JP2771307B2 - エアーシャフトのエアー注気装置 - Google Patents

エアーシャフトのエアー注気装置

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JP2771307B2
JP2771307B2 JP2087818A JP8781890A JP2771307B2 JP 2771307 B2 JP2771307 B2 JP 2771307B2 JP 2087818 A JP2087818 A JP 2087818A JP 8781890 A JP8781890 A JP 8781890A JP 2771307 B2 JP2771307 B2 JP 2771307B2
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air
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次郎 金子
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、紙、フィルム、箔等の薄板状材料原反を軸
に巻付けあるいは軸から巻き出しする際に、その回転支
持軸としてのエアーシャフトへチャッキング用エアーを
注入するエアー注気装置に関する。
[従来の技術] 原反を支持する軸をホールドするエアーシャフトへの
エアーの注入は、従来、エアーガンを用いて手作業によ
り行われており、また、排気も適宜の道具を用いてそれ
ぞれ人手により行われている。
第7図は、従来の注入方式を示すエアーシャフト軸端
支持部の模式的側断面図であって、同図に示すように、
従来のものでは、周面01に多数のチャック02が設けら
れ、アーム03に端部を軸受け支持されたエアーシャフト
04の端部付近の周面01上にチェック弁付エアー注排気口
05を設けている。そして、このチェック弁付エアー注排
気口05にエアーガン06のガン先07を嵌合し、エアーをチ
ェック弁付エアー注排気口05を経てエアーシャフト04の
中空部08に送りこむことによって、エアーシャフト04の
外周に張り出し可能に設けられたチャック02を張り出さ
せて、エアーシャフト04に嵌挿された原反を維持する軸
Cをホールドするよう構成されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のような従来のチェック弁付エアー注
排気部の構成では、作業者は、各種の機器が複雑に配置
された巻取り機のエアーシャフト04の周面端部付近のチ
ェック弁付エアー注排気口05を探し出して、手に持った
エアーガン06のガン先07をチェック弁付エアー注排気口
05に挿入する作業を必要とし、作業能率が悪いという欠
点があった。
本発明は、このような従来の問題点の解決をはかろう
とするものであって、エアーの注気を手作業なしで、能
率良く行えるようにした、エアーシャフトのエアー注気
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は、エアーシャフト
の軸端にエアー注排気口を設け、エアーシャフトの端部
を支持するアームに可動継手を設けて、可動継手はその
先端をエアー注排気口に嵌脱すべく移動させるエアー作
動式の可動継手駆動機構を介してアームに支持させたも
のである。
[作用] 上記本発明の装置では、可動継手駆動機構の動作によ
る可動継手先端のエアー注排気口への嵌合により、可動
継手とエアーシャフトが接続されて、エアーシャフトの
支持部を通るチャック張り出し用エアーの注気経路が形
成される。
[実施例] 次に、本発明を一実施例に基づき詳述する。
第1図は、本発明の一実施例を模式的に示すエアーシ
ャフト軸端支持部の側断面図であって、同図に示すよう
に、この装置は、原反を支持する軸をエアーチャックは
より内周側から把持しつつ回転駆動されるエアーシャフ
ト1のチャック張り出し用エアーを注入及び排気するエ
アー注排気装置を構成するものであって、エアーシャフ
ト1の軸端に設けられたチェッ弁付エアー注排気口2
と、エアーシャフト1の端部を支持するアーム3に設け
られた可動継手4とを備えており、可動継手4はその先
端4aをチェック弁付エアー注排気口2に嵌脱すべく移動
させる可動継手駆動機構5を介してアーム3に支持され
たものである。
第2〜5図は、この装置の各部を拡大して詳細に示す
もので、まず、チェック弁付エアー注排気口2は、第2
図に示すように、エアーシャフト1の軸端面から軸線方
向に向けて設けられた大径の孔2aと、大径の孔2aの底部
からエアーシャフト1の中空部に連通するネジ孔2bと、
ネジ孔2bに一端をねじ込まれたチェック弁21とで構成さ
れている。このチェック弁21は、従来、エアーシャフト
の周面に設けられたものと同様のもので、弁体押し棒21
aの押し込みにより開放する弁体(図示せず)を備えて
いる。
一方、可動継手4は、この例では、内部に軸線方向に
全通するエアー通路4bを備えた円筒形ブロック41と、円
筒形ブロック41にその一端側(第2図において左側)か
ら挿入されて継手の先端4aを構成する連結キャップ42と
を備えている。連結キャップ42は、円筒形ブロック41の
エアー通路4bに連なる通路を形成すべく、通孔42bを備
えており、その基端側は軸心孔とされ、その先端のチェ
ック弁嵌合孔42aの孔底側開口は軸心を避けて偏心位置
に開口している。そして、連結キャップ42の基端側は円
筒形ブロック41の大径孔部4cに嵌挿され、先端側は円筒
形ブロック41の先端から露出しており、連結キャップ42
と円筒形ブロック41とは、ニップル43を介して接続され
てエアー通路4bに連なる通路を形成している。
さらに、可動継手駆動機構5は、アーム3に取付けら
れたエアーシリンダ51で構成されており、このエアーシ
リンダ51のピストン軸52にも全通するエアー通路52aが
設けられている。そして、ピストン軸52の一端には、そ
の外周にテーパー雄ネジが切られており、このテーパー
雄ネジが前述の円筒形ブロック41の他端に設けられた雌
ネジ孔にねじ込まれている。ピストン軸52の他端にも同
様に、その外周にテーパー雄ネジが切られており、この
雄ネジに螺合して連結ブロック6が取付けられている。
なお、連結ブロック6はエアーホース7を経て切換弁
8に接続されており、切換弁8はエアー圧源9に接続さ
れている。
このように構成された装置において、エアーを注入す
るには、エアーシリング51の一方のシリンダ室5b(第2
図において右方の部屋)に作動エアーを送り込む。する
と、ピストンが移動して、ピストンは軸52に連結ブロッ
ク41を介して接続された連結キャップ42も注排気口2方
向へ移動し、第6図に示すように、注排気口2のチェッ
ク弁21に嵌合する。この嵌合に伴って、連結キャップ42
のチェック弁嵌合孔42aの底部がチェック弁21の弁体押
し棒21aに突き当たり、それを押込むため、チェック弁2
1内の図示しない弁体が押し開かれて注入可能な状態と
なる。ここで、切換弁8を注入位置Aに切り換える。す
ると、エアー圧源9からエアーが切換弁8、連結ブロッ
ク6、ピストン軸52のエアー通路52a、可動継手4内の
通路4b、ニップル43、連結ブロック42内の通孔42b及び
チェック弁21内の内の通路を経てエアーシャフト1内に
注入充填される。充填を終わると、今度は、エアーシリ
ンダ51の地方のシリンダ室5c(第2図において左方)に
作動エアーを送り込む。この操作で可動継手4の連結キ
ャップ42はチェック弁21から外れ、これに伴って、弁体
押し棒21aへの押圧力が解除され、チェック21の弁体は
閉じ、エアーシャフト1の中空部にエアーが封じ込めら
れる。
一方、エアーシャフト1中空部のエアーを排出するに
は、切換弁8を第2図に示す排気位置Bに切り換え、再
び上記注入操作と同様のピストン操作を行う。すると、
連結キャップ42がチェック弁付注排気口2のチェック弁
21に嵌合するに伴って、チェック弁21の弁体は開かれ、
今度は逆の経路で、円筒形ブロック41を経て、エアーシ
ャフト1中空部のエアーが切換弁8の排気孔81から排気
される。
このようにして、この装置によれば、エアーシャフト
1中空部のエアーの注排気を弁の操作のみで手作業を伴
うことなく行うことができるようになる。
以上、本発明を一実施例に基づき詳述したが、本発明
は上述の実施例のみに限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載の事項の範囲内で種々にその具体的構成
を変更して実施可能なものであることはいうまでもな
い。
例えば、可動継手4内にもチェック弁を設けて継手の
非連結時にエアー供給通路が自動的に閉鎖されるように
し、エアーシャフト1の適宜の位置に別途の排気手段を
設ければ、切換弁8の設置を省略することもできる。
[発明の効果] 本発明は、チェック弁付エアー注排気口をエアーシャ
フトの軸端に設け、エアーシャフトの端部を支持するア
ームに可動継手を支持し、可動継手駆動機構により可動
継手の先端をチェック弁付エアー注排気口に嵌脱すべく
移動可能としたので、人手によるエアーガンのガン先の
注入口への位置合わせや嵌脱操作を必要としなくなるた
め、チャッキング用エアーの注入を自動化することを可
能とする効果を奏する。
また、上記の注気装置はアームの空きスペースに内蔵
させて構成することができ、格別の付設スペースを必要
とせず、しかもエアー注排気口に嵌脱する可動継手の作
動もエアーで行うようにしたので、従来の装置の僅かの
改変により実現可能であるという利点も備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すエアーシャフト軸端支
持部の側断面図、第2図はその拡大断面図、第3図は第
2図のIII−III矢視図、第4図は第2図のIV−IV矢視
図、第5図は第2図のV−V矢視断面図、第6図は可動
継手先端の動作を示すエアーシャフト軸端支持部の部分
拡大断面図であり、第7図は従来の注気方式を示すエア
ーシャフト軸端支持部の模式的側断面図である。 1……エアーシャフト、2……チェック弁付エアー注排
気口、3……アーム、4……可動継手、4a……先端、5
……可動継手駆動装置、6……連結ブロック、7……エ
アーホース、8……切換弁、9……エアー圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−176756(JP,A) 特開 昭63−97554(JP,A) 実開 昭51−38180(JP,U) 実開 昭56−64961(JP,U) 実開 昭62−65448(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 18/00 - 18/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原反を支持する軸をエアーチャックにより
    内周側から把持しつつ回転駆動されるエアーシャフトの
    チャック張り出し用エアーを注入するエアー注気装置で
    あって、該装置は、前記エアーシャフトの軸端に設けら
    れたエアー注排気口と、前記エアーシャフトの端部を支
    持するアームに設けられた可動継手とを備え、該可動継
    手はその先端を前記エアー注排気口に嵌脱すべく移動さ
    せるエアー作動式の可動継手駆動機構を介して前記アー
    ムに支持されたことを特徴とするエアーシャフトのエア
    ー注気装置。
JP2087818A 1990-04-02 1990-04-02 エアーシャフトのエアー注気装置 Expired - Lifetime JP2771307B2 (ja)

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