JP2773758B2 - ネットワークにおける同期性を必要とする回線オープン方式 - Google Patents

ネットワークにおける同期性を必要とする回線オープン方式

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JP2773758B2
JP2773758B2 JP4075700A JP7570092A JP2773758B2 JP 2773758 B2 JP2773758 B2 JP 2773758B2 JP 4075700 A JP4075700 A JP 4075700A JP 7570092 A JP7570092 A JP 7570092A JP 2773758 B2 JP2773758 B2 JP 2773758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末又はコンピ
ュータと回線で接続されているネットワーク内のコンピ
ュータシステムにおいて下位コンピュータの同期性を必
要とする回線オープン方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンピュータシステムに
おいては、上位コンピュータからの契機(以後、イニシ
ャライズデータと呼ぶ)により下位コンピュータのオペ
レーティングシステム(以後OSと略す)レベルのオー
プン処理を行い、オープン処理確認後、イニシャライズ
データを下位コンピュータへ通知し、その応答を受取
り、結果を上位コンピュータへ通知していた。
【0003】図6は従来の技術を用いたオープン方式の
例を示す図である。
【0004】まづ、上位コンピュータAから当該コンピ
ュータBへオープン処理のモード設定コマンドを発行す
る(100)、当該コンピュータBはコマンドを受信し
て応答を返して(101)、コンピュータA,B間のオ
ープン成功となり(102)、コンピュータAはイニシ
ャライズデータをコンピュータBへ送信する(10
3)。イニシャライズデータを受信したコンピュータB
は(104)、下位コンピュータCに対するオープン処
理のモード設定コマンドを発行する(105)、コンピ
ュータCはコンピュータBに対しオープン成功の応答を
返し(107)、応答を受信したコンピュータBはコン
ピュータAから受信したイニシャライズデータをコンピ
ュータCへ転送する(108)、イニシャライズデータ
を受信したコンピュータCは(109)、大型ディスプ
レイに表示して業務処理を行い(110)、イニシャラ
イズデータの業務処理データを返送する(111)、返
送データを受信したコンピュータBは(112)、デー
タを上位コンピュータAへ結果として送信する(11
3)、結果を受信したコンピュータAはコンソールに表
示して終了する(104)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の、コン
ピュータシステムにおいては、上位コンピュータAから
のイニシャライズデータにより下位コンピュータCのア
プリケーション(以後APと略す)レベルのオープンを
確認する必要があるが、OSレベルでのオープン状態の
確認作業後にイニシャライズデータを下位コンピュータ
Cへ通知する為、OSレベルでのオープン確認作業分の
時間が上位コンピュータAからみた場合、余分な時間と
なり、応答結果が遅れるという欠点がある。
【0006】本発明は上述の問題点に鑑みて、下位コン
ピュータとのOSレベルでのオープン処理を事前に行い
システムの応答時間を短縮するネットワークにおける同
を必要とする回線オープン方式を提供することを目
的とするものである。
【0007】本発明のネットワークにおける同期を必
要とする回線オープン方式は、複数の端末又はコンピュ
ータと回線で接続されているネットワーク内のコンピュ
ータを管理する上位コンピュータと、最終的に業務処理
を行う下位コンピュータと回線で接続され主に中継処理
を行う当該コンピュータにおいて、上位コンピュータか
らの契機により下位コンピュータのオープンを確認する
機能と、上位コンピュータおよび下位コンピュータとの
回線のオープンとデータ送受信を制御する通信機能と、
下位コンピュータとのオペレーティングシステムレベル
でのオープン状態を管理するテーブルと、オペレーティ
ングシステムでのオープン確定後に上位コンピュータの
アプリケーションからのデータを下位コンピュータに渡
し、アプリケーションレベルでのオープン状態を管理す
る機能を有する。
【0008】
【作用】上記構成によれば、通信機能による上位コンピ
ュータの契機によるデータの受信時に、オープン確認機
能により、オープン状態の管理テーブルに記憶する前処
理済みの下位コンピュータとのオペレーティングシステ
ムレベルでのオープン状態を確認したのち、受信した上
位コンピュータの契機によるデータを下位コンピュータ
に渡し、オープン状態管理機能により、下位コンピュー
タからの応答を上位コンピュータへ返すとともに、アプ
リケーションレベルでの下位コンピュータとのオープン
状態をオープン状態管理テーブルに記憶して管理するの
で、システムの応答時間を短縮できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例によるシステム
の概要図である。
【0011】図1において、当該コンピュータBは上位
コンピュータAとの間で、オープン処理(データ送受信
可能状態)、データ送受信処理機能を有し、上位コンピ
ュータAとオープン確立後(1)、オープン直後の初期
情報としてイニシャライズデータを受信する(2)。
【0012】一方、下位コンピュータCとの間では、オ
ープン処理(データ送受信可能状態)、データ送受信処
理機能を有し、上位コンピュータAとの状態とは非同期
に、下位コンピュータCとオープン処理を行い(3)、
オープン結果(成功または失敗)を記憶するテーブル、
オープン状態テーブル5を有している。
【0013】上位コンピュータAからオープン直後の初
期情報としてイニシャライズデータを受信した後
(2)、下位コンピュータCのオープン状態テーブル5
を確認する機能(6)により、オープン状態テーブル5
で下位コンピュータCがオープン成功状態ならば、イニ
シャライズデータを下位コンピュータCに送信し
(4)、送信完了を受信して結果を上位コンピュータA
に送信し(7)、その時の下位コンピュータとのOS,
APオープン状態をテーブル5に記憶して管理する。
【0014】図2は本実施例のネットワーク構成図とデ
ータの流れであり、当該コンピュータBは、ローカルエ
リアネットワーク(以下、LANと呼ぶ)により下位コ
ンピュータCと接続されている。また、上位コンピュー
タAとは、別回線のLANにより接続されている。
【0015】データの流れは、上位コンピュータAから
データ入力され、当該コンピュータBを通過し、下位コ
ンピュータCで大型ディスプレイに表示して業務処理を
行い、処理結果を応答して、上位コンピュータAまで返
送する。
【0016】つぎに動作について説明する。
【0017】図3〜図5は本実施例の処理遷移図であ
る。
【0018】図3において、当該コンピュータBは、電
源投入後、OSの立上げが確定された後(10)、下位
コンピュータCに対しオープン処理としてモード設定コ
マンドを発行する(11)。下位コンピュータCからの
応答を受信することにより、メモリ上のオープン状態テ
ーブル5のOSレベルのオープン情報を“成功”(AP
でのデータ送受信可能状態)とする(12)。上位コン
ピュータAとのオープン処理として、当該コンピュータ
Bでモード設定コマンド受信待ち状態にする(13)。
【0019】下位コンピュータCも、電源投入後、OS
の立上げが確定された後(14)、オープン処理として
モード設定コマンド受信待ち状態にしておき(15)、
当該コンピュータBからのモード設定コマンドを受信す
ることにより、オープン成功となる。
【0020】上位コンピュータAも、電源投入後、OS
の立上げが確定された状態である(16)。
【0021】次に図4においては、上位コンピュータA
のコンソール入力(17)を契機(イニシャライズデー
タ入力)に、モード設定コマンドが当該コンピュータB
へ送信され(18)、当該コンピュータBは応答を上位
コンピュータAへ送信し、当該コンピュータBは上位コ
ンピュータA側とOSレベルでオープン成功となり、デ
ータ受信可能状態となる(19)。
【0022】上位コンピュータA側もモード設定コマン
ドの応答を受信することによりOSレベルでオープン成
功となり、データ送受信可能となる(20)。
【0023】続いて、図5においては上位コンピュータ
Aから、OSレベルのオープン成功直後のAPレベルの
オープン確認としてイニシャライズデータ(初期情報)
を送信する(27)。
【0024】当該コンピュータBでは、イニシャライズ
データを受信し(21)、下位コンピュータCのオープ
ン状態テーブル5を調査する(22)。
【0025】オープン状態テーブルで下位コンピュータ
Cがオープン成功状態ならば、イニシャライズデータを
下位コンピュータCに送信し(23)、そのイニシャラ
イズデータの応答受信を持つ。
【0026】下位コンピュータCではイニシャライズデ
ータを受信し、業務処理としてそのイニシャライズデー
タの内容を大型ディスプレイに表示し、業務終了後、当
該コンピュータBに対し、応答データを送信し、処理を
終了する(28)。
【0027】当該コンピュータBでは、イニシャライズ
データの応答データを下位コンピュータCより受信した
ことにより(24)、オープン状態テーブルのAPレベ
ルをオープン“成功”にする(25)。上位コンピュー
タAへは、イニシャライズデータの応答データを送信
し、処理を終了する(26)。
【0028】上位コンピュータAでは、イニシャライズ
データの応答データを受信し、コンソール入力(17)
の結果が成功した旨を、コンソールに出力し(29)、
オペレータに通知することにより処理を終了する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の端
末又はコンピュータと回線で接続されているネットワー
ク内で上位コンピュータからの契機により下位コンピュ
ータにデータを送信し、下位コンピュータのAPレベル
でのオープン状態を確認する必要があるコンピュータシ
ステムにおいて、下位コンピュータのOSレベルのオー
プン処理をイニシャライズデータのコンソール入力より
前に、実施しておくことにより、イニシャライズデータ
のコンソール入力から、下位コンピュータのAPレベル
のオープン確認後までの応答時間が短縮できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシステムの概要図であ
る。
【図2】図1の実施例におけるネットワーク構成のデー
タの流れ図である。
【図3】図1のコンピュータBにおける下位コンピュー
タとのモード設定処理の遷移図である。
【図4】図1のコンピュータBにおける上位コンピュー
タとのモード設定処理の遷移図である。
【図5】図1のコンピュータBによるイニシャライズデ
ータの中継処理の遷移図である。
【図6】従来のオープン方式の処理の遷移図である。
【符号の説明】
(1) 上位コンピュータAとのオープン確立 (2,4) イニシャライズデータ送信 (3) 下位コンピュータとのオープン確立 (5) オープン状態テーブル (6) オープン確認機能 (7) 応答データ送信完了

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末又はコンピュータと回線で接
    続されているネットワーク内のコンピュータの管理をす
    る上位コンピュータと、最終的に業務処理を行う下位コ
    ンピュータと、前記上位コンピュータと前記下位コンピ
    ュータに回線で接続され主に中継処理を行う中位コンピ
    ュータとより成るネットワークにおける同期性を必要と
    する回線オープン方式において、前記中位コンピュータは、オープン状態テーブルと、前
    記オペレーディングシステムレベルのオープン要求を前
    記上位コンピュータから受ける前に、前記下位コンピュ
    ータとの間の前記オペレーティングシステムレベルのオ
    ープンを試みる手段と、その成否結果を前記オープン状
    態テーブルに記憶する手段と、前記上位コンピュータか
    らオペレーディングシステムレベルのオープン要求を受
    けたときに前記状態テーブルに記憶された前記成否結果
    を返信する手段と、を備えることを特徴とするネットワ
    ークにおける同期性を必要とする回線オープン方式。
  2. 【請求項2】 前記中位コンピュータは、更に、前記上
    位コンピュータからアプリケーションレベルのオープン
    要求を受けたときに、前記下位コンピュータとの間の前
    記アプリケーションレベルでのオープンを試みる手段
    と、その成否結果を前記オープン状態テーブルに記憶す
    る手段と、該成否結果を前記上位コンピュータに返信す
    る手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の
    ネットワークにおける同期性を必要とする回線オープン
    方式。
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