JP2776098B2 - クロック再生回路および時間軸誤差補正装置 - Google Patents

クロック再生回路および時間軸誤差補正装置

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JP2776098B2
JP2776098B2 JP3312092A JP31209291A JP2776098B2 JP 2776098 B2 JP2776098 B2 JP 2776098B2 JP 3312092 A JP3312092 A JP 3312092A JP 31209291 A JP31209291 A JP 31209291A JP 2776098 B2 JP2776098 B2 JP 2776098B2
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    • H04N5/91Television signal processing therefor
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定した固定クロック
から、時間軸変動を持った同期信号に同期した再生クロ
ックを得るディジタル方式のクロック再生回路と、これ
を用いて構成した映像信号の時間軸誤差補正装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクやテープ状の記録媒体からの再
生信号は、時間軸変動を持っており、これを補正するた
めに時間軸誤差補正装置(以下TBC:TimeBas
eerror Correctorという)を用いる。
ディジタル方式のTBCでは、再生信号の同期信号に同
期した再生クロックが必要である。
【0003】同期信号に同期した再生クロックを得るた
めに、従来の技術では、図7に示す、PLL(Phas
e Locked Loop)が用いられることが多
い。しかし、一般にループフィルター及びVCO(Vo
ltage Controled Oscilato
r)がアナログ動作であるため、高性能を得るために調
整が必要であったり、ディジタル回路からノイズ妨害を
受け易い等、動作が不安定となり易い。これを避けるた
めに、PLLの完全なディジタル化も可能ではあるが、
高速のPLL回路の場合、演算の量及び速度が非常に大
きく、実施が困難である。
【0004】一方、PLLではないディジタルの位相同
期回路も提案されている。例えば、特開昭62−110
382号公報の時間軸誤差補正装置におけるクロック制
御は、メモリの書込側と読出側に分けて行われる。書込
側のクロック制御は、再生同期信号毎に、再生同期信号
と基準クロックの位相を一致させるだけである。そし
て、読出側のクロック制御は、再生同期信号の長さを検
出し、これと基準同期信号の長さとの差を速度誤差信号
とし、過去複数の速度誤差信号から多項式演算によりク
ロックの制御量を求め、クロックを位相変調するもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、アナ
ログPLLは不安定で、ディジタルPLLは回路規模が
非常に大きくなるという問題を持っている。また、特開
昭62−110382号公報の場合、メモリの読出側の
クロックの位相制御により時間軸誤差を補正している。
従って、DA変換器を通してアナログの状態に戻さない
と補正効果を発揮できない。つまり、他のディジタル機
器とのディジタルインタフェイスができないという欠点
がある。また、多項式演算を行うときに速度誤差信号が
複数組必要で、そのためには連続した再生同期信号が必
要である。一般に、記録媒体からの再生信号はドロップ
アウトが生じ易く、再生同期信号が1つでも欠落したと
きに、多項式演算が正常な値を算出するまでに多くの時
間を要するという問題がある。 本発明は、上述の課題
をすべて解決するものであり、構成要素がすべてディジ
タルであるため無調整で非常に安定で、しかも、回路が
簡素で実現性が高いクロック再生回路を提供することを
第1の目的とする。さらに、同期信号のドロップアウト
に強く、ディジタルインタフェイスが可能な時間軸誤差
補正装置を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上述の第
1の目的を達成するために、位相及び周波数の安定した
固定クロックを入力とし、外部同期信号のエッジ毎に、
外部同期信号のエッジと位相を一致させた0次ホールド
クロックを出力する0次ホールド回路と、外部同期信号
のエッジと内部同期信号のエッジの位相差をディジタル
の位相差データとして出力する位相比較回路と、外部同
期信号毎に計数値をクリアされ前記0次ホールドクロッ
クを計数しその計数値を出力するカウンタと、前記位相
差データと前記計数値とをアドレスに入力し、前記カウ
ンタが外部同期信号の1周期を計数し終えたと同時に内
部同期信号を出力し、かつ、入力アドレスの位相差デー
タと計数値の値に対応して書き込まれた位相制御信号を
出力するメモリと、前記0次ホールドクロックを入力と
し、前記位相制御信号により位相を変化させた再生クロ
ックを出力する移相回路とを備えた構成となっている。
【0007】次に、上述の第2の目的を達成するため
に、第2の発明は、入力のアナログ映像信号から水平同
期信号を分離し検出同期信号として出力する同期分離回
路と、位相及び周波数の安定した固定クロックを発生す
る発振回路と、前記検出同期信号と前記固定クロックか
ら前記検出同期信号に位相及び周波数の同期した再生ク
ロックを発生するための請求項1記載のクロック再生回
路と、入力した前記アナログ映像信号を前記再生クロッ
クでディジタル映像信号に変換するAD変換器と、前記
ディジタル映像信号を前記再生クロックで書込み、前記
固定クロックで読出すことにより前記ディジタル映像信
号の時間軸変動を補正するメモリとを備えた構成となっ
ている。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、0次ホールド回
路で固定クロックと外部同期信号とから0次ホールドク
ロックをつくる。この0次ホールドクロックをカウンタ
で計数し、この計数値でメモリの下位アドレスをドライ
ブし、内部同期信号を得る。次に、位相比較回路で内部
同期信号と外部同期信号の位相比較を行い、位相差デー
タをメモリの上位アドレスにロードする。すると、メモ
リにおいて、その時の位相差データに対応した位相制御
信号が、カウンタの計数値に従って変化しながら出力さ
れる。最後に、移相回路において、位相制御信号に基づ
いて0次ホールドクロックの位相をシフトする事によ
り、外部同期信号に位相及び周波数が一致した再生クロ
ックを得ることができる。
【0009】このクロック再生回路をTBCに応用した
場合、時間軸変動を持ったアナログ映像信号は、映像信
号と同じ時間軸変動を持った再生クロックでディジタル
に変換されてからメモリに書込まれ、時間軸変動のない
固定クロックで読出されることにより、完全に時間軸誤
差の補正がなされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の詳細な説明をす
る。図1は、クロック再生回路の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図1において、1は、0次ホールド回
路で、固定クロックを入力し、外部同期信号のエッジの
位相とクロックの位相を一致させた0次ホールドクロッ
クを出力する。0次ホールドクロックの位相は、外部同
期信号の次のエッジが来るまで一定である。
【0011】2は、位相比較回路で、内部同期信号と外
部同期信号のエッジの位相差をディジタル複数ビットの
位相差データとして出力する。3は、カウンタで、外部
同期信号毎に計数値をクリアされ、前記0次ホールドク
ロックを計数し、その計数値を出力する。4は、ROM
(Read Only Memories)で、位相比
較回路2の出力の位相差データを入力アドレスの上位ビ
ットに、カウンタ3の計数値を入力アドレスの下位ビッ
トに入力される。そして、第1の出力として、カウンタ
3が外部同期信号の1周期を計数し終えたと同時に内部
同期信号を出力し、第2の出力として、アドレス上位ビ
ットの値をx、アドレス下位ビットの値をy、定数をc
としたとき、(数4)を満たす位相制御信号zの値を出
力する。
【0012】 (数4)z=c・x・y 5は、移相回路で、入力の0次ホールドクロックから位
相の異なる複数のクロックを生成し、それぞれを位相制
御信号zと1対1に割当てる。位相制御信号zが入力さ
れると即座に対応するクロックを選択し、再生クロック
として出力する。
【0013】次に、図1のクロック再生回路の構成要素
別の一実施例を更に詳細に説明する。図2は、0次ホー
ルド回路1の一実施例を示すものである。本実施例で
は、出力の0次ホールドクロックを、固定クロックの周
期の8分の1の精度で外部同期信号のエッジの位相に同
期させるものとする。6は、固定クロックの周期の8分
の1の一定遅延時間を持つ7つの遅延素子、7は、8ビ
ットのフリップフロップ、8は、(表1)に示す変換規
則を持った8入力3出力のエンコーダ、9は、8入力1
出力、制御信号3ビットのセレクタである。
【0014】
【表1】
【0015】入力の固定クロックから、遅延素子6によ
り8種類の位相のクロックが生成される。つぎに、8種
類のクロックは、フリップフロップ7において、外部同
期信号の立ち上がりエッジによってラッチされる。固定
クロックのデューティを50%とすると、フリップフロ
ップ7の出力、即ち、エンコーダ8の入力は(表1)に
示す8種類のパターンの中の1つに定まる。そして、エ
ンコーダ8は入力に対応する3ビットのクロック選択デ
ータをセレクタ9に出力し、セレクタ9は8種類の位相
のクロックの中から1つを選択して0次ホールドクロッ
クとして出力する。
【0016】ここで、選択されたクロックは、クロック
の立ち上がりエッジと外部同期信号の立ち上がりエッジ
の位相差が最も少ないものである。即ち、外部同期信号
と位相が一致したトリガクロックを出力する。ここで、
位相の一致の精度は遅延素子6の遅延時間に依存し、精
度を向上するためには、遅延時間を小さくし素子数を増
やして、フリップフロップ7、エンコーダ8、及びセレ
クタ9のビット数を増やした回路とすれば良い。また、
クロックの選択は、外部同期信号の立ち上がりエッジに
よってのみフリップフロップ7を動作させて行うので、
エッジが来ない間は同一の位相が保持される。
【0017】次に、図3に示す、位相比較回路2の実施
例を説明する。図3において、10は、内部同期信号を
遅延させる遅延素子で、1個当たりの遅延時間は位相比
較の分解能を決定し、素子数は位相比較の引き込み範囲
を決定する。11は、フリップフロップ、12は、(表
2)の変換規則を持ったプライオリティエンコーダであ
る。
【0018】
【表2】
【0019】内部同期信号の立ち上がりエッジが7個の
遅延素子10を通過しているとき、フリップフロップ1
1において、外部同期信号の立ち上がりエッジにより、
各々遅延された内部同期信号をラッチすると、プライオ
リティエンコーダ12の入力は(表2)に示す9種類の
パターンの中の1つに定まる。従って、プライオリティ
エンコーダ12は、対応する出力コード、即ち、内部同
期信号と外部同期信号の立ち上がりエッジの位相差を、
直接ディジタルの位相差データとして出力する。
【0020】次に、図4に示す、移相回路5の実施例を
説明する。本実施例では0次ホールドクロックの周期の
8分の1の精度で再生クロックの位相を制御するものと
する。13は、0次ホールドクロックの周期の8分の1
の一定遅延時間をもつ7つの遅延素子、14は、8種類
のクロックの中から位相制御信号に対応する1つのクロ
ックを選択して再生クロックとして出力するセレクタで
ある。
【0021】入力の0次ホールドクロックは、遅延素子
13の遅延時間ずつ位相がシフトされ、それぞれセレク
タ14に入力される。この時、セレクタ14の入力のI
7、I6、I5…I0に入力されるクロックの位相は、
遅延素子13の遅延時間ずつずれて連続したものとな
る。しかも、注意すべきことは、I0とI7の位相も連
続しており、位相制御信号を0から7まで、7の次は再
び0と変化させることにより、出力の再生クロックの位
相を連続的に制御できる。即ち、位相制御信号の値を連
続的に増減すれば、0次ホールドクロックは位相変調さ
れ、再生クロックとして出力される。
【0022】クロック再生回路は以上の構成で機能す
る。即ち、0次ホールド回路1で固定クロックと外部同
期信号とから0次ホールドクロックをつくる。0次ホー
ルドクロックをカウンタ3で計数し、この計数値でRO
M4の下位アドレスをドライブし、内部同期信号を得
る。次に、位相比較回路2で内部同期信号と外部同期信
号の位相比較を行い、位相差データをROM4の上位ア
ドレスにロードする。すると、ROM4において、その
時の位相差データに対応した位相制御信号が、カウンタ
3の計数値に従って変化しながら出力される。最後に、
移相回路5において、位相制御信号に基づいて0次ホー
ルドクロックの位相をシフトして、外部同期信号に位相
及び周波数が一致した再生クロックを得ることができ
る。
【0023】更に、動作原理を数式及び特性図を用いて
以下に説明する。最新の外部同期信号の位相をφn 、1
つ前の外部同期信号の位相をφn-1 とし、位相比較回路
2の位相分解能をaとすると、出力の位相差データxは
(数1)で表すことができる。
【0024】
【数1】
【0025】0次ホールドクロックの周波数をfck、最
新の外部同期信号が検出されてからの経過時間tにおけ
るカウンタ3の出力の計数値yは(数2)で表すことが
できる。
【0026】
【数2】
【0027】移相回路5の入力クロックの位相をφin
出力クロックの位相をφout とし、位相制御信号の値を
z、位相制御感度をbとすると、(数3)の関係で表現
できる。
【0028】
【数3】
【0029】ここで、ROM4の上位ビットの値x、下
位ビットの値y、出力の位相制御信号の値zの関係を、
定数をcとすると、(数4)となる。
【0030】
【数4】
【0031】ただし、定数cは、外部同期信号の周波数
をfH とするとき、(数5)の関係を満たすものであ
る。
【0032】
【数5】
【0033】従って、再生クロックの、時刻tにおける
位相をφ(t)とすると、(数1)、(数2)、(数
5)を(数4)に代入し、更にこれを(数3)に代入す
ると、(数6)が得られる。
【0034】
【数6】
【0035】即ち、図6に示すように、外部同期信号の
位相φn が検出されてからの経過時間tにおける再生ク
ロックの位相φ(t)はt=0のときφn から始まり、
φn と1周期前のφn-1 との位相差に基づいた傾きで、
外部同期信号の1周期に渡って直線で近似される。
【0036】本実施例によるクロック再生回路は、0次
ホールド回路1、位相比較回路2、及び移相回路5で扱
える位相の細かさは、遅延素子6、10、13の遅延時
間に依存しているので、それぞれ必要な位相制御精度を
実現できる遅延素子を使用すれば良い。ただし、位相比
較回路2の位相分解能や、移相回路5の位相制御感度が
変化することになるが、前述のROM4の内部定数cの
値を変化させることにより対応が可能となるという利点
がある。従って、0次ホールド回路1、位相比較回路
2、及び移相回路5の説明で、7つの遅延素子を用いた
実施例を挙げたがこれに限るものではない。
【0037】次に、本実施例のクロック再生回路を応用
した、時間軸誤差補正装置を他の実施例として説明す
る。図5は、時間軸誤差補正装置の実施例の構成を示す
ブロック図である。図5において、15は、入力のアナ
ログ映像信号から水平同期信号またはバースト信号を分
離して検出同期信号として出力する同期分離回路、16
は、位相及び周波数の安定した固定クロックを発生する
水晶発振回路、17は、前記検出同期信号と前記固定ク
ロックとから検出同期信号に時間軸変動の一致した再生
クロックを発生するための図1に示すクロック再生回路
である。18は、入力アナログ信号を前記再生クロック
でディジタル映像信号に変換するAD変換器、19は、
前記ディジタル映像信号を前記再生クロックで書込み、
前記固定クロックで読出すことにより、ディジタル映像
信号の時間軸変動を補正するRAM(Random A
ccess Memories)、20は、前記時間軸
変動を補正されたディジタル映像信号をアナログの映像
信号に変換するDA変換器である。
【0038】以上の構成のもとで、時間軸変動を持った
アナログ映像信号は、映像信号と同じ時間軸変動を持っ
た再生クロックで、ディジタルに変換されてからRAM
19に書込まれ、時間軸変動のない固定クロックで読出
されることにより、完全に時間軸誤差の補正がなされ
る。
【0039】本実施例の時間軸誤差補正装置は、RAM
の書込側と読出側の両方でクロックを位相制御した時間
軸誤差補正装置とは違い、時間軸変動のないディジタル
の映像信号をRAMから直接得ることができるので、出
力のディジタルインタフェイスに有効である。
【0040】
【発明の効果】本発明のクロック再生回路は、アナログ
PLLを用いずにディジタル回路のみで構成したため、
調整が不要でノイズに対しても安定に動作し、IC化に
も向く。また、本発明の時間軸誤差補正装置は、検出同
期信号が2回続けて検出されれば再生クロックの位相が
確定するので、ドロップアウトの多い映像信号からでも
安定にクロックを再生して時間軸変動を補正することが
でき、更に、ディジタルインタフェイスも容易である。
従って、アナログ記録したビデオディスクやVTRの再
生装置に用いると非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるクロック再生回路の
ブロック図
【図2】本発明の一実施例における0次ホールド回路の
詳細な回路図
【図3】本発明の一実施例における位相比較回路の詳細
な回路図
【図4】本発明の一実施例における移相回路の詳細な回
路図
【図5】本発明の他の実施例における時間軸誤差補正装
置のブロック図
【図6】本発明の一実施例におけるクロック再生回路の
動作説明の為の特性図
【図7】従来のPLLによるクロック再生回路のブロッ
ク図
【符号の説明】
1 0次ホールド回路 2 位相比較回路 3 カウンタ 4 ROM 5 移相回路 15 同期分離回路 16 水晶発振回路 17 クロック再生回路 18 AD変換器 19 RAM 20 DA変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/95 - 5/956 H04N 5/06 H04L 7/02 - 7/027

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位相及び周波数の安定した固定クロックを
    入力とし、外部同期信号のエッジ毎に、前記外部同期信
    号のエッジと位相を一致させた0次ホールドクロックを
    出力する0次ホールド回路と、前記外部同期信号のエッ
    ジと内部同期信号のエッジの位相差をディジタルの位相
    差データとして出力する位相比較回路と、 前記外部同期信号毎に計数値をクリアされ前記0次ホー
    ルドクロックを計数しその計数値を出力するカウンタ
    と、前記位相差データと前記計数値とをアドレスに入力
    し、前記カウンタが外部同期信号の1周期を計数し終え
    たと同時に前記内部同期信号を出力し、かつ、入力アド
    レスの位相差データと計数値の値に対応して書き込まれ
    た位相制御信号を出力するメモリと、前記0次ホールド
    クロックを入力とし、前記位相制御信号により位相を変
    化させた再生クロックを出力する移相回路とを備えたこ
    とを特徴とするクロック再生回路。
  2. 【請求項2】0次ホールド回路は、固定クロックを遅延
    させるために(n−1)個(nは2以上の整数)直列に
    接続した遅延素子と、前記遅延素子の入出力点及び接続
    点のクロックを外部同期信号のエッジでラッチするnビ
    ットのフリップフロップと、前記フリップフロップの出
    力をクロック選択データ符号化するエンコーダと、前記
    遅延素子の入出力点及び接続点のクロックをから前記ク
    ロック選択データにより1つのクロックを選択して0次
    ホールドクロックとして出力するセレクタとを備えた請
    求項1記載のクロック再生回路。
  3. 【請求項3】位相比較回路は、内部同期信号を遅延させ
    るために(m−1)個(mは2以上の整数)直列に接続
    した遅延素子と、前記遅延素子の入出力点及び接続点の
    信号を外部同期信号のエッジでラッチするmビットのフ
    リップフロップと、前記フリップフロップの出力をバイ
    ナリデータに符号化するプライオリティエンコーダとを
    備えた請求項1記載のクロック再生回路。
  4. 【請求項4】メモリは、入力アドレス上位ビットの値を
    x、入力アドレス下位ビットの値をy、定数をcとした
    とき、z=c・x・yを満たす位相制御信号zの値を出
    力する請求項1記載のクロック再生回路。
  5. 【請求項5】入力のアナログ映像信号から水平同期信号
    を分離し検出同期信号として出力する同期分離回路と、
    位相及び周波数の安定した固定クロックを発生する発振
    回路と、前記検出同期信号と前記固定クロックから前記
    検出同期信号に位相及び周波数の同期した再生クロック
    を発生するための請求項1記載のクロック再生回路と、
    入力した前記アナログ映像信号を前記再生クロックでデ
    ィジタル映像信号に変換するAD変換器と、前記ディジ
    タル映像信号を前記再生クロックで書込み、前記固定ク
    ロックで読出すことにより前記ディジタル映像信号の時
    間軸変動を補正するメモリとを備えたことを特徴とする
    時間軸誤差補正装置。
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