JP2765024B2 - イソシアネート・プレポリマーの製造方法 - Google Patents
イソシアネート・プレポリマーの製造方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規にして有用なるイソシアネート・プレポ
リマーの製造方法に関する。さらに詳細には、本発明は
オレイルアルコールの如き、比較的長鎖の不飽和アルコ
ールの二量体および/また該二量体の水素添加物と有機
ジイソシアネートとを反応させることから成る、塗料、
接着剤ならびに成形材料などの分野において有用なる二
液型ウレタン樹脂の硬化剤として用いることができるイ
ソシアネート・プレポリマーの製造方法に関する。
リマーの製造方法に関する。さらに詳細には、本発明は
オレイルアルコールの如き、比較的長鎖の不飽和アルコ
ールの二量体および/また該二量体の水素添加物と有機
ジイソシアネートとを反応させることから成る、塗料、
接着剤ならびに成形材料などの分野において有用なる二
液型ウレタン樹脂の硬化剤として用いることができるイ
ソシアネート・プレポリマーの製造方法に関する。
かかる二液型ウレタン樹脂の硬化剤として用いられて
いる、可撓性のすぐれたイソシアネート・プレポリマー
としては、古くは、ポリプロピレングリコールの如きポ
リエーテルポリオールに有機ジイソシアネートを付加反
応せしめて得られる、いわゆるアダクト型のイソシアネ
ート・プレポリマーが知られてはいるが、この種のイソ
シアネート・プレポリマーは、分子内のエーテル結合が
酸化劣化し易い処から、耐久性などの点で、重大な欠点
を有するものであると言える。
いる、可撓性のすぐれたイソシアネート・プレポリマー
としては、古くは、ポリプロピレングリコールの如きポ
リエーテルポリオールに有機ジイソシアネートを付加反
応せしめて得られる、いわゆるアダクト型のイソシアネ
ート・プレポリマーが知られてはいるが、この種のイソ
シアネート・プレポリマーは、分子内のエーテル結合が
酸化劣化し易い処から、耐久性などの点で、重大な欠点
を有するものであると言える。
さらに、最近では、ポリエステルジオールに有機ジイ
ソシアネートを付加反応せしめた形の、アダクト型のイ
ソシアネート・プレポリマーも用いられている。
ソシアネートを付加反応せしめた形の、アダクト型のイ
ソシアネート・プレポリマーも用いられている。
しかしながら、この種のイソシアネート・プレポリマ
ーにしても、分子内のエステル結合が加水分解され易い
という傾向にある処から、特に、建築材料として多用さ
れているコンクリートなどのアルカリ性の材質に接した
さいには、容易に、このエステル結合が分解されるため
に、前述の場合と同様、耐久性などの点で、難点がある
ことは否めない。
ーにしても、分子内のエステル結合が加水分解され易い
という傾向にある処から、特に、建築材料として多用さ
れているコンクリートなどのアルカリ性の材質に接した
さいには、容易に、このエステル結合が分解されるため
に、前述の場合と同様、耐久性などの点で、難点がある
ことは否めない。
このように、二液型ウレタン樹脂用の、可撓性を有す
る硬化剤として、これまでに用いられてきた各種のイソ
シアネート・プレポリマーは、総じて、耐久性などの点
で、実用上、支障を来たすものである。
る硬化剤として、これまでに用いられてきた各種のイソ
シアネート・プレポリマーは、総じて、耐久性などの点
で、実用上、支障を来たすものである。
そのために、本発明においては、上述した如き種々の
従来技術の欠点が悉く解消された有用なイソシアネート
・プレポリマーを提供すること、換言すれば、可撓性が
良好で、しかも、耐久性などにすぐれた、実用的なイソ
シアネート・プレポリマーを提供することに主眼が置か
れているが、加えて、本発明が解決しようとする他の課
題としては、いわゆる毒性の少ないイソシアネート・プ
レポリマーを提供しようとすることも挙げられる。
従来技術の欠点が悉く解消された有用なイソシアネート
・プレポリマーを提供すること、換言すれば、可撓性が
良好で、しかも、耐久性などにすぐれた、実用的なイソ
シアネート・プレポリマーを提供することに主眼が置か
れているが、加えて、本発明が解決しようとする他の課
題としては、いわゆる毒性の少ないイソシアネート・プ
レポリマーを提供しようとすることも挙げられる。
したがって、本発明が解決しようとする課題として
は、毒性が少なく、しかも、とりわけ、可撓性ならびに
耐久性のすぐれるイソシアネート・プレポリマーの製造
方法を提供するということが挙げられる。
は、毒性が少なく、しかも、とりわけ、可撓性ならびに
耐久性のすぐれるイソシアネート・プレポリマーの製造
方法を提供するということが挙げられる。
そこで、本発明者らは上述した如き各課題の一つ一つ
についての解決を図るべく鋭意検討を重ねた結果、目的
とする、毒性が少なく、しかも、可撓性ならびに耐久性
のすぐれた、斬新なタイプのイソシアネート・プレポリ
マーの製造方法を見い出すに及んで、本発明を完成させ
るに到った。
についての解決を図るべく鋭意検討を重ねた結果、目的
とする、毒性が少なく、しかも、可撓性ならびに耐久性
のすぐれた、斬新なタイプのイソシアネート・プレポリ
マーの製造方法を見い出すに及んで、本発明を完成させ
るに到った。
すなわち、本発明は炭素数が16〜24なる比較的長鎖の
不飽和アルコールの二量体(a−1)および、この不飽
和アルコールの二量体の水素添加物(a−2)よりなる
群から選ばれる化合物(A)に、過剰の有機ジイソシア
ネート(B)を反応せしめ、次いで、未反応の該有機ジ
イソシアネート(B)を除去せしめることから成る、イ
ソシアネート・プレポリマーの製造方法を提供しようと
するものである。
不飽和アルコールの二量体(a−1)および、この不飽
和アルコールの二量体の水素添加物(a−2)よりなる
群から選ばれる化合物(A)に、過剰の有機ジイソシア
ネート(B)を反応せしめ、次いで、未反応の該有機ジ
イソシアネート(B)を除去せしめることから成る、イ
ソシアネート・プレポリマーの製造方法を提供しようと
するものである。
ここにおいて、上記した炭素数が16〜24なる不飽和ア
ルコールの二量体(a−1)としては、オレイルアルコ
ールの二量体が代表的なものであり、そのほかに、リノ
ールアルコールの二量体、またはオレイルアルコールと
リノールアルコールとの混合物の二量体などが挙げられ
る。
ルコールの二量体(a−1)としては、オレイルアルコ
ールの二量体が代表的なものであり、そのほかに、リノ
ールアルコールの二量体、またはオレイルアルコールと
リノールアルコールとの混合物の二量体などが挙げられ
る。
また、当該不飽和アルコールの二量体の水素添加物
(a−2)として代表的なものを挙げれば、オレイルア
ルコールの二量体の水素添加物をはじめとして、さら
に、リノールアルコールの二量体の水素添加物、または
オレイルアルコールとリノールアルコールとの混合物の
二量体の水素添加物などである。
(a−2)として代表的なものを挙げれば、オレイルア
ルコールの二量体の水素添加物をはじめとして、さら
に、リノールアルコールの二量体の水素添加物、または
オレイルアルコールとリノールアルコールとの混合物の
二量体の水素添加物などである。
一方、かかる上掲の、不飽和アルコールの二量体(a
−1)および該不飽和アルコールの二量体の水素添加物
(a−2)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化
合物(A)に反応さすべき前記有機ジイソシアネート
(B)としては、公知慣用のものは、いずれも、使用し
うるが、特に代表的なもののみを例示するに止めれば、
p−フェニレンジイソシアネート、m−フェニレンジイ
ソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−
トリレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチ
レンジイソシアネート、3−メチルペンタンジイソシア
ネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、1,3−
ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、1,4−
ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、3−イ
ソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシ
ルイソシアネートまたはキシリレンジイソシアネートな
どであり、そして、これら上掲の各種ジイソシアネート
類の混合物である。
−1)および該不飽和アルコールの二量体の水素添加物
(a−2)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の化
合物(A)に反応さすべき前記有機ジイソシアネート
(B)としては、公知慣用のものは、いずれも、使用し
うるが、特に代表的なもののみを例示するに止めれば、
p−フェニレンジイソシアネート、m−フェニレンジイ
ソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−
トリレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデカメチ
レンジイソシアネート、3−メチルペンタンジイソシア
ネート、1,4−シクロヘキサンジイソシアネート、1,3−
ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、1,4−
ビス(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、3−イ
ソシアネートメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシ
ルイソシアネートまたはキシリレンジイソシアネートな
どであり、そして、これら上掲の各種ジイソシアネート
類の混合物である。
以上に掲げられたような、それぞれ、化合物(A)と
有機ジイソシアネート(B)とを用いて、本発明方法を
実施するには、不飽和アルコールの二量体(a−1)お
よび/または該不飽和アルコールの二量体の水素添加物
(a−2)なるジオール成分化合物(A)を、過剰の有
機ジイソシアネートなるジイソシアネート成分化合物
(B)中でウレタン化反応せしめることが必要であり、
そのさいの、化合物(A)に対する化合物(B)の過剰
となる割合、つまり、有機ジイソシアネート(B)の過
剰率としては、水酸基に対するイソシアネート基の当量
比(NCO/OH)が4〜25なる範囲内、好ましくは5〜20な
る範囲内となるように設定することが必要である。
有機ジイソシアネート(B)とを用いて、本発明方法を
実施するには、不飽和アルコールの二量体(a−1)お
よび/または該不飽和アルコールの二量体の水素添加物
(a−2)なるジオール成分化合物(A)を、過剰の有
機ジイソシアネートなるジイソシアネート成分化合物
(B)中でウレタン化反応せしめることが必要であり、
そのさいの、化合物(A)に対する化合物(B)の過剰
となる割合、つまり、有機ジイソシアネート(B)の過
剰率としては、水酸基に対するイソシアネート基の当量
比(NCO/OH)が4〜25なる範囲内、好ましくは5〜20な
る範囲内となるように設定することが必要である。
このNCO/OHなる当量比が4未満の使用比率でウレタン
化反応を行なうと、一般に、得られるイソシアネート・
プレポリマーの分子量が高くなりすぎるという傾向があ
るし、一方、この当量比が25を超えると、後続する未反
応の有機ジイソシアネートの除去操作を通して得られる
目的イソシアネート・プレポリマーの収率が、徒らに、
低下するようになるので、いずれの場合も、好ましくな
い。
化反応を行なうと、一般に、得られるイソシアネート・
プレポリマーの分子量が高くなりすぎるという傾向があ
るし、一方、この当量比が25を超えると、後続する未反
応の有機ジイソシアネートの除去操作を通して得られる
目的イソシアネート・プレポリマーの収率が、徒らに、
低下するようになるので、いずれの場合も、好ましくな
い。
当該ウレタン化反応の反応温度としては、無触媒下に
おいて、通常、50〜150℃なる温度範囲でよく、また、
反応時間としては、上記の各条件下で、通常、3〜10時
間程度でよい。
おいて、通常、50〜150℃なる温度範囲でよく、また、
反応時間としては、上記の各条件下で、通常、3〜10時
間程度でよい。
かくして、当該ウレタン化反応は、無触媒下でも、容
易に行なうことができる。
易に行なうことができる。
次いで、当該ウレタン化反応が終了して得られる反応
混合物は、当該反応時において、過剰に用いられること
によって残存している未反応の有機ジイソシアネート
を、たとえば、回転翼式または回転円板式の薄膜蒸留器
によって除去せしめることにより、この未反応の有機ジ
イソシアネート(B)の含有率が極めて少なく、したが
って、低毒性で、かつ、純度の高いイソシアネート・プ
レポリマーを容易に得ることができる。
混合物は、当該反応時において、過剰に用いられること
によって残存している未反応の有機ジイソシアネート
を、たとえば、回転翼式または回転円板式の薄膜蒸留器
によって除去せしめることにより、この未反応の有機ジ
イソシアネート(B)の含有率が極めて少なく、したが
って、低毒性で、かつ、純度の高いイソシアネート・プ
レポリマーを容易に得ることができる。
こうした薄膜蒸留における真空度としては、0.03〜2t
orrなる範囲内が好ましく、また、薄膜蒸留温度として
は、100〜200℃なる範囲内が好ましい。
orrなる範囲内が好ましく、また、薄膜蒸留温度として
は、100〜200℃なる範囲内が好ましい。
当該薄膜蒸留なる操作は連続的に行なわれるものであ
って、薄膜蒸留器内における滞留時間としても、通常
は、30分以内であり、できるだけ短くするのが望まし
い。
って、薄膜蒸留器内における滞留時間としても、通常
は、30分以内であり、できるだけ短くするのが望まし
い。
蒸留精製して得られるイソシアネート・プレポリマー
は、室温で粘稠な液状から半固状を呈し、所望の形態
で、つまり、純粋な形でそのまま、あるいはトルエン、
キシレン、「スワゾール310」〔丸善石油化学(株)製
品〕もしくは「ソルベントナフサNo.6」(エクソン化学
社製品)の如き炭化水素系溶剤;または酢酸−n−ブチ
ルまたはメチルエチルケトンのような、イソシアネート
基に対して不活性な各種の有機溶剤で、適宜、希釈され
た形で、実用に供することができる。
は、室温で粘稠な液状から半固状を呈し、所望の形態
で、つまり、純粋な形でそのまま、あるいはトルエン、
キシレン、「スワゾール310」〔丸善石油化学(株)製
品〕もしくは「ソルベントナフサNo.6」(エクソン化学
社製品)の如き炭化水素系溶剤;または酢酸−n−ブチ
ルまたはメチルエチルケトンのような、イソシアネート
基に対して不活性な各種の有機溶剤で、適宜、希釈され
た形で、実用に供することができる。
かくして、本発明の方法で得られるイソシアネートプ
レポリマーは、アクリルポリオール、アルキドポリオー
ルをはじめ、ふっ化オレフィンポリオールの如き公知慣
用の主剤ポリオール類と組み合わせて硬化剤として用い
られる。
レポリマーは、アクリルポリオール、アルキドポリオー
ルをはじめ、ふっ化オレフィンポリオールの如き公知慣
用の主剤ポリオール類と組み合わせて硬化剤として用い
られる。
また、特に望むならば、本発明の方法で得られるイソ
シアネート・プレポリマーは、耐久性はあるが、可撓性
の乏しいビューレット型、三官能性のアダクト型あるい
はイソシアヌレート型などの公知慣用の各種ポリイソシ
アネート類と併用された形で、同様に、ウレタン樹脂用
の硬化剤として用いることもできる。
シアネート・プレポリマーは、耐久性はあるが、可撓性
の乏しいビューレット型、三官能性のアダクト型あるい
はイソシアヌレート型などの公知慣用の各種ポリイソシ
アネート類と併用された形で、同様に、ウレタン樹脂用
の硬化剤として用いることもできる。
本発明の方法により得られるイソシアネート・プレポ
リマーは、毒性が少なく、加えて特に、可撓性および耐
久性のすぐれたものであり、したがって、二液型ウレタ
ン塗料用の硬化剤として極めて有用なものである。
リマーは、毒性が少なく、加えて特に、可撓性および耐
久性のすぐれたものであり、したがって、二液型ウレタ
ン塗料用の硬化剤として極めて有用なものである。
そのために、とりわけ、可撓性ならびに耐久性が要求
される塗料分野において、たとえば建築用塗料の形で、
伸び、折り曲げ性ならびに弾性などが要求される二液型
ウレタン塗料の硬化剤として極めて有用なものである。
される塗料分野において、たとえば建築用塗料の形で、
伸び、折り曲げ性ならびに弾性などが要求される二液型
ウレタン塗料の硬化剤として極めて有用なものである。
また、本発明の方法により得られるイソシアネート・
プレポリマーは、接着剤の分野で、さらには、各種成形
材料の分野で、それぞれ、ウレタン樹脂調製用の硬化剤
成分として利用することもできる。
プレポリマーは、接着剤の分野で、さらには、各種成形
材料の分野で、それぞれ、ウレタン樹脂調製用の硬化剤
成分として利用することもできる。
次に、本発明を実施例および比較例により、一層、具
体的に説明するが、以下において、部および%は特に断
りのない限り、すべて重量基準であるものとする。
体的に説明するが、以下において、部および%は特に断
りのない限り、すべて重量基準であるものとする。
実施例1 攪拌機、温度計、窒素ガス導入管および排気口を備え
た2lのガラス製四ツ口フラスコに、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートの1,179gと、「ソバモールJ−800」〔ヘ
ンケル白水(株)製の、オレイルアルコールの二量体;
水酸基価=170〜190、沃素価=105以下〕の500gとを、
窒素ガス雰囲気下で、90℃に7時間、加熱してウレタン
化反応を完結せしめた。このさいのNCO/OH(当量比)は
9とした。
た2lのガラス製四ツ口フラスコに、ヘキサメチレンジイ
ソシアネートの1,179gと、「ソバモールJ−800」〔ヘ
ンケル白水(株)製の、オレイルアルコールの二量体;
水酸基価=170〜190、沃素価=105以下〕の500gとを、
窒素ガス雰囲気下で、90℃に7時間、加熱してウレタン
化反応を完結せしめた。このさいのNCO/OH(当量比)は
9とした。
次いで、反応混合物を室温に徐冷してから、そのうち
の1,136gを薄膜蒸留器に通して、140℃の温度で、か
つ、0.1〜0.3Torrの減圧下で蒸留を行なった処、それぞ
れ、蒸留残分として、水飴状のイソシアネート・プレポ
リマーが507.6g(転化率=44.7%)留出分として、未反
応のヘキサメチレンジイソシアネートが627.1g(回収率
=55.3%)が得られた。
の1,136gを薄膜蒸留器に通して、140℃の温度で、か
つ、0.1〜0.3Torrの減圧下で蒸留を行なった処、それぞ
れ、蒸留残分として、水飴状のイソシアネート・プレポ
リマーが507.6g(転化率=44.7%)留出分として、未反
応のヘキサメチレンジイソシアネートが627.1g(回収率
=55.3%)が得られた。
なお、目的イソシアネート・プレポリマーは、ガード
ナー色数が3で、かつ、イソシアネート基含有率が7.1
%であった。以下、これをプレポリマー(P−1)と略
記する。
ナー色数が3で、かつ、イソシアネート基含有率が7.1
%であった。以下、これをプレポリマー(P−1)と略
記する。
しかるのち、このプレポリマー(P−1)を「アクリ
ディックCU−1206」〔大日本インキ化学工業(株)製の
アクリルポリオール;不揮発分=50%±1、水酸基価=
30±3、溶剤丸善石油化学(株)製の「スワゾール100
0」〕と当量配合し、つまり、NCO/OH(当量比)=1/1と
して常温で乾燥させ、硬化せしめて得られた塗膜は、弾
性に富むものであって、−10℃の温度においても50%以
上の伸びを有するものであった。
ディックCU−1206」〔大日本インキ化学工業(株)製の
アクリルポリオール;不揮発分=50%±1、水酸基価=
30±3、溶剤丸善石油化学(株)製の「スワゾール100
0」〕と当量配合し、つまり、NCO/OH(当量比)=1/1と
して常温で乾燥させ、硬化せしめて得られた塗膜は、弾
性に富むものであって、−10℃の温度においても50%以
上の伸びを有するものであった。
また、このプレポリマー(P−1)を「アクリディッ
クCU−1206」と当量配合し、さらにチタン白を用いてPW
Cが40%なる白エナメル塗料となし、次いで、かくして
調製された塗料を常温で乾燥硬化せしめて得られた硬化
塗膜のフィルムを、5%水酸化ナトリウム水溶液中にお
ける8時間の煮沸試験にかけた処、このフィルムには全
く変化が認められなく、しかも、光沢の低下さえも認め
られなかった。
クCU−1206」と当量配合し、さらにチタン白を用いてPW
Cが40%なる白エナメル塗料となし、次いで、かくして
調製された塗料を常温で乾燥硬化せしめて得られた硬化
塗膜のフィルムを、5%水酸化ナトリウム水溶液中にお
ける8時間の煮沸試験にかけた処、このフィルムには全
く変化が認められなく、しかも、光沢の低下さえも認め
られなかった。
実施例2 「ソバモールJ−800」の代わりに、同量で、かつ、
同当量比(つまり、NCO/OH=9)の「ソバモールJ−90
0」(同上社製の、オレイルアルコールの二量体の水素
添加物;水酸基価=170〜190、添素価=20〜65)を用い
るように変更した以外は、実施例1と同様にして、色数
が1以下で、かつ、イソシアネート基含有率が7.1%な
る目的イソシアネート・プレポリマーを、46.5%の転化
率で得た。以下、これをプレポリマー(P−2)と略記
する。
同当量比(つまり、NCO/OH=9)の「ソバモールJ−90
0」(同上社製の、オレイルアルコールの二量体の水素
添加物;水酸基価=170〜190、添素価=20〜65)を用い
るように変更した以外は、実施例1と同様にして、色数
が1以下で、かつ、イソシアネート基含有率が7.1%な
る目的イソシアネート・プレポリマーを、46.5%の転化
率で得た。以下、これをプレポリマー(P−2)と略記
する。
次いで、実施例1と同様にして、このプレポリマー
(P−2)と「アクリディックCU−1206」との等当量配
合物から得られた硬化クリヤーフィルムは可撓性に富
み、−10℃における伸びは50%以上であり、さらに、PW
Cが40%なる白エナメル硬化塗膜のフィルムは5%水酸
化ナトリウム水溶液中で行なった煮沸試験の結果でも、
何らの変化も認められなく、光沢の低下も認められなか
った。
(P−2)と「アクリディックCU−1206」との等当量配
合物から得られた硬化クリヤーフィルムは可撓性に富
み、−10℃における伸びは50%以上であり、さらに、PW
Cが40%なる白エナメル硬化塗膜のフィルムは5%水酸
化ナトリウム水溶液中で行なった煮沸試験の結果でも、
何らの変化も認められなく、光沢の低下も認められなか
った。
実施例3 ヘキサメチレンジイソシアネートの使用に替えて、1,
221gの2,4−トリレンジイソシアネートを用いるように
変更した以外は、実施例2と同様にして(NCO/OH=
9)、46.4%の転化率で目的イソシアネート・プレポリ
マー(P−3)を得たが、このものは色数が1以下であ
り、イソシアネート基含有率が6.9%であった。
221gの2,4−トリレンジイソシアネートを用いるように
変更した以外は、実施例2と同様にして(NCO/OH=
9)、46.4%の転化率で目的イソシアネート・プレポリ
マー(P−3)を得たが、このものは色数が1以下であ
り、イソシアネート基含有率が6.9%であった。
以後は、実施例1と同様にして行なった、まず、この
プレポリマー(P−3)と「アクリディックCU−1206」
とからの硬化クリヤーフィルムについての試験でも、−
10℃においても50%以上の伸びを有する、可撓性に富む
ものであることが確認されたし、次いで、PWCが40%な
る白エナメル硬化塗膜フィルムについての試験でも、光
沢変化をはじめとして、何らの変化も認められなかっ
た。
プレポリマー(P−3)と「アクリディックCU−1206」
とからの硬化クリヤーフィルムについての試験でも、−
10℃においても50%以上の伸びを有する、可撓性に富む
ものであることが確認されたし、次いで、PWCが40%な
る白エナメル硬化塗膜フィルムについての試験でも、光
沢変化をはじめとして、何らの変化も認められなかっ
た。
比較例1 「ソバモールJ−800」の代わりに、1,4−ブタンジオ
ールの14.4部、1,6−ヘキサンジオールの18.8部、ネオ
ペンチルグリコールの17.3部およびアジピン酸の49.5部
を用いて、常法により得られたポリエステルジオールの
同量を用いるように変更した以外は、実施例1と同様に
して、このポリエステルジオールとヘキサメチレンジイ
ソシアネートとを反応させて、イソシアネート基含有率
が7.7%なるアダクト型のイソシアネート・プレポリマ
ーを得た。以下、これを対照用プレポリマー(C−1)
と略記する。
ールの14.4部、1,6−ヘキサンジオールの18.8部、ネオ
ペンチルグリコールの17.3部およびアジピン酸の49.5部
を用いて、常法により得られたポリエステルジオールの
同量を用いるように変更した以外は、実施例1と同様に
して、このポリエステルジオールとヘキサメチレンジイ
ソシアネートとを反応させて、イソシアネート基含有率
が7.7%なるアダクト型のイソシアネート・プレポリマ
ーを得た。以下、これを対照用プレポリマー(C−1)
と略記する。
以後も、実施例1と同様にして、まず、このプレポリ
マー(C−1)と「アクリディックCU−1206」とから得
られた硬化クリヤーフィルムについて行なった試験の結
果では、−10℃においても、50%以上の伸びを示しはし
たものの、次いで、PWCが40%なる白エナメル硬化塗膜
について行なった試験の結果では、5%水酸化ナトリウ
ム水溶液中での8時間の煮沸によって、塗膜の劣化も生
じたし、塗膜の光沢も完全に消失した。
マー(C−1)と「アクリディックCU−1206」とから得
られた硬化クリヤーフィルムについて行なった試験の結
果では、−10℃においても、50%以上の伸びを示しはし
たものの、次いで、PWCが40%なる白エナメル硬化塗膜
について行なった試験の結果では、5%水酸化ナトリウ
ム水溶液中での8時間の煮沸によって、塗膜の劣化も生
じたし、塗膜の光沢も完全に消失した。
このように、本発明の方法は、可撓性のすぐれた従来
型ウレタン樹脂用硬化剤の欠点であった耐久性を著しく
向上させうるような、工業的に価値の高い硬化剤として
使用することのできるイソシアネート・プレポリマーを
容易に製造することができるという利点を有するもので
ある。
型ウレタン樹脂用硬化剤の欠点であった耐久性を著しく
向上させうるような、工業的に価値の高い硬化剤として
使用することのできるイソシアネート・プレポリマーを
容易に製造することができるという利点を有するもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 18/10 C08G 18/32 C08G 18/67
Claims (3)
- 【請求項1】炭素数が16〜24なる不飽和アルコールの二
量体(a−1)および該不飽和アルコールの二量体の水
素添加物(a−2)よりなる群から選ばれる少なくとも
1種の化合物(A)に、過剰の有機ジイソシアネート
(B)を反応せしめ、次いで、未反応の上記有機ジイソ
シアネート(B)を除去せしめることを特徴とする、イ
ソシアネート・プレポリマーの製造方法。 - 【請求項2】前記した炭素数が16〜24なる不飽和アルコ
ールがオレイルアルコールである、請求項1に記載され
たイソシアネート・プレポリマーの製造方法。 - 【請求項3】前記した化合物(A)に対する前記有機ジ
イソシアネート(B)の過剰となる割合が、NCO/OHなる
当量比で4〜25である、請求項1に記載されたイソシア
ネート・プレポリマーの製造方法。
Priority Applications (5)
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---|---|---|---|
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US07/499,840 US5064928A (en) | 1989-03-28 | 1990-03-27 | Isocyanate prepolymer and process for preparing the same |
DE69016072T DE69016072T2 (de) | 1989-03-28 | 1990-03-28 | Isocyanatprepolymer und Verfahren zu seiner Herstellung. |
KR1019900004145A KR0143770B1 (ko) | 1989-03-28 | 1990-03-28 | 이소시아네이트 초기중합체 및 이의 제조방법 |
EP90303314A EP0390537B1 (en) | 1989-03-28 | 1990-03-28 | Isocyanate prepolymer and process for preparing the same |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2765024B2 true JP2765024B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13576298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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EP (1) | EP0390537B1 (ja) |
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KR (1) | KR0143770B1 (ja) |
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DE4429345A1 (de) * | 1994-08-18 | 1996-02-22 | Henkel Kgaa | Polyurethane mit verbessertem Weiterreiß-Widerstand |
DE19512310A1 (de) * | 1995-04-01 | 1996-10-17 | Parker Praedifa Gmbh | Thermoplastische Polyurethane sowie ihre Verwendung |
US5652027A (en) * | 1996-02-23 | 1997-07-29 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Robust, nontoxic, antifouling polymer |
PL356128A1 (en) * | 1999-11-29 | 2004-06-14 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Adhesion promoters for monomer-free reactive polyurethanes |
US20030203771A1 (en) * | 2002-04-26 | 2003-10-30 | Ronald Rosenberg | Polyurethane elastomers from HDI prepolymers with reduced content of free HDI monomers |
GB0229844D0 (en) | 2002-12-23 | 2003-01-29 | Ici Plc | Adhesive |
US6982498B2 (en) | 2003-03-28 | 2006-01-03 | Tharp John E | Hydro-electric farms |
WO2008029760A1 (fr) * | 2006-09-06 | 2008-03-13 | Showa Denko K.K. | Nouvelle résine, son procédé de production, nouvelle composition, et produit durci obtenu par durcissement de la composition |
DE102012217549A1 (de) * | 2012-09-27 | 2014-03-27 | Evonik Degussa Gmbh | Monomerarme NCO-Prepolymere und ihre Verwendung |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1297268B (de) * | 1965-01-29 | 1969-06-12 | Schering Ag | Verfahren zur Herstellung von Polyurethanueberzuegen |
US4216344A (en) * | 1979-04-04 | 1980-08-05 | Henkel Corporation | High molecular weight polyol mixtures |
AU558611B2 (en) * | 1981-02-03 | 1987-02-05 | Bayer Aktiengesellschaft | Polyurethane gel |
US4423179A (en) * | 1981-09-29 | 1983-12-27 | Inmont | Dimer acid based polyurethane coating compositions |
JPS6291569A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | 表面仕上げ塗装方法 |
US4767796A (en) * | 1987-12-17 | 1988-08-30 | The Dow Chemical Company | Hard segment containing prepolymers from cycloalkane diols |
JP2615725B2 (ja) * | 1987-12-26 | 1997-06-04 | 大日本インキ化学工業株式会社 | 湿気硬化型塗料 |
JPH0253816A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-22 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 二液型電気絶縁用ポリウレタン注型材 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1075440A patent/JP2765024B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-03-27 US US07/499,840 patent/US5064928A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-28 DE DE69016072T patent/DE69016072T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-03-28 EP EP90303314A patent/EP0390537B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-03-28 KR KR1019900004145A patent/KR0143770B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0390537B1 (en) | 1995-01-18 |
KR900014453A (ko) | 1990-10-24 |
DE69016072T2 (de) | 1995-06-22 |
EP0390537A3 (en) | 1991-09-18 |
US5064928A (en) | 1991-11-12 |
JPH02252717A (ja) | 1990-10-11 |
EP0390537A2 (en) | 1990-10-03 |
DE69016072D1 (de) | 1995-03-02 |
KR0143770B1 (ko) | 1998-07-15 |
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