JP2001196831A - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JP2001196831A JP2000259878A JP2000259878A JP2001196831A JP 2001196831 A JP2001196831 A JP 2001196831A JP 2000259878 A JP2000259878 A JP 2000259878A JP 2000259878 A JP2000259878 A JP 2000259878A JP 2001196831 A JP2001196831 A JP 2001196831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波を送受信する各種通信機器を含め、電波
の送受信機能を有する各種機器のケース内部に付設する
小形のアンテナを提供する。 【解決手段】 厚み方向に積層された複数の基板1〜4
と、これら基板1〜4にそれぞれ形成された導体パター
ン5〜9と、該導体パターン5〜9の間を互いに電気的
に接続する導体部10〜13とを備え、導体パターン5
〜9によってインダクタンス成分及びキャパシタンス成
分を形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波を送受信する
各種通信機器を含め、電波の送受信機能を有する各種機
器に組み込むアンテナとして特に好適に使用することが
できるアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電波を送受信する各種通信機器を
含め、広い意味で電波の送受信機能を有する各種機器の
需要の高まりによって、数百MHzから数GHzの周波
数帯域で使用されるアンテナがますます多く用いられる
ようになってきている。移動体通信、次世代交通システ
ム、自動検札等に用いられる非接触カード等に多く用い
られることは言うまでもなく、また、インターネット家
電の無線によるコードレス化、企業内無線LAN、Bl
uetooth等、長尺で煩雑なケーブルを用いずに無
線によってデータの授受を行う方法が用いられつつあ
り、この方面でも広汎な用途が見込まれている。さら
に、各種端末からの無線によるデータの送受信にも用い
られ、水道・ガス、その他安全管理に必要な情報を電波
でやりとりするテレメトリング、金融端末のPOSシス
テム等の普及に対しても需要は高まりつつあり、果て
は、衛生放送受信機のポータブル化といったテレビ等の
家庭電器製品、また自動販売機への応用等、その使用範
囲は極めて広いものとなってきている。上述したような
電波の送受信機能を有する各種機器に用いるアンテナ
は、これまでのところ、機器のケースに付設される伸縮
自在のモノポールアンテナが主流である。また、ケース
の外部に短く突き出しているヘリカルアンテナも知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のアンテナ
は、例えばモノポールアンテナの場合、使用の都度長く
引き伸ばす必要があるため操作が面倒であり破損しやす
いという問題があった。またヘリカルアンテナは、空芯
コイルからなるアンテナエレメントを樹脂などのカバー
材によって保護して構成されているから、外形が大きく
なりがちであり、ケースから突出させて固定すると、全
体の体裁がよくないという問題が避けられなかった。
【0004】この発明の目的は、かかる従来技術の問題
に鑑み、アンテナの外形寸法を小形化し、電波を送受信
する各種通信機器を含め、電波の送受信機能を有する各
種機器のケース内部に付設することができ、アンテナを
引き伸ばす操作が不要になり、破損が生じ難くなると同
時に全体の体裁を良好になし得る小形のアンテナを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
厚み方向に積層された複数の基板と、これら基板にそれ
ぞれ形成された導体パターンと、前記複数の基板に形成
された該導体パターンの間を互いに電気的に接続する導
体部とを備えて成り、前記導体パターンによってインダ
クタンス成分及びキャパシタンス成分を形成することを
特徴とする。
【0006】このような構成としたことによって、導体
パターンによって形成されるインダクタンス成分及びキ
ャパシタンス成分が、電波送受信に必要な共振系を構成
して、アンテナとして機能する。
【0007】請求項2記載の発明は、前記複数の基板に
形成された導体パターンのうち、一の基板に形成された
導体パターンと二の基板に形成された導体パターンとで
キャパシタンス成分が形成され、かつこれら導体パター
ンのいずれか一方または双方がインダクタンス成分を形
成し、これらキャパシタンス成分とインダクタンス成分
とが並列接続されていることを特徴とする。
【0008】このような構成としたことによって、これ
ら導体パターンによって形成されるキャパシタンス成分
とインダクタンス成分とが並列接続されて、電波送受信
に必要な共振系を構成して、アンテナとして機能する。
【0009】請求項3記載の発明は、前記導体パターン
は、キャパシタンス用パターンと、インダクタンス用パ
ターンとから成り、前記複数の基板のうち、一の基板に
一のインダクタンス用パターンが形成され、該一の基板
に隣接する二の基板に一方のキャパシタンス用パターン
が形成され、該二の基板に隣接する三の基板に前記一方
のキャパシタンス用パターンと対向してキャパシタンス
成分を形成する他方のキャパシタンス用パターンが形成
され、前記一のインダクタンスパターンと前記一及び二
のキャパシタンス用パターンにより形成されるキャパシ
タンス成分とが前記導体部により並列接続されているこ
とを特徴とする。
【0010】このような構成としたことによって、これ
ら導体パターンによって形成されるキャパシタンス成分
とインダクタンス成分とが並列接続されて、電波送受信
に必要な共振系を構成して、アンテナとして機能する。
【0011】請求項4記載の発明は、前記複数の基板の
うち、最も外側に位置する基板の表面に、外部に露出
し、かつ平面視において他の基板に形成された導体パタ
ーンと重なるシールド用の導体パターンが形成されてい
ることを特徴とする。
【0012】このような構成としたことによって、シー
ルド用の導体パターンにおいて電波が遮蔽され、電波を
送信する際には、該導体パターン方向へは電波が放射さ
れず、また、該導体パターン方向からの電磁波ノイズは
遮断される。
【0013】請求項5記載の発明は、前記最も外側に位
置する基板の外部に露出した表面に給電口が形成され、
該給電口と前記シールド用の導体パターンとが、他の電
子部品に対する接続部とされていることを特徴とする。
【0014】このような構成としたことによって、他の
電子部品と接続されるべき部位、即ち給電口とシールド
用導体パターンとが同一平面に存在することとなり、こ
の面で電子部品に搭載することができる。
【0015】請求項6記載の発明は、前記複数の基板に
は、アンテナ全体のインピーダンス値を調整するための
調整用パターンが形成されていることを特徴とする。
【0016】このような構成としたことによって、調整
用パターンの形状を変更すれば、必要な周波数に応じ
て、アンテナ全体に任意のインピーダンス値を与えるこ
とができる。
【0017】請求項7記載の発明は、前記導体部は、前
記複数の基板の厚み方向に形成されるスルーホールから
なること特徴とする。
【0018】このような構成としたことによって、各導
体パターンが平面視において一点で電気的に接続される
ような形状が実現できる。
【0019】請求項8記載の発明は、前記シールド用の
導体パターン及び前記給電口を外部に露出させた状態
で、前記複数の基板がカバーにより覆われていることを
特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0021】図1、図2において、アンテナAは、厚み
方向に積層された複数の基板1〜4と、これら基板1〜
4にそれぞれ形成された導体パターン5〜9と、該導体
パターン5〜9の間を互いに電気的に接続する導体部1
0〜13(スルーホール)とを主な構成要素として構成
されている。
【0022】基板1〜4は、基板表面上への金、銀等の
貴金属による導体パターン5〜9を印刷等により形成
し、基板への穿孔が行われた後、順次積層して導電部材
を孔に充填してスルーホールを形成し、焼成一体化して
形成されたものである。
【0023】導体パターン5〜9は、主としてキャパシ
タンス成分形成に寄与するキャパシタンス用パターン6
a、7a…と、主としてインダクタンス成分形成に寄与
するインダクタンス用パターン5a…とから成ってい
る。
【0024】基板1(一の基板)に形成された導体パタ
ーン5は、インダクタンス用パターンとして、基板1上
に、両端に直線部5bを有する所定のピッチで配列され
たジグザグ状導体(インダクタンス用パターン5a…)
から形成されている。
【0025】基板2(二の基板)に形成された導体パタ
ーン6及び基板3(三の基板)に形成された導体パター
ン7は、基板2、3上に、一端に直線部を有する複数の
長方形パターンなるキャパシタンス用パターン6a、7
a…を有して形成されている。これら導体パターン6、
7のパターン6aと7aとは平面視において重なり合う
よう配置されている。
【0026】導体パターン8は、キャパシタンス用パタ
ーン8aを有し、このパターン8aが、基板4上に単一
の長方形パターンとして形成されている。
【0027】導体パターン9は、キャパシタンス用パタ
ーンとシールド用パターンとしての機能を兼ね備えたパ
ターン9aを有し、電波送受信回路を構成するプリント
基板に接続するための接続部として、最も外側に位置す
る基板4の外側に外部に露出した状態で形成されてい
る。この場合、パターン9aは、平面視において、他の
基板に形成された導体パターンと重なるように位置して
いる。
【0028】導体パターン6のパターン6aと導体パタ
ーン7のパターン7aとは、パターン5aの両端にそれ
ぞれ接続されている。
【0029】導体パターン8は、導体部10〜12によ
って導体パターン5の一方の終端に接続されている。
【0030】導体パターン9は、導体部10〜13によ
って導体パターン5の他方の終端に接続されている。
【0031】最も外側に位置する基板4の外側には、電
波送受信回路を構成するプリント基板に接続するための
接続部を構成する給電口14が形成されている。給電口
14は、導体部10〜13を介して導体パターン5に接
続されている。上記の構成において、導体パターン5の
パターン5bと、導体部10〜13とは、調整用パター
ン16を構成している。
【0032】積層された基板1〜4全体の外側には、図
2に示すように、導体パターン9及び給電口14を外部
に露出させた状態で、合成樹脂からなる保護カバー15
が設けられている。
【0033】上記のアンテナによれば、導体パターン5
のパターン5a、5a…はインダクタンス成分を形成
し、さらに導体パターン6、7の間にキャパシタンス成
分を形成して、これらが電波送受信に必要な共振系とし
ての並列共振回路を構成する。また、該並列共振回路が
直列に連結されてその全長が電波の送受信体を形成する
アレイ型のアンテナを構成している。この構成の下に、
導体パターン5のパターン5a、5a…の長さ、導体パ
ターン6〜7の直線部及び導体部10〜13により与え
られるインダクタンス値、導体パターン6〜9のパター
ン6a、7aの面積及び導体パターン間距離等により共
振させる所定の周波数が設定されている。
【0034】上記のアンテナによれば、導体パターン5
〜9によって形成されるインダクタンス成分及びキャパ
シタンス成分が、電波送受信に必要な共振系を構成し
て、アンテナとして機能する。
【0035】また、導体パターン5のパターン5aは、
ジグザグの辺の斜線方向に水平波成分、辺の交点に沿っ
て垂直波成分を放射することができる。さらに、アンテ
ナを同一平面で直角方向に異なる位置に形成することに
より、水平偏波、垂直偏波の双方の電波をさらに良好に
送受信することができる。
【0036】また、導体パターン9のパターン9aが電
波を遮蔽するため、この方向への電波の送信が遮断さ
れ、これとは逆の方向でのアンテナの利得が向上し、導
体パターン9がない場合に比べて送信距離を延ばす効果
が得られる。同時に、電波送受信回路からのノイズも遮
蔽するため、回路基板への直接搭載を可能にし、かつ搭
載場所の自由な選択が可能となるため、電波の送受信機
能を有する各種機器のケース内部に付設する際有利であ
る。
【0037】また、導体パターン9と給電口14が共に
最も外側に位置する基板4の外側に露出する表面に形成
され、この部分が接続部とされているので、この面で電
波送受信回路を構成するプリント基板に、直接半田付け
等によりアンテナを搭載することができ、電波の送受信
機能を有する各種機器のケース内部に付設する際場所を
節約することができる。
【0038】また、導体パターン5の、給電口14が接
続される位置から終端にかけての直線部、及び導体パタ
ーン9への導体部10〜13が共にインダクタンス成分
を形成し、アンテナ全体のインピーダンス値を調整する
ことを可能にしている。従ってアンテナ全体と、接続さ
れる電波送受信回路系との間でのインピーダンス整合を
可能にする効果がある。
【0039】また、導体部10〜13は、基板1〜4の
厚み方向に形成されるスルーホールにより構成されてい
るので、複数の導体パターンを接続する際場所を必要と
せず、外形寸法を小形化するのに効果的である。この場
合、基板に用いる材質として、セラミックの代りにガラ
スエポキシを用い、孔の部分に導体メッキを施してスル
ーホールとするのもよいが、ペーストを充填して焼成す
る方がアンテナのインピーダンスを下げる効果がある。
【0040】また、導体パターン9及び給電口14を外
部に露出させた状態で、基板1〜4がカバーにより覆わ
れているため、該露出面を実装面として送信回路基板上
に搭載することが可能である。搭載後は、導体パターン
の酸化、あるいは外力による損傷による電波送受信への
影響を極力排除する効果が得られる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以下に記載されるような効果
を奏する。
【0042】本発明は、複数の基板を積層することで基
板の間に形成されるキャパシタンス成分を共振系に用い
ることを特徴としたため、外形寸法を小形化して携帯通
信端末等を含む電波の送受信機能を有する各種機器のケ
ース内部に付設することができ、アンテナを引き伸ばす
操作が不要になり、破損が生じ難くなると同時に全体の
体裁を良好になし得る小形のアンテナを提供することが
できる。とりわけ、従来のアンテナでは外形寸法の大き
くならざるを得ない、VHF帯やUHF帯といった電波
の波長の長い周波数領域で有用である。
【0043】さらに、複数の基板を積層すれば、形成さ
れる複数のキャパシタンス成分から、全長を同じに保ち
複数の共振モードを得ることができる。
【0044】また、本発明は、前記複数の基板のうち、
最も外側に位置する基板の表面に、外部に露出し、かつ
平面視において他の基板に形成された導体パターンと重
なるシールド用の導体パターンが形成されていることを
特徴とするため、該導体パターン方向への電波の送信が
遮断され、該導体パターンがない方向でのアンテナの利
得が向上し、該導体パターンがない場合に比べ送信距離
を延ばす効果が得られる。同時に、電波送受信回路から
のノイズも遮蔽するため、回路基板への直接搭載を可能
にし、かつ搭載場所の自由な選択が可能となるため、電
波の送受信機能を有する各種機器のケース内部に付設す
る際有利である。
【0045】また、本発明によれば、最も外側に位置す
る基板の表面に給電口が形成され、該給電口と前記シー
ルド用の導体パターンとが、他の電子部品に対する接続
部とすることにより、該接続部を半田付け等により他の
電子部品、例えば電波送受信回路を構成するプリント基
板に接続することができ、電波の送受信機能を有する各
種機器のケース内部に付設する際場所の節約につなが
る。
【0046】また、本発明によれば、前記複数の基板に
は、アンテナ全体のインピーダンス値を調整するための
インダクタンス用パターンが形成されていることを特徴
とするため、前記共振系と、これに接続される電波送受
信回路系との間で、インピーダンス整合を可能にする効
果がある。
【0047】また、本発明によれば、前記導体部は、前
記複数の基板の厚み方向に形成されるスルーホールとし
たため、複数の導体パターンを接続する際場所を必要と
せず、外形寸法を小形化するのに効果的である。
【0048】また、本発明によれば、前記シールド用の
導体パターン及び前記給電口を外部に露出させた状態
で、前記複数の基板がカバーにより覆われていることを
特徴とするため、該露出面を実装面として送信回路基板
上に搭載することが可能である。搭載後は、導体パター
ンの酸化、あるいは外力による損傷による電波送受信へ
の影響を極力排除する効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアンテナの構成を示す一部を省
略して描いた斜視図
【図2】 同導体部の位置関係を略示した正面図
【符号の説明】
A・・・アンテナ 1・・・基板(一の基板) 2・・・基板(二の基板) 3・・・基板(三の基板) 4・・・基板 5〜9・・・導体パターン 5a、5b・・・インダクタンス用パターン 6a、7a、8a・・・キャパシタンス用パターン 9a・・・パターン 10〜13・・・導体部 14・・・給電口 15・・・保護カバー 16・・・調整用パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 高雄 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 (72)発明者 杉村 詩朗 石川県金沢市打木町東1414番地 株式会社 エフ・イー・シー内 Fターム(参考) 5J046 AA04 AB13 QA02 5J047 AA04 AB13 FD01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚み方向に積層された複数の基板と、こ
    れら基板にそれぞれ形成された導体パターンと、 前記複数の基板に形成された該導体パターンの間を互い
    に電気的に接続する導体部とを備えて成り、 前記導体パターンによってインダクタンス成分及びキャ
    パシタンス成分を形成することを特徴としたアンテナ。
  2. 【請求項2】 前記複数の基板に形成された導体パター
    ンのうち、一の基板に形成された導体パターンと二の基
    板に形成された導体パターンとでキャパシタンス成分が
    形成され、 かつ、これら導体パターンのいずれか一方または双方が
    インダクタンス成分を形成し、 これらキャパシタンス成分とインダクタンス成分とが前
    記導体部により並列接続されていることを特徴とする請
    求項1記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記導体パターンは、キャパシタンス用
    パターンと、インダクタンス用パターンとから成り、 前記複数の基板のうち、一の基板に一のインダクタンス
    用パターンが形成され、 該一の基板に隣接する二の基板に一方のキャパシタンス
    用パターンが形成され、 該二の基板に隣接する三の基板に前記一方のキャパシタ
    ンス用パターンと対向してキャパシタンス成分を形成す
    る他方のキャパシタンス用パターンが形成され、 前記一のインダクタンスパターンと前記一及び二のキャ
    パシタンス用パターンにより形成されるキャパシタンス
    成分とが前記導体部により並列接続されていることを特
    徴とする請求項1記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記複数の基板のうち、最も外側に位置
    する基板の表面に、外部に露出し、かつ平面視において
    他の基板に形成された導体パターンと重なるシールド用
    の導体パターンが形成されていることを特徴とする請求
    項1から3のいずれか記載のアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記最も外側に位置する基板の表面に外
    部に露出するように給電口が形成され、 該給電口と前記シールド用の導体パターンとが、他の電
    子部品に対する接続部とされていることを特徴とする請
    求項4記載のアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記複数の基板には、アンテナ全体のイ
    ンピーダンス値を調整するための調整用パターンが形成
    されていることを特徴とする請求項4又は5記載のアン
    テナ。
  7. 【請求項7】 前記導体部は、前記複数の基板の厚み方
    向に形成されるスルーホールからなること特徴とする請
    求項1から6のいずれかに記載のアンテナ。
  8. 【請求項8】 前記シールド用の導体パターン及び前記
    給電口を外部に露出させた状態で、前記複数の基板がカ
    バーにより覆われていることを特徴とする請求項5又は
    7記載のアンテナ。
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