分は、ブレンダーまたは他の 標準的な装置において簡単に混合されてよく、次いで、水または増粘剤および可 能であればpHを制御するための緩衝剤または張度を制御するためのさらなる溶 質の添加によって最終濃度および粘度に調節してよい。
医師による使用について、組成物は、他の血糖低下剤を含むかまたは含まずにあ る量の本発明の拮抗化合物を含有する投与単位形態で提供されるであろうし、こ れは選択されたレベルの血糖を制御または再確立するために1回または多数回投 与が有効であろう。2型糖尿病、耐グルコース能低下およびアミリン活性を有益 に低下させる他の症状の治療について本明細書に記載したようなアミリン拮抗剤 の治療的有効量は、血糖レベルを、好ましくは約140〜約190++v/dl に低下させる量である(各々、断食および給餌した)。インシュリン抵抗性の治 療のためのアミリン拮抗剤の治療的有効量は、本明細書に記載する方法または当 技術分野で知られている方法を使用して測定されるような、インシュリンの有効 性を、好ましくは約20%まで増加させる量である。肥満症の治療のためのアミ リン拮抗剤の治療的有効量は、約25%までアミリン作用を低下させる量、また は節食に関連する体重低下を増加させる量である。当業者に認識されるように、 治療薬の有効量は、患者の年齢および体重、患者の健康状態、血糖レベルまたは 得られるべきアミリン作用の低下、他の要因を含む多(の因子によって変わるで あろう。
かかる医薬組成物は、2型糖尿病および他の障害の治療に有用であり、この場合 、アミリン作用は有益に低下される。
本発明化合物の有効な毎日の抗糖尿病量は、典型的には、70に9の患者につい て0.05〜約1000呼/日、好ましくは、約1〜500 me/日の範囲で あり、−同量または分割量で投与される。投与されるべき正確な用量は、所属臨 床家によって決定され、個々の化合物が前記で引用された範囲内にある場合に依 存し、ならびに個々の年齢、体重および症状に依存する。投与は、症候の第一信 号で、または糖尿病の診断直後に開始されるべきである。
一般に、2型糖尿病を有するヒトの治療において、本発明化合物は、一般に1日 数回投与される患者当たり約0.119〜50哩の投与範囲でかかる治療を必要 とする患者に投与されてよい。結果として、1日当たり約0.3u〜20019 の合計用量を投与してよい。
本発明の理解を助けるために、一連の実験の結果を記載する以下の実施例が含ま れる。本発明に関連する以下の実施例は、もちろん、本発明を特に限定すること を意図すべきではな(、当業者の理解範囲内であると思われる現在公知のまたは 後に開発される本発明の変形は、本明細書に記載された本発明の範囲および後記 の請求の範囲であると考えられる。
実施例1 アプライド・バイオシステムズ・インコーホレイテッド(AppliedB 1 osystea+s、 I nc、 )からのBoC−His (BOM)を含 むBoc−保護アミノ酸を使用して4−メチルベンズヒドリルアミン樹脂(0, 72v、0.69meq/g、0゜5 mmol)上で8−32ペプチドCを構 築した。当該合成の全体にわたって、ダブルがノブリングサイクルを使用した。
15回目のカップリングサイクルの後にペプチド樹脂(0,669)を除去し、 当該合成を完了し、遊離N−末端アミノ基を有するト32ペプチドC樹脂(1, 579)を得た。完成した樹脂(1,57g)を脱保護し、アニソール(16票 !りおよびDMS (1,6*I)中、HF(16ml)で切断した。
ペプチドを水(4001/)で抽出し、一部(200鳳l)を濾過し、ペプチド の精製において使用した溶媒Bで1%CH3CNに調節した。濾液をprepC 8カラムに適用し、精製した(5%Bで10分間、5〜20%Bで10分間、2 0%Bで32分間、20〜25%で10分間)。08分析用カラムを使用して画 分の純度をイソクラティカリ−(1socratically)に測定した(2 2%Bで5分間、22〜30%Bで40分間、30%Bで2分間)。純粋な両分 を溜め、白色のペプチド(純度99%の画分、98吋)を得た。凍結乾燥したペ プチドブールの分析用RP−HPLC(5〜22%Bで5分間、22〜26%B で40分間、26%Bで2分間、26〜100%Bで10分間、100%Bで5 分間)は、99%の純度を示した。アミノ酸分析(6M HCI、115°)は 、以下のとおり示した:Ala、2.04 (2);Arg、0.89 (1) ;Asx、1.02 (1):Glx、3.14 (3);Gly、3.20  (3):His、0.82 (1):Leu、3.94 (4);Lys、2. 22 (2):Pro、2.04 (2);Ser、2.13 (2):Thr 、4.26 (4):Tyr、0.95 (1);Va 1.0.96 (1) 、FAB質量分析+ (M+H)”理論値: 2726 ;(M+H)’測定値 : 2726゜ lトコ2ペプチドCの調製 実施例1に記載の方法と同様の方法でlトコ2ペプチドCを調製した。FAB質 量分析: (M+H)’理論値:1619.9 : (M+H)9測定値:16 19.6゜実施例1に記載の方法と同様の方法で1!−HペプチドCを調製した 。FAB質量分析: (M+H)”理論値:1150.5 : (M+H)″″ 測定値+1150゜実施例1に記載の方法と同様の方法でa−+t・04Nペプ チドCを調製した。FAB質量分析: (M+H)”理論値:1838 : ( M+H)”測定値:1838゜実施例5 26As 2フVal”Ala’−”ペプチドCの調製実施例1に記載の方法と 同様の方法で”A s p 27V a l ”A l a 5−32ペプチド Cを調製した。FAB質量分析: (M+H)”理論値: 2709 : (M +H)”測定値:2709゜ 実施例1に記載の方法と同様の方法で!6ASp2?V a]2Jl a!!− 32ペプチドCを調製した。FAB質量分析+ (M十H)’″理論値:113 3; (M+H)”測定値:1133゜ 実施例1に記載の方法と同様の方法で13!ペプチドCを調製した。FAB質量 分析: (M+H)”″理論値:2625.4; (M+H:r測定値:262 6.1゜実施例1の記載に従って、Ac−132ペプチドCを構築および精製し た。無水酢酸を含む自動ペプチド合成器およびABI rcapJサイクルを使 用して樹脂上にある間に該ペプチドのN−末端をアセチル化した[カルウェル、 エイ(Cullvell、A、)、デビス、デ、((Davis、 D、 )、 ピアス、エル(P 1erce、 L )(1987)、アプライド・バイオシ ステムズ・ユーザー・ブリチン(AppliedBiosystems Use r Bulletin)、発行番号第20号、第6〜7頁コ。FAB質量分析:  (M+H)+理論値: 2766.5 : (M+H)”測定値:2766. 8゜実施例8の記載に従って、A C*−12ペプチドCを調製した。FAB質 量分析=(M十H)“理論値: 2669 ; (M+H)′″測定値: 26 69゜実施例1の記載に従ッテ、”Set”Van”Asn32Tyr”−”ペ プチドCを調製した。FAB質量分析: (M+H戸理論値: 2777.5  ; (M+H)’″測定値:2777.3゜ 実施例1の記載に従って、”Ser”Va130Asn”Tyr′−32ペプチ ドCを調製した。FAB質量分析: (M+H)+理論値: 2677.4 :  (M+H)”″測定値:2678.4゜ 樹脂に結合している間に、シングルカップリングサイクルを使用し、431アプ ライド・バイオシステムズ・ペプチド合成器を使用してペプチド上で2個のN− 末端残基を構築し、当該ペプチドのN−末端をアセチル化した(サイクルg1B oc−化学プロトコール)以外は、実施例8の記載に従ってAc−”Ser”V aI”Asn32Tyr””ペプチドCを調製した。FAB買量分量分析M+H )“理論値:2720: (M+H戸測定値: 2720゜4倍過剰量およびH OBt−活性化を使用して、樹脂に結合している間に、ペプチドのN−末端がア ダマンチル酢酸で手動でキャップされた以外は実施例12の記載に従って、アダ マンチルAc−”Ser”Va 13eAsn”Tyr”−32ペプチドCを調 製した。FAB質量分析: (M十H)”理論値:2853.5; (M+H) “測定値:2854.2゜ 実施例1の記載に従って、30A 5nNT yr8−3!ペプチドCを調製し た。FAB質量分析: (M+H)”理論値: 2848 ; (M+H)“測 定値: 2848゜アドバンスト・ケム・チク・シンセサイザー(A dvan ced Che■T echSynthesizer) (モデルMPS 35 0、ルイスビル、KY)上で”(D)3−(2’ナフチル)−アラニン”A l  a ”A s n ”T y r ””ペプチドCを構築した。当該合成は4 −(2’、4°−ジメトキシフェニル−F woe−アミノメチルフェノキシ樹 脂(カルビオケム(Calbiochem)、14ma+ol/g)を使用して O,Of 6mmolmm−ルで行った。撹拌しつつ1.5時間、エタンジチオ ール(0,25@l)、水(0,25++7)、およびトリフルオロ酢酸(9, 5mJ)の混合物を使用して樹脂からペプチドを切断した。ペプチド樹脂を濾過 し、ジクロロメタンで洗浄し、濾液を合わせ、真空下で還元した。ペプチドをエ ーテルで沈殿させ、固体を収集した。
水を使用してペプチドを溶解し、濾液の凍結乾燥によって綿毛のような白色沈殿 物を得た。実施例1の記載に従ってペプチドを精製した。FAB質量分析: ( M+H)゛理論値:1291 : (M+H)”測定値+ 1291゜実施例1 6 ”His”Phe”Ala”I Ie”Set”Ser’−”フペプチドAの調 製実施例1に記載の方法と同様の方法で”His”Phe”Ala”I Ie1 8SerNSer8−3?ペプチドAを調製した。FAB質量分析: (M+H )”理論値: 3183 ; (M+H)!測定値:3183゜実施例17 ”His”Phe25Ala26I 1e”Ser”Ser”37ペプチドAの 調製実施例1に記載の方法と同様の方法で”Hi s”Phe”Al a”I  1 e28Ser211SerI8−37ペプチドAを調製した。FAB質量分 析: (M+H)”″理論値: 2070 ; (M+H)”測定値:2070 ゜実施例18 ”Phe”A1 a”I ] IeSer”Ser””ペプチドAの調製実施例 1に記載の方法と同様の方法で”Phe”Ala”I Ie”5er29Ser H−37ペプチドAを調製した。FAB質量分析: (M+H)+理論値:15 31 ; (M+H)”測定値:1531゜実施例19 28se、0Ser2ト37ペプチドAの調製実施例1に記載の方法と同様の方 法で211Ser29S 012g−37ペプチドAを調製した。FAB質量分 析: (M+H)’理論値:1029 ; (M十H)”測定値:1”Ty r ”S e r”S e r2フー37ペプチドAの調製実施例1に記載の方法と 同様の方法で27Ty r”S e t”S e r2丁−37ペプチドAを調 製した。FAB質量分析+ (M+H)′″理論値:1191.5 :(M+H )”測定値:1191.2゜ 実施例21 実施例1に記載の方法と同様の方法でト3フペプチドAを調製した。FAB質量 分析: (M+H)+理論値: 3201 : (M+H)“測定値:3201 ゜実施例1に記載の方法と同様の方法でト24ペプチドAを調製した。FAB質 量分析+ (M+H)“理論値:1860; (M+H)″″測定値:1860 ゜実施例1に記載の方法と同様の方法で12@ペプチドAを調製した。FAB質 量分析+ (M十H)“理論値: 2363.3 ; (M+H)”測定値:2 364.O0実施例1に記載の方法と同様の方法でa−ssペプチドAを調製し た。FAB質量分析: (M十H)”理論値: 2936; (M十H)”″測 定値: 2936゜実施例1に記載の方法と同様の方法で1135ペプチドAを 調製した。FAB質量分析+ (M+H)’″理論値:1822 ; (M+H )′″測定値:1822゜実施例1に記載の方法と同様の方法でト23・3ト3 7ペプチドAを調製した。FAB質量分析: (M+H)”理論値: 2639 .4 : (M十H)’測定値:2640゜実施例1に記載の方法と同様の方法 で129ペプチドAを調製した。FAB質量分析: (M+H)”理論値:23 63.3; (M+H)”測定値: 2364゜実施例28 2フTy r”S e r”S e r34A 1 a”3フペプチドAの調製 実施例15に記載の方法と同様の方法で2フTyr”Set”Ser”Ala2 7−37ペプチドAを調製した。FAB質量分析: (M+H)”理論値:11 75.5;(M十H)”測定値:1175.7゜ 実施例1に記載の方法と同様の方法で18−37ペプチドBを調製した。FAB 質量分析: (M+H)”理論値: 2077 : (M+H)’測定値:20 77゜実施例1に記載の方法と同様の方法で9−37ペプチドBを調製した。F AB質量分析: (M十H)’″理論値+ 3026 ; (M+H)”測定値 : 3026゜実施例1に記載の方法と同様の方法でl +−37ペプチドBを 調製した。FAB質量分析: (M+H)’″理論値: 2788 : (M+ H)”測定値:2788゜実施例32 ”Tyr27−37ペプチドBの調製 実施例1に記載の方法と同様の方法で247 yr27−37ペプチドBを調製 した。
FAB質量分析: (M+H)+理論値:1181.6 ; (M+H)”測定 値:1181゜ 実施例33 14Asp15ph%!Qlyl!?ペプチドBの調製実施例1に記載の方法と 同様の方法で14ASp15phe23Glya−37ペプチドBを調製した。
FAB質量分析: (M+H)”理論値: 3176.6 ; (M+H)”測 定値:3176゜ 実施例1に記載の方法と同様の方法で+4ASpH1phe23Glyト3?ペ プチドBを調製した。FAB質量分析: (M+H)”理論値+ 2035.1  ; (M+H)“測定値:2035.5゜ 12位および15位でBoc−Cys(Acm)アミノ酸を使用して、実施例1 の記載と同様に、″・”Cys(Acm)”!’ペプチドB−(樹脂)を構築す る。ペプチドが樹脂上にある間に、ジスルフィド結合が形成される。−4〜0℃ で、ペプチド樹脂をアニソール/TFA (1,7mM)の5%混合物と一緒に 撹拌する。
トリフルオロ酢酸第二タリウム(ペプチドに対して1.2当量)を添加し、混合 物を1時間撹拌する。混合物を真空濾過し、樹脂を冷たいエーテルで洗浄した。
樹脂を真空下で少なくとも2時間乾燥し、次いで、前記実施例1の記載と同様に HFで切断した。前記実施例1の記載に従って、ペプチド、(シクロ12・l5 )11・I!(:ys13?ペプチドBを精製した。
15位および32位で、各々、Bo c−Ly s(Fmoc)およびBoc− Asp(OFm)を使用して、実施例1の記載に従って、”Lys(Fmoc) ”Asp(OFm ) + 5−37ペプチドB−(樹脂)を構築した。ペプチ ドが樹脂上にある間に、ラクタム結合が形成される。DMF中20%ピペリジン と一緒に樹脂を振盪することによってAspおよびLys残基を脱保護する。1 .5%D I EA/DMF (1,75+aM)およびヘキサフルオロリン酸 ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)−ホスホニ ウム(BOP、6当量)の溶液中で膨張したペプチド樹脂(1当量)を添加する 。反応を2時間振盪する。樹脂を濾過し、DMFで洗浄する。定量的ニンヒドリ ン分析を使用して反応の程度を測定する。収率が90%未満である場合、当該環 化反応を繰り返す。(シクロ+5・$2)+5L yS32A 5pI−37ペ プチドB−(樹脂)の構築は完了し、前記実施例1の記載に従って、HF切断し 、次いで、精製することによって(シクロ134り1llLy s 3’lA  s p −13?ペプチドBを得る。
実施例1の記載に従ってペプチドを構築した。ミリスチン酸を用いて最終カップ リングサイクルを行った。実施例1の記載に従って該ペプチドを精製した。FA B質量分析: (M+H)”理論値:1360 ; (M+H)”測定値:13 60゜実施例1および26の記載に従って、ペプチドを構築し、環化し、切断し 、次いで、精製した。残基5および6の代わりにアミノ吉草酸をカップリングし た。
FAB質量分析: (M+H)’″理論*: 3829.27 ; (M+H) ′″測定値:38実施例1と同様に、リジンのアルファおよびイプシロンアミノ 基の各々に結合した2ト32ペプチドC−Ala断片を有するこのペプチドを構 築する。樹脂にノルロイシンをカップリングした後に残基BoC−Lys(Bo c)を使用する。
AlaをLys残基の両アミノ基にカップリングした後、配列H−32ペプチド Cの2倍コピーを同時に構築して(22−HペプチドC−A1 a)2Lys− NI e−樹脂を得た。実施例1の記載に従って、ペプチド樹脂をHFで切断し 、次いで、精製して2ト32ペプチドC−Ala)zLys−Nle−NHzを 得る。
[(21CyS、 H−32ペプチドC−NH2)−8CH2CO−AI a] 2Lys−NI e−NH,の調製 前記実施例1の記載に従って、2個のペプチドモジュールを構築し、−緒に反応 させてこの分枝鎖状化合物を得る。以下の順序で樹脂にカップリングさせること によって分枝鎖状ペプチドモジュールを調製する: Boc−Nl e、Boc −Lys(Boc)、Boc−Aha、ブロモ酢酸。前記に従って、他の残基が HOBt−活性エステルにカップリングしている間に、対称的な無水物としてブ ロモ酢酸をカップリングさせる。前記に従って、分枝鎖状モジュールを切断し、 次いで、精製する。実施例1の記載に従って、直線状モジュール、21Cy s 12ト32ペプチドC−NH2を合成して遊離スルフヒドリル含有ペプチドを得 る。緩衝化塩基性溶液中、直線状モジュールを分枝鎖状モジュールと過剰量に反 応させてスルフィド結合した分枝鎖状ペプチド、[(HCys、 n−32ペプ チドC−NH2)−8CH2CO−Aha]、Lys−Nle−NH2を得る。
実施例1の記載と同様の方法を使用して、”(D) 3−(2’ナフチル)−ア ラニン26Cys2′QAIa30Asn32Tyr22−32ペプチドC−N H,を合成することによって[(”(D)3−(2’ナフチル)−アラニン”C ys”Ala”Asn”Tyr2ト32ペプチドCNH2]2 BMWを調製す る。pH6,5〜7.5で、溶液中ペプチド(2当量)をビスマレイミドヘキサ ン(BMH)と反応させ、得られた混合物を精製して[(”(D)3−(2°ナ フチル)−アラニン”Cys”Ala30Asn3!T yr2!−3!ペプチ ドC−N H2)]2 B MWを得る。FAB質量分析= (M+H)゛理論 値:2835;測定値: 2835゜実施例15の記載と同様の方法でペプチド を調製した。TOF質量分析: (M+H)4理論値:1273.3;測定値: 1272.6゜実施例43 30Arg3!Ty、!!−3!ペプチドCの調製実施例15の記載と同様の方 法でペプチドを調製した。TOF質量分析: (M+H)′″理論値:1315 .4;測定値:1286.8゜実施例44 30Ly5HTyr!!−HペプチドCの調製実施例15の記載と同様の方法で ペプチドを調製した。TOF質量質量分析間M+H)′理論値+1287.4; 測定1286.6゜実施例15の記載と同様の方法でペプチドを調製した。TO F質量質量分析間+H)4理論値+1271.4;測定値1270.5゜実施例 46 実施例1の記載と同様の方法でペプチドを調製した。無水酢酸およびジイソプロ ピルエチルアミンを使用してENDCAPプログラムによってN−末端のアセチ ル化を行った。FAB質量分析: (M+H)+理論値:2848.2;測定値 :284−8.2゜ 実施例47 アセチル−!1+18 A rgls L6 u 20 A S n 32T  y r 9−32ペプチドCの調製アプライド・バイオンステムズ・インコーホ レイテッド(AppliedB iosystems、 I nc、 )からの F moc−保護アミノ酸を使用して4−(2°、4′−ジメトキシフェニル) −Fmocアミノメチルフェノキシ樹脂(ノバビオケム(Novabioche m)、0.44mmole/g)上でペプチドを構築した。合成およびFast Moc(HBTU活性化)化学の全体にわたってシングルカップリングサイクル を使用した。無水酢酸を使用してENDCAPプログラムによってアセチル化を 行った。標準的な方法[イントロダクション・トウ・クリービッジ・テクニクス (I ntroduction to Cleavage Technique s)、アプライド・バイオシステムズ・インコーホレイテッド]に従って、フェ ノール(0,75g)、エタンジチオール(0,25d)、チオアニソール(0 ,5g7)、水(0,5mjりおよびトリフルオロ酢酸(10ml)の混合物を 使用して、完全なペプチド樹脂を脱保護および切断した。FAB質量分析: ( M+H)”理論値:2832.2;測定値:2831.3゜実施例48 アセチル−山111Arg311A 5n07’yr9−32ペプチドCの調製 実施例47に記載の方法と同様の方法でペプチドを調製した。FAB質量分析= (M+H)”″理論値: 2848.1 ;測定値:2847.5゜実施例49 アセチル−+8Arg30Asn3!TyrI−1!ペプチドCの調製実施例4 7に記載の方法と同様の方法でペプチドを調製した。FAB質量分析=(M+H )“理論値+2820.1:測定値:2819.3゜実施例50 ”Tyr”Pro”Arg”Ala”ツー3フペプチドAの調製実施例15に記 載の方法と同様の方法でペプチドを調製した。TOF質量分析:(M+H)+理 論値:1255.4;測定値:1255゜実施例51 2フT r”Pro”Arg”Thr”Ala”ツー3フペプチドAの調製実施 例15に記載の方法と同様の方法でペプチドを調製した。FAB質量分析:(M +H)’″理論値:1257.3゜実施例52 ”(D) 3−(2’ナフチル)−アラニンHAl aHphe32Ty、!! −3!ペプチドCの調製 実施例15に記載の方法と同様の方法でペプチドを調製した。TOF質量分析: (M+H)″″理論値:1324.5:測定値:1324.9゜”(D)3−( 2’ナフチル)−アラニン29A l a30A 5n32Ty、22−32ペ プチドCの調製 実施例15に記載の方法と同様の方法でペプチドを調製した。FAB質量分析= (M+H)”理論値:1291.6:測定値1291.3゜実施例54 ”(D)3−(2°ナフチル)−アラニン”Vat”Ala”Asn32Tyr −2トS2ペプチドCの調製 実施例15に記載の方法と同様の方法でペプチドを調製した。TOF質量分析: Ala−Asn−”Phe−Leu−Val−His−Ser−”5er−As n−Asn−Phe−GIy−25Ala−11e−Leu−Ser−Ser− ”Thr−Asn−VaI−GIy−9er−35Asn−Thr−Tyr−( NH2) Z■国蔚Lし ペプチドA 封w−Pro−(町)。
国際調査報告 tmo、v A。i、緬aNe PCT/US 92/10011フロントペー ジの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、SE)、0A (BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD 、TG)、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU。
JP、 KP、 KR,LK、 MG、 MN、 MW、 No、 PL、RO ,RU、5D (72)発明者 ジョーンズ、ハワードアメリカ合衆国カリフォルニア州920 64、 1ポーウエイ、セント・ジェームズ・ドライブ16870番 (72)発明者 アルブレヒト、エリザベスアメリカ合衆国カリフォルニア州9 2126、サンディエゴ、バニスター・ウェイ10540番 (72)発明者 ブリケット、キャスリンアメリカ合衆国カリフォルニア州92 126、サンディエゴ、トレイルプラッシュ・テラス7612番 172)発明者 ボーモント、ケビン アメリカ合衆国カリフォルニア州92126、サンディエゴ、シリアス・ロード 11248番

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ペプチドA、修飾ペプチドA、ペプチドB、修飾ペプチドB、ペプチドCま たは修飾ペプチドCのN−末端欠失ペプチドからなるアミリン拮抗化合物であっ て、ペプチドAまたは修飾ペプチドAの少なくとも最初の2〜7個のN−末端ア ミノ酸残基が欠失し、ペプチドBまたは修飾ペプチドBの少なくとも最初の8個 のN−末端アミノ酸残基が欠失し、ペプチドCまたは修飾ペプチドCの少なくと も最初の2〜7個のN−末端アミノ酸残基が欠失しており、該アミリン拮抗化合 物が所望によりアセチル化N−末端アミノ酸、カルボキシアミド化C−末端アミ ノ酸または両方を有していてよいアミリン拮抗化合物。
  2. 2.約5nM未満のアミリン受容体アッセイのIC50および約1μM未満のヒ ラメ筋拮抗アッセイのIC50を有する請求項1記載のアミリン拮抗化合物。
  3. 3.ペプチドCまたは修飾ペプチドCに基づく欠失ペプチドからなる請求項1記 載のアミリン拮抗化合物。
  4. 4.ペプチドCまたは修飾ペプチドCに基づく欠失ペプチドが8−32ペプチド Cまたは修飾8−32ペプチドCからなり、ペプチドが24−32ペプチドCま たは修飾24−32ペプチドCを含む連続N−末端欠失を有する請求項3記載の アミリン拮抗化合物。
  5. 5.修飾ペプチドCが26Ala、26Asp、26Gln、26Glu、27 Val、29Ala、29GIy、30Asn、30Lys、30Arg、30 Ala、30Phe、32Tyr、32Hyp、32Thr、32Pheまたは 32ヒドロキシプロリンから選択される少なくとも1個のアミノ酸置換基を有す るペプチドからなる請求項4記載のアミリン拮抗化合物。
  6. 6.修飾8−32ペプチドC、修飾9−32ペプチドC、修飾22−32ペプチ ドCまたは修飾24−32ペプチドCからなる請求項5記載のアミリン拮抗化合 物。
  7. 7.修飾8−32ペプチドCまたは修飾9−32ペプチドCからなり、該修飾ペ プチドがC−末端NH2基を有しない請求項5記載のアミリン拮抗化合物。
  8. 8.修飾22−32ペプチドCまたは修飾24−32ペプチドCからなり、該修 飾ペプチドがC−末端NH2基を有しない請求項5記載のアミリン拮抗化合物。
  9. 9.9−32ペプチドCまたは修飾9−32ペプチドCからなる請求項3記載の アミリン拮抗化合物。
  10. 10.修飾ペプチドCが、11Arg、15Leu、18Arg、30Asnお よび32Tyrからなる群から選択される少なくとも1個のアミノ酸置換基を有 するペプチドからなる請求項9記載のアミリン拮抗化合物。
  11. 11.約9〜約11個のアミノ酸からなる請求項3記載のアミリン拮抗化合物。
  12. 12.22−32ペプチドC、修飾22−32ペプチドC、24−32ペプチド Cまたは修飾24−32ペプチドCからなる請求項11記載のアミリン拮抗化合 物。
  13. 13.修飾ペプチドCが22D−Nal、22L−Nal、26D−Asp、2 6L−Asp、27Val、30Asn、30Phe、30Lys、30Arg 、32Tyrおよび32ヒドロキシプロリンからなる群から選択される少なくと も1個のアミノ酸置換差を有するペプチドからなる請求項12記載のアミリン拮 抗化合物。
  14. 14.少なくとも1〜7個の欠失アミノ酸を有し、所望により、残基11でLy sとArgとの置換;残基15でLeuとGluとの置換;残基18でLysと Argとの置換;残基26でAsnとAla、Asp、GlnまたはGluとの 置換;残基27でThrとValとの置換;残基29でSerとAlaまたはG lyとの置換;残基30でGlyとAsn、Lys、ArgまたはAlaとの置 換;残基32でProとTyr、Pheまたはヒドロキシプロリンとの置換から 選択されるアミノ酸配列における置換を含んでいてもよく;所望によりアセチル 化N−末端アミノ酸、カルボキシアミド化C−末端アミノ酸または両方を有して いてもよいペプチドCのN−末端欠失ペプチドからなるアミリン拮抗化合物。
  15. 15.Ac−11Arg15Leu18Arg30Asn32Tyr9−32ペ プチドCからなる請求項14記載のアミリン拮抗化合物。
  16. 16.Ac−11Arg18Arg30Asn32Tyr9−32ペプチドCか らなる請求項14記載のアミリン拮抗化合物。
  17. 17.Ac−18Arg30Asn32Tyr9−32ペプチドCからなる請求 項14記載のアミリン拮抗化合物。
  18. 18.請求項1〜17のいずれか1項記載のアミリン拮抗剤の治療的有効量を患 者に投与することからなる、患者における2型糖尿病または耐グルコース能低下 の治療方法。
  19. 19.請求項1〜17のいずれか1項記載のアミリン拮抗剤の治療的有効量を患 者に投与することからなる、治療によって利益を受けるであろう患者においてア ミリン活性を低下させることによって回復する疾患の治療方法。
  20. 20.疾患が肥満症である請求項19記載の方法。
  21. 21.疾患がインシュリン抵抗性である請求項19記載の方法。
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