JP2771440B2 - 伝送路信号切替方式 - Google Patents

伝送路信号切替方式

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JP2771440B2
JP2771440B2 JP5330287A JP33028793A JP2771440B2 JP 2771440 B2 JP2771440 B2 JP 2771440B2 JP 5330287 A JP5330287 A JP 5330287A JP 33028793 A JP33028793 A JP 33028793A JP 2771440 B2 JP2771440 B2 JP 2771440B2
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transmission
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signal
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功 大東
喜代治 内海
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NEC Corp
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MYAGI NIPPON DENKI KK
Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路信号切替方式に関
し、特にCCITT G707,708,709に勧告
されているSDH(Synchronous Digi
tal Hierareky)方式の同期伝送装置にお
いて送信装置から異なる伝送路を経て入力されたNNI
(Network Node Interface)フ
レーム構成の受信伝送路信号を無瞬断で切り替える伝送
路信号切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の伝送路信号切替方式を用
いたシステム構成例を図3に示す。図3はSDH方式同
期伝送装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0003】本同期伝送装置は、フレーム構成がSTM
−1(Synchronous Transport
Mode−1)で伝達方式がATM(Asynchon
ous Tranfer Mode)方式のものであ
る。図3のA局において、VC(バーチャルコンテナ)
パス生成終端装置3で生成されたVC−3,4パスを入
力とするSOH(Section Over Hea
d)生成終端装置1では、送信されるNNIフレーム構
成の伝送路信号を2分岐し、同一の信号をそれぞれ伝送
路5a、伝送路5bの送信側へ送信する。伝送路5a、
5bはそれぞれ送受信が別個の4線式伝送路で冗長関係
にある。
【0004】B局において、伝送路5a、伝送路5bよ
りSOH生成終端装置2に入力された各々の伝送路信号
は、切替部で一方が選択された後、VCパス生成終端装
置4へ送出される。また、B局からA局方向についても
上記と同様である。SOH生成終端装置1、2における
切替部は、無瞬断切替を行うために先ず伝送路1、2か
らの受信伝送路信号の位相を合わせ、それから切替えを
行うが、この位相を合わせるためには位相差を検出する
必要がある。この位相差検出はフレーム同期信号の位相
差を検出するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の伝送
路信号切替方式は、2つの異なる経路を経て入力される
受信伝送路信号の遅延差を検出するのにフレーム同期信
号を用いてフレーム位相差を検出しているが、このフレ
ーム位相差がフレーム周期以内であれば問題ないが、遅
延がフレーム周期以上あった場合検出ができなくなる。
このため例えばフレーム同期信号あるいはマーカをマル
チフレームで挿入したりしてフレーム周期以上の遅延差
を検出するが、この場合マルチフレームとなるので検出
精度が低下したり、また検出範囲をオーバーする可能性
があり不確実であるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の伝送路信号切替
方式は、SDHに関する基本勧告のCCITT G70
7,708,709に規定するNNIフレーム構成の伝
送路信号を冗長関係にある2つの4線式の伝送路を介し
送受信するA局とこれに対向するB局とのそれぞれの受
信側で2つの前記伝送路からの受信伝送路信号を受信し
位相を合わせてから無瞬断で交互に切替える伝送路信号
切替方式において、前記A局あるいはB局は、前記伝送
路信号のSOH部分に遅延測定用のマーカを挿入した送
信伝送路信号を2つの前記伝送路に同時に送信しまた2
つの前記受信伝送路信号からそれぞれ前記マーカを抽出
しこれを折返しマーカに変換し対となる前記送信伝送路
信号のSOH部分に挿入して折返し、また2つの前記受
信伝送路信号からそれぞれ前記折返しマーカを抽出し送
信した前記マーカとの時間差をそれぞれ測定しこの測定
値の1/2を各前記伝送受信側の絶対遅延時間としこの
絶対遅延時間の時間差から2つの前記受信伝送路間の絶
対遅延差を算出する一連の手段と、2つの前記受信伝送
路信号のフレーム同期信号のフレーム位相差を検出する
手段と、前記絶対遅延差と前記フレーム位相差とから正
確な補正遅延差を算出する手段と、前記補正遅延差から
前記受信伝送路信号の遅延量をそれぞれ制御し位相を合
わせる手段と、同一位相となった前記受信伝送路信号を
外部の切替信号により一方を選択して切替える手段とを
備えている。
【0007】特に、前記補正遅延差を算出する手段は、
前記絶対遅延差をA、前記フレーム位相差をB、前記伝
送路信号のフレーム周期をCとした時に前記絶対遅延差
A内のフレーム数nを(A−B)/Cで計算し、前記絶
対遅延差Aの測定誤差は最大0.5Cが許容されるので
前記nは計算値がn(0を含む整数)±0.5以内にあ
る時は総てn(0を含む整数)として扱い前記補正遅延
差をnC+Bで算出する方式でも良い。
【0008】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
説明する。図1は本実施例の切替部構成を示すブロック
図である。図2は図1における補正遅延差の算出方式を
説明するタイミングチャートである。図3は図1の適用
を含むシステムの構成を示すブロック図である。
【0009】図1において、図1は図3で示したA局の
SOH生成終端装置1の伝送路信号切替部を示すもので
あるが、B局のSOH生成終端装置2も同様な構成であ
る。従って以下の各部動作説明はA局についてのもので
あるがB局にも共通する。SOH生成終端部1からの送
信信号103は送信インタフェース11a、11bに入
力され、それぞれマーカ発生回路13からのマーカ10
5をSOHの予備ポジションであるZ1バイトに挿入
し、送信伝送路信号101a、101bとして伝送路5
a、5bの送信路へ送出する。
【0010】一方、伝送路5a、5bの受信路からの受
信伝送路信号102a、102bはそれぞれ受信インタ
フェース12a、12bに入力され、ここでNNIフレ
ームのSOHが終端される。
【0011】一般に、2つの異なる伝送路を経た伝送路
信号が入力された場合、線路長差があると遅延量が異な
る為にフレーム位相が異なる。即ち、受信伝送路信号1
02a、102bは位相が一致していないのが通常であ
る。受信インタフェース102a、102bでは先ずB
局側で挿入されたZ1バイトのマーカ106a、106
bを抽出し、それぞれ、B局側に折返すために送信イン
タフェース11a、11bに入力する。送信インタフェ
ース11a、11bはこのZ1バイトのマーカ信号を今
度はZ2バイトに挿入し送信する。
【0012】また、受信インタフェース11a、11b
は、B局側で折返された自局のZ2バイトのマーカ10
7a、107bを抽出し、絶対遅延差検出回路14にそ
れぞれ入力する。絶対遅延差検出回路14において、自
局送信のマーカ105a、105bとB局折返しのマー
カ107a、107bとのタイミングを比較し、その時
間差を各々測定し、各々結果の二分の一を片方向の絶対
遅延時間とし、更に両者の差を方伝送路5a、5bの受
信側片方の絶対遅延差とする。
【0013】この値は、Z1からZ2へ乗せ替えたこと
による誤差等を含むので、この誤差を補正するためにフ
レーム位相差検出回路15により、伝送路5a、5bの
フレーム位相差も検出する。これは受信インタフェース
12a、12bで終端されたフレーム同期信号108
a、108bから検出される。
【0014】絶対遅延差検出回路14から出力された絶
対遅延差情報109と、フレーム位相差検出回路15か
ら出力されたフレーム位相差情報110とを入力する遅
延制御回路17は、この両情報から伝送路5a、5b間
の補正遅延差を求め、その結果により遅延回路16、1
8の遅延量を制御する。即ち遅延回路16、18に書き
込まれた受信データを遅延回路16、18から読出す時
に、切替先の位相が進んでいる場合には、切替先の遅延
量を増やし、切替先の位相が遅れている場合は、切替先
の遅延を減らすことで、2つの信号の読み出し位相が同
一となるように制御して2つの伝送路からくる受信信号
の位相を一致させる。位相が一致した受信信号はセレク
タ12において、外部からの制御信号により一方がセレ
クトされるが、この切替の時にデータに不連続や重複が
起きることはなく、また無瞬断で切替を行うことができ
る。
【0015】次に、遅延制御回路17における補正遅延
差を求める方法について説明する。測定された絶対遅延
差は、先に説明したように若干の誤差が生じるが、一方
フレーム位相差は正確に検出できる。絶対遅延差はフレ
ーム位相差がフレーム周期を超えたかどうかを判断する
ためのもので、最終的な遅延差は既知であるフレーム周
期と正確に検出できるフレーム位相差とで算出する。
【0016】即ち、図2に示すように(図2は絶対遅延
差が1フレーム周期以上になった例を示す)絶対遅延差
情報109の絶対遅延差をA、フレーム位相差情報11
0のフレーム位相差をB、伝送路信号のフレーム周期を
C、また絶対遅延差の予測される測定誤差をαとした
時、絶対遅延差A内のフレーム数nは(A−B)/Cで
計算される。このnはAの測定誤差αが0の時は0を含
む整数となり、図2の例では1となる。しかしAに±α
の誤差がある時は計算値nはn(0を含む整数)±α/
Cとなり、図2では1±α/Cとなる。但し、nを識別
するために許容されるαは±0.5C以内であるので、
計算値はn(0を含む整数)±0.5以内となり、図2
では1±0.5以内(即ち0.5〜1.5)となる。そ
して計算値がこの範囲内であれば0を含む整数をnとし
て扱い、図2では誤差±αがあってもn=1となる。そ
して補正遅延差はnC+Bで算出され、図2ではC+B
となる。
【0017】但し、nはA/Cの計算値の小数点以上の
0を含む整数部分として算出する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は2つの異な
る伝送路を経た受信信号の遅延量の違いから生ずる位相
差の検出を、送信側から送出したマーカを対向局で折返
すことにより伝送路の絶対遅延時間を測定し、同時にフ
レーム同期信号によりフレーム位相差を測定してこの両
者から補正遅延差を求めているので、正確で安定した位
相差検出ができる。従って完全な無瞬断切替ができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1における補正遅延差を求めるタイミングチ
ャート図である。
【図3】図1を用いたシステムを示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2 SOH生成終端装置 3,4 VCパス生成終端装置 5a,5b 伝送路 11a,11b 送信インタフェース 12a,12b 受信インタフェース 13 送信マーカ発生部 14 絶対遅延差検出回路 15 フレーム位相差検出回路 16,18 遅延回路 17 遅延制御回路 19 セレクタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SDHに関する基本勧告のCCITT
    G707,708,709に規定するNNIフレーム構
    成の伝送路信号を冗長関係にある2つの4線式の伝送路
    を介し送受信するA局とこれに対向するB局とのそれぞ
    れの受信側で2つの前記伝送路からの受信伝送路信号を
    受信し位相を合わせてから無瞬断で交互に切替える伝送
    路信号切替方式において、前記A局あるいはB局は、前
    記伝送路信号のSOH部分に遅延測定用のマーカを挿入
    した送信伝送路信号を2つの前記伝送路に同時に送信し
    また2つの前記受信伝送路信号からそれぞれ前記マーカ
    を抽出しこれを折返しマーカとして対となる前記送信伝
    送路信号のSOH部分に挿入して折返しまた2つの前記
    受信伝送路信号からそれぞれ前記折返しマーカを抽出し
    送信した前記マーカとの時間差をそれぞれ測定しこの測
    定値の1/2を各前記伝送路受信側の絶対遅延時間とし
    この絶対遅延時間の時間差から2つの前記受信伝送路間
    の絶対遅延差を算出する一連の手段と、2つの前記受信
    伝送路信号のフレーム同期信号のフレーム位相差を検出
    する手段と、前記絶対遅延差と前記フレーム位相差とか
    ら正確な補正遅延差を算出する手段と、前記補正遅延差
    から前記受信伝送路信号の遅延量をそれぞれ制御し位相
    を合わせる手段と、同一位相となった前記受信伝送路信
    号を外部の切替信号により一方を選択して切替える手段
    とを備えることを特徴とする伝送路信号切替方式。
  2. 【請求項2】前記補正遅延差を算出する手段は、前記絶
    対遅延差をA、前記フレーム位相差をB、前記伝送路信
    号のフレーム周期をCとした時に前記絶対遅延差A内の
    フレーム数nを(A−B)/Cで計算し、前記絶対遅延
    差Aの測定誤差は最大0.5Cが許容されるので前記n
    は計算値がn(0を含む整数)±0.5以内にある時は
    総てn(0を含む整数)として扱い前記補正遅延差を
    C+Bで算出することを特徴とする請求項1記載の伝送
    路信号切替方式。
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