JP2775741B2 - 音声信号処理装置 - Google Patents

音声信号処理装置

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば音声信号の記録系にノイズリダクシ
ョン回路として使用して好適な音声信号処理装置に関す
る。 〔発明の概要〕 本発明は、入力音声信号が被除数として供給される割
算器と、この割算器の出力信号が供給されるエンファシ
ス回路と、この入力音声信号の高域を強調するエンファ
シス回路の出力信号が供給されるレベル検出回路とを備
え、レベル検出回路の出力信号が割算器に除数として供
給されて割算がなされると共に、エンファシス回路より
出力音声信号が得られる音声信号処理装置において、入
力音声信号が低レベルであるときには、割算器よりエン
ファシス回路に供給される信号の高域が抑圧されるよう
にしたことにより、高域ノイズを低減することができる
ようにしたものである。 〔従来の技術〕 第4図は、ビデオテープレコーダの記録系の一例を示
すものである。 同図において、入力端子(1)に供給されるアナログ
音声信号SAはノイズリダクション回路(7)を構成する
割算器(2)に被除数として供給される。この割算器
(2)からのアナログ音声信号はA/D変換器(3)に供
給されて、例えば12ビットのデジタル音声信号とされた
のち、エンファシス回路(4)に供給される。このエン
ファシス回路(4)ではデジタル音声信号の高域が強調
され、その出力側には、例えば15ビットのデジタル音声
信号が得られる。 このエンファシス回路(4)からのデジタル音声信号
はウエイティングエンファシス回路(5)に供給されて
高域が強調されたのちレベル検出回路(6)に供給され
る。そして、このレベル検出回路(6)より検出レベル
を示す、例えば13ビットのデジタルデータが得られ、こ
のデジタルデータは割算器(2)に除数として供給され
る。したがって、割算器(2)においては、入力端子
(1)より供給されるアナログ音声信号SAが、レベル検
出回路(6)より供給されるデジタルデータによって割
算され、アナログ音声信号の圧縮が行なわれる。 また、エンファシス回路(4)からの15ビットのデジ
タル音声信号のうち上位10ビットの信号は、10−8変換
回路(11)に供給されて、8ビットのデジタル音声信号
に変換される。そして、この変換回路(11)よりの8ビ
ットのデジタル音声信号はPCMプロセッサ(12)に供給
されて、エラー訂正、検出符号の付加、インターリー
ブ、時間軸圧縮、変調等の処理がなされてPCM音声信号A
PCMが形成される。 このPCMプロセッサ(12)からのPCM音声信号APCMは、
スイッチ回路(13)を構成する切換スイッチ(13A)及
び(13B)のa側の固定端子に供給される。 また、端子(14)に供給される別系統の回路で形成さ
れた記録映像信号SVは、切換スイッチ(13A)及び(13
B)のb側の固定端子に供給される。この切換スイッチ
(13A)及び(13B)の出力信号は、夫々記録アンプ(15
A)及び(15B)を介して回転磁気ヘッドHA及びHBに供給
される。 これら磁気ヘッドHA及びHBは、第5図に示すように、
互いに略180゜の角間隔をもって取り付けられ、ドラム
(21)の周面より若干突出する状態でフレーム周波数
(30Hz)で矢印(22H)の方向に回転させられる。磁気
ヘッドHA及びHBは、その作動ギャップの角度、いわゆる
アジマス角が互いに違えられている。また、(23)は磁
気テープであり、ドラム(21)の周面に対して221゜強
の角範囲にわたって巻き付けられ、矢印(22T)の方向
に所定速度で走行させられる。 結局磁気テープ(23)上には、第6図に示すように、
磁気ヘッドHA及びHBによって221゜分の長さの傾斜記録
トラックTA及びTBが交互に形成されて信号が記録され
る。この場合、記録トラックTA及びTBのうち磁気ヘッド
HA及びHBが走査し始める時点から約36゜の角範囲分の領
域APにはPCM音声信号APCMが記録され、その後の角範囲
分の領域AVには1フィールド分の記録映像信号SVが記録
される。なお、上述していないが、磁気テープ(23)上
に、このように記録がなされるように、スイッチ回路
(13)の切換スイッチ(13A)及び(13B)は、夫々磁気
ヘッドHA及びHBが記録トラックTA及びTBの領域APを走査
するときにはa側に接続され、領域AVを走査するときに
はb側に接続される。 なお、再生系の説明は省略するが、この第4図例の記
録系の対として構成される。例えば、ノイズリダクショ
ン回路(7)の割算器(2)及びエンファシス回路
(4)に対応して、夫々乗算器及びデエンファシス回路
が用いられることとなる。 この第4図例のようにノイズリダクション回路(7)
を構成するものによれば、記録再生によって生じるビデ
オテープレコーダの雑音を良好に軽減することができ
る。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、この第4図例のようにノイズリダクション回
路(7)を構成するものにおいては、入力端子(1)に
供給されるアナログ音声信号SAが低レベルであるときで
も、エンファシス量(高域強調量)が大きく、そのた
め、高域ノイズにより、S/Nを悪化させる不都合があっ
た。 本発明はこのような点を考慮し、入力音声信号が低レ
ベルであるときの高域ノイズを低減することを目的とす
るものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、入力音声信号SAが被除数として供給される
割算器(2)と、この割算器(2)の出力信号が供給さ
れるエンファシス回路(4)と、このエンファシス回路
(4)の出力信号が供給されるレベル検出回路(6)と
を備え、レベル検出回路(6)の出力信号が割算器
(2)に除数として供給されて割算がなされると共に、
エンファシス回路(4)より出力音声信号が得られる音
声信号処理装置であって、割算器(2)とエンファシス
回路(4)との間に、レベル検出回路(6)の出力信号
が低レベルとなるほどローパス特性が強くなる可変フィ
ルタ(8)を配するものである。 〔作用〕 上述構成においては、入力音声信号SAが低レベルであ
るとき、レベル検出回路(6)の出力信号が低レベルと
なり、可変フィルタ(8)はローパス特性が強くなり、
割算器(2)よりエンファシス回路(4)に供給される
信号の高域が抑圧される。 〔実施例〕 以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例につい
て説明する。この第1図において、第4図と対応する部
分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。 本例においては、割算器(2)からのアナログ音声信
号は、可変フィルタ(8)を介してA/D変換器(3)に
供給される。また、レベル検出回路(6)からのデジタ
ルデータはデコーダ(9)に供給され、このデコーダ
(9)より可変フィルタ(8)にフィルタ特性の制御信
号SDが供給される。そして、可変フィルタ(8)は、レ
ベル検出回路(6)からのデジタルデータの示すレベル
が所定レベルより高いときにはフラットな特性とされる
が、所定レベルより低いときには、低レベルとなるほど
ローパス特性が強くなるようにフィルタ特性が制御され
る。第2図は、この可変フィルタ(8)の特性例を示す
ものである。この場合、所定レベルとは、最大レベルを
0dBとするとき、例えば−24dBとされる。 第3図は可変フィルタ(8)の一例を示すものであ
る。同図は、抵抗器R1,R2,…,Rn、コンデンサC、アナ
ログスイッチS1,S2,…,Snで構成されるものであり、(8
a)は入力端子、(8b)は出力端子である。この第3図
例の可変フィルタ(8)は、制御信号SDの制御により、
レベル検出回路(6)からのデジタルデータの示すレベ
ルが所定レベルより高いときにはアナログスイッチS1
オンとされて、フラットな特性とされると共に、所定レ
ベルより低くなるときには、低レベルとなるほどアナロ
グスイッチS2〜SnのうちSn側のアナログスイッチがオン
とされてローパス特性が強くなるようになされる。 本例は以上のように構成され、入力音声信号SAが低レ
ベルであるとき、レベル検出回路(6)からのデジタル
データの示すレベルが低レベルとなり、可変フィルタ
(8)はローパス特性が強くなる。そのため、割算器
(2)よりA/D変換器(3)を介してエンファシス回路
(4)に供給される信号の高域が抑圧される。 したがって、本例によれば、入力音声信号SAが低レベ
ルのときの高域ノイズを低減することができる。 〔発明の効果〕 以上述べた本発明によれば、エンファシス回路(4)
に入力として供給される音声信号SAが低レベルであると
き、このエンファシス回路のエンファシス量(高域強調
量)が過剰となり、そのために高域ノイズが強調されて
音声信号SAのS/Nを悪化させるという不都合をなからし
め、良好な音質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は可変
フィルタの特性例を示す図、第3図は可変フィルタの一
例を示す図、第4図はビデオテープレコーダの記録系の
一例を示す図、第5図及び第6図はその説明のための図
である。 (2)は割算器、(4)はエンファシス回路、(5)は
ウエイティングエンファシス回路、(6)はレベル検出
回路、(8)は可変フィルタ、(9)はデコーダであ
る。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力音声信号が被除数として供給される割算器と、
    この割算器の出力信号が供給されるこの入力音声信号の
    高域を強調するエンファシス回路と、このエンファシス
    回路の出力信号が供給されるレベル検出回路とをそな
    え、上記レベル検出回路の出力信号が上記割算器に除数
    として供給されて割算がなされると共に、上記エンファ
    シス回路より音声信号が得られる音声信号処理装置にお
    いて、 この割算器とエンファシス回路との間に、このレベル検
    出回路の出力信号が低レベルとなるほどローパス特性が
    強くなる可変フィルタを配することを特徴とする音声信
    号処理装置。
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