JP2767121B2 - 電子制御カメラ - Google Patents

電子制御カメラ

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JP2767121B2
JP2767121B2 JP1031316A JP3131689A JP2767121B2 JP 2767121 B2 JP2767121 B2 JP 2767121B2 JP 1031316 A JP1031316 A JP 1031316A JP 3131689 A JP3131689 A JP 3131689A JP 2767121 B2 JP2767121 B2 JP 2767121B2
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zoom
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    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/091Digital circuits
    • GPHYSICS
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    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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    • G02B7/102Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
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    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ズームレンズをワイド側とテレ側との間で
駆動するズームレバーを有すると共に、カメラのモード
を変更するモードボタンを有し、モードボタンにより設
定されたモードを意味するモードマークを表示部に表示
する電子制御カメラの改良に関する。
(従来の技術) 近時、ズームレンズをワイド側とテレ側との間で駆動
するズームレバーを有すると共に、カメラのモードを変
更するモードボタンを有し、モードボタンにより設定さ
れたモードを意味するモードマークを表示部に表示させ
る電子制御カメラでは、露出方式、撮影方式に各種のモ
ードが付加され、これに応じて、多種多様の露出モー
ド、撮影モードで撮影を行なうことができるようになり
つつある。顧客の立場に立って考えると、これはまこと
に好ましいことである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、反面、これらの各モードに対応させ
て、モードボタンの個数を増大させることにすると、モ
ードボタン選択の煩わしさが増大することになり、そこ
で、モードボタンの個数を増やさずにモードボタンの操
作回数により各種のモードを選択し、その選択されたモ
ードを意味するモードマークを表示部に表示させて確認
できるように工夫がされている。ところが、そうはいっ
ても表示部にも限りがあり、バルブモード又はインター
バルモードを新たに付加したうえで、マニュアルシャッ
ター時間あるいはインターバル時間の変更機能を追加で
きるようにするには、かなりの困難がある。
本発明は上記の事情を考慮して為されたもので、その
目的とするところは、マニュアルシャッター時間あるい
はインターバル時間の変更機能を追加した場合にあって
も、モードボタンの個数、マニュアルシャッター時間あ
るいはインターバル時間を表示するための表示領域を表
示部に新たに設けなくとも、マニュアルシャッター時間
あるいはインターバル時間を変更できると共にその変更
されたマニュアルシャッター時間あるいはインターバル
時間を表示できる電子制御カメラを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明の構成は、ズームレンズのワイド方向またはテ
レ方向のどちらの方向への駆動を指示するズーム方向指
示手段と、カメラの撮影方式を変更する撮影方式設定手
段を有し、該撮影方式を表示する表示手段とを有する電
子制御カメラにおいて、 前記撮影方式設定手段の操作により、マニュアルシャ
ッター撮影又はインターバル撮影等の撮影方式に変更可
能なように制御すると共に、マニュアルシャッター撮影
又はインターバル撮影等においては所定の条件のもと
で、前記撮影方式設定手段とズーム方向指示手段を操作
するとマニュアルシャッター時間又はインターバル時間
等を変更する変更手段が設けられているところにある。
(作用) 本発明に係わる電子制御カメラによれば、専用の表示
部材及び操作部材をふやさなくともマニュアルシャッタ
ーモード叉はインターバルモードのときに、所定の条件
のもとで、撮影方式設定手段とズーム方向指示手段とを
操作すると、マニュアルシャッター時間又はインターバ
ル時間が変更される。
(実施例) 第1図〜第3図に従ってこの実施例に係るマクロ撮影
機能付き電子制御カメラの外観を説明する。
第1図において、1はカメラ本体、2、3はズームレ
ンズ鏡筒を示している。カメラ本体1の正面側には、第
2図に示すように測距部4、ファインダー窓5、ストロ
ボ6、受光素子としてのCdS、セルフタイマーランプ7
が設けられ、カメラ本体1の背面側には、裏蓋8、LCD
表示9、モードボタンA、モードボタンB、クリアボタ
ンC、ズームレバー10、緑ランプD、赤ランプE、裏蓋
開放レバー11が設けられ、裏蓋開放レバー11をその上昇
停止位置から下降停止位置に向かって矢印方向に操作す
ると裏蓋8が開かれる。その裏蓋8が開いているときに
は、裏蓋開放レバー11は下降停止位置にあり、裏蓋8を
閉じると裏蓋開放レバー11が上昇して停止する。
裏蓋8には、デート表示部12、デート切り換えボタン
13が設けられている。なお、カメラ本体1の底部には図
示を略すリワイドボタンが設けられている。
カメラ本体1の上部には、第1図に示すように、電源
レバー14、シャッターボタン15、マクロボタン16が設け
られている。電源レバー14は電源ON位置と電源OFF位置
との間でスライドされる。
ズームレバー10はワイド側とテレ側との間で矢印r1、
r2方向に操作される。このズームレバー10は後述するマ
ニュアルシャッター時間又はインターバル時間の変更に
兼用されているが、これについては、モードボタンA、
モードボタンB、クリアボタンCの機能を説明するとき
に一括して説明することとする。
次に、上述したカメラの回路構成を第4図に基づいて
説明する。
この制御回路の中心となるのはメインCPUであり、こ
れと並列してシャッター関係の処理を行なうサブCPUが
ドライブICを介して接続されている。
メインCPUは、スイッチ等の情報入力手段からの入力
に基づき、以下の制御を行う。
(1)各モータ駆動回路を介してズームモータ、フィル
ムモータを制御する。
(2)測距関係の表示を行う緑ランプD、ストロボ関係
の表示を行う赤ランブE、セルフタイマ関係の表示を行
うセルフタイマランプ7の点灯、点滅を制御する。
(3)LCD表示9の表示を制御する。
(4)ストロボ回路の充電の制御を行う。
そして、メインCPUに対する情報入力手段としては、
以下のものがある。
(1)電源レバー14を電源OFF位置にした際にONするロ
ックスイッチLOCK。
(2)シャッターボタン15の一段押しでONする測光スイ
ッチSWS。
(3)シャッターボタン15の二段押しでONするレリーズ
スイッチSWR。
(4)マクロボタン16を押した際にONするセルフバック
のマクロスイッチMCRO。
(5)ズームレバー10をテレ側r2に倒すことによってON
するズームのテレスイッチTELE。
(6)ズームレバー10をワイド側r1に倒すことによって
ONするズームのワイドスイッチWIDE。
(7)ズームレバー10の倒し角が小さいときにONし、大
きいとOFFする速度切替えスイッチZMHL。
(8)各モードボタンA,B,クリアボタンCを押すことに
よってONするセルフバックのモードAスイッチMDA、モ
ードBスイッチMDB、クリアスイッチMDC。
(9)フィルムパトローネにプリントされたDXコードを
読み取るDX接点。
(10)後述するズームコード入力手段ZC0,ZC1,ZC2。
(11)裏蓋開放レバー11を押し下げるとOFFし、裏蓋8
を閉じてレバーがロック位置まで上がるとONする裏蓋ス
イッチBACK。
(12)リワイドボタンを押すことによってONするセルフ
バックのリワイドスイッチREW。
(13)フィルムの給送の有無を検出するフィルム給送検
出スイッチ。
ズーム関係の3つのスイッチTELE,WIDE,ZMHLは、1つ
のズームレバーによってON/OFFする構成であり、その接
点の配置は第5図に示す通りである。これらの組合せに
より、5通りの状態をメインCPUへ入力させることがで
き、そのデータはズーム操作において、あるいはモード
設定において利用される。例えばズーム操作の際には、
図中に示したようにズームモータの正逆転と、それぞれ
の回転における高速、低速の切り換えとの情報をメイン
CPUへ入力させる。
一方、サブCPUは、オートフォーカスICを介して赤外L
EDとPSDとから成る測距ユニットを制御すると共に、こ
のオートフォーカスICの出力に基づく測距データと、Cd
Sの出力に基づく測光データとをメインCPUへ転送する。
ドライブICは、サブCPUからの指令に基づいてシャッ
タ回路の制御、及びストロボ回路のトリガ信号出力を行
う。
次に、モードボタンA、モードボタンBの機能につい
て説明する。
モードボタンAは、露出方式を設定する機能を有し、
露出方式としては、ここでは、オート(ストロボ自動発
光モード)、ストロボON(ストロボ強制発光モード)、
ストロボOFF(ストロボ発光禁止モード)、露出補正、
バルブ、バルブ&ストロボONの6種類が準備されてい
る。
第6図には、この各露出方式に対応する表示マークが
示されている。なお、オートの場合、無表示である。ま
た露出方式に対応して1個のMODEAが準備されている。M
ODEAの内容「0」はオート、「1」はストロボON、
「2」はストロボOFF、「3」は露出補正、「4」はバ
ルブ、「5」はバルブ&ストロボONに対応している。モ
ードボタンAを操作するとMODEAが変更される。
モードボタンBは、撮影方式を設定する機能を有し、
撮影方式としては、ここでは、1コマ撮影、連続撮影、
セルフタイマー、ダブルセルフ、多重撮影、インターバ
ルの6種類が準備されている。この各撮影方式に対応す
る表示マークも第6図に示されているが、1コマ撮影の
ときは無表示である。また、撮影方式に対応してMODEB
が準備されており、このMODEBの内容「0」は1コマ撮
影、「1」は連続撮影、「2」はセルフタイマー、
「3」はダブルセルフ、「4」は多重撮影、「5」はイ
ンターバルに対応している。
モードボタンBを操作すると、MODEBの内容が変更さ
れる。LCD表示には、このMODEAの内容とMODEBの内容と
に基づき表示が行われると共に、撮影時の制御もこれら
の内容に基づき行われる。
露出方式のバルブ又はバルブ&ストロボONに対して、
第7図に示すマニュアルシャッター時間が準備されてい
る。ここでは、8種類のマニュアルシャッター時間が準
備され、この8種類のマニュアルシャッター時間に対し
て1個のMODBLBが準備されており、このMODBLBの内容
「0」はバルブに対応し、「1」〜「7」は各マニュア
ルシャッター時間1〜60秒に対応している。このMODBLB
の内容は後述するモード設定フローにおいて、モードボ
タンAを押してバルブ又はバルブ&ストロボONモードに
変化したときにそのままモードボタンAを押した状態で
ズームレバー10を操作すると変更される。なお、バルブ
又はバルブ&ストロボONモードのときでマニュアルシャ
ッター時間が表示されていないときにモードボタンAを
押し直し、ズームレバー10を操作しても変更される。
撮影方式のインターバルに対して、第8図に示すイン
ターバル時間が準備されている。ここでは、16種類のイ
ンターバル時間が準備され、この16種類のインターバル
時間に対して1個のMODINTが準備されており、このMODI
NTの各内容「0」〜「15」は、各インターバル時間10秒
〜60分に対応している。MODINTの内容は、モードボタン
Bを押してインターバルモードに変化したときに、その
ままモードボタンBを押した状態でズームレバー10を操
作すると変更される。なお、インターバルモードでイン
ターバル時間が表示されていないときにモードボタンB
を押し、ズームレバー10を操作しても変更される。な
お、マニュアルシャッター時間の初期値はバルブであ
り、インターバル時間の初期値は60秒であり、これは、
モードイニシャライズ又はクリアボタンCをONすると自
動的に設定される。
次に、LCD表示9の表示内容について第9図を参照し
つつ説明する。モードボタンA、Bによるモードマーク
は、その各モードに応じて各表示領域に表示され、その
各マークの意味については既述したので、残余のマーク
について説明する。
この第9図において、17はシャッターボタンマーク、
18はマクロマーク、19はズームレバーマーク、20は電池
マーク、21は7セグメント表示部であり、「mm」は焦点
距離表示のときに点灯する単位のマーク、「MS」はマニ
ュアルシャッター時間又はインターバル時間を表示する
ときの単位のマーク、「EX」は撮影枚数を意味する単位
のマークである。
シャッターボタンマーク17はシャッターボタン15が作
動可能なとき表示され、マクロマーク18はマクロボタン
16を押してマクロ位置に撮影レンズが繰り出されてマク
ロ撮影が可能なときに点灯され、測距の結果マクロ撮影
への切り換えが必要なときに点滅される。ズームレバー
マーク19はズームレバー10が使用可能なとき点灯又は点
滅され、電池マーク20は電池消耗時に点灯する。7セグ
メント表示部21には、撮影枚数、焦点距離又はマニュア
ルシャッター時間あるいはインターバル時間に対応する
数値が表示される。なお、単位のマーク「MS」におい
て、「M」は分を「S」は秒を意味し、マニュアルシャ
ッタ時間あるいはインターバル時間の設定された時間に
対応して「M」又は「S」のいずれかが表示される。
次に、第10図〜第19図に示したフローチャートに従っ
て上述したメインCPUに格納されたプログラムをカメラ
の作動と共に説明する。
《メイン処理》 まず、第10図〜第15図に示したリセット処理、メイン
処理から説明する。メイン処理は、カメラの基本動作を
規定するものであり、他の処理は種々の条件に応じてメ
イン処理から分岐あるいはコールされて行なわれるもの
である。
電源が投入されるとメインCPUのリセットが解除さ
れ、第10図のリセット処理が開始される。メインCPUは
ステップ(以下、S.とする)RS1,RS2においてメモリの
イニシャライズとスイッチデータの入力とを行い、S.RS
3においてモードイニシャライズ処理を行い、S.RS4で図
示を略すズームイニシャライズ処理を行った後、メイン
処理に入る。なお、モードイニシャライズ処理は、前述
した各種のモードの設定を初期値に戻し、ストロボ自動
発光、1コマの撮影のモードとする処理である。
メイン処理では、S.MI1において表示ホールドに用い
る1秒のタイマをクリア、スタートさせる。
S.MI2〜MI4では、測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELE、モー
ドAスイッチMDA、モードBスイッチMDB、クリアスイッ
チMDC、マクロスイッチMCROの全てがOFFしている場合に
スイッチ判定フラグ?SWOFFに1がセットされ、何れかが
ONしている場合には0がセットされる。なお、以下の説
明においてフラグ名には、語の頭に「?」を付して他の
記号と区別することとする。
S.MI5〜MI8では、測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELEの4つ
のスイッチが全てOFFであり、かつ、モード設定におい
て撮影が禁止されるモードの組合せが選択されていない
場合に測光スイッチ有効フラグ?SWSENに1がセットさ
れ、何れかのスイッチがONしている場合、あるいは撮影
禁止のモード組合せが設定されている場合に0がセット
される。
S.MI9で前述した各スイッチの状態が入力され、以下
この入力されたスイッチデータに基づいて処理が行われ
る。
まず、S.MI10においてリワインドスイッチREWがONし
ていると判断された場合には、S.MI11でモードイニシャ
ライズ処理された後、S.MI12で第12図に示したループ抜
け出し処理が行われる。この処理は、ストロボ回路の充
電を停止するS.LO1と、充電表示用の赤ランプを消灯さ
せるS.LO2との2ステップから成り、メイン処理から他
の処理に分岐する前に必ずコールされる。
ループ抜け出し処理の後、リワインド処理に分岐す
る。S.MI121のリワインド処理については詳述しない
が、フィルムの巻き戻しが終了するとリワインド終了フ
ラグ?REWENDが1にセットされ、メイン処理の先頭にジ
ャンプして処理が進められる。
裏蓋8が閉じて裏蓋スイッチBACKがONしている場合に
は、S.MI14においてローディング終了フラグ?LDENDの状
態からローディングが終了しているか否かを判断し、終
了していない場合(?LDEND=0)にはS.MI15,MI16のモ
ードイニシャライズ処理とループ抜け出し処理とを経て
S.MI161のローディング処理に分岐する。終了している
場合にはS.MI17,MI18をスキップして処理が進められ
る。
なお、ローディング処理が終了すると、?LDENDに1が
セットされ、メイン処理の先頭にジャンプして処理が進
められる。
裏蓋8が開放している場合には、S.MI17,MI18におい
て?LDEND.?REWENDが共にクリアされる。
第13図のS.MI19〜MI24では、ロックスイッチLOCKがOF
FからONになった場合、すなわち電源レバーが電源ON位
置から電源OFF位置になった場合の処理を示している。
ロック位置フラグ?LOCKに基づいて撮影レンズがロック
位置にないと判断された場合には、LCD表示上のフィル
ム枚数表示を焦点距離表示に切り替えた後、抜け出し処
理を行い、図示を略すズーム逆転処理へ分岐してレンズ
をロック位置に引き戻す。レンズが既にロック位置にあ
り、リワインド終了状態でない場合には、ループ抜け出
し処理を経て後述のロック処理に分岐する。リワインド
終了状態ならば、第15図に示したメイン処理の「MID」
の位置へとジャンプして処理が進められる。
ロックスイッチLOCKがOFFであり、かつ、S.MI25にお
いてレンズがワイド端よりロック位置側にある(POS=
0)場合には、S.MI26,MI27において焦点距離表示を行
うと共に、表示ホールドフラグ?WAITDを1として表示を
1秒間ホールドするよう設定する。このホールドの処理
は、メイン処理の最後に説明する。その後、S.MI28でマ
クロ要求フラグ?RQMCROに0をセットし、S.MI29で抜け
出し処理を実行して後述のズーム正転処理へ分岐し、レ
ンズをワイド端へ移動させる。
S.MI30〜MI36では、マイクロスイッチMCROがONしてい
る場合に、焦点距離表示を行うと共に、表示ホールドフ
ラグ?WAITDを1にセットする。そして、マクロ位置フラ
グ?MCROの状態から撮影レンズがマクロ位置にあるか否
かを判断し、マクロ位置にあれば表示ホールド用のタイ
マをクリア、スタートして第15図の「MIC」へとジャン
プして処理を進める。マクロ位置になければマクロ要求
フラグ?RQMCROを1にセットし、ループ抜け出し処理を
経てズーム正転処理へ分岐し、レンズをマクロ位置まで
移動させる。
続いて第14図に示したS.MI37〜MI43では、テレスイッ
チTELEがONしている場合に、焦点距離表示に切り換えて
表示ホールドフラグを立て、テレ端にない場合(POS≠
3)には抜け出し処理を経てテレ端よりマクロ側にある
(POS=4)かワイド側にある(POS≠4)かを判断す
る。テレ端よりワイド側のズーム域にある場合には、後
述するテレ移動処理へ分岐してレンズをテレ側に移動さ
せ、マクロ側にある場合にはズーム逆転処理へ分岐して
レンズをテレ端に引き戻す。
レンズが既にテレ端にある場合(POS=3)には、表
示用タイマをクリアしてこの時点から再度1秒のカウン
トを行う。
S.MI44〜MI50では、ワイドスイッチWIDEがONしている
場合に、焦点距離表示に切り換えると共に表示ホールド
フラグを立て、レンズがワイド端にあればそのままS.MI
48でタイマーをクリア、スタートさせてメイン処理を進
める。ワイド端にない場合には、ループ抜け出し処理を
経てレンズがテレ端よりワイド側にあるかマクロ側にあ
るかを判断する。
ワイド側にある場合には、後述のワイド移動処理に分
岐してレンズをワイド側へ移動させる。マクロ側にある
場合には、ズーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に
引き戻し、テレ端に達してもワイドスイッチWIDEが押さ
れ続けている場合には、ズーム逆転処理からワイド移動
処理へ分岐してレンズを連続的にワイド側へ移動させ
る。
従って、撮影レンズのマクロ位置への設定はマクロス
イッチのONによって行い、マクロ位置に設定されたレン
ズをズーム域に戻すためには、ズームレバーをいずれか
の方向に操作すればよい。
第14図のS.MI51〜MI54では、マクロテレシフトフラグ
?MTSIFTの状態からシフトが要求されていると判断され
る場合に、焦点距離表示処理を行うと共に、表示ホール
ドフラグ?WAITDを1とし、ループ抜け出し処理を経てズ
ーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に引き戻す。
この実施例では、マクロ撮影の遠距離限界は約1メー
トルであるため、レンズがマクロ位置にあって測距結果
が1メートル以上である場合にはこのままシャッターを
切ってもピントのあった写真を得ることができない。そ
こで、このカメラでは、上記のような場合にレリーズロ
ックをかけ、レンズをマクロ位置からテレ端へシフトさ
せるよう制御している。フラグ?MTSIFTは、AEAF制御処
理のLL演算処理において設定されるものである。
続いてS.MI55では、リワインド終了フラグ?REWENDの
状態を判断し、リワインドが終了している場合にはS.MI
56でLCD表示上に「00 EX」の表示を行わせる。このフラ
グが0の場合には、S.MI57でモード設定処理がコールさ
れる。
モード設定処理内では、S.MI2〜MI4で設定したスイッ
チ判定フラグ?SWOFFをみて前回の入力でスイッチが全て
OFFしていた場合にのみ設定処理に入り、いずれかのス
イッチがONしていた場合には設定を行わずにメイン処理
へリターンする。
このモード設定処理は露出方式、撮影方式を設定し、
各方式に対応した値をMODEA、MODEBにセットする。ま
た、モードの変更があった場合には、モードチェンジフ
ラグ?MDCHGが1とされ、変更がなければ0とされる。
モード設定処理からリターンすると、S.MI58において
設定されたフラグの状態を判定し、モードの変更があっ
た場合にはS.MI59,MI60で表示ホールドフラグを1にセ
ットしてループ抜け出し処理を経てメイン処理の先頭に
ジャンプする。
モードの変更がなかった場合には、S.MI61,MI62にお
いて測光スイッチSWSと測光スイッチ有効フラグ?SWSEN
との状態を判定し、所定の条件を満たす場合にS.MI63〜
MI65で焦点距離表示を行って表示ホールドフラグをクリ
アし、ループ抜け出し処理を経てシャッター関係の制御
を行うAEAF制御処理へと分岐する。
AEAF制御処理へ分岐するのは、測光スイッチがONして
おり、かつ、メモリされたSWS,SWR,TELE,WIDEの各スイ
ッチデータが何れもOFFであり、かつ、撮影可能なモー
ド設定である場合である。すなわち、AEAF制御処理に分
岐するのはSWSがOFFからONに変化した場合のみであり、
ズームレバーが操作されていた場合等は分岐せずにメイ
ン処理が続行される。
S.MI66ではストロボ回路の充電制御処理が実行され、
S.MI67〜MI71において表示切り換えの処理が実行され
る。
表示ホールドが要求されている場合、例えば後述する
ズームの処理後にメイン処理において、表示用タイマー
のクリアから1秒経ったか否かが判断される。
タイマーが1秒経過する前には、現在なされている表
示がホールドされる。
表示ホールドが要求されていない場合、あるいはタイ
マーが1秒経過すると、枚数表示以外の表示がなされて
いる場合には枚数表示を行い、表示ホールドフラグ?WAI
TDをクリアする。
このように、フィルム枚数表示は、一時的に切り換え
られる際を除いて他の表示より優先的に表示されること
となる。
そして、S.MI72で125ms処理を停止した後、S.MI73で
充電禁止時間処理がコールされ、リターン後メイン処理
のS.MI2へとジャンプして処理が続けられる。
なお、POSは撮影レンズの位置を示すコードである
が、本発明については直接の関連性がないので、その詳
細は省略する。また、ロック処理、ズーム逆転処理、テ
レ移動処理、ワイド移動処理、AEAF制御の詳細について
も直接の関連がないので、説明を省略する。
《モード設定処理》 第16図、第17図は、メインフローのS.MI57においてコ
ールされるモード設定処理を示したものである。
モード設定処理に入ると、S.MO1においてメイン処理
のS.MI2〜MI4で設定されたスイッチ判定フラグ?SWOFFが
1か否かの判定処理を行い、いずれかのスイッチがONし
ていた場合には、S.MO2でモードチェンジフラグ?MDCHG
を0にしてメイン処理にリターンする。
S.MO1において、?SWOFF=1のときは、S.MO3〜MO5に
おいてモードAスイッチ、Bスイッチ、クリアスイッチ
のいずれかがONか否かの判定をこの順に行う。
モードボタンA,B、クリアボタンが全てOFFの場合に
は、S.MO2を介してメイン処理へリターンする。
S.MO5において、クリアボタンCがONされた場合に
は、S.MO6において枚数表示が行われる。
S.MO7,MO8ではMODEAとMODEBとを共に0にセットす
る。
S.MO9ではマニュアルシャッター時間設定中か、イン
ターバル時間を設定中かを識別する識別フラグ?BB1INT
O、表示消灯処理を経由させるか否かの判別を行う表示
消灯処理経由フラグ?BIHOLD、表示消灯フラグ?ZMLO1を
全てクリアする。
S.MO10,MO11では、MODBLBを0、MODINTを5にセット
し、S.MO12に移行してモードマーク表示を行う。最後
に、S.MO13においてモード変更があったことをフラグに
セットしてメイン処理へリターンする。
したがって、クリアスイッチをONすると、LCD表示に
フィルム枚数表示がなされ、露出方式はオートとなり、
撮影方式は1コマ撮影になる。また、マニュアルシャッ
ター時間はバルブに設定され、インターバル時間は60秒
に設定される。なお、オートで1コマ撮影のときは無表
示であるので、S.MO12においては、モードマークは空白
となる。
リセット処理のS.RS3、メイン処理のS.MI11,MI15、ロ
ック処理のS.LK4等でコールされるモードイニシャライ
ズ処理においても、S.MO7〜S.MO13の処理が実行され
る。
S.MO4において、モードボタンBがONのときには、S.M
O14に移行して撮影方式がインターバルか否かを判定す
る。インターバルの場合には、S.MO15においてインター
バル時間を表示中か否かを判別し、インターバル時間表
示中でないときは、S.MO21にジャンプして識別フラグ?B
B1INTOをクリアする。S.MO15においてインターバル時間
表示中であるとき、あるいは、S.MO14において撮影方式
がインターバルでないときは、S.MO16に移行してMODEB
を1カウントアップする。
これによって、インターバルでないときあるいはイン
ターバル時間表示中にモードボタンBを操作すると撮影
方式が変化することになる。
S.MO17ではMODEB≧6か否かの判定を行う。MODEBの内
容が「6」以上のときは、「6」以上に対応する撮影方
式を決めていないため、S.MO18で枚数表示とした後にS.
MO19で「0」に変更し、S.MO12へジャンプする。
したがって、S.MO17〜S.MO19の処理を経由すると、撮
影方式が1コマ撮影になる。
MODEBの値が5以下であるときには、S.MO20において
インターバルか否かを判定し、インターバルでないとき
にはS.MO12、13を経由してメイン処理へリターンする。
したがって、S.MO17、S.MO20、S.MO12、S.MO13の処理を
経由すると、撮影モードマークが連続撮影から多重撮影
の範囲で変更されることになる。
インターバルにある場合には、S.MO21において識別フ
ラグ?BB1INTOをクリアした後、S.MO22において第18図に
示すマニュアルシャッター又はインターバル時間表示処
理を行う。この処理では、S.MI1〜BI3において、経由フ
ラグ?BB1INTOの状態に応じてインターバル時間、あるい
はマニュアルシャッター時間の表示がなされてリターン
する。なお、インターバルであるときであってインター
バル時間を表示中でないときにモードボタンBをONする
と、S.MO14、S.MO15、S.MO21、S.MO22の処理を経由する
ので、インターバル時間の表示がされる。
S.MO23ではモードマーク表示処理を行い、これによっ
て、インターバルマークが表示される。そして、S.MO24
において表示点滅フラグ?ZMLO1=0の処理、S.MO25にお
いて表示点滅処理のために、0.5秒タイマーをスタート
する。そして、「MOB」を経由して第17図に示すS.MO34
に移行する。
このS.MO34の処理以降の説明に入る前に、モードボタ
ンAがONされた場合の処理について説明する。
S.MO3においてモードボタンAがONのときには、S.MO2
6においてバルブ又はバルブ&ストロボONにあるか否か
の判定を行う。これらのモードに設定されている場合に
は、S.MO27に移行してマニュアルシャッター時間表示中
であるか否かを判定する。マニュアルシャッター時間表
示中でない場合には、S.MO33にジャンプして?BB1INTO=
1にセットする。マニュアルシャッター時間表示中であ
るとき、あるいは、バルブ又はバルブ&ストロボONでな
いときは、S.MO28に移行してMODEAを1カウントアップ
してS.MO29に移行する。これによって、バルブ又はバル
ブ&ストロボONでないときあるいはマニュアルシャッタ
ー時間表示中のときにモードボタンAをONすると露出方
式が変更されることになる。
S.MO29ではMODEA≧6か否かの判定を行う。MODEAの内
容が「6」以上のときは「6」以上に対応する露出方式
がないので、S.MO30の枚数表示の後、S.MO31で「0」と
する。
したがって、S.MO20〜S.MO31の処理を経由すると露出
方式がオートになる。S.MO29においてMODEA≧6でない
ときには、S.MO32に移行してバルブ又はバルブからバル
ブ&ストロボONか否かを判定する。これらのモードでな
い場合には、「MOA」を経由してS.MO12、S.MO13に移行
し、S.M158へリターンする。したがって、S.MO29、S.MO
32、S.MO12、S.MO13の処理を経由すると露出方式がスト
ロボONから露出補正の範囲で変更されることになる。
S.MO32において、バルブ又はバルブ&ストロボONであ
ると判定された場合には、露出補正からバルブ又はバル
ブ&ストロボONに移行させた状態に対応し、S.MO33に移
行して?BBINTO=1のセット処理を行った後、S.MO22に
進む。
なお、バルブ又はバルブ&ストロボONであるときであ
ってマニュアルシャッター時間を表示中でないときに、
モードボタンAをONすると、S.MO26、S.MO27、S.MO33、
S.MO22の処理を経由するので、マニュアルシャッター時
間の表示がされる。S.MO23ではモードマーク表示処理を
行ってS.MO24に移行する。S.MO24では表示点滅フラグ?Z
MLO1=0の処理を行い、S.MO25に移行して0.5秒タイマ
ーをスタートさせ、第17図に示すS.MO34に移行する。
次に、S.MO34以降の処理について説明する。
ここでは、まず、モードボタンAのONにより?BB1INTO
=1にセットされているとする。すると、S.MO34からS.
MO35に移行する。S.MO35ではモードボタンAがONか否か
の判別を行う。モードボタンAがOFFのときは、S.MO37
に移行してマニュアルシャッター時間表示の点滅解除を
行い、S.MO39に移行して?MDCHG=1の処理を行って、メ
インフローのS.MI58にリターンする。モードボタンBの
ONにより?BB1INTO=0にセットされたときは、S.MO36に
移行する。MOS36においてモードボタンBがOFFのとき
は、MOS40に移行してインターバル時間表示の点滅解除
を行った後、S.MO39に移行し、S.MO39において?MDCHG=
1の処理を行った後メインフローのS.MI58にリターンす
る。なお、マニュアルシャッター時間表示の点滅、イン
ターバル設定時間の点滅については後述する。
S.MO35においてモードボタンAがON又はS.MO36におい
てモードボタンBがONのときは、S.MO42に移行して充電
停止処理を行う。この充電停止処理は、充填中にこのS.
MO42以降の処理に入ると長時間に亘って充電が続けられ
てしまう可能性があるため、これを回避するために行な
われる。そして、S.MO42の処理を実行後、S.MO43に移行
してテレスイッチTELEがONか否かの判別を行う。S.MO43
においてテレスイッチTELEがONのときはS.MO56に移行し
て?BB1INTO=1か否かの判定を行い、テレスイッチTELE
がOFFのときはS.MO44に移行してワイドスイッチWIDEがO
Nか否かの判定を行う。
S.MO44においてワイドスイッチWIDEがOFFのときは、
S.MO44′に移行して第19図に示す時間表示点滅処理を行
う。
時間表示点滅処理では、S.TD1において、S.MO25でス
タートした0.5秒タイマーがタイムアップしたか否かの
判定を行い、タイムアップしていない場合にはリターン
し、「MOB」に移行してS.MO34以降の処理を行ない、モ
ードボタンA又はモードボタンBが押され続けている
と、S.MO43、S.MO44、S.MO44′を経由して再びS.TD1に
至る。S.TD1においてタイムアップするとS.TD2において
0.5秒タイマーが再スタートされ、S.TD3に移行して?ZML
O1=0か否かの判定を行なう。最初は、S.MO24において
?ZMLO1=0にセットされているので、S.TD4に移行し、?
ZMLO1=1のセットを行い、S.TD5に移行する。S.TD5に
おいて?BIHOLD=0か否かが判定される。最初は?BIHOLD
=0であるのでS.TD6に移行し、時間表示が消灯され
る。
そして、再び、S.TD1に至り、0.5秒タイマーがタイム
アップするまで時間表示が消灯されたままとなり、0.5
秒タイマーがタイムアップすると、S.TD2に移行して0.5
秒タイマーを再スタートさせ、S.TD3に移行して?ZMILO1
=0か否かを判定する。S.TD4、5、6を経由すると?ZM
LO1=1にセットされるので、今度は、S.TD7に移行す
る。S.TD7では?ZMLO1=0のセット処理を行い、S.TD8に
移行する。S.TD8では、マニュアルシャッター又はイン
ターバル時間の表示を消灯させる。したがって、モード
ボタンA又はモードボタンBを押し続けていると、マニ
ュアルシャッター又はインターバル時間が1Hz周期で点
滅されることになる。
S.MO44においてワイドスイッチWIDEがONのときはS.MO
45に移行する。S.MO45では?BB1INTO=1か否かの判別を
行う。S.MO45において?BB1INTO=1のときは、S.MO46に
移行してMODBLB=MODBLB−1の減算処理を行う。そし
て、S.MO47に移行して、MODBLBminのリミット処理を行
う。このMODBLBminのリミット処理はMODBLB<0のと
き、MODBLB=0にセットする処理である。「0」より小
さい値に対応するマニュアルシャッター時間がないから
である。
このS.MO47の処理を実行後、S.MO48において第18図に
示すマニュアルシャッター又はインターバル時間表示処
理を行う。そして、この処理の終了後、S.MO49に移行し
て300msタイマーをスタートさせる。そして、S.MO50に
おいてワイドスイッチWIDEがONか否かの判定を行う。S.
MO50においてワイドスイッチWIDEがOFFのときは、S.MO5
1に移行して?BIHOLD=1の設定処理を行って「MOB」に
移行し、S.MO34以後の処理を実行する。S.MO50において
ワイドスイッチWIDEがONのときは、MOS52に移行して速
度切替えスイッチZMHLがONか否かの判定を行なう。これ
によって、マニュアルシャッター時間又はインターバル
時間の変更が1ステップ切替か連続切替かが判別され
る。ワイド高速のときはS.MO53に移行して300msタイマ
ーがタイムアップしたか否かの判定に移行する。300ms
タイマーがタイムアップするまで、このS.MO50、S.MO5
2、S.MO53のループを繰り返す。S.MO53において300msタ
イマーがタイムアップしたときはMODに移行し、S.MO44
〜S.MO53の処理を繰り返す。これによって、MODBLBの内
容が300ms毎に連続的に減算され連続的に時間の変更が
できる。
ワイド低速のときは、S.MO50においてワイドスイッチ
WIDEがOFFされるまで、S.MO50、S.MO52のループを繰り
返す。したがって、ワイドスイッチWIDEがOFFからONさ
れた直後はMODBLBの内容に変化はあるがその後は、MODB
LBの内容は変わらないことになる。したがって、モード
ボタンA又はモードボタンBを押し続けたまま、ズーム
レバー10を軽く操作してワイドスイッチWIDEをON、OFF
させると、マニュアルシャッター時間又はインターバル
時間が1ステップ毎に逐次変更される。
S.MO45において、?BB1INTO=0のときはS.MO54に移行
してMODINT=MODINT−1の減算処理を行い、S.MO55に移
行してMODINTminのリミット処理を行なう。このMODINTm
inのリミット処理はMODINT<0のとき、MODINT=0にセ
ットする処理である。「0」以下に対応するインターバ
ル時間がないからである。そして、S.MO48〜S.MO53の処
理を続行する。インターバル時間の減算処理について
は、マニュアルシャッター時間の減算処理と同様である
のでその詳細は省略する。
いずれにしても、モードボタンA又はモードボタンB
が押され続けてマニュアルシャッター時間又はインター
バル時間が変更され、ワイドスイッチWIDEがOFFされる
と、S.MO51に移行して?BIHOLD=1にセットされ、モー
ドボタンA又はモードボタンBがOFFされない限り、S.M
O43、S.MO44、S.MO44′の処理を継続して時間表示点滅
処理に至る。そして、S.TD5において?BIHOLD=1と判定
されるので、S.TD6の時間表示消灯をパスしてS.TD9に移
行する。したがって、所望の時間が最終的に得られた直
後は、最終的に得られたマニュアルシャッター時間又は
インターバル時間が所定時間表示されたままとなり、時
間の確認が容易である。その後もモードボタンA又はモ
ードボタンBを押し続けているとマニュアルシャッター
時間又はインターバル時間が点滅表示される。なお、S.
TD9においては、?BIHOLD=0にセットする。
S.MO43において、テレスイッチTELEがONのときはS.MO
56に移行する。?BB1INTO=1とすると、S.MO56からS.MO
57に移行してMODBLBの加算処理が行われる。そして、S.
MO58に移行してMODBLBmaxのリミット設定処理を行なっ
て、S.MO59に移行し、マニュアルシャッター時間又はイ
ンターバル時間を表示する。そして、その後、S.MO60に
移行して300msタイマーをスタートさせ、S.MO61に移行
してテレスイッチTELEがONか否かの判定を行う。S.MO61
にテレスイッチTELEがONのときは、S63に移行して、速
度切替えスイッチZMHLがONかOFFの判別を行なう。テレ
低速の場合はS.MO61、S.MO63のループを繰り返す。テレ
高速の場合はS.MO64に移行して300msタイマーがタイム
アップしたか否かの判別を行う。300msタイマーがタイ
ムアップするまで、S.MO61〜S.MO64の処理を繰り返す。
S.MO64においてタイムアップした場合、MOCを経由して
S.MO43、S.MO56以降のループを繰り返す。テレスイッチ
TELEがONの場合の処理は、マニュアルシャッター時間又
はインターバル時間がワイドスイッチWIDEがONのとき減
算処理であるのに対し加算処理である点が相違するのみ
であるのでその詳細な説明は省略する。
(効果) 本発明に係わる電子制御カメラは、以上説明したよう
に構成したので、マニュアルシャッター時間あるいはイ
ンターバル時間の変更機能を追加した場合にあっても、
モードボタンの個数、マニュアルシャッター時間あるい
はインターバル時間を表示するための表示領域を表示部
に新たに設けなくとも、マニュアルシャッター時間ある
いはインターバル時間を変更できると共にその変更され
たマニュアルシャッター時間あるいはインターバル時間
を表示できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係わる電子制御カメラの外観
図、 第4図は本発明に係わる電子制御カメラの回路構成図、 第5図は本発明に係わるズームスイッチの接点構成の説
明図、 第6図は各露出方式、撮影方式の各モードとモードマー
クとの対応を示す図、 第7図はマニュアルシャッター時間とMODBLBの内容との
対応関係を示す図、 第8図はインターバル時間とMODINTの内容との対応関係
を示す図、 第9図はLCD表示部に表示される各種のマークを示す
図、 第10図〜第15図は本発明に係わる電子制御カメラのメイ
ンフローを示す図、 第16図〜第19図はモード設定処理に用いるフローを示す
図、 である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼子 紀夫 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)発明者 永井 克俊 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−59940(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ズームレンズのワイド方向またはテレ方向
    のどちらかの方向への駆動を指示するズーム方向指示手
    段と、カメラの撮影方式を変更する撮影方式設定手段を
    有し、該撮影方式を表示する表示手段とを有する電子制
    御カメラにおいて、 前記撮影方式設定手段の操作により、マニュアルシャッ
    ター撮影又はインターバル撮影等の撮影方式に変更可能
    なように制御すると共に、マニュアルシャッター撮影又
    はインターバル撮影等においては所定の条件のもとで、
    前記撮影方式設定手段とズーム方向指示手段を操作する
    とマニュアルシャッター時間又はインターバル時間等を
    変更する変更手段が設けられている電子制御カメラ。
  2. 【請求項2】前記ズーム方向指示手段は、ズームレンズ
    のズーム変化速度を切替え可能であり、第一のズーム速
    度位置ではマニュアルシャッター時間又はインターバル
    時間を1ステップずつ変更可能とし、第2のズーム速度
    位置では連続に切替え可能であることを特徴とする請求
    項1に記載の電子制御カメラ。
  3. 【請求項3】マニュアルシャッター撮影又はインターバ
    ル撮影において設定されているマニュアルシャッター時
    間又はインターバル時間が表示されていないときに撮影
    方式設定手段を操作すると撮影方式は変更されることな
    くマニュアルシャッター時間又はインターバル時間が前
    記表示手段に表示されることを特徴とする請求項1に記
    載の電子制御カメラ。
  4. 【請求項4】前記撮影方式設定手段と前記ズーム方向指
    示手段を操作することによるマニュアルシャッター時間
    又はインターバル時間の設定中においてマニュアルシャ
    ッター時間又はインターバル時間が変更された後の一定
    時間はマニュアルシャッター時間又はインターバル時間
    が点灯表示となりその後マニュアルシャッター時間又は
    インターバル時間がズーム方向指示手段により変更され
    なければ点滅となることを特徴とする請求項1に記載の
    電子制御カメラ。
  5. 【請求項5】前記撮影方式設定手段と前記ズーム方向指
    示手段を操作することによるマニュアルシャッター時間
    又はインターバル時間の設定が可能な状態から撮影方式
    設定手段の操作を解除し、時間設定の処理を終了した状
    態に移行したときにマニュアルシャッター時間又はイン
    ターバル時間は一定時間点灯表示した後通常の表示に復
    帰することを特徴とする請求項1に記載の電子制御カメ
    ラ。
  6. 【請求項6】前記インターバル時間があらかじめ定めら
    れた固定値であることを特徴とする請求項1に記載の電
    子制御カメラ。
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