JP2816693B2 - 電子制御カメラ - Google Patents

電子制御カメラ

Info

Publication number
JP2816693B2
JP2816693B2 JP1031320A JP3132089A JP2816693B2 JP 2816693 B2 JP2816693 B2 JP 2816693B2 JP 1031320 A JP1031320 A JP 1031320A JP 3132089 A JP3132089 A JP 3132089A JP 2816693 B2 JP2816693 B2 JP 2816693B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interval
display
switch
mode
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1031320A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02210432A (ja
Inventor
武夫 小林
隆勇 西田
靖司 田畑
紀夫 沼子
克俊 永井
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP1031320A priority Critical patent/JP2816693B2/ja
Priority to DE19904004003 priority patent/DE4004003C2/de
Priority to GB9003008A priority patent/GB2229284B/en
Priority to FR9001614A priority patent/FR2643164B1/fr
Publication of JPH02210432A publication Critical patent/JPH02210432A/ja
Priority to US08/035,892 priority patent/US5280320A/en
Priority to HK98102408A priority patent/HK1003336A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP2816693B2 publication Critical patent/JP2816693B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/38Releasing-devices separate from shutter
    • G03B17/40Releasing-devices separate from shutter with delayed or timed action

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Focusing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、設定されたインターバル時間が経過する
毎に撮影を行なうインターバル撮影手段を有すると共
に、インターバル撮影中に次の撮影までのインターバル
残り時間を表示部に表示させる電子制御カメラの改良に
関する。
(従来の技術) 近時、カメラの撮影方式、露出方式などのモードを意
味するモードマークを表示部に表示させる電子制御カメ
ラでは、露出方式、撮影方式等の各作動中に関する多種
多様の表示も行えるようになっている。顧客の立場に立
って考えると、これはまことに好ましいことである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、表示部には限りがあり、インターバル
のモードを新たに付加したうえで、インターバル撮影中
に次の撮影までのインターバル残り時間を表示するよう
に構成すると、現在フィルムの何枚目まで撮影したかと
いうフィルム枚数表示と現在の焦点距離表示も同時に表
示することは表示部が大きくなるので難しいことであ
る。
この発明の目的は、表示部を大きくすることなく、イ
ンターバル撮影中でも撮影枚数、焦点距離表示の可能な
電子制御カメラを提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記の目的を達成するため、設定された
インターバル時間が経過する毎に撮影を行なうインター
バル撮影手段を有すると共に、インターバル撮影中に次
の撮影までのインターバル残り時間を表示部に表示させ
る電子制御カメラにおいて、 インターバル撮影中に、所定のスイッチを押した際
に、撮影枚数又は焦点距離を前記残り時間表示と切り換
えて前記表示部に表示させる制御手段を設けたことを特
徴とする。
(作用) この発明によれば、インターバル撮影中に所定のスイ
ッチを押せば、インターバル残り時間の表示を切り換え
て表示部に撮影枚数又は焦点距離が表示されるので。表
示部を大きくせずに、インターバル撮影中でも撮影枚数
や焦点距離を確認することができる。また、そのような
確認を必要としない場合には、スイッチを操作しなけれ
ば表示部にインターバルの残り時間が表示させるので、
撮影者が必要とする情報がいつでも得られることにな
り、非常に使用勝手のよいものとなる。
[実施例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第39図はこの発明の一実施例を示したもので
ある。
まず、第1図〜第3図に従ってこの実施例に係る電子
制御カメラの外観を説明する。
第1図において、1はカメラ本体、2、3はズームレ
ンズ鏡筒を示している。カメラ本体1の正面側には、第
2図に示すように測距部4、ファインダー窓5、ストロ
ボ6、受光素子としてのCdS、セルフタイマーランプ7
が設けられ、カメラ本体1の背面側には、裏蓋8、LCD
表示9、モードボタンA、モードボタンB、クリアボタ
ンC、ズームレバー10、緑ランプD、赤ランプE、裏蓋
開放レバー11が設けられ、裏蓋開放レバー11をその上昇
停止位置から下降停止位置に向かって矢印方向に操作す
ると裏蓋8が開かれる。その裏蓋8が開いているときに
は、裏蓋開放レバー11は下降停止位置にあり、裏蓋8を
閉じると裏蓋開放レバー11が上昇する。
裏蓋8には、デート表示部12、デート切り換えボタン
13が設けられている。なお、カメラ本体1の底部には図
示を略すリワインドボタンが設けられている。
カメラ本体1の上部には、第1図に示すように、電源
レバー14、シャッターボタン15、マクロボタン16が設け
られている。電源レバー14は電源ON位置と電源OFF位置
との間でスライドされる。
ズームレバー10はワイド側とテレ側との間で矢印r1、
r2方向に操作される。このズームレバー10は後述するマ
ニュアルシャッター時間又はインターバル時間の変更に
兼用されているが、これについては、モードボタンA、
モードボタンB、クリアボタンCの機能を説明するとき
に一括して説明することとする。
次に、上述したカメラの回路構成を第4図に基づいて
説明する。
この制御回路の中心となるのはメインCPUであり、こ
れと並列してシャッター関係の処理を行なうサブCPUが
ドライブICを介して接続されている。
メインCPUは、スイッチ等の情報入力手段からの入力
に基づき、以下の制御を行う。
(1)各モータ駆動回路を介してズームモータ、フィル
ムモータを制御する。
(2)測距関係の表示を行う緑ランプD、ストロボ関係
の表示を行う赤ランプE、セルフタイマー関係の表示を
行うセルフタイマーランプ7の点灯、点滅を制御する。
(3)LCD表示9の表示を制御する。
(4)ストロボ回路の充電の制御を行う。
そして、メインCPUに対する情報入力手段としては、
以下のものがある。
(1)電源レバー14を電源OFF位置にした際にONするロ
ックスイッチLOCK。
(2)シャッターボタン15の一段押しでONする測光スイ
ッチSWS。
(3)シャッターボタン15の二段押しでONするレリーズ
スイッチSWR。
(4)マクロボタン16を押した際にONするセルフバック
のマクロスイッチMCRO。
(5)ズームレバー10をテレ側r2に倒すことによってON
するズームのテレスイッチTELE。
(6)ズームレバー10をワイド側r1に倒すことによって
ONするズームのワイドスイッチWIDE。
(7)ズームレバー10の倒し角が小さいときにONし、大
きいとOFFする速度切替えスイッチZMHL。
(8)各モードボタンA,B,クリアボタンCを押すことに
よってONするセルフバックのモードAスイッチMDA、モ
ードBスイッチMDB、クリアスイッチMDC。
(9)フィルムパトローネにプリントされたDXコードを
読み取るDX接点。
(10)後述するズームコード入力手段ZC0,ZC1,ZC2。
(11)裏蓋開放レバー11を押し下げるとOFFし、裏蓋8
を閉じてレバーがロック位置まで上がるとONする裏蓋ス
イッチBACK。
(12)リワインドボタンを押すことによってONするセル
フバックのリワインドスイッチREW。
(13)フィルムの給送の有無を検知するフィルム給送検
出スイッチ。
ズーム関係の3つのスイッチTELE,WIDE,ZMHLは、1つ
のズームレバーによってON/OFFする構成であり、その接
点の配置は第5図に示す通りである。これらの組合せに
より、5通りの状態をメインCPUへ入力させることがで
き、そのデータはズーム操作において、あるいはモード
設定において利用される。例えばズーム操作の際には、
図中に示したようにズームモータの正逆転と、それぞれ
の回転における高速、低速の切り換えとの情報をメイン
CPUへ入力させる。
一方、サブCPUは、オートフォーカスICを介して赤外L
EDとPSDとから成る測距ユニットを制御すると共に、こ
のオートフォーカスICの出力に基づく測距データと、Cd
Sの出力に基づく測光データとをメインCPUへ転送する。
ドライブICは、サブCPUからの指令に基づいてシャッ
ター回路の制御、及びストロボ回路のトリガ信号出力を
行う。
第6図は、上記ブロック図中のズーム関係部分につい
ての説明図である。
メインCPUからは、モータ駆動回路に対して4本の信
号線MP1,MP2,MN1,MN2を介して正転、逆転指令が出力さ
れる。
また、このモータ駆動回路に駆動電源を供給するモー
タ電源制御回路は、信号線MCNTを介してメインCPUから
入力される速度指令に基づき、供給電圧を高低2種類に
切り替える。MCNTがOFFであれば、電池電圧を直接ズー
ムモータ駆動回路に供給し、ONであれば所定の電圧に降
圧して供給する。
これらの指令の内容は、後述の第1表に示した通りで
ある。
ズームモータは、正回転時にはカム筒を介して鏡筒3
を突出する方向に駆動して撮影レンズの焦点距離をテレ
側に変化させ、逆転時には鏡筒3を収納する方向へ駆動
させて撮影レンズの焦点距離をワイド側へ変化させる。
なお、このカメラにおいては、撮影レンズの焦点距離
の変化、この変化に伴う開放F値の変化、レンズが広角
(ワイド)端にあること、望遠(テレ)端にあること、
マクロ撮影位置にあること、収納(ロック)位置にある
こと等の情報を自動的に検出し、これらの情報に従って
各種の制御を行っている。
そのため、レンズを駆動するカム筒の周面にコード板
を貼着し、ボディ側にこのコード板に摺接するブラシを
4本(各端子名:ZC0,ZC1,ZC2,GND)設けている。
4本のブラシの内GNDは共通端子であり、他の3本が
コード検出用の端子である。
第7図はコード板13の展開図と各コードとの対応を示
すものである。端子ZC0,ZC1,ZC2は、図中斜線で示した
コード板の導通ランドに接触している際に「0」、接触
していないときに「1」の信号が取り出される。本明細
書では、これらの端子の導通関係から検出させる3ビッ
トの情報をズームコードZCODEと定義する。
また、このカメラでは、ズーミングの制御のために上
記のズームコードに基づいてポジションコードPOSとデ
ィビジョンコードDIVとを定めている。
ポジションコードPOSは、撮影レンズがワイド端より
ロック位置側にあること、ズーム域のワイド端、テレ端
にあること、ワイド端とテレ端との間のズーム域にある
こと、テレ端よりマクロ位置側にあることの5つの状態
を区別するために用いられ、ディビジョンコードDIV
は、ズーム域を14分割してレンズ位置を示すために用い
られる。図中のDIVは16進表示である。
なお、第7図においては、POS=1,3の部分も一定の幅
を持って表現されているが、この部分は実際には幅を持
たない点である。すなわち、POS=1となるのは、レン
ズがワイド端に設定される場合、すなわちZC1が1から
0(OFFからON)となった瞬間のみで、ワイド端で停止
しない場合にはPOSは0から2に切り替わる。
ところで、この装置では、ロック位置とズーム域との
間及びズーム域とマクロ位置との間は停止禁止域とされ
ている。
しかし、上記の境界の区別を端子のONからOFFへの変
化によって検出する構成であると、本来ONである端子が
ブラシとコード板との接触不良によってOFFと検出され
た場合には、ズームモータが停止禁止域で停止してしま
う虞がある。
そこで、この装置では、これらの境界を検出するに当
たって所定の端子のOFFからONへの変化を用いるようコ
ード板、及びソフトを構成している。このような構成と
すれば、端子がOFFである領域でONと検出させることは
ないため、ブラシとコード板との接触不良があったとし
ても停止禁止位置での停止を避けることができる。
一方、ズーム域では、前述したように撮影レンズの焦
点距離に対して14の区分を行っている。しかも、端子ZC
2はズーム域内ではテレ端検出のためのみに使用されて
いる。
従って、13の段階を2ビットで区分しなければならな
い。そこで、この例では、DIV=1〜Eに対応させてZCO
DE=4,5,6,7を繰り返して対応させる相対コードの構成
を採用している。
このような構成をとった場合、静的に検出されるズー
ムコードZCODEのみからはレンズの焦点距離に対応する
ディビジョンコードを一つに特定することができないた
め、端点からのズームコードの変化を動的に検出しつつ
メモリー内に記憶されたディビジョンコードを逐次書換
えて現在のディビジョンコードを把握する構成とされて
いる。
次に、モードボタンA、モードボタンBの機能につい
て説明する。
モードボタンAは、露出方式を設定する機能を有
し、、露出方式としては、ここでは、オート(ストロボ
自動発光モード)、ストロボON(ストロボ強制発光モー
ド)、ストロボOFF(ストロボ発光禁止モード)、露出
補正、バルブ、バルブ&ストロボONの6種類が準備され
ている。
第8図には、この各露出方式に対応する表示マークが
示されている。なお、オートの場合、無表示である。ま
た、露出方式に対応して1個のMODEAが準備されてお
り、MODEAの内容「0」はオート、「1」はストロボO
N、「2」はストロボOF,「3」は露出補正、「4」はバ
ルブ、「5」はバルブ&ストロボONに対応している。モ
ードボタンAを操作すると、MODEAが変更される。
モードボタンBは、撮影方式を設定する機能を有し、
撮影方式としては、ここでは、1コマ撮影、連続撮影、
セルフタイマー、ダブルセルフ、多重撮影、インターバ
ルの6種類が準備されている。この各撮影方式に対応す
る表示マークも第8図に示されているが、1コマ撮影の
ときは無表示である。また、撮影方式に対応してMODEB
が準備されており、このMODEBの内容「0」は1コマ撮
影、「1」は連続撮影、「2」はセルフタイマー、
「3」はダブルセルフ、「4」は多重撮影、「5」はイ
ンターバルに対応している。
モードボタンBを操作すると、MODEBの内容が変更さ
れる。LCD表示には、このMODEAの内容とMODEBの内容と
に基づき、表示が行われると共に、撮影時の制御もこれ
らの内容に基づき行われる。
露出方式がバルブ又はバルブ&ストロボONに対して、
第2表に示すマニュアルシャッター時間が準備されてい
る。ここでは、8種類のマニュアルシャッター時間が準
備され、この8種類のマニュアルシャッター時間に対し
て1個のMODBLBが準備されており、このMODBLBの内容
「0」はバルブに対応し、「1」〜「7」は各マニュア
ルシャッター時間1〜60秒に対応している。このMODBLB
の内容は後述するモード設定フローにおいて、モードボ
タンAを押してバルブ又はバルブ&ストロボONモードに
変化したときにそのままモードボタンAを押した状態で
ズームレンズ10を操作すると変更される。なお、バルブ
又はバルブ&ストロボONモードのときでマニュアルシャ
ッター時間が表示されていないときにモードボタンAを
押し直し、ズームレバー10を操作しても変更される。
撮影方式のインターバルに対して、第3表に示すイン
ターバル間が準備されている。ここでは、16種類のイン
ターバル時間が準備され、この16種類のインターバル時
間に対して1個のMODINTが準備されており、このMODINT
の各内容「0」〜「15」は、各インターバル時間10秒〜
60分に対応している。MODINTの内容は、モードボタンB
を押してインターバルモードに変化したときに、そのま
まモードボタンBを押した状態でズームレバー10を操作
すると変更される。なお、インターバルモードでインタ
ーバル時間が表示されていないときにモードボタンBを
押し、ズームレバー10を操作しても変更される。なお、
マニュアルシャッター時間の初期値はバルブであり、イ
ンターバル時間の初期値は60秒であり、これは、モード
イニシャライズ又はクリアボタンCをONすると自動的に
設定される。
次に、LCD表示9の表示内容について第9図を参照し
つつ説明する。モードボタンA、Bによるモードマーク
は、その各モードに応じて各表示領域に表示され、その
各マークの意味については既述したので、残余のマーク
について説明する。
この第9図において、17はシャッターボタンマーク、
18はマクロマーク、19はズームレバーマーク、20は電池
マーク、21は7セグメント表示部であり、「mm」は焦点
距離表示のときに点灯する単位のマーク、「MS」はマニ
ュアルシャッター時間又はインターバル時間を表示する
ときの単位のマーク、「EX」は撮影枚数を意味する単位
のマークである。
シャッターボタンマーク17はシャッターボタン15が作
動可能なとき表示され、マクロマーク18はマクロボタン
16を押してマクロ位置に撮影レンズが繰り出されてマク
ロ撮影が可能なときに点灯され、測距の結果マクロ撮影
への切り換えが必要なときに点滅される。ズームレバー
マーク19はズームレバー10が使用可能なとき点灯又は点
滅され、電池マーク20は電池消耗時に点灯する。7セグ
メント表示部21には、撮影枚数、焦点距離又はマニュア
ルシャッター時間あるいはインターバル時間に対応する
数値が表示される。なお、単位のマーク「MS」におい
て、「M」は分を「S」は秒を意味し、マニュアルシャ
ッター時間あるいはインターバル時間の設定された時間
に対応して「M」又は「S」のいずれかが表示される。
次に、第10図〜第24図に示したフローチャートに従っ
て上述したメインCPUに格納されたプログラムをカメラ
の作動と共に説明する。
《メイン処理》 まず、第10図〜第15図に示したリセット処理、メイン
処理から説明する。メイン処理は、カメラの基本動作を
規定するものであり、他の処理は種々の条件に応じてメ
イン処理から分岐あるいはコールされて行なわれるもの
である。
電源が投入されるとメインCPUのリセットが解除さ
れ、第10図のリセット処理が開始される。メインCPUは
ステップ(以下、S.とする)RS1,RS2においてメモリの
イニシャライズとスイッチデータの入力とを行い、S.RS
3においてモードイニシャライズ処理を行い、S.RS4で第
16図に示したズームイニシャライズ処理を行った後、メ
イン処理に入る。なお、モードイニシャライズ処理は、
前述した各種のモードの設定を初期値に戻し、ストロボ
自動発光、1コマ撮影のモードとする処理である。
メイン処理では、S.MI1において表示ホールドに用い
る1秒のタイマをクリア、スタートさせる。
S.MI2〜MI4では、測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELE、モー
ドAスイッチMDA、モードBスイッチMDB、クリアスイッ
チMDC、マクロスイッチMCROの全てがOFFしている場合に
スイッチ判定フラグ?SWOFFに1がセットされ、何れかが
ONしている場合には0がセットされる。なお、以下の説
明においてフラグ名には、語の頭に「?」を付して他の
記号と区別することとする。
S.MI5〜MI8では、測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELEの4つ
のスイッチが全てOFFであり、かつ、モード設定におい
て撮影が禁止されるモードの組合せが選択されていない
場合に測光スイッチ有効フラグ?SWSENに1がセットさ
れ、何れかのスイッチがONしている場合、あるいは撮影
禁止のモード組合せが設定されている場合に0がセット
される。
S.MI9では前述した各スイッチの状態が入力され、以
下この入力されたスイッチデータに基づいて処理が行わ
れる。
まず、S.MI10においてリワインドスイッチREWがONし
ていると判断された場合には、S.MI11でモードイニシャ
ライズ処理された後、S.MI12で第12図に示したループ抜
け出し処理が行われる。この処理は、ストロボ回路の充
電を停止するS.LO1と、充電表示用の赤ランプを消灯さ
せるS.LO2との2ステップから成り、メイン処理から他
の処理に分岐する前に必ずゴールされる。
ループ抜け出し処理の後、S.MI121のリワインド処理
に分岐する。リワインド処理については詳述しないが、
フィルムの巻き戻しが終了するとリワインド終了フラグ
?REWENDが1にセットされ、メイン処理の先頭にジャン
プして処理が進められる。
裏蓋が閉じて裏蓋スイッチBACKがONしている場合に
は、S.MI14においてローディング終了フラグ?LDENDの状
態からローディングが終了しているか否かを判断し、終
了していない場合(?LDEND=0)にはS.MI15,MI16のモ
ードイニシャライズ処理とループ抜け出し処理とを経て
S.MI161のローディング処理に分岐する。終了している
場合にはS.MI17,MI18をスキップして処理が進められ
る。
なお、ローディング処理が終了すると、?LDENDに1が
セットされ、メイン処理の先頭にジャンプして処理が進
められる。
裏蓋が開放している場合には、S.MI17,MI18において?
LDEND.?REWENDが共にクリアされる。
第13図のS.MI19〜MI24では、ロックスイッチLOCKがOF
FからONになった場合、すなわち電源レバーが電源ON位
置から電源OFF位置になった場合の処理を示している。
ロック位置フラグ?LOCKに基づいて撮影レンズがロック
位置にないと判断された場合には、LCD表示上のフィル
ム枚数表示を焦点距離表示に切替えた後、抜け出し処理
を行い、後述するズーム逆転処理へ分岐してレンズをロ
ック位置に引き戻す。レンズが既にロック位置にあり、
リワインド終了状態でない場合には、ループ抜け出し処
理を経て後述のロック処理に分岐する。リワインド終了
状態ならば、第15図に示したメイン処理の「MID」の位
置へとジャンプして処理が進められる。
ロックスイッチLOCKがOFFであり、かつ、S.MI25にお
いてレンズがワイド端よりロック位置側にある(POS=
0)場合には、S.MI26,MI27において焦点距離表示を行
うと共に、表示ホールドフラグ?WAITDを1として表示を
1秒間ホールドするよう設定する。このホールドの処理
は、メイン処理の最後に説明する。その後、S.MI28でマ
クロ要求フラグ?RQMCROに0をセットし、S.MI29で抜け
出し処理を実行して後述のズーム正転処理へ分岐し、レ
ンズをワイド端へ移動させる。
S.MI30〜MI36では、マクロスイッチMCROがONしている
場合に、焦点距離表示を行うと共に、表示ホールドフラ
グ?WAITDを1にセットする。そして、マクロ位置フラグ
?MCROの状態から撮影レンズがマクロ位置にあるか否か
を判断し、マクロ位置にあれば表示ホールド用のタイマ
をクリア、スタートして第15図の「MIC」へとジャンプ
して処理を進める。マクロ位置になればマクロ要求フラ
グ?RQMCROを1にセットし、ループ抜け出し処理を経て
ズーム正転処理へ分岐し、レンズをマクロ位置まで移動
させる。
続いて第14図に示したS.MI37〜MI43では、テレスイッ
チTELEがONしている場合に、焦点距離表示に切り換えて
表示ホールドフラグを立て、テレ端にない場合(POS≠
3)には抜け出し処理を経てテレ端よりマクロ側にある
(POS=4)かワイド側にある(POS≠4)かを判断す
る。テレ端よりワイド側のズーム域にある場合には、後
述するテレ移動処理へ分岐してレンズをテレ側に移動さ
せ、マクロ側にある場合にはズーム逆転処理へ分岐して
レンズをテレ端に引き戻す。
レンズが既にテレ端にある場合(POS=3)には、表
示用タイマをクリアしてこの時点から再度1秒のカウン
トを行う。
S.MI44〜MI50では、ワイドスイッチWIDEがONしている
場合に、焦点距離表示に切り換えると共に表示ホールド
フラグを立て、レンズがワイド端にあればそのままS.MI
48でタイマーをクリア、スタートさせてメイン処理を進
める。ワイド端にない場合には、ループ抜け出し処理を
経てレンズがテレ端よりワイド側にあるかマクロ側にあ
るかを判断する。
ワイド側にある場合には、後述のワイド移動処理に分
岐してレンズをワイド側へ移動させる。マクロ側にある
場合には、ズーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に
引き戻し、テレ端に達してもワイドスイッチWIDEが押さ
れ続けている場合には、ズーム逆転処理からワイド移動
処理へ分岐してレンズを連続的にワイド側へ移動させ
る。
従って、撮影レンズのマクロ位置への設定はマクロス
イッチのONによって行い、マクロ位置に設定されたレン
ズをズーム域に戻すためには、ズームレバーをいずれか
の方向に操作すればよい。
第14図のS.MI51〜MI54では、マクロテレシフトフラグ
?MTSIFTの状態からシフトが要求されていると判断され
る場合に、焦点距離表示処理を行うと共に、表示ホール
ドフラグ?WAITDを1とし、ループ抜け出し処理を経てズ
ーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に引き戻す。
マクロ撮影の遠距離限界は約1メートルであるため、
レンズがマクロ位置にあって測距結果が1メートル以上
である場合にはこのままシャッターを切ってもピントの
あった写真を得ることができない。そこで、このカメラ
では、上記のような場合にレリーズロックをかけ、レン
ズをマクロ位置からテレ端へシフトさせるよう制御して
いる。フラグ?MTSIFTは、AEAF制御処理内のLL演算処理
において設定されるものである。
続いてS.MI55では、リワインド終了フラグ?REWENDの
状態を判断し、リワインドが終了している場合にはS.MI
56でLCD表示に「00 EX」の表示を行わせる。このフラグ
が0の場合には、S.MI57でモード設定処理がコールされ
る。
モード設定処理内では、S.MI2〜MI4で設定したスイッ
チ判定フラグ?SWOFFをみて前回の入力でスイッチが全て
OFFしていた場合にのみ設定処理に入り、いずれかのス
イッチがONしていた場合には設定を行わずにメイン処理
へリターンする。
このモード設定処理内では、露出方式、撮影方式を設
定し、各方式に対応した値をMODEA、MODEBにセットす
る。また、モードの変更があった場合には、モードチェ
ンジフラグ?MDCHGが1とされ、変更がなければ0とされ
る。
モード設定処理からリターンすると、S.MI58において
設定されたフラグの状態を判定し、モードの変更があっ
た場合にはS.MI59,MI60で表示ホールドフラグを1にセ
ットしてループ抜け出し処理を経てメイン処理を先頭に
ジャンプする。
モードの変更がなかった場合には、S.MI61,MI62にお
いて測光スイッチWSと測光スイッチ有効フラグ?SWSENと
の状態を判定し、所定の条件を満たす場合にS.MI63〜MI
65で焦点距離表示を行って表示ホールドフラグをクリア
し、ループ抜け出し処理を経てシャッター関係の制御を
行うAEAF制御処理へと分岐する。
AEAF制御処理へ分岐するのは、測光スイッチがONして
おり、かつ、メモリされたSWS,SWR,TELE,WIDEの各スイ
ッチデータが何れもOFFであり、かつ、撮影可能なモー
ド設定である場合である。すなわち、AEAF制御処理に分
岐するのはSWSがOFFからONに変化した場合のみであり、
ズームレバーが操作されていた場合等は分岐せずにメイ
ン処理が続行される。
S.MI66ではストロボ回路の充電制御処理が実行され、
S.MI67〜MI71において表示切り換えの処理が実行され
る。
表示ホールドが要求されている場合、例えば後述する
ズームの処理後にメイン処理において、表示用タイマー
のクリアから1秒経ったか否かが判断される。
タイマーが1秒経過する前には、現在なされている表
示がホールドされる。
表示ホールドが要求されていない場合、あるいはタイ
マーが1秒経過すると、枚数表示以外の表示がなされて
いる場合には枚数表示を行い、表示ホールドフラグが?W
AITDをクリアする。
このように、フィルム枚数表示は、一時的に切り換え
られる際を除いて他の表示より優先的に表示されること
となる。
そして、S.MI72で125ms処理を停止した後、S.MI73で
充電禁止時間処理がコールされ、リターン後メイン処理
のS.MI2へとジャンプして処理が続けられる。
以上でメイン処理の各ステップの説明を終了し、続い
てメイン処理から分岐するフロー、サブルーチンについ
て説明する。
《ロック処理》 第26図はメイン処理のS.MI24から分岐するロック処理
のフローを示したものである。この処理は、ロックスイ
ッチがONされて撮影レンズがロック位置に収納された際
に分岐して実行される処理である。
この処理に入ると、S.LK1〜LK4においてローディング
終了フラグ?LDENDの状態に応じてLCD表示に枚数表示を
点灯、あるいは消灯させ、モードを初期値に戻す。
S.LK5〜LK13のループは、リワインドスイッチREWがOF
Fしていること、裏蓋スイッチBACKがOFFしているか、ON
していてもローディングが終了していること、ロックス
イッチがONしていることを条件に125msの繰り返しで実
行される。
S.LK13では、メイン処理のS.MI73と同様の充電禁止時
間処理が行われる。
リワインドスイッチがONした場合には、S.LK6から分
岐してS.LK61のリワインド処理を実行し、メイン処理の
先頭にジャンプする。
裏蓋が閉じていてローディングが終了している場合に
は、S.LK9,LK10をスキップしてループが形成され、裏蓋
が開放されるとローディング終了フラグがクリアされる
と共に、枚数表示が消灯される。そして、次回のループ
において裏蓋が閉じられれば、S.LK8からS.LK81のロー
ディング処理に進み、この処理が終了するとメイン処理
の先頭にジャンプする。
ロックスイッチLOCKがOFFした場合には、S.LK14,LK15
で充電スタートフラグ?CHGSTと表示ホールドフラグ?WAI
TDとを1にセットしてメイン処理へジャンプして処理が
進められる。
《AEAF制御処理》 次に、第16図〜第18図に基づき、メイン処理のS.MI65
から分岐するシャッター制御関係のAEAF制御処理を説明
する。この処理には、前述したように測光スイッチSWS
がOFFからONへ変化し、かつ、モードの組合せが適正で
あるときに入るが、その他にも、この処理の中で一旦充
電処理に分岐した後、あるいは連続撮影の際のワインド
後には、それぞれAEAF制御2、AEAF制御3の端子からこ
の処理に入る。
まず、S.AF1〜AF3では、何れの処理からこのフローに
入ったかにより測光測距ジャンプフラグ?AEAFをセット
する。AEAF制御処理の途中から充電処理に分岐して再び
この処理に戻った場合には、後述するように既に測光、
測距等の検出は終了しているため、これらの処理をジャ
ンプさせるために?AEAFを1とし、その他の場合に0と
している。
メイン処理から分岐した場合には、S.AF4,AF5におい
てオートレリーズフラグ?AUTORELの状態に従い、これが
0である場合に焦点距離表示を行っている。このフラグ
は、後述するようにインターバルのモード、あるいはダ
ブルセルフのモードの2枚目の撮影の際に1にセットさ
れ、これらの場合に測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWRがOFFであっても自動的に撮影を実行させる。
S.AF6の電圧チェック処理は、ストロボコンデンサの
充電電圧を測定する処理であり、電圧が270V以上である
場合に270V充電フラグ?FCH270を1とし、また、315V,28
5Vを境として充電電圧を3段階に分け、DGVを設定す
る。ストロボコンデンサは、電圧330Vでフルチャージで
あり、この際の発光量によってガイドナンバーが定めら
れている。一方、このカメラでは、コンデンサがフルチ
ャージされていなくとも270V以上ならば発光するよう制
御している。
従って、電圧が330Vに達していない場合にはストロボ
コンデンサの充電電圧に対応するガイドナンバーの低下
を把握しておかなくては露出がアンダーとなってしま
う。DGVは、ストロボコンデンサ充電電圧によるガイド
ナンバーの低下分を示すパラメータであり、315V以上で
0/4、285V〜315Vの場合に1/4、285V以下で2/4の値に設
定される。
S.AF7では、後述のFM演算において設定される充電要
求フラグ?CHGRQを0とする。
S.AF8〜AF11では、インターバル、あるいはダブルセ
ルフの2枚目でなく、かつ、メイン処理、ワインド処理
からこのフローに入った場合にサブCPUから測距データ
を入力してこれに基づいて第19図に示したLL(レンズラ
ッチ)演算を行う。LL演算は、測距結果に基づいて撮影
レンズ内でピント合わせ用のレンズを移動させ。ピント
合わせを行なうためのレンズ移動量を決める演算であ
る。
上記以外の場合には、前回のLLデータをそのまま使用
することとなり、従って、インターバル撮影等の際には
ピントは1枚目と同一となる。インターバル撮影の場合
には撮影者がカメラから離れていることが一般的であ
り、撮影対象が画面中央の測距エリアから移動した場合
のピントズレを防止する必要があるからである。
S.AF12〜AF16では、一旦分岐した充電処理から再びAE
AF処理に入った場合を除いて、測光関係の処理が実行さ
れる。すなわち、S.AF13ではDXコードを入力してフィル
ムのISO感度を演算に用いるSv値に変換し、S.AF14では
レンズの焦点距離を示すディビジョンコードDIVから第
7図に示した対応関係によって開放Fナンバーの補正量
αを求める。そして、これらのデータとS.AF15において
サブCPUから入力される測光データとに基づき、S.AF16
において第20図に示すAE(自動露出)演算処理をコール
してAEデータを求める。
S.AF17では、第21図に示すFM(フラッシュマチック)
演算処理がコールされ、FMデータがセットされる。な
お、一旦分岐した充電処理から再度この処理に入った場
合、AE演算はスキップするが、充電によってDGVが変化
している可能性があるため、FM演算は再度実行すること
としている。
次に、S.AF11のLL演算中でレリーズロックと判定され
たか否かをS.AF18においてレリーズロックフラグ?RLOCK
の状態から判断する。ルレーズロックと判定されるの
は、レンズがズーム域にあって被写体が近すぎる場合
と、レンズがマクロ位置にあって被写体が遠すぎる場合
とである。これらの場合にはピントのあった写真が得ら
れないため、S.AF19〜AF21において緑ランプを点滅させ
て警告し、測光スイッチSWSが離されるのを待って赤、
緑ランプを消灯してメイン処理へとジャンプする。
S.AF22〜AF24では、ストロボコンデンサの充電電圧が
所定値に達しておらず充電要求がある場合、インターバ
ルのモードでないこと、あるいはインターバルのモード
であっても1枚目の撮影であることを条件に第22図の充
電処理へ分岐する。すなわち、インターバルの2枚目以
降では、充電電圧が所定値に達していなくとも、充電さ
れた分のみ発光させることとし、以下のレリーズシーケ
ンスが実行される。
インターバルでは第25図に示すとおり、1枚撮影毎に
充電制御がなされており、この制御で所定値に達しなか
った場合には、再び充電処理を実行しても電圧が上昇す
る可能性は少ないからである。
S.AF25〜AF27において、設定された各データをサブCP
Uへ出力する。
そして、自動撮影の場合には、ランプ表示と測光、レ
リーズスイッチの判断をスキップして第17図の「AFA」
へとジャンプする。自動撮影モードでない通常の撮影時
には、S.AF29,AF30においてFMデータに基づいてストロ
ボを発光させる場合に赤ランプを点灯させ、第17図の
「AFB」へと処理を進める。
S.AF31〜AF33では、LL演算の内部で設定される緑ラン
プ点滅フラグ?GLMPFLに基づいて緑ランプを点灯、また
は点滅させる。ここで、緑ランプの点灯は撮影許可、点
滅は警告を意味する。
S.AF34,AF35では、測光スイッチSWSがONされ続けてい
ることを条件にレリーズスイッチSWRがONされるのを待
ち、シャッターボタンから手が離された場合にはS.AF34
aで赤、緑ランプを消灯してメイン処理へとジャンプす
る。
S.AF36〜AF43では、インターバル撮影の1枚目の場合
に3秒のタイマーをスタートさせ、セルフタイマモー
ド、あるいはダブルセルフモードの1枚目の場合に10秒
のタイマーをスタートさせ、ダブルセルフモードの2枚
目の場合に5秒のタイマーをスタートさせる。インター
バルの2枚目以降の場合には、S.AF60で後述するインタ
ーバル時間MODEINTの内容で設定されたタイマーが作動
しているため、そのままS.AF44以後のタイムアップ待ち
の処理へ進み、インターバルでもセルフモードでもない
場合には第18図の「AFC」へジャンプする。
S.AF44〜AF54は、上述のタイマーがタイムアップとな
るのを待つ処理であり、タイムアップの他、モードボタ
ンの操作によって抜けることができ、この場合にはS.AF
55,AF56で赤、緑ランプ、セルフタイマランプを消灯す
ると共に、自動撮影フラグをクリアしてモードイニシャ
ライズ処理をコールした後、メイン処理へとジャンプす
る。
インターバルの2枚目以降では、インターバルタイマ
ーの残り時間表示がなされる。
また、タイマーの残り時間がが3秒以内となると、セ
ルフタイマランプを4Hzで点滅させる。
タイムアップとなると、S.AF57,AF58における判断に
基づき、セルフタイマの場合にはそのまま、ダブルセル
フの場合にはS.AF59でオートレリーズフラグ?AUTORELを
反転させた後に第18図の「AFC」へ進む。ダブルセルフ
の場合、1枚目の撮影においてはフラグを0から1と
し、2枚目の撮影においては1から0に戻して自動撮影
を解除する。
インターバルの場合には、S.AF60〜AF64においてメイ
ン処理のS.MI57のモード設定処理で設定されたインター
バル時間MODEBLBをタイマーにセットし、1枚目の撮影
の際には撮影枚数の最大値を40枚とし、2枚目以降の撮
影を自動的に行うためにオートレリーズフラグ?AUTOREL
を1とする。2枚目以降の撮影の際には、LCD表示のイ
ンターバル残り時間表示を「Os」とし、第18図の「AF
C」へ進む。S.AF64の処理は、タイマーのタイムアップ
により表示が0以外の数字に戻ってしまうことを避ける
ために行われる。
第18図のS.AF65〜AF67では、露出を開始するに当たっ
て各ランプ表示を消灯し、シャッター始動信号をサブCP
Uへ出力する。S.AF68,AF69では、多重撮影である場合に
データ写し込みを禁止する。
バルブのモードでなければ、S.AF70から分岐してS.AF
71でサブCPUからシャッター作動終了信号が入力される
のを確認し、第24図のワインド処理へ進む。
バルブのモードにある場合には、S.AF72でサブCPUか
らシャッター開放信号が入力されるのを確認し、S.AF73
においてMODBLBの内容から本来のバルブであるか、マニ
ュアルシャッターであるかを判断する。バルブの場合に
は、S.AF74,AF75でシャッターボタンから手が離される
のを待ち、S.AF76でシャッター閉じ信号を出力する。マ
ニュアルシャッターである場合には、S.AF77で第23図の
マニュアルシャッター時間カウント処理をコールし、カ
ウント終了後にシャッター閉じ信号を出力する。
《LL演算処理》 第19図はAEAF制御処理のS.AF11でコールされるLL演算
処理を示したものである。LL演算処理は、測距により求
められた測距ステップを第4表の対応関係に基づいてレ
ンズラッチに変換する処理である。
この処理に入ると、まずS.AF4で入力した距離デー
タ、すなわち測距ステップを、1から20の間にリミット
する。
続いて、S.LL2において緑ランプ点滅フラグ?GLMPFL、
レリーズロックフラグ?RLOCK、マクロテレシフトフラグ
?MTSIFT、マクロマーク点滅フラグ?MCMFLをクリアし、
S.LL3において測距ステップをレンズラッチ(LL)に代
入する。
測距ステップが1である場合、マクロ位置においては
レリーズロック域とされているため、S.LL4,LL5を抜け
てS.LL6〜LL8においてレリーズロックを設定するフラグ
?RLOCKを1としてレリーズロックを設定し、緑ランプ点
滅を設定するフラグ?GLMPELを1として緑ランプ点滅を
設定し、レンズを自動的にマクロからテレ端へ移動させ
るためのフラグ?MTSIFTを1に設定してAEAF制御処理へ
リターンする。
測距ステップが1以外であるか、若しくは1であって
もレンズがズーム域である場合には、測距ステップが19
より小さければS.LL9からリターンする。
19以上である場合には、S.LL10,LL11で緑ランプを点
滅するようセットしてレンズラッチを強制的に18に設定
し直し、レンズがマクロ位置に設定されている場合には
そのままリターンする。レンズがズーム域にある場合に
は、S.LL13で撮影者にレンズをマクロ位置に設定するよ
う警告する意味でLCD表示のマクロマークを点滅させる
ためのフラグ?MCMFLを1にセットし、S.LL14,LL15にお
いて測距ステップが19であればそのままリターンし、20
であればレリーズロックを設定してリターンする。
すなわち、ズーム域においては、測距ステップ1から
18までは通常の撮影が可能であると共に、19,20では近
距離警告が発せられる。但し、レリーズロックがかけら
れるのは10の場合のみで、19である場合には警告は発せ
られるがレリーズロックはかからない。
マクロ位置においては、測距ステップが1であると遠
距離警告を発すると共に、レリーズロックがかけられる
が、近距離側においては警告を発するのみでレリーズロ
ックはかからない。
ズーム域での近距離側では、レリーズロックをかけた
としてもマクロに設定し直せば撮影を行うことが可能で
ある。しかし、マクロの近距離側はレリーズロックをか
けると撮影が不可能となってしまい、ピントが合わない
ことを承知の上で撮影したい場合等に不都合である。そ
こで、マクロ位置の近距離側ではレリーズロックをかけ
ないこととしている。
《AE演算処理》 第20図は、AEAF制御処理のS.AF16でコールされるAE演
算処理を示したものである。
この処理は、サブCPUへ出力する露出データを設定す
る処理である。
S.AE1〜AE4では、第8図に示した露出方式の状態を判
定し、バルブを含む設定である場合には、S.AE5でAEデ
ータにバルブを設定してAEAF制御処理へリターンする。
バルブ以外のモードとなっている場合には、S.AE6,AE
7で測光値の上限、下限をリミットし、S.AE8〜AE10では
測光値Bvが下限のリミット値と等しい場合に測光値下限
フラグ?BVMINを1、等しくない場合に0とする。
S.AE11では、フィルム感度Svと測光データBvとワイド
端を基準とした開放Fナンバーの補正値αとから露出値
Evsを演算する。
S.AE12,AE13では、露出補正のモードとなっている場
合に、演算された露出値Evsから1.5をマイナスして明る
い露出が得られるよう補正する。
前述したように、インターバル撮影はカメラを三脚等
に固定した状態で行われるのが一般的であるため、通常
撮影のモードよりも遅いシャッターを有効としても手ブ
レの心配がない。
そこで、S.AE14〜AE17では、露出下限値Evsminを露出
方式がオート以外の場合、あるいは露出方式がオートで
撮影方式がインターバルの場合に6.0とし、露出方式が
オートで撮影方式がインターバル以外の場合に9.0とさ
れる。
そして、露出方式がオートである場合には、S.AE18〜
AE21において露出値Evsが露出下限値Evsminより小さい
場合、あるいは測光値が下限でリミットされた場合にス
トロボ自動発光フラグ?AUTOSTBを1としてストロボを発
光させるよう設定する。
従って、インターバルのモードに設定された場合に
は、自動的にシャッタースピードの下限が下がることと
なり、ストロボを発光させる機会も少なくなる。
S.AE22〜AE24では、露出値Evsの上限、下限をリミッ
トし、これをAEデータとしてAEAF制御処理にリターンす
る。
《FM演算処理》 第21図は、AEAF制御処理のS.AF17でコールされるFM演
算処理を示したものである。
この処理は、ストロボの発光、非発光の決定、及び発
光時の絞り値Avsの決定を行うものである。
S.FM1〜FM5では、露出方式がストロボOFF、露出補
正、バルブの場合、あるいはオートであってAE演算処理
内で非発光とされた場合にFMデータを非発光としてAEAF
制御処理へリターンする。
上記以外の場合には、S.FM6で測距データと基準のガ
イドナンバーとから絞り値Avsを求め、S.FM7で充電電圧
の情報DGVを加味して絞り値Avsを補正する。上記のガイ
ドナンバーは、ストロボコンデンサのフルチャージ時を
基準として設定されているため、電圧が低い場合のガイ
ドナンバーの低下を考慮にいれないと露出がアンダーと
なってしまうからである。
S.FM8では、絞り値Avsにフィルム感度Svを加え、S.FM
9,FM10ではズーム域にある場合にストロボ自身のズーミ
ングによるガイドナンバーの変化量ZDGVを加える。
更にS.FM11では、レンズの焦点距離に基づく開放Fナ
ンバーの変化量αを絞り値Avsからマイナスする。
S.FM12〜FM14では、絞り値Avsの上限と下限とをリミ
ットすると共に、AEAF制御処理のS.AF6でコールされた
電圧チェック処理の結果に基づいてストロボコンデンサ
の電圧が270V以下であるときに充電要求フラグ?CHGRQを
1としてリターンする。
《充電処理》 第22図は、AEAF制御処理のS.AF23,AF24から分岐する
充電処理を示したものである。
S.CH1〜CH9は、S.CH6の充電制御を125ms周期で繰り返
し実行するためのループであり、この充電制御処理中で
立てられるチャージタイムアップフラグ?FCHTUPと、280
V充電フラグ?FCH280とからタイムアップ、あるいは充電
電圧280V以上と判断された場合に抜け出ることができ
る。
なお、インターバルモード等の自動撮影の場合はいず
れかのモードスイッチ(モードボタンA、モードボタン
B、クリアボタンC)をONさせることによりS.CH10へ抜
けることができ、自動撮影でない場合にはシャッターボ
タン15から手が離された際に抜けることができる。
所定時間内に充電電圧が280Vに達せずにタイムアップ
となった場合にも充電処理を抜けることができる。これ
らの抜け出しの場合、S.CH10〜CH12において赤、緑ラン
プを消灯すると共に、充電停止処理を行い、自動撮影を
解除してメイン処理へジャンプする。
タイムアップとなる前に充電電圧が280Vに達した際に
は、S.CH13の充電停止処理を経てS.CH14〜CH16へ進み、
自動撮影のモードでなければ赤ランプを点灯させて発光
の準備ができた旨を表示させると共に、充電要求フラグ
?CHGRQをクリアして第16図のAEAF制御2へジャンプす
る。この処理からAEAF制御に入った場合には、前述した
ように測光、測距等を省略し、前回のデータを用いて演
算を行う。
なお、充電中の電圧チェックは280Vを基準とし、充電
後の電圧チェックは270Vを基準としているのは、充電停
止による電圧降下分及びノイズ等を考慮したものであ
る。
《マニュアルシャッター時間カウント処理》 第23図は、AEAF制御処理のS.AF77でコールされるマニ
ュアルシャッター時間カウント処理を示したものであ
る。
マニュアルシャッターを設定すると、シャッター速度
は第2表の対応関係で変化させることができる。このと
き絞りは開放となるよう制御されているため、露出はシ
ャッター速度と開放Fナンバーとによって決定される。
しかし、上記の設定に係るシャッター速度は、撮影レ
ンズがワイド端に設定されている場合の開放Fナンバー
を基準として定められており、レンズの焦点距離が変化
した場合には同一のシャッター速度では同一の露出を得
ることはできない。
そこで、このカメラでは、ワイド端を基準として設定
したシャッター速度をこれと同一の露出が得られるよう
レンズの焦点距離に応じて再設定する制御を行ってい
る。
再設定の対応関係は、第5表に示す通りである。表に
おいて、αは開放Fナンバーの補正量を示し、D1はマニ
ュアルシャッター時間MODBLBの内容n(1〜7)、D2は
LCD表示の内容を示している。
第5表に示されたシャッター速度は、次式によって決
定される。
シャッター速度=0.25×2(n-1)×(4α+3) そして、このシャッター速度をカウントするのが第23
図のフローチャートである。
第23図において、S.MS1〜MS5は2(n-1)を求めてTnに代
入する処理であり、これによって求められたTnとS.MS6
で求められたTαとの積をS.MS7で求め、この値をカウ
ンタMTCNTにセットする。
S.MS8〜MS10は、カウンタMTCNTの値を250msの周期で
減算するループであり、MTCNT=0となるまでカウント
することにより、上式によって定めたシャッター速度を
カウントすることができる。
このように、焦点距離が変化しても露出値が一定とな
るように、シャッター速度が再設定されるので、焦点距
離が変わる毎にシャッター速度を設定し直す必要がな
い。
《ワインド処理》 第24図は、AEAF制御処理の終了後に移行するワインド
処理を示したものである。
ワインド処理は、撮影が終了した後にフィルムを1コ
マ分巻き上げるための処理である。
ワインド処理に入ると、S.WD1,WD2においてインター
バルを除いてLCD表示に枚数表示を行い、多重撮影の場
合にはS.WD3からS.WD4へ分岐して撮影方式を1コマ撮影
に戻してメイン処理にジャンプする。すなわち、多重撮
影は1回毎にクリアされることとなる。
多重撮影以外では、S.WD5において1コマ分の巻き上
げを行い、所定の時間内に巻き上げが終了しない場合に
はS.WD6からS.WD7へ分岐して自動撮影のフラグをクリア
してリワインド処理を行い、メイン処理へジャンプす
る。
巻き上げが終了すると、S.WD8で枚数カウンタをカウ
ントアップし、S.WD9,WD10においてインターバルでなけ
れば新たな枚数カウントを表示する。このようにインタ
ーバルの場合に枚数表示を実行しないのは、後述するよ
うにインターバル撮影中は次の撮影までの残り時間が減
算表示されるからである。
S.WD11〜WD15では、設定されている撮影方式に従っ
て、ワインド処理後の分岐先が決定される。
まず、連続撮影にある場合、シャッターボタンが押さ
れ続けていれば第16図のAEAF制御3へジャンプして露出
のシーケンスが続行され、ボタンが離されていればメイ
ン処理へとジャンプする。
次に、ダブルセルフである場合には、1枚目が終了し
た時点では再びAEAF制御へジャンプし、2枚目が終了し
た時点ではメイン処理へジャンプする。
インターバルにある場合には、第25図のインターバル
制御処理へとジャンプし、上記何れのモードでもない場
合、すなわち1コマ撮影、またはセルフタイマーの場合
にはメイン処理へジャンプする。
《インターバル制御処理》 第25図は、上記のワインド処理のS.WD15から移行する
インターバル制御処理を示したものである。この処理
は、撮影方式がインターバルに設定されている場合に、
2枚目以降の撮影までの時間を計りつつ待機する処理で
ある。インターバル以外の場合には、通常メイン処理内
でループして処理が実行されるが、インターバルの場合
にはメイン処理を介さずにAEAF制御処理とインターバル
制御処理との間でループして処理が実行される。
この処理に入ると、S.IN1において充電要求フラグ?CH
GRQと充電要求メモリフラグ?CHGRQMとを共にクリアす
る。
S.IN2,IN3では、インターバル枚数カウントを減算し
てこれが0となったか否かを判断する。このカウントの
初期値は、AEAF制御処理のS.AF62でセットされた40枚で
ある。40枚の撮影を終了した場合には、S.IN4〜IN6で充
電停止処理を行うと共に、自動撮影フラグをクリアし、
モードイニシャライズ処理をコールした後にメイン処理
へとジャンプする。
インターバル枚数カウントが0枚となっていない場合
には、S.IN7〜S.IN9のステップでモードボタンA,B、ク
リアボタンが押されているか否かが判定され、押されて
いればS.IN4へ移る。これは、いずれのボタンを押して
もインターバルの動作を解除できるようにしたものであ
る。
S.IN10〜S.IN12では、測光スイッチ,ズームのワイド
スイッチ,テレスイッチが押されたか否かが判定され、
測光スイッチが押されると、撮影枚数が表示される(S.
IN15)。ワイドスイッチあるいはテレスイッチが押され
ると、焦点距離表示が行なわれる。いずれのスイッチが
押されない場合にはタイマの残り時間が表示される(S.
IN13)。
このように、測光スイッチが押されると撮影枚数が表
示され、ワイドスイッチあるいはテレスイッチが押され
ると焦点距離が表示されるので、撮影枚数や焦点距離を
確認することができる。
S,IN16では、タイマの残り時間が16秒以下であるか否
かが判定され、ノーのときS.IN21のステップに進む。S.
IN21では125ms待機してS.IN7に戻る。残り時間が16秒以
下になるまで、S,IN7〜S.IN16,S.IN21のループを125ms
の周期で回ることになる。
残り時間が16秒以下となると、S.IN17では、充電要求
メモリフラグ?CHGRQMが0であるか否かが判定される。
充電要求メモリフラグ?CHGRQMはS.IN1において0にクリ
アされているので、S.IN17からS.IN18に進む。S.IN18で
は?CHGRQ,?CHGRQMが共に1にセットされる。このタイマ
ーは、AEAF制御処理のS.AF60でセット、スタートされる
ものである。
S.IN20の充電制御では、?CHGRQが1であるときに充電
を行い、0であるときにはそのままパスさせると共に、
充電が完了するとこのフラグをクリアする。
従って、S.IN17〜IN20のループを回る際、一回目のル
ープで強制的に充電スタートし、ここで充電が終了した
場合には次回のループからはこのループ以後充電制御を
パスすることとなる。
残り時間が4秒以内となると、S.IN19から分岐してS.
IN22,IN23で充電の停止とタイマーの残り時間表示とを
行い、第17図のAEAF制御処理へとジャンプしてこの処理
のS.AF44〜AF54でタイプアップとなるまで待機する。し
たがって、残り時間が4秒以下になると、測光スイッ
チ,ワイドスイッチ,テレスイッチが押されても撮影枚
数や焦点距離表示は行なわれないこととなる。
メインCPUはインターバル制御を行なうインターバル
手段としての機能の他LCD表示9に撮影枚数や焦点距離
を表示させる制御手段としての機能を有する。
[効果] この発明によれば、インターバル撮影中に所定のスイ
ッチを押せば、インターバル残り時間の表示を切り換え
て表示部に撮影枚数又は焦点距離が表示されるので、表
示部を大きくせずに、インターバル撮影中でも撮影枚数
や焦点距離を確認することができる。また、そのような
確認を必要としない場合には、スイッチを操作しなけれ
ば表示部にインターバルの残り時間が表示されるので、
撮影者が必要となる情報がいつでも得られることにな
り、非常に使用勝手のよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明に係る電子制御カメラを示したもので
ある。 第1図〜第3図はカメラの外観を示したものであり、第
1図は平面図、第2図は正面図、第3図は背面図であ
る。 第4図は制御回路のブロック図、第5図はズームスイッ
チの接点構成の説明図、第6図はズームモータ制御系の
ブロック図、第7図はコード板の展開図及びコード板と
各コードとの対応図、第8図はモード設定の説明図、第
9図はLCD表示のセグメントの説明図である。 第10図〜第26図は、この実施例の各処理を示すフローチ
ャートであり、第10図はリセット処理、第11,13,14,15
図はメイン処理、第12図はループ抜け出し処理、第16図
〜第18図はAEAF制御処理、第19図はLL演算処理、第20図
はAE演算処理、第21図はFM演算処理、第22図は充電処
理、第23図はマニュアルシャッター時間カウント処理、
第24図はワインド処理、第25図はインターバル制御処
理、第26図はロック処理を示している。
フロントページの続き (72)発明者 沼子 紀夫 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)発明者 永井 克俊 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−267928(JP,A) 特開 昭63−267932(JP,A) 特開 昭63−267929(JP,A) 特開 昭61−267747(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 17/00,17/18,17/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定されたインターバル時間が経過する毎
    に撮影を行なうインターバル撮影手段を有すると共に、
    インターバル撮影中に次の撮影までのインターバル残り
    時間を表示部に表示させる電子制御カメラにおいて、 インターバル撮影中に、所定のスイッチを押した際に、
    撮影枚数又は焦点距離を前記残り時間表示と切り換えて
    前記表示部に表示させる制御手段を設けたことを特徴と
    する電子制御カメラ。
  2. 【請求項2】前記インターバル残り時間が所定の時間以
    内になったとき、撮影枚数又は焦点距離の前記表示部へ
    の表示が禁止されて、前記所定のスイッチの操作に拘わ
    らずインターバル残り時間が該表示部に表示されること
    を特徴とする請求項1の電子制御カメラ。
JP1031320A 1988-06-30 1989-02-10 電子制御カメラ Expired - Fee Related JP2816693B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1031320A JP2816693B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 電子制御カメラ
DE19904004003 DE4004003C2 (de) 1989-02-10 1990-02-09 Elektronisch gesteuerte Kamera mit Intervallaufnahme
GB9003008A GB2229284B (en) 1989-02-10 1990-02-09 Electronically controlled camera
FR9001614A FR2643164B1 (fr) 1989-02-10 1990-02-12 Appareil photographique a commande electronique
US08/035,892 US5280320A (en) 1988-06-30 1993-03-23 Electronically controlled camera having internal photographing mode and display
HK98102408A HK1003336A1 (en) 1989-02-10 1998-03-20 Electronically controlled camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1031320A JP2816693B2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 電子制御カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02210432A JPH02210432A (ja) 1990-08-21
JP2816693B2 true JP2816693B2 (ja) 1998-10-27

Family

ID=12327980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1031320A Expired - Fee Related JP2816693B2 (ja) 1988-06-30 1989-02-10 電子制御カメラ

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2816693B2 (ja)
DE (1) DE4004003C2 (ja)
FR (1) FR2643164B1 (ja)
GB (1) GB2229284B (ja)
HK (1) HK1003336A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2205656B (en) * 1987-04-27 1992-01-08 Canon Kk Camera
FR2659757B1 (fr) * 1990-02-14 1994-08-26 Asahi Optical Co Ltd Appareil photographique equipe d'un objectif zoom a pluralite de modes de fonctionnement, et d'un afficheur de l'etat de l'objectif.

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2613154C2 (de) * 1976-03-27 1982-04-08 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Einrichtung zum digitalen Anzeigen fotografischer Daten
JPS60107836U (ja) * 1983-12-20 1985-07-22 キヤノン株式会社 カメラの外部表示装置
JPS60169838A (ja) * 1984-02-14 1985-09-03 Canon Inc カメラ
JPS62104236U (ja) * 1985-12-23 1987-07-03
GB2205656B (en) * 1987-04-27 1992-01-08 Canon Kk Camera
JPH027637U (ja) * 1988-06-30 1990-01-18

Also Published As

Publication number Publication date
HK1003336A1 (en) 1998-10-23
DE4004003A1 (de) 1990-08-23
FR2643164A1 (fr) 1990-08-17
FR2643164B1 (fr) 1994-07-22
GB9003008D0 (en) 1990-04-04
GB2229284A (en) 1990-09-19
JPH02210432A (ja) 1990-08-21
DE4004003C2 (de) 1994-06-23
GB2229284B (en) 1993-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2817986B2 (ja) カメラの自動撮影装置
JPH03132736A (ja) カメラのストロボ制御装置
US5016038A (en) Strobe control apparatus
US5146259A (en) Electronically controlled camera including automatic shutter speed changing apparatus
US5241334A (en) Electronically controlled camera having mode changing capability
JP2868270B2 (ja) カメラの露出制御装置
US5041860A (en) Indicator unit for an electronically controlled camera
JP2817987B2 (ja) カメラのインターバル撮影装置
US5280320A (en) Electronically controlled camera having internal photographing mode and display
JP2816693B2 (ja) 電子制御カメラ
JP2796823B2 (ja) 電子制御カメラ
US4853731A (en) Autofocus camera having automatic focus adjustment apparatus
US5384617A (en) Exposure control system of a camera having an interval mode
JP2842604B2 (ja) インターバル機能を有するカメラの露出制御装置
JP2767121B2 (ja) 電子制御カメラ
JP3103620B2 (ja) 露光間ズ−ミング装置を有するカメラ
JPH0593945A (ja) カメラ
USRE36239E (en) Strobe control apparatus
JP2796827B2 (ja) ストロボ充電制御装置
US4908650A (en) Waterproof camera
JP2750598B2 (ja) マクロ機能付き電子制御カメラ
JP3122446B2 (ja) ストロボ制御装置
JP4315511B2 (ja) カメラのレリーズ操作制御装置
JP2980345B2 (ja) カメラ
GB2221050A (en) Indicator unit for an electrically controlled camera

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees