JP2003188961A - 移動通信端末装置 - Google Patents
移動通信端末装置Info
- Publication number
- JP2003188961A JP2003188961A JP2001382802A JP2001382802A JP2003188961A JP 2003188961 A JP2003188961 A JP 2003188961A JP 2001382802 A JP2001382802 A JP 2001382802A JP 2001382802 A JP2001382802 A JP 2001382802A JP 2003188961 A JP2003188961 A JP 2003188961A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal device
- wiring board
- printed wiring
- flexible substrate
- mobile communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、移動通信端末装置のアンテナへの干
渉を抑えることを可能にする構造を備えた移動通信端末
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、印刷配線板にフレキシブル基板
を介して接続されるLCDとを備える移動無線端末装置
において、前記フレキシブル基板を前記印刷配線板とで
挟む位置に設けられる金属部を備え、前記金属部が接地
電位に接続して上記した目的を達成する。
渉を抑えることを可能にする構造を備えた移動通信端末
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、印刷配線板にフレキシブル基板
を介して接続されるLCDとを備える移動無線端末装置
において、前記フレキシブル基板を前記印刷配線板とで
挟む位置に設けられる金属部を備え、前記金属部が接地
電位に接続して上記した目的を達成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信端末装置
の構造の改良にかかわる。
の構造の改良にかかわる。
【0002】
【従来の技術】移動通信端末装置のアンテナから送信さ
れる送信信号、アンテナで受信される受信信号は、他か
らの干渉をできるだけ抑えることがのぞましい。
れる送信信号、アンテナで受信される受信信号は、他か
らの干渉をできるだけ抑えることがのぞましい。
【0003】しかしながら、移動端末装置のLCDと印
刷配線板とを接続するフレキシブル基板から発生する電
磁波が、アンテナからの無線信号に干渉を起こすことが
あった。
刷配線板とを接続するフレキシブル基板から発生する電
磁波が、アンテナからの無線信号に干渉を起こすことが
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の
移動通信端末装置では、LCDと印刷配線板とを接続す
るフレキシブル基板からの電磁波がアンテナに干渉を及
ぼすという問題があった。
移動通信端末装置では、LCDと印刷配線板とを接続す
るフレキシブル基板からの電磁波がアンテナに干渉を及
ぼすという問題があった。
【0005】そこで本発明は、移動通信端末装置のアン
テナへの干渉を抑えることを可能にする構造を備えた移
動通信端末装置を提供することを目的とする。
テナへの干渉を抑えることを可能にする構造を備えた移
動通信端末装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、印刷配線板に
フレキシブル基板を介して接続されるLCDとを備える
移動無線端末装置において、前記フレキシブル基板の近
傍の位置、または前記フレキシブル基板を前記印刷配線
板とで挟む位置に設けられる金属部と、前記金属部に接
続される接地電位部とを備えて上記した目的を達成す
る。
フレキシブル基板を介して接続されるLCDとを備える
移動無線端末装置において、前記フレキシブル基板の近
傍の位置、または前記フレキシブル基板を前記印刷配線
板とで挟む位置に設けられる金属部と、前記金属部に接
続される接地電位部とを備えて上記した目的を達成す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】(実施の形態)図1は、本実施形
態の移動通信端末装置の分解斜視図である。上ケース
2、インナーケース4、キーパッド6、印刷配線板ユニ
ット8、下ケース10から移動通信端末装置が構成され
ている。印刷配線板ユニット8の上にはキーパッド6が
配置され、キーパッド6を挟むようにして、インナーケ
ース4が印刷配線板ユニット8にねじ14で固定され
る。この結果、インナーケース4、キーパッド6、印刷
配線板ユニット8が下ケース10に固定されることにな
る。
態の移動通信端末装置の分解斜視図である。上ケース
2、インナーケース4、キーパッド6、印刷配線板ユニ
ット8、下ケース10から移動通信端末装置が構成され
ている。印刷配線板ユニット8の上にはキーパッド6が
配置され、キーパッド6を挟むようにして、インナーケ
ース4が印刷配線板ユニット8にねじ14で固定され
る。この結果、インナーケース4、キーパッド6、印刷
配線板ユニット8が下ケース10に固定されることにな
る。
【0008】この状態で、上ケース2の図示されない固
定爪部と、下ケース4に設けられた可動爪部16との係
合により、上ケース2が下ケース4に取り付けられる。
定爪部と、下ケース4に設けられた可動爪部16との係
合により、上ケース2が下ケース4に取り付けられる。
【0009】インナーケース4は複数のねじ13によ
り、下ケース10、印刷配線板ユニット8に取り付けら
れる。
り、下ケース10、印刷配線板ユニット8に取り付けら
れる。
【0010】インナーケース4はLCD用の窓部40を
もっている。窓部40の周辺部のうち、下辺部42には
金属塗装部43がほどこされている。金属塗装部43は
金属がT字状に塗装されている。
もっている。窓部40の周辺部のうち、下辺部42には
金属塗装部43がほどこされている。金属塗装部43は
金属がT字状に塗装されている。
【0011】金属塗装部43は、LCD窓部の下辺部4
2のほか、ねじ14が通る穴44の周辺の部分46にも
金属の塗装がされる。さらに、この周辺部46と窓部の
下辺部40とをつないでいるたちあがり部48にも同様
に金属塗装がされる。ねじ14の通る穴44は、楕円形
状にしてあり、穴の内壁にも金属の塗装がされている印
刷配線板ユニット8の高周波回路からアンテナへ給電す
るためのアンテナ給電部は、下ケース10の上端に位置
する。このアンテナ給電部18から使用周波数の波長λ
の1/4の位置に、金属塗装部43が位置する。
2のほか、ねじ14が通る穴44の周辺の部分46にも
金属の塗装がされる。さらに、この周辺部46と窓部の
下辺部40とをつないでいるたちあがり部48にも同様
に金属塗装がされる。ねじ14の通る穴44は、楕円形
状にしてあり、穴の内壁にも金属の塗装がされている印
刷配線板ユニット8の高周波回路からアンテナへ給電す
るためのアンテナ給電部は、下ケース10の上端に位置
する。このアンテナ給電部18から使用周波数の波長λ
の1/4の位置に、金属塗装部43が位置する。
【0012】ねじ14は、下ケース10にあるリブ22
に埋め込まれためねじ部24にねじこまれることによ
り、下ケース10に対して印刷配線板ユニット8、キー
パッド6、インナーケース4が固定される。
に埋め込まれためねじ部24にねじこまれることによ
り、下ケース10に対して印刷配線板ユニット8、キー
パッド6、インナーケース4が固定される。
【0013】これらが組み立てられた状態を表わしたの
が図2である。
が図2である。
【0014】この図を参照するに、印刷配線板ユニット
8は、印刷配線板52と、この上に実装される電子部品
をシールドするためのシールドケース50と、シールド
ケース50に配置されるキー基板54とを備える。
8は、印刷配線板52と、この上に実装される電子部品
をシールドするためのシールドケース50と、シールド
ケース50に配置されるキー基板54とを備える。
【0015】ねじ14は、インナーケース4、キーパッ
ド6を挿通する。さらに、ねじ14は印刷配線板ユニッ
ト8の中の印刷配線板52上のシールドケース50の貫
通部51に接触する形で貫通している。シールドケース
50はさらに印刷配線板に印刷される図示していない接
地パターンに接続されている。
ド6を挿通する。さらに、ねじ14は印刷配線板ユニッ
ト8の中の印刷配線板52上のシールドケース50の貫
通部51に接触する形で貫通している。シールドケース
50はさらに印刷配線板に印刷される図示していない接
地パターンに接続されている。
【0016】これにより、ねじ14は接地電位と接続さ
れる。この結果、ねじ14と接触するインナーケースの
金属塗装部43と接地電位とは接続されるため、金属塗
装部43は、接地電位となる。
れる。この結果、ねじ14と接触するインナーケースの
金属塗装部43と接地電位とは接続されるため、金属塗
装部43は、接地電位となる。
【0017】さらに、印刷配線板52はLCDユニット
60を含んでいる。LCDユニット60は、LCD62
とこれを印刷配線板52に保持するホルダ64とを有す
る。
60を含んでいる。LCDユニット60は、LCD62
とこれを印刷配線板52に保持するホルダ64とを有す
る。
【0018】LCDユニット60は、フレキシブル基板
66を通じて印刷配線板52に接続される。フレキシブ
ル基板66は、インナーケース4に塗装される金属塗装
部43と印刷配線板52とで挟まれる。
66を通じて印刷配線板52に接続される。フレキシブ
ル基板66は、インナーケース4に塗装される金属塗装
部43と印刷配線板52とで挟まれる。
【0019】フレキシブル基板66から発生する電磁波
は、金属塗装部43との相互作用(カップリング作用)
がはたらいて、フレキシブル基板66からの電磁波が共
振する周波数をずらすことになる。
は、金属塗装部43との相互作用(カップリング作用)
がはたらいて、フレキシブル基板66からの電磁波が共
振する周波数をずらすことになる。
【0020】これにより、フレキシブル基板からの電磁
波から、移動通信端末装置の送受信周波数への影響を小
さくできる。この結果、フレキシブル基板から放射され
る電磁波が送受信信号にノイズとして影響するのを防止
することができる。 (第2の実施の形態)第1の実施の形態では、フレキシ
ブル基板の電磁波から、移動通信端末装置の無線送受信
信号への影響を少なくするために、インナーケースのし
かるべき位置に金属塗装をほどこしたが、金属部の配置
構造を変えたのが、図3に示す第2の実施形態である。
波から、移動通信端末装置の送受信周波数への影響を小
さくできる。この結果、フレキシブル基板から放射され
る電磁波が送受信信号にノイズとして影響するのを防止
することができる。 (第2の実施の形態)第1の実施の形態では、フレキシ
ブル基板の電磁波から、移動通信端末装置の無線送受信
信号への影響を少なくするために、インナーケースのし
かるべき位置に金属塗装をほどこしたが、金属部の配置
構造を変えたのが、図3に示す第2の実施形態である。
【0021】印刷配線板52に、金属からなる板状の金
属板70がたてて実装される。金属板70と印刷配線板
52とで、フレキシブル基板66が挟まれる。このよう
にすることで、フレキシブル基板66と金属板70とが
カップリングする。この結果、フレキシブル基板からの
電磁波が共振する周波数がずれる。
属板70がたてて実装される。金属板70と印刷配線板
52とで、フレキシブル基板66が挟まれる。このよう
にすることで、フレキシブル基板66と金属板70とが
カップリングする。この結果、フレキシブル基板からの
電磁波が共振する周波数がずれる。
【0022】ゆえに、第1の実施例と同様に、フレキシ
ブル基板からの放射電磁波が送受信信号にノイズとして
影響するのを少なくすることができる。
ブル基板からの放射電磁波が送受信信号にノイズとして
影響するのを少なくすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、印刷配
線板にフレキシブル基板を介して接続されるLCDとを
備える移動無線端末装置において、前記フレキシブル基
板の近傍の位置、または前記フレキシブル基板を前記印
刷配線板とで挟む位置に設けられる金属部と、前記金属
部に接続される接地電位部とを備えるので、フレキシブ
ル基板と金属板とがカップリングする。この結果、フレ
キシブル基板からの電磁波が共振する周波数がずれるた
め、フレキシブル基板からの移動通信端末装置のアンテ
ナへの干渉を抑えることが可能になる。
線板にフレキシブル基板を介して接続されるLCDとを
備える移動無線端末装置において、前記フレキシブル基
板の近傍の位置、または前記フレキシブル基板を前記印
刷配線板とで挟む位置に設けられる金属部と、前記金属
部に接続される接地電位部とを備えるので、フレキシブ
ル基板と金属板とがカップリングする。この結果、フレ
キシブル基板からの電磁波が共振する周波数がずれるた
め、フレキシブル基板からの移動通信端末装置のアンテ
ナへの干渉を抑えることが可能になる。
【図1】本発明の実施形態の移動通信端末装置の分解斜
視図
視図
【図2】本発明の実施形態の移動通信端末装置における
図1のX−X断面を表わした図
図1のX−X断面を表わした図
【図3】本発明の他の実施形態を表わした図
2…上ケース(第1のケース)
4…インナーケース
6…キーパッド
8…印刷配線板ユニット
10…下ケース(第2のケース)
14…ねじ
43…金属塗装部
50…シールドケース
66…フレキシブル基板
Claims (5)
- 【請求項1】印刷配線板と、この印刷配線板にフレキシ
ブル基板を介して接続されるLCDとを備える移動無線
端末装置において、 前記フレキシブル基板を前記印刷配線板とで挟む位置に
設けられる金属部と、 前記金属部に接続される接地電位部とを具備することを
特徴とする移動通信端末装置。 - 【請求項2】印刷配線板と、この印刷配線板にフレキシ
ブル基板を介して接続されるLCDとを備える移動無線
端末装置において、 前記フレキシブル基板を前記印刷配線板とで挟む位置に
設けられる金属部と、 接地電位部と前記電位部を前記金属部に接続するための
接続手段とを具備することを特徴とする移動通信端末装
置。 - 【請求項3】前記接続手段は、移動無線端末装置の前記
印刷配線板と筐体とを接続するためのねじであることを
特徴とする請求項2記載の移動通信端末装置。 - 【請求項4】アンテナと、このアンテナへ高周波信号を
供給し前記移動通信端末装置の上端に位置する給電部と
を有し、この給電部から使用周波数に相当する波長の1
/4の長さの位置に、前記金属部が設けられることを特
徴とする請求項1、または2いずれかに記載の移動通信
端末装置。 - 【請求項5】印刷配線板と、この印刷配線板にフレキシ
ブル基板を介して接続されるLCDとを備える移動無線
端末装置において、 前記フレキシブル基板の近傍に設けられる金属部と、 前記金属部に接続される接地電位部とを具備することを
特徴とする移動通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382802A JP2003188961A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 移動通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001382802A JP2003188961A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 移動通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003188961A true JP2003188961A (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=27593031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001382802A Pending JP2003188961A (ja) | 2001-12-17 | 2001-12-17 | 移動通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003188961A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008017191A1 (en) * | 2006-07-24 | 2008-02-14 | Motorola, Inc. | Sub-assembly for handset device |
US7991147B2 (en) | 2006-07-24 | 2011-08-02 | Motorola Mobility, Inc. | Handset device with laminated architecture |
US8619067B2 (en) | 2006-07-24 | 2013-12-31 | Motorola Mobility Llc | User interface substrate for handset device having an audio port |
-
2001
- 2001-12-17 JP JP2001382802A patent/JP2003188961A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008017191A1 (en) * | 2006-07-24 | 2008-02-14 | Motorola, Inc. | Sub-assembly for handset device |
US7991147B2 (en) | 2006-07-24 | 2011-08-02 | Motorola Mobility, Inc. | Handset device with laminated architecture |
US8619067B2 (en) | 2006-07-24 | 2013-12-31 | Motorola Mobility Llc | User interface substrate for handset device having an audio port |
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