JP2774401B2 - 無線装置 - Google Patents
無線装置Info
- Publication number
- JP2774401B2 JP2774401B2 JP3277492A JP27749291A JP2774401B2 JP 2774401 B2 JP2774401 B2 JP 2774401B2 JP 3277492 A JP3277492 A JP 3277492A JP 27749291 A JP27749291 A JP 27749291A JP 2774401 B2 JP2774401 B2 JP 2774401B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- rod antenna
- antenna
- wireless device
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、コードレス電話機等
のようにロッドアンテナを備えた無線装置に関するもの
である。
のようにロッドアンテナを備えた無線装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の無線装置を示すコードレス
電話機の親機の分解斜視図、図３は基板とロッドアンテ
ナとの位置関係を示す斜視図である。図において、１は
下ケース、２は上ケースであり、下ケース１と上ケース
２によりコードレス電話機の親機本体外郭の筐体が構成
される。３は下ケース１内に取り付けられたプリント基
板であり、無線装置の回路を構成している。４はプリン
ト基板３上に設けられ、下ケース１と上ケース２の接合
部から外部へ突出するロッドアンテナであり、子機（図
示せず）との間で電波の送受信を行う。
電話機の親機の分解斜視図、図３は基板とロッドアンテ
ナとの位置関係を示す斜視図である。図において、１は
下ケース、２は上ケースであり、下ケース１と上ケース
２によりコードレス電話機の親機本体外郭の筐体が構成
される。３は下ケース１内に取り付けられたプリント基
板であり、無線装置の回路を構成している。４はプリン
ト基板３上に設けられ、下ケース１と上ケース２の接合
部から外部へ突出するロッドアンテナであり、子機（図
示せず）との間で電波の送受信を行う。
【０００３】次に、動作について説明する。親機はロッ
ドアンテナ４を用いて子機との間で電波の送受信を行
う。すなわち、プリント基板３上に設置されたＲＦモジ
ュール等の各種電子部品，電子素子を用いて信号を変調
しロッドアンテナ４から子機へ電波を送信する。また、
子機から送信された電波を親機はロッドアンテナ４で受
信し、上記の各種電子部品，電子素子を用いて信号の復
調を行う。
ドアンテナ４を用いて子機との間で電波の送受信を行
う。すなわち、プリント基板３上に設置されたＲＦモジ
ュール等の各種電子部品，電子素子を用いて信号を変調
しロッドアンテナ４から子機へ電波を送信する。また、
子機から送信された電波を親機はロッドアンテナ４で受
信し、上記の各種電子部品，電子素子を用いて信号の復
調を行う。
【０００４】次に、ロッドアンテナ４の地板について説
明する。ロッドアンテナ４はロッドアンテナ４と図示し
ていない地板との間で信号を送受信しており、このアン
テナの地板はアンテナ４からの高周波電流を流すための
アンテナ長以上の長さを必要とするが、従来の無線装置
の場合にはプリント基板３上のパターン部のうち、グラ
ンド（以下、ＧＮＤと記載）部を地板として使用してい
る。このため、プリント基板３の設計変更によってＧＮ
Ｄ部のパターンの形状が変わった場合や筐体のスペース
の関係上、ＧＮＤ部のパターン形状が制限されたときに
は、地板の形状そのものが変化して、高周波電流が流れ
にくくなったり、アンテナ長以上の長さをもつ地板を確
保できないことがある。
明する。ロッドアンテナ４はロッドアンテナ４と図示し
ていない地板との間で信号を送受信しており、このアン
テナの地板はアンテナ４からの高周波電流を流すための
アンテナ長以上の長さを必要とするが、従来の無線装置
の場合にはプリント基板３上のパターン部のうち、グラ
ンド（以下、ＧＮＤと記載）部を地板として使用してい
る。このため、プリント基板３の設計変更によってＧＮ
Ｄ部のパターンの形状が変わった場合や筐体のスペース
の関係上、ＧＮＤ部のパターン形状が制限されたときに
は、地板の形状そのものが変化して、高周波電流が流れ
にくくなったり、アンテナ長以上の長さをもつ地板を確
保できないことがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線装置は、以
上のようにロッドアンテナ４の地板はプリント基板３上
のＧＮＤ部のパターンを用いるので、筐体のスペース関
係上、ＧＮＤ部のパターンが制限されたときには地板の
スペースを十分に確保できなくなって、電波の送受信が
安定せず、また、プリント基板３から発生する放射ノイ
ズをロッドアンテナ４で受けてしまい、受信感度の劣化
や雑音が増大してしまうなどの現象を起こすことがあっ
た。
上のようにロッドアンテナ４の地板はプリント基板３上
のＧＮＤ部のパターンを用いるので、筐体のスペース関
係上、ＧＮＤ部のパターンが制限されたときには地板の
スペースを十分に確保できなくなって、電波の送受信が
安定せず、また、プリント基板３から発生する放射ノイ
ズをロッドアンテナ４で受けてしまい、受信感度の劣化
や雑音が増大してしまうなどの現象を起こすことがあっ
た。
【０００６】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ロッドアンテナと筐体が一体構
造となった少ないスペースでも、アンテナへのノイズ影
響をを少なくできる無線装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、ロッドアンテナと筐体が一体構
造となった少ないスペースでも、アンテナへのノイズ影
響をを少なくできる無線装置を得ることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線装置
は、上ケースと下ケースとからなる筐体と、この筐体内
部に設置されるプリント基板と、このプリント基板に設
けられ、前記筐体の上ケースと下ケースとの接合部より
外側へ突出するロッドアンテナと、前記プリント基板の
前記ロッドアンテナ側の表面全体を覆うようにして前記
プリント基板を保持するフレームとを備え、前記フレー
ムに金属メッキを施し、この金属メッキ部分を前記プリ
ント基板のＧＮＤ部と接続したものである。
は、上ケースと下ケースとからなる筐体と、この筐体内
部に設置されるプリント基板と、このプリント基板に設
けられ、前記筐体の上ケースと下ケースとの接合部より
外側へ突出するロッドアンテナと、前記プリント基板の
前記ロッドアンテナ側の表面全体を覆うようにして前記
プリント基板を保持するフレームとを備え、前記フレー
ムに金属メッキを施し、この金属メッキ部分を前記プリ
ント基板のＧＮＤ部と接続したものである。
【０００８】
【作用】この発明における無線装置は、プリント基板を
保持するフレームに金属メッキを施し、このフレームの
金属メッキ部分をプリント基板のＧＮＤ部と接続したこ
とにより、アンテナ長以上の長さを持つ地板を確保で
き、プリント基板から発生するノイズの影響を少なくす
ることができる。
保持するフレームに金属メッキを施し、このフレームの
金属メッキ部分をプリント基板のＧＮＤ部と接続したこ
とにより、アンテナ長以上の長さを持つ地板を確保で
き、プリント基板から発生するノイズの影響を少なくす
ることができる。
【０００９】
【実施例】実施例１． 図１はこの発明の一実施例を示す無線装置の分解斜視図
である。図において、符号１〜４は従来例と同一または
相当部分であるため説明を省略する。
である。図において、符号１〜４は従来例と同一または
相当部分であるため説明を省略する。
【００１０】図１に示すように、本発明による無線装置
は、プリント基板３とロッドアンテナ４との間に位置し
て前記プリント基板３を保持するフレーム７を設け、こ
のフレーム７の表面全体に金属メッキを施し、フレーム
７の金属メッキ部分をプリント基板３のＧＮＤ部と接続
している。また、前記フレーム７はロッドアンテナ４を
設置した側の上部全体を覆うように設けている。このた
め、既存の構成を利用してアンテナ地板の長さをアンテ
ナ長以上に確保でき、簡単な構成でプリント基板３から
ノイズが放射されても放射ノイズがアンテナ４の放射に
悪影響を与えることを低減できる。
は、プリント基板３とロッドアンテナ４との間に位置し
て前記プリント基板３を保持するフレーム７を設け、こ
のフレーム７の表面全体に金属メッキを施し、フレーム
７の金属メッキ部分をプリント基板３のＧＮＤ部と接続
している。また、前記フレーム７はロッドアンテナ４を
設置した側の上部全体を覆うように設けている。このた
め、既存の構成を利用してアンテナ地板の長さをアンテ
ナ長以上に確保でき、簡単な構成でプリント基板３から
ノイズが放射されても放射ノイズがアンテナ４の放射に
悪影響を与えることを低減できる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ロッ
ドアンテナを備えた無線装置において、プリント基板と
ロッドアンテナとの間に表面に金属メッキを施したプリ
ント基板保持用のフレームを備え、このフレームの金属
メッキ部分をプリントのＧＮＤ部と接続するようにした
ので、既存の構成部在を利用して地板の長さをアンテナ
長以上に確保することができ、簡単な構成でプリント基
板からノイズが放射されてもアンテナによる電波の送受
信に対する影響を少なくできるという効果がある。
ドアンテナを備えた無線装置において、プリント基板と
ロッドアンテナとの間に表面に金属メッキを施したプリ
ント基板保持用のフレームを備え、このフレームの金属
メッキ部分をプリントのＧＮＤ部と接続するようにした
ので、既存の構成部在を利用して地板の長さをアンテナ
長以上に確保することができ、簡単な構成でプリント基
板からノイズが放射されてもアンテナによる電波の送受
信に対する影響を少なくできるという効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す無線装置の分解斜視
図である。
図である。
【図２】従来の無線装置を示す分解斜視図である。
【図３】従来のプリント基板とアンテナとの位置関係を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１ 下ケース ２ 上ケース ３ プリント基板 ４ ロッドアンテナ ７ フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 1/38 - 1/52 H01Q 1/24
Claims (1)
- 【請求項１】 上ケースと下ケースとからなる筐体と、
この筐体内部に設置されるプリント基板と、このプリン
ト基板に設けられ、前記筐体の上ケースと下ケースとの
接合部より外側へ突出するロッドアンテナと、前記プリ
ント基板の前記ロッドアンテナ側の表面全体を覆うよう
にして前記プリント基板を保持するフレームとを備え、
前記フレームに金属メッキを施し、この金属メッキ部分
を前記プリント基板のＧＮＤ部と接続したことを特徴と
する無線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277492A JP2774401B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277492A JP2774401B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 無線装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05122100A JPH05122100A (ja) | 1993-05-18 |
| JP2774401B2 true JP2774401B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=17584356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3277492A Expired - Lifetime JP2774401B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 無線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2774401B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101295363B1 (ko) * | 2007-01-22 | 2013-08-12 | 삼성전자주식회사 | 무선수신장치 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5564443A (en) * | 1978-11-08 | 1980-05-15 | Toshiba Corp | Miniature communication device |
| JPS5931408A (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-20 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | 記録装置 |
| JPS6231209A (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-10 | Toyo Commun Equip Co Ltd | 電力増幅装置 |
| JPS62101519A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-12 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 自動車用開閉体のチルト・スライド装置 |
| JP2781551B2 (ja) * | 1987-05-19 | 1998-07-30 | 松下電工株式会社 | 無線装置 |
| JP2593870B2 (ja) * | 1987-05-19 | 1997-03-26 | 松下電工株式会社 | 送受信装置 |
| JPH0638580B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1994-05-18 | 日本電気株式会社 | 小型無線機用アンテナ |
| JPH0779204B2 (ja) * | 1989-10-27 | 1995-08-23 | モトローラ・インコーポレーテッド | フィルタおよびこれを用いた無線機 |
| JPH03162107A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波発振器 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP3277492A patent/JP2774401B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05122100A (ja) | 1993-05-18 |
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