JP2772081B2 - 耐オゾン性フレキソ印刷版を製版するための光重合性エラストマー混合物およびこの混合物を含有する記録材料 - Google Patents
耐オゾン性フレキソ印刷版を製版するための光重合性エラストマー混合物およびこの混合物を含有する記録材料Info
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- JP2772081B2 JP2772081B2 JP1322453A JP32245389A JP2772081B2 JP 2772081 B2 JP2772081 B2 JP 2772081B2 JP 1322453 A JP1322453 A JP 1322453A JP 32245389 A JP32245389 A JP 32245389A JP 2772081 B2 JP2772081 B2 JP 2772081B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/027—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
- G03F7/032—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
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- Physics & Mathematics (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、必須成分としてエラストマー結合剤、遊離
基によって重合できるオレフィン性不飽和化合物、およ
び光開始剤を含有する耐オゾン性フレキソ印刷版を製版
するための光重合性エラストマー混合物に関する。
基によって重合できるオレフィン性不飽和化合物、およ
び光開始剤を含有する耐オゾン性フレキソ印刷版を製版
するための光重合性エラストマー混合物に関する。
フレキソ印刷版を製版するためのエラストマー、特に
ブタジエンまたはイソプレンをベースとするものは、以
前から既知であり且つ、例えば、DE−B第2,215,090号
明細書(=米国特許第4,423,135号明細書)、DE−A第
2,138,582号明細書(=英国特許第1,358,062号明細
書)、第2,223,808号明細書(=英国特許第1,395,822号
明細書)、DE−B第2,815,678号明細書(=英国特許第
1,577,706号明細書)、DE−A第2,456,439号明細書(=
米国特許第4,162,919号明細書)および第2,942,183号明
細書(=米国特許第4,320,188号明細書)に記載されて
いる。しかしながら、これらのエラストマーを含有する
フレキソ印刷版は、オゾンの最もわずかの存在にされ脆
化し且つ亀裂を示すことが見出された。
ブタジエンまたはイソプレンをベースとするものは、以
前から既知であり且つ、例えば、DE−B第2,215,090号
明細書(=米国特許第4,423,135号明細書)、DE−A第
2,138,582号明細書(=英国特許第1,358,062号明細
書)、第2,223,808号明細書(=英国特許第1,395,822号
明細書)、DE−B第2,815,678号明細書(=英国特許第
1,577,706号明細書)、DE−A第2,456,439号明細書(=
米国特許第4,162,919号明細書)および第2,942,183号明
細書(=米国特許第4,320,188号明細書)に記載されて
いる。しかしながら、これらのエラストマーを含有する
フレキソ印刷版は、オゾンの最もわずかの存在にされ脆
化し且つ亀裂を示すことが見出された。
これらの版にリスクを示すオゾンは、特に紫外線を使
用するならば、光重合性エラストマー層の造像的露光時
と露光現像印刷版の使用時との両方で生成される。正確
には、後者の場合には、特に紙、プラスチックスなどの
可撓性包装材料を印刷すべきである時には、特に高いオ
ゾン濃度が生ずる。その理由は、印刷インキの例えばプ
ラスチックフィルムへの十分に強い接着を保証するた
め、プラスチックフィルムが印刷前にコロナ処理されて
いるという事実からわかる筈である。かなりの量のオゾ
ンがコロナ処理時に生成され且つ処理が印刷工程直前に
起こる特にはいつでも最も効率的であるので、印刷版
は、このプロセスから生ずるオゾンとからなりの程度接
触する。オゾンに対する現像印刷版の感受性は、ハロゲ
ン、特に臭素での印刷版の後処理(粘着性を減少するた
めに必要である)が大抵の場合に実施されるという事実
によって更に増大される。
用するならば、光重合性エラストマー層の造像的露光時
と露光現像印刷版の使用時との両方で生成される。正確
には、後者の場合には、特に紙、プラスチックスなどの
可撓性包装材料を印刷すべきである時には、特に高いオ
ゾン濃度が生ずる。その理由は、印刷インキの例えばプ
ラスチックフィルムへの十分に強い接着を保証するた
め、プラスチックフィルムが印刷前にコロナ処理されて
いるという事実からわかる筈である。かなりの量のオゾ
ンがコロナ処理時に生成され且つ処理が印刷工程直前に
起こる特にはいつでも最も効率的であるので、印刷版
は、このプロセスから生ずるオゾンとからなりの程度接
触する。オゾンに対する現像印刷版の感受性は、ハロゲ
ン、特に臭素での印刷版の後処理(粘着性を減少するた
めに必要である)が大抵の場合に実施されるという事実
によって更に増大される。
亀裂を形成し且つ脆化を促進するオゾンに対する印刷
版の抵抗性を改良するために、各種のアプローチが、追
跡されている。
版の抵抗性を改良するために、各種のアプローチが、追
跡されている。
DE−A第2,215,090号明細書から、光重合性混合物へ
の添加によって耐オゾン性を改良することが既知であ
る。ミクロクリスタリンワックスおよびパラフィンロ
ウ、ジブチルチオ尿素、1,1,3,3−テトラメチルチオ尿
素、ノルボルネン、N−フェニル−2−ナフチルアミ
ン、不飽和植物油、エチレン/酢酸ビニル共重合体、ポ
リウレタン、塩素化および/またはクロロスルホン化ポ
リエチレン、塩素化エチレン/メタクリル酸共重合体、
ポリペンタジエン、フルフラール誘導樹脂、エチレン/
プロピリデンゴム、樹脂のジエチレングリコールエステ
ルおよびα−メチルスチレンとビニルトルエンとの共重
合体が、添加剤として提案されている。
の添加によって耐オゾン性を改良することが既知であ
る。ミクロクリスタリンワックスおよびパラフィンロ
ウ、ジブチルチオ尿素、1,1,3,3−テトラメチルチオ尿
素、ノルボルネン、N−フェニル−2−ナフチルアミ
ン、不飽和植物油、エチレン/酢酸ビニル共重合体、ポ
リウレタン、塩素化および/またはクロロスルホン化ポ
リエチレン、塩素化エチレン/メタクリル酸共重合体、
ポリペンタジエン、フルフラール誘導樹脂、エチレン/
プロピリデンゴム、樹脂のジエチレングリコールエステ
ルおよびα−メチルスチレンとビニルトルエンとの共重
合体が、添加剤として提案されている。
この方法の不利な点は、前記添加剤が所要の耐オゾン
性を保証するのにしばしば不適当であり、または、これ
らの添加剤の有効濃度が増大されるならば、光重合性混
合物が満足な画像形成がもはや容易ではないような程度
の曇りを示すことである。
性を保証するのにしばしば不適当であり、または、これ
らの添加剤の有効濃度が増大されるならば、光重合性混
合物が満足な画像形成がもはや容易ではないような程度
の曇りを示すことである。
フレキソ印刷版をオゾンから保護するための別の方法
は、DE−A第3,512,632号明細書(米国特許第4,680,251
号明細書)に記載されている。この方法は、光重合性混
合物への添加に基づかないが、現像され且つハロゲンで
処理された印刷版を或るポリグリコール化合物で後処理
することを記載している。記載のポリグリコール化合物
は、エーテル化しないか、モノエーテル化するだけであ
る。
は、DE−A第3,512,632号明細書(米国特許第4,680,251
号明細書)に記載されている。この方法は、光重合性混
合物への添加に基づかないが、現像され且つハロゲンで
処理された印刷版を或るポリグリコール化合物で後処理
することを記載している。記載のポリグリコール化合物
は、エーテル化しないか、モノエーテル化するだけであ
る。
この方法の本質的に不利な点は、所要の追加処理工程
である。同等に、記載の処理試薬は、依然として達成可
能な耐オゾン性に関して改良の余地がある。
である。同等に、記載の処理試薬は、依然として達成可
能な耐オゾン性に関して改良の余地がある。
それゆえ、本発明の目的は、耐オゾン性が保証される
のと同時に、追加の処理工程が要求されるゴールに達す
るのに必要ではないような方式でフレキソ印刷版を製版
するのに特に好適な光重合性混合物を修正することにあ
る。達成される耐オゾン性は、画像品質に悪影響を有し
ているべきではない。
のと同時に、追加の処理工程が要求されるゴールに達す
るのに必要ではないような方式でフレキソ印刷版を製版
するのに特に好適な光重合性混合物を修正することにあ
る。達成される耐オゾン性は、画像品質に悪影響を有し
ているべきではない。
この目的は、下記一般式I (式中、R1およびR2はアルキル、特に(C1〜C3)アルキ
ルであり、 R3は水素またはアルキル、特に(C1〜C3)アルキルで
あり、 A、B、CおよびDは同一または異種であることがで
き、オキサ−n−または−イソ−アルキレン、特にオキ
サ−n−または−イソ−(C1〜C5)アルキレンであり、 l+m+n+oは3〜40である) の少なくとも1種のポリグリコールエーテルを含むこと
を特徴とする最初に記載の一般的な種類の光重合性エラ
ストマー混合物によって達成される。
ルであり、 R3は水素またはアルキル、特に(C1〜C3)アルキルで
あり、 A、B、CおよびDは同一または異種であることがで
き、オキサ−n−または−イソ−アルキレン、特にオキ
サ−n−または−イソ−(C1〜C5)アルキレンであり、 l+m+n+oは3〜40である) の少なくとも1種のポリグリコールエーテルを含むこと
を特徴とする最初に記載の一般的な種類の光重合性エラ
ストマー混合物によって達成される。
mおよびnは>0であり且つo≦mであり、且つR3は
(C1〜C3)アルキルである時が好ましい。特に、oおよ
びmは1に等しい。
(C1〜C3)アルキルである時が好ましい。特に、oおよ
びmは1に等しい。
o≠0であるならば、Dは好ましくはAまたはCと同
一であり且つBはの場合にはオキサ−n−アルキレン
基、特にオキサ−n−(C3またはC5)アルキレン基であ
る。しかしながら、o=0であり且つ1とmとnとの和
は3〜40を与える時が特に好ましい。
一であり且つBはの場合にはオキサ−n−アルキレン
基、特にオキサ−n−(C3またはC5)アルキレン基であ
る。しかしながら、o=0であり且つ1とmとnとの和
は3〜40を与える時が特に好ましい。
更に好ましい態様においては、AはCと同一である
が、Bとは異なる。この場合には、AまたはCはオキサ
−n−(C2〜C4)アルキレン基であり且つBはオキサ−
n−または−イソ−(C2またはC3)アルキレン基である
ことが好ましい。オキサ−イソ−アルキレン基が、Bに
ここで特に好ましい。
が、Bとは異なる。この場合には、AまたはCはオキサ
−n−(C2〜C4)アルキレン基であり且つBはオキサ−
n−または−イソ−(C2またはC3)アルキレン基である
ことが好ましい。オキサ−イソ−アルキレン基が、Bに
ここで特に好ましい。
また、mが0であり(即ち、またo=0)且つ、lと
nとの和は3〜40に達する時が好ましい。この場合に
は、AおよびCは、オキサ−n−または−イソ−(C1〜
C5)アルキレン、特にオキサ−n−または−イソ−(C2
またはC3)アルキレンであり、AまたはCは少なくとも
協力的にオキサ−n−アルキレン基またはオキサ−イソ
−アルキレン基ではないような方式で異なる。
nとの和は3〜40に達する時が好ましい。この場合に
は、AおよびCは、オキサ−n−または−イソ−(C1〜
C5)アルキレン、特にオキサ−n−または−イソ−(C2
またはC3)アルキレンであり、AまたはCは少なくとも
協力的にオキサ−n−アルキレン基またはオキサ−イソ
−アルキレン基ではないような方式で異なる。
しかしながら、むしろ、lおよびmまたはmおよびn
は各々0に等しい変形(oもこの場合には0である)
が、好ましい。この場合には、CまたはAは、オキサ−
n−または−イソ−(C2〜C5)アルキレン、特にオキサ
−n−または−イソ−(C2またはC3)アルキレンであ
る。
は各々0に等しい変形(oもこの場合には0である)
が、好ましい。この場合には、CまたはAは、オキサ−
n−または−イソ−(C2〜C5)アルキレン、特にオキサ
−n−または−イソ−(C2またはC3)アルキレンであ
る。
R1およびR2は、すべての場合に、(C1〜C3)アルキル
である。特に、R1およびR2は、同一であり、特に好まし
くはメチルである。
である。特に、R1およびR2は、同一であり、特に好まし
くはメチルである。
一般式Iのポリグリコールエーテルの平均分子量は、
100〜1,400、特に200〜1,200、特に好ましくは200〜600
である。
100〜1,400、特に200〜1,200、特に好ましくは200〜600
である。
本発明に係る光重合性エラストマー混合物は、各々の
場合に混合物に含有されるエラストマー結合剤に対して
0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜20重量%の一般式Iの
少なくとも1種の添加剤を含有する。一般式Iのほとん
ど1種の化合物の添加が、特に好ましい。
場合に混合物に含有されるエラストマー結合剤に対して
0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜20重量%の一般式Iの
少なくとも1種の添加剤を含有する。一般式Iのほとん
ど1種の化合物の添加が、特に好ましい。
炭素数4〜5の共役脂肪族ジエンの重合体は、エラス
トマー結合剤として好適である。下記のものが特に挙げ
られるべきである:天然ゴム、ブタジエンおよびイソプ
レンの単独重合体または共重合体、ブタジエンおよび/
またはイソプレンとスチレン、ビニルトルエン、アクリ
ロニトリル、(メタ)アクリル酸エステルなどの他の単
量体との共重合体、例えば、ニトリルゴム、スチレン/
ブタジエン、スチレン/イソプレンおよびスチレン/イ
ソプレン/ブタジエンのランダム共重合体、またはまた
スチレン含量10〜50重量%を有するスチレン単量体とブ
タジエンおよび/またはイソプレンとのブロック共重合
体。この種のエラストマー結合剤は、DE−A第2,215,04
0号明細書に記載されている。
トマー結合剤として好適である。下記のものが特に挙げ
られるべきである:天然ゴム、ブタジエンおよびイソプ
レンの単独重合体または共重合体、ブタジエンおよび/
またはイソプレンとスチレン、ビニルトルエン、アクリ
ロニトリル、(メタ)アクリル酸エステルなどの他の単
量体との共重合体、例えば、ニトリルゴム、スチレン/
ブタジエン、スチレン/イソプレンおよびスチレン/イ
ソプレン/ブタジエンのランダム共重合体、またはまた
スチレン含量10〜50重量%を有するスチレン単量体とブ
タジエンおよび/またはイソプレンとのブロック共重合
体。この種のエラストマー結合剤は、DE−A第2,215,04
0号明細書に記載されている。
本発明に係る光重合性混合物は、一般に、前記エラス
トマー結合剤型の少なくとも1種20〜98重量%、好まし
くは30〜95重量%を含有する。また、本発明に係る光重
合性混合物は、遊離基によって重合できる少なくとも1
種のオレフィン性不飽和化合物および少なくとも1種の
光開始剤を含有する。
トマー結合剤型の少なくとも1種20〜98重量%、好まし
くは30〜95重量%を含有する。また、本発明に係る光重
合性混合物は、遊離基によって重合できる少なくとも1
種のオレフィン性不飽和化合物および少なくとも1種の
光開始剤を含有する。
1個以上の重合性オレフィン性二重結合を有する好適
な単量体は、特にアクリル酸およびメタクリル酸のエス
テルおよびアミドである。例は、エチレングリコール、
ジ−、トリ−、テトラ−またはポリ−エチレングリコー
ル(後者は10〜15個のエチレングリコール単位を有す
る)、1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ドデカンジオール、グリセロール、1,1,1−トリメ
チロールプロパン、1,2,4−ブタントリオール、ペンタ
エリトリトールなどの一価または多価アルコールの相溶
性モノアクリレートおよびジアクリレートおよびモノメ
タクリレートおよびジメタクリレート、例えば、エチレ
ングリコールモノメタクリレート、1,3−プロパンジオ
ールモノメタクリレート、グリセロールモノアクリレー
トおよびジアクリレート、1,2,4−ブタントリオールモ
ノメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、
ヘキサンジオールジメタクリレート、ドデカンジオール
ジアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ラ
ウリルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、ペ
ンタエリトリトールトリアクリレート、ポリエチレング
リコールメチルエーテルアクリレート、テトラデカエチ
レングリコールジメタクリレートまたはグリセロールと
N−メチロールアクリルアミドまたはN−メチロールメ
タクリルアミド3モルとのトリエステルである。P第3,
817,424.3号明細書に係るアルケニルホスホン酸エステ
ルおよびアルケニルホスフィン酸エステルも、使用でき
る。単量体の量は、一般に、混合物の不揮発性成分に対
して約1〜70重量%、好ましくは約2〜50重量%であ
る。
な単量体は、特にアクリル酸およびメタクリル酸のエス
テルおよびアミドである。例は、エチレングリコール、
ジ−、トリ−、テトラ−またはポリ−エチレングリコー
ル(後者は10〜15個のエチレングリコール単位を有す
る)、1,3−プロパンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ドデカンジオール、グリセロール、1,1,1−トリメ
チロールプロパン、1,2,4−ブタントリオール、ペンタ
エリトリトールなどの一価または多価アルコールの相溶
性モノアクリレートおよびジアクリレートおよびモノメ
タクリレートおよびジメタクリレート、例えば、エチレ
ングリコールモノメタクリレート、1,3−プロパンジオ
ールモノメタクリレート、グリセロールモノアクリレー
トおよびジアクリレート、1,2,4−ブタントリオールモ
ノメタクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、
ヘキサンジオールジメタクリレート、ドデカンジオール
ジアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ラ
ウリルメタクリレート、ステアリルメタクリレート、ペ
ンタエリトリトールトリアクリレート、ポリエチレング
リコールメチルエーテルアクリレート、テトラデカエチ
レングリコールジメタクリレートまたはグリセロールと
N−メチロールアクリルアミドまたはN−メチロールメ
タクリルアミド3モルとのトリエステルである。P第3,
817,424.3号明細書に係るアルケニルホスホン酸エステ
ルおよびアルケニルホスフィン酸エステルも、使用でき
る。単量体の量は、一般に、混合物の不揮発性成分に対
して約1〜70重量%、好ましくは約2〜50重量%であ
る。
本発明に係る混合物に使用する光開始剤は、記録材料
の加工時に適当な熱安定性を有し且つ露光時に遊離基の
適当な形成を示して単量体の重合を開始する既知の化合
物であることができる。光開始剤は、約250〜約500nmの
波長領域内の光を吸収して遊離基を形成すべきである。
好適な光開始剤の例は、アシロインおよびそれらの誘導
体、例えば、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテ
ル、例えば、ベンゾインイソプロピルエーテル、vicジ
ケトンおよびそれらの誘導体、例えば、ベンジルアセタ
ール、例えば、ベンジルジメチルケタール、フルオレノ
ン、チオキサントン、多核キノン、アクリジンおよびキ
ノキサン;そしてまたトリクロロメチル−s−トリアジ
ン、2−ハロゲノメチル−4−ビニル−1,3,4−オキサ
ジアゾール誘導体、トリクロロメチル基で置換されたハ
ロゲノ−オキサゾール、DE−A第3,333,450号明細書に
係るトリハロゲノメチル基含有カルボニルメチレン複素
環式化合物、アシルホスフィンオキシド化合物、例え
ば、DE−A第3,133,419号明細書に記載のもの、および
他のリン含有光開始剤、例えば、西独特許出願P第3,82
7,735.2号明細書に記載の6−アシル−(6H)−ジベン
ゾ〔c,e〕〔1,2〕オキサホスホリン6−オキシド、特に
6−(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(6H)−ジベ
ンゾ〔c,e〕〔1,2〕オキサホスホリン6−オキシドであ
る。また、光開始剤は、互いの組み合わせで使用でき、
または補助開始剤または活性剤、例えば、ミヒラーケト
ンおよびその誘導体または2−アルキル−アントラキノ
ンと併用できる。光開始剤の量は、一般に、光重合性混
合物に対して約0.01〜10重量%、好ましくは約0.5〜5
重量%である。
の加工時に適当な熱安定性を有し且つ露光時に遊離基の
適当な形成を示して単量体の重合を開始する既知の化合
物であることができる。光開始剤は、約250〜約500nmの
波長領域内の光を吸収して遊離基を形成すべきである。
好適な光開始剤の例は、アシロインおよびそれらの誘導
体、例えば、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテ
ル、例えば、ベンゾインイソプロピルエーテル、vicジ
ケトンおよびそれらの誘導体、例えば、ベンジルアセタ
ール、例えば、ベンジルジメチルケタール、フルオレノ
ン、チオキサントン、多核キノン、アクリジンおよびキ
ノキサン;そしてまたトリクロロメチル−s−トリアジ
ン、2−ハロゲノメチル−4−ビニル−1,3,4−オキサ
ジアゾール誘導体、トリクロロメチル基で置換されたハ
ロゲノ−オキサゾール、DE−A第3,333,450号明細書に
係るトリハロゲノメチル基含有カルボニルメチレン複素
環式化合物、アシルホスフィンオキシド化合物、例え
ば、DE−A第3,133,419号明細書に記載のもの、および
他のリン含有光開始剤、例えば、西独特許出願P第3,82
7,735.2号明細書に記載の6−アシル−(6H)−ジベン
ゾ〔c,e〕〔1,2〕オキサホスホリン6−オキシド、特に
6−(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−(6H)−ジベ
ンゾ〔c,e〕〔1,2〕オキサホスホリン6−オキシドであ
る。また、光開始剤は、互いの組み合わせで使用でき、
または補助開始剤または活性剤、例えば、ミヒラーケト
ンおよびその誘導体または2−アルキル−アントラキノ
ンと併用できる。光開始剤の量は、一般に、光重合性混
合物に対して約0.01〜10重量%、好ましくは約0.5〜5
重量%である。
また、更に他の補助剤および添加剤、例えば、熱重合
の抑制剤、例えば、ヒドロキノおよびその誘導体、2,6
−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ニトロフェノー
ル、ニトロソアミン、例えば、N−ニトロソジフェニル
アミンまたはN−ニトロソシクロヘキシルヒドロキシア
ミンの塩、例えば、それらのアルカリ金属塩またはアル
ミニウム塩を光重合性混合物に加えることは、しばしば
有利である。更に他の通常の添加剤は、染料、顔料、可
塑剤、抗ハレーション剤、酸化防止剤、架橋剤、調整
剤、充填剤、流動剤および層の機能を改良する更に他の
補助剤である。
の抑制剤、例えば、ヒドロキノおよびその誘導体、2,6
−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、ニトロフェノー
ル、ニトロソアミン、例えば、N−ニトロソジフェニル
アミンまたはN−ニトロソシクロヘキシルヒドロキシア
ミンの塩、例えば、それらのアルカリ金属塩またはアル
ミニウム塩を光重合性混合物に加えることは、しばしば
有利である。更に他の通常の添加剤は、染料、顔料、可
塑剤、抗ハレーション剤、酸化防止剤、架橋剤、調整
剤、充填剤、流動剤および層の機能を改良する更に他の
補助剤である。
本発明に係る混合物は、有機溶媒を有する溶液から注
型し、そして高温で混練した後にプレスすることにより
凸版印刷版およびフレキソ印刷版を製版するのに使用で
きる。製版は、一軸スクリューまたは二軸スクリュー押
出機で押出した後、艶出スタック(polishing stack)
またはカレンダーによって最終成形して厚さ0.1〜10m
m、好ましくは0.4〜6mmの層を与えることによっても可
能である。ローラーヘッドプロセスによる製版も、可能
である。前記方法で製造された層は、好適な担体の表面
に積層でき、または本発明に係る混合物の溶液は、層担
体に塗布できる。
型し、そして高温で混練した後にプレスすることにより
凸版印刷版およびフレキソ印刷版を製版するのに使用で
きる。製版は、一軸スクリューまたは二軸スクリュー押
出機で押出した後、艶出スタック(polishing stack)
またはカレンダーによって最終成形して厚さ0.1〜10m
m、好ましくは0.4〜6mmの層を与えることによっても可
能である。ローラーヘッドプロセスによる製版も、可能
である。前記方法で製造された層は、好適な担体の表面
に積層でき、または本発明に係る混合物の溶液は、層担
体に塗布できる。
凸版印刷版の製版に加えて、本発明に係る混合物は、
例えば、フレキソ印刷版、グラビア印刷シリンダー、ス
クリーン印刷ステンシルおよびフォトレジストの製造に
も使用できる。
例えば、フレキソ印刷版、グラビア印刷シリンダー、ス
クリーン印刷ステンシルおよびフォトレジストの製造に
も使用できる。
所期用途に応じて、好適な担体の例は、ポリエステル
フィルム、鋼シートまたはアルミニウムシート、銅シリ
ンダー、スクリーン印刷ステンシル担体、発泡材料のプ
ライ、ゴム弾性担体またはプリント回路ボードである。
また、感光性記録層にカバー層または保護層、例えば、
ポリビニルアルコールの薄層または剥離できるカバーフ
ィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレートまたはポ
リアミドのカバーフィルムを適用することが有利である
ことがある。更に、担体の予備被覆は、有利であること
がある。担体と感光性層との間の追加の層は、例えば、
抗ハレーション層として、または接着層として有効であ
ることがある。
フィルム、鋼シートまたはアルミニウムシート、銅シリ
ンダー、スクリーン印刷ステンシル担体、発泡材料のプ
ライ、ゴム弾性担体またはプリント回路ボードである。
また、感光性記録層にカバー層または保護層、例えば、
ポリビニルアルコールの薄層または剥離できるカバーフ
ィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレートまたはポ
リアミドのカバーフィルムを適用することが有利である
ことがある。更に、担体の予備被覆は、有利であること
がある。担体と感光性層との間の追加の層は、例えば、
抗ハレーション層として、または接着層として有効であ
ることがある。
本発明に係る記録材料は、水銀蒸気ランプ、蛍光管な
どの光源からの化学線で造像的に露光できる。発光され
る波長は、好ましくは300〜420nmである。
どの光源からの化学線で造像的に露光できる。発光され
る波長は、好ましくは300〜420nmである。
未露光未架橋層部の除去は、塩素化炭化水素、エステ
ル、芳香族化合物またはフェノールエーテル、例えば、
DE−A第2,215,090号明細書および未だ公告されていな
い西独特許出願P第3,836,402.6号明細書、P第3,836,4
03.4号明細書およびP第3,836,404.2号明細書に記載の
ものを噴霧するか洗浄するかブラシすることによって実
施できる。微量の泡止め剤または水混和性有機溶媒、例
えば、低級脂肪族アルコールも、溶液に添加できる。使
用する結合剤に応じて、現像は、水または水溶液でも可
能である。
ル、芳香族化合物またはフェノールエーテル、例えば、
DE−A第2,215,090号明細書および未だ公告されていな
い西独特許出願P第3,836,402.6号明細書、P第3,836,4
03.4号明細書およびP第3,836,404.2号明細書に記載の
ものを噴霧するか洗浄するかブラシすることによって実
施できる。微量の泡止め剤または水混和性有機溶媒、例
えば、低級脂肪族アルコールも、溶液に添加できる。使
用する結合剤に応じて、現像は、水または水溶液でも可
能である。
便宜上、現像されたレリーフ版は、120℃までの温度
で乾燥し、適当ならば、同時または爾後に化学線で後露
光する。フレキソ印刷版の乾燥後、フレキソ印刷版は、
ハロゲン含有溶液、例えば、臭素または塩素の溶液で後
処理できる。化学線、特に波長<300nmの光での後処理
も、可能である。造像的露光前に、全面積は、反対側か
ら化学線で同様に短時間露光できる。
で乾燥し、適当ならば、同時または爾後に化学線で後露
光する。フレキソ印刷版の乾燥後、フレキソ印刷版は、
ハロゲン含有溶液、例えば、臭素または塩素の溶液で後
処理できる。化学線、特に波長<300nmの光での後処理
も、可能である。造像的露光前に、全面積は、反対側か
ら化学線で同様に短時間露光できる。
本発明に係る記録材料は、印刷版、なかんずく、フレ
キソ印刷に特に好適である凸版印刷版またはレリーフ印
刷版を製版するのに特に好適である。
キソ印刷に特に好適である凸版印刷版またはレリーフ印
刷版を製版するのに特に好適である。
本発明を下記例によって説明する。例においては、pb
wは重量部を意味し、特に断らない限り、g:cm3は1:1で
ある。
wは重量部を意味し、特に断らない限り、g:cm3は1:1で
ある。
例1(比較例) トルエン100重量部中の スチレン含量15重量%を有するスチレン/イソプレン
/スチレン三元ブロック共重合体90重量部 ヘキサンジオールジアクリレート8重量部、 ベンジルジメチルケタール2重量部および 2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール0.3重量
部 からなる光重合性エラストマー混合物を調製した。
/スチレン三元ブロック共重合体90重量部 ヘキサンジオールジアクリレート8重量部、 ベンジルジメチルケタール2重量部および 2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール0.3重量
部 からなる光重合性エラストマー混合物を調製した。
混合物を注いで、6mm厚の層を金属枠内の125μm厚の
二軸延伸熱固定ポリエステルフィルム上に与えた。トル
エンの蒸発後、接着層が設けられた125μm厚の二軸延
伸熱固定ポリエステルフィルムを今や3mm厚の固体光重
合体層の自由面に適用し、2.7mm厚のスペーサーを使用
して、得られた3層エレメントを400N/cm2の圧力下で11
0℃においてプレートプレス中で5分間プレスした。
二軸延伸熱固定ポリエステルフィルム上に与えた。トル
エンの蒸発後、接着層が設けられた125μm厚の二軸延
伸熱固定ポリエステルフィルムを今や3mm厚の固体光重
合体層の自由面に適用し、2.7mm厚のスペーサーを使用
して、得られた3層エレメントを400N/cm2の圧力下で11
0℃においてプレートプレス中で5分間プレスした。
接着促進剤で処理されていないポリエステルフィルム
を剥離した後、厚さ3〜4μmのポリアミドのオーバー
コートを代わりに積層した。最初に、光重合体層の全面
積を残りのポリエステルフィルムを通して露光した。こ
の目的で、多層エレメントを市販のUV−Aフラット露光
装置(スペクトル領域320〜400nm、光重合体表面上の放
射線強度14mW/cm2)の放射線に10秒間露光した。次い
で、造像的露光を同じ線源で30分間実施したが、多層エ
レメントの反対側から実施した。
を剥離した後、厚さ3〜4μmのポリアミドのオーバー
コートを代わりに積層した。最初に、光重合体層の全面
積を残りのポリエステルフィルムを通して露光した。こ
の目的で、多層エレメントを市販のUV−Aフラット露光
装置(スペクトル領域320〜400nm、光重合体表面上の放
射線強度14mW/cm2)の放射線に10秒間露光した。次い
で、造像的露光を同じ線源で30分間実施したが、多層エ
レメントの反対側から実施した。
現像をペルクロロエチレンで実施した。得られたフレ
キソ印刷版を乾燥した後、臭素の0.4重量%水溶液で5
分間後処理した後、水で10分間すすいだ。
キソ印刷版を乾燥した後、臭素の0.4重量%水溶液で5
分間後処理した後、水で10分間すすいだ。
次いで、フレキソ印刷版を市販のフラット露光装置中
で10分間後露光した。
で10分間後露光した。
次いで、フレキソ印刷版を直径7cmのシリンダー上に
締結し、室内でオゾン含有空気(オゾン0.5ppm)に付し
た。版を一方で第一亀裂(肉眼で可視の亀裂)が現われ
る時間に関して、他方で20時間オゾン処理後に形成され
た亀裂の数に関して評価した。結果を表1に総括する。
締結し、室内でオゾン含有空気(オゾン0.5ppm)に付し
た。版を一方で第一亀裂(肉眼で可視の亀裂)が現われ
る時間に関して、他方で20時間オゾン処理後に形成され
た亀裂の数に関して評価した。結果を表1に総括する。
例2(比較例) ジプロピレングリコールメチルエーテル5重量部を加
える以外は、例1に対応する光重合性エラストマー混合
物を調製した。エラストマー混合物を例1に記載のよう
に更に加工してフレキソ印刷版を与え、同じ方法でオゾ
ン室内での試験にさらした。結果は、例1からのものに
匹敵する。添加剤は、版における効果を有効に利用しな
いらしい。結果は、表1からわかる。
える以外は、例1に対応する光重合性エラストマー混合
物を調製した。エラストマー混合物を例1に記載のよう
に更に加工してフレキソ印刷版を与え、同じ方法でオゾ
ン室内での試験にさらした。結果は、例1からのものに
匹敵する。添加剤は、版における効果を有効に利用しな
いらしい。結果は、表1からわかる。
例3 テトラエチレングリコールジメチルエーテル10重量部
を加える以外は、例1に対応する光重合性エラストマー
混合物を調製した。エラストマー混合物を例1に記載の
ように更に加工してフレキソ印刷版を与え、同じ方法で
オゾン室内での試験にさらした。結果は、表1からわか
る。
を加える以外は、例1に対応する光重合性エラストマー
混合物を調製した。エラストマー混合物を例1に記載の
ように更に加工してフレキソ印刷版を与え、同じ方法で
オゾン室内での試験にさらした。結果は、表1からわか
る。
例4 平均分子量250を有するポリエチレングリコールジメ
チルエーテル5重量部を加える以外は、例1に対応する
光重合性エラストマー混合物を調製した。エラストマー
混合物を例1に記載のように更に加工してフレキソ印刷
版を与え、同じ方法でオゾン室内での試験にさらした。
結果を表1に総括する。
チルエーテル5重量部を加える以外は、例1に対応する
光重合性エラストマー混合物を調製した。エラストマー
混合物を例1に記載のように更に加工してフレキソ印刷
版を与え、同じ方法でオゾン室内での試験にさらした。
結果を表1に総括する。
例5 分子量250のポリエチレングリコールジメチルエーテ
ルの代わりに、平均分子量500のポリエチレングリコー
ルジメチルエーテル5重量部を本例において使用した。
他の点では、方法は、例4のものに対応した。結果を表
1に示す。
ルの代わりに、平均分子量500のポリエチレングリコー
ルジメチルエーテル5重量部を本例において使用した。
他の点では、方法は、例4のものに対応した。結果を表
1に示す。
例6 スチレン含量15重量%を有するスチレン/イソプレン
/スチレン三元ブロック共重合体90重量部 ヘキサンジオールアクリレート8重量部、 ベンジルジメチルケタール2重量部、 2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール0.3重量
部および ポリエチレングリコールジメチルエーテル(平均分子
量250)5重量部 からなる光重合性エラストマー混合物を調製した。
/スチレン三元ブロック共重合体90重量部 ヘキサンジオールアクリレート8重量部、 ベンジルジメチルケタール2重量部、 2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール0.3重量
部および ポリエチレングリコールジメチルエーテル(平均分子
量250)5重量部 からなる光重合性エラストマー混合物を調製した。
混合物を混練機中で150℃において15分間混練した。
次いで、混合物を接着層が設けられた125μm厚の二軸
遠心熱固定ポリエステルフィルムに塗布し、得られた層
を、接着層を有していない以外は同じポリエステルフィ
ルムで覆った。2,7mm厚のスペーサーを使用して、調製
された多層エレメントを110℃においてプレートプレス
中で2分間プレスした。接着促進剤で被覆されていない
ポリエステルフィルムを剥離した後、更に他の加工を例
1に対応して実施した。この試験の結果も表1に示す。
次いで、混合物を接着層が設けられた125μm厚の二軸
遠心熱固定ポリエステルフィルムに塗布し、得られた層
を、接着層を有していない以外は同じポリエステルフィ
ルムで覆った。2,7mm厚のスペーサーを使用して、調製
された多層エレメントを110℃においてプレートプレス
中で2分間プレスした。接着促進剤で被覆されていない
ポリエステルフィルムを剥離した後、更に他の加工を例
1に対応して実施した。この試験の結果も表1に示す。
表1は、一般式Iのポリグリコールエーテルを有する
本発明に係る光重合性エラストマー混合物から、驚異的
な方式で、当業者に従来既知であるフレキソ印刷版より
もオゾン含有空気に対して実質上抵抗性であるフレキソ
印刷版が製版できることを実証する。
本発明に係る光重合性エラストマー混合物から、驚異的
な方式で、当業者に従来既知であるフレキソ印刷版より
もオゾン含有空気に対して実質上抵抗性であるフレキソ
印刷版が製版できることを実証する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03F 7/004 G03F 7/032 G03F 7/00
Claims (3)
- 【請求項1】必須成分としてエラストマー結合剤、遊離
基によって重合できるオレフィン性不飽和化合物および
光開始剤を含有する耐オゾン性フレキソ印刷版を製版す
るための光重合性エラストマー混合物であって、一般式
I (式中、R1およびR2はアルキル、特に(C1〜C3)アルキ
ルであり、 R3は水素またはアルキル、特に(C1〜C3)アルキルであ
り、 A、B、CおよびDは同一または異種であることがで
き、オキサ−n−または−イソ−アルキレン、特にオキ
サ−n−または−イソ−(C1〜C5)アルキレンであり、 l+m+n+oは3〜40である) の少なくとも1種のポリグリコールエーテルを含むこと
を特徴とする光重合性エラストマー混合物。 - 【請求項2】実質的に担体およびその上に適用された光
重合性エラストマー混合物からなる耐オゾン性フレキソ
印刷版を製版する記録材料であって、光重合性混合物と
して、請求項1に記載の混合物を含有することを特徴と
する記録材料。 - 【請求項3】実質的に下記の製造工程からなることを特
徴とする耐オゾン性フレキソ印刷版の製法。 (a)成分を一軸スクリューまたは二軸スクリュー押出
機で押出した後、艶出スタックまたはカレンダーで最終
成形することにより、またはローラーヘッドプロセスに
より調製を実施することにより、または成分を有機溶媒
に溶解した後、高温で架橋し、次いで、プレスすること
により、請求項1または2に記載の光重合性混合物を調
製する工程、 (b)(a)で製造された層または溶液を、接着層を与
えるために処理されていてもよい担体に適用するか積層
する工程、 (c)所望ならば、光重合性層をカバー層または保護層
で覆う工程、 (d)化学線で造像的に露光する工程、 (e)現像溶剤によって未露光未架橋層部を除去する工
程、および (f)フレキソ印刷版を乾燥する工程。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3841853A DE3841853A1 (de) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | Photopolymerisierbares elastomeres gemisch und dieses enthaltendes aufzeichnungsmaterial fuer die herstellung von ozonresistenten flexodruckformen |
DE3841853.3 | 1988-12-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02213846A JPH02213846A (ja) | 1990-08-24 |
JP2772081B2 true JP2772081B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=6369008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1322453A Expired - Lifetime JP2772081B2 (ja) | 1988-12-13 | 1989-12-12 | 耐オゾン性フレキソ印刷版を製版するための光重合性エラストマー混合物およびこの混合物を含有する記録材料 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0373473B1 (ja) |
JP (1) | JP2772081B2 (ja) |
AU (1) | AU629272B2 (ja) |
CA (1) | CA2005209A1 (ja) |
DE (2) | DE3841853A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4958571B2 (ja) * | 2006-07-20 | 2012-06-20 | 富士フイルム株式会社 | レーザー分解性樹脂組成物及びそれを用いるパターン形成材料 |
CN107003608B (zh) * | 2014-10-24 | 2020-09-25 | 飞利斯有限公司 | 可光图案化组合物及使用其制造晶体管器件的方法 |
Family Cites Families (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3332904A (en) * | 1963-10-02 | 1967-07-25 | Union Carbide Corp | Water-soluble interpolymers of acrylamido-alkylsulfonates |
US3322904A (en) * | 1963-12-23 | 1967-05-30 | Avo Corp | Telephone dialing device |
CA977202A (en) * | 1970-08-03 | 1975-11-04 | Uniroyal | Photosensitive compositions |
CA1099435A (en) * | 1971-04-01 | 1981-04-14 | Gwendyline Y. Y. T. Chen | Photosensitive block copolymer composition and elements |
CA1101586A (en) * | 1971-05-17 | 1981-05-19 | Arnel D. Potter | Photosensitive compositions |
US4065430A (en) * | 1973-02-13 | 1977-12-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Functional group containing polymer and method of preparing the same |
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PT85756A (pt) * | 1986-09-22 | 1988-10-14 | Napp Systems Inc | Processo para a preparacao de chapas fotossensiveis e revelaveis com agua |
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DK0595894T3 (da) * | 1991-07-19 | 1996-05-13 | Uniroyal Chem Co Inc | Frøfilmsammensætninger |
DE4228887A1 (de) * | 1992-08-29 | 1994-03-03 | Basf Ag | Verfahren zur katalytischen Isomerisierung von â-Alkenolen |
US5270399A (en) * | 1992-09-22 | 1993-12-14 | Basf Corporation | Urea-modified copolymers as dispersants for pigments in coating compositions |
US5378762A (en) * | 1993-12-22 | 1995-01-03 | Basf Corporation | Polymeric pigment dispersants for use in coating compositions |
-
1988
- 1988-12-13 DE DE3841853A patent/DE3841853A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-12-04 EP EP89122351A patent/EP0373473B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-04 DE DE58909624T patent/DE58909624D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-12-12 AU AU46141/89A patent/AU629272B2/en not_active Ceased
- 1989-12-12 CA CA002005209A patent/CA2005209A1/en not_active Abandoned
- 1989-12-12 JP JP1322453A patent/JP2772081B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-10-13 US US08/323,167 patent/US5512419A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-06-02 US US08/460,685 patent/US5516624A/en not_active Expired - Fee Related
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JPH02213846A (ja) | 1990-08-24 |
AU4614189A (en) | 1990-06-21 |
DE3841853A1 (de) | 1990-06-21 |
CA2005209A1 (en) | 1990-06-13 |
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US5512419A (en) | 1996-04-30 |
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