JPH0718186Y2 - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH0718186Y2
JPH0718186Y2 JP18218087U JP18218087U JPH0718186Y2 JP H0718186 Y2 JPH0718186 Y2 JP H0718186Y2 JP 18218087 U JP18218087 U JP 18218087U JP 18218087 U JP18218087 U JP 18218087U JP H0718186 Y2 JPH0718186 Y2 JP H0718186Y2
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JP18218087U
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勲 馬島
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば音声信号を時間軸圧縮すると共にFM
変調をし、回転磁気ヘッドを用いて磁気テープの傾斜記
録トラックに記録し、またこれを再生できるようにした
磁気記録再生装置に適用して好適な信号処理装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、回転磁気ヘッド型で、しかも記録再生が可能なビ
デオテープレコーダとして、装置の小型化のために、小
型ドラムを使用するものが種々提案されている。
第3図はそのようなビデオテープレコーダの記録系の一
例を示すものである。同図において1は映像信号SVが供
給される入力端子であり、この入力端子1に供給される
映像信号SVは、A/D変換器2を介してメモリ3に供給さ
れて順次書き込まれると共に、このメモリ3より読みだ
される映像信号SVはD/A変換器4を介して輝度信号取出
用のローパスフィルタ5及び搬送色信号取り出し用のバ
ンドパスフィルタ6に供給される。
この場合、メモリ3の読み出し周波数は書き込み周波数
の1.2倍とされ、メモリ3に1/60秒毎に書き込まれる1
フィールド分の映像信号SVは、メモリ3より1/60×1/1.
2秒で読み出され、時間軸圧縮される。このとき、色副
搬送波周波数は3.58MHzから4.29MHzとなる。
また、ローパスフィルタ5より得られる輝度信号YはFM
変調器7に供給されて変調される。この場合、シンクチ
ップが5.04MHz、ホワイトピークが6.48MHzで、周波数偏
移が1.44MHzとなるように変調される。このFM変調器7
より出力されるFM輝度信号YFMは加算器8に供給され
る。
また、バンドパスフィルタ6より得られる搬送色信号C
は周波数変換器9に供給されて周波数変換される。この
場合、色副搬送波周波数が4.29MHzから892KHzとなるよ
うに低域周波数に変換される。この周波数変換器9より
出力される低域変換色信号CLは加算器8に供給される。
また、11は音声信号SAが供給される入力端子であり、こ
の入力端子11に供給される音声信号SAはA/D変換器12を
介してメモリ13に供給されて順次書き込まれると共に、
このメモリ13より読み出される音声信号SAはD/A変換器1
4を介してFM変調器15に供給される。この場合、メモリ1
3の読み出し周波数は書き込み周波数の1.2倍とされ、メ
モリ13に1/60秒毎に書き込まれる。音声信号SA(映像信
号SVの1フィールド分に対応する)は、メモリ13より1/
60×1/1.2秒で読み出され時間軸圧縮される。
また、FM変調器15に供給される音声信号SAは搬送波周波
数が1.8MHzとなるようにFM変調される。このFM変調器15
より出力されるFM音声信号AFMは加算器8に供給され
る。
加算器8からは、FM輝度信号YFM、低域変換色信号CL及
びFM音声信号AFMの周波数多重信号が出力される。第4
図Bはこの周波数多重信号の周波数スペクトラムを示す
ものである。そして、この周波数多重信号は、上述した
ように映像信号SV及び音声信号SAが時間軸圧縮されたも
のであり、各フィールド期間(1/60秒)のうち、例えば
始めから1/60×1/1.2秒間に存在したものとなる。この
周波数多重信号は記録アンプ21を介して切換スイッチ22
に供給される。この切換スイッチ22は、1フィールド期
間毎にa側及びb側に交互に切換られる。そして、この
切換スイッチ22のa側及びb側の固定端子に得られる周
波数多重信号は、夫々回転磁気ヘッドHA及びHBに供給さ
れる。
これら磁気ヘッドHAおよびHBは、第5図に示すように、
近接して、例えば1.5Hの角間隔をもって取り付けられ、
フィールド周波数(60Hz)で矢印DHの方向に回転させら
れる。これら磁気ヘッドHA及びHBはその差動ギャップの
角度、いわゆるアジマス角が互いに違えられている。ま
た、23は磁気テープであり、ドラム24の周面に対して30
0°強の角範囲にわたって斜めに巻付られ、矢印DTの方
向に所定速度で走行させられる。
上述したように、磁気ヘッドHA及びHBに供給される周波
数多重信号は各フィールド期間(1/60秒)のうち始めか
ら1/60×1/1.2秒間に存在したものとなると共に、磁気
ヘッドHA及びHBは、この1/60×1/1.2秒間で300°だけ回
転させられるので磁気テープ23上には、第6図に示すよ
うに、磁気ヘッドHA及びHBによって300°分の長さの記
録トラックTAおよびTBが交互に形成されて信号が記録さ
れる。
なお、このように磁気テープ23に記録されたものを再生
するには、第5図に示す回転ヘッド装置の磁気ヘッドHA
及びHBで再生した信号を第3図例の記録信号処理とは逆
の処理で信号処理をすることになる。
なお、第6図の記録フォーマットは、ドラムに180°の
各範囲をもって磁気テープが巻付られ、互いに180°の
角間隔をもって取り付けられフレーム周波数(30Hz)で
回転させられる2個の回転磁気ヘッドによって、第4図
Aに示すような時間軸圧縮をしない周波数多重信号を18
0°分の長さの記録トラックTA及びTBに記録したものと
同様となる。したがって、このように2個の回転磁気ヘ
ッドが互いに180°の角間隔をもって取付けられた大型
ドラムの回転ヘッド装置を有するビデオテープレコーダ
によっても勿論その再生が可能であり、互換性を有す
る。
この場合は、勿論再生信号処理において時間軸伸長処理
は不要である。
ところで、第3図例のビデオテープレコーダの記録系に
おいては、D/A変換器14で混入されたノイズを除去する
ため、D/A変換器14とFM変調器15との間に、第3図に破
線図示するようにフィルタ16が挿入される。
[考案が解決しようとする問題点] このフィルタ16に供給される信号は、上述したように時
間軸圧縮された音声信号SAであり、第7図Aに示すよう
に各フィールド期間(1/60秒)のうち始めから1/60×1/
1.2秒の期間taには音声信号SAが存在するが、その他の
期間tbは音声信号SAの存在しない無信号期間で直流成分
のみが存在している。そのため、このフィルタ16の出力
信号は同図Bに示すように無信号期間の直流成分が失わ
れたものとなる。
このようにフィルタ16で直流成分が失われていると、信
号のレベル変化が大きくなってFM変調器15では過変調と
なるなど正しくFM変調されなくなる不都合があった。
本考案はこのような点を考慮し、フィルタで失われた直
流成分を復元し、例えばFM変調が正しく行なわれるよう
にすることを目的とするものである。
[問題点を解決するための技術的手段] 上述の問題点を解決するため、この考案においては、フ
ィルタを通過して直流成分を失った第1の信号と上記フ
ィルタを通過しない第2の信号とを比較する比較手段
と、 この比較手段の出力信号より直流成分を取り出すローパ
スフィルタと、 このローパスフィルタの出力信号と上記第1の信号とを
加算する加算手段とを有してなるものである。
[作用] 上述構成においては、ローパスフィルタ41,42からはフ
ィルタ16で失われた直流成分が取り出される。そして、
この直流成分がフィルタ16を通過して直流成分を失った
信号と加算器36で加算されるので、この加算器36からは
直流成分の復元された信号が出力されることとなる。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら本考案の一実施例について
説明する。
この第1図において第3図と対応する部分には同一符号
を付し、その詳細説明は省略する。
本例においては、フィルタ16の出力信号は直流成分補正
回路17に供給される。また、この直流成分補正回路17に
はD/A変換器14の出力信号が供給される。そして、この
直流成分補正回路17においては、フィルタ16を通過して
直流成分を失われた信号に直流成分が重畳されて復元さ
れる。
この直流成分補正回路17で直流成分の復元された信号が
FM変調器15に供給される。
第2図は直流成分補正回路17の具体構成例をものであ
る。
同図において、31はフィルタ16を通過して直流成分の失
われた信号(第7図Bに図示)が供給される入力端子で
ある。この入力端子31に供給される信号はゲイン調整及
びインピーダンス変換用のオペアンプ32の非反転入力端
子に供給される。このオペアンプ32の出力側は、抵抗器
33及び34の直列回路を介して接地され、これら抵抗器33
及び34の接続点はオペアンプ32の反転入力端子に接続さ
れる。そして、このオペアンプ32の出力信号は抵抗器35
を介して加算及びインピーダンス変換用のオペアンプ36
の非反転入力端子に供給される。
また、オペアンプ32の出力信号は抵抗器37を介して比較
器を構成するオペアンプ38の反転入力端子に供給され、
このオペアンプ38の出力側は抵抗器39を介してオペアン
プ38の反転入力端子に接続される。また、40はD/A変換
器14の出力信号、したがってフィルタ16を通過しない信
号(第7図Aに図示)が供給される入力端子である。こ
の入力端子40に供給される信号はオペアンプ38の非反転
入力端子に供給される。
したがって、このオペアンプ38の出力側にはフィルタ16
で失われた直流成分及び交流成分が得られる。
このオペアンプ38の出力側はローパスフィルタを構成す
る抵抗器41及びコンデンサ42の直列回路を介して接地さ
れる。このローパスフィルタの出力側、つまり抵抗器41
及びコンデンサ42の接続点にはフィルタ16で失われた直
流成分(第7図Cに図示)のみが得られ、この直流成分
は抵抗器43を介してオペアンプ36の非反転入力端子に供
給される。
したがって、このオペアンプ36においては、オペアンプ
32より出力されるフィルタ16を通過して直流成分の失わ
れた信号に、ローパスフィルタより出力される直流成分
が加算されて、直流成分の復元された信号が得られ、こ
の信号は出力端子44に導出される。
このように本例によれば、直流成分補正回路17で、フィ
ルタ16を通過することで失われた直流成分が復元され、
この直流成分の復元された信号がFM変調器15に供給され
るものであり、FM変調器15では過変調となるなどの不都
合がなく、良好にFM変調を行なわせることができる。
なお、上述実施例においては、本考案を記録再生が可能
なビデオテープレコーダの記録系に適用したものである
が、本考案はフィルタを通過することによって失われた
直流成分を復元する必要があるその他の場合にも同様に
適用することができる。
[考案の効果] 以上述べた本考案によれば、フィルタを通過することで
失われる直流成分が復元されるので、例えば音声信号を
時間軸圧縮すると共にFM変調して記録する記録装置でD/
A変換器の後にノイズ除去用のフィルタを配するもので
あっても、過変調となるなどの不都合がなく、正しくFM
変調を行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成図、第2図は直流
成分補正回路の具体構成を示す図、第3図はビデオテー
プレコーダの記録系の一例を示す図、第4図は〜第6図
はその説明のための図、第7図は実施例の動作説明のた
めの図である。 15……FM変調器 16……ノイズ除去用のフィルタ 17……直流成分補正回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルタを通過して直流成分を失った第1
    の信号と上記フィルタを通過しない第2の信号とを比較
    する比較手段と、 この比較手段の出力信号より直流成分を取り出すローパ
    スフィルタと、 このローパスフィルタの出力信号と上記第1の信号とを
    加算する加算手段とを有してなる信号処理装置。
JP18218087U 1987-11-30 1987-11-30 信号処理装置 Expired - Lifetime JPH0718186Y2 (ja)

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JPH0185961U JPH0185961U (ja) 1989-06-07
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