JP2773118B2 - 光学活性なアリルアルコール誘導体 - Google Patents

光学活性なアリルアルコール誘導体

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JP2773118B2 JP62170299A JP17029987A JP2773118B2 JP 2773118 B2 JP2773118 B2 JP 2773118B2 JP 62170299 A JP62170299 A JP 62170299A JP 17029987 A JP17029987 A JP 17029987A JP 2773118 B2 JP2773118 B2 JP 2773118B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、後述する〔I〕〜〔IV〕式で示される光学
活性な新規アリルアルコール誘導体に関するものであ
る。 本発明の光学活性なアリルアルコール誘導体は強い生
理活性を有するロイコトリエンB4(LTB4),リポキシ
ン,ヒドロキシエイコサテトラエン(HETE)等の生理活
性化合物の合成中間体として有用である。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕 従来より、ロイコトリエンB4等の生理活性化合物が注
目されており、これら化合物を合成する方法も種々提案
されている。しかし、これらの合成法は問題が多い。例
えば、ロイコトリエンB4の合成法は各種知られている
が、大部分は糖由来の光学活性中間体を使用して煩雑な
工程を経由する合成方法である。これに対し、糖由来の
光学活性中間体を用いない方法としては次のものが知ら
れている。 (1)インオン誘導体を光学活性な水素化ホウ素試剤で
不斉水素還元して得られる光学活性なインオール誘導体
を出発原料とする方法(Nicolaou等,J.A.C.S.,106,3548
(1984))。 (2)酵素による不斉還元や不斉加水分解を利用して得
られる光学活性なα−オキシアルデヒドを出発原料とす
る方法(C.J.Sin等,J.O.C.,51,1253(1986))。 しかし、上述の(1),(2)の方法はいずれも高価
な不斉還元剤を必要としたり、不斉反応の収率及び選択
率が悪かったりして、高純度のロイコトリエンを大量に
製造する方法としては実用的でない。 本発明は上記従来技術の問題点を解決し、ロイコトリ
エン等の生理活性化合物を有利に合成できる新規中間体
として有用な光学活性アリルアルコール誘導体を提供す
ることを目的とする。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明者は、種々の光学活性アリルアルコール誘導体
につき鋭意検討を行なった結果、後述する反応方法に従
うことにより、下記一般式〔I〕〜〔IV〕 (式中、Aは−C≡C−SiR1R2R3を示し、R1、R2及びR3
は炭素数1〜5のアルキル基である。 YはH又はOZ′を示し、Z及びZ′はそれぞれH又は
水酸基の保護基である。Rはアルコキシカルボニル基置
換炭素数1〜10のアルキル基又はカルボキシル基置換炭
素数1〜10のアルキル基を示す。) で表わされる光学活性な新規アリルアルコール誘導体が
得られると共に、これらアリルアルコール誘導体がロイ
コトリエンB4などの生理活性化合物の合成中間体として
有用であり、これらアリルアルコール誘導体を経由する
ことにより、ロイコトリエンB4などの生理活性化合物を
高収率で合成し得ることを知見し、本発明を完成するに
至ったものである。 以下、本発明につき更に詳しく説明する。 本発明に係る新規アリルアルコール誘導体は、上記式
〔I〕〜〔IV〕で示されるものである。 ここで、これら式〔I〕〜〔IV〕において、Z又は
Z′で示した水酸基の保護基としては、トリアルキルシ
リル基(例えばトリメチルシリル基、t−ブチルジメチ
ルシリル基、フェニルジメチルシリル基)、アルコキシ
アルキル基(例えばメトキシメチル基、エトキシエチル
基、テトラヒドロピラニル基)、アラルキルオキシアル
キル基(例えばベンジルオキシメチル基)、トリチル
基、更にはアシル基(例えばアセチル基、p−ニトロベ
ンゾイル基、2,4−ジニトロフェニルカルボニル基)等
が挙げられる。 なお、Rの具体例としては、 (式中R4は水素又は炭素数1〜5のアルキル基を示し、
n1は1〜10の整数である。) 等が挙げられる。 上述したアリルアルコール誘導体において、Aは−C
≡C−SiR1R2R3であるが、本発明のアリルアルコール誘
導体は、AがR1R2R3Sn、ハロゲン原子である化合物を経
て合成できる。この場合、置換基AがR1R2R3Snである化
合物は例えば下記反応式a〜dに従って合成できる。 (但し、R1,R2,R3はそれぞれ炭素数1〜5のアルキル基
を示す。) この反応式a〜dの合成法に従うと全てトランス型の
化合物が合成できる。この場合、これら合成法の条件と
しては、〔1a〕〜〔4a〕の化合物とR1R2R3SnLiとを反応
させるに当り、R1R2R3SnLiが〔1a〕〜〔4a〕の化合物に
対し小過剰モルになるように用いることが好ましい。反
応温度は特に制限されないが、−40℃〜80℃で反応させ
ることが好適であり、通常室温で1〜5時間で反応は完
了する。反応溶媒は反応に直接関与しない溶媒、例えば
ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエ
タン等のエーテル系溶媒に、必要に応じヘキサンやヘキ
サメチルホスホトリアミドやジメチルスルホキシドを添
加した溶媒を用いることができる。 なお、得られた化合物が水酸基の保護基やカルボキシ
ル基の保護基(上述したZ,Z′,R4,R5で示した基)を有
する場合、これら保護基を上記の反応の後、常法に従
い、脱保護或いは加水分解処理によって水素原子に変換
することもできる。また逆に、水酸基やカルボキシル基
を保護或いはエステル化することもできる。 次に、置換基Aがハロゲンである化合物は、例えば上
述した置換基AがR1R2R3Snである化合物〔I a〕〜〔IV
a〕から下記反応式e〜hに従って合成することができ
る。 この反応式e〜hの合成法に従うとトランス体の化合
物からはトランス体、シス体の化合物からはシス体を合
成することができる。 これらの合成法において、反応条件としては〔I a〕
〜〔IV a〕の化合物とハロゲン分子(X2)とを反応させ
るにあたり、ハロゲン分子が小過剰モルになるように用
いることが好ましく、反応温度は−80℃〜40℃として反
応させることが好適であり、通常−20℃〜20℃において
0.1〜2時間で反応は完了する。反応溶媒は、反応に直
接関与しない溶媒で、後処理の容易さなどからなるべく
低沸点の溶媒が好ましく用いられ、例えばジエチルエー
テル、ジメチルエーテルなどのエーテル系溶媒、塩化メ
チレン、ジクロロエタンなどのハロゲン系溶媒、ベンゼ
ン等の芳香族溶媒などが挙げられる。 なお、水酸基の保護基やカルボキシル基の保護基を有
する化合物の場合、上記反応の後、上述したように脱保
護或いは加水分解処理によってHに変換することもでき
る。また逆に水酸基やカルボキシル基を保護或いはエス
テル化することもできる。 更に、置換基Aがハロゲンである化合物は、下記式の
如く合成することもできる。 本合成法に従うと、トランス体の化合物からはシス
体、シス体の化合物からはトランス体を合成することが
できる。 これらの合成法において、反応条件としては、〔1b〕
〜〔4b〕の化合物とハロゲン分子(X2)とを反応させる
に当り、ハロゲン分子が小過剰モルになるように用いる
ことが好ましい。反応温度は−80℃〜40℃が好適で、通
常−20℃〜20℃において0.1〜2時間で反応は完了す
る。反応溶媒は、反応に直接関与しない溶媒で、後処理
の容易さなどからなるべく低沸点の溶媒が用いられ、例
えばジエチルエーテル、ジメチルエーテルなどのエーテ
ル系溶媒、塩化メチレン、ジクロロエタンなどのハロゲ
ン系溶媒、ベンゼン等の芳香族溶媒などが挙げられる。 また、置換基がR1R2R3Si−C≡C−である化合物は、
例えば置換基AがXである化合物からトリアルキルシリ
ルアセチレン(R1R2R3SiC≡CH)を用いて下記反応式m
〜pに従って合成することができる。 本合成法に従うとトランス体の化合物からはトランス
体、シス体の化合物からはシス体を合成することができ
る。 この場合、これら合成法において、〔I c〕〜〔IV
c〕の化合物とトリアルキルシリルアセチレン(R1R2R3S
iC≡CH)とを反応させるにあたり、トリアルキルシリル
アセチレンが小過剰になるように用いることが好まし
く、反応温度は−80℃〜40℃とすることが好適で、通常
−20℃〜20℃において0.1〜100時間で反応は完了する。
反応溶媒はベンゼン等の芳香族溶媒を使用することがで
きる。 なお、水酸基の保護基やカルボキシル基の保護基或い
は水酸基やカルボキシル基の処理は上記と同様である。 更に、上記置換基AがR1R2R3Si−C≡C−の化合物
は、Aが−C≡CHである化合物を得ることができる。即
ち、置換基が−C≡CHである化合物は、置換基AがR1R2
R3Si−C≡C−である上記〔I c〕〜〔IV c〕の化合物
から下記式の如く製造することができる。 本合成法に従うとトランス体の化合物からはトランス
体、シス体の化合物からはシス体を合成することができ
る。 これらの合成法において、反応条件としては〔I c〕
〜〔IV c〕の化合物の−C−SiR1R2R3基の脱シリル化の
条件が一般的に用いられるが、ZやZ′の保護基の種類
によっては、それらに影響を与えない方法や逆に場合に
よってはそれらを同時に脱保護させる方法が選ばれる。
一例としては、〔I c〕〜〔IV c〕の化合物のテトラヒ
ドロフラン:エタノール:水=1:1:1溶液を調製し、0
℃で硝酸銀、次いでシアン化カリを加え、撹拌する方法
により、ZやZ′に影響を与えないで化合物〔I d〕〜
〔IV d〕を得ることができる。 本発明の光学活性なアリルアルコール誘導体は、ロイ
コトリエンB4、リポキシン、HETE等の生理活性物質の合
成中間体として有用で、これらアリルアルコール誘導体
を経由することにより、これらの生理活性物質を高収率
で合成することができる。 例えば、ロイコトリエンB4は次の如く合成することが
できる。 〔発明の効果〕 本発明に係る新規化合物は、ロイコトリエンB4,リポ
キシン,HETE等の生理活性物質の合成中間体として有用
である。 以下、実施例と参考例を示し、本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではな
い。 なお、下記の例において、Meはメチル基、Etはエチル
基、Prはプロピル基、Buはブチル基、Amはアミル基、Ph
はフェニル基を示す。 参考例1 化合物(1)(7.0g,54mmol)のTHF溶液(30ml)を−
78℃に冷却した。この溶液に化合物(2)のTHF−n−
ヘキサン溶液を滴下した。−78℃で30分間かきまぜた
後、水層をベンゼンで抽出した。集めたベンゼン溶液を
MgSO4上で乾燥し、減圧下濃縮した。粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:Et2O=3
0:1→3:1)で精製すると化合物(3)が6.92g(収率55.
9%)得られた。 〔化合物(3)の特性値〕 IR(neat):3400,1727,842cm-1 'H−NMR(CCl4)δ:5.97(dd,J=18.3,3.6Hz,1H),5.
77(d,J=18.3Hz,1H),4.08−3.86(m,1H),3.58(S,3
H),3.02(brs,1H),2.26(t,J=7Hz,2H)2.05−1.25
(m,4H),0.07(S,9H)13C−NMR(CDCl3)δ:174.0,148.3,129.4,74.0,51.4,
36.2,33.8,20.8,−1.4 化合物(3)(4.0g,17.4mmol),Ti(O−jPr)
(5.18ml,17.4mmol),D(−)酒石酸ジイソプロピル
(4.43ml,20.9mmol),t−ブチルハイドロパーオキサイ
ド(6.9ml,CH2Cl2中3.78モル,26.1mmol),CH2Cl2(120m
l)を用い、不斉エポキシ化反応と同じ操作を行い(−2
1℃,20h;ワークアップ:Me2S(2.6ml,34.8mmol),10%酒
石酸(〜8ml),Et2O(120ml),NaF(30g))、化合物
(4)を1.71g(42.8%)並びにエポキシド(5)を1.9
3g(45.1%)を得た。 〔化合物(4)の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:+6.78゜(C 1.15,CHCl31H−NMR,IRは化合物(3)と同じ。 〔化合物(5)の特性値〕 IR(neat):3410,1726,1248,843cm-1 1H−NMR(CDCl3)δ:−0.08(S,9H),1.2−1.8(m,4
H),2.08−2.28(m,3H),2.62(t,J=5.1Hz,1H),2.82
(br d,J=2.4Hz,1H),3.46(S,3H),3.40−3.62(m,1
H) 13C−NMR(CDCl3)δ:173.4,69.5,58.1,50.9,47.5,3
3.6,33.0,20.5,−4.1 ▲〔α〕25 D▼:+6.74゜(C 1.75,CHCl3 0℃に冷却した化合物(4)(1.71g,7.43mmol)のCH
2Cl2溶液(30ml)に臭素(0.39ml,7.5mmol)を滴下し
た。10分後TLCで化合物(4)が消失したことを確認し
た。この溶液をNa2S2O3水溶液及び飽和NaHCO3水溶液の
混合水溶液に注いだ。生成物をn−ヘキサンで2回抽出
した。ヘキサン層をMgSO4上で乾燥し、濃縮すると臭素
の付加物が得られた。 上で得た粗生成物をTHF(15ml)に溶かし、0℃に冷
却した。この溶液にn−Bu4NF(14ml,8.8mmol,THF中0.6
3mol)を滴下し、10分間かきまぜた。原料の消失を確認
した後、飽和NaCl水溶液に注いだ。生成物はエーテルで
3回抽出した。集めた有機層をMgSO4上で乾燥し、濃縮
すると化合物(6)が1.7g得られた(収率100%)。こ
のものは精製することなしに次の反応に供した。なお、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製する
と、次のようなデーターを得られた。 〔化合物(6)の特性値〕 1H−NMR(CCl4)δ:1.23−1.88(m,7H),2.17−2.38
(m,2H),3.56(S,3H),4.37−4.61(m,1H),5.82−6.3
8(m,2H) 参考例2 化合物(6)(1.7g)をDMF(20ml)に溶かし、0℃
に冷却した。この溶液にイミダゾール(1.52g,22.3mmo
l)並びにt−ブチルジメチルクロルシラン(以下、TBS
Clと記す)(1.68g,11.1mmol)を加え、室温で一夜かき
まぜた。DMF溶液を飽和NaHCO3水溶液に注ぎ、生成物を
n−ヘキサンで3回抽出した。ヘキサン層をMgSO4上で
乾燥し、濃縮すると化合物(7)の粗生成物が得られ
た。シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製す
ると化合物(7)が1.92g(化合物(4)からの収率73.
6%)得られた。 〔化合物(7)の特性値〕 IR(neat):1737,1249,1088,836,779cm-1 1H−NMR(CCl4)δ:0.02(S,3H),0.07(S,3H),0.88
(S,9H),1.18−1.84(m,4H),2.11−2.38(m,2H),3.5
8(S,3H),4.36−4.69(m,1H),5.93−6.18(m,2H) 13C−NMR(CDCl3)δ:173.4,138.5,106.1,70.6,51.1,
36.4,33.9,25.8,20.5,18.0,−4.5,−4.9 実施例1 アルゴン雰囲気下、化合物(7)(1.54g,4.39mmo
l)、Me3SiC≡CH(1.25ml,8.78mmol)、n−PrNH2(1.0
8ml,13.2mmol)のベンゼン溶液(20ml)にCuI(58mg,0.
31mmol)、Pd(PPh3(152mg,0.13mmol)を加えた。
室温下、暗所で20時間かきまぜた後、飽和NH4Cl水溶液
中に注いだ。ヘキサンで3回抽出し、MgSO4上で乾燥し
た後、濃縮すると化合物(8)が得られた。このものは
精製することなしに次の反応に供した。なお、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製すると次のようなデ
ータが得られた。 〔化合物(8)の特性値〕 1H−NMR(CCl4)δ:0.01(S,3H),0.06(S,3H),0.18
(S,9H),0.88(S,3H),1.30−1.82(m,4H),2.11−2.3
8(m,2H),3.58(S,3H),4.48−4.76(m,1H),5.39(d,
J=11.1Hz,1H),5.80(dd,J=8.4,11.1Hz,1H) 参考例3 化合物(8)をTHF(15ml)、EtOH(15ml)、H2O(15
ml)に溶かし、0℃に冷却した。この中にAgNO3(2.98
g,17.6mmol)を加えた。約15分後、KCN(2.0g,30.7mmo
l)を少しづつ加えていった。0℃で約3時間かきまぜ
た後、飽和NaCl水溶液に注いだ。生成物はヘキサンで3
回抽出した。ヘキサン層を1つに集め、MgSO4上で乾燥
した。溶媒を留去し、得られた残液をシリカゲルカラム
グロマトグラフィーで生成すると化合物(9)が1.24g
(化合物(7)からの収率95.4%)得られた。 〔化合物(9)の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:+49.6゜(C 1.15,CHCl3) IR(neat):3290,1737,1249,1083,838,774cm-1 1H−NMR(CCl4)δ:0.01(S,3H),0.04(S,3H),0.88
(S,9H),1.37−1.83(m,4H),2.08−2.34(m,2H),2.9
9(d,J=3.0Hz,1H),3.57(S,3H),4.47−4.73(m,1
H),5.38(dd,J=3.0,11.1Hz,1H),5.87(dd,J=8.4,1
1.1Hz,1H) 13C−NMR(CDCl3)δ:173.0,148.0,107.4,82.5,79.5,
70.2,50.8,36.8,33.6,25.7,20.4,17.9,−4.6,−5.1 参考例4 アルゴン雰囲気下、(E)−1−トリ−n−ブチル錫
−2−トリメチルシリルエテン6.2g(16mmol)のTHF溶
液(25ml)を−78℃に冷却後、n−BuLi(10ml,15.3mmo
l)を滴下し、1時間撹拌した。この溶液に化合物(1
0)(1.2g,8.2mmol)を加え、1時間撹拌後、飽和NH4Cl
水溶液(10ml)を加えた有機層をn−ヘキサン(50ml×
2)で抽出した。集めた混合溶液をMgSO4上で乾燥し、
減圧下に濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(n−ヘキサン/Et2O=20/1→3/1)で精製すると
化合物(11)が1.69g(7.0mmol,86%)得られた。 〔化合物(11)の特性値〕 1H−NMR(CCl4,PhH)δ:0.10(S,9H),0.90(t,J=6.
6Hz,3H),1.1−1.6(m,6H),1.86−2.14(m,2H),2.22
(t,2H,J=6Hz),3.98(dt,J=4Hz,6Hz,1H),5.14−5.6
0(m,2H),5.75(d,J=18.6Hz,1H),6.02(dd,J=18.6H
z,3.8Hz,1H) IR(neat):3340,1610,1240,830cm-1 13C−NMR(CDCl3)δ:148.0,133.3,129.2,124.5,73.
8,35.1,31.5,29.3,27.4,22.4,14.0,−1.4 アルゴン雰囲気下、Ti(OPrj(0.65ml,2.18mmo
l)のCH2Cl2(15ml)溶液を−21℃に冷却後、L−
(+)−酒石酸ジイソプロピル(0.55ml,2.61mmol)を
加えた。更に10分撹拌した後、化合物(11)(522mg,3.
3ml)のCH2Cl2溶液(4ml)を加えた。10分撹拌後、TBHP
(3.397M/CH2Cl2)を0.95ml(3.26mmol)を加え、−21
℃で3.5時間撹拌した。反応混合液にMe2S(0.5ml)を加
え、−21℃で30分撹拌した後、10%酒石酸を0.5ml加え
た反応液をセライト過して減圧下濃縮した。得られた
粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製
し、化合物(12)(230mg,44%)及び化合物(13)(24
3mg,44%)を得た。 〔化合物(12)の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:+7.59゜(C 1.37,CHCl31H−NMR,IR,13C−NMRは化合物(11)と同じ。 〔化合物(13)の特性値〕 1H−NMR(CCl4,PhH)δ:0.05(S,9H),0.90(t,J=6H
z,3H),1.1−1.7(m,6H),1.87−2.18(m,2H),2.15−
2.38(m,3H),2.63(brs 1H),2.73(t,J=3Hz,1H),2.
65(dt,J=4Hz,6Hz,1H),5.20−5.70(m,2H) IR(neat):3420,1243,840cm-1 ▲〔α〕25 D▼:+4.23゜(C 1.13,CHCl3 アルゴン雰囲気下、3Aモレキュラーシーブ(1g)、CH
2Cl2(15ml)、Ti(OPrj(1.4ml,4.7mmol)を−20
℃に冷却した。D(−)−酒石酸ジイソプロピル(1.2m
l、5.7mmol)を加え、10分間撹拌後、化合物(12)(3.
65g,15mmol)のCH2Cl2溶液(8ml)を加えた。混合液を
−40℃に冷却後、TBHP(4.09M/CH2Cl2)(7.5ml,30.6mm
ol)を滴下した。混合液を−21℃で4時間撹拌後、Me2S
(4ml),10%酒石酸水溶液(4ml)を加え、セライト
過した。溶媒を減圧下留去し、粗精製物をシリカゲルク
ロマトグラフィー(n−ヘキサン/Et2O=10/1→3/1,0.5
%Et3N)により精製し、化合物(14)(3.3g,85%)を
得た。 〔化合物(14)の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:−4.25゜(C 1.15,CHCl31H−NMR,IRは化合物(13)と同じ。 化合物(14)(2.78g,10.8mmol)、イミダゾール(1.
5g,22mmol)、DMF(20ml)を0℃に冷却し、t−ブチル
ジメチルクロロシラン(2.5g,16.5ml)を加えた。混合
液を室温で3時間撹拌後、飽和NaHCO3水溶液(30ml)を
加えた。n−ヘキサン(50ml×2)で抽出した後、生成
物をMgSO4上で乾燥した。濃縮後、得られた粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン/E
t2O=50/1→10/1,0.5%,Et3N)により精製し、化合物
(15)(4.04g,〜100%)を得た。 〔化合物(15)の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:−0.18゜(C 1.11,CHCl31H−NMR(CCl4,PhH)δ:0.03(S,6H),0.06(S,9H),
0.88(m,12H),1.1−1.7(m,6H),1.90−2.16(m,2H),
2.02(d,J=3Hz,1H),2.26(t,J=5Hz,2H),2.59(dd,J
=4Hz,5Hz,1H),3.46(q,J=5Hz,1H),5.18−5.70(m,2
H) IR(neat):1250,1090,840cm-1 jPr2NH(4.2ml,30mmol)とnBuLi(11.0ml,20mmol)よ
り調製したリチウムジイソプロピルアミドのTHF(20m
l)溶液に0℃でBu2SnH(3.5ml,13.0mmol)を加え、30
分撹拌した。混合液に化合物(15)(4.04g,10.8mmol)
を加え、有機層をn−ヘキサン(40ml)で抽出した。溶
媒を減圧下留去し、得られた粗生成物をシリカゲルクロ
マトグラフィーにより精製し、化合物(16)(5.68g,92
%)を得た。 〔化合物(16)の特性値〕 1H−NMR(CCl4,PhH)δ:0.07(S,9H),0.92(m,24
H),1.10−2.3(m),3.89−4.13(m,1H),5.27−5.47
(m,2H),5.95(m,2H) IR(neat):1605,1070,840cm-1 参考例5 化合物(16)(2.21g,3.88mmol)のEt2O(20ml)溶液
を0℃に冷却し、沃素(1.40g,4.09mmol)を加えて30分
撹拌した混合液に飽和Na2S2O3水溶液(20ml)を加え、
生成物をn−ヘキサン(30ml)で抽出し、3N−NaOH水溶
液(10ml)で洗浄し、MgSO4上で乾燥した。溶媒を減圧
下留去し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィ
ー(n−ヘキサン→n−ヘキサン/Et2O=10/1)により
精製し、化合物(17)(1.52g,96%)を得た。 〔化合物(17)の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:+7.15゜(C 2.06,CHCl31H−NMR(CCl4,PhH)δ:0.06(S,9H),0.88(m,12
H),1.10−1.7(m,6H),1.88−2.12(m,2H),2.22(t,J
=6Hz,2H),4.07(q,J=6Hz,1H),5.12−5.63(m,2H),
6.16(d,J=15Hz,1H),6.47(dd,J=6Hz,15Hz,1H) IR(neat):1605,1250,1080cm-1 13C−NMR(CDCl3)δ:148.8,132.6,124,2,75.6,75.1,
35.8,31.6,29.3,27.5,25.8,22.6,18.2,14.0,−4.6,−4.
8 参考例6 ジエチルアゾジカルボン酸(0.20ml,1.27mmol)、 (0.22g,1.31mmol)、THF(3ml)を0℃に冷却後、Ph3P
(350mg、1.33mmol)、化合物(13)(230mg,0.90mmo
l)のTHF(2ml)溶液を加え、30分撹拌した。混合液に
飽和NaHCO3水溶液(5ml)を加え、生成物をn−ヘキサ
ン(10ml×2)で抽出し、MgSO4上で乾燥した。溶媒を
減圧下留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに
より粗生成物を精製し、化合物(18)(340mg,93%)を
得た。 〔化合物(18)の特性値〕 1H−NMR(CDl4,PhH)δ:0.06(S,9H),0.86(t,J=5H
z,3H),1.10−1.70(m,6H),1.89−2.22(m,3H),2.35
−2.67(m,2H),2.97(dd,J=3Hz,7Hz,1H),4.78(q,J
=7Hz,1H),5.16−5.66(m,2H),8.17(brs,4H) 化合物(18)(340mg,0.83mmol)、THF(2ml)、MeOH
(2ml)を0℃に冷却後、2N−NaOH(2ml)を加え、1時
間撹拌した。混合液にNH4Cl水溶液(5ml)を加え、n−
ヘキサン(10ml×3)で生成物を抽出し、チオ硫酸ナト
リウム上で乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた粗
生成物をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、
化合物(19)(214mg,100%)を得た。 〔化合物(19)の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:−7.40゜(C 1.27,CHCl31H−NMR(CCl4,PhH)δ:0.05(S,9H),0.88(t,J=6H
z,3H),1.10−1.60(m,6H),1.90−2.19(m,2H),2.09
(d,J=4Hz,1H),2.18−2.42(m,2H),2.75(t,J=5Hz,
2H),3.10−3.45(m,2H),5.18−5.62(m,2H) IR(neat):3420,1240,840cm-1 化合物(19)(214mg,0.83mmol)、DMF(2ml)、イミ
ダゾール(120mg,1.76mmol)を0℃に冷却し、TBSCl(1
90mg,1.26mmol)を加え、室温で3時間撹拌した。混合
液に飽和NaHCO3水溶液(5ml)を加え、n−ヘキサン(2
0ml)で抽出し、MgSO4上で乾燥した。得られた粗生成物
をシリカゲルクロマトグラフィーにより精製し、化合物
(20)(285mg,92%)を得た。 〔化合物(20)の特性値〕 1H−NMR(CCl4,PhH)δ:0.06(S,15H),0.91(m,12
H),1.15−1.7(m,6H),1.86−2.33(m,5H),2.62(dd,
J=3Hz,7Hz,1H),3.14(q,J=7Hz,1H),5.13−5.58(m,
2H) IR(neat):1250,1090,840cm-1 jPr2NH(1.75ml,12.5mmol)とnBuLi(5.3ml,8.2mmo
l)より調製したリチウムジイソプロピルアミドのTHF
(10ml)溶液に0℃でBu3SnH(1.3ml,4.83mmol)を加
え、1時間撹拌した。化合物(20)(1.54g,4.1mmol)
を加え、室温で2時間撹拌した。混合液に食塩水(10m
l)を加え、有機層をn−ヘキサンで抽出し、MgSO4上で
乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた粗生成物をシ
リカゲルクロマトグラフィーにより精製し、化合物(1
6)(2.22g,95%)を得た。 参考例7 BH3のTHF溶液(1M)並びに2−メチル−2−ブデンの
THF溶液(2M)より調製したジサイアミルボランのTHF溶
液(8.7ml,0.5M,4.38mmol)を0℃に冷却した化合物
(863mg,2.92mmol)のTHF溶液(25ml)に滴下した。0
℃で1時間かきまぜ、薄層クロマトグラフィーで化合物
(9)が消失したことを確認した後、2N−NaOH水溶液
(8.75ml,17.5mmol)をゆっくり加えた。10分後、化合
物(17)(1.67g,4.09mmol)並びにPd(PPh3(168m
g,0.15mmol)を加えた。この混合物を約50℃に加熱しな
がら16時間激しくかきまぜた後、飽和NH4Cl水溶液に注
ぎ、生成物をエーテルで3回抽出した。エーテル層を集
め、MgSO4上で乾燥した。エーテルを留去し、残液を脱
酸素したシリカゲルカラムで精製すると、化合物(21)
が1.16g(収率70.4%)得られた。 〔化合物(21)の特性値〕 IR(neat):3000,1706,1252,1080,836,774cm-1 1H−NMR(90MHz,CDCl3)δ:0.02(S,3H),0.04(S,9
H),0.85(S,12H),0.88(S,9H),1.1−2.5(m,16H),
3.16(q,J=6.5Hz,1H),4.36−4.67(m,1H),5.2−6.7
(m,8H), 1H−NMR(500MHz,CDCl3)δ:0.02(S,3H),0.05(S,6
H),0.07(S,3H),0.88(t,3H),0.88(S,9H),0.91
(S,9H),1.23−1.78(m,10H),2.01(q,J=7Hz,2H),
2.22−2.38(m,4H),4.18(q,J=7Hz,1H),4.57(q,J=
7Hz,1H),5.38(m,2H),5.44(dt,J=12.7Hz,1H),5.72
(dd,J=7,14Hz,1H),5.96(t,J=12Hz,1H),6.19(m,2
H),6.36(dd,J=12,14Hz,1H) 13C−NMR(22.5MHz,CDCl3)δ: 179.8,137.8,134.9,133.8,132.0,129.3,128.1,127.1,12
5.2,73.3,68.8,37.8,36.5,34.1,31.6,29.4,27.5,26.0,2
2.6,20.7,18.3,18.2,14.1,−4.1,−4.3,−4.7 ▲〔α〕25 D▼:+4.33゜(C 0.60,CHCl3) 参考例8 アルゴン雰囲気下、化合物(21)(648mg,1.15mmol)
のTHF溶液(15ml)中に、n−Bu4NF(11.5ml,11.5mmol,
THF中1モル)を加え、室温下で18時間かきまぜた。反
応溶液をMoIlvaineの緩衝液(pH〜4)中に注ぎ、エー
テルで抽出した。この有機層をもう一度緩衝液で洗い、
最後に飽和食塩水で洗った。新たにエーテルを用意し、
上で使用した緩衝液、飽和食塩水を逆抽出した。この操
作を3回行い、エーテル溶液を無水硫酸マグネシウム上
で乾燥した。減圧下エーテルを留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製すると、ロイコトリ
エンB4が310mg得られた(80.2%)。 〔ロイコトリエンB4の特性値〕 ▲〔α〕25 D▼:+13.1゜(C 0.26,CDCl3) lit▲〔α〕25 D▼+12.6゜(C 0.46,CDCl3):JOC,51,
1253(1986)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 J.Am.Chem.Soc. (1984),Vol.106,P.5736− 5738 Phytochemistry (1976),Vol.15,No.11,P. 1673−1679 Synthesis (1986),N o.6,P.453−461 Synthesis (1986),N o.4,P.344−347 Chem.Ber.(1970),Vo l.103,No.11,P.3419−3426 J.Chem.Res.,Syno p.,(1984),No.4,P.103 Tetrahedron Lette rs,(1986),Vol.27,No. 48,P.5853−5856 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 33/00 C07C 59/00 C07C 69/732 C07F 7/08 C07F 7/18 C07F 7/22 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.下記一般式[I]、[II]、[III]及び[IV] (式中、Aは−C≡C−SiR1R2R3を示し、R1、R2及びR3
    は炭素数1〜5のアルキル基である。 YはH又はOZ′を示し、Z及びZ′はそれぞれH又は水
    酸基の保護基である。Rはアルコキシカルボニル基置換
    炭素数1〜10のアルキル基又はカルボキシル基置換炭素
    数1〜10のアルキル基を示す。) で表わされる光学活性なアリルアルコール誘導体。
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Non-Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Chem.Ber.(1970),Vol.103,No.11,P.3419−3426
J.Am.Chem.Soc.(1984),Vol.106,P.5736−5738
J.Chem.Res.,Synop.,(1984),No.4,P.103
Phytochemistry (1976),Vol.15,No.11,P.1673−1679
Synthesis (1986),No.4,P.344−347
Synthesis (1986),No.6,P.453−461
Tetrahedron Letters,(1986),Vol.27,No.48,P.5853−5856

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