JPH09137549A - 鉄筋棒継手 - Google Patents

鉄筋棒継手

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JPH09137549A
JPH09137549A JP29440695A JP29440695A JPH09137549A JP H09137549 A JPH09137549 A JP H09137549A JP 29440695 A JP29440695 A JP 29440695A JP 29440695 A JP29440695 A JP 29440695A JP H09137549 A JPH09137549 A JP H09137549A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、鉄筋棒継手を、高い
引張破断強度と捩じり強度とを有し、かつ鉄筋棒への適
用が極めて簡単に行われることができるように構成する
ことである。 【構成】 鉄筋棒継手において、内面に接着剤を
成層された継手管9中に2つの鉄筋棒1;5の尖端が、
継手管9の内方の突起物又は中仕切りに突き当たる位置
M−Mまで対向する向き17;18に挿入され、次いで
継手管9がそのラジアル方向外方から対向するジョウに
よるクランプによって、継手管9の外面に相互に分離し
て形成されて長さの短い縦溝13又は相互に重ねて形成
された長さの短い縦溝13及び斜溝15、16によって
生じた継手管9の内側の突条によって鉄筋棒1;5の谷
径部4;8から隆起したリブ2、3;6、7を挟みつけ
るようにかしめられることを特徴とする前記単軸型鉄筋
棒継手。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄筋棒継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の鉄筋棒継手は、2つの鉄筋
棒が外パイプと内パイプとから成る継手管中に対向する
方向から相互に突き当たるまで挿入された後、継手管の
外パイプの外面にその円周方向に円弧状に溝が形成され
ることにより、それに伴う継手管の内パイプの内側の突
条によって鉄筋棒のリブを挟みつけるようにかしめられ
た。しかし継手管の外面の円周方向、従って継手管の軸
線に対して直角方向の溝では、鉄筋棒に軸線方向の引張
応力が作用した場合にその円周方向に溝に集中荷重が作
用して鉄筋棒継手が鉄筋棒の強度以下の引張り応力で破
断されることになる。これでは鉄筋棒継手に要求される
条件が満足されることができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は鉄筋棒継手を
高い引張破断強度と捩じり強度とを有しかつ鉄筋棒への
適用が極めて簡単に行われることができるように構成す
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は特許請求
の範囲第1項〜第5項に記載された構成により解決され
る。
【0005】
【実施例】次に図示の実施例に基づいて本発明による鉄
筋棒継手を説明する。図1(a)、(b)、(c)には
単軸型鉄筋棒継手が記載されている。図1によれば鉄筋
棒1はそれぞれ縦リブ2、横リブ3及び谷径部4から成
り、鉄筋棒5はそれぞれ縦リブ6、横リブ7及び谷径部
8から成る。2つの鉄筋棒1、5は継手管9に対して対
向する方向17、18からそれらの尖端が継手管9内に
継手管9の突起物10又は中仕切り11(図7)に当接
する中央位置M−M(図1)のまで挿入される。その後
図示しないかしめ機械の対向する2つのジョウの間に継
手管9を把持して、かしめ機械の作動により1つの継手
管9について30秒〜1、2分で継手管9がかしめら
れ、継手管9の外面に相互に分離して散点状に長さの短
い縦溝13が成形されそれによって継手管9の内側に生
じた突条によって前記鉄筋棒1の谷径部4上に隆起した
縦リブ2及び横リブ3、そして鉄筋棒5の谷径部8上に
隆起した縦リブ6及び横リブ7が挟まれるように把持さ
れて鉄筋棒継手が対向する2つの鉄筋棒21、25を一
直線上に連結する。
【0006】図2(a)、(b)、(c)には複軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図2によれば、一方の鉄筋
棒21は谷径部24上に隆起した縦リブ22及び横リブ
23を備え、他方の鉄筋棒25は谷径部28上に隆起し
た縦リブ26及び横リブ27を備える。2つの鉄筋棒2
1、25は継手管29に対して対向する方向37、38
から継手管29を貫通して、鉄筋棒21、25の尖端が
継手管29の両端からそれぞれ20〜30mmだけ突出
するまで挿入される。その後図示しないかしめ機械の対
向する2つのジョウの間に継手管29を把持し、かしめ
機械の作動により1つの継手管29について30秒〜
1、2分で継手管29がかしめられ,それによって継手
管29の外面に相互に分離して散点状に短い縦溝33が
成形され、それによって継手管29の内側に生じた突条
によって前記鉄筋棒21の縦リブ22及び横リブ23そ
して鉄筋棒25の縦リブ26及び横リブ27が挟まれる
ように把持されて鉄筋棒継手が2つの鉄筋棒21、25
を相互に平行に連結する。
【0007】図3(a)、(b)、(c)には単軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図3によれば、鉄筋棒1は
鉄筋棒1の谷径部4上に隆起した縦リブ2及び横リブ3
を備え、鉄筋棒5は鉄筋棒5の谷径部8上に隆起した縦
リブ6及び横リブ7を備える。2つの鉄筋棒1、5は継
手管9に対して対向する方向17、18からそれらの尖
端が継手管9内に継手管9の突起物10又は中仕切り1
1(図7)に当接する中央位置M−M(図3)まで挿入
される。その後図示しないかしめ機械の対向する2つの
ジョウの間に継手管9を把持してかしめ機械の作動によ
り1つの継手管9について30秒〜1、2分で継手管9
がかしめられ、継手管9の外面に散点状に、長さの短い
縦溝13、斜溝15、16が重ねて成形されそれによっ
て継手管9の内側に生じた突条によって前記鉄筋棒1の
縦リブ2及び横リブ3、そして鉄筋棒5の縦リブ6及び
横リブ7が挟まれるようにして鉄筋棒継手が対向する2
つの鉄筋棒1、5を一直線上に連結される。その際図示
しないかしめ機械の対向する2つのジョウの間に継手管
9を把持してかしめ機械の作動によりかしめが行われ、
継手管9の外面に散点状に、長さの短い縦溝13、斜溝
15、16が重ねて成形され、それによって継手管9の
内面に生じた突条によって前記鉄筋棒1の縦リブ2及び
横リブ3、そして鉄筋棒5の縦リブ6及び横リブ7が挟
まれるように把持されて鉄筋棒継手が対向する2つの鉄
筋棒1、5を一直線上に連結することになる。
【0008】図4(a)、(b)、(c)には複軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図2によれば、一方の鉄筋
棒21は谷径部24上に隆起した縦リブ22及び横リブ
23を備え、他方の鉄筋棒25は谷径部28上に隆起し
た縦リブ26及び横リブ27を備える。2つの鉄筋棒2
1、25は継手管29に対して対向する方向37、38
から継手管29を貫通して、鉄筋棒21、25の尖端が
継手管29の両端からそれぞれ20〜30mmだけ突出
するまで挿入される。その後図示しないかしめ機械の対
向する2つのジョウの間に継手管29を把持し、かしめ
機械の作動により1つの継手管29について30秒〜
1、2分で継手管29がかしめられ,それによって継手
管29の外面に散点状に、長さの短い縦溝33、斜溝3
5、36が重ねて成形され、それによって継手管29の
内側に生じた突条によって前記鉄筋棒21の縦リブ22
及び横リブ23、そして鉄筋棒25の縦リブ26及び横
リブ27が挟まれるように把持されて鉄筋棒継手が2つ
の鉄筋棒21、25を相互に平行に連結する。
【0009】図5(a)、(b)、(c)には単軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図5によれば、鉄筋棒41
は谷径部44上に隆起した縦リブ42及び横リブ43を
備え、鉄筋棒45は谷径部48上に隆起した縦リブ46
及び横リブ47を備える。2つの鉄筋棒41、45は継
手管49に対して対向する方向17、18からそれらの
尖端が継手管49内に継手管49の突起物10又は中仕
切り11(図7)に当接する中央位置M−Mまで挿入さ
れる。その後図示しないかしめ機械の対向する2つのジ
ョウの間に継手管49を把持してかしめ機械の作動によ
り1つの継手管49について30秒〜1、2分で継手管
49がかしめられ、継手管49の外面に相互に分離して
散点状に長さの短い縦溝53、横溝54、斜溝55、5
6が成形されそれによって継手管49の内側に生じた突
条によって前記鉄筋棒41の縦リブ42及び横リブ4
3、そして鉄筋棒45の縦リブ46及び横リブ47が挟
まれるように把持されて鉄筋棒継手が対向する2つの鉄
筋棒41、45を一直線上に連結することになる。
【0010】図6(a)、(b)、(c)には複軸型鉄
筋棒継手が記載されている。図6によれば、一方の鉄筋
棒61は谷径部64上に隆起した縦リブ62及び横リブ
63を備え、他方の鉄筋棒65は谷径部68上に隆起し
た縦リブ66及び横リブ67を備える。2つの鉄筋棒6
1、65は継手管69に対して対向する方向37、38
から継手管69を貫通して、鉄筋棒61、65の尖端が
継手管69の両端からそれぞれ20〜30mmだけ突出
するまで挿入される。その後図示しないかしめ機械の対
向する2つのジョウの間に継手管69を把持し、かしめ
機械の作動により1つの継手管69について30秒〜
1、2分で継手管69がかしめられ,それによって継手
管69の外面に相互に分離して散点状に長さの短い縦溝
73、横溝74、斜溝75、76が成形され、それによ
って継手管69の内側に生じた突条によって前記鉄筋棒
61の縦リブ62及び横リブ63、そして鉄筋棒65の
縦リブ66及び横リブ67が挟まれるように把持されて
鉄筋棒継手が2つの鉄筋棒61、65を相互に平行に連
結する。ることになる。
【0011】図7は継手管9(49)に中央の突起物1
0又は中仕切り11が設けられているものを示し、更に
継手管の内側に接着剤12が層付けされていることを示
す図である。接着剤12は鉄筋棒継手の使用前に予め成
層されることができる。図8は継手管29(69)の内
側に接着剤32が層付けされていることを示す図であ
る。接着剤32は鉄筋棒継手の使用前に予め成層される
ことができる。
【0012】図9は本発明の他の実施の形態による単軸
型鉄筋棒継手による鉄筋棒の連結を示し、内面に接着剤
12を成層されることができる一方の継手管89に雄ね
じ部102を備えた雄形カップリング部材101が予め
固着され、他方の継手管89′に図示しない雌ねじ部を
備えた雌形カップリング部材103が予め固着され、2
つの鉄筋棒81、85の尖端が継手管89、89′中に
矢印97、98の方向から挿入され、次いで継手管8
9、89′がそのラジアル方向外方から対向するジョウ
によるクランプによって把持されて、かしめ機械の作動
により1つの継手管89、89′について30秒〜1、
2分で継手管89、89′がかしめられて継手管89、
89′の外面に相互に分離して散点状に成形された長さ
の短い縦溝93、93′によって、又は長さの短い縦溝
93、93′と図示しない長さの短い斜溝とが相互に重
ねて成形されることによって生じた継手管89、89′
の内側の突条によって鉄筋棒81、85の谷径部84、
88から隆起したリブ82、83;86、87を挟みつ
けるようにかしめられる。その後土木建築現場において
配筋前に予め2つの鉄筋棒81と85とが雄形カップリ
ング部材101と雌形カップリング部材103を矢印1
07及び108の方向に工具によってねじることにより
連結され、又は土木建築現場において既に配筋された鉄
筋棒85又は81に他の鉄筋棒81又は85を連結して
鉄筋棒を延長するために雄形カップリング部材101と
雌形カップリング101とを操作して2つの鉄筋棒8
1、85を一直線上に連結することができる。両部材1
01と103とは「二重ナット」の形で強固に結合され
るが、最終的に電気溶接(105)されることもでき
る。
【0013】この実施の形態による鉄筋棒継手では鉄筋
棒の直径が大きく(40〜60φmm)てその長さを大
きく選べない場合や、土木建築現場で鉄筋棒を何本も連
結して延長する必要のある場合、又は継手管のかしめが
土木建築現場では困難となるような場合に、予め鉄筋棒
81、85に継手管89、89′を前組みしておいてか
らこれを土木建築現場に運んで、土木建築現場で雄形カ
ップリング部材101と雌形カップリング部材103と
を操作して鉄筋棒を延長する場合に有利である。勿論必
要に応じて土木建築現場において、全ての連結作業、即
ち鉄筋棒への継手管のかめし及び雄形カップリング部材
101と雌形カップリング部材103の連結操作を行う
こともできる。
【0014】
【発明の効果】鉄筋棒継手はその継手管の肉厚に比して
高い引張破断強度と、捩じり強度と、係合強度とを有
し、かつそのかしめ等の現場加工が容易であると共に、
継手管の内面に予め接着剤が成層されているので全体と
して現場作業が極めて迅速に行われることができる。継
手管にカップリング部材を固着して備えた鉄筋棒継手で
は土木建築現場での継手管のかしめ作業が困難な場合
や、土木建築現場で鉄筋棒を何本も連結して延長する必
要のある場合等において特に有効である。この場合鉄筋
棒の連結作業を、鉄筋棒の保管段階、土木現場における
配筋作業前、又は配筋作業中のいかんに拘わらず、即ち
時間的にも地域的にも作業者側で随意に行うことができ
る点も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図2】本発明による複軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図3】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図4】本発明による複軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装着
した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後の
鉄筋棒継手を示す。
【図5】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図6】本発明による複軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手に鉄筋棒を装
着した状態を示す図、そして(c)はかしめ作業終了後
の鉄筋棒継手を示す。
【図7】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図、
(a)は継手管、(b)は突出物を備えた鉄筋棒継手の
内壁面に接着剤を成層した状態を示す図、そして(c)
は中仕切りを備えた鉄筋棒継手の内壁面に接着剤を成層
した状態を示す図である。
【図8】本発明による複軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)は継手管、(b)は鉄筋棒継手の内壁面に接
着剤を成層した状態を示す(c)のB−B線に沿う縦断
面図、そして(c)は継手管の横断面図である。
【図9】本発明による単軸型鉄筋棒継手を示す図であ
り、(a)はそれぞれカップリング部材を固着して備え
た継手管を装着された2つの鉄筋棒、(b)はかしめ作
業終了後の鉄筋棒継手を示す図、そして(c)は2つの
鉄筋棒がカップリング部材により連結された状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 鉄筋棒 2 縦リブ 3 横リブ 4 谷径部 5 鉄筋棒 6 縦リブ 7 横リブ 8 谷径部 9 単軸型継手管 10 突起物 11 中仕切り 12 接着剤 13 縦溝 15 斜溝 16 斜溝 17 矢印 18 矢印 21 鉄筋棒 22 縦リブ 23 横リブ 24 谷径部 25 鉄筋棒 26 縦リブ 27 横リブ 28 谷径部 29 複軸型継手管 33 縦溝 35 斜溝 36 斜溝 37 矢印 38 矢印 41 鉄筋棒 42 縦リブ 43 横リブ 44 谷径部 45 鉄筋棒 46 縦リブ 47 横リブ 48 谷径部 49 複軸型継手管 53 縦溝 54 横溝 55 斜溝 56 斜溝 61 鉄筋棒 62 縦リブ 63 横リブ 64 谷径部 65 鉄筋棒 66 縦リブ 67 横リブ 68 谷径部 69 複軸型継手管 73 縦溝 74 横溝 75 斜溝 76 斜溝 81 鉄筋棒 82 縦リブ 83 横リブ 84 谷径部 85 鉄筋棒 86 縦リブ 87 横リブ 88 谷径部 89 継手管 89′ 継手管 93 縦溝 93′ 縦溝 97 矢印 98 矢印 101 雄形カップリング部材 102 雄ねじ部 103 雌ねじ部を備えた雌形カップリング部材 105 溶接部 107 矢印 108 矢印

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(12)を成層された継手管(9)中に2
    つの鉄筋棒(1;5)の尖端が、継手管(9)の内方の
    突起物(10)又は中仕切り(11)に突き当たる中央
    位置(M−M)まで対向する向き(17;18)に挿入
    され、次いで継手管(9)がそのラジアル方向外方から
    対向するジョウによるクランプによって、継手管(9)
    の外面に相互に分離して散点状に成形された長さの短い
    縦溝(13)によって、又は長さの短い縦溝(13)と
    長さの短い斜溝(15、16)とが相互に重ねて成形さ
    れることによって生じた継手管(9)の内側の突条によ
    って鉄筋棒(1;5)の谷径部(4;8)から隆起した
    リブ(2、3;6、7)を挟みつけるようにかしめられ
    ることを特徴とする単軸型鉄筋棒継手。
  2. 【請求項2】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(32)を成層された継手管(29)を貫
    通して2つの鉄筋棒(21;25)が相互に平行にかつ
    一定間隔をおいて継手管(29)の内方に対向する向き
    (37;38)に挿入され、次いで継手管(29)がそ
    のラジアル方向外方から対向するジョウによるクランプ
    によって、継手管(29)の外面に相互に分離して散点
    状に成形された長さの短い縦溝(33)によって、又は
    長さの短い縦溝(33)と長さの短い斜溝(15、1
    6)とが相互に重ねて成形されることによって生じた継
    手管(29)の内側の突条によって、鉄筋棒(21;2
    5)の谷径部(44;48)から隆起したリブ(42、
    43;46、47)を挟みつけるようにかしめられるこ
    とを特徴とする複軸型鉄筋棒継手。
  3. 【請求項3】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(12)を成層された継手管(49)中に
    2つの鉄筋棒(41;45)の尖端が継手管(49)の
    内方の突起物(10)又は中仕切り(11)に突き当た
    る中央位置(M−M)まで対向する向き(17;18)
    に挿入され、次いで継手管(49)がそのラジアル方向
    外方から対向するジョウによるクランプによって、継手
    管(49)の外面に相互に分離して散点状に形成された
    長さの短い縦溝(53)と長さの短い横溝(54)と長
    さの短い斜溝(55、56)とによって生じた継手管
    (49)の内側の突条によって、鉄筋棒(41;45)
    の谷径部(44;48)から隆起したリブ(42、4
    3;46、47)を挟みつけるようにかしめられること
    を特徴とする単軸型鉄筋棒継手。
  4. 【請求項4】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(32)を成層された継手管(69)を貫
    通して2つの鉄筋棒(61;65)が相互に平行にかつ
    一定間隔をおいて、継手管(69)の内方に対向する向
    き(37;38)に挿入され、次いで継手管(69)が
    そのラジアル方向外方から対向するジョウによるクラン
    プによって、継手管(69)の外面に相互に分離して散
    点状に形成された長さの短い縦溝(53)と長さの短い
    横溝(54)と長さの短い斜溝(55、56)とによっ
    て生じた継手管(69)の内側の突条によって、鉄筋棒
    (61;65)の谷径部(64;68)から隆起したリ
    ブ(62、63;66、67)を挟みつけるようにかし
    められることを特徴とする複軸型鉄筋棒継手。
  5. 【請求項5】鉄筋棒継手において、 内面に接着剤(12)を成層され得る一方の継手管(8
    9)に雄ねじ部(102)を備えた雄形カップリング部
    材(101)が固着され、他方の継手管(89′)に雌
    ねじを備えた雌形カップリング部材(103)が固着さ
    れており、2つの鉄筋棒(81;85)の尖端が、継手
    管(89、89′)中に対向する向き(97;98)に
    挿入され、次いで継手管(89、89′)がそのラジア
    ル方向外方から対向するジョウによるクランプによっ
    て、継手管(89、89′)の外面に相互に分離して散
    点状に成形された長さの短い縦溝(83、83′)によ
    って、又は長さの短い縦溝(83、83′)と長さの短
    い斜溝とが相互に重ねて成形されることによって生じた
    継手管(89、89′)の内側の突条によって鉄筋棒
    (81;85)の谷径部(84;88)から隆起したリ
    ブ(82、83;86、87)を挟みつけるようにかし
    められ、その後一方の鉄筋棒(81又は85)に対して
    他方の鉄筋棒(85又は81)がカップリング部材(1
    01、103)を介して連結されることを特徴とする前
    記単軸型鉄筋棒継手。
JP29440695A 1995-11-13 1995-11-13 鉄筋棒継手 Expired - Fee Related JP2777879B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016113865A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 ゴトウコンクリート株式会社 集水桝へ設置される兼用型ゴミキャッチ装置
RU2662740C1 (ru) * 2017-07-10 2018-07-30 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Сибирский государственный университет путей сообщения" (СГУПС) Способ монтажа арматурных стержней
CN115110647A (zh) * 2022-08-08 2022-09-27 中信国安建工集团有限公司 一种应用于伸缩后浇带的浇筑混凝土结构

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