JP2772224B2 - 床下収納庫の蓋体の自立構造 - Google Patents

床下収納庫の蓋体の自立構造

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JP2772224B2
JP2772224B2 JP23995093A JP23995093A JP2772224B2 JP 2772224 B2 JP2772224 B2 JP 2772224B2 JP 23995093 A JP23995093 A JP 23995093A JP 23995093 A JP23995093 A JP 23995093A JP 2772224 B2 JP2772224 B2 JP 2772224B2
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重治 福島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床下収納庫において、
蓋体を開いたとき蓋体を自立させるのに用いる構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の床下収納庫の従来例としては、
特開平2−311660号公報、実開昭58−5743
3号公報、実開昭58−57434号公報、特開昭58
−29981号公報、実開昭57−93545号公報等
に開示されるものがある。上記従来例のものは基本的に
同じであり、例えば特開平2−311660号公報に開
示されるものは図16に示すように構成されている。こ
れは床の矩形状の開口に受け枠1を装着してあり、開口
を蓋体2で閉塞したとき蓋体2の周縁が受け枠1に載っ
て支持されるようになっており、また蓋体2の1辺は受
け枠1の1辺に軸aにて回転自在に連結してあり、軸a
を中心に蓋体2を回動することにより蓋体2が開閉され
るようになっている。蓋体2の軸aから所定距離離れた
位置ではアーム3′の上端を回転自在に装着してあり、
蓋体2を閉じた状態で下方に自重で垂れるアーム3′は
受け枠1のアーム挿通孔4′に挿通してある。アーム
3′の下端部にはフック部bと施錠溝cを設けてある。
図16(a)の閉塞状態から蓋体2を開くように回動す
ると、図16(b)に示すようにアーム挿通孔4′にア
ーム3′が摺動し、蓋体2を垂直に立てる状態(90゜
回動した状態)から所定の角度開くように回動すると、
図16(c)に示すようにフック部bがアーム挿通孔
4′に係止して蓋体2がそれ以上回動するのが止めら
れ、図16(d)に示すように施錠溝cがアーム挿通孔
4′に係止して蓋体2の自立状態が保たれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のものにあっては、蓋体2を垂直の状態よりさらに開く
状態まで開かないと自立状態を保つことができなく、床
下収納庫の近傍に障害物があって蓋体2を垂直状態より
開くことができない場合、蓋体2の自立状態を保つこと
ができないという問題がある。また上記従来例の場合、
軸aを外して蓋体2全体を取り外そうとしたとき、アー
ム3′のフック部bが軸aの方向に突出している構造に
なっているため、蓋体2を開いて持ち上げるだけではフ
ックbがアーム挿通孔4′に引っ掛かり、アーム3′を
アーム挿通孔4′から容易に抜くことができなく、蓋体
2の取り外しが困難であるという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは蓋体を垂直状態
まで開かなくても自立状態を保つことができて床下収納
庫の近傍に障害物があっても弊害とならなく、しかも蓋
体を垂直状態より開いても所定の角度以上蓋体が開かな
いように止めることができ、さらに蓋体の取り外しも簡
単にできる床下収納庫の蓋体の自立構造を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明床下収納庫の蓋体の自立構造は、床に設けた矩形
状の開口の内周縁に受け枠1を設け、開口を閉塞する矩
形状の蓋体2の周縁を受け枠1に載置して蓋体2にて開
口を閉塞し得るようにすると共に受け枠1の四周の1辺
に蓋体2の四周の1辺を当接してこの1辺を回動中心と
して蓋体2を上下に回動して蓋体2を開閉し得るように
し、回動中心となる1辺と直交する辺で回動中心から所
定距離離れた位置でアーム3の上端を蓋体2に回転自在
に装着し、このアーム3を上部の縦片部3aと、中間部
の下方程蓋体2の回動中心側から離れるように傾斜せる
傾斜片部3bと、下部の先端が蓋体2の回動中心から離
れるように突出する横片部3cとで構成し、蓋体2を閉
じた状態でアーム3を回転自在に連結する部分の下の位
置で受け枠1部分にアーム挿通孔4をアーム3が全長に
亙って抜き差し自在になる寸法で設け、このアーム挿通
孔4を設けた部分の近傍で受け枠1の下面側に受け具枠
5を装着し、受け具枠5にアーム3を回転自在に連結し
た部分よりアーム3の横片部3cの先端が突出する側に
上下方向に長孔6を設けると共にこの長孔6に受け具7
を上下にスライド自在に装着し、蓋体2を開いて蓋体2
を垂直に立てる手前で受け具7に当たって受け具7を上
にスライドさせると共にアーム3の横片部3cが受け具
7の上に位置するように越えさせるためのガイドを行わ
せる傾斜部8をアーム3の横片部3cの上縁に先端に行
く程下がるように設け、アーム3の横片部3cが受け具
7を越えた時点で下に下降した受け具7に嵌合する嵌合
用切欠9を横片部3cの先端の下縁に形成し、蓋体2を
垂直な状態よりさらに所定角度開いた状態でそれ以上の
角度開かないようにするためにアーム挿通孔4の周縁の
下面に当たる係当部10をアーム3の横片部3cの上縁
に設けると共に蓋体2の裏面に当たる当接部11をアー
ム3の縦片部3aに設けて成ることを特徴とする。
【0006】また床に設けた矩形状の開口の内周縁に受
け枠1を設け、開口を閉塞する矩形状の蓋体2の周縁を
受け枠1に載置して蓋体2にて開口を閉塞し得るように
すると共に受け枠1の四周の1辺に蓋体2の四周の1辺
を当接してこの1辺を回動中心として蓋体2を上下に回
動して蓋体2を開閉し得るようにし、回動中心となる1
辺と直交する辺で回動中心から所定距離離れた位置でア
ーム3の上端を蓋体2に回転自在に装着し、このアーム
3を上部の縦片部3aと、中間部の下方程蓋体2の回動
中心側から離れるように傾斜せる傾斜片部3bと、下部
の先端が蓋体2の回動中心から離れるように突出する横
片部3cとで構成し、横片部3cが上方に回転するよう
にアーム3をバネ12にて付勢し、蓋体2を閉じた状態
でアーム3を回転自在に連結する部分の下の位置で受け
枠1部分にアーム挿通孔4をアーム3が全長に亙って抜
き差し自在になる寸法で設け、このアーム挿通孔4を設
けた部分の近傍で受け枠1の下面側に受け具枠5を装着
すると共に受け具枠5に受け具7を装着し、蓋体2を開
いて蓋体2を垂直に立てる手前で受け具7に当たってア
ーム3をバネ12に抗して回転させると共に横片部3c
が受け具7の上に位置するように越えさせるためのガイ
ドを行わせる傾斜部8をアーム2の横片部3cの上縁に
先端に行く程下がるように設け、アーム3の横片部3c
が受け具7を越えた時点で受け具7に嵌合する嵌合用切
欠9を横片部3cの先端の下縁に形成し、蓋体2を垂直
な状態よりさらに所定角度開いた状態でそれ以上の角度
開かないようにするためにアーム挿通孔4の周縁の下面
に当たる係当部10をアーム3の横片部3cの上縁に設
けると共に蓋体2の裏面に当たる当接部11をアーム3
の縦片部3aに設けて成ることを特徴とすることも好ま
しい。
【0007】さらに当接部11をアーム3の縦片部3a
の全長に亙って設けて当接部11がが長い範囲で蓋体2
の裏面に接触するようにして成ることを特徴とすること
も好ましい。さらにまたアーム挿通孔4の内周縁にアー
ム3の摺動時の音なりを防止するため樹脂製の縁部材2
2を装着して成ることを特徴とすることも好ましい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、蓋体2を閉じたい状態から
蓋体2を回動中心となる1辺を中心に蓋体2を開くよう
に回転させると、アーム3がアーム挿通孔4に対して摺
動して蓋体2が開いて行く。そして蓋体2が垂直に立つ
手前の所定角度まで蓋体2を回動するとアーム3の傾斜
部8が受け具7に当たり、受け具7を長孔6に沿って上
方に移動させ、さらに回動することにより受け具7が傾
斜部8から外れて受け具7が下降して受け具7を横片部
3cが越えた状態となり、この状態で受け具7に嵌合用
切欠9が受け具7に嵌合する。この状態で蓋体2を垂直
に立てる手前で自立状態が保たれる。また蓋体2を垂直
に立てる状態よりさらに開くと、アーム3の係当部10
が受け枠1部分の下面側に係当すると共に当接部11が
蓋体2の裏面に当たり、蓋体2がそれ以上開かなくな
り、蓋体2が邪魔になる弊害をなくすことができる。さ
らに蓋体2を垂直に立てた状態で蓋体2を少し持ち上
げ、蓋体2を倒す方向に回動させ、蓋体2を下げて蓋体
2を倒す方向に回動させることにより横片部3cが受け
具7に当たらないように下降させて蓋体2を閉じること
ができる。また蓋体2を立てて開いた状態で、蓋体2を
持ち上げながら蓋体2を倒す方向に回動すると、アーム
挿通孔4からアーム3を抜くことができて蓋体2を簡単
に外すことができる。
【0009】また横片部3cが上方に回転するようにア
ーム3をバネ12にて付勢し、受け具枠5に受け具7を
固定的に装着したものでは、蓋体2が垂直に立つ手前の
所定角度まで蓋体2を回動するとアーム3の傾斜部8が
受け具7に当たり、受け具7にてアーム3がバネ12に
抗して回動し、受け具7が傾斜部8から外れて受け具7
を横片部3cが越えた状態となり、この状態で受け具7
に嵌合用切欠9が嵌合し、蓋体2の自立状態が保たれ
る。
【0010】
【実施例】先ず図1乃至図9に示す実施例により詳述す
る。床には矩形状の開口を設けてあり、この矩形状の開
口の内周に沿って受け枠1を取り付けてある。この受け
枠1は縦片1aと横片1bとで断面略L字状に形成され
ている。この開口の下方には容器状の床下収納庫本体を
配置してあり、床下収納庫本体の上端を受け枠1に取り
付けてある。蓋体2は蓋板13の周縁に蓋枠14を取り
付けて形成され、受け枠1の開口を閉塞できる大きさの
矩形状に形成されている。蓋体2で受け枠1の開口を閉
塞したとき蓋体2の周縁が受け枠1の横片1bに載るよ
うになっている。受け枠1の四周のうち所定の1辺Aが
蓋体2を開閉するときの回動中心となる辺になってお
り、蓋体2の蓋枠14の四周のうち所定の1辺Bが蓋体
2を開閉するときの回動中心となる辺となっている。そ
して辺A,Bを中心に蓋体2を上下に回動することによ
り蓋体2を開閉できるようになっている。上記受け枠
1、蓋枠14はアルミニウム ステンレス鋼等の金属に
て形成されている。
【0011】蓋体2の1辺Bと直交する両側の辺で1辺
Bから所定の距離離れた位置には取り付け座15をネジ
16にて取り付けてあり、取り付け座15に設けた軸受
部17に軸18を取り付けてある。アーム3はステンレ
ス鋼のような金属の板材にて形成されており、上部が縦
片部3aとなり、中間部が傾斜片部3bとなり、下部が
横片部3cとなっている。このアーム3の上端は上記軸
受部17の軸18に回転自在に取り付けてあり、蓋体2
を閉じてアーム3を垂らした状態で傾斜片部3bが下方
に行く程、1辺Bから離れるように傾斜しており、横片
部3cの先端が1辺Bから離れる向きに突出している。
本実施例の場合、アーム3にリブ19を設けてあり、リ
ブ19にてアーム3を補強してある。アーム3の縦片部
3aの下部には蓋体2の裏面に当接し得る当接部11を
設けてある。アーム3の横片部3bの上縁には受け枠1
部分の下面側に係当する係当部10を設けてあり、横片
部3bの上縁の先端側には先端に行く程下方に下がる傾
斜部8を設けてあり、横片部3の下縁の先端には嵌合用
切欠9を設けてある。
【0012】受け枠1の1辺Aと直交する両側の辺の1
辺Aから所定距離離れた位置で、受け枠1の横片1bの
下面には受け具枠5をネジ20にて取り付けてある。こ
の受け具枠5は上片5aと両側の側片5bとで断面略逆
U字状に形成されている。この受け具枠5の上片5aに
は細長い角孔状のアーム挿通孔4を穿孔してある。この
アーム挿通孔4は上記アーム3を全長に亙って挿通し得
る寸法に形成されている。このアーム挿通孔4に対応す
るように受け枠1の横片1bにはアーム挿通孔4より寸
法が大きい透孔21を穿孔してある。この透孔21及び
アーム挿通孔4には上記アーム3を摺動自在に挿通して
ある。受け具枠5の両側片5bにはアーム挿通孔4より
辺Aから離れた位置で上下方向に長孔6を穿孔してあ
り、長孔6が上方に行く程アーム挿通孔4から離れる側
に傾斜している。この長孔6には軸状の受け具7をスラ
イド自在に装着してある。
【0013】上記のように構成せる床下収納庫の動作を
説明すると、次の通りである。図1は蓋体2を閉じた状
態であり、蓋体2の周縁が受け枠1の横片1bの上に載
っており、アーム挿通孔4に挿通されたアーム3は下方
に垂れ下がっている。この状態から蓋体2を上方に回動
すると、蓋体2と一緒にアーム3が上昇して行く。そし
て図2に示すように蓋体2を垂直に立てる手前まで回動
すると、図2に示すようにアーム3の横片部3cの傾斜
部8に受け具7が当たり、傾斜部8で受け具7を押し上
げて受け具7を長孔6に沿って摺動させ、傾斜部8から
受け具7が外れて横片部3cが受け具7を越え、図3に
示すように嵌合用切欠9が受け具7に嵌合する。この状
態で蓋体2が垂直状態になる手前の角度で自立保持され
る。蓋体2を垂直に立てた状態よりさらに蓋体2を回動
すると、図4に示すように係当部10が受け具枠5の上
片5aの下面に係当すると共に当接部11が蓋体2の裏
面に当接し、それ以上蓋体2が開かないように所定角度
に保持される。また蓋体2を閉じる場合は、蓋体2を垂
直に立てた状態で図5の矢印イのように少し持ち上げ、
図5の矢印ロのように蓋体2を倒す方向に回動させ、そ
の状態から下方に降ろし、蓋体2を倒す方向に回動させ
る。このようにすると、アーム3の横片部3cが受け具
7に当たらないようにして蓋体2を閉じることができ
る。蓋体2を取り外す場合は、蓋体2を垂直に立てた状
態から蓋体2を倒す方向に回動しながら持ち上げること
により、アーム3をアーム挿通孔4から抜き取って外
す。
【0014】次に図10乃至図13の実施例について述
べる。本実施例の場合、軸受部17の軸18にねじりコ
イルバネのようなバネ12を装着してあり、アーム3を
横片部3cの先端が上方に回動するように付勢してあ
る。また受け具枠5には受け具7を固定的に設けてあ
る。図10は蓋体2を閉じた状態であり、この状態で蓋
体2を開いて行くと、受け具7にアーム3の上縁が摺接
しながら、アーム3がアーム挿通孔4から抜けて行く。
蓋体2を垂直に立てる状態の手前まで回動すると、図1
1に示すように受け具7に傾斜部8が当たり、バネ12
に抗して横片部3cが下方に回動し、受け具7から傾斜
部8が外れて横片部3cが外れて横片部3cが受け具7
を越え、嵌合用切欠9が受け具7に嵌合して図12のよ
うな自立状態が維持される。その他の動作は上記実施例
を同じである。
【0015】また図14は他の実施例を示し、アーム3
の縦片部3aに上下全長に亙って当接部11を設けてあ
り、長さの長い当接部11が蓋体2の裏面に当接するよ
うになっている。これにより、蓋体2を垂直状態より所
定の角度さらに開いたときの安定性をより向上できる。
さらに図15は他の実施例を示し、アーム挿通孔4の孔
縁に樹脂よりなる縁部材22を装着してある。この縁部
材22があると、金属のアーム3が金属の受け具枠5の
アーム挿通孔4に対して摺動するとき音がならない。
【0016】
【発明の効果】本発明は叙述のように構成されているの
で、蓋体を閉じたい状態から蓋体を回動中心となる1辺
を中心に蓋体を開くように回転させると、アームがアー
ム挿通孔に対して摺動して蓋体が開いて行き、蓋体が垂
直に立つ手前の所定角度まで蓋体を回動するとアームの
傾斜部が受け具に当たり、受け具を長孔に沿って上方に
移動させ、さらに回動することにより受け具が傾斜部か
ら外れて受け具が下降して受け具を横片部が越えた状態
となり、この状態で受け具に嵌合用切欠が嵌合するもの
であって、蓋体を垂直に立てる手前で自立状態が保た
れ、床下収納庫の周縁に障害物があっても自立状態を保
って便利に使用できるものであり、また蓋体を垂直に立
てる状態よりさらに開くと、アームの係当部が受け枠部
分の下面側に係当すると共に当接部が蓋体の裏面に当た
り、蓋体がそれ以上開かなくなり、蓋体が開き過ぎて邪
魔になる等の弊害をなくすことができるものであり、さ
らに蓋体を垂直に立てた状態で蓋体を少し持ち上げ、蓋
体を倒す方向に回動させ、蓋体を下げて蓋体を倒す方向
に回動させることにより横片部が受け具に当たらないよ
うに下降させて蓋体を閉じることができて蓋体を簡単に
閉じることができるものであり、また蓋体を立てて開い
た状態で、蓋体を持ち上げながら蓋体を倒す方向に回動
すると、アーム挿通孔からアームを抜くことができて蓋
体を簡単に外すことができるものである。
【0017】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、蓋体が垂直に立つ手前の所定角度まで蓋体を回動す
るとアームの傾斜部が受け具に当たり、受け具にてアー
ムがバネに抗して回動し、受け具が傾斜部から外れて受
け具を横片部が越えた状態となり、この状態で受け具に
嵌合用切欠が嵌合し、蓋体の自立状態が保たれるもので
あって、受け具を長孔で摺動自在にしなくてもアームを
バネで付勢するだけで上記と同様の動作をさせることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図で蓋体を閉じた状態
を示す断面図である。
【図2】同上の動作を説明する断面図である。
【図3】同上の動作を説明する断面図である。
【図4】同上の動作を説明する断面図である。
【図5】同上の動作を説明する断面図である。
【図6】同上の受け枠の平面図である。
【図7】同上のアームと取り付け座を示し、(a)は平
面図、(b)は正面図である。
【図8】同上の受け具枠を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図9】同上の受け具枠の取り付け状態を示す断面図で
ある。
【図10】同上の他の実施例を示す図で蓋体を閉じた状
態を示す断面図である。
【図11】同上の動作を説明する断面図である。
【図12】同上の動作を説明する断面図である。
【図13】同上のアームと取り付け座を示し、(a)は
平面図、(b)は正面図である。
【図14】同上の他の実施例の断面図である。
【図15】同上のさらに他の実施例の断面図である。
【図16】(a)(b)(c)(d)は従来例を説明す
る説明図である。
【符号の説明】
1 受け枠 2 蓋体 3 アーム 3a 縦片部 3b 傾斜片部 3c 横片部 4 アーム挿通孔 5 受け具枠 6 長孔 7 受け具 8 傾斜部 9 嵌合用切欠 10 係当部 11 当接部 12 バネ 22 縁部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床に設けた矩形状の開口の内周縁に受け
    枠を設け、開口を閉塞する矩形状の蓋体の周縁を受け枠
    に載置して蓋体にて開口を閉塞し得るようにすると共に
    受け枠の四周の1辺に蓋体の四周の1辺を当接してこの
    1辺を回動中心として蓋体を上下に回動して蓋体を開閉
    し得るようにし、回動中心となる1辺と直交する辺で回
    動中心から所定距離離れた位置でアームの上端を蓋体に
    回転自在に装着し、このアームを上部の縦片部と、中間
    部の下方程蓋体の回動中心側から離れるように傾斜せる
    傾斜片部と、下部の先端が蓋体の回動中心から離れるよ
    うに突出する横片部とで構成し、蓋体を閉じた状態でア
    ームを回転自在に連結する部分の下の位置で受け枠部分
    にアーム挿通孔をアームが全長に亙って抜き差し自在に
    なる寸法で設け、このアーム挿通孔を設けた部分の近傍
    で受け枠の下面側に受け具枠を装着し、受け具枠にアー
    ムを回転自在に連結した部分よりアームの横片部の先端
    が突出する側に上下方向に長孔を設けると共にこの長孔
    に受け具を上下にスライド自在に装着し、蓋体を開いて
    蓋体を垂直に立てる手前で受け具に当たって受け具を上
    にスライドさせると共にアームの横片部が受け具の上に
    位置するように越えさせるためのガイドを行わせる傾斜
    部をアームの横片部の上縁に先端に行く程下がるように
    設け、アームの横片部が受け具を越えた時点で下に下降
    した受け具に嵌合する嵌合用切欠を横片部の先端の下縁
    に形成し、蓋体を垂直な状態よりさらに所定角度開いた
    状態でそれ以上の角度開かないようにするためにアーム
    挿通孔の周縁の下面に当たる係当部をアームの横片部の
    上縁に設けると共に蓋体の裏面に当たる当接部をアーム
    の縦片部に設けて成ることを特徴とする床下収納庫の蓋
    体の自立構造。
  2. 【請求項2】 床に設けた矩形状の開口の内周縁に受け
    枠を設け、開口を閉塞する矩形状の蓋体の周縁を受け枠
    に載置して蓋体にて開口を閉塞し得るようにすると共に
    受け枠の四周の1辺に蓋体の四周の1辺を当接してこの
    1辺を回動中心として蓋体を上下に回動して蓋体を開閉
    し得るようにし、回動中心となる1辺と直交する辺で回
    動中心から所定距離離れた位置でアームの上端を蓋体に
    回転自在に装着し、このアームを上部の縦片部と、中間
    部の下方程蓋体の回動中心側から離れるように傾斜せる
    傾斜片部と、下部の先端が蓋体の回動中心から離れるよ
    うに突出する横片部とで構成し、横片部が上方に回転す
    るようにアームをバネにて付勢し、蓋体を閉じた状態で
    アームを回転自在に連結する部分の下の位置で受け枠部
    分にアーム挿通孔をアームが全長に亙って抜き差し自在
    になる寸法で設け、このアーム挿通孔を設けた部分の近
    傍で受け枠の下面側に受け具枠を装着すると共に受け具
    枠に受け具を装着し、蓋体を開いて蓋体を垂直に立てる
    手前で受け具に当たってアームをバネに抗して回転させ
    ると共に横片部が受け具の上に位置するように越えさせ
    るためのガイドを行わせる傾斜部をアームの横片部の上
    縁に先端に行く程下がるように設け、アームの横片部が
    受け具を越えた時点で受け具に嵌合する嵌合用切欠を横
    片部の先端の下縁に形成し、蓋体を垂直な状態よりさら
    に所定角度開いた状態でそれ以上の角度開かないように
    するためにアーム挿通孔の周縁の下面に当たる係当部を
    アームの横片部の上縁に設けると共に蓋体の裏面に当た
    る当接部をアームの縦片部に設けて成ることを特徴とす
    る床下収納庫の蓋体の自立構造。
  3. 【請求項3】 当接部をアームの縦片部の全長に亙って
    設けて当接部が長い範囲で蓋体の裏面に接触するように
    して成ることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の床下収納庫の蓋体の自立構造。
  4. 【請求項4】 アーム挿通孔の内周縁にアームの摺動時
    の音なりを防止するため樹脂製の縁部材を装着して成る
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の床下収
    納庫の蓋体の自立構造。
JP23995093A 1993-09-27 1993-09-27 床下収納庫の蓋体の自立構造 Expired - Fee Related JP2772224B2 (ja)

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