JPH10229304A - 携帯無線機用アンテナおよびそれを用いた携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機用アンテナおよびそれを用いた携帯無線機

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JPH10229304A
JPH10229304A JP9029041A JP2904197A JPH10229304A JP H10229304 A JPH10229304 A JP H10229304A JP 9029041 A JP9029041 A JP 9029041A JP 2904197 A JP2904197 A JP 2904197A JP H10229304 A JPH10229304 A JP H10229304A
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antenna
circuit board
wireless device
dielectric substrate
antenna element
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JP9029041A
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Inventor
Kazusuke Yanagisawa
和介 柳沢
Michiro Arai
道郎 新井
Tadashi Oshiyama
正 押山
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Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PHSや携帯電話などの携帯用無線機器のア
ンテナを内蔵化することができる携帯無線機およびそれ
に用いるアンテナを提供する。 【解決手段】 誘電体基板1と、該誘電体基板の一表面
に設けられるアンテナエレメント2と、該アンテナエレ
メントの一端部に設けられる給電部3とからなり、該ア
ンテナエレメントがその長尺方向に沿って実質的に平行
になるように少なくとも1回折り返されることによりチ
ップ型の小形アンテナとされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPHS(簡易型携帯
電話:personal handyphone system)、携帯電話などの
携帯無線機の送受信などに用いられる携帯無線機用アン
テナおよびそれを用いた携帯無線機に関する。さらに詳
しくは、携帯無線機の筐体内に内蔵することができるア
ンテナおよびアンテナが内蔵される携帯無線機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機などの無線機器のため
のアンテナは、図3(a)に示されるように、線条アン
テナ32を無線機の筐体31から引き出して使用された
り、図3(b)に示されるように、ヘリカルコイル式ア
ンテナ33が無線機の筐体31の外部に固定して取り付
けられて使用されている。
【0003】この線条アンテナ32やヘリカルコイル式
アンテナ33は送受信する電波の1/4波長の電気長が
必要となり、線条アンテナ32では長くなって持ち運び
が不便であるため、通常は筐体31内に収納して、使用
時に引き出して使用される。また、ヘリカルコイル式の
アンテナ33は、長いアンテナ線を外径寸法的に短くす
るためにコイル状に巻いたもので、外径寸法を短くする
ためにヘリカルコイルを密巻きにするとアンテナ線の方
向と直角方向の成分が多くなって偏波面との関係でアン
テナの放射抵抗が下がり、アンテナ性能が低下する。そ
のため、ヘリカルアンテナでも極端に短くすることがで
きず、いずれのアンテナでもある程度の出っ張りを避け
ることができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の電子機器の軽薄
短小化に伴い、とくに携帯用機器のさらなる軽薄短小化
が要求され、携帯電話機なども非常に小形化されてい
る。それに伴い、携帯電話機などの筐体からアンテナが
突出するのが、さらなる小形化、および携帯の利便性向
上の大きなネックになっている。
【0005】一方、アンテナをストリップライン化して
筐体の中に入れることも考えられるが、使用される周波
数の1/4波長の長さのストリップラインが電波を四方
から受けられるようにシールドされないで配設されると
共に、アンテナに接続される送受信回路は外からの電波
により誤動作をしないようにシールドされる必要があ
り、小さな筐体内に良好な送受信感度で配設することが
できない。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、PHSや携帯電話などの携帯用無線機器のア
ンテナを内蔵化することができる携帯無線機およびそれ
に用いるアンテナを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アンテナ
を小形化することができると共に、2倍の関係の周波数
に対しても送受信をすることができるようにするため鋭
意検討を重ねて、アンテナエレメントをその長尺方向に
折り返して曲げることにより、感度を低下させないで小
形化することができると共に、2倍などの偶数倍の関係
にある周波数帯でも送受信することができるアンテナを
発明し、特願平8−160016号に開示している。本
発明の携帯無線機用アンテナは、このアンテナエレメン
トがセラミックスなどの誘電体基板、好ましくは比誘電
率が10以上の誘電体基板上に形成されるもので、小形
化されて携帯無線機の筐体内に収納され、感度よく送受
信をすることができる。
【0008】本発明による携帯無線機用アンテナは、誘
電体基板と、該誘電体基板の一表面に設けられるアンテ
ナエレメントと、該アンテナエレメントの一端部に設け
られる給電部とからなり、該アンテナエレメントがその
長尺方向に沿って実質的に平行になるように少なくとも
1回折り返されて折返し部が形成されることにより、チ
ップ型のアンテナになっている。
【0009】ここに実質的に平行とは、完全な平行を意
味するものではなく、隣接するアンテナエレメント間で
容量的および/または誘導的に結合し得る位置関係にな
ることを意味する。また、長尺方向とは、ジグザグ部が
形成されている場合でもその帯状のアンテナエレメント
が主体的に延びる方向を意味する。
【0010】前記アンテナエレメントの少なくとも一部
は、ジグザグ状に形成されていてもよい。また、前記誘
電体基板の裏面の端部に金属膜からなる取付用ランドお
よび前記給電部が設けられていることにより、ハンダ付
けなどによる回路基板などへの取付けが容易になる。
【0011】本発明の携帯無線機は、無線回路が形成さ
れる回路基板と、該回路基板を覆う樹脂製筐体とを有し
ており、前記回路基板に請求項1記載のアンテナが取り
付けられている。この場合、回路基板に形成される回路
素子が外部からの電磁波による悪影響を防止するため、
金属筐体により回路基板を覆ってシールドする場合は、
前記アンテナ部分は金属筐体が除去されてアンテナが金
属でシールドされないように金属筐体に開口部が設けら
れる。回路基板の裏面などにアース板または金属膜が設
けられる場合も同様にアンテナ部は除去される。
【0012】前記アンテナが前記回路基板の異なる場所
に2個以上取り付けられ、ダイバーシティアンテナを構
成することが、場所によって送受信をしにくい場所にい
る場合でも、2以上のアンテナにより感度のよい方のア
ンテナを使用することができて都合がよい。本発明で
は、小形で筐体内にアンテナを搭載することができるた
め、このようなダイバーシティアンテナを構成すること
ができる。このダイバーシティアンテナは、通常の外付
けアンテナと共に本発明の内蔵アンテナにより構成する
こともでき、筐体に2以上のアンテナを突出させない
で、ビルの谷間などの送受信をしにくい場所において
も、感度よく送受信をすることができる。
【0013】本発明の携帯用無線機は、前述のチップ型
アンテナを回路基板上に搭載しなくても、誘電体からな
る回路基板に直接前述の折返し部が形成される請求項1
記載のアンテナエレメントが設けられてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の携帯無線機用アンテナおよびそれを用いた携帯無線
機について説明をする。
【0015】図1(a)は、本発明の携帯無線機用のチ
ップ型アンテナの斜視図で、図1(b)はその背面図で
ある。本発明のアンテナは、図1(a)に示されるよう
に、セラミックスなどからなる誘電体基板1上にその長
尺方向に沿って実質的に平行になるように少なくとも1
回折り返されて折返し部2aが設けられることによりア
ンテナエレメント2のパターンが形成されている。
【0016】誘電体基板1は、たとえばチタン酸バリウ
ムからなるセラミックス(比誘電率が約20)のよう
に、比誘電率の大きいものが、アンテナエレメント2を
小さくすることができるため好ましい。
【0017】アンテナエレメント2のパターンは、誘電
体基板1上にたとえば銀を含む合金を焼付けなどにより
設けることにより所望のパターンに形成される。このア
ンテナエレメント2のパターンの形状は、図1(a)に
示されるように、たとえば第1のエレメント21、第2
のエレメント22、第3のエレメント23とからなって
おり、それぞれがその長尺方向に沿って実質的に平行に
なるように折返し部2aが2か所に形成されている。そ
して全体でその電気長が、たとえばPHSの使用周波数
1895.15〜1917.95MHzの約1/4波長に
なるように形成されている。この電気長はアンテナエレ
メント2のインダクタンスおよび折り返されることによ
り近接する各エレメント間の結合容量などにより変化
し、結合容量は誘電体基板1の比誘電率が大きくなるほ
ど大きくなる。そして、結合容量が大きくなる程アンテ
ナエレメントの長さを短くすることができ、図1に示さ
れるチップ型アンテナの縦A×横Bが8mm×6mm程
度、厚さCが1.8mm程度と非常に小さい寸法で、前
述の1900MHz帯に対して約1/4波長の電気長の
アンテナが形成されている。
【0018】図1(a)に示される例では、第1のエレ
メント21がジグザグ状に形成されており、給電部3に
近いところで充分なアンテナ長が得られる構造になって
いる。また、図1に示される例では、(b)に背面図が
示されるように、誘電体基板1の裏面の4隅にたとえば
銀合金などの金属からなるランド4および給電部3が設
けられている。給電部3はアンテナエレメント2の一端
部と誘電体基板1の側面を経て電気的に連結されてお
り、他のランド4は誘電体基板に独立して設けられてお
り、無線機の回路基板などに取り付ける場合にハンダや
Au-Snなどの低融点金属により容易に搭載すること
ができ、回路基板上に形成される無線回路との電気的接
続を容易に行うことができる。
【0019】前述のチップ型のアンテナを製造するに
は、大きなセラミック基板の一表面に銀合金のシルク印
刷などによりアンテナパターンを設けて焼き付けること
により、アンテナエレメント2を形成する。ついで、基
板の裏面に銀合金などを表面と同様に焼付などにより付
着してパターニングをすることにより、各チップの隅に
ランド4および給電部3を形成する。その後、大きなセ
ラミック基板を切断分離して各チップに分離する。その
後、アンテナエレメント2の一端部と基板1の裏面の給
電部3とが電気的に接続されるように、その側面に銀合
金などを塗布して焼付けることにより、チップ型のアン
テナが得られる。
【0020】本発明の携帯無線機用アンテナによれば、
誘電体基板上に帯状のアンテナエレメントがその長尺方
向に沿って実質的に平行になるように折り返されている
ため、折り返されて隣接するエレメント間の結合容量が
大きく作用し、送受信する信号の1/4波長の電気長を
得るのに非常にコンパクトな形で得られる。しかも平坦
な誘電体基板上にアンテナエレメントが設けられたチッ
プ型に形成されているため、アンテナにより送受信する
信号の処理をする無線回路が形成される回路基板(RF
基板)の表面に簡単に搭載することができる。その結
果、PHSや携帯電話などの無線機の筐体の外に長いア
ンテナを設ける必要がなく、筐体内にアンテナを内蔵し
ながら、高感度の無線機とすることができる。
【0021】また、アンテナエレメントの少なくとも一
部にジグザグ部が形成されることにより、アンテナエレ
メントを引き回す長さを短くすることができ、一層コン
パクトなアンテナにすることができる。このジグザグ部
は、給電部側の電圧の高い側に設けられることが放射に
有効となるため、一層効果的である。さらに誘電体基板
の裏面にランドが設けられることにより、回路基板など
への取付けが、ハンダなどの低融点金属またはエポキシ
樹脂などの接着剤により簡単に取り付けられるため便利
である。この場合、給電部が同様に誘電体基板の裏面に
設けられることにより、低融点金属により同時に無線回
路と電気的に接続することができる。
【0022】つぎに、図2を参照しながら本発明の携帯
無線機について説明をする。
【0023】本発明の携帯無線機は、図2(a)にその
概略の断面説明図が示されているように、樹脂製筐体1
1内にアンテナ12が設けられており、アンテナ12で
送受信する信号を処理する無線回路が形成される回路基
板13の1つのコーナに、前述のチップ型アンテナ12
が搭載されている。回路基板13上に形成される無線回
路が外部からの電磁波により誤動作をしないようにシー
ルドする場合は金属製筐体14が回路基板13の周囲に
設けられるが、この場合チップ型アンテナ12の部分は
露出するように切欠部が形成される。
【0024】回路基板13へのチップ型アンテナ12の
搭載は、図2(b)に部分拡大説明図が示されるよう
に、回路基板13の1つのコーナーに前述のアンテナ1
2の基板裏面に設けられるランドを利用してハンダ付け
などにより行われる。この場合、回路基板13のアンテ
ナ12が搭載される部分、および搭載されるアンテナ1
2の縦方向の端部から回路配線が形成される端部15ま
での距離Dが5mm以上、横方向の端部から回路配線が
形成される端部15までの距離Eが2mm以上の範囲は
その配線パターンなどの金属材料は除去されることが好
ましい。無線回路と干渉しないで送受信することができ
るようにするためである。もちろん回路基板13の裏面
にアース板またはアース用などの金属膜などが設けられ
る場合も、アンテナ近傍の前述の範囲は除去されること
が好ましい。回路基板の裏面側からでも信号を送受信す
ることができるようにするためである。また、チップ型
アンテナの搭載向きは、とくには限定されないが、図2
(b)に示されるように、給電部3に近い第1エレメン
ト21が回路基板13の端部側にくるように搭載される
ことが好ましい。この第1のエレメント21部分が電圧
の大きい主要な送受信部であるため、金属筐体14や回
路配線などから離れている方が受信感度が向上するから
である。
【0025】前述の例では、チップ型アンテナ12が1
個だけ回路基板13の1つのコーナに設けられていた
が、回路基板上の離れた位置、たとえば前述のアンテナ
12が設けられる回路基板13のコーナおよびそのコー
ナと対角線上で対向するコーナなどに2個以上のアンテ
ナを搭載し、偏波ダイバーシティアンテナを構成するこ
ともできる。すなわち、ビルの谷間などではフェージン
グの発生などにより送受信レベルが大幅に変動するた
め、複数個のアンテナから得られる受信感度で最も受信
感度の良好なアンテナに切替部で切り替えて最良の状態
で送受信をしたり、2つのアンテナの受信信号を合成し
て信号処理することにより感度よく受信するようにする
ことができる。本発明の携帯無線機では、そのアンテナ
が非常に小形で、しかも筐体内に内蔵させることができ
るため、このような小形の無線機のままで偏波ダイバー
シティ構成にすることもできる。このようなダイバーシ
ティアンテナは、従来の樹脂製筐体11の外部に取り付
けられる外付けアンテナと、回路基板に搭載される本発
明の内蔵アンテナとで構成することもできる。
【0026】また、以上の例では、無線回路を形成する
回路基板にチップ型のアンテナを搭載したが、回路基板
が誘電体基板であればその基板の表面に前述のアンテナ
エレメントのパターンを形成することにより、直接アン
テナ付きの回路基板とすることもできる。この場合、回
路基板としてできるだけ比誘電率の大きい誘電体基板を
用いることによりアンテナエレメントを小さく形成する
ことができる。このアンテナエレメントの近傍に金属筐
体など他の金属などが存在しないようにすることは前述
の場合と同じである。
【0027】本発明の携帯無線機によれば、アンテナを
樹脂製筐体内に内蔵することができるため、従来のよう
に外部に突出するアンテナ部がなくなり、非常にコンパ
クトな持ち運びに便利な携帯無線機となる。さらに、ア
ンテナと回路基板との接続も非常に近くてコンパクトに
することができ、携帯無線機のさらなる小形化を達成す
ることができる。
【0028】以上の説明では、1つの周波数帯の信号を
送受信することで説明をしたが、図1に示されるような
長尺方向に沿って折り返されるアンテナは、前述の特願
平8−160016号に本発明者らが開示しているよう
に、2倍程度の周波数帯の両方を送受信することができ
るように形成され得る。したがって、アンテナエレメン
トの形成を、たとえば900MHz帯に対して1/4波
長の長さになるように形成することにより、前述の例よ
り全体が倍程度の大きさになるものの、900MHz帯
と、1900MHz帯の両方を送受信することができる
小形の内蔵アンテナとすることができる。
【0029】
【発明の効果】本発明の携帯無線機用アンテナによれ
ば、非常に小形で感度も良好なチップ型のアンテナが得
られ、PHSや携帯電話などの携帯無線機に内蔵するこ
とができる。また、裏面に取付用ランドが設けられ得る
小さなチップ型に形成されるため、無線機の筐体内の回
路基板などに簡単に取り付けられる。
【0030】このアンテナが用いられる携帯無線機は、
アンテナによる出っ張りをなくすることができると共
に、携帯無線機の一層の小形化を達成することができ
る。その結果、持運びが非常に便利な携帯無線機にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯無線機用アンテナの一実施形態の
説明図である。
【図2】図1のアンテナが搭載される携帯無線機の一実
施形態の説明図である。
【図3】従来の携帯無線機のアンテナの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 誘電体基板 2 アンテナエレメント 3 給電部 4 ランド 11 樹脂製筐体 12 チップ型アンテナ 13 回路基板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、アンテナエレメントの少なくとも一
部にジグザグ部が形成されることにより、アンテナエレ
メントを引き回す長さを短くすることができ、一層コン
パクトなアンテナにすることができる。このジグザグ部
は、給電部側の電流の高い側に設けられることが放射に
有効となるため、一層効果的である。さらに誘電体基板
の裏面にランドが設けられることにより、回路基板など
への取付けが、ハンダなどの低融点金属またはエポキシ
樹脂などの接着剤により簡単に取り付けられるため便利
である。この場合、給電部が同様に誘電体基板の裏面に
設けられることにより、低融点金属により同時に無線回
路と電気的に接続することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板と、該誘電体基板の一表面に
    設けられるアンテナエレメントと、該アンテナエレメン
    トの一端部に設けられる給電部とからなり、該アンテナ
    エレメントがその長尺方向に沿って実質的に平行になる
    ように少なくとも1回折り返されて折返し部が形成され
    てなるチップ型の携帯無線機用アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記アンテナエレメントの少なくとも一
    部が、ジグザグ状に形成されてなる請求項1記載のアン
    テナ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体基板の裏面の端部に金属膜か
    らなる取付用ランドおよび前記給電部が設けられてなる
    請求項1または2記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 無線回路が形成される回路基板と、該回
    路基板を覆う樹脂製筐体とを有する携帯無線機であっ
    て、前記回路基板に請求項1記載のアンテナが取り付け
    られてなる携帯無線機。
  5. 【請求項5】 前記回路基板の異なる場所に請求項1記
    載のアンテナが2個以上取り付けられ、ダイバーシティ
    アンテナを構成する請求項4記載の携帯無線機。
  6. 【請求項6】 前記樹脂製筐体の外部に外付けアンテナ
    が設けられ、該外付けアンテナと、前記回路基板に設け
    られるアンテナとによりダイバーシティアンテナを構成
    する請求項4記載の携帯無線機。
  7. 【請求項7】 無線回路が形成される回路基板と、該回
    路基板を覆う樹脂製筐体とを有する携帯無線機であっ
    て、前記回路基板が誘電体基板からなり、該誘電体基板
    上に直接請求項1記載のアンテナエレメントが設けられ
    てなる携帯無線機。
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