JP2774159B2 - クリアランス測定用パネル - Google Patents

クリアランス測定用パネル

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JP2774159B2 JP24928489A JP24928489A JP2774159B2 JP 2774159 B2 JP2774159 B2 JP 2774159B2 JP 24928489 A JP24928489 A JP 24928489A JP 24928489 A JP24928489 A JP 24928489A JP 2774159 B2 JP2774159 B2 JP 2774159B2
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猛 始沢
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康夫 今泉
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クリアランス測定用パネルに関し、特にプ
レス型の上型と下型間のクリアランスを適正に仕上げる
のに好適なクリアランス測定用パネルに関する。
(従来の技術) 従来、機械加工され、更に仕上げ加工された上型及び
下型とを組立てたプレス型は、ダイスポッテングプレス
と称するプレス型の製作及び調整の際の型合せ作業に使
用し、実際に使用するプレス装置の加圧力より小なる加
圧力の油圧プレスに取付けて、ヒューズ等をプレス成形
し、プレス成形されたヒューズを参考にして概ねのクリ
アランス調整を行い、更にクリアランス調整をしたプレ
ス型を実際に使用するプレス装置に取付け、実際にプレ
ス成形する被加工材をプレス成形し、成形された被加工
品の両面に光明丹を塗布して上型及び下型の製品成形面
のクリアランス調整を行っている。
また実開昭63−34532号公報に示されるように、上型
と下型の間でプレス成形されるクリアランスに合った厚
さのビニルフィルムを上型に貼付して上型と下型とを型
合せした後、製品成形面を削ることによりクリアランス
調整を行うものがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来例によると、組立てられたプレス型をダイス
ポッテングプレスにより予めヒューズをプレス成形して
クリアランス調整を行い、更に、実際に使用するプレス
装置において、実際に使用する被加工材をプレス成形し
てクリアランス調整を行うので、クリアランス調整を重
複して行うことになり、作業が複雑に、また煩雑にな
り、長期に亙るプレス型の製作期間を必要とし、製作コ
ストの高騰を招くなどの不具合があった。
従って本発明の目的は、プレス型のクリアランス調整
が1度で達成でき、作業が簡素化され、製作期間の短
縮、製作コストの低減が得られるクリアランス測定用パ
ネルを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明のクリアランス測定用パネ
ルは規則的に配設された孔を形成した鋼板からなるパン
チングメタルと、パンチングメタルに配設された孔内に
組込んだクリアランス測定用軟質材とを具備し、プレス
型の上型と下型との共同によりプレス成形して上型と下
型とのクリアランスを測定するものであり、更にクリア
ランス測定用軟質材を孔内に組込んだパンチングメタル
を両面から被覆するビニルシートを設けることにより更
に効果的に行える。
(作 用) 規則的に配設された孔の内適宜の孔内にクリアランス
測定用軟質材を組込んだパンチングメタルからなるクリ
アランス測定用パネルをプレス型の上型と下型との共同
により小なる加圧力のダイスポッテングプレスによるプ
レス成形を施し、プレス成形によって変形したクリアラ
ンス測定用軟質材を測定することでプレス型のクリアラ
ンスの測定が行え、プレス型製作期間の短縮、製造コス
トの低減が得られる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明によるクリアランス測定用パネルの概
略を示す断面図、第2図はその平面図である。
クリアランス測定用パネル1は3次元形状になじみや
すくかつ、小なる加圧力で成形可能にするため規則的に
配設された複数の孔3を穿孔した鋼板からなるパンチン
グメタル2を母材とし、クリアランス測定用パネル1の
強度を確保するためのベースとなるものである。
パンチングメタル2に形成した孔3の内、プレス型の
クリアランスを測定しようとする部位に対応する適宜の
孔3内にクリアランス測定用軟質材4が組込んである。
そしてパンチングメタル2の両面には、クリアランス
測定用パネル1をプレス成形する際、プレス型の製品成
形面に発生する傷を防止するビニルシート5が貼着して
ある。
このように構成されたクリアランス測定用パネル1を
ダイスポッテングプレスに取付けた上型と下型とからな
るプレス型によりプレス成形し、プレス成形されたパン
チングメタル2の孔3内に組込まれたクリアランス測定
用軟質材4を取出し、クリアランス測定用軟質材4の厚
さを測定することにより相応位置の上型と下型との間の
クリアランスを精度よく簡単に測定することができる。
また加工されたクリアランス測定用パネル1とプレス型
の製品成形面との密着状態を孔3を通して目視確認する
ことができる。
この際、多孔板であるパンチングメタル2を用いるこ
とにより、通常の鋼板に比べ格段に小なる加圧力でプレ
ス成形が可能となり、通常のプレス装置を用いることな
く加圧力の小なるダイスポッテングプレスにより充分な
成形が得られる。
クリアランス測定用パネル1に用いるパンチングメタ
ル2は広く市販されているパンチングメタルを使用する
ことが可能であり、また、ダイスポッテングプレスの成
形能力に応じた孔及び材質のパンチングメタルを適宜選
択して利用することができる。またパンチングメタルの
孔の形状は、円形に限定されることなく、例えば第3図
に示すような種々の形状の孔を規則的に配設したパンチ
ングメタルを使用することも可能である。
(効 果) 本発明のクリアランス測定用パネルによれば、鋼板の
多数の孔を配設した小なる加圧力で成形可能なパンチン
グメタルをベースとし、孔内にクリアランス測定用軟質
材を組込んで構成することにより、ダイスポッテングプ
レスで充分に成形可能であり、従来のように、通常のプ
レス装置による再度のクリアランス調整が廃止でき、孔
に組込んだクリアランス測定用軟質材を取出し、容易に
プレス型のクリアランスを測定することが可能となり、
クリアランス調整作業の簡素化が図れプレス型の製作期
間の短縮、製作コストの低減が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクリアランス測定用パネルの一実施例
を示す要部断面図、第2図は同パネルの平面図、第3図
はパンチングメタルの孔の形状を例示する説明図であ
る。 1……クリアランス測定用パネル、2……パンチングメ
タル、3……孔、4……クリアランス測定用軟質材、5
……ビニルシート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今泉 康夫 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富 士重工業株式会社内 (72)発明者 星井 信二 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富 士重工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21D 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】規則的に配設された孔を形成した鋼板から
    なるパンチングメタルと、パンチングメタルに配設され
    た孔内に組込んだクリアランス測定用軟質材とを具備
    し、プレス型の上型と下型との共同によりプレス成形し
    て上型と下型とのクリアランスを測定することを特徴と
    するクリアランス測定用パネル。
  2. 【請求項2】クリアランス測定用軟質材を孔内に組込ん
    だパンチングメタルを両面から被覆するビニルシートを
    貼設したことを特徴とする請求項1のクリアランス測定
    用パネル。
JP24928489A 1989-09-27 1989-09-27 クリアランス測定用パネル Expired - Fee Related JP2774159B2 (ja)

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