JP2769318B2 - 液圧緩衝器 - Google Patents

液圧緩衝器

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JP2769318B2
JP2769318B2 JP62315570A JP31557087A JP2769318B2 JP 2769318 B2 JP2769318 B2 JP 2769318B2 JP 62315570 A JP62315570 A JP 62315570A JP 31557087 A JP31557087 A JP 31557087A JP 2769318 B2 JP2769318 B2 JP 2769318B2
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piston
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史之 山岡
秀明 折原
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株式会社ユニシアジェックス
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • F16F9/348Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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    • F16F9/32Details
    • F16F9/3207Constructional features
    • F16F9/3228Constructional features of connections between pistons and piston rods

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車の懸架装置等に使用される液圧緩衝器
に関する。 従来の技術 一般に液圧緩衝器は、実開昭60−52438号公報に示さ
れるように、液体が充填されたシリンダに抜差自在に嵌
挿するピストンロツドの先端を段付に機械加工してピス
トン締結用スタツド部を形成し、このピストン締結用ス
タツド部にバルブ板,ピストンボデイ等を主構成要素と
するピストンを嵌挿して、それらをピストン締結用スタ
ツド部の先端のねじ部に螺合したナツトによつてピスト
ンロツドの肩部に対して締め付け固定している。 本発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来例にあつては、ピスト
ンロツドの摺動部の耐摩耗性を向上するために摺動面に
高周波焼入れを施す場合には、この焼入れ範囲がピスト
ン締結用スタツド部を形成する部分に及ぶと、このピス
トン締結用スタツド部の外周の機械加工が難しくなる。
そのため、焼入れ作業時にピストンロツドの方向性や焼
入れ範囲を管理しなければならず、構造コストが増大す
るという問題を有していた。又バルブ板の内周がピスト
ン締結用スタツド部先端のねじ部と干渉するのを防止す
るために、スペーサ(バルブカラー)を必要とするとい
う問題点があつた。 問題点を解決するための手段 本発明は上記従来技術の問題点に鑑みて成されたもの
で、一端側をシリンダ内部に抜差自在に嵌挿して、他端
側をシリンダ外部に延出したピストンロツドには、シリ
ンダ内部に位置する一端にピストン締結用スタツド部を
形成する一方、シリンダ外部に位置する他端に車体側取
付部を形成し、前記ピストン締結用スタツド部に、軸方
向両側に円板状の絞り弁を備えたピストンを外嵌して、
シリンダとピストンとの相対移動時に所望の減衰力を得
るようにした液圧緩衝器であつて、前記ピストンロツド
をピストン締結用スタツド部,ロツド本体及び車体側取
付部に3分割し、前記ロツド本体の一端にめねじ部を穿
設して、このめねじ部に、ピストン締結用スタツド部の
ロツド本体側端部に形成されたおねじ部を螺合すること
により、ピストン締結用スタツド部をロツド本体に固定
すると共に、ロツド本体の一端から突出したピストン締
結用スタツド部の突出部の滑らかな外周に外嵌するピス
トンをロツド本体に締め付け固定し、前記ロツド本体の
他端に車体側取付部を溶接してピストンロツドを一体化
したことを特徴としている。 作用 本発明は以上の構成を備える結果、ピストンロツドの
摺動部の耐摩耗性を向上する必要がある場合には、ロツ
ド本体のみを熱処理すればよいため、ロツド本体の方向
性や熱処理範囲等の管理が不要となり、熱処理工程の管
理が容易に行なわれると共に、ロツド本体の熱処理が効
率的に行なわれる。又、ロツド本体に穿設しためねじ部
に、ピストン締結用スタッド部のロッド本体側端部に形
成されたおねじ部を螺合することにより、ピストン締結
用スタツド部をロツド本体に固定すると共に、ロッド本
体の一端から突出したピストン締結用スタッド部の突出
部の滑らかな外周に外嵌するピストンをロツド本体に締
め付け固定しているため、ピストンの絞り弁とねじ部と
の干渉を防止できる。そのため、絞り弁とねじ部との干
渉を防止するために使用されるスペーサを使用すること
なく、ピストンをロツド本体に締め付け固定することが
できる。 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。 第1図は本発明の一実施例を示す液圧緩衝器の要部断
面図であり、図においては1は内部に液体が充填された
シリンダである。2はシリンダ1に抜差自在に嵌挿した
ピストンロツドであり、このピストンロツド2は、第2
図に示すように、ピストン締結用スタツド部として使用
されるボルト2a,ロツド本体2b及び車体側取付部2cとに
3分割された部分から成り、ロツド本体2bの一端に穿設
しためねじ部3にボルト2aのロッド本体2b側の端部に形
成されたおねじ部20を螺合する一方、ロツド本体2bの他
端に車体側取付部2cをプロジェクシヨン溶接することに
より一体化してある。そして、第3図に示すようにロッ
ド本体2bの一端から突出したボルト2aの突出部21の滑ら
かな外周には、シリンダ1内を上部室Aと下部室Bの2
室に画成するピストン4を外嵌してあり、このピストン
4をリバウンドストツパ5とともに、ボルト2aによつて
ロツド本体2bの端部に締め付け固定してある。このピス
トン4は、第3図に拡大して示すように、ピストン本体
6と、このピストン本体6の軸方向両側にそれぞれ配設
した円板状の絞り弁7,8とからなつている。そして、こ
のピストン4は、ピストン4の往復動時、ピストン本体
6に形成した連通孔9,10を通過する液体の流れを絞り弁
7,8で絞つて減衰力を発生させている。11はシリンダ1
の外側に同芯状に配設した外筒であり、この外筒11とシ
リンダ1との間にはリザーバ室Cを形成し、このリザー
バ室C内に液体と気体とを充填してある。そして、外筒
11とシリンダ1の開口端にはロツドガイド12を配設して
あり、このロツドガイド12によりピストンロツド2のロ
ツド本体2bを往復動可能に支持している。13はロツドガ
イド12の外側に隣接配置したシールであり、このシール
13はピストンロツド2のロツド本体2bに密接し、ロツド
ガイド12と協働してシリンダ1の開口端及び外筒11の開
口端を閉塞している。そして、このシール13には、シリ
ンダ1の上部室Aからリザーバ室Cへの液体の流れを許
容する一方、リザーバ室Cから上部室Aへの液体や気体
の流れを阻止するチエツク弁14を一体形成してある。
尚、第3図において、ボルト2aの頭部根本部分には、ワ
ツシヤ15との干渉を避けるため、逃げ溝16を形成してあ
る。又、第2図において、車体側取付部2cの一端には、
プロジエクシヨン溶接用の突起17を形成してある。 以上の実施例構造によれば、ピストンロツド2の摺動
部の耐摩耗性を向上させるためには、ロツド本体2bのみ
を炉内に連続的に投入して熱処理を施せばよい。この
際、ロツド本体2bの熱処理範囲や方向性の管理が不要と
なり、ピストンロツド2の熱処理工程の管理が極めて容
易に行なわれる。そして、ピストン4は、車体側取付部
2cを溶接したロツド本体2bに、ボルト2aによつて締め付
け固定してあるため、ピストン4とピストンロツド2と
の嵌合部、とりわけ絞り弁7,8の内周端がねじ部に干渉
することがなく、従来例のようなスペーサを必要とする
ことなく確実に固定される。従つて、このように構成さ
れた液圧緩衝器にあつては、ピストン4の伸び行程時
(図中右方移動時)、上部室A内の液体は、ピストン本
体6の連通孔9を通過し、絞り弁7で流れを絞られ流通
抵抗を受けつつ下部室B内に置換流通させられて所望の
減衰力を発生する。又、ピストン4の圧縮行程時(図中
左方移動時)、下部室B内の液体は、ピストン本体6の
連通孔10を通過し、絞り弁8で流れを絞らせ、流通抵抗
を受けつつ上部室A内に置換流通させられて所望の減衰
力を発生する。尚、ピストンロツド2とロツドガイド12
との摺動面から漏出した液体は、シール13で塞き止めら
れ、シール13のチエツク弁14を押し開いてリザーバ室C
内に流入する。 以上の実施例は、ロツド本体2bとして中実の丸棒を使
用する態様を示したが、これに限られるものでなく、第
4図に示すように、ロツド本体2bとして中空のパイプ材
を使用してもよい。 この場合、前記実施例と同様に、パイプ材からなるロ
ツド本体2bの一端には、ピストン締結用スタツドとして
のボルト2aのおねじ部20を螺合するためにめねじ部3を
穿設し、ロツド本体2bの他端には、車体側取付部2cをリ
ングプロジエクシヨン溶接により固定する。本実施例に
よれば、ピストンロツド2の重量低減、ひいては液圧緩
衝器の軽量化を図ることができる。 発明の効果 以上述べたように本発明は、ピストンロツドをピスト
ン締結用スタツド部,ロツド本体及び車体側取付部に3
分割し、ロツド本体の一端にめねじ部を穿設して、この
めねじ部に、ピストン締結用スタッド部のロッド本体側
端部に形成されたおねじ部を螺合することにより、ピス
トン締結用スタツド部をロツド本体に固定すると共に、
ロッド本体の一端から突出したピストン締結用スタッド
部の突出部の滑らかな外周に外嵌するピストンをロツド
本体に締め付け固定し、ロツド本体の他端に車体側取付
部を溶接してピストンロツドを一体化しているため、ピ
ストンロツドの摺動部の耐摩耗性を向上する場合、ロツ
ド本体のみを熱処理すればよく、ロツド本体の熱処理範
囲や方向性の管理が不要となり、ピストンロツドの熱処
理工程の管理が容易になつて、ピストンロツドの製造コ
スト、ひいては液圧緩衝器の製造コストを低減すること
ができる。又、ロツド本体に穿設しためねじ部にピスト
ン締結用スタッド部のおねじ部を螺合することにより、
ピストン締結用スタツド部をロツド本体に固定すると共
に、ピストンをロツド本体に締め付け固定しているた
め、ピストンの絞り弁がねじ部に干渉することがない。
そのため、絞り弁とねじ部との干渉防止用のスペーサ等
が不要となり、液圧緩衝器の部品点数の削減ができると
共に、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す液圧緩衝器の要部断面
図、第2図は同ピストンロツドの分割状態図、第3図は
同ピストン締結部分拡大断面図、第4図は本発明の他の
実施例を示すピストンロツドの分割状態図。 1…シリンダ、2…ピストンロツド、2a…ピストン締結
用スタツド部(ボルト)、2b…ロツド本体、2c…車体側
取付部、3…めねじ部、4…ピストン、7,8…絞り弁。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一端側をシリンダ内部に抜差自在に嵌挿して、他端
    側をシリンダ外部に延出したピストンロッドには、シリ
    ンダ内部に位置する一端にピストン締結用スタッド部を
    形成する一方、シリンダ外部に位置する他端に車体側取
    付部を形成し、前記ピストン締結用スタッド部に、軸方
    向両側に円板状の絞り弁を備えたピストンを外嵌して、
    シリンダとピストンとの相対移動時に所望の減衰力を得
    るようにした液圧緩衝器において、前記ピストンロッド
    をピストン締結用スタッド部,ロッド本体及び車体側取
    付部に3分割し、前記ロッド本体の一端にめねじ部を穿
    設して、このめねじ部に、ピストン締結用スタッド部の
    ロッド本体側端部に形成されたおねじ部を螺合すること
    により、ピストン締結用スタッド部をロッド本体に固定
    すると共に、ロッド本体の一端から突出したピストン締
    結用スタッド部の突出部の滑らかな外周に外嵌するピス
    トンをロッド本体に締め付け固定し、前記ロッド本体の
    他端に車体側取付部を溶接してピストンロッドを一体化
    したことを特徴とする液圧緩衝器。 2.前記ピストン締結用スタッド部をボルトとしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液圧緩衝器。 3.前記ロッド本体をパイプ材で形成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の液圧緩衝器。
JP62315570A 1987-12-14 1987-12-14 液圧緩衝器 Expired - Lifetime JP2769318B2 (ja)

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US07/284,129 US4934491A (en) 1987-12-14 1988-12-14 Shock absorber with improved structure of thrusting piston assembly
EP88311805A EP0321194B1 (en) 1987-12-14 1988-12-14 Shock absorber with improved structure of thrusting piston assembly
DE8888311805T DE3873894T2 (de) 1987-12-14 1988-12-14 Stossdaempfer mit aenderungen an der den kolben tragenden struktur.

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JPH053675U (ja) * 1991-01-16 1993-01-19 株式会社アツギユニシア 緩衝器
JP4844885B2 (ja) * 2006-08-25 2011-12-28 日立オートモティブシステムズ株式会社 シリンダ装置およびその製造方法

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JPS5618438U (ja) * 1979-07-20 1981-02-18
JPS57127939U (ja) * 1981-02-04 1982-08-10

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