JP2767166B2 - ホイールクレーンにおけるウインチ取付装置 - Google Patents

ホイールクレーンにおけるウインチ取付装置

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JP2767166B2 JP3235599A JP23559991A JP2767166B2 JP 2767166 B2 JP2767166 B2 JP 2767166B2 JP 3235599 A JP3235599 A JP 3235599A JP 23559991 A JP23559991 A JP 23559991A JP 2767166 B2 JP2767166 B2 JP 2767166B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホイールクレーンに
おけるウインチ取付装置、殊に、上部旋回体上の旋回フ
レームの左右両側板の後側頂部に、伸縮ブームの基部を
回動可能に取付けると共に、該伸縮ブームの倒伏状態に
おけるその基部下側で、前記上部旋回体の両側板の後部
間に形成されるほぼ台形スペースに、ウインチを配設し
たホイールクレーンにおけるウインチ取付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のホイールクレーンにおけるウイン
チ取付装置としては、例えば、特開昭63−37097
号公報に示すようなものがある(図5参照)。
【0003】このホイールクレーンにおけるウインチ取
付装置は、下部走行体2上に旋回ベアリング4を介して
旋回可能に設けた上部旋回体7に、走行操作と荷役操作
との兼用運転室8を設けると共に、前記上部旋回体7か
らその後方斜め上方へ立上り、前記下部走行体2の車体
ベース3後部に設けたエンジン6の上位まで延びる左右
の旋回フレーム7Aを設け、この左右の旋回フレーム7
Aの後端頂部に伸縮ブーム10の基部をフートピン11
により回動可能に取付け、前記伸縮ブーム10の倒伏状
態におけるその上側部で、前記運転室8より後側(図5
では右側)位置に、当該ホイールクレーン1のウインチ
ボックス18を設けたものである。
【0004】なお、この特開昭63−37097号公報
には、ホイールクレーン1の上部旋回体7上の旋回フレ
ーム7Aにガントリー(図示省略)を設けると共に、こ
のガントリーに伸縮ブーム10の基部をフートピン11
により回動可能に取付け、かつ、その荷役用ワイヤロー
プ16を、前記ガントリーの頂部に設けたシーブを介し
て、同シーブより後側となる前記上部旋回フレーム7A
の後方延長部に設けたウインチで巻込み、巻戻しするよ
うにしたホイールクレーンの従来例としてに記載されて
いる。
【0005】また、図示しないが、実開平3−4178
6号公報には、下部旋走行体上に上部旋回体が搭載さ
れ、この上部旋回体の傾め上方へ立上がるメインフレー
ムの頂部に、ブーム基部の上側をブームフットピンによ
り起伏自在に枢着し、上部旋回体には、後部に左右同軸
配置の少なくとも2つのウインチドラムと、該ウインチ
ドラムから引出されたロープを上記ブーム13の背面側
にブーム起端側から導く少なくとも2つのガイドシーブ
を設けたホイールクレーンにおいて、ブームフットピン
をブーム基端部におけるブーム背面側の端部に取付ける
と共に、該ブームフットピンに上記2つのガイドシーブ
を並設し、かつ、上記2つのガイドシーブの後端位置
と、上部旋回体の後端位置とが前後方向にほぼ一致させ
たホイールクレーンである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
5図のような従来のホイールクレーンにおけるウインチ
取付装置にあっては、上部旋回体7に走行操作と荷役操
作との兼用運転室8を設けると共に、該上部旋回体7か
らその後方斜め上方へ立上り、下部走行体2の後部に設
けられたエンジン8の上位に達する旋回フレーム7Aが
設けられ、この旋回フレーム7Aの後端頂部に、伸縮ブ
ーム10の基部がフートピン11により回動可能に取付
けられ、かつ、この伸縮ブーム10の倒伏状態にける上
側で、前記運転室8より後側位置にウインチボックス1
8が設けられていたため、伸縮ブーム10基部のフート
ピン11による取付位置が、当該ホイールクレーン1の
上部旋回体7の後縁部より可成り後方位置となり、した
がって、伸縮ブーム10を縮少させた状態における長さ
を従前の同種のホイールクレーン1と同一とした場合、
同伸縮ブーム10の倒伏する当該ホイールクレーン1の
走行姿勢における、その下部走行体2の前端縁からさら
に前方へ突出する長さが、従来の同種のホイールクレー
ン1より短くなり、しかも、前記運転室8からの側方視
界がウインチボックス18によって遮られず、運転室8
からの前方及び側方視界が改善され、その走行安全性が
向上するものの、なお、次のような問題点があった。
【0007】すなわち、旋回フレーム7Aをその旋回中
心からかなり大きく後方へ延ばす必要があったため、旋
回フレーム7Aの旋回半径が大きくなり、当該ホイール
クレーン1まわりに広い旋回スペースを確保する必要が
あり、しかも、前記旋回フレーム7Aの後端部にフート
ピン11で、基部を回動可能に取付けた伸縮ブーム10
を倒伏させた状態において、その基部下側に可成りの無
駄な空間がが生ずることなる外、倒伏状態における伸縮
ブーム10の上側に設けたウインチボックス18によ
り、前記運転室8のオペレータのアイポイントPから、
斜め後側の伸縮ブーム10基部側の視界が遮られてい
た。
【0008】さらに、この伸縮ブーム10の最大起立状
態(図5の一点鎖線位置10Aはその起立途中)におい
て、同伸縮ブーム10の倒伏状態における上側に設けた
ウインチボックス18の高さだけ、起立した伸縮ブーム
10Aの後側(図5では右側)より後方へ突出し、した
がって、このウインチボック18の高さだけ、当該旋回
体7の旋回半径が増大し、時には、このウインチボック
18が建物等の障害物に衝突する恐れがあるから、ブー
ムの最大起伏角が制限され、その作業性ないし、作業範
囲が制限されるきいがあった。
【0009】また、このものにあっては、倒伏状態の伸
縮ブーム10の上側に設けられたウインチボックス18
が、例えば、主巻用と補巻用のウインチドラムを左右に
並列に配設する一軸2胴型ウインチとして構成される場
合、その巾方向の寸法が当該伸縮ブーム10の巾より広
くなってその側面より側方へ突出し、この突出する分だ
け、当該ホイールクレーン1の旋回フレーム7Aの側部
に設置される運転室8の巾が、道路交通法規に基づいて
その車巾等の上限が規制されることになり、ひいては、
当該運転室8の居住性低下を招くきらいがあった。
【0010】さらに、倒伏状態における伸縮ブーム10
の上側に設けたウインチボックス18への配管長さが長
くなるため、その配管のコストとそのメインテナンスに
不都合が生じ、しかも、このウインチボックス18が外
部に露出していたため、障害物等に衝突して損傷を受け
る恐れがあった。
【0011】また、ウインチボックス18を倒伏状態に
おける伸縮ブーム10の上側に設けたことにより、伸縮
ブーム10先端のブームヘッド12に設けたシーブと、
ウインチドラム(図示省略)との間隔が狭くなるため、
フリートアングルが大きくなり、ワイヤロープ16の乱
巻きを招く恐れがあった。
【0012】また、前記特開昭63−37097号公報
の第4図に、当該発明の従来例として記載された、荷役
用ワイヤロープを前記旋回フレームに設けたガントリー
頂部のシーブを介して、前記上部旋回体7後部のウイン
チにより巻取り、巻戻すホイールクレーンにあっては、
そのウインチが上部旋回体の後方延長部に設けられてい
たため、上部旋回体後端部の旋回半径が可成り大きくな
り、当該ホイールクレーンの設置場所まわりに、この上
部旋回体の後端部の旋回用の広いスペースを確保する必
要があり、しかも、下部走行体の車体ベースの後部に設
けられたエンジンのメインテナスに当り、まず、当該エ
ンジンの直上位置にある上部旋回体の後部を、車体ベー
スの後部から側方へ旋回させる必要があった。
【0013】また、前記実開平3−41786号公報記
載のものにあっては、前記のような構成を具備すること
により、その最大後端旋回半径を小さく押えながら、ブ
ームの長尺化を実現し得るので狭所作業性に優れ、しか
も、長尺ブームにより揚程、作業半径を拡大してクレー
ン能力を増大させることができる外、ブーム長を従来ク
レーンと同一長さにすると、ブーム前方突出長を減少さ
せることができるので、走行時の前方視界を改善するこ
とができ、走行安全性の向上と、運転者の疲労軽減とに
寄与し得るものの、このものにあっては、そのウインチ
ドラムを支承する大きなウインチボックスを、メインフ
レームから後方へ大きく突設する必要があり、係るウイ
ンチボックスの設置に相応する重量増を招く恐れがある
ばかりでなく、上部旋回体の旋回時に、旋回フレームか
ら後方へ大きく突出するウインチボックスまわりが障害
物に触れる恐れがある等の問題点でがあった。
【0014】この発明は、このような従来例における課
題を解決するため、ホイールクレーンの下部走行体上に
上部旋回体を設け、該上部旋回体の旋回フレームをを構
成する左右両側板の後側頂部に、伸縮ブームの倒伏状態
におけるその基部をフートピンにより取付けると共に、
前記伸縮ブームの倒伏状態におけるその基部下側におい
て、前記旋回体の左右方向のほぼ中央部から垂直状に起
立する旋回フレームの左右両側板の後側下部に形成され
るスペース部に、ウインチをほぼ収納可能に配設したこ
とにより、上部旋回体の後縁より後方へ突出する部分が
ほとんどなく、旋回半径が短く、路上やビル間等の狭隘
な場所における荷役作業が可能で、しかも、伸縮ブーム
の倒伏する当該ホイールクレーンの走行状態において、
その運転室からの前側下方、伸縮ブーム側の側方及び斜
め後方の良好な視界を確保できる、ホイールクレーンに
おけるウインチ取付装置を提供しようとするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な従来例の課題を解決するため、下部走行体上に上部旋
回体を旋回可能に設け、該上部旋回体の旋回フレームを
構成する両側板が、当該旋回体の左右方向のほぼ中央部
から上方へ、両者間に適宜間隔を存して垂直状に起立す
ると共に、前記下部走行体の前後方向の後方へ延びるよ
うに配設され、該左右両側板間に倒伏状態の伸縮ブーム
の下側及び当該伸縮ブームの起伏シリンダが収容可能に
配設され、かつ、前記旋回フレームの左右両側板の前後
方向の中央部より後側領域から、その上方へ立上がる立
上がり部の頂部に、前記伸縮ブームの倒伏状態における
基部上側をフートピンにより回動可能に取付け、該伸縮
ブームのブームヘッドが当該伸縮ブームの基部より前下
がりに倒伏可能で、当該伸縮ブームの基部側を前記旋回
フレームの左右両側板間に配設し、さらに、前記伸縮ブ
ームの倒伏状態における基部下側の、前記旋回フレーム
の左右両側板の後側下部のスペース部に、ウインチをほ
ぼ収納するように配設したホイールクレーンにおけるウ
インチ取付装置であり、また、下部走行体上に上部旋回
体を旋回可能に設け、該上部旋回体の旋回フレームを構
成する側面視ほぼ台形状の左右一対の両側板を、当該旋
回体の左右方向のほぼ中央部から上方へ、該両側板間に
適宜間隔を存して垂直状に起立,し、前記下部走行体の
前後方向の後方へ延びるものとして設け、該旋回フレー
ムの左右のほぼ台形状両側板間に、倒伏状態における伸
縮ブームの下側及び当該伸縮ブームの起伏シリンダの基
部側を収容可能に配設し、かつ、前記旋回フレームのほ
ぼ台形状両側板の頂部に、前記伸縮ブームの倒伏状態に
おける基部上側をフートピンにより回動可能に取付け、
当該伸縮ブームのブームヘッドがその基部側より前下が
りに倒伏可能で、該伸縮ブームの基部側を前記ほぼ台形
状の左右両側板間に配設され、さらに、前記伸縮ブーム
の倒伏状態における基部下側の前記左右のほぼ台形状両
側板の後側下部のスペース部に、ウインチをほぼ収納す
るように配設したものである。
【0016】(作用) この発明は、前記のように、下部走行体に上部旋回体を
旋回可能に設け、該上部旋回体の左右方向のほぼ中央部
から適宜間隔を存してほぼ垂直状に起立する左右一対の
両側板により旋回フレームを構成し、該旋回フレームの
左右両側板の後側から上方へ立上がる頂部に、倒伏状態
の伸縮ブームの基部上側をフートピンにより、当該伸縮
ブームのブームヘッドがその基部側より前下がり状に倒
伏可能に取付け、該伸縮ブームの倒伏状態において、前
記旋回フレームの両側板の後側下部に形成されるスペー
ス部に、ウインチをほぼ収納するように配設したから、
従来の同種のホイールクレーンにおける旋回フレームの
両側板の後側頂部を僅かに高く構成することにより、当
該伸縮ブームの倒伏状態において、そのブームヘッドを
伸縮ブームの基部側より前下がりに倒伏させられると共
に、当該伸縮ブームの下側に配したその起伏シリンダの
基部側を、その倒伏状態において前記両側板間に前下が
り状に倒伏させる外、前記旋回フレームの両側板の後側
下部に形成されるスペース部に荷役用ワイヤロープのウ
インチを配設したことにより、倒伏状態における伸縮ブ
ームの基部側下側、起伏シリンダの基部側及びウインチ
等が、前記両側板間に収容されることになり、殊に、同
ウインチが常時前記両側板により保護され、しかも、前
記上部旋回体及び旋回フレームの両側板の後縁より後方
へ実質的に突出するものがなく、当該ホイールクレーン
の上部旋回体及び旋回フレームの旋回半径が短小とな
り、路上やビル間等の狭隘な場所における、当該ホイー
ルクレーンによる荷役作業性が向上する。
【0017】また、請求項2の発明によれば、下部走行
体上に旋回可能に設けた上部旋回体に、その左右方向の
ほぼ中央部から上方へ、両者間に間隔を存して垂直状に
起立し、前記下部走行体の前後方向の後方へ延びる左右
一対のほぼ台形状側板により構成される旋回フレーム
に、その左右のほぼ台形状両側板間に倒伏状態における
伸縮ブームの下側及び当該伸縮ブームの起伏シリンダの
基部側を収容可能に配設し、かつ、前記旋回フレームの
左右のほぼ台形状両側板の頂部に、倒伏状態における前
記伸縮ブームの基部上側をフートピンにより回動可能に
取付け、該伸縮ブームのブームヘッドがその基部側より
前下がり状に倒伏でき、該伸縮ブームの基部をほぼ台形
状の前記左右両側板の頂部間に配設し、さらに、倒伏状
態における前記伸縮ブームの基部下側の前記ほぼ台形状
の左右両側板の後側下部に形成されるスペース部に、ウ
インチをほぼ収納するにうに配設したから、旋回フレー
ムを構成する側面視ほぼ台形状をなす左右両側板が、上
部旋回体の左右方向のほぼ中央部に、適宜間隔を存して
垂直状に起立するほぼ台形状の左右両両側板により構成
されることと併せて、旋回フレームが単純なほぼ台形状
のものとして構成される外、倒伏状態における伸縮ブー
ムの基部下側、起伏シリンダの基部側及びウインチ等
が、ほぼ台形状の両側板の後側下部のスペースに収容さ
れて保護されることになり、しかも、前記上部旋回体及
び旋回フレームの両側板の後縁より後方へ実質的に突出
するものがなく、当該ホイールクレーンの上部旋回体及
び旋回フレームの旋回半径が短小となり、路上やビル間
等の狭隘な場所における、当該ホイールクレーンによる
荷役作業性が向上する。
【0018】
【実施例】以下、この発明に係るホイールクレーンにお
けるウインチ取付装置の実施例を、図1ないし図4を参
照して説明する。なお、図5に示した従来例と共通する
部分には同一名称及び同一符号を用いる。図1は、この
発明に係るホイールクレーンにおけるウインチ取付装置
の一施例の要部拡大側面説明図、図2はその側面説明
図、図3はその平面説明図である。
【0019】図1ないし図3において、1はホイールク
レーン、2はその下部走行体、3は車体ベース、4は旋
回ベアリング、5は車体ベース3の前部及び後部に、そ
の左右(図3では上下)両側方へ伸縮可能に設けたアウ
トリガ、6は車体ベース3の後部に設けたエンジン、7
は車体ベース3上に旋回ベアリング4を介して旋回可能
に設けた上部旋回体、8は上部旋回体7の右側(図3で
は上側)に設けた走行及び荷役操作兼用の運転室であ
る。
【0020】10は伸縮ブームで、11は伸縮ブーム1
0の基部を後述の旋回フレーム22の頂部に回動可能に
取付けるフートピン、12はブームヘッド、13は伸縮
ブーム10の起伏シリンダ、14及び15は起伏シリン
ダ13と上部旋回体7及び伸縮ブーム10との連結ピ
ン、16はワイヤロープ、17はワイヤロープ16によ
りブームヘッド12から吊下される荷吊用フックブロッ
クであり、これらの構造は上部旋回体7及び同上部旋回
体7に取付ける旋回フレーム22の形状を除き、従来の
同種ホイールクレーン1とほぼ同様である。
【0021】21は上部旋回体7の孤状後縁部、22は
上部旋回体7上に、左右(図3では上下)方向に所要の
間隔を存して配設され、その前後(図3では左右)方向
に平行に延び、側面視ほぼ長方形状をなす一対の側板を
固定して構成した旋回フレームで、この旋回フレーム2
2の後縁は上部旋回体7の孤状後縁部21より前側(図
3では左側)に位置する。23は旋回フレーム22の両
側板の後部上側に設けたほぼ直角三角形状側板、25は
直角三角形状側板23の頂部からさらに上方へ突設した
ブラケット、26はブラケット25の頂部に軸27承し
たシーブで、このシーブ26の後縁は前記上部旋回体7
の孤状後縁21より前側(図3では左側)に位置する。
【0022】28はウインチで、このウインチ28は荷
役用のワイヤロープ(主索)16の巻取り、巻戻し用の
主巻ウインチ28−1と、図示しない補索の巻取り、巻
戻し用の補巻ウインチ28−2とからなり、このウイン
チ28は、前記旋回フレーム22の両側板間に配設され
た伸縮ブーム10の倒伏状態において、その基部下側に
形成されるほぼ台形のスペースS部に配設され、上部旋
回体7の孤状後縁21よりやや前側(図3では左側)に
取付けられる。
【0023】なお、前記主巻ウインチ28−1及び補巻
ウインチ28−2のウインチドラムは、図3の平面図に
破線で示すように、同一軸心線上の左右(図3では上
下)に配設され、また、この主巻ウインチ28−1のウ
インチドラム28Aにワイヤロープ16を最大限に巻付
けた状態においても、その最後縁が前記上部旋回体7の
孤状後縁21より前側(図3では左側)に位置するよう
に前記旋回フレーム22の後部に装着され、補巻ウイン
チ28−2のウインチドラムについても、これと同様で
ある。
【0024】(実施例の作用) まず、このホイールクレーン1を目的とする荷役作業場
所へ走行させた後、そのアウトリガ5、5・・・を車体
ベース3の左右両側に張出させると共に、その垂直シリ
ンダを伸長させて車体ベース3を、当該荷役作業場所に
安定的に支承する。
【0025】次いで、フックブロック17のフックと車
体ベース3前部の係止片(図示省略)との係止を解除し
た後、起伏シリンダ13により伸縮ブーム10を起立さ
せると共に、伸縮シリンダ(図示省略)により伸縮ブー
ム10を所要長に伸長させ、また、ウインチドラム28
によりワイヤロープ16を巻取り又は巻戻し、さらに、
上部旋回体7と共に旋回フレーム22を、旋回ベアリン
グ4まわりの時計又は反時計方向に旋回させることによ
り、所要の荷役作業をするが、これらの作用自体は上部
旋回体7の孤状後縁部構造21及びウインチ28の装着
構造に関連する点を除き、従来の同種ホイールクレーン
1とほぼ同様である。
【0026】しかし、この実施例では、伸縮ブーム10
の基部が、上部旋回体7上の旋回フレーム22の両側板
の後部上側に固定された、ほぼ直角三角形状側板23の
頂部に、フートピン11により回動可能に軸着されると
共に、この伸縮ブーム10の倒伏状態における、その基
部下側に形成されるほぼ台形のスペースSにウインチ2
8が配設され、そのウインチドラム28Aにより、前記
直角三角形状側板23の頂部から上方へ突出するブラケ
ット25に支承されたシーブ26を介して、荷役用のワ
イヤロープ16を巻取り、巻戻して吊荷(図示省略)等
の荷役操作をする。
【0027】そして、このウインチ28は上部旋回体7
の孤状後縁21より前側(図2、図3では左側)となる
ように、旋回フレーム22の両側板の後側下部に装着さ
れ、また、同旋回フレーム22の両側板の後部上側に固
定されたほぼ直角三角形状側板23の頂部に、ブラケッ
ト25、25を介して軸27着されたシーブ26も、上
部旋回体7の孤状後縁21より車体ベース3の前側(図
3では左側)に配設されており、上部旋回体7の孤状後
縁21より後方(図3では右側)へ突出するものがない
から、この上部旋回体7の旋回ベアリング4まわりの旋
回半径が、同上部旋回体7の孤状後縁21内となり、従
来の同種ホイールクレーンより短くなる。
【0028】
【変形例】次に、図1ないし図3に示したこの発明の実
施例の変形例を、その側面説明図の図4を参照して説明
する。なお、図1ないし図3に示した第1実施例と共通
する部分には、同一名称及び同一符号を用いる。
【0029】図4において、33は後側(図4では右
側)が前側より大きく上方へ立上がるほぼ台形状の左右
の側板かなる旋回フレームで、この旋回フレーム33
は、上部旋回体7の前後(図4では左右)方向に延び、
その左右(図4では紙面に垂直)方向に所要の間隔を存
して配設され、このほぼ台形の旋回フレーム33の左右
の両側板間に伸縮ブーム10の下部が倒伏可能に配設さ
れ、同伸縮ブーム10の基部がこの旋回フレーム33の
後側(図4では右側)頂部にフートピン11により軸着
される。
【0030】この変形例では、旋回フレーム33を構成
する左右両側板が、側面視、ほぼ台形状の一体状のもの
として構成されており、その構造が前記実施例より簡易
化され、したがって、その組付作業性が前記第1実施例
より一層簡易化されるが、その他の構造及び作用は前記
第1実施例とほぼ同様である。
【0031】なお、この変形例における上部旋回体7の
旋回フレーム33の両側板を、図4に示すように、側面
視ほぼ台形状に構成すれば、同旋回フレーム33の両側
板の後側(図4では右側)の下部領域まで、同両側板に
よりカバーされることになり、この両側板の下縁と下部
走行体2の車体ベース3の上面間には実質的には空間が
存在しないことになり、両者間に隙間が形成されている
従来例、例えば、前記実開昭3−41786号公報記載
のもののように、旋回フレームの両側板の後縁かから後
方へ突設されウインチボックスの下縁と下部走行体2の
車体ベース3の上面との間に異物等の挾み込まれる恐れ
がない。
【0032】次に、この発明の実施態様をまとめて示
す。 (A) 下部走行体2に旋回ベアリング4を介して孤状
後縁21を有する上部旋回体7を旋回可能に設けると共
に、該上部旋回体7に両側板部が所要間隔を有し、か
つ、下部走行体2の前後方向をなす状態において、その
後縁が前記上部旋回体7の孤状後縁21より下部走行体
の前後方向の前側となるように当該旋回フレーム22の
両側板を構成すると共に、該旋回フレーム22の両側板
間に配した伸縮ブーム10の基部上側を、前記旋回フレ
ーム22の後側頂部23にフートピン11により回動可
能に取付け、かつ、前記伸縮ブーム10のブームヘッド
12を、当該伸縮ブームの基部より前下がりに下傾する
ように前記下部走行体2上に倒伏可能に載置し、さら
に、前記伸縮ブーム10の倒伏状態において、その基部
下側に形成されるほぼ台形のスペースSにウインチ28
を配し、該ウインチ28を前記旋回フレーム22の両側
板の後側下部に装着したこと。
【0033】(B) 前記旋回フレーム22の両側板部
を、当該旋回フレーム22後部の両側板の高さが、前記
ウインチを収容するに足りる高さより充分高く、その側
面視がほぼ台形状33をなすように構成したこと。
【0034】(発明の効果) この発明は前記のような構成を有し作用をするものであ
るから、従来例のホイールクレーンと同様な効果をする
外、以下のような特有の効果を奏する。
【0035】(1) ホイールクレーンのウインチが上
部旋回体の左右方向のほぼ中央部から、適宜間隔を存し
て垂直状に立上がる左右一対の両側板からなる旋回フレ
ームの両側板の後側下部のスペース部にほぼ収容される
ように配設され、前記旋回体及び旋回フレームの両側板
のほぼ後縁部より前側に位置するように設けたから、倒
伏状態の伸縮ブームの基部上側をフートピンにより旋回
フレームの両側板の後部上側に支承する支承部の高さ
を、従来の同種ホイールクレーンの旋回フレームより僅
かに高くするだけの簡易な構造変更により、このホイー
ルクレーンにおけるウインチ取付構成が得られ、しか
も、旋回体の後縁より後方へ突出する部分がないから、
当該ホイールクレーンの旋回半径が短少化し、したがっ
て、路上、ビル間等の狭い場所においても所要の荷役操
作を無理なく行なえる。
【0036】(2) ホイールクレーンの伸縮ブーム
を、下部走行体(上部旋回体)上に倒伏させた状態にお
いて、同伸縮ブームの基部下側で、しかも、前記旋回フ
レームの両側板の後側下部に形成されるスペース部に、
ほぼ収容されるようにウインチを配設したから、倒伏状
態における伸縮ブームの上側にウインチを配設した従来
例と比べて、その走行状態における伸縮ブーム側の斜め
後側視界が広くなり、その走行安全性が向上する。
【0037】(3) ホイールクレーンの伸縮ブーム
を、下部走行体(上部旋回体)上に倒伏させた状態にお
いて、同伸縮ブームの基部下側で、しかも、前記旋回フ
レームの両側板の後側下部に形成されるスペース部に、
ほぼ収容されるようにウインチを配設したから、当該ウ
インチのウインチボックス部が本来充分な強度、剛性を
具有する旋回フレームの両側板の後側下部にスペースま
わりで、その曲げモーメントに充分耐え得るように、す
なわち、実質的に補強されるように取付けられることに
なり、ひいては、ウインチボックスの強度が向上する。
【0038】(4) 伸縮ブームの基部を、上部旋回体
上の旋回フレームの両側板の後部上側への立上がり頂部
にフートピンにより回動可能に取付けたから、このフー
トピンによる伸縮ブーム基部の取付位置を従来の同種の
ホイールクレーンより高い位置への取付構成とするのが
容易となり、ひいては、同一長さの伸縮ブームによる荷
役作業高さの上限が高くなり、当該ホイールクレーンに
よる高領域の荷役作業性が向上する。
【0039】(5) ウインチが旋回フレームの両側板
の後側下部に形成されるスペース部内にほぼ収容される
ように配設され、同ウインチの側部等が当該ホイールク
レーンの伸縮ブームの側面より側方へ突出する恐れがな
いから、当該旋回フレームの側部に配設する運転室の巾
を、当該伸縮ブームの上側等に設置した従来例に比べ
て、そのウインチないしウインチボックスの設置による
巾規制を受ける恐れがなく、ひいては、居住性の高い運
転室の設計自由度が向上する。
【0040】(6) 倒伏状態における伸縮ブームの上
側にウインチボックを設けた従来例に比べて、当該ウイ
ンチへの配管長さを短くできるばかりでなく、当該ウイ
ンチが旋回フレームの両側板の後側下部の定位置に固定
されることにより、その配管部分の移動ないし変形対策
を構ずる必要がないから、同種の従来例よりその配管コ
ストの低下を図れ、しかも、そのメインテナスが容易と
なる。
【0041】(7) 倒伏状態における伸縮ブームの基
部下側で、旋回フレーム後部の両側板の後側下部に形成
されたスペース部にウインチをほぼ収納可能に配設した
から、同ウインチを伸縮ブームの上側や、上部旋回体の
後側上部に露出するように設ける必要性がなく、ひいて
は、上部旋回体の旋回により同ウインチが建物等に衝突
して損傷を受ける恐れが少ない。
【0042】(8) 伸縮ブームを倒伏させた状態にお
いて、そのブームヘッド側を大きく下方へ傾斜せること
ができるから、当該ホイールクレーンの走行運転視界を
損なう恐れがなく、当該伸縮ブームの倒伏状態におけ
る、前記旋回フレーム後側の両側板の後側下部に広いス
ペースを確保でき、当該伸縮ブームの起伏シリンダを、
当該伸縮ブームの起立開始時における押圧力を効率良く
伝達できる配設位置の選択自由度が向上し、ひいては、
比較的小さい押圧力の小型起伏シリンダにより、当該伸
縮ブームの起伏操作を行なえるものの設計自由度が向上
する。
【0043】(9) 倒伏状態の伸縮ブームの基部下側
で、旋回フレーム後部の両側板の後側下部に形成される
スペース部にウインチをほぼ収納可能に配設したから、
旋回フレーム後部に設けるウインチ等が、上部旋回体の
両側板等の後縁から大きく後方へ突出することがなく、
車体ベースの後方に設置される当該ホイールクレーンの
エンジンないしエンジンカバーの上側が開放されること
になり、ひいては、上部旋回体及び旋回フレームの後部
が、当該ホイールクレーンの車体ベース後部に設置され
るエンジンないしエンジンカバー上にオーバーハング状
に配設された従来例のように、旋回フレームの後部を当
該エンジンないしエンジンガバー等の上側位置からその
側方へ旋回させることなく、当該ホイールクレーンのエ
ンジン等のメインテナスを直ちに開始でき、ひいては、
例えば、エンジンや上部旋回体の旋回駆動機構等にトラ
ブルが発生した場合においても、当該エンジン等のメイ
ンテナンスを直ちに開始できる等、従来例よりそのメイ
ンテナンス性が著しく容易になる。
【0044】(10) また、伸縮ブーム基部のフート
ピンによる取付部を、旋回フレームの両側板の後部上側
に、ほぼ直角三角形状の側板を設けることにより構成で
きるから、既存のホイールクレーンの旋回フレームの後
部上側に、係るほぼ角三形状側板を溶着等により取付け
ると共に、同三角形状側板の取付けにより生じた、同側
板の後側下部に形成される側面視ほぼ台形状のスペース
部に、ホイールクレーンのウインチを装着することがで
き、したがって、旋回台上にほぼ垂直状に設けた一対の
側板との結合により構成される旋回フレームを備える限
り、既存のホイールクレーンに対しても、僅かな改造に
よりこの発明を実施できる。
【0045】(11) 上部旋回体上の旋回フレームの
両側板の後側上部に、フートピンにより伸縮ブームの基
部を軸着するためのほぼ直角三角形状側板を溶着等によ
り設ける構造とすれば、倒伏状態における伸縮ブームの
基部下側で、しかも、前記両側板の後側下部への広いス
ペースの確保が容易となり、このスペース部に当該ホイ
ールクレーンの主巻ワイヤロープ用及び補巻ワイヤロー
プ用の主巻ウインチ及び補巻ウインチ等をほぼ収納可能
に配設でき、しかも、これら両ウインチが伸縮ブームの
側方へはみ出す恐れがなく、また、ワイヤロープのウイ
ンチが旋回フレームの両側板の後側下部のスペース部に
ほぼ収容されるように配設されることにより、例えば、
実開平3−41786号公報に記載される従来例のよう
に、旋回フレームの両側板の後縁から後方へ大きく突出
するウインチボックスによりウインチドラムを支承する
構造のものと比べて、当該ウインチボックス部の強度確
保が容易になる等、当該ウインチボックスの設計自由度
が向上する。
【0046】(12) 上部旋回体の左右方向のほぼ中
央部に、適宜間隔を存してほぼ台形状の左右1対の両側
板を垂直状に起立させて旋回フレームを構成し、該旋回
フームの頂部に倒伏状態の伸縮ブームの基部上側をフー
トピンにより取付け、前記伸縮ブームの下側に設けた起
伏シリンダにより起伏操作するものであって、旋回フレ
ームの両側板を、単純なほぼ台形状のもの(2枚の側
板)として構成できるからコストメッリトがあり、しか
も、ほぼ台形状の側板の高さ、前後方向の長さ等の構造
変更を比較的容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係かるホイールクレーンにおける
ウインチ取付装置の一実施例の要部側面説明図である。
【図2】 その側面説明図である。
【図3】 その平面説明図である。
【図4】 図1ないし図3に示したこの発明の一実施例
の、上部旋回体から垂直状に立上がる両側板と、その後
部上側に設けたほぼ直角三角形状側板の前部を前記側板
の前側まで延ばすと共に、両者を一体状にしてほぼ台形
状に構成した旋回フレームの変形例の、要部側面説明図
である。
【図5】 従来のホイールクレーンの側面説明図であ
る。
【符号の名称】
1……ホイールクレーン 2……下部走行体 3……車体ベース 4……旋回ベアリング 7……上部旋回体 10……伸縮ブーム 11……フートピン 12……ブームヘッド 13……起伏シリンダ 16……ワイヤロープ 21……上部旋回体の孤状後縁 22……旋回フレーム(側面視ほぼ矩形状側板を有する
もの) 23……直角三角形状側板 25……ブラケット 26……シーブ 28……ウインチ 28A……ウインチドラム 33……旋回フレーム(側面視ほぼ台形状側板を有する
もの) S……スペース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体上に上部旋回体を旋回可能に
    設け、該上部旋回体の旋回フレームを構成する両側板
    が、当該旋回体の左右方向のほぼ中央部から上方へ、両
    者間に適宜間隔を存して垂直状に起立すると共に、前記
    下部走行体の前後方向の後方へ延びるように配設され、
    該左右両側板間に倒伏状態の伸縮ブームの下側及び当該
    伸縮ブームの起伏シリンダが収容可能に配設され、か
    つ、前記旋回フレームの左右両側板の前後方向の中央部
    より後側領域から、その上方へ立上がる立上がり部の頂
    部に、前記伸縮ブームの倒伏状態における基部上側をフ
    ートピンにより回動可能に取付け、該伸縮ブームのブー
    ムヘッドが当該伸縮ブームの基部より前下がりに倒伏可
    能で、当該伸縮ブームの基部側を前記旋回フレームの左
    右両側板間に配設し、さらに、前記伸縮ブームの倒伏状
    態における基部下側の、前記旋回フレームの左右両側板
    の後側下部のスペース部に、ウインチをほぼ収納するよ
    うに配設したことを特徴とするホイールクレーンにおけ
    るウインチ取付装置。
  2. 【請求項2】 下部走行体上に上部旋回体を旋回可能に
    設け、該上部旋回体の旋回フレームを構成する側面視ほ
    ぼ台形状の左右一対の両側板を、当該旋回体の左右方向
    のほぼ中央部から上方へ、該両側板間に適宜間隔を存し
    て垂直状に起立し、前記下部走行体の前後方向の後方へ
    延びるものとして設け、該旋回フレームの左右のほぼ台
    形状両側板間に、倒伏状態における伸縮ブームの下側及
    び当該伸縮ブームの起伏シリンダの基部側を収容可能に
    配設し、かつ、前記旋回フレームのほぼ台形状両側板の
    頂部に、前記伸縮ブームの倒伏状態における基部上側を
    フートピンにより回動可能に取付け、当該伸縮ブームの
    ブームヘッドがその基部側より前下がりに倒伏可能で、
    該伸縮ブームの基部側を前記ほぼ台形状の左右両側板間
    に配設され、さらに、前記伸縮ブームの倒伏状態におけ
    る基部下側の前記左右のほぼ台形状両側板の後側下部の
    スペース部に、ウインチをほぼ収納するように配設こと
    を特徴とするホイールクレーンにおけるウインチ取付装
    置。
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