JP3761706B2 - コンソ−ルタワ− - Google Patents
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のコンソールボックスの後端部に画像装置を収納するように立設され、かつその正面をカバーする蓋を備えたコンソールタワーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5はこの種のコンソールタワーを示すもので、自動車のコンソールボックス1の後端部に、画像装置、例えばテレビジョン2を収納するようにコンソールタワー3が立設されると共に、そのタワー本体3aに後方へ向けて突設されたヒンジアーム8(図6)に垂直方向の閉鎖位置から水平方向の開放位置へ回動可能に支持され、かつテレビジョン2の正面をカバーする蓋5が付属している。
【0003】
蓋5は、図6に示すように、携帯電話等を収納するための収納部5cを備えたインナボックス5bをアウタカバー5aにねじ止めして構成されると共に、タワー本体3aにボルト8aでねじ止めされたヒンジアーム8に、アウタカバー5aの側部フレーム5gがピン8bで回動自在にヒンジ結合され、垂直方向の閉鎖位置から90°回動した水平の開放位置に回動される。テレビジョン2等の画像表示装置の正面をカバーするだけでなく、このように収納部を構成する場合、その高さ幅が厚くなり、したがってタワー本体3aから後方へ相応に突出するヒンジアーム8に支持させる必要があり、インナボックス5bの基端部の前面5dの両側及び上面5e並びにアウタカバー5aの前面側部5fには、閉鎖位置へ回動させる際にヒンジアーム8に干渉しないように、逃げ溝9が形成されている。
【0004】
さらに、蓋5には、図1及び図6に示すように、その閉鎖位置及び開放位置をロックするロック機構が、ヒンジアーム8に形成された円形状のヒンジアーム先端部10の後隣りに連設されている。即ち、ヒンジアーム先端部10のヒンジ中心点に対する周円部には、開放ロック用及び閉鎖ロック用係合溝11、11aが形成されると共に、ヒンジアーム8に対して直交方向である側方へ突出するロックピン13aを上端部に備えたリンクアーム13と、このリンクアームを前後方向へ回動させるように手動操作されるリンクアーム14とが連設されている。リンクアーム13はヒンジアーム先端部10の後方に隣合うアウタカバー5aの側部フレーム5gの下端部にピン13bで前後方向に回動可能に枢支され、ロックピン13aを係合溝11、11aに離脱可能に係合させる。リンクアーム14は、その前端部でロックピン13aにヒンジ結合し、後端部はアウタカバー5aの側部に枢支されたシャフト17bを上方へ曲げて形成されたレバー15の先端部に枢着されている。シャフト17bは側方へ延び、アウタカバー5aの後端部に取付けられたブラケット16に回転自在に取付けられ、かつ開口部17aを通して上方へ突出するハンドル17に接続している。これにより、ハンドル17を後方へ手動操作すると、リンクアーム13が、リンクアーム14を介してヒンジアーム先端部10から離反する方向へ回動させられ、アンロックされる。ブラケット16及びリンクアーム13には、ロック方向へ付勢するばね(図示せず)が装着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成された蓋5は、逃げ溝9を通して内部が見え、見栄え上好ましくないために、ヒンジアーム8にカバープレートを取付けて隠すことが考えられる。しかしながら、蓋5を開放位置から垂直方向へ閉鎖させる際に、ヒンジアーム先端部10に連設されたリンクアーム13、14も連動してその周囲に沿って上方へ回動することによりカバープレートに干渉することになる。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて、蓋の閉鎖時にヒンジアームに付属したロック機構と干渉しないように、可動式のカバープレートで蓋の逃げ溝をカバーするようになったコンソールタワーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、自動車のコンソールボックスの後端部に画像装置を収納するように立設されたタワー本体に、その後方へ向けて突設されたヒンジアームの先端部に垂直方向の閉鎖位置から水平方向の開放位置へ回動可能に支持され、かつ画像装置の正面をカバーする収納部付蓋が付属すると共に、ヒンジアーム先端部の後隣りの収納部付蓋部分に、ヒンジアーム先端部に係合することにより収納部付蓋を開放位置及び閉鎖位置にロックするロック機構が連設されているコンソールタワーにおいて、収納部付蓋の基端部分の前面及び上面に形成されたヒンジアーム用逃げ溝を開放位置でカバーする前面部及び上面部を有するカバープレート本体に、下方に向けて従動レバーを形成したカバープレートを備え、従動レバーの途中位置が、カバープレート本体をヒンジアームに対して直交方向の側方へ回動させるように、ヒンジアームに枢支され、従動レバーの下端部に、前面又はその近辺に設けられたスロット状カムに係入される従動子を形成すると共に、この従動子を従動させるスロット状カムの形状が、ヒンジアーム用逃げ溝を開放位置でカバーする位置から閉鎖位置でヒンジアーム先端部の上方へ回動してきたロック機構と干渉しない側方の逃げ位置へカバープレート本体を回動させるように形成されていることを特徴とする。
【0008】
収納部付蓋の開放状態において、従動レバーが収納部付蓋の開放と連動するカムに従動することにより、逃げ溝がカバーされる位置にカバープレート本体が位置付けされる。収納部付蓋が垂直方向へ回動されて閉鎖される際に、従動レバーはカムの回動に従動して、カバープレート本体は逃げ溝からヒンジアームに対して直交方向である側方へ逃げてその上方を開放する逃げ位置に回動させられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図を基に本発明の実施の形態の一例による自動車のコンソールボックスのコンソールタワーを説明する。図5及び図6を基に前述した収納部5c付の蓋5の逃げ溝9は、蓋5の開放位置においてそのインナボックス5bの上面5e及び曲面状の前面5d並びにアウタカバー5aの前面側部5fに沿って形成されている。この逃げ溝9は、図1に示すように、前面部21及び上面部22を有するカバープレート本体20Aの前部に、下方へ向けて従動レバー25を一体に形成したカバープレート20により、開放位置でカバーされる。
【0010】
従動レバー25は、ヒンジアーム8に対してその直交方向へ、即ち他方のヒンジアーム8に向かう内側方に回動可能になるように、カバープレート本体20Aの側方から下方へ延び、さらに途中位置で外側方へ曲げられてその端部でヒンジアーム8の側方へ突出したヒンジブラケット19にピン27によりヒンジ結合されている。さらに、このヒンジ結合位置から下方へ延びることにより、従動レバー25の下端部は、前面側部5fに沿ってその内側近辺に設けられたスロット状カム31に係入する従動子28として形成されている。即ちカム31は、図2及び図3に示すように、前面側部5fに僅かに離間して対面し、アウタカバ−5aの側面に設けられたカム部材31Aに形成されると共に、下方に向けて徐々に内側方へ向かうように斜めになっている。
【0011】
このように構成された蓋5の開閉動作を図2乃至図4を参照して説明する。カバープレート20は、蓋5が開放した状態で、ピン27で支持され、さらに従動子28がカム31の内側方に変位した下端部を占めることにより、図2及び図3に示す閉鎖位置を占めている。即ち、開放状態ではカバープレート20が逃げ溝9をカバーすると共に、リンクアーム13はヒンジアーム先端部10の後隣の連設位置を占めてロックピン13aを係合溝11aに係合させて開放位置をロックしている。
【0012】
この開放状態で、ハンドル17を操作してアンロックし、蓋5を垂直上方の閉鎖位置へ回動させると、リンクアーム13、14も連動して上方へ回動する。その際、カム31も下方へ回動することにより、ピン27を支点として徐々に従動子28を外側方へ回動させ、上面部22を逃げ溝9から内側方へ回動させて逃げ位置へ位置付けする(図4参照)。これにより、リンクアーム13、14のヒンジアーム先端部10の上方の回動経路が開放され、これらのロック機構とカバープレート20との干渉が回避される。
【0013】
このようなカバープレートは、蓋5の反対側の側部にも対称的に設けられる。尚、ヒンジアームのヒンジ点から蓋の上面までの距離が蓋の前面までの距離よりも短くないことを前提に、ロック機構を備えない側のカバープレートは従動レバー無しの固定式にすることもできる。
【0014】
【発明の効果】
本発明の可動式のカバープレートによれば、ヒンジアームの先端部の後隣に連設されたロック機構に干渉することなく、収納部付蓋の開放時にその基端部の前面及び上面に形成された逃げ溝をカバーすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるコンソールタワーの要部斜視図である。
【図2】同コンソールタワーの蓋のヒンジアームの開放状態での先端部分を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは平面図である。
【図3】同蓋前面側部を示すもので、同図Aは開放状態での逃げ溝部分の斜視図、同図Bはカム部分の分解斜視図である。
【図4】同コンソールタワーの蓋のヒンジアームの閉鎖状態での先端部分を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは概略平面図である。
【図5】同コンソールタワーの斜視図である。
【図6】同蓋の本構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス
3 コンソールタワー
5 蓋
5d 蓋の前面
5e 蓋の上面
5f 蓋の前面側部
8 ヒンジアーム
9 逃げ溝
10 ヒンジアーム先端部
20 カバープレート
20A カバープレート本体
25 従動レバー
28 従動子
31 スロット状カム
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のコンソールボックスの後端部に画像装置を収納するように立設され、かつその正面をカバーする蓋を備えたコンソールタワーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5はこの種のコンソールタワーを示すもので、自動車のコンソールボックス1の後端部に、画像装置、例えばテレビジョン2を収納するようにコンソールタワー3が立設されると共に、そのタワー本体3aに後方へ向けて突設されたヒンジアーム8(図6)に垂直方向の閉鎖位置から水平方向の開放位置へ回動可能に支持され、かつテレビジョン2の正面をカバーする蓋5が付属している。
【0003】
蓋5は、図6に示すように、携帯電話等を収納するための収納部5cを備えたインナボックス5bをアウタカバー5aにねじ止めして構成されると共に、タワー本体3aにボルト8aでねじ止めされたヒンジアーム8に、アウタカバー5aの側部フレーム5gがピン8bで回動自在にヒンジ結合され、垂直方向の閉鎖位置から90°回動した水平の開放位置に回動される。テレビジョン2等の画像表示装置の正面をカバーするだけでなく、このように収納部を構成する場合、その高さ幅が厚くなり、したがってタワー本体3aから後方へ相応に突出するヒンジアーム8に支持させる必要があり、インナボックス5bの基端部の前面5dの両側及び上面5e並びにアウタカバー5aの前面側部5fには、閉鎖位置へ回動させる際にヒンジアーム8に干渉しないように、逃げ溝9が形成されている。
【0004】
さらに、蓋5には、図1及び図6に示すように、その閉鎖位置及び開放位置をロックするロック機構が、ヒンジアーム8に形成された円形状のヒンジアーム先端部10の後隣りに連設されている。即ち、ヒンジアーム先端部10のヒンジ中心点に対する周円部には、開放ロック用及び閉鎖ロック用係合溝11、11aが形成されると共に、ヒンジアーム8に対して直交方向である側方へ突出するロックピン13aを上端部に備えたリンクアーム13と、このリンクアームを前後方向へ回動させるように手動操作されるリンクアーム14とが連設されている。リンクアーム13はヒンジアーム先端部10の後方に隣合うアウタカバー5aの側部フレーム5gの下端部にピン13bで前後方向に回動可能に枢支され、ロックピン13aを係合溝11、11aに離脱可能に係合させる。リンクアーム14は、その前端部でロックピン13aにヒンジ結合し、後端部はアウタカバー5aの側部に枢支されたシャフト17bを上方へ曲げて形成されたレバー15の先端部に枢着されている。シャフト17bは側方へ延び、アウタカバー5aの後端部に取付けられたブラケット16に回転自在に取付けられ、かつ開口部17aを通して上方へ突出するハンドル17に接続している。これにより、ハンドル17を後方へ手動操作すると、リンクアーム13が、リンクアーム14を介してヒンジアーム先端部10から離反する方向へ回動させられ、アンロックされる。ブラケット16及びリンクアーム13には、ロック方向へ付勢するばね(図示せず)が装着されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成された蓋5は、逃げ溝9を通して内部が見え、見栄え上好ましくないために、ヒンジアーム8にカバープレートを取付けて隠すことが考えられる。しかしながら、蓋5を開放位置から垂直方向へ閉鎖させる際に、ヒンジアーム先端部10に連設されたリンクアーム13、14も連動してその周囲に沿って上方へ回動することによりカバープレートに干渉することになる。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて、蓋の閉鎖時にヒンジアームに付属したロック機構と干渉しないように、可動式のカバープレートで蓋の逃げ溝をカバーするようになったコンソールタワーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項1により、自動車のコンソールボックスの後端部に画像装置を収納するように立設されたタワー本体に、その後方へ向けて突設されたヒンジアームの先端部に垂直方向の閉鎖位置から水平方向の開放位置へ回動可能に支持され、かつ画像装置の正面をカバーする収納部付蓋が付属すると共に、ヒンジアーム先端部の後隣りの収納部付蓋部分に、ヒンジアーム先端部に係合することにより収納部付蓋を開放位置及び閉鎖位置にロックするロック機構が連設されているコンソールタワーにおいて、収納部付蓋の基端部分の前面及び上面に形成されたヒンジアーム用逃げ溝を開放位置でカバーする前面部及び上面部を有するカバープレート本体に、下方に向けて従動レバーを形成したカバープレートを備え、従動レバーの途中位置が、カバープレート本体をヒンジアームに対して直交方向の側方へ回動させるように、ヒンジアームに枢支され、従動レバーの下端部に、前面又はその近辺に設けられたスロット状カムに係入される従動子を形成すると共に、この従動子を従動させるスロット状カムの形状が、ヒンジアーム用逃げ溝を開放位置でカバーする位置から閉鎖位置でヒンジアーム先端部の上方へ回動してきたロック機構と干渉しない側方の逃げ位置へカバープレート本体を回動させるように形成されていることを特徴とする。
【0008】
収納部付蓋の開放状態において、従動レバーが収納部付蓋の開放と連動するカムに従動することにより、逃げ溝がカバーされる位置にカバープレート本体が位置付けされる。収納部付蓋が垂直方向へ回動されて閉鎖される際に、従動レバーはカムの回動に従動して、カバープレート本体は逃げ溝からヒンジアームに対して直交方向である側方へ逃げてその上方を開放する逃げ位置に回動させられる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図を基に本発明の実施の形態の一例による自動車のコンソールボックスのコンソールタワーを説明する。図5及び図6を基に前述した収納部5c付の蓋5の逃げ溝9は、蓋5の開放位置においてそのインナボックス5bの上面5e及び曲面状の前面5d並びにアウタカバー5aの前面側部5fに沿って形成されている。この逃げ溝9は、図1に示すように、前面部21及び上面部22を有するカバープレート本体20Aの前部に、下方へ向けて従動レバー25を一体に形成したカバープレート20により、開放位置でカバーされる。
【0010】
従動レバー25は、ヒンジアーム8に対してその直交方向へ、即ち他方のヒンジアーム8に向かう内側方に回動可能になるように、カバープレート本体20Aの側方から下方へ延び、さらに途中位置で外側方へ曲げられてその端部でヒンジアーム8の側方へ突出したヒンジブラケット19にピン27によりヒンジ結合されている。さらに、このヒンジ結合位置から下方へ延びることにより、従動レバー25の下端部は、前面側部5fに沿ってその内側近辺に設けられたスロット状カム31に係入する従動子28として形成されている。即ちカム31は、図2及び図3に示すように、前面側部5fに僅かに離間して対面し、アウタカバ−5aの側面に設けられたカム部材31Aに形成されると共に、下方に向けて徐々に内側方へ向かうように斜めになっている。
【0011】
このように構成された蓋5の開閉動作を図2乃至図4を参照して説明する。カバープレート20は、蓋5が開放した状態で、ピン27で支持され、さらに従動子28がカム31の内側方に変位した下端部を占めることにより、図2及び図3に示す閉鎖位置を占めている。即ち、開放状態ではカバープレート20が逃げ溝9をカバーすると共に、リンクアーム13はヒンジアーム先端部10の後隣の連設位置を占めてロックピン13aを係合溝11aに係合させて開放位置をロックしている。
【0012】
この開放状態で、ハンドル17を操作してアンロックし、蓋5を垂直上方の閉鎖位置へ回動させると、リンクアーム13、14も連動して上方へ回動する。その際、カム31も下方へ回動することにより、ピン27を支点として徐々に従動子28を外側方へ回動させ、上面部22を逃げ溝9から内側方へ回動させて逃げ位置へ位置付けする(図4参照)。これにより、リンクアーム13、14のヒンジアーム先端部10の上方の回動経路が開放され、これらのロック機構とカバープレート20との干渉が回避される。
【0013】
このようなカバープレートは、蓋5の反対側の側部にも対称的に設けられる。尚、ヒンジアームのヒンジ点から蓋の上面までの距離が蓋の前面までの距離よりも短くないことを前提に、ロック機構を備えない側のカバープレートは従動レバー無しの固定式にすることもできる。
【0014】
【発明の効果】
本発明の可動式のカバープレートによれば、ヒンジアームの先端部の後隣に連設されたロック機構に干渉することなく、収納部付蓋の開放時にその基端部の前面及び上面に形成された逃げ溝をカバーすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるコンソールタワーの要部斜視図である。
【図2】同コンソールタワーの蓋のヒンジアームの開放状態での先端部分を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは平面図である。
【図3】同蓋前面側部を示すもので、同図Aは開放状態での逃げ溝部分の斜視図、同図Bはカム部分の分解斜視図である。
【図4】同コンソールタワーの蓋のヒンジアームの閉鎖状態での先端部分を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは概略平面図である。
【図5】同コンソールタワーの斜視図である。
【図6】同蓋の本構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 コンソールボックス
3 コンソールタワー
5 蓋
5d 蓋の前面
5e 蓋の上面
5f 蓋の前面側部
8 ヒンジアーム
9 逃げ溝
10 ヒンジアーム先端部
20 カバープレート
20A カバープレート本体
25 従動レバー
28 従動子
31 スロット状カム
Claims (1)
- 自動車のコンソールボックスの後端部に画像装置を収納するように立設されたタワー本体に、その後方へ向けて突設されたヒンジアームの先端部に垂直方向の閉鎖位置から水平方向の開放位置へ回動可能に支持され、かつ画像装置の正面をカバーする収納部付蓋が付属すると共に、ヒンジアーム先端部の後隣りの収納部付蓋部分に、ヒンジアーム先端部に係合することにより収納部付蓋を開放位置及び閉鎖位置にロックするロック機構が連設されているコンソールタワーにおいて、
収納部付蓋の基端部分の前面及び上面に形成されたヒンジアーム用逃げ溝を開放位置でカバーする前面部及び上面部を有するカバープレート本体に、下方に向けて従動レバーを形成したカバープレートを備え、
前記従動レバーの途中位置が、前記カバープレート本体を前記ヒンジアームに対して直交方向の側方へ回動させるように、前記ヒンジアームに枢支され、
前記従動レバーの下端部に、前記前面又はその近辺に設けられたスロット状カムに係入される従動子を形成すると共に、この従動子を従動させる前記スロット状カムの形状が、前記ヒンジアーム用逃げ溝を前記開放位置でカバーする位置から閉鎖位置で前記ヒンジアーム先端部の上方へ回動してきたロック機構と干渉しない前記側方の逃げ位置へ前記カバープレート本体を回動させるように形成されていることを特徴とするコンソールタワー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06386898A JP3761706B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | コンソ−ルタワ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06386898A JP3761706B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | コンソ−ルタワ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11245737A JPH11245737A (ja) | 1999-09-14 |
JP3761706B2 true JP3761706B2 (ja) | 2006-03-29 |
Family
ID=13241726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06386898A Expired - Fee Related JP3761706B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | コンソ−ルタワ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3761706B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10004352A1 (de) * | 2000-01-27 | 2001-08-02 | Volkswagen Ag | Ausstattungsteil für Fahrzeuge |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP06386898A patent/JP3761706B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11245737A (ja) | 1999-09-14 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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