JP2842604B2 - インターバル機能を有するカメラの露出制御装置 - Google Patents

インターバル機能を有するカメラの露出制御装置

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JP2842604B2
JP2842604B2 JP1031318A JP3131889A JP2842604B2 JP 2842604 B2 JP2842604 B2 JP 2842604B2 JP 1031318 A JP1031318 A JP 1031318A JP 3131889 A JP3131889 A JP 3131889A JP 2842604 B2 JP2842604 B2 JP 2842604B2
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    • G03B7/091Digital circuits
    • G03B7/097Digital circuits for control of both exposure time and aperture
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、所定の時間間隔で自動的に撮影を繰り返
すインターバル機能を有するカメラに関し、特に、この
カメラにおける露出制御装置に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] 従来から、カメラには被写体の輝度や距離、フィルム
感度、レンズのFナンバーに基づいて絞り、シャッター
スピード、ストロボ発光を制御する露出制御装置が用い
られている。
特に、ストロボ内蔵型のカメラでは、測光データに基
づいてストロボの発光、非発光を自動的に選択し、暗い
場合には自動的にストロボを発光させるような制御がな
されているものが多い。
この種の露出制御装置は、手持ち撮影を前提として設
計されているため、シャッタースピードの低速側は手ブ
レが生じない程度のスピードに設定され、それ以上外光
が暗い場合にはストロボを発光させるようにしている。
一方、インターバル機能を有するカメラも従来から使
用されいる。
インターバル撮影は、一般に三脚等にカメラを固定し
た状態で行われる。従って、この場合には手ブレ対策の
ためにシャッターの低速側を制限する必要性はない。
しかしながら、従来のカメラでは、インターバル機能
と自動露出機能とは互いに独立した存在であり、インタ
ーバル撮影に特有な露出制御等は行っていなかった。
[発明の目的] この発明は、上記の点に着目してなされたものであ
り、露出演算によって決定されるシャッタースピードの
下限値を、インターバル撮影の際には通常より低速側に
も設定できるようなインターバル機能を有するカメラの
露出制御装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るカメラの露出制御装置は、通常撮影の
モードとインターバル撮影のモードとを選択可能なモー
ド設定手段と、被写体輝度等のデータに基づいてシャッ
タースピードを所定の範囲内で決定する露出演算手段
と、モード設定手段によりインターバル撮影のモードが
選択された場合に、通常撮影のモードにおけるよりもシ
ャッタースピードの下限値を引き下げる下限値変更手段
とを備えることを特徴とする。
[実施例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図〜第38図はこの発明の一実施例を示したもので
ある。
まず、第1図〜第3図に従ってこの実施例に係る露出
制御装置を搭載したカメラの外観を説明する。
第1図において、1はカメラ本体、2、3はズームレ
ンズ鏡筒を示している。カメラ本体1の正面側には、第
2図に示すように測距部4、ファインダー窓5、ストロ
ボ6、受光素子としてのCdS、セルフタイマーランプ7
が設けられ、カメラ本体1の背面側には、裏蓋8、LCD
表示9、モードボタンA、モードボタンB、クリアボタ
ンC、ズームレバー10、緑ランプD、赤ランプE、裏蓋
開放レバー11が設けられ、裏蓋開放レバー11をその上昇
停止位置から下降停止位置に向かって矢印方向に操作す
ると裏蓋8が開かれる。その裏蓋8が開いているときに
は、裏蓋開放レバー11は下降停止位置にあり、裏蓋8を
閉じると裏蓋開放レバー11が上昇して停止する。
裏蓋8には、デート表示部12、デート切り換えボタン
13が設けられている。なお、カメラ本体1の底部には図
示を略すリワインドボタンが設けられている。
カメラ本体1の上部には、第1図に示すように、電源
レバー14、シャツターボタン15、マクロボタン16が設け
られている。電源レバー14は電源ON位置と電源OFF位置
との間でスライドされる。
ズームレバー10はワイド側とテレ側との間で矢印r1、
r2方向に操作される。このズームレバー10は後述するマ
ニュアルシャッター時間又はインターバル時間の変更に
兼用されているが、これについては、モードボタンA、
モードボタンB、クリアボタンCの機能を説明するとき
に一括して説明することとする。
次に、上述したカメラの回路構成を第4図に基づいて
説明する。
この制御回路の中心となるのはメインCPUであり、こ
れと並列してシャッター関係の処理を行なうサブCPUが
ドライブICを介して接続されている。
メインCPUは、スイッチ等の情報入力手段からの入力
に基づき、以下の制御を行う。
(1)各モータ駆動回路を介してズームモータ、フィル
ムモータを制御する。
(2)測距関係の表示を行う緑ランプD、ストロボ関係
の表示を行う赤ランプE、セルフタイマー関係の表示を
行うセルフタイマーランプ7の点灯、点滅を制御する。
(3)LCD表示9の表示を制御する。
(4)ストロボ回路の充電の制御を行う。
そして、メインCPUに対する情報入力手段としては、
以下のものがある。
(1)電源レバー14を電源OFF位置にした際にONするロ
ックスイッチLOCK。
(2)シャッターボタン15の一段押しでONする測光スイ
ッチSWS。
(3)シャッターボタン15の二段押しでONするレリーズ
スイッチSWR。
(4)マクロボタン16を押した際にONするセルフバック
のマクロスイッチMCRO。
(5)ズームレバー10をテレ側r2に倒すことによってON
するズームのテレスイッチTELE。
(6)ズームレバー10をワイド側r1に倒すことによって
ONするズームのワイドスイッチWIDE。
(7)ズームレバー10の倒し角が小さいときにONし、大
きいとOFFする速度切替えスイッチZMHL。
(8)各モードボタンA,B,クリアボタンCを押すことに
よってONするセルフバックのモードAスイッチMDA、モ
ードBスイッチMDB、クリアスイッチMDC。
(9)フィルムパトローネにプリントされたDXコードを
読み取るDX接点。
(10)後述するズームコード入力手段ZC0,ZC1,ZC2。
(11)裏蓋開放レバー11を押し下げるとOFFし、裏蓋8
を閉じてレバーがロック位置まで上がるとONする裏蓋ス
イッチBACK。
(12)リワインドボタンを押すことによってONするセル
フバックのリワインドスイッチREW。
(13)フィルムの給送の有無を検知するフィルム給送検
出スイッチ。
ズーム関係の3つのスイッチTELE,WIDE,ZMHLは、1つ
のズームレバーによってON/OFFする構成であり、その接
点の配置は第5図に示す通りである。これらの組合せに
より、5通りの状態をメインCPUへ入力させることがで
き、そのデータはズーム操作において、あるいはモード
設定において利用される。例えばズーム操作の際には、
図中に示したようにズームモータの正逆転と、それぞれ
の回転における高速、低速の切り換えとの情報をメイン
CPUへ入力させる。
一方、サブCPUは、オートフォーカスICを介して赤外L
EDとPSDとから成る測距ユニットを制御すると共に、こ
のオートフォーカスICの出力に基づく測距データと、Cd
Sの出力に基づく測光データとをメインCPUへ転送する。
ドライブICは、サブCPUからの指令に基づいてシャッ
ター回路の制御、及びストロボ回路のトリガ信号出力を
行う。
第6図は、上記ブロック図中のズーム関係部分につい
ての説明図である。
メインCPUからは、モータ駆動回路に対して4本の信
号線MP1,MP2,MN1,MN2を介して正転、逆転指令が出力さ
れる。
また、このモータ駆動回路に駆動電源を供給するモー
タ電源制御回路は、信号線MCNTを介してメインCPUから
入力される速度指令に基づき、供給電圧を高低2種類に
切り替える、MCNTがOFFであれば、電池電圧を直接ズー
ムモータ駆動回路に供給し、ONであれば所定の電圧に降
圧して供給する。
これらの指令の内容は、後述の第1表に示した通りで
ある。
ズームモータは、正回転時にはカム筒を介して鏡筒3
を突出する方向に駆動して撮影レンズの焦点距離をテレ
側に変化させ、逆転時には鏡筒3を収納する方向へ駆動
させて撮影レンズの焦点距離をワイド側へ変化させる。
なお、このカメラにおいては、撮影レンズの焦点距離
の変化、この変化に伴う開放F値の変化、レンズが広角
(ワイド)端にあること、望遠(テレ)端にあること、
マクロ撮影位置にあること、収納(ロック)位置にある
こと等の情報を自動的に検出し、これらの情報に従って
各種の制御を行っている。
そのため、レンズを駆動するカム筒の周面にコード板
を貼着し、ボディ側にこのコード板に摺接するブラシを
4本(各端子名:ZC0,ZC1,ZC2,GND)設けている。
4本のブラシの内GNDは共通端子であり、他の3本が
コード検出用の端子である。
第7図はコード板13の展開図の各コードとの対応を示
すものである。端子ZC0,ZC1,ZC2は、図中斜線で示した
コード板の導通ランドに接触している際に「0」、接触
していないときに「1」の信号が取り出される。本明細
書では、これらの端子の導通関係から検出される3ビッ
トの情報をズームコードZCODEと定義する。
また、このカメラでは、ズーミングの制御のために上
記のズームコードに基づいてポジションコードPOSとデ
ィビジョンコードDIVとを定めている。
ポジションコードPOSは、撮影レンズがワイド端より
ロック位置側にあること、ズーム域のワイド端、テレ端
にあること、ワイド端とテレ端との間のズーム域にある
こと、テレ端よりマクロ位置側にあることの5つの状態
を区別するために用いられ、ディビジョンコードDIV
は、ズーム域を14分割してレンズ位置を示すために用い
られる。図中のDIVは16進表示である。
なお、第7図においては、POS=1,3の部分も一定の幅
を持って表現されているが、この部分は実際には幅を持
たない点である。すなわち、POS=1となるのは、レン
ズがワイド端に設定される場合、すなちちZC1が1から
0(OFFからON)となった瞬間のみで、ワイド端で停止
しない場合にはPOSは0から2に切り替わる。
ところで、この装置では、ロック位置とズーム域との
間及びズーム域とマクロ位置との間は停止禁止域とされ
ている。
しかし、上記の境界の区別を端子のONからOFFへの変
化によって検出する構成であると、本来ONである端子が
ブラシとコード板との接触不良によってOFFと検出され
た場合には、ズームモータが停止禁止域で停止してしま
う虞がある。
そこで、この装置では、これらの境界を検出するに当
たって所定の端子のOFFからONへの変化を用いるようコ
ード板、及びソフトを構成している。このような構成と
すれば、端子がOFFである領域でONと検出されることは
ないため、ブラシとコード板との接触不良があったとし
ても停止禁止位置での停止を避けることができる。
一方、ズーム域では、前述したように撮影レンズの焦
点距離に対応して14の区分を行っている。しかも、端子
ZC2はズーム域内ではテレ端検出のためのみに使用され
ている。
従って、13の段階を2ビットで区分しなければならな
い。そこで、この例では、DIV=1〜Eに対応させてZCO
DE=4,5,6,7を繰り返して対応させる相対コードの構成
を採用している。
このような構成をとった場合、静的に検出されるズー
ムコードZCODEのみからはレンズの焦点距離に対応する
ディビジョンコードを一つに特定することができないた
め、端点からのズームコードの変化を動的に検知しつつ
メモリー内に記憶されたディビジョンコードを逐次書換
えて現在のディビジョンコードを把握する構成とされて
いる。
次に、モードボタンA、モードボタンBの機能につい
て説明する。
モードボタンAは、露出方式を設定する機能を有し、
露出方式としては、ここでは、オート(ストロボ自動発
光モード)、ストロボON(ストロボ強制発光モード)、
ストロボOFF(ストロボ発光禁止モード)、露出補正、
バルブ、バルブ&ストロボONの6種類が準備されてい
る。
第8図には、この各露出方式に対応する表示マークが
示されている。なお、オートの場合、無表示である。ま
た、露出方式に対応して1個のMODEAが準備されてお
り、MODEAの内容「0」はオート、「1」はストロボO
N、「2」はストロボOFF、「3」は露出補正、「4」は
バルブ、「5」はバルブ&ストロボONに対応している。
モードボタンAを操作すると、MODEAが変更される。
モードボタンBは、撮影方式を設定する機能を有し、
撮影方式としては、ここでは、1コマ撮影、連続撮影、
セルフタイマー、ダブルセルフ、多重撮影、インターバ
ルの6種類が準備されている。この各撮影方式に対応す
る表示マークも第8図に示されているが、1コマ撮影の
ときは無表示である。また、撮影方式に対応してMODEB
が準備されており、このMODEBの内容「0」は1コマ撮
影、「1」は連続撮影、「2」はセルフタイマー、
「3」はダブルセルフ、「4」は多重撮影、「5」はイ
ンターバルに対応している。
モードボタンBを操作すると、MODEBの内容が変更さ
れる。LCD表示には、このMODEAの内容とMODEBの内容と
に基づき、表示が行われると共に、撮影時の制御もこれ
らの内容に基づき行われる。
露出方式がバルブ又はバルブ&ストロボONに対して、
第2表に示すマニュアルシャッター時間が準備されてい
る。ここでは、8種類のマニュアルシャッター時間が準
備され、この8種類のマニュアルシャッター時間に対し
て1個のMODBLBが準備されており、このMODBLBの内容
「0」はバルブに対応し、「1」〜「7」は各マニュア
ルシャッター時間1〜60秒に対応している。このMODBLB
の内容は後述するモード設定フローにおいて、モードボ
タンAを押してバルブ又はバルブ&ストロボONモードに
変化したときにそのままモードボタンAを押した状態で
ズームレバー10を操作すると変更される。なお、バルブ
又はバルブ&ストロボONモードのときでマニュアルシャ
ッター時間が表示されていないときにモードボタンAを
押し直し、ズームレバー10を操作しても変更される。
撮影方式のインターバルに対して、第3表に示すイン
ターバル時間が準備されている。ここでは、16種類のイ
ンターバル時間が準備され、この16種類のインターバル
時間に対して1個のMODINTが準備されており、このMODI
NTの各内容「0」〜「15」は、各インターバル時間10秒
〜60分に対応している。MODINTの内容は、モードボタン
Bを押してインターバルモードに変化したときに、その
ままモードボタンBを押した状態でズームレバー10を操
作すると変更される。なお、インターバルモードでイン
ターバル時間が表示されていないときにモードボタンB
を押し、ズームレバー10を操作しても変更される。な
お、マニュアルシャッター時間の初期値はバルブであ
り、インターバル時間の初期値は60秒であり、これは、
モードイニシャライズ又はクリアボタンCをONすると自
動的に設定される。
次に、LCD表示9の表示内容について第9図を参照し
つつ説明する。モードボタンA、Bによるモードマーク
は、その各モードに応じて各表示領域に表示され、その
各マークの意味については既述したので、残余のマーク
について説明する。
この第9図において、17はシャッターボタンマーク、
18はマクロマーク、19はズームレバーマーク、20は電池
マーク、21は7セグメント表示部であり、「mm」は焦点
距離表示のときに点灯する単位のマーク、「MS」はマニ
ュアルシャッター時間又はインターバル時間を表示する
ときの単位マーク、「EX」は撮影枚数を意味する単位の
マークである。
シャッターボタンマーク17はシャッターボタン15が作
動可能なとき表示され、マクロマーク18はマクロボタン
16を押してマクロ位置に撮影レンズが繰り出されてマク
ロ撮影が可能なときに点灯され、測距の結果マクロ撮影
への切り換えが必要なときに点滅される。ズームレバー
マーク19はズームレバー10が使用可能なとき点灯又は点
滅され、電池マーク20は電池消耗時に点灯する。7セグ
メント表示部21には、撮影枚数、焦点距離又はマニュア
ルシャッター時間あるいはインターバル時間に対応する
数値が表示される。なお、単位のマーク「MS」におい
て、「M」は分を「S」は秒を意味し、マニュアルシャ
ッター時間あるいはインターバル時間の設定された時間
に対応して「M」又は「S」のいずれかが表示される。
次に、第10図〜第38図に示したフローチャートに従っ
て上述したメインCPUに格納されたプログラムをカメラ
の作動と共に説明する。
《メイン処理》 まず、第10図〜第15図に示したリセット処理、メイン
処理から説明する。メイン処理は、カメラの基本動作を
規定するものであり、他の処理は種々の条件に応じてメ
イン処理から分岐あるいはコールされて行なわれるもの
である。
電源が投入されるとメインCPUのリセットが解除さ
れ、第10図のリセット処理が開始される。メインCPUは
ステップ(以下、S.とする)RS1,RS2においてメモリの
イニシャライズとスイッチデータの入力とを行い、S.RS
3においてモードイニシャライズ処理を行い、S.RS4で第
16図に示したズームイニシャライズ処理を行った後、メ
イン処理に入る。なお、モードイニシャライズ処理は、
前述した各種のモードの設定を初期値に戻し、ストロボ
自動発光、1コマ撮影のモードとする処理である。
メイン処理では、S.MI1において表示ホールドに用い
る1秒のタイマをクリア、スタートさせる。
S.MI2〜MI4では、測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELE、モー
ドAスイッチMDA、モードBスイッチMDB、クリアスイッ
チMDC、マクロスイッチMCROの全てがOFFしている場合に
スイッチ判定フラグ?SWOFFに1がセットされ、何れかが
ONしている場合には0がセットされる。なお、以下の説
明においてフラグ名には、語の頭に「?」を付して他の
記号と区別することとする。
S.MI5〜MI8では、測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELEの4つ
のスイッチが全てOFFであり、かつ、モード設定におい
て撮影が禁止されるモードの組合せが選択されていない
場合に測光スイッチ有効フラグ?SWSENに1がセットさ
れ、何れかのスイッチがONしている場合、あるいは撮影
禁止のモード組合せが設定されている場合に0がセット
される。
S.MI9では前述した各スイッチの状態が入力され、以
下この入力されたスイッチデータに基づいて処理が行わ
れる。
まず、S.MI10においてリワインドスイッチREWがONし
ていると判断された場合には、S.MI11でモードイニシャ
ライズ処理された後、S.MI12で第12図に示したループ抜
け出し処理が行われる。この処理は、ストロボ回路の充
電を停止するS.LO1と、充電表示用の赤ランプを消灯さ
せるS.LO2との2ステップから成り、メイン処理から他
の処理に分岐する前に必ずコールされる。
ループ抜け出し処理の後、S.MI121のリワインド処理
に分岐する。リワインド処理については詳述しないが、
フィルムの巻き戻しが終了するとリワインド終了フラグ
?REWENDが1にセットされ、メイン処理の先頭にジャン
プして処理が進められる。
裏蓋が閉じて裏蓋スイッチBACKがONしている場合に
は、S.MI14においてローディング終了フラグ?LDENDの状
態からローディングが終了しているか否かを判断し、終
了していない場合(?LDEND=0)にはS.MI15,MI16のモ
ードイニシャライズ処理とループ抜け出し処理とを経て
S.MI161のローディング処理に分岐する。終了している
場合にはS.MI17,MI18をスキップして処理が進められ
る。
なお、ローディング処理が終了すると、?LDENDに1が
セットされ、メイン処理の先頭にジャンプして処理が進
められる。
裏蓋が開放している場合には、S.MI17,MI18において?
LDEND.?REWENDが共にクリアされる。
第13図のS.MI19〜MI24では、ロックスイッチLOCKがOF
FからONになった場合、すなわち電源レバーが電源ON位
置から電源OFF位置になった場合の処理を示している。
ロック位置フラグ?LOCKに基づいて撮影レンズがロック
位置にないと判断された場合には、LCD表示上のフィル
ム枚数表示を焦点距離表示に切替えた後、抜け出し処理
を行い、後述するズーム逆転処理へ分岐してレンズをロ
ック位置に引き戻す。レンズが既にロック位置にあり、
リワインド終了状態でない場合には、ループ抜け出し処
理を経て後述のロック処理に分岐する。リワインド終了
状態ならば、第15図に示したメイン処理の「MID」の位
置へとジャンプして処理が進められる。
ロックスイッチLOCKがOFFであり、かつ、S.MI25にお
いてレンズがワイド端よりロック位置側にある(POS=
0)の場合には、S.MI26,MI27において焦点距離表示を
行うと共に、表示ホールドフラグ?WAITDを1として表示
を1秒間ホールドするよう設定する。このホールドの処
理は、メイン処理の最後に説明する。その後、S.MI28で
マクロ要求フラグ?RQMCROに0をセットし、S.MI29で抜
け出し処理を実行して後述のズーム正転処理へ分岐し、
レンズをワイド端へ移動させる。
S.MI30〜MI36では、マクロスイッチMCROがONしている
場合に、焦点距離表示を行うと共に、表示ホールドフラ
グ?WAITDを1にセットする。そして、マクロ位置フラグ
?MCROの状態から撮影レンズがマクロ位置にあるか否か
を判断し、マクロ位置にあれば表示ホールド用のタイマ
をクリア、スタートして第15図の「MIC」へとジャンプ
して処理を進める。マクロ位置になければマクロ要求フ
ラグ?RQMCROを1にセットし、ループ抜け出し処理を経
てズーム正転処理へ分岐し、レンズをマクロ位置まで移
動させる。
続いて第14図に示したS.MI37〜MI43では、テレスイッ
チTELEがONしている場合に、焦点距離表示に切り換えて
表示ホールドフラグを立て、テレ端にない場合(POS≠
3)には抜け出し処理を経てテレ端よりマクロ側にある
(POS=4)かワイド側にある(POS≠4)かを判断す
る。テレ端よりワイド側のズーム域にある場合には、後
述するテレ移動処理へ分岐してレンズをテレ側に移動さ
せ、マクロ側にある場合にはズーム逆転処理へ分岐して
レンズをテレ端に引き戻す。
レンズが既にテレ端にある場合(POS=3)には、表
示用タイマをクリアしてこの時点から再度1秒のカウン
トを行う。
S.MI44〜MI50では、ワイドスイッチWIDEがONしている
場合に、焦点距離表示に切り換えると共に表示ホールド
フラグを立て、レンズがワイド端にあればそのままS.MI
48でタイマーをクリア、スタートさせてメイン処理を進
める。ワイド端にない場合には、ループ抜け出し処理を
経てレンズがテレ端よりワイド側にあるかマクロ側にあ
るかを判断する。
ワイド側にある場合には、後述のワイド移動処理に分
岐してレンズをワイド側へ移動させる。マクロ側にある
場合には、ズーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に
引き戻し、テレ端に達してもワイドスイッチWIDEが押さ
れ続けている場合には、ズーム逆転処理からワイド移動
処理へ分岐してレンズを連続的にワイド側へ移動させ
る。
従って、撮影レンズのマクロ位置への設定はマクロス
イッチのONによって行い、マクロ位置に設定されたレン
ズをズーム域に戻すためには、ズームレバーをいずれか
の方向に操作すればよい。
第14図のS.MI51〜MI54では、マクロテレシフトフラグ
?MTSIFTの状態からシフトが要求されていると判断され
る場合に、焦点距離表示処理を行うと共に、表示がホー
ルドフラグ?WAITDを1とし、ループ抜け出し処理を経て
ズーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に引き戻す。
この実施例では、マクロ撮影の遠距離限界は約1メー
トルであるため、レンズがマクロ位置にあって測距結果
が1メートル以上である場合にはこのままシャッターを
切ってもピントのあった写真を得ることができない。そ
こで、このカメラでは、上記のような場合にレリーズロ
ックをかけ、レンズをマクロ位置からテレ端へシフトさ
せるよう制御している。フラグ?MTSIFTは、AEAF制御処
理内のLL演算処理において設定されるものである。
続いてS.MI55では、リワインド終了フラグ?REWENDの
状態を判断し、リワインドが終了している場合には、S.
MI56でLCD表示に「00 EX」の表示を行わせる。このフラ
グが0の場合には、S.MI57でモード設定処理がコールさ
れる。
モード設定処理内では、S.MI2〜MI4で設定したスイッ
チ判定フラグ?SWOFFをみて前回の入力でスイッチが全て
OFFしていた場合にのみ設定処理に入り、いずれかのス
イッチがONしていた場合には設定を行わずにメイン処理
へリターンする。
このモード設定処理内では、露出方式、撮影方式を設
定し、各方式に対応した値をMODEA、MODEBにセットす
る。また、モードの変更があった場合には、モードチェ
ンジフラグ?MDCHGが1とされ、変更がなければ0とされ
る。
モード設定処理からリターンすると、S.MI58において
設定されたフラグの状態を判定し、モードの変更があっ
た場合にはS.MI59,MI60で表示ホールドフラグを1にセ
ットしてループ抜け出し処理を経てメイン処理の先頭に
ジャンプする。
モードの変更がなかった場合には、S.MI61,MI62にお
いて測光スイッチSWSと測光スイッチ有効フラグ?SWSEN
との状態を判定し、所定の条件を満たす場合にS.MI63〜
MI65で焦点距離表示を行って表示ホールドフラグをクリ
アし、ループ抜け出し処理を経てシャッター関係の制御
を行うAEAF制御処理へと分岐する。
AEAF制御処理へ分岐するのは、測光スイッチがONして
おり、かつ、メモリされたSWS,SWR,TELE,WIDEの各スイ
ッチデータが何れもOFFであり、かつ、撮影可能なモー
ド設定である場合である。すなわち、AEAF制御処理に分
岐するのはSWSがOFFからONに変化した場合のみであり、
ズームレバーが操作されていた場合等は分岐せずにメイ
ン処理が続行される。
S.MI66ではストロボ回路の充電制御処理が実行され、
S.MI67〜MI71において表示切り換えの処理が実行され
る。
表示ホールドが要求されている場合、例えば後述する
ズームの処理後にメイン処理において、表示用タイマー
のクリアから1秒経ったか否かが判断される。
タイマーが1秒経過する前には、現在なされている表
示がホールドされる。
表示ホールドが要求されていない場合、あるいはタイ
マーが1秒経過すると、枚数表示以外の表示がなされて
いる場合には枚数表示を行い、表示ホールドフラグ?WAI
TDをクリアする。
このように、フィルム枚数表示は、一時的に切り換え
られる際を除いて他の表示より優先的に表示されること
となる。
そして、S.MI72で125ms処理を停止した後、S.MI73で
充電禁止時間処理がコールされ、リターン後メイン処理
のS.MI2へとジャンプして処理が続けられる。
以上でメイン処理の各ステップの説明を終了し、続い
てメイン処理から分岐するフロー、サブルーチンについ
て説明する。
《ズームイニシャライズ処理》 第16図はリセット処理のS.RS4でコールされるズーム
イニシャライズ処理のフローである。
このカメラでは、前述したようにズームコードが相対
コードであるため、電池が抜かれてメモリ内容が破棄さ
れると撮影レンズが現在どの位置にあるのかをカメラ自
身が把握できなくなってしまう。ズームイニシャライズ
処理は、このような場合に撮影レンズを一旦ロック位置
まで引き戻すために行なわれる。
まず、S.ZI1においてコード板に摺接するブラシの導
通状態からズームコードZCODEを入力する。
S.ZI2〜ZI8においては、レンズがロック位置になけれ
ばモータを高速で逆転させ、既にロック位置にある場合
には100ms間ズームモータを高速で正転させた後に逆転
させてロック位置まで引き戻す。
そして、S.ZI9でポジションコードPOSを0、ロック位
置フラグを1、マクロ位置フラグを0としてコールされ
た位置にリターンする。
次に、ズーミング関係の処理、ズーム逆転処理、正転
処理、テレ、ワイド移動処理について説明するが、その
前に、これらの処理内で頻繁にコールされるコードチェ
ック処理について説明しておく。
《コードチェック処理》 第17図及び第18図は、ズーミングに伴うズームコード
ZCODEの変化により、ポジションコードPOS、ディビジョ
ンコードDIV、ズームコードの変化予測値ZCFOW,ZCREVを
決定する処理である。
但し、ズームコードの一部を相対コードとしているた
め、静的に検出されるズームコードのみからはレンズの
焦点距離に対応するポジションコード、ディビジョンコ
ードを一つに特定することができない。
そこで、このコードチェック処理は、ズームコードが
絶対コードであるロック位置(ZCODE=2)からのズー
ムコードの変化を動的に検知しつつメモリー内に記憶さ
れたポジションコードPOS、ディビジョンコードDIVを逐
次書換えている。
この処理に入ると、まず、S.CK1でロックスイッチLOC
K、マクロスイッチMCRO、ワイドスイッチWIDE、テレス
イッチTELE、速度切り替えスイッチZMHLの各データが入
力される。これらのスイッチデータは、後述のテレ移動
処理、ワイド移動処理等においてコードチェック処理が
コールされた場合に、リターン後に利用される。
S.CK2〜CK5では、ポジションコードがワイド端(POS
=1)、テレ端(POS=3)を示す場合に、これらをそ
れぞれ強制的にズーム域(POS=2)、テレ端よりマク
ロ位置(POS=4)を示すコードに設定する。前述した
ようにテレ端、ワイド端におけるポジションコードPOS
は幅を持たないため、ズームモータが動いている場合に
は直ちに他の値となる。
続いて、S.CK6のズームコード入力処理によってズー
ムコードZCODEが入力され、ズームコードに変化がない
場合にはS.CK7からコールされたステップにリターンす
る。
変化があった場合には、ズームモータの回転方向によ
って異なる処理が実行される。モータが正転の場合に
は、S.CK8からS.CK9へ進み、逆転の場合には第18図のS.
CK25へと進む。
正転の場合から説明する。
なお、S.CK2〜CK5の処理により、POSの値は0,2,4の何
れかとなる。
レンズがワイド端よりロック位置側にある場合(POS
=0)には、ブラシのZC1端子がONとなるまで、すなわ
ちワイド端となるまでの間はS.CK10からそのままコール
されたステップへとリターンする。ZC1がONとなった場
合には、S.CK11においてPOS及びDIVを1にセットすると
共に、ズームモータが正転していれば次の変化後にとる
であろうズームコードの値(ズームコードの正転方向の
変化予測値)ZCFOWに4をセットしてリターンする。
なお、変化予測値は、第7図の対応表に基づいて定め
られる。
レンズがズーム域にある場合(POS=2)には、S.CK1
2からS.CK13へ進んでディビジョンコードDIVが2より小
さいか否かを判断し、2以上である場合にはS.CK14にお
いてZC2端子の状態からテレ端子に達したか否かを判断
する。
ZC2端子が0となるのは、第7図に示したようにワイ
ド端よりロック位置側とズーム域とマクロ位置との間と
である。従って、理論的にはPOS=2でZC2端子が0とな
ることは考えられず、S.CK13のステップがなくともテレ
端子を検出できることとなる。
しかしながら、コード板の製造上の誤差により、ワイ
ド端側でのZC2が0となる領域とZC1が0となる領域とが
一部重なることも考えられる。
そこで、このような誤差があってもZC2端子の信号の
みからテレ端を検出できるようにS.CK13の判断が設けら
れている。
テレ端が検出されると、S.CK15,CK16においてPOSを
3、DIVをEHにセットすると共に、LCD表示の表示をテレ
端の焦点距離表示(70mm)に変更してリターンする。な
お、このフローにはいる場合には、LCD表示には必ず焦
点距離表示がなされている。
テレ端に達していない場合には、S.CK17,CK18におい
てZC2を1とみなしてズームコードZCODEと変化予測値ZC
FOWとを比較する。これらが等しい場合には、S.CK19〜C
K22においてディビジョンコードのカウントアップ、新
たな変化予測値のセットを行うと共に、表示キープフラ
グ?KPLCDが0(表示変更許可)であれば新たなDIVに対
応した焦点距離表示を行ってリターンする。
S.CK9,CK12での判断が共に否定である場合、すなわち
レンズがテレ端よりマクロ位置側にある場合(POS=
4)には、S.CK23でZC0端子が0か否かを判断し、0で
あればS.CK24でマクロ位置フラグ?MCROを1にセットす
ると共に、マクロ要求フラグ?RQMCROをクリアしてリタ
ーンする。
モータが逆転している場合には、第18図のS.CK25にジ
ャンプして処理が進められる。
ズームコードZCODEの2は絶対コードであり、レンズ
がロック位置にあることを意味する。この場合には、S.
CK25から分岐してS.CK26においてズームモータのブレー
キをかける。そして、S.CK27,CK28でPOSを0とすると共
に、ロック位置フラグ?LOCKを立て、スタック処理を経
てメイン処理の先頭へジャンプする。
レンズがテレ端よりマクロ位置側にある場合(POS=
4)には、S.CK29からS.CK30へ進み、ZC1端子が1であ
る間はそのままコールされたステップへリターンする。
ZC1端子が0である場合には、レンズがズーム域に入
ったものとしてPOSとDIV、そして逆転方向の変化予測値
ZCREVをセットし、S.CK32において表示変更が許可され
ていればS.CK33で焦点距離表示を新たな値(65mm)とし
てリターンする。
次に、POSが4でない場合には、S.CK34においてPOS=
2の場合とPOS=0の場合とに処理が別れ、レンズがワ
イド端よりロック位置側にある場合(POS=0)にはそ
のままリターンする。
レンズがズーム域にある場合(POS=2)には、S.CK3
5〜CK39においてディビジョンコードがBH以下であるこ
とを条件にZC2端子がON(0)であるか否かを判断し、
0であればワイド端よりロック位置側にあると判断して
POSを0とすると共に、表示変更が許可されていれば焦
点距離表示を新たな値(35mm)に変更してリターンす
る。S.CK35の判断は前述したS.CK13と同様にコード板の
製造誤差を考慮したものである。
S.CK40,CK41では、ZC2端子を1とみなしてズームコー
ドZCODEを検出し、これが変化予測値ZCREVと等しいか否
かを判断する。等しくない場合にはそのままリターン
し、等しい場合にはS.CK42〜CK45においてディビジョン
コードを1マイナスして新たな変化予測値ZCFOW,ZCREV
をセットすると共に、表示変更が許可されていれば焦点
距離表示を新たな値としてリターンする。
上述したように、ロック位置、マクロ位置、テレ端、
ワイド端の設定は、いずれも端子ZC0,1,2のOFF(1)か
らON(0)への変化によって検出しており、これにより
ブラシとコード板との接触不良による検出エラーを防止
して停止禁止位置でズームモータが停止してしまう事態
を回避することができる。
《ズーム逆転処理》 第19図はメイン処理のS.MI22,MI42,MI50,MI54から分
岐するズーム逆転処理を示すフローチャートである。こ
の処理は撮影レンズをロック位置まで引き込む動作及び
マクロ位置からズーム範囲まで戻す動作を行なう。な
お、ズーム範囲内で停止する場合にはバックラッシュに
よる影響を除去するための正転動作が含まれる。
以下、ズーム関係の処理は第20図に示した動作説明図
と共に説明する。
このフローに分岐すると、まず、S.ZR1,ZR2において
マクロテレシフトフラグ?MTSIFTとマクロ位置フラグ?MC
ROとをクリアし、ズームモータを高速で逆転させる。
S.ZR3では、表示キープフラグ?KPLCDを1として焦点
距離表示の変化を禁止し、S.ZR4,ZR5ではレンズがテレ
端よりマクロ位置側にある場合にはコードチェックを繰
り返す。
レンズがテレ端よりズーム域側に設定されている場
合、あるいはS.ZR5の判断を繰り返す間にズーム域に入
った場合には、S.ZR6でロックスイッチLOCKのON/OFFが
判断される。
ロックスイッチがONしている場合には、S.ZR7におい
て表示キープフラグ?KPLCDをクリアする。そして、S.ZR
8〜ZR13において、レンズがロック位置に達するかロッ
クスイッチがOFFするまでモータを逆転させ、ロック位
置に達したらモータを停止してメイン処理の先頭へジャ
ンプして処理が続けられる。この場合の動きは、第20図
に符号aで示したものである。
ズームモータの逆転によってワイド端を越える前にロ
ックスイッチがOFFした場合には、S.ZR14〜ZR23におい
てスイッチのOFFから70ms逆転させて50ms正転させ、こ
こでレンズがズーム域にあればそのまま停止させる(第
20図の符号bで示した動き)。正転後にもレンズがワイ
ド端よりをロック位置側にある場合には、ワイド端まで
モータ正転を継続させ、ワイド端まで繰り出してからモ
ータを停止させる(第20図の符号cで示した動き)。何
れの場合にも焦点距離表示を行ってメイン処理の先頭へ
とジャンプして処理が続けられる。
一方、ロックスイッチが当初からOFFしていた場合に
は、S.ZR6からS.ZR24へ進み、ワイドスイッチがONして
いれば、そのまま後述するワイド移動処理の「JPWIDE」
端子へジャンプして処理が続けられる。そうでない場合
には、S.ZR25〜ZR30においてズーム域となってから50ms
経過した後にモータを高速正転させ、レンズをテレ端に
設定してメイン処理へジャンプする(第20図の符号dで
示した動き)。
ズーム逆転処理において、あるいはワイド移動処理の
「STOPWD」端子からこの逆転処理に入った場合には、バ
ックラッシュを除去するため、モータの逆転停止後50ms
間正転させてからモータをストップさせる。従って、焦
点距離表示の変更を禁止していないと一旦ワイド側のDI
V領域に入ったところで短い焦点距離の表示がなされ、
反転してテレ側のDIV領域に入ったところで長い焦点距
離の表示に切り換えられる場合がある。このような表示
の変化は、焦点距離をワイド側へ移行する動作であるに
拘らず、停止直前でテレ側へ誤動作したかのような印象
をユーザーに与えかねない。そこで、この場合には表示
キープフラグ?KPLCDを立てて、表示の変化を一時禁止
し、ズームモータが停止した時点で変更を許可するよう
に構成している。
《ズーム正転処理》 第21図はメイン処理のS.MI29,MI36から分岐するズー
ム正転処理を示すフローチャートである。この処理は、
撮影レンズをロック位置からワイド端へ、あるいはズー
ム域からマクロ位置へ移動させるものである。
ズームモータ正転の処理に入ると、まず、S.ZF1,ZF2
においてロック位置フラグ?LOCKをクリアしてズームモ
ータを高速正転させる。S.ZF3〜ZF6では、レンズがワイ
ド端よりズーム域側にあることを確認した後、マクロ要
求がなければそのままモータを停止してメイン処理へと
ジャンプする。これは、第20図の符号eで示したよう
に、電源レバーを電源ON位置にした場合にレンズをロッ
ク位置からワイド端に移動する処理である。
マクロ要求がある場合には、S.ZF7〜ZF9においてロッ
クスイッチのOFFを条件にレンズがズーム域のテレ端を
過ぎるのを待ち、ロックスイッチがONした場合にはS.ZF
10でモータを停止してメイン処理にジャンプする。レン
ズがテレ端を過ぎると、S.ZF11〜ZF13においてマクロ位
置フラグ?MCROが立つのを待ってモータを停止し(第20
図の符号fで示した動き)、メイン処理へジャンプして
処理が進められる。これは、電源レバー電源ON位置(ロ
ックスイッチOFF)の状態でマクロボタン16を押した際
の動作である。
上述のズームモータ逆転、正転処理で示したように、
電源レバー、あるいはマクロボタン16での操作によるレ
ンズ駆動はすべて高速で行われる。
《テレ移動処理》 第22図はメイン処理のS.MI42から分岐するテレ移動処
理を示すフローチャートである。
この処理は、撮影レンズがズーム範囲にあってテレス
イッチTELEをONすることによって実行されるものであ
る。ズームモータを正転させて撮影レンズを移動させる
点で前述のズーム正転処理と共通するが、ズーミング速
度が高低切り替えできる点で異なる。
テレ移動処理に入ると、まず、S.TZ1においてズーム
モータを高速で正転させ、S.ZT2で速度切替え用のタイ
マーをクリアしてスタートさせる。
S.ZT3〜ZT10では、テレスイッチがONしていること、
レンズがテレ端に達していないこと(POS≠3)、ロッ
クスイッチがOFFであることを条件に、起動時の30msを
高速で駆動し、30msを経過した後は速度切替えスイッチ
の選択に応じて高速、低速を切り替えてモータを正転さ
せる。
ズーム域でテレスイッチTELEをOFFすると、第20図の
符号gで示した通りの動作となる。また、テレ端に達し
た際の動作は、符号hで示されている。
上記の条件のいずれかを満足しなくなった際には、S.
ZT11でモータを停止させ、メイン処理の先頭へと処理を
進める。
《ワイド移動処理》 第23図はメイン処理のS.MI50から分岐するワイド移動
処理を示すフローチャートである。
この処理は、撮影レンズがズーム範囲にあって、ワイ
ドスイッチWIDEのONによって実行されるものであり、撮
影レンズを収納方向へ移動させる点で前記のズーム逆転
処理と共通するが、ズーミング速度が切り替え可能な点
はテレ移動処理と共通である。
ワイド移動処理に入ると、まず、S.ZW1においてズー
ムモータを高速で逆転させ、S.ZW2でタイマーをクリア
してスタートさせる。前述のズーム逆転処理のS.ZR24か
ら分岐した場合には、このS.ZW2以下の処理が共通す
る。
S.ZW3〜ZW10では、ワイドスイッチがONしているこ
と、レンズがワイド端よりロック位置側に入っていない
こと(POS≠0)、ロックスイッチがOFFであることを条
件に、起動時の30msを高速で駆動し、30msを経過した後
は速度切替えスイッチの選択に応じて高速、低速を切り
替えてモータを逆転させる。
ワイドスイッチWIDEがOFFした場合には、S.ZW11にお
いてモータの回転を高速に設定した後、ズーム逆転処理
のS.ZR14へと分岐し、バックラッシュによる影響を除去
するための処理が実行される(第20図の符号iで示した
動き)。
ズーム域でワイドスイッチWIDEをOFFし、上述した70m
sの正転、50msの逆転が終了した時点でワイド端よりロ
ック位置側にあった場合には、第20図に符号jで示した
ようにワイド端まで繰り出してズームモータを停止す
る。
レンズがワイド端よりロック位置側に入った場合に
は、S.ZW12でモータを高速に設定した後、S.ZW13〜ZW17
において50ms待ってズームモータを反転させ、バックラ
ッシュを除去しつつレンズをワイド端に設定してモータ
を停止し(第20図の符号kで示した動き)、メイン処理
へとジャンプする。
ロックスイッチがONされた場合には、S.ZW18でモータ
を停止させ、メイン処理に入る。この場合、メイン処理
からズーム逆転処理へ分岐してレンズがロック位置まで
引き戻されることとなる。
《ロック処理》 第24図はメイン処理のS.MI24から分岐するロック処理
のフローを示したものである。この処理は、ロックスイ
ッチがONされて撮影レンズがロック位置に収納された際
に分岐して実行される処理である。
この処理に入ると、S.LK1〜LK4においてローディング
終了フラグ?LDENDの状態に応じてLCD表示に枚数表示を
点灯、あるいは消灯させ、モードを初期値に戻す。
S.LK5〜LK13のループは、リワインドスイッチREWがOF
Fしていること、裏蓋スイッチBACKがOFFしているか、ON
していてもローディングが終了していること、ロックス
イッチがONしていることを条件に125msの繰り返しで実
行される。
S.LK13では、メイン処理のS.MI73と同様の充電禁止時
間処理が行われる。
リワインドスイッチがONした場合には、S.LK6から分
岐してS.LK61のリワインド処理を実行し、メイン処理の
先頭にジャンプする。
裏蓋が閉じていてローディングが終了している場合に
は、S.LK9,LK10をスキップしてループが形成され、裏蓋
が開放されるとローディング終了フラグがクリアされる
と共に、枚数表示が消灯される。そして、次回のループ
において裏蓋が閉じられれば、S.LK8からS.LK81のロー
ディング処理に進み、この処理が終了するとメイン処理
の先頭にジャンプする。
ロックスイッチLOCKがOFFした場合には、S.LK14,LK15
で充電スタートフラグ?CHGSTと表示ホールドフラグ?WAI
TDとを1にセットしてメイン処理へジャンプして処理が
進められる。
《モード設定処理》 第25図、第26図は、メインフローのS.MI57においてコ
ールされるモード設定処理を示したものである。
モード設定処理に入ると、S.MO1においてメイン処理
のS.MI2〜MI4で設定されたスイッチ判定フラグ?SWOFFが
1か否かの判定処理を行い、いずれかのスイッチがONし
ていた場合には、S.MO2でモードチェンジフラグ?MDCHG
を0にしてメイン処理にリターンする。
S.MO1において、?SWOFF=1のときは、S.MO3〜MO5に
おいてモードAスイッチ、Bスイッチ、クリアスイッチ
のいずれかがONか否かの判定をこの順に行う。
モードボタンA,B、クリアボタンが全てOFFの場合に
は、S.MO2を介してメイン処理へリターンする。
S.MO5において、クリアボタンCがONされた場合に
は、S.MO6において枚数表示が行われる。
S.MO7,MO8ではMODEAとMODEBとを共に0にセットす
る。
S.MO9ではマニュアルシャッター時間設定中か、イン
ターバル時間を設定中かを識別する識別フラグ?BB1INT
O、表示消灯処理を経由させるか否かの判別を行う表示
消灯処理経由フラグ?BIHOLD、表示消灯フラグ?ZMLO1を
全てクリアする。
S.MO10,MO11では、MODBLBを0、MODINTを5にセット
し、S.MO123に移行してモードマーク表示を行う。最後
に、S.MO13においモード変更があったことをフラグにセ
ットしてメイン処理へリターンする。
したがって、クリアスイッチをONすると、LCD表示に
フィルム枚数表示がなされ、露出方式はオートとなり、
撮影方式は1コマ撮影になる。また、マニュアルシャッ
ター時間はバルブに設定され、インターバル時間は60秒
に設定される。なお、オートで1コマ撮影のときは無表
示であるので、S.MO12においては、モードマークは空白
となる。
リセット処理のS.RS3、メイン処理のS.MI11,MI15、ロ
ック処理のS.LK4等でコールされるモードイニシャライ
ズ処理においても、S.MO7〜S.MO13の処理が実行され
る。
S.MO4において、モードボタンBがONのときには、S.M
O14に移行して撮影方式がインターバルか否かを判定す
る。インターバルの場合には、S.MO15においてインター
バル時間を表示中か否かを判別し、インターバル時間表
示中でないときは、S.MO21にジャンプして識別フラグ?B
B1INTOをクリアする。S.MO15においてインターバル時間
表示中であるとき、あるいは、S.MO14において撮影方式
がインターバルでないときは、S.MO16に移行してMODEB
を1カウントアップする。
これによって、インターバルでないときあるいはイン
ターバル時間表示中にモードボタンBを操作すると撮影
方式が変化することになる。
S.MO17ではMODEB≧6か否かの判定を行う。MODEBの内
容が「6」以上のときは、「6」以上に対応する撮影方
式を決めていないため、S.MO18で枚数表示とした後にS.
MO19で「0」に変更し、S.MO12へジャンプする。
したがって、S.MO17〜S.MO19の処理を経由すると、撮
影方式が1コマ撮影になる。
MODEBの値が5以下であるときには、S.MO20において
インターバルか否かを判定し、インターバルでないとき
にはS.MO12、13を経由してメイン処理へリターンする。
したがって、S.MO17、S.MO20、S.MO12、S.MO13の処理を
経由すると、撮影モードマークが連続撮影から多重撮影
の範囲で変更されることになる。
インターバルにある場合には、S.MO21において識別フ
ラグ?BB1INTOをクリアした後、S.MO22において第27図に
示すマニュアルシャッター又はインターバル時間表示処
理を行う。この処理では、S.BI1〜BI3において、経由フ
ラグ?BB1INTOの状態に応じてインタバール時間、あるい
はマニュアルシャッター時間の表示がなされてリターン
する。なお、インターバルであるときであってインター
バル時間を表示中でないときにモードボタンBをONする
と、S.MO14、S.MO15、S.MO21、S.MO22の処理を経由する
ので、インターバル時間の表示がされる。
S.MO23ではモードマーク表示処理を行い、これによっ
て、インターバルマークが表示される。そして、S.MO24
において表示点滅フラグ?ZMLO1=0の処理、S.MO25にお
いて表示点滅処理のために、0.5秒タイマーをスタート
する。そして、「MOB」を経由して第26図に示すS.MO34
に移行する。
このS.MO34の処理以降の説明に入る前に、モードボタ
ンAがONされた場合の処理について説明する。
S.MO3においてモードボタンAがONのときには、S.MO2
6においてバルブ又はバルブ&ストロボONにあるか否か
の判定を行なう。これらのモードに設定されている場合
には、S.MO27に移行してマニュアルシャッター時間表示
中であるか否かを判定する。マニュアルシャッター時間
表示中でない場合には、S.MO33にジャンプして?BB1INTO
=1にセットする。マニュアルシャッター時間表示中で
あるとき、あるいは、バルブ又はバルブ&ストロボONで
ないときは、S.MO28に移行してMODEAを1カウントアッ
プしてS.MO29に移行する。これによって、バルブ又はバ
ルブ&ストロボONでないときあるいはマニュアルシャッ
ター時間表示中のときにモードボタンAをONすると露出
方式が変更されることになる。
S.MO29ではMODEA≧6か否かの判定を行う。MODEAの内
容が「6」以上のときは「6」以上に対応する露出方式
がないので、S.MO30の枚数表示の後、S.MO31で「0」と
する。
したがって、S.MO29〜S.MO31の処理を経由すると露出
方式がオートになる。S.MO29においてMODEA≧6でない
ときには、S.MO32に移行してバルブ又はバルブからバル
ブ&ストロボONか否かを判定する。これらのモードでな
い場合には、「MOA」を経由してS.MO12、S.MO13に移行
し、S.MI58へリターンする。したがって、S.MO29、S.MO
32、S.MO12、S.MO13の処理を経由すると露出方式がスト
ロボONから露出補正の範囲で変更されることになる。
S.MO32において、バルブ又はバルブ&ストロボONであ
ると判定された場合には、露出補正からバルブ又はバル
ブ&ストロボONに移行させた状態に対応し、S.MO33に移
行して?BBINTO=1のセット処理を行った後、S.MO22に
進む。
なお、バルブ又はバルブ&ストロボONであるときであ
ってマニュアルシャッター時間を表示中でないときに、
モードボタンAをONすると、S.MO26、S.MO27、S.MO33、
S.MO22の処理を経由するので、マニュアルシャッター時
間の表示がされる。S.MO23ではモードマーク表示処理を
行ってS.MO24に移行する。S.MO24では表示点滅フラグ?Z
MLO1=0の処理を行い、S.MO25に移行して0.5秒タイマ
ーをスタートさせ、第26図に示すS.MO34に移行する。
次に、S.MO34以降の処理について説明する。
ここでは、まず、モードボタンAのONにより?BB1INTO
=0にセットされているとする。すると、S.MO34からS.
MO35に移行する。S.MO35ではモードボタンAがONか否か
の判別を行う。モードボタンAがOFFのときは、S.MO37
に移行してマニュアルシャッター時間表示の点滅解除を
行い、S.MO39に移行して?MDCHG=1の処理を行って、メ
インフローのS.MI58にリターンする。モードボタンBの
ONにより?BB1INT0=0にセットされたときは、S.MO36に
移行する。MOS36においてモードボタンBがOFFのとき
は、MOS40に移行してインターバル時間表示の点滅解除
を行った後、S.MO39に移行し、S.MO39において?MDCHG=
1の処理を行った後メインフローのS.MI58にリターンす
る。なお、マニュアルシャッター時間表示の点滅、イン
ターバル設定時間の点滅については後述する。
S.MO35においてモードボタンAがON又はS.MO36におい
てモードボタンBがONのときは、S.MO42に移行して充電
停止処理を行う。この充填停止処理は、充電中にこのS.
MO42移行の処理に入ると長時間に亘って充電が続けられ
てしまう可能性があるため、これを回避するために行な
われる。そして、S.MO42の処理を実行後、S.MO43に移行
してテレスイッチTELEがONか否かの判別を行う。S.MO43
においてテレスイッチTELEがONのときはS.MO56に移行し
て?BB1INTO=1か否かの判定を行い、テレスイッチTELE
がOFFのときはS.MO44に移行してワイドスイッチWIDEがO
Nか否かの判定を行う。
S.MO44においてワイドスイッチWIDEがOFFのときは、
S.MO44′に移行して第28図に示す時間表示点滅処理を行
う。
時間表示点滅処理では、S.TD1において、S.MO25でス
タートした0.5秒タイマーがタイムアップしたか否かの
判定を行い、タイムアップしていない場合にはリターン
し、「MOB」に移行してS.MO34以降の処理を行ない、モ
ードボタンA又はモードボタンBが押され続けている
と、S.MO43、S.MO44、S.MO44′を経由して再びS.TD1に
至る。S.TD1においてタイムアップするとS.TD2において
0.5秒タイマーが再スタートされ、S.TD3に移行して?ZML
O1=0か否かの判定を行なう。最初は、S.MO24において
?ZMLO1=0にセットされているので、S.TD4に移行し、?
ZMLO1=1のセットを行い、S.TD5に移行する。S.TD5に
おいて?BIHOLD=0か否かが判定される。最初は?BIHOLD
=0であるのでS.TD6に移行し、時間表示が消灯され
る。
そして、再び、S.TD1に至り、0.5秒タイマーがタイム
アップするまで時間表示が消灯されたままとなり、0.5
秒タイマーがタイムアップすると、S.TD2に移行して0.5
秒タイマーを再スタートさせ、S.TD3に移行して?ZMLO1
=0か否かを判定する。S.TD4、5、6を経由すると?ZM
LO1=1にセットされるので、今度は、S.TD7に移行す
る。S.TD7では?ZMLO1=0のセット処理を行い、S.TD8に
移行する。S.TD8では、マニュアルシャッター又はイン
ターバル時間の表示を点灯させる。したがって、モード
ボタンA又はモードボタンBを押し続けていると、マニ
ュアルシャッター又はインターバル時間が1Hz周期で点
滅されることになる。
S.MO44においてワイドスイッチWIDEがONのときはS.MO
45に移行する。S.MO45では?BB1INTO=1か否かの判別を
行う。S.MO45において?BB1INTO=1のときは、S.MO46に
移行してMODBLB=MODBLB−1の減算処理を行う。そし
て、S.MO47に移行して、MODBLBminのリミット処理を行
う。このMODBLBminのリミット処理はMODBLB<0のと
き、MODBLB=0にセットする処理である。「0」より小
さい値に対応するマニュアルシャッター時間がないから
である。
このS.MO47の処理を実行後、S.MO48において第27図に
示すマニュアルシャッター又はインターバル時間表示処
理を行う。そして、この処理の終了後、S.MO49に移行し
て300msタイマーをスタートさせる。そして、S.MO50に
おいてワイドスイッチWIDEがONか否かの判定を行う。S.
MO50においてワイドスイッチWIDEがOFFのときは、S.MO5
1に移行して?BIHOLD=1の設定処理を行って「MOB」に
移行し、S.MO34以後の処理を実行する。S.MO50において
ワイドスイッチWIDEがONのときは、MOS52に移行して速
度切替えスイッチZMHLがONか否かの判定を行なう。これ
によって、マニュアルシャッター時間又はインターバル
時間の変更が1ステップ切替か連続切替かが判別され
る。ワイド高速のときはS.MO53に移行して300msタイマ
ーがタイムアップしたか否かの判定に移行する。300ms
タイマーがタイムアップするまで、このS.MO50、S.MO5
2、S.MO53のループを繰り返す。S.MO53において300msタ
イマーがタイムアップしたときはMODに移行し、S.MO44
〜S.MO53の処理を繰り返す。これによって、MODBLBの内
容が300ms毎に連続的に減算され連続的に時間の変更が
できる。
ワイド低速のときは、S.MO50においてワイドスイッチ
WIDEがOFFされるまで、S.MO50、S.MO52のループを繰り
返す。したがって、ワイドスイッチWIDEがOFFからONさ
れた直後はMODBLBの内容に変化はあるがその後は、MODB
LBの内容は変わらないことになる。したがって、モード
ボタンA又はモードボタンBを押し続けたまま、ズーム
レバー10を軽く操作してワイドスイッチWIDEをON、OFF
させると、マニュアルシャッター時間又はインターバル
時間が1ステップ毎に逐次変更される。
S.MO45において、?BB1INTO=0のときはS.MO54に移行
してMODINT=MODINT−1の減算処理を行い、S.MO55に移
行してMODINTminのリミット処理を行なう。このMODINTm
inのリミット処理はMODINT<0のとき、MODINT=0にセ
ットする処理である。「0」以下に対応するインターバ
ル時間がないからである。そして、S.MO48〜S.MO53の処
理を続行する。インターバル時間の減算処理について
は、マニュアルシャッター時間の減算処理と同様である
のでその詳細は省略する。
いずれにしても、モードボタンA又はモードボタンB
が押され続けてマニュアルシャッター時間又はインター
バル時間が変更され、ワイドスイッチWIDEがOFFされる
と、S.MO51に移行して?BIHOLD=1にセットされ、モー
ドボタンA又はモードボタンBがOFFされない限り、S.M
O43、S.MO44、S.MO44′の処理を継続して時間表示点滅
処理に至る。そして、S.TD5において?BIHOLD=1と判定
されるので、S.TD6の時間表示消灯をパスしてS.TD9に移
行する。したがって、所望の時間が最終的に得られた直
後は、最終的に得られたマニュアルシャッター時間又は
インターバル時間が所定時間表示されたままとなり、時
間の確認が容易である。その後もモードボタンA又はモ
ードボタンBを押し続けているとマニュアルシャッター
時間又はインターバル時間が点滅表示される。なお、S.
TD9においては、?BIHOLD=0にセットする。
S.MO43において、テレスイッチTELEがONのときはS.MO
56に移行する。?BB1INTO=1とすると、S.MO56からS.MO
57に移行してMODBLBの加算処理が行われる。そして、S.
MO58に移行してMODBLBmaxのリミット設定処理を行なっ
て、S.MO59に移行し、マニュアルシャッター時間又はイ
ンターバル時間を表示する。そして、その後、S.MO60に
移行して300msタイマーをスタートさせ、S.MO61に移行
してテレスイッチTELEがONか否かの判定を行う。S.MO61
にテレスイッチTELEがONのときは、S63に移行して、速
度切替えスイッチZMHLがONかOFFの判別を行なう。テレ
低速の場合はS.MO61、S.MO63のループを繰り返す。テレ
高速の場合はS.MO64に移行して300msタイマーがタイム
アップしたか否かの判別を行う。300msタイマーがタイ
ムアップするまで、S.MO61〜S.MO64の処理を繰り返す。
S.MO64においてタイムアップした場合、MOCを経由して
S.MO43、S.MO56以降のループを繰り返す。テレスイッチ
TELEがONの場合の処理は、マニュアルシャッター時間又
はインターバル時間がワイドスイッチWIDEがONのとき減
算処理であるのに対し加算処理である点が相違するのみ
であるのでその詳細な説明は省略する。
《AEAF制御処理》 次に、第29図〜第31図に基づき、メイン処理のS.MI65
から分岐するシャッター制御関係のAEAF制御処理を説明
する。この処理には、前述したように測光スイッチSWS
がOFFからONへ変化し、かつ、モードの組合せが適正で
あるときに入るが、その他にも、この処理の中で一旦充
電処理に分岐した後、あるいは連続撮影の際のワインド
後には、それぞれAEAF制御2、AEAF制御3の端子からこ
の処理に入る。
まず、S.AF1〜AF3では、何れの処理からこのフローに
入ったかにより測光測距ジャンプフラグ?AEAF3をセット
する。AEAF制御処理の途中から充電処理に分岐して再び
この処理に戻った場合には、後述するように既に測光、
測距等の検出は終了しているため、これらの処理をジャ
ンプさせるために?AEAFを1とし、その他の場合に0と
している。
メイン処理から分岐した場合には、S.AF4,AF5におい
てオートレリーズフラグ?AUTORELの状態に従い、これが
0である場合に焦点距離表示を行っている。このフラグ
は、後述するようにインターバルのモード、あるいはダ
ブルセルフのモードの2枚目の撮影の際に1にセットさ
れ、これらの場合に測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWRがOFFであっても自動的に撮影を実行させる。
S.AF6の電圧チェック処理は、ストロボコンデンサの
充電電圧を測定する処理であり、電圧が270V以上である
場合に270V充電フラグ?FCH270を1とし、また、315V,28
5Vを境として充電電圧を3段階に分け、DGVを設定す
る。ストロボコンデンサは、電圧330Vでフルチャージで
あり、この際の発光量によってガイドナンバーが定めら
れている。一方、このカメラでは、コンデンサがフルチ
ャージされていなくとも270V以上ならば発光するよう制
御している。
従って、電圧が330Vに達していない場合にはストロボ
コンデンサの充電電圧に対応するガイドナンバーの低下
を把握しておかなくては露出がアンダーとなってしま
う。DGVは、ストロボコンデンサ充電電圧によるガイド
ナンバーの低下分を示すパラメータであり、315V以上で
0/4、285V〜315の場合に1/4、285V以下で2/4の値に設定
される。
S.AF7では、後述のFM演算において設定される充電要
求フラグ?CHGRQを0とする。
S.AF8〜AF11では、インターバル、あるいはダブルセ
ルフの2枚目でなく、かつ、メイン処理、ワインド処理
からこのフローに入った場合にサブCPUから測距データ
を入力してこれに基づいて第32図に示したLL(レンズラ
ッチ)演算を行う。LL演算は、測距結果に基づいて撮影
レンズ内でピント合わせ用のレンズを移動させ。ピント
合わせを行なうためのレンズ移動量を決める演算であ
る。
上記以外の場合には、前回のLLデータをそのまま使用
することとなり、従って、インターバル撮影等の際には
ピントは1枚目と同一となる。インターバル撮影の場合
いは撮影者がカメラから離れていることが一般的であ
り、撮影対象が画面中央の測距エリアから移動した場合
のピントズレを防止する必要があるからである。
S.AF12〜AF16では、一旦分岐した充電処理から再びAE
AF処理に入った場合を除いて、測光関係の処理が実行さ
れる。すなわち、S.AF13ではDXコードを入力してフィル
ムのISO感度を演算に用いるSv値に変換し、S.AF14では
レンズの焦点距離を示すディビジョンコードDIVから第
7図に示した対応関係によって開放Fナンバーの補正量
αを求める。そして、これらのデータとS.AF15において
サブCPUから入力される測光データとに基づき、S.AF16
において第33図に示すAE(自動露出)演算処理をコール
してAEデータを求める。
S.AF17では、第34図に示すFM(フラッシュマチック)
演算処理がコールされ、FMデータがセットされる。な
お、一旦分岐した充電処理から再度この処理に入った場
合、AE演算はスキップするが、充電によってDGVが変化
してる可能性があるため、FM演算は再度実行することと
している。
次に、S.AF11のLL演算中でレリーズロックと判定され
たか否かをS.AF18においてレリーズロックフラグ?RLOCK
の状態から判断する。レリーズロックと判定されるの
は、レンズがズーム域にあって被写体が近すぎる場合
と、レンズがマクロ位置にあって被写体が遠すぎる場合
とである。これらの場合にはピントのあった写真が得ら
れないため、S.AF19〜AF21において緑ランプを点滅させ
て警告し、測光スイッチSWSが離されるのを待って赤、
緑ランプを消灯してメイン処理へとジャンプする。
S.AF22〜AF24では、ストロボコンデンサの充電電圧が
所定値に達しておらず充電要求がある場合、インターバ
ルのモードでないこと、あるいはインターバルのモード
であっても1枚目の撮影であることを条件に第35図の充
電処理へ分岐する。すなわち、インターバルの2枚目以
降では、充電電圧が所定値に達していなくとも、充電さ
れた分のみ発光させることとし、以下のレリーズシーケ
ンスが実行される。
インターバルでは第38図に示すとおり、1枚撮影毎に
充電制御がなされており、の制御で所定値に達しなかっ
た場合には、再び充電処理を実行しても電圧が上昇する
可能性は少ないからである。
S.AF25〜AF27において、設定された各データをサブCP
Uへ出力する。
そして、自動撮影の場合には、ランプ表示と測光、レ
リーズスイッチの判断をスキップして第30図の「AFA」
へとジャンプする。自動撮影モードでない通常の撮影時
には、S.AF29,AF30においてFMデータに基づいてストロ
ボを発光させる場合に赤ランプを点灯させ、第30図の
「AFB」へと処理を進める。
S.AF31〜AF33では、LL演算の内部で設定される緑ラン
プ点滅フラグ?GLMPFLに基づいて緑ランプを点灯、また
は点滅させる。ここで、緑ランプの点灯は撮影許可、点
滅は警告を意味する。
S.AF34,AF35では、測光スイッチSWSがONされ続けてい
ることを条件にレリーズスイッチSWRがONされるのを待
ち、シャッターボタンから手が離された場合にはS.AF34
aで赤、緑ランプを消灯してメイン処理へとジャンプす
る。
S.AF36〜AF43では、インターバル撮影の1枚目の場合
に3秒のタイマーをスタートさせ、セルフタイマモー
ド、あるいはダブルセルフモードの1枚目の場合に10秒
のタイマーをスタートさせ、ダブルセルフモードの2枚
目の場合に5秒のタイマーをスタートさせる。インター
バルの2枚目以降の場合には、S.AF60で後述するインタ
ーバル時間MODEINTの内容で設定されたタイマーが作動
しているため、そのままS.AF44以後のタイムアップ待ち
の処理へ進み、インターバルでもセルフモードでもない
場合には第31図の「AFC」へジャンプする。
S.AF44〜AF54は、上述のタイマーがタイムアップとな
るのを待つ処理であり、タイムアップの他、モードボタ
ンを操作によって抜けることができ、この場合にはS.AF
55,AF56で赤、緑ランプ、セルフタイマランプを消灯す
ると共に、自動撮影フラグをクリアして第25図のモード
イニシャライズ処理をコールした後、メイン処理へとジ
ャンプする。
インターバルの2枚目以降では、インターバルタイマ
ーの残り時間表示がなされる。
また、タイマーの残り時間がが3秒以内となると、セ
ルフタイマランプを4Hzで点滅させる。
タイムアップとなると、S.AF57,AF58における判断に
基づき、セルフタイマの場合にはそのまま、ダブルセル
フの場合にはS.AF59でオートレリーズフラグ?AUTORELを
反転させた後に第31図の「AFC」へ進む。ダブルセルフ
の場合、1枚目の撮影においてはフラグを0から1と
し、2枚目の撮影においては1から0に戻して自動撮影
を解除する。
インターバルの場合には、S.AF60〜AF64においてメイ
ン処理のS.MI57のモード設定処理で設定されたインター
バル時間MODEBLBをタイマーにセットし、1枚目の撮影
の際には撮影枚数を最大値を40枚とし、2枚目以降の撮
影を自動的に行うためにオートレリーズフラグ?AUTOREL
を1とする。2枚目以降の撮影の際には、LCD表示のイ
ンターバル残り時間表示を「Os」とし、第31図の「AF
C」へ進む。S.AF64の処理は、タイマーのタイムアップ
により表示が0以外の数字に戻ってしまうことを避ける
ために行われる。
第31図のS.AF65〜AF67では、露出を開始するに当たっ
て各ランプ表示を消灯し、シャッター始動信号をサブCP
Uへ出力する。S.AF68,AF69では、多重撮影である場合に
デート写し込みを禁止する。
バルブのモードでなければ、S.AF70から分岐してS.AF
71でサブCPUからシャッター作動終了信号が入力される
のを確認し、第37図のワインド処理へ進む。
バルブのモードにある場合には、S.AF72でサブCPUか
らシャッター開放信号が入力されるのを確認し、S.AF73
においてMODBLBの内容から本来のバルブであるか、マニ
ュアルシャッターであるかを判断する。バルブの場合に
は、S.AF74,AF75でシャッターボタンから手が離される
のを待ち、S.AF76でシャッター閉じ信号を出力する。マ
ニュアルシャッターである場合には、S.AF77で第36図の
マニュアルシャッター時間カウント処理コールし、カウ
ント終了後にシャッター閉じ信号を出力する。
《LL演算処理》 第32図はAEAF制御処理のS.AF11でコールされるLL演算
処理を示したものである。LL演算処理は、測距により求
められた測距ステップを第4表の対応関係に基づいてレ
ンズラッチに変換する処理である。
この処理に入ると、まずS.AF4で入力した距離デー
タ、すなわち測距ステップを、1から20の間にリミット
する。
続いて、S.LL2において緑ランプ点滅フラグ?GLMPFL、
レリーズロックフラグ?RLOCK、マクロテレシフトフラグ
?MTSIFT、マクロマーク点滅フラグ?MCMFLをクリアし、
S.LL3において測距ステップをレンズラッチ(LL)に代
入する。
測距ステップが1である場合、マクロ位置においては
レリーズロック域とされているため、S.LL4,LL5を抜け
てS.LL6〜LL8においてレリーズロックを設定するフラグ
?RLOCKを1としてレリーズロックを設定し、緑ランプ点
滅を設定するフラグ?GLMPFLを1として緑ランプ点滅を
設定し、レンズを自動的にマクロからテレ端へ移動させ
るためのフラグ?MTSIFTを1に設定してAEAF制御処理へ
リターンする。
測距ステップが1以外であるか、若しくは1であって
もレンズがズーム域である場合には、測距ステップが19
より小さければS.LL9からリターンする。
19以上である場合には、S.LL10,LL11で緑ランプを点
滅するようセットしてレンズラッチを強制的に18に設定
し直し、レンズがマクロ位置に設定されている場合には
そのままリターンする。レンズがズーム域にある場合に
は、S.LL13で撮影者にレンズをマクロ位置に設定するよ
う警告する意味でLCD表示のマクロマークを点滅させる
ためのフラグ?MCMFLを1にセットし、S.LL14,LL15にお
いて測距ステップが19があればそのままリターンし、20
であればレリーズロックを設定してリターンする。
すなわち、ズーム域においては、測距ステップ1から
18までは通常の撮影が可能であると共に、19,20では近
距離警告が発せられる。但し、レリーズロックがかけら
れるのは20の場合のみで、19である場合には警告は発せ
られるがレリーズロックはかからない。
マクロ位置においては、測距ステップが1であると遠
距離警告を発すると共に、レリーズロックがかけられる
が、近距離側においては警告を発するのみでレリーズロ
ックはかからない。
ズーム域での近距離側では、レリーズロックをかけた
としてもマクロに設定し直せば撮影を行うことが可能で
ある。しかし、マクロの近距離側はレリーズロックをか
けると撮影が不可能となってしまい、ピントが合わない
ことを承知の上で撮影したい場合等に不都合である。そ
こで、マクロ位置の近距離側ではレリーズロックをかけ
ないこととしている。
《AE演算処理》 第33図は、AEAF制御処理のS.AF16でコールされるAE演
算処理を示したものである。
この処理は、サブCPUへ出力する露出データを設定す
る処理である。
S.AE1〜AE4では、第8図に示した露出方式の状態を判
定し、バルブを含む設定である場合には、S.AE5でAEデ
ータにバルブを設定してAEAF制御処理へリターンする。
バルブ以外のモードとなっている場合には、S.AE6,AE
7で測光値の上限、下限をリミットし、S.AE8〜AE10では
測光値Bvが下限のリミット値と等しい場合に測光値下限
フラグ?BVMINを1、等しくない場合に0とする。
S.AE11では、フィルム感度Svと測光データBvとワイド
端を基準とした開放Fナンバーの補正値αとから露出値
Evsを演算する。
S.AE12,AE13では、露出補正のモードとなっている場
合に、演算された露出値Evsから1.5をマイナスして明る
い露出が得られるよう補正する。
前述したように、インターバル撮影はカメラを三脚等
に固定した状態で行われるのが一般的であるため、通常
撮影のモードよりも遅いシャッターを有効としても手ブ
レの心配がない。
そこで、S.AE14〜AE17では、露出下限値Evsminを露出
方式がオート以外の場合、あるいは露出方式がオートで
撮影方式がインターバルの場合に6.0とし、露出方式が
オートで撮影方式がインターバル以外の場合に9.0とさ
れる。
そして、露出方式がオートである場合には、S.AE18〜
AE21において露出値Evsが露出下限値Evsminより小さい
場合、あるいは測光値が下限でリミットされた場合にス
トロボ自動発光フラグ?AUTOSTBを1としてストロボを発
行させるよう設定する。
従って、インターバルのモードに設定された場合に
は、自動的にシャッタースピードの下限が下がることと
なり、ストロボを発光させる機会も少なくなる。
S.AE22〜AE24では、露出値Evsの上限、下限をリミッ
トし、これをAEデータとしてAEAF制御処理にリターンす
る。
《FM演算処理》 第34図は、AEAF制御処理のS.AF17でコールされるFM演
算処理を示したものである。
この処理は、ストロボの発光、非発光の決定、及び発
光時の絞り値Avsの決定を行うものである。
S.FM1〜FM5では、露出方式がストロボOFF、露出補
正、バルブの場合、あるいはオートであってAE演算処理
内で非発光とされた場合にFMデータを非発光としてAEAF
制御処理へリターンする。
上記以外の場合には、S.FM6で測距データと基準のガ
イドナンバーとから絞り値Avsを求め、S.FM7で充電電圧
の情報DGVを加味して絞り値Avsを補正する。上記のガイ
ドナンバーは、ストロボコンデンサのフルチャージ時を
基準として設定されているため、電圧が低い場合のガイ
ドナンバーの低下を考慮にいれないと露出がアンダーと
なってしまうからである。
S.FM8では、絞り値Avsにフィルム感度Svを加え、S.FM
9,FM10ではズーム域にある場合にストロボ自身のズーミ
ングによるガイドナンバーの変化量ZDGVを加える。
更にS.FM11では、レンズの焦点距離に基づく開放Fナ
ンバーの変化量αを絞り値Avsからマイナスする。
S.FM12〜FM14では、絞り値Avsの上限と下限とをリミ
ットすると共に、AEAF制御処理のS.AF6でコールされた
電圧チェック処理の結果に都づいてストロボコンデンサ
の電圧が270v以下であるときに充電要求フラグ?CHGRQを
1としてリターンする。
《充電処理》 第35図は、AEAF制御処理のS.AF23,AF24から分岐する
充電処理を示したものである。
S.CH1〜CH9は、S.CH6の充電制御を125ms周期で繰り返
し実行するためのループであり、この充電制御処理中で
立てられるチャージタイムアップフラグ?FCHTUPと、280
V充電フラグ?FCH280とからタイムアップ、あるいは充電
電圧280V以上と判断された場合に抜け出ることができ
る。
なお、インターバルモード等の自動撮影の場合はいず
れかのモードスイッチ(モードボタンA、モードボタン
B、クリアボタンC)をONさせることによりS.CH10へ抜
けることができ、自動撮影でない場合にはシャッターボ
タン15から手が離された際に抜けることができる。
所定時間内に充電電圧が280Vに達せずにタイムアップ
となった場合にも充電処理を抜けることができる。これ
らの抜け出しの場合、S.CH10〜CH12において赤、緑ラン
プを消灯すると共に、充電停止処理を行い、自動撮影を
解除してメイン処理へジャンプする。
タイムアップとなる前に充電電圧が280Vに達した際に
は、S.CH13の充電停止処理を経てS.CH14〜CH16へ進み、
自動撮影のモードでなければ赤ランプを点灯させて発光
の準備ができた旨を表示させると共に、充電要求フラグ
?CHGRQをクリアして第29図のAEAF制御2へジャンプす
る。この処理からAEAF制御に入った場合には、前述した
ように測光、測距等を省略し、前回のデータを用いて演
算を行う。
なお、充電中の電圧チェックは280Vを基準とし、充電
後の電圧チェックは270Vを基準としているのは、充電停
止による電圧降下分及びノイズ等を考慮したものであ
る。
《マニュアルシャッター時間カウント処理》 第36図は、AEAF制御処理のS.AF77でコールされるマニ
ュアルシャッター時間カウント処理を示したものであ
る。
マニュアルシャッターを設定すると、シャッター速度
は第2表の対応関係で変化させることができる。このと
き絞りは開放となるよう制御されているため、露出はシ
ャッター速度と開放Fナンバーとによって決定される。
しかし、上記の設定に係るシャッター速度は、撮影レ
ンズがワイド端に設定されている場合の開放Fナンバー
を基準として定められており、レンズの焦点距離が変化
した場合には同一のシャッター速度では同一の露出を得
ることはできない。
そこで、このカメラでは、ワイド端を基準として設定
したシャッター速度をこれと同一の露出が得られるよう
レンズの焦点距離に応じて再設定する制御を行ってい
る。
再設定の対応関係は、第5表に示す通りである。表に
おいて、αは開放Fナンバーの補正量を示し、D1はマニ
ュアルシャッター時間MODBLBの内容n(1〜7)、D2は
LCD表示の内容を示している。
第5表に示されたシャッター速度は、次式によって決
定される。
シャッター速度=0.25×2(n-1)×(4α+3) そして、このシャッター速度をカウントするのが第36
図のフローチャートである。
第36図において、S.MS1〜MS5は2(n-1)を求めてTnに代
入する処理であり、これによって求められたTnとS.MS6
で求められたTαとの積をS.MS7で求め、この値をカウ
ンタMTCNTにセットする。
S.MS8〜MS10は、カウンタMTCNTの値を250msの周期で
減算するループであり、MTCNT=0となるまでカウント
することにより、上式によって定めたシャッター速度を
カウントすることができる。
このように、焦点距離が変化しても露出値が一定とな
るように、シャッター速度が再設定されるので、焦点距
離が変わる毎にシャッター速度を設定し直す必要がな
い。
《ワインド処理》 第37図は、AEAF制御処理の終了後に移行するワインド
処理を示したものである。
ワインド処理は、撮影が終了した後にフィルムを1コ
マ分巻き上げるための処理である。
ワインド処理に入ると、S.WD1,WD2においてインター
バルを除いてLCD表示に枚数表示を行い、多重撮影の場
合にはS.WD3からS.WD4へ分岐して撮影方式を1コマ撮影
に戻してメイン処理にジャンプする。すなわち、多重撮
影は1回毎にクリアされることとなる。
多重撮影以外では、S.WD5において1コマ分の巻き上
げを行い、所定の時間内に巻き上げが終了しない場合に
はS.WD6からS.WD7へ分岐して自動撮影のフラグをクリア
してリワインド処理を行い、メイン処理へジャンプす
る。
巻き上げが終了すると、S.WD8で枚数カウンタをカウ
ントアップし、S.WD9,WD10においてインターバルでなけ
れば新たな枚数カウントを表示する。このようにインタ
ーバルの場合に枚数表示を実行しないのは、後述するよ
うにインターバル撮影中は次の撮影までの残り時間が減
算表示されるからである。
S.WD11〜WD15では、設定されている撮影方式に従っ
て、ワインド処理後の分岐先が決定される。
まず、連続撮影にある場合、シャッターボタンが押さ
れ続けていれば第29図のAEAF制御3へジャンプして露出
のシーケンスが続行され、ボタンが離されていればメイ
ン処理へとジャンプする。
次に、ダブルセルフである場合には、1枚目が終了し
た時点では再びAEAF制御へジャンプし、2枚目が終了し
た時点ではメイン処理へジャンプする。
インターバルにある場合には、第38図のインターバル
制御処理へとジャンプし、上記何れのモードでもない場
合、すなわち1コマ撮影、またはセルフタイマーの場合
にはメイン処理へジャンプする。
《インターバル制御処理》 第38図は、上記のワインド処理のS.WD15から移行する
インターバル制御処理を示したものである。この処理
は、撮影方式がインターバルに設定されている場合に、
2枚目以降の撮影までの時間を計りつつ待機する処理で
ある。インターバル以外の場合には、通常メイン処理内
でループして処理が実行されるが、インターバルの場合
にはメイン処理を介さずにAEAF制御処理とインターバル
制御処理との間でループして処理が実行される。
この処理に入ると、S.IN1において充電要求フラグ?CH
GRQと充電要求メモリフラグ?CHGRQMとを共にクリアす
る。
S.IN2,IN3では、インターバル枚数カウントを減算し
てこれが0となったか否かを判断する。このカウントの
初期値は、AEAF制御処理のS.AF62でセットされた40枚で
ある。40枚の撮影を終了した場合には、S.IN4〜IN6で充
電停止処理を行うと共に、自動撮影フラグをクリアし、
第25図のモードイニシャライズ処理をコールした後にメ
イン処理へとジャンプする。
インターバル枚数カウントが0枚となっていない場合
には、S.IN7〜IN21のステップを125msの周期でループ
し、次の撮影まで待機する。その間、いずれかのモード
スイッチ又はクリアスイッチがONされると、モードをイ
ニシャライズしてメイン処理へジャンプする。
また、このループ中、通常はタイマーの減算表示がな
されているが、測光スイッチをONすると枚数表示がなさ
れ、ズームのテレ、ワイドスイッチをONすると焦点距離
表示を行う。
残り時間が16秒以下となると、S.IN18により?CHGRQ,?
CHGRQMが共に1にセットされる。このタイマーは、AEAF
制御処理のS.AF60でセットし、スタートされるものであ
る。
S.IN20の充電制御では、?CHGRQが1であるときに充電
を行い、0であるときにはそのままパスさせると共に、
充電が完了するとこのフラグをクリアする。
従って、S.IN17〜IN20のループを回る際、一回目のル
ープで強制的に充電スターとし、ここで充電が十分行な
われたことが検知された場合には充電を停止し、更に次
のループからは充電制御をパスすることとなる。
残り時間が4秒以内となると、S.IN19から分岐してS.
IN22,IN23で充電の停止とタイマーの残り時間表示とを
行い、第29図のAEAF制御処理へとジャンプしてこの処理
のS.AF44〜AF54でタイムアップとなるまで待機する。
[効果] 以上、説明してきたようにこの発明によれば、インタ
ーバル撮影のモードに設定された際には、露出演算によ
って決定されるシャッタースピードの下限が自動的に下
がるため、より暗い場所においてもストロボ非発光で、
かつ、適正な露出で撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明に係る露出制御装置を搭載したカメラ
を示したものである。 第1図〜第3図はカメラの外観を示したものであり、第
1図は平面図、第2図は正面図、第3図は背面図であ
る。 第4図は制御回路のブロック図、第5図はズームのテ
レ、ワイドスイッチの接点構成の説明図、第6図はズー
ムモータ制御系のブロック図、第7図はコード板の展開
図及びコード板と各コードとの対応図、第8図はモード
設定の説明図、第9図はLCD表示のセグメントの説明図
である。 第10図〜第19図及び第21図〜第38図は、この実施例のカ
メラの機能を示すフローチャートであり、第10図はリセ
ット処理、第11,13,14,15図はメイン処理、第12図はル
ープ抜け出し処理、第16図はズームイニシャライズ処
理、第17,18図はコードチェック処理、第19図はズーム
逆転処理、第21図はズーム正転処理、第22図はテレ移動
処理、第23図はワイド移動処理、第24図はロック処理、
第25図及び第26図はモード設定処理、第27図はマニュア
ルシャッター又はインターバル時間表示処理、第28図は
時間表示点滅処理、第29図〜第31図はAEAF制御処理、第
32図はLL演算処理、第33図はAE演算処理、第34図はFM演
算処理、第35図は充電処理、第36図はマニュアルシャッ
ター時間カウント処理、第37図はワインド処理、第38図
はインターバル制御処理を示している。 第20図はズーミングの動作を説明するための図である。 B……モードボタン(モード設定手段) メインCPU……露出演算手段、下限値変更手段
フロントページの続き (72)発明者 沼子 紀夫 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (72)発明者 永井 克俊 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−138839(JP,A) 特開 平1−295241(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 7/00 - 7/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常撮影のモードとインターバル撮影のモ
    ードとを選択可能なモード設定手段と、 被写体輝度等のデータに基づいてシャッタースピードを
    所定の範囲内で決定する露出演算手段と、 前記モード設定手段によりインターバル撮影のモードが
    選択された場合に、通常撮影のモードにおけるよりも前
    記シャッタースピードの下限値を引き下げる下限値変更
    手段とを備えることを特徴とするインターバル機能を有
    するカメラの露出制御装置。
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