JP2768976B2 - 遠隔操作装置 - Google Patents

遠隔操作装置

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JP2768976B2 JP10777989A JP10777989A JP2768976B2 JP 2768976 B2 JP2768976 B2 JP 2768976B2 JP 10777989 A JP10777989 A JP 10777989A JP 10777989 A JP10777989 A JP 10777989A JP 2768976 B2 JP2768976 B2 JP 2768976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は遠隔操作装置、特に赤外線等の電磁波を使
用して被制御装置を操作する遠隔操作装置に関連する。
従来の技術 例えば、特公昭63−11509号公報に示されるように、
所定のコード番号を含む赤外線を使用してロック装置を
解錠する遠隔操作装置は公知である。この遠隔操作装置
は、手動操作されるスイッチを含む発信装置と、スイッ
チを押圧したときに発信装置から発射される赤外線を受
信して赤外線中に含まれる所定のコード番号を検出した
ときにロック装置に動作信号を供給する受信装置とを有
する。赤外線を使用する遠隔操作装置では、発信装置か
ら発信された所定のコード番号を含む赤外線が受信装置
で受信され、受信装置内に記憶されたコード番号と一致
したときにロック装置を解錠する解錠信号が発生する。
この遠隔操作装置は受光装置のセンサ部に対し約1m以上
離れた位置から赤外線を発射してロック装置を解錠する
ことができる。このため、発信装置のスイッチ押圧によ
る解錠操作の簡易化と迅速化を図れる利点がある。
特定のコードを含む赤外線を使用して電子機器の操作
を制御する遠隔操作技術は種々の分野で使用されてい
る。例えば、テレビジョンのチャンネル変更にはチャン
ネル毎に異なるコードを含む赤外線が発信装置から発射
される。これらのコードは固定された不変のコード信号
である。
発明が解決しようとする課題 ところで、発信した赤外線信号を記憶して同一のコー
ドを含む赤外線信号を発生するプログラマブルリモート
コトローラが市販されている。このプログラマブルリモ
ートコントローラの受信装置と赤外線発信器の発光装置
とを接近させて配置し、両者の電源スイッチを同時に一
定時間オンにすると、赤外線発信器から送信された赤外
線コード信号はプログラマブルリモートコントローラ内
のメモリに記憶される。次に、プログラマブルリモート
コントローラのスイッチを操作して、メモリの内容を所
望のスイッチで読み出されるメモリ位置に切り換えるこ
とができる。その後、その所望のスイッチを操作する
と、プログラマブルリモートコントローラの発信装置か
ら赤外線発信器から送信された赤外線コード信号と同一
の信号を発生させることができる。
従って、従来の遠隔操作装置では、発信装置から受信
装置に向かって一方向に送信された赤外線に含まれるコ
ード番号が受信装置内に記憶されたコード番号と一致し
たときにロック装置を解錠する解錠信号が発生するか
ら、発信装置から送信される赤外線信号をプログラマブ
ルリモートコントローラのメモリに記憶される。その
後、プログラマブルリモートコントローラのスイッチを
操作すると、同一の赤外線信号が発生するから、プログ
ラマブルリモートコントローラを使用して、適宜ロック
装置を解錠することができる。
このため、プログラマブルリモートコントローラが存
在する限り、赤外線信号で解錠するロック装置に対して
は不正解錠防止効果又は盗難防止効果は減殺される。
そこで、この発明は、第一の送受信装置と第二の送受
信装置との間で往復する電磁波を使用することにより、
上記の問題を完全に解消できる遠隔操作装置を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による遠隔操作装置は、携帯可能な第一の送
受信装置(20)と、被制御装置(50)に接続された第二
の送受信装置(40)とを備えている。第一の送受信装置
(20)は、トリガ信号を発生するトリガ信号発生手段
(110)と、トリガ信号を電磁波に変換して第二の送受
信装置(40)に送信する第一の送信手段(26)と、第二
の送受信装置(40)からの信号を受信する第一の受信手
段(27)とを有する。第二の送受信装置(40)は第一の
送受信装置(20)からの電磁波を受信する第二の受信手
段(48)と、第一の送受信装置(20)に向かって電磁波
を送信する第二の送信手段(45、46)とを有する。第二
の送受信装置(40)は、第二の受信手段(48)で受信し
た信号が正規のトリガ信号であった場合、トリガ信号と
は異なる第二のコード信号を発生する第二のコード信号
発生手段(121)とを有する。第二のコード信号発生手
段(121)で発生した第二のコード信号は、第二の送信
手段(45、46)により電磁波に変換して第一の送受信装
置(20)に送信される。第一の送受信装置(20)の第一
の比較手段(112)は、第一の受信手段(27)で受信し
た信号が第二の送受信装置(40)から送信された正規の
第二のコード信号であるか否か判断し、正規の第二のコ
ード信号と判断した場合に第一のコード信号発生手段
(111)に駆動信号を付与する。第一のコード信号発生
手段(111)は、駆動信号を受信したときに第二のコー
ド信号とは異なる第一のコード信号を発生し、第一のコ
ード信号は第一の送信手段(26)により電磁波に変換さ
れて第二の送受信装置(40)に送信される。第二の送受
信装置(40)の第二の比較手段(123)は、第二の受信
手段(48)で受信した信号が第一の送信手段(26)から
送信された正規の第一のコード信号か否か判断し、正規
の第一のコード信号と判断した場合に被制御装置(50)
に作動信号を付与する。
この発明の実施例では、第一のコード信号発生手段
(111)は固定コード信号及び第二のコード信号を複合
化する複合化信号発生手段である。
作 用 第一の送受信装置(20)のトリガ信号発生手段(11
0)が発生するトリガ信号は第一の送信手段(20)によ
り電磁波に変換され、第一の送受信装置(20)から発信
される。トリガ信号を含む電磁波は第二の送受信装置
(40)の第二の受信手段(48)により受信され、正規の
トリガ信号であった場合、第二の送受信装置(40)の第
二のコード信号発生手段(121)は、トリガ信号とは異
なる第二のコード信号を発生する。第二のコード信号発
生手段(121)で発生した第二のコード信号は第二の送
信手段(45、46)により電磁波に変換され第二の送受信
装置(40)から送信される。第二の送受信装置(40)か
ら送信された第二のコード信号を含む電磁波は第一の送
受信装置(20)の第一の受信手段(28)により受信され
る。第一の比較手段(112)は第二の送受信装置(40)
から送信された第二のコード信号が正規であるか否か判
断し、正規の第二のコード信号と判断した場合に第一の
コード信号発生手段(111)に駆動信号を付与する。駆
動信号を受信した第一のコード信号発生手段(111)は
第一のコード信号を発生し、第一のコード信号は第一の
送信手段(26)により電磁波に変換されかつ第一の送受
信装置(20)から送信される。第一のコード信号を含む
電磁波が第二の送受信装置(40)の第二の受信手段(4
8)により受信されると、第二の比較手段(123)は第一
のコード信号が正規であるか否か判断し、正規の第一の
コード信号の場合に被制御装置(50)に作動信号を付与
する。
第一のコード信号発生手段(111)として、複合化信
号発生手段を使用するとき、複合化信号発生手段は固定
コード信号及び第一の受信手段(28)で受信した第二の
コード信号を複合化する。このため、第一の送信手段
(26)から第一のコード信号として組合せ信号が第二の
送受信装置(40)に送信される。
実 施 例 以下、自動車用ドアロック装置に応用したこの発明の
実施例として赤外線式遠隔操作装置を第1図〜第8図に
ついて説明する。
第1図は自動車のドアパネル(図示せず)に取付けら
れるエスカッション11を有するアウトドアハンドル10を
示す。エスカッション11にはハンドル12がシャフト13に
より回動可能に取付けられる。エスカッション11の下部
には自動車内に設けられる第二の送受信装置の第二の受
信手段を構成する赤外線センサ14が取付けられる。赤外
線センサ14は電子キーとして使用される携帯可能な第一
の送受信装置20から送信される赤外線信号を受信する。
第2図は第一の送受信装置20と第二の送受信装置40の
構成を示すブロック図である。第一の送受信装置20は、
ワンチップマイクロコンピュータ(CPU)からなる第一
の送受信制御回路21と、第一の送受信制御回路21に接続
されかつ固定コードを記憶するP−ROM(Rrogrammable
Read Only Memory)22と、電源24と第一の送受信制御回
路21の入力ポートとの間に接続されたスイッチング回路
23と、第一の送受信制御回路21に接続された送信回路25
及び送信回路25に接続された赤外線発光ダイオード26か
らなる第一の送信手段と、第一の送受信制御回路21に接
続された受信回路27及び受信回路27に接続された赤外線
受光ダイオード28からなる第一の受信手段と、第一の送
受信制御回路21の入力ポートに接続されたダイオード53
及びスイッチング回路23に接続されたスイッチ30と、ス
イッチング回路23と第一の送受信制御回路21のリセット
端子に接続されたリセット回路31とを有する。
第二の送受信装置40は、ワンチップマイクロコンピュ
ータ(CPU)からなる第二の送受信制御回路41と、第二
の送受信制御回路41に接続されかつ固定コードを記憶す
るP−ROM42と、電源43と第二の送受信制御回路41のリ
セット端子との間に直列に接続された定電圧化回路44及
びリセット回路52と、第二の送受信制御回路41に接続さ
れた送信回路45及び送信回路45に接続された赤外線発光
ダイオード46からなる第二の送信手段と、第二の送受信
制御回路41に接続された受信回路47及び受信回路47に接
続された赤外線受光ダイオード48からなる第二の受信手
段と、第二の送受信制御回路41の出力ポートに接続され
た駆動回路49と、駆動回路49の出力で作動されるドアロ
ックアクチュエータ50と、第二の送受信制御回路49の入
力ポートに接続されかつドアロック装置(図示せず)の
ロック状態又はアンロック状態をオン又はオフにより検
出する状態スイッチ51とを有する。
第3図は第一の送受信装置20の詳細な電気回路図を示
すが、第2図に示す箇所と同一の部分には同一の符号を
付し、説明を省略する。
スイッチング回路23は電源24に接続されたエミッタ
と、ダイオード60を介して第一の送受信制御回路21に接
続されるコレクタと、抵抗61を介してスイッチ30に接続
されるベースとを有するトランジスタ62を有する。リセ
ット回路31は、トランジスタ62のコレクタに接続された
ダイオード63及び接地抵抗64に接続された一端と第一の
送受信制御回路21の入力ポートに接続された他端を有す
るコンデンサ65と、コンデンサ65の他端とグランドとの
間に並列に接続された抵抗66及びダイオード67とからな
る。
送信回路25は赤外線発光ダイオード26に接続されたコ
レクタと、インジケータとしての発光ダイオード29を介
して第一の送受信制御回路21の出力ポートに接続された
エミッタと、抵抗68を介して第一の送受信制御回路21の
出力ポートに接続されたベースとを有するトランジスタ
69により構成される。
また、受信回路27は、赤外線受光ダイオード28に接続
された一方の入力端子を有する増幅回路70と、増幅回路
70の出力端子に接続された入力端子を有するリミッタ回
路71と、バンドパスフィルタ回路72及び抵抗83を介して
リミッタ回路71に接続された検波回路73と、検波回路73
の出力端子74に接続された波形成形器74と、波形成形器
74に接続されたベース、接地されたエミッタ及び第一の
送受信制御回路21の入力ポートに導線76を介して接続さ
れたトランジスタ75とを有する。また、導線77を介して
第一の送受信制御回路21の出力ポートから受信回路27に
電力が供給され、供給される電力を安定化するため、導
線77には抵抗78が直列に接続され、コンデンサ79がグラ
ンドとの間に接続される。また、導線76と77との間に抵
抗80が接続される。増幅回路70の他方の入力端子には抵
抗81とコンデンサ82を介して接地される。抵抗83と検波
回路73との間はコンデンサ84を介して接地される。検波
回路73と波形成形回路74との間はコンデンサ85を介して
接地される。
第4図は第二の送受信装置40の詳細な電気回路図を示
すが、第2図及び第3図に示す箇所と同一又は類似の部
分には同一の符号を付し、説明を省略する。第4図の特
徴は、トランジスタ90のコレクタは電源91に接続され、
ベースは並列に接続された抵抗92及びコンデンサ93を介
してコレクタに接続され、エミッタはトランジスタ94の
エミッタに接続される。トランジスタ94のコレクタはリ
セット回路52を介して第二の送受信制御回路41のリセッ
ト端子に接続されると共に、第二の送受信制御回路41の
他の入力ポートに電力を供給する。トランジスタ94のベ
ースは増幅器を構成するトランジスタ95のコレクタに接
続される。トランジスタ95のエミッタは接地され、ベー
スはトランジスタ96のコレクタに接続される。トランジ
スタ96のエミッタはトランジスタ90のエミッタに接続さ
れ、トランジスタ97のベースは受信回路47を構成するト
ランジスタ75のコレクタに接続される。また、送信回路
45は2個のトランジスタ100と101を有する。トランジス
タ100のベースは第二の送受信制御回路41の出力ポート
に接続され、エミッタは接地される。コレクタはトラン
ジスタ101のベースに接続される。トランジスタ101のエ
ミッタは電源91に接続され、コレクタはサーミスタ102
を介して赤外線発光ダイオード46に接続される。
第5図及び第6図はそれぞれ第一の送受信制御回路21
及び第二の送受信制御回路41の詳細を示すブロック図で
ある。第5図に示すように、第一の送受信制御回路21
は、スイッチ30がオンされたときに発生する信号により
トリガ信号を送信回路25に送出するトリガ信号発生手段
110と、トリガ信号形成手段110の出力によりセットされ
るR/Sフリップフロップ114と、受信回路27を含む第一の
受信手段で受信した信号を記憶手段113に記憶された第
二のコード信号と比較して、受信した信号が第二の送受
信装置40から送信された正規の第二のコード信号である
か否か判断し、正規の第二のコード信号の場合に第一の
コード信号発生手段111に駆動信号を付与する第一の比
較手段112と、第一の比較手段112の駆動信号を受信した
ときにP−ROM22から固定コードを読出して第一のコー
ド信号を発生する第一のコード信号発生手段111と、第
一のコード信号発生手段111及びR/Sフリップフロップ11
4のQ端子から入力信号を受けかつR/Sフリップフロップ
114がセット状態のときに第一のコード信号発生手段111
の出力を送信回路25に送出するアンドゲート115と、R/S
フリップフロップ114のQ端子らから出力が発生した
後、一定時間後にR/Sフリップフロップ114のリセット端
子にリセット信号を付与するタイマ手段116とを有す
る。記憶手段113はROM、RAM(Random Access Memor
y)、複数のスイッチ等の種々のメモリの一つで構成さ
れる。送信回路25は、トリガ信号発生手段110及び第一
のコード信号発生手段111で発生したトリガ信号及び第
一のコード信号を電磁波に変換して送信する。発光ダイ
オード29はトリガ信号発生手段110の出力により1個の
パルスを発生する第一のパルス発生器117と、アンドゲ
ート115の出力により2個のパルスを発生する第二のパ
ルス発生器118に接続される。第一のコード信号発生手
段111から発生する第一のコードは種々のコードを使用
できるが、例えば、P−ROM22に記憶された固定コード
と受信回路27で受信した第二のコード信号とを複合化
(ミキシング)して送信回路25に送出してもよい。この
場合に、第一のコード信号発生手段111は固定コード信
号及び第二のコード信号を複合化する複合化信号発生手
段となる。
第6図に示すように、第二の送受信制御回路41は、第
二の受信手段を構成する赤外線発光ダイオード48で受信
した信号を記憶手段120に記憶された信号と比較して、
受信した信号が正規のトリガ信号か否か判断し、正規の
トリガ信号の場合に一致信号を発生する比較手段124
と、比較手段124の一致信号を受信したときに第二のコ
ード信号を送信回路45に送出する第二のコード信号発生
手段121と、受信回路47で受信した信号を記憶手段122内
に記憶されたコードと比較して、受信した信号が第一の
送受信装置20(第2図)から送信された正規の第一のコ
ード信号か否か判断し、正規の第一のコード信号の場合
に作動信号を発生する第二の比較手段123と、第二のコ
ード信号発生手段121の出力端子に接続されたR/Sフリッ
プフロップ126と、R/Sフリップフロップ126のQ端子と
第二の比較手段123との接続された入力端子及びアンド
ゲート129aと129bに接続された出力端子を有するアンド
ゲート127と、R/Sフリップフロップ126のQ端子から出
力が発生したときに一定時間経過後にR/Sフリップフロ
ップ126のリセット端子にリセット信号を付与するタイ
マ手段128とを有する。アンドゲート129aの反転入力端
子及びアンドゲート129bの入力は状態スイッチ51に接続
され、アンドゲート129a、129bの出力端子は被制御装置
としてのドアロックアクチュエータ50に接続される。送
信回路45は、第二のコード信号発生手段121で発生した
第二のコード信号を電磁波に変換して送信する。状態ス
イッチ51はドアロック装置がそれぞれロック状態及びア
ンロック状態の時にオン又はオフに切り換えられる。
上記の構成おいて、この発明による遠隔操作装置の作
動について説明する。第7図及び第8図はそれぞれ第一
の送受信装置20及び第二の送受信装置40の動作シーケン
スを示すフローチャートである。
最初に第一の送受信装置20に設けられたスイッチ30を
オンにする(ステップ130)と、ステップ131に進む。ス
テップ131ではトランジスタ62(第3図)がオンとな
り、第一の送受信回路21に電力が供給されると共に、ト
リガ信号発生手段110(第5図)からトリガ信号が送信
回路25に付与され、赤外線発光ダイオード26から赤外線
信号が発生する。このとき、パルス発生器117の出力に
より発光ダイオード29が短時間点灯して赤外線信号の発
生を表示する(ステップ132)。この状態では、タイマ
手段116が所定時間を計数するまで、R/Sフリップフロッ
プ114がセット状態となり、受信回路27の受信が可能な
状態、即ち、アンドゲート115が導通可能な状態となる
(ステップ133及び134)。従って、ステップ135に進
み、第一の送受信装置20はタイマ手段116によって設定
された時間中第二の送受信装置40から送信される第二の
コード信号の受信を待機する。
一方、第二の送受信装置40は第8図に示すステップ15
0において第一の送受信装置20からのトリガ信号の受信
を待機している。ステップ131で発生したトリガ信号
が、赤外線受光トランジスタ48で受信されたとき、トリ
ガ信号は受信回路47のトランジスタ75、96、95を通り第
二の送受信制御回路41に送出される。第二の送受信制御
回路41では、比較手段124が記憶手段120内に記憶された
信号と比較して、正規のトリガ信号か否か判断し(ステ
ップ151)、正規のトリガ信号の場合に出力を発生す
る。比較手段124の出力により第二のコード信号発生手
段121は第二のコード信号を発生して送信回路45を介し
て赤外線発光ダイオード46から第二のコード信号を含む
赤外線信号を発信する(ステップ152)。第二のコード
信号発生手段121の出力により、R/Sフリップフロップ12
6がセットされ、タイマ手段128が一定時間の計数を開始
する(ステップ153)と共に、アンドゲート127を導通可
能な状態として、ステップ154に進む。
第7図のステップ135において赤外線受光ダイオード2
8が赤外線発光ダイオード46から第二のコード信号を含
む赤外線信号を受信したとき、第一の比較手段112が記
憶手段113に記憶された第二のコード信号と受信された
信号とを比較(ステップ136)し、一致したときの第一
のコード信号発生手段111は第一のコード信号を発生
し、第一のコード信号はアンドゲート115及び送信回路2
5を介して赤外線発光ダイオード26から発信される。前
述のように、第一のコード信号発生手段111が複合化信
号発生手段の場合には送信回路25及び赤外線発光ダイオ
ード26は固定コード信号と第二のコード信号とを複合化
(ミキシング)した複合化信号を発生する(ステップ13
7)。同時に、アンドゲート115の出力により第二のパル
ス発生器118が作動して、発光ダイオード29が2回点滅
して、複合化信号の発生を表示する(ステップ138)。
その後、タイマ手段116が所定時間の経過を計数して出
力を発生し、R/Sフリップフロップ116をリセットし、受
信回路27の受信が不能な状態、即ち、アンドゲート115
が不導通状態となる。
第二の送受信装置40はステップ154において第一の送
受信装置20から送出された複合化信号を受信したとき
に、ステップ156に進み、第二の比較手段123は記憶手段
122内に記憶された信号と受信した信号とを比較して一
致したときに、アンドゲート127を通じてアンドゲート1
29aと129bとに作動信号を出力する。この場合に、ドア
ロック装置がロック状態のときに状態スイッチ51はオン
となっており、アンドゲート129aが出力を発生し、ドア
ロックアクチュエータ50はドアロック装置をアンロック
状態に切り換える。逆に、ドアロック装置がアンロック
状態のときに状態スイッチ51はオフとなっており、アン
ドゲート129bが出力を発生し、ドアロックアクチュエー
タ50はドアロック装置をロック状態に切り換える(ステ
ップ156)。ステップ154において、第二の送受信装置40
が第一の送受信装置から複合化信号を受信しないとき、
ステップ155に進み、タイマ手段127が所定時間の経過を
計数したか否か判断する。所定時間経過していないと
き、ステップ154に戻り、経過しているとき、ステップ1
50に戻る。
上述のように、この発明による遠隔操作装置では、携
帯可能な第一の送受信装置20のスイッチ30をオンする。
このとき、第一の送受信装置20のトリガ信号発生手段11
0はトリガ信号を発生する。このトリガ信号は第一の送
信手段である送信回路25及び赤外線発光ダイオード26に
より赤外線に変換され、第一の送受信装置20から発信さ
れる。トリガ信号を含む赤外線は第二の送受信装置20の
赤外線受光ダイオード48により受信される。受信した信
号が正規のトリガ信号の場合に、第二の送受信装置40の
第二のコード信号発生手段121は第二のコード信号を発
生する。第二のコード信号は送信回路45及び赤外線発光
ダイオード46を通じて赤外線に変換され送信される。
第二の送受信装置40から送信された第二のコード信号
を含む赤外線は第一の送受信装置20の赤外線発光ダイオ
ード28及び受信回路27により受信される。受信された信
号は第一の比較手段112において記憶手段113に記憶され
た第二のコード信号と比較され、一致したときに第一の
コード信号発生手段111に駆動信号が付与される。この
ため、第一のコード信号発生手段111は第一のコード信
号を発生し、この第一のコード信号は発信回路25及び赤
外線発光ダイオード26で赤外線に変換され、第一の送受
信装置20から送信される。この赤外線が第二の送受信装
置40の赤外線受光ダイオード48で受光され、受信回路47
を介して第二の比較手段123に送信される。第二の比較
手段123は受信した信号が記憶手段122内に記憶された正
規の第一のコード信号と一致したときに、被制御装置と
してのドアロックアクチュエータ50に作動信号を送出す
る。
この発明の上記実施例は変更が可能である。例えば、
上記の実施例では赤外線を使用してロック装置を制御す
る例を示したが、赤外線以外の可視光線、電波等の電磁
波又は音波を使用することも可能であり、ロック装置以
外の被制御装置の遠隔操作にこの発明を実施できること
は理解されよう。また、送受信信号として、赤外線と電
波又は可視光線等の異なる搬送波を併用することも可能
である。
発明の効果 前記のように、この発明では、第一の送受信装置から
のトリガ信号を第二の送受信装置において正規か否か判
断し、正規のトリガ信号であるとき、第二の送受信装置
は、トリガ信号とは異なる第二のコード信号を発生し、
第二の送受信装置で発生した第二のコード信号を第一の
送受信装置において正規であると判断したとき、第一の
送受信装置は第二のコード信号とは異なる第一のコード
信号を発生し、第一のコード信号は第二の送受信装置に
送信され、更に第二の送受信装置は、第一のコード信号
が正規と判断したとき、被制御装置に作動信号を付与す
る。このように、トリガ信号、トリガ信号とは異なる第
二のコード信号及び第二のコード信号とは異なる第一の
コード信号をそれぞれ正規と判断したときに始めて被制
御装置を作動するので、被制御装置の不正作動を完全に
防止しかつ不正作動に伴うトラブルを回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用ドアロック装置に実施したこの発明に
よる遠隔操作装置の斜視図、第2図はこの発明による遠
隔操作装置の電気回路を示すブロック図、第3図は第一
の送受信装置の詳細を示す電気回路図、第4図は第二の
送受信装置の詳細を示す電気回路図、第5図は第一の送
受信制御回路の詳細を示すブロック図、第6図は第二の
送受信制御回路の詳細を示すブロック図、第7図は第一
の送受信装置の動作シーケンスを示すフローチャート、
第8図は第二の送受信装置の動作シーケンスを示すフロ
ーチャートである。 20……第一の送受信装置、40……第二の送受信装置、50
……ドアロックアクチュエータ(被制御装置)、110…
…トリガ信号形成手段、111……第一のコード信号発生
手段、25……送信回路(第一の送信手段)、26……赤外
線発光ダイオード(第一の送信手段)、27……受信回路
(第一の受信手段)、28……赤外線受光ダイオード(第
一の受信手段)、112……第一の比較手段、47……受信
回路(第二の受信手段)、48……赤外線受光ダイオード
(第二の受信手段)、121……第二のコード信号発生手
段、45……送信回路(第二の送信手段)、46……赤外線
発光ダイオード(第二の送信手段)、123……第二の比
較手段、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯可能な第一の送受信装置(20)と、被
    制御装置(50)に接続された第二の送受信装置(40)と
    を備え、 第一の送受信装置(20)は、トリガ信号を発生するトリ
    ガ信号発生手段(110)と、トリガ信号を電磁波に変換
    して第二の送受信装置(40)に送信する第一の送信手段
    (26)と、第二の送受信装置(40)からの信号を受信す
    る第一の受信手段(27)とを有し、 第二の送受信装置(40)は第一の送受信装置(20)から
    の電磁波を受信する第二の受信手段(48)と、第一の送
    受信装置(20)に向かって電磁波を送信する第二の送信
    手段(45、46)とを有する遠隔操作装置において、 第二の送受信装置(40)は、第二の受信手段(48)で受
    信した信号が正規のトリガ信号であった場合、トリガ信
    号とは異なる第二のコード信号を発生する第二のコード
    信号発生手段(121)とを有し、 第二のコード信号発生手段(121)で発生した第二のコ
    ード信号は、第二の送信手段(45、46)により電磁波に
    変換して第一の送受信装置(20)に送信され、 第一の送受信装置(20)の第一の比較手段(112)は、
    第一の受信手段(27)で受信した信号が第二の送受信装
    置(40)から送信された正規の第二のコード信号である
    か否か判断し、正規の第二のコード信号と判断した場合
    に第一のコード信号発生手段(111)に駆動信号を付与
    し、 第一のコード信号発生手段(111)は、駆動信号を受信
    したときに第二のコード信号とは異なる第一のコード信
    号を発生し、第一のコード信号は第一の送信手段(26)
    により電磁波に変換されて第二の送受信装置(40)に送
    信され、 第二の送受信装置(40)の第二の比較手段(123)は、
    第二の受信手段(48)で受信した信号が第一の送信手段
    (26)から送信された正規の第一のコード信号か否か判
    断し、正規の第一のコード信号と判断した場合に被制御
    装置(50)に作動信号を付与することを特徴とする遠隔
    操作装置。
  2. 【請求項2】第一のコード信号発生手段(111)は固定
    コード信号及び第二のコード信号を複合化する複合化信
    号発生手段である請求項(1)に記載の遠隔操作装置。
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