JP2777879B2 - 鉄筋棒継手 - Google Patents

鉄筋棒継手

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JP2777879B2 JP29440695A JP29440695A JP2777879B2 JP 2777879 B2 JP2777879 B2 JP 2777879B2 JP 29440695 A JP29440695 A JP 29440695A JP 29440695 A JP29440695 A JP 29440695A JP 2777879 B2 JP2777879 B2 JP 2777879B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋棒継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の鉄筋棒継手は、2つの鉄筋
棒が外パイプと内パイプとから成る継手管中に対向する
向きに相互に突き当たるまで挿入された後、継手管の外
パイプの外面にその円周方向に円弧状に溝が形成される
ことにより、それに伴う継手管の内パイプの内側の突条
によって鉄筋棒のリブを挟みつけるようにかしめられ
た。しかし継手管の外面の円周方向、従って継手管の軸
線に対して直角方向の溝では、鉄筋棒に軸線方向の引張
応力が作用した場合にその円周方向に溝に集中荷重が作
用して鉄筋棒継手が鉄筋棒の強度以下の引張り応力で破
断されることになる。これでは鉄筋棒継手に要求される
条件が満足されることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は鉄筋棒継手を
高い引張破断強度と捩じり強度とを有しかつ鉄筋棒への
適用が極めて簡単に行われることができるように構成す
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は特許請求
の範囲第1項〜第5項に記載された構成により解決され
る。
【0005】
【実施例】次に図示の実施例に基づいて本発明による鉄
筋棒継手を説明する。図1(a)、(b)、(c)には
単軸型鉄筋棒継手が記載されている。図1によれば鉄筋
棒1はそれぞれ縦リブ2、横リブ3及び谷径部4から成
り、鉄筋棒5はそれぞれ縦リブ6、横リブ7及び谷径部
8から成る。2つの鉄筋棒1、5は継手管9に対して対
向する向き17、18にそれらの尖端が継手管9内に継
手管9の突起物10又は中仕切り11(図7)に当接す
る中央位置M−M(図1)まで挿入される。その後図示
しないかしめ機械の対向する2つのジョウの間に継手管
9を把持して、かしめ機械の作動により1つの継手管9
について30秒〜1、2分で継手管9がかしめられ、継
手管9の外面に相互に分離して散点状に長さの短い縦溝
13が成形されそれによって継手管9の内側に生じた突
条によって前記鉄筋棒1の谷径部4上に隆起した縦リブ
2及び横リブ3、そして鉄筋棒5の谷径部8上に隆起し
た縦リブ6及び横リブ7が挟まれるように把持されて鉄
筋棒継手が対向する2つの鉄筋棒1、5を一直線上に連
結する。
【0006】図2(a)、(b)、(c)には複軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図2によれば、一方の鉄筋
棒21は谷径部24上に隆起した縦リブ22及び横リブ
23を備え、他方の鉄筋棒25は谷径部28上に隆起し
た縦リブ26及び横リブ27を備える。2つの鉄筋棒2
1、25は継手管29に対して対向する向き37、38
に継手管29を貫通して、鉄筋棒21、25の尖端が継
手管29の両端からそれぞれ20〜30mmだけ突出す
るまで挿入される。その後図示しないかしめ機械の対向
する2つのジョウの間に継手管29を把持し、かしめ機
械の作動により1つの継手管29について30秒〜1、
2分で継手管29がかしめられ,それによって継手管2
9の外面に相互に分離して散点状に短い縦溝33が成形
され、それによって継手管29の内側に生じた突条によ
って前記鉄筋棒21の縦リブ22及び横リブ23そして
鉄筋棒25の縦リブ26及び横リブ27が挟まれるよう
に把持されて鉄筋棒継手が2つの鉄筋棒21、25を相
互に平行に連結する。
【0007】図3(a)、(b)、(c)には単軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図3によれば、鉄筋棒1は
鉄筋棒1の谷径部4上に隆起した縦リブ2及び横リブ3
を備え、鉄筋棒5は鉄筋棒5の谷径部8上に隆起した縦
リブ6及び横リブ7を備える。2つの鉄筋棒1、5は継
手管9に対して対向する向き17、18にそれらの尖端
が継手管9内に継手管9の突起物10又は中仕切り11
(図7)に当接する中央位置M−M(図3)まで挿入さ
れる。その後図示しないかしめ機械の対向する2つのジ
ョウの間に継手管9を把持してかしめ機械の作動により
1つの継手管9について30秒〜1、2分で継手管9が
かしめられ、継手管9の外面に散点状に、長さの短い縦
溝13、長さの短い斜溝15、16が重ねて成形されそ
れによって継手管9の内側に生じた突条によって前記鉄
筋棒1の縦リブ2及び横リブ3、そして鉄筋棒5の縦リ
ブ6及び横リブ7が挟まれるようにして鉄筋棒継手が対
向する2つの鉄筋棒1、5を一直線上に連結される。そ
の際図示しないかしめ機械の対向する2つのジョウの間
に継手管9を把持してかしめ機械の作動によりかしめが
行われ、継手管9の外面に散点状に、長さの短い縦溝1
3、長さの短い斜溝15、16が重ねて成形され、それ
によって継手管9の内面に生じた突条によって前記鉄筋
棒1の縦リブ2及び横リブ3、そして鉄筋棒5の縦リブ
6及び横リブ7が挟まれるように把持されて鉄筋棒継手
が対向する2つの鉄筋棒1、5を一直線上に連結するこ
とになる。
【0008】図4(a)、(b)、(c)には複軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図4によれば、一方の鉄筋
棒21は谷径部24上に隆起した縦リブ22及び横リブ
23を備え、他方の鉄筋棒25は谷径部28上に隆起し
た縦リブ26及び横リブ27を備える。2つの鉄筋棒2
1、25は継手管29に対して対向する向き37、38
に継手管29を貫通して、鉄筋棒21、25の尖端が継
手管29の両端からそれぞれ20〜30mmだけ突出す
るまで挿入される。その後図示しないかしめ機械の対向
する2つのジョウの間に継手管29を把持し、かしめ機
械の作動により1つの継手管29について30秒〜1、
2分で継手管29がかしめられ,それによって継手管2
9の外面に散点状に、長さの短い縦溝33、長さの短い
斜溝35、36が重ねて成形され、それによって継手管
29の内側に生じた突条によって前記鉄筋棒21の縦リ
ブ22及び横リブ23、そして鉄筋棒25の縦リブ26
及び横リブ27が挟まれるように把持されて鉄筋棒継手
が2つの鉄筋棒21、25を相互に平行に連結する。
【0009】図5(a)、(b)、(c)には単軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図5によれば、鉄筋棒41
は谷径部44上に隆起した縦リブ42及び横リブ43を
備え、鉄筋棒45は谷径部48上に隆起した縦リブ46
及び横リブ47を備える。2つの鉄筋棒41、45は継
手管49に対して対向する向き17、18にそれらの尖
端が継手管49内に継手管49の突起物10又は中仕切
り11(図7)に当接する中央位置M−Mまで挿入され
る。その後図示しないかしめ機械の対向する2つのジョ
ウの間に継手管49を把持してかしめ機械の作動により
1つの継手管49について30秒〜1、2分で継手管4
9がかしめられ、継手管49の外面に相互に分離して散
点状に長さの短い縦溝53、長さの短い横溝54、長さ
の短い斜溝55、56が成形され、それによって継手管
49の内側に生じた突条によって前記鉄筋棒41の縦リ
ブ42及び横リブ43、そして鉄筋棒45の縦リブ46
及び横リブ47が挟まれるように把持されて鉄筋棒継手
が対向する2つの鉄筋棒41、45を一直線上に連結す
ることになる。
【0010】図6(a)、(b)、(c)には複軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図6によれば、一方の鉄筋
棒61は谷径部64上に隆起した縦リブ62及び横リブ
63を備え、他方の鉄筋棒65は谷径部68上に隆起し
た縦リブ66及び横リブ67を備える。2つの鉄筋棒6
1、65は継手管69に対して対向する向き37、38
から継手管69を貫通して、鉄筋棒61、65の尖端が
継手管69の両端からそれぞれ20〜30mmだけ突出
するまで挿入される。その後図示しないかしめ機械の対
向する2つのジョウの間に継手管69を把持し、かしめ
機械の作動により1つの継手管69について30秒〜
1、2分で継手管69がかしめられ,それによって継手
管69の外面に相互に分離して散点状に長さの短い縦溝
73、長さの短い横溝74、長さの短い斜溝75、76
が成形され、それによって継手管69の内側に生じた突
条によって前記鉄筋棒61の縦リブ62及び横リブ6
3、そして鉄筋棒65の縦リブ66及び横リブ67が挟
まれるように把持されて鉄筋棒継手が2つの鉄筋棒6
1、65を相互に平行に連結することになる。
【0011】図7は単軸型鉄筋棒継手用継手管9(4
9)に中央の突起物10又は中仕切り11が設けられて
いるものを示し、更に継手管の内側に接着剤12が層付
けされていることを示す図である。接着剤12は鉄筋棒
継手の使用前に予め成層されることができる。図8は複
軸型鉄筋棒継手用継手管29(69)の内側に接着剤3
2が層付けされていることを示す図である。接着剤32
は鉄筋棒継手の使用前に予め成層されることができる。
【0012】図9は本発明の他の実施の形態による単軸
型鉄筋棒継手による鉄筋棒の連結を示し、内面に接着剤
12を成層されることができる一方の継手管89に雄ね
じ部102を備えた雄形カップリング部材101が予め
固着され、他方の継手管89′に図示しない雌ねじ部を
備えた雌形カップリング部材103が予め固着され、2
つの鉄筋棒81、85の尖端が継手管89、89′中に
矢印97、98の向きに挿入され、次いで継手管89、
89′がそのラジアル方向外方から対向するジョウによ
るクランプによって把持されて、かしめ機械の作動によ
り1つの継手管89、89′について30秒〜1、2分
で継手管89、89′がかしめられて継手管89、8
9′の外面に相互に分離して散点状に成形された長さの
短い縦溝93、93′によって、又は長さの短い縦溝9
3、93′と図示しない長さの短い斜溝とが相互に重ね
て成形されることによって生じた継手管89、89′の
内側の突条によって鉄筋棒81、85の谷径部84、8
8から隆起したリブ82、83;86、87を挟みつけ
るようにかしめられる。その後土木建築現場において配
筋前に予め2つの鉄筋棒81と85とが雄形カップリン
グ部材101と雌形カップリング部材103を矢印10
7及び108の向きに工具によってねじることにより連
結され、又は土木建築現場において既に配筋された鉄筋
棒85又は81に他の鉄筋棒81又は85を連結して鉄
筋棒を延長するために雄形カップリング部材101と雌
形カップリング103とを操作して2つの鉄筋棒81、
85を一直線上に連結することができる。両部材101
と103とは「二重ナット」の形で強固に結合される
が、最終的に電気溶接による溶接部105で結合される
こともできる。
【0013】この実施の形態による鉄筋棒継手では鉄筋
棒の直径が大きく(40〜60φmm)てその長さを大
きく選べない場合や、土木建築現場で鉄筋棒を何本も連
結して延長する必要のある場合、又は継手管のかしめが
土木建築現場では困難となるような場合に、予め鉄筋棒
81、85に継手管89、89′を前組みしておいてか
らこれを土木建築現場に運んで、土木建築現場で雄形カ
ップリング部材101と雌形カップリング部材103と
を操作して鉄筋棒を延長する場合に有利である。勿論必
要に応じて土木建築現場において、全ての連結作業、即
ち鉄筋棒への継手管のかめし及び雄形カップリング部材
101と雌形カップリング部材103の連結操作を行う
こともできる。
【0014】
【発明の効果】鉄筋棒継手はその継手管の肉厚に比して
高い引張破断強度と、捩じり強度と、係合強度とを有
し、かつそのかしめ等の現場加工が容易であると共に、
継手管の内面に予め接着剤が成層されているので全体と
して現場作業が極めて迅速に行われることができる。継
手管にカップリング部材を固着して備えた鉄筋棒継手で
は土木建築現場での継手管のかしめ作業が困難な場合
や、土木建築現場で鉄筋棒を何本も連結して延長する必
要のある場合等において特に有効である。この場合鉄筋
棒の連結作業を、鉄筋棒の保管段階、土木現場における
配筋作業前、又は配筋作業中のいかんに拘わらず、即ち
時間的にも地域的にも作業者側で随意に行うことができ
る点も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図2】本発明による複軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図3】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図4】本発明による複軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図5】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図6】本発明による複軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図7】本発明による単軸型鉄筋棒継手の構成部分を示
す図であり、(a)は継手管、(b)は突出物を備えた
鉄筋棒継手の内壁面に接着剤を成層した状態を示す図、
そして(c)は中仕切りを備えた鉄筋棒継手の内壁面に
接着剤を成層した状態を示す図である。
【図8】本発明による複軸型鉄筋棒継手の構成部分を示
す図であり、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手の内
壁面に接着剤を成層した状態を示す(c)のB−B線に
沿う縦断面図、そして(c)は継手管の横断面図であ
る。
【図9】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)はそれぞれカップリング部材を固着して備え
た継手管を装着された2つの鉄筋棒、(b)はかしめ作
業終了後の鉄筋棒継手を示す図、そして(c)は2つの
鉄筋棒がカップリング部材により連結された状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 鉄筋棒 2 縦リブ 3 横リブ 4 谷径部 5 鉄筋棒 6 縦リブ 7 横リブ 8 谷径部 9 単軸型継手管 10 突起物 11 中仕切り 12 接着剤 13 縦溝 15 斜溝 16 斜溝 17 矢印 18 矢印 21 鉄筋棒 22 縦リブ 23 横リブ 24 谷径部 25 鉄筋棒 26 縦リブ 27 横リブ 28 谷径部 29 複軸型継手管 33 縦溝 35 斜溝 36 斜溝 37 矢印 38 矢印 41 鉄筋棒 42 縦リブ 43 横リブ 44 谷径部 45 鉄筋棒 46 縦リブ 47 横リブ 48 谷径部 49 単軸型継手管 53 縦溝 54 横溝 55 斜溝 56 斜溝 61 鉄筋棒 62 縦リブ 63 横リブ 64 谷径部 65 鉄筋棒 66 縦リブ 67 横リブ 68 谷径部 69 複軸型継手管 73 縦溝 74 横溝 75 斜溝 76 斜溝 81 鉄筋棒 82 縦リブ 83 横リブ 84 谷径部 85 鉄筋棒 86 縦リブ 87 横リブ 88 谷径部 89 継手管 89′ 継手管 93 縦溝 93′ 縦溝 97 矢印 98 矢印 101 雄ねじ部を備えた雄形カップリング部材 102 雄ねじ部 103 雌ねじ部を備えた雌形カップリング部材 105 溶接部 107 矢印 108 矢印

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(12)を成層された継手管(9)中に2
    つの鉄筋棒(1;5)の尖端が、継手管(9)の内方の
    突起物(10)又は中仕切り(11)に突き当たる中央
    位置(M−M)まで対向する向き(17;18)に挿入
    され、次いで継手管(9)がそのラジアル方向外方から
    対向するジョウによるクランプによって、継手管(9)
    の外面に相互に分離して散点状に成形された長さの短い
    縦溝(13)によって、又は長さの短い縦溝(13)と
    長さの短い斜溝(15、16)とが相互に重ねて成形さ
    れることによって生じた継手管(9)の内側の突条によ
    って鉄筋棒(1;5)の谷径部(4;8)から隆起した
    リブ(2、3;6、7)を挟みつけるようにかしめられ
    ることを特徴とする単軸型鉄筋棒継手。
  2. 【請求項2】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(32)を成層された継手管(29)を貫
    通して2つの鉄筋棒(21;25)が相互に平行にかつ
    一定間隔をおいて継手管(29)の内方に対向する向き
    (37;38)に挿入され、次いで継手管(29)がそ
    のラジアル方向外方から対向するジョウによるクランプ
    によって、継手管(29)の外面に相互に分離して散点
    状に成形された長さの短い縦溝(33)によって、又は
    長さの短い縦溝(33)と長さの短い斜溝(35、3
    6)とが相互に重ねて成形されることによって生じた継
    手管(29)の内側の突条によって、鉄筋棒(21;2
    5)の谷径部(24;28)から隆起したリブ(22、
    23;26、27)を挟みつけるようにかしめられるこ
    とを特徴とする複軸型鉄筋棒継手。
  3. 【請求項3】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(12)を成層された継手管(49)中に
    2つの鉄筋棒(41;45)の尖端が継手管(49)の
    内方の突起物(10)又は中仕切り(11)に突き当た
    る中央位置(M−M)まで対向する向き(17;18)
    に挿入され、次いで継手管(49)がそのラジアル方向
    外方から対向するジョウによるクランプによって、継手
    管(49)の外面に相互に分離して散点状に成形された
    長さの短い縦溝(53)と長さの短い横溝(54)と長
    さの短い斜溝(55、56)とによって生じた継手管
    (49)の内側の突条によって、鉄筋棒(41;45)
    の谷径部(44;48)から隆起したリブ(42、4
    3;46、47)を挟みつけるようにかしめられること
    を特徴とする単軸型鉄筋棒継手。
  4. 【請求項4】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(32)を成層された継手管(69)を貫
    通して2つの鉄筋棒(61;65)が相互に平行にかつ
    一定間隔をおいて、継手管(69)の内方に対向する向
    き(37;38)に挿入され、次いで継手管(69)が
    そのラジアル方向外方から対向するジョウによるクラン
    プによって、継手管(69)の外面に相互に分離して散
    点状に成形された長さの短い縦溝(73)と長さの短い
    横溝(74)と長さの短い斜溝(75、76)とによっ
    て生じた継手管(69)の内側の突条によって、鉄筋棒
    (61;65)の谷径部(64:68)から隆起したリ
    ブ(62、63;66、67)を挟みつけるようにかし
    められることを特徴とする複軸型鉄筋棒継手。
  5. 【請求項5】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(12)を成層され得る一方の継手管(8
    9)に雄ねじ部(102)を備えた雄形カップリング部
    材(101)が固着され、他方の継手管(89′)に雌
    ねじ部を備えた雌形カップリング部材(103)が固着
    されており、2つの鉄筋棒(81;85)の尖端が、継
    手管(89、89′)中に対向する向き(97;98)
    に挿入され、次いで継手管(89、89′)がそのラジ
    アル方向外方から対向するジョウによるクランプによっ
    て、継手管(89、89′)の外面に相互に分離して散
    点状に成形された長さの短い縦溝(93、93′)によ
    って、又は長さの短い縦溝(93、93′)と長さの短
    い斜溝とが相互に重ねて成形されることによって生じた
    継手管(89、89′)の内側の突条によって鉄筋棒
    (81;85)の谷径部(84;88)から隆起したリ
    ブ(82、83;86、87)を挟みつけるようにかし
    められ、その後一方の鉄筋棒(81又は85)に対して
    他方の鉄筋棒(85又は81)がカップリング部材(1
    01、103)を介して連結されることを特徴とする前
    記単軸型鉄筋棒継手。
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