JP2764994B2 - 編集処理装置 - Google Patents

編集処理装置

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JP2764994B2
JP2764994B2 JP2662489A JP2662489A JP2764994B2 JP 2764994 B2 JP2764994 B2 JP 2764994B2 JP 2662489 A JP2662489 A JP 2662489A JP 2662489 A JP2662489 A JP 2662489A JP 2764994 B2 JP2764994 B2 JP 2764994B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル・オーディオ・データ等の編集
処理を行う編集処理装置に関し、編集点近傍のデータを
メモリに記憶して編集処理を行う所謂電子編集処理機能
を有する編集処理装置、特に、少なくとも記録再生装置
よりの所望の編集点近傍の再生データを再生データメモ
リに記憶し、該再生データメモリより読み出した再生デ
ータと再生装置より供給される再生データとを編集して
上記記録再生装置に供給する編集処理装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、少なくとも記録再生装置よりの所望の編集
点近傍の再生データを再生データメモリに記憶し、該再
生データメモリより読み出した再生データと再生装置よ
り供給される再生データとを編集する所謂電子編集処理
を行う編集処理装置において、第1の編集処理における
第1の編集点に関する編集点データを編集データメモリ
に記憶して、上記第1の編集処理後に生じる第2の編集
処理における第2の編集点に関する編集点データと上記
編集データメモリに記憶された上記第1の編集点に関す
る編集点データとを比較手段にて比較し、その比較結果
に基づいて作動する制御手段にて上記再生データメモリ
の読み出しアドレスと上記記録再生装置の記録タイミン
グを制御することによって、編集内容の変更や訂正を効
率良く確実に行い得るようにしたものである。
C 従来の技術 従来より、例えばオーディオ信号をPCM変調したディ
ジタル・オーディオ・データが記録された磁気テープに
対して他の新たなディジタル・オーディオ・データを挿
入したり、元のディジタル・オーディオ・データに連続
させて記録する等の編集作業を行う編集処理装置では、
例えば、特開昭55-160312号公報や特開昭55-163672号公
報、特開昭55-163928号公報、特開昭57-176577号公報等
に開示されているように、編集点近傍のデータを予めメ
モリに書き込み、編集点を示す入力データに基づいて対
応するデータをメモリから読み出して編集作業を行うよ
うにした所謂電子編集処理が行われており、また、特開
昭54-58013号公報や特開昭55-105871号公報等に開示さ
れているように、編集するPCM信号のデータに編集点に
おいてクロスフェード処理を施すことにより、聴感上滑
らかに連続するデータとするようにしている。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、上述のように編集点近傍のデータを予めメ
モリに記憶して編集作業を行う電子編集処理機能を有す
る従来の編集処理装置では、例えば第11図に示すよう
に、記録側のテープMTREC上のデータ(DREC)に所望の
編集点P1より再生側のテープMTPLYからの再生データ(D
PLY)をクロスフェードさせて上記記録側のテープMTREC
に記録させるような編集処理を上記編集点P1の設定デー
タを与えることによって簡単に行うことができるのであ
るが、編集処理毎に編集点近傍のデータをメモリに記憶
するようにしていたので、同一編集点や編集点を変更し
て再び編集処理を実行する場合に、次のような問題点が
あった。
先ず、上記第11図に示した編集処理の結果に不満足
で、同一編集点P1についてクロスフェードタイムや再生
レベル,イコライザ特性等を変更して再度編集処理を実
行した場合に、記録側のテープMTRECには既に再生側の
テープMTPLYからの再生データ(DPLY)をクロスフェー
ドさせて上記記録側のテープMTRECに記録されているの
で、上記編集点P1における2度目の編集処理によって二
重にクロスフェードがかかることになり、第12図に示す
ように非直線のクロスフェードがかかってしまい、直線
的なクロスフェードをかけることができない。また、2
度目の編集処理においてクロスフェードタイムを長く設
定しても、実際には前の編集処理の実行時よりも長くな
らない。
また、上記第11図に示した編集処理の結果に不満足
で、第13図に示すように上記記録側の編集点を上記編集
点P1よりも後の編集点P2に変更する場合には、上記記録
側のテープMTRECには前回の編集処理の実行により上記
再生側のテープMTPLYからの再生データ(DPLY)が上記
編集点P1から既に記録されているので、上記編集点P1
上記編集点P2との間に上記再生データ(DPLY)が残存し
てしまい、目的の編集処理を行うことができない。
さらに、上記第11図に示した編集処理の結果に不満足
で、第14図に示すように上記記録側の編集点を上記編集
点P1よりも前の編集点P2に変更する場合には、上記編集
点P1,P2の間の時間が前の編集処理におけるクロスフェ
ードタイムよりも短い場合には、二重のクロスフェード
がかかってしまう。
そこで、本発明は、編集点近傍のデータを予めメモリ
に記憶して編集作業を行う電子編集処理機能を有する従
来の編集処理装置における上述の如き問題点を解消し
て、編集内容の変更や訂正を効率良く確実に行い得るよ
うにすることを目的とし、記録側の編集点近傍のデータ
を記憶しておくメモリの記憶容量の範囲内で編集点を任
意に変更して再編集処理を行い得るようにした新規な構
成の編集処理装置を提供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、記録再生装
置と再生装置とよりの再生データが供給され、少なくと
も上記記録再生装置よりの所望の編集点近傍の再生デー
タを再生データメモリに記憶し、該再生データメモリよ
り読み出した再生データと上記再生装置より供給される
再生データとを編集して上記記録再生装置に供給する編
集処理装置において、第1の編集処理における第1の編
集点に関する編集点データを記憶する編集データメモリ
と、上記第1の編集処理の後に生じる第2の編集処理に
おける第2の編集点に関する編集点データと上記編集デ
ータメモリに記憶した上記第1の編集点に関する編集点
データとを比較する比較手段と、上記比較手段による比
較結果に基づいて上記再生データメモリの読み出しアド
レスと上記記録再生装置の記録タイミングを制御する制
御手段とを設けたことを特徴としている。
F 作用 本発明に係る編集処理装置では、記録再生装置よりの
所望の編集点近傍の再生データを再生データメモリに記
憶しておくとともに、第1の編集処理における第1の編
集点に関する編集点データを編集データメモリに記憶し
ておき、上記第1の編集処理の後に生じる第2の編集処
理における第2の編集点に関する編集点データと上記編
集データメモリに記憶した上記第1の編集点に関する編
集点データとを比較手段にて比較して、その比較結果に
基づいて上記再生データメモリの読み出しアドレスと上
記記録再生装置の記録タイミングを制御手段にて制御し
て上記第2の編集処理を行う。
G 実施例 以下、本発明に係る編集処理装置の一実施例につい
て、図面に従い詳細に説明する。
第1図のブロック図に示す実施例の編集処理装置は、
ヘリカルスキャン方式のビデオテープレコーダ(VTR)
をベースとするPCMオーディオデータの編集システムに
本発明を適用したものである。この編集処理装置は、第
1のビデオテープレコーダ(VTR1)1からの再生データ
(PBVTR1)と第2のビデオテープレコーダ(VTR2)から
の再生データ(PBVTR2)とが供給される編集処理部10
と、フェーダ操作入力部31やキー操作入力部32,ジョグ
ダイヤル操作入力部33等による操作入力データを受け付
けて上記各ビデオテープレコーダ1,2や上記編集処理部1
0等の動作制御を行う制御部30を備え、上記編集処理部1
1にて上記再生データ(PBVTR1),(PBVTR2)の編集処
理を上記制御部30による動作制御に応じて行い、編集処
理済データ(ED)を上記第1のビデオテープレコーダ1
の記録入力端に供給して、上記再生データ(PBVTR1)の
記録部分に記録するようになっている。
この実施例において、上記編集処理部10は、6個のデ
ータ入力端子10A〜10Fに入力切換回路11を介して選択的
に接続されるデコーダ12を備えており、上記第1のビデ
オテープレコーダ1からの再生データ(PBVTR1)がデー
タ入力端子10Aより上記入力切換回路11を介して上記デ
コーダ12に供給され、また、上記第2のビデオテープレ
コーダ2からの再生データ(PBVTR2)がデータ入力端子
10Eより上記入力切換回路11を介して上記デコーダ12に
供給される。
ここで、上記入力切換回路11は、上記制御部30によっ
て後述するようにフレーム単位で制御されるようになっ
ている。
また、上記編集処理部10は、上記第1のビデオテープ
レコーダ1からの再生データ(PBVTR1)の編集点近傍の
上記デコーダ12によるデコード出力データを記憶する第
1のデータメモリ13と、上記第2のビデオテープレコー
ダ2からの再生データ(PBVTR2)の編集点近傍の上記デ
コーダ12によるデコード出力データを記憶する第2のデ
ータメモリ16を備えており、上記制御部30によって後述
するように制御される各アドレスカウンタ14,17にて与
えられる各アドレスデータに従って上記第1および第2
のデータメモリ13,16に対するデータの書き込み・読み
出しが行われるようになっている。
なお、上記デコーダ12によるデコード出力データは、
上記第1のデータメモリ13には直接供給され、また、上
記第2のデータメモリ16には遅延回路15を介して供給さ
れている。
さらに、上記編集処理部10は、上記制御部30にてフレ
ーム単位で制御されて編集点におけるクロスフェード処
理を行うクロスフェード処理回路20を備えており、この
クロスフェード処理回路20に、上記デコーダ12によるデ
コード出力データと上記第1のデータメモリ13から読み
出される出力データとが選択回路18を介して供給されて
いるとともに、上記遅延回路15による遅延出力データと
上記第2のデータメモリ16から読み出される出力データ
とが選択回路19を介して供給されている。
そして、上記クロスフェード処理回路20による出力デ
ータは、エンコーダ21を介して編集処理済データ(ED)
としてデータ出力端子10aから上記第1のビデオテープ
レコーダ1の記録入力端に供給されるようになってい
る。
また、上記編集処理部10は、上記デコーダ12によるデ
コード出力データまたは上記クロスフェード処理回路20
による出力データをアナログ化するディジタル・アナロ
グ変換(D/A)変換回路25を備えており、上記デコーダ1
2によるデコード出力データと該デコード出力データを
上記遅延回路15にて遅延させたデータが選択回路22にて
選択され、さらに、上記選択回路22による選択出力デー
タと上記クロスフェード処理回路20による出力データと
該出力データを遅延回路23にて遅延させたデータとが選
択回路24にて選択されて上記D/A変換回路25に供給され
るようになっている。
このD/A変換回路25にて得られるアナログオーディオ
信号は、信号出力端子10bからオーディオ増幅器40を介
してモニタスピーカ41に供給されている。
ここで、上記遅延回路23は、上記デコーダ12およびエ
ンコーダ21における各データ処理時間を合計した時間に
等しい遅延時間を上記クロスフェード処理回路20による
出力データに与えるもので、上記制御部30によって動作
制御されて1フレーム単位で遅延量がプリセットされる
ようになっている。
また、この実施例において、上記制御部30は、上記フ
ェーダ操作入力部31やキー操作入力部32,ジョグダイヤ
ル操作入力部33等の操作により入力される編集点や該編
集点におけるフェーダタイム等の各種制御データを記憶
しておく制御データメモリ34が接続されており、例え
ば、レコーダ側の上記第1のビデオテープレコーダ1か
らの再生データ(PBVTR1)の編集点近傍の上記デコーダ
12によるデコード出力データを上記第1のデータメモリ
13に記憶するとともに、プレーヤ側の上記第2のビデオ
テープレコーダ2からの再生データ(PBVTR2)の編集点
近傍の上記デコーダ12によるデコード出力データを上記
第2のデータメモリ16を記憶して所謂メモリリハーサル
等によって編集内容を決定して、上記制御データメモリ
34の記憶内容に応じて上記各ビデオテープレコーダ1,2
や上記編集処理部10等の動作を次のように制御して、編
集処理を実行するようになっている。
上記制御部30は、例えば編集点が1個のアセンブル編
集処理を実行する場合に、上記第1のデータメモリ13
からの読み出しアドレスデータを与える上記第1のアド
レスカウンタ14のセットとカウント動作の開始および停
止の制御、 上記入力選択回路11の選択動作制御、 上記遅延回路23の遅延量のセットと遅延動作のオン・
オフ制御、 記録開始コマンドの出力、 上記各データ選択回路18,19,22,24による信号経路の
切り換え動作制御、 上記クロスフェード処理回路20のクロスフェードタイ
ムおよび動作開始点のセット、 の〜の次の項目をフレーム単位で制御して、第2
図のフローチャートに示すような制御動作を行う。
すなわち、上記制御部30は、アセンブル編集処理を実
行する場合に、第1ステップS1において、レコーダ側の
上記第1のビデオテープレコーダ1およびプレーヤ側の
上記第2のビデオテープレコーダ2をともに〔編集点−
プリロール時間〕の位置にロケートする。
次の第2ステップS2では、上記編集処理部10を構成し
ている上記デコーダ12およびエンコーダ21におけるデー
タ処理による遅延時間を測定する。
そして、次の第3ステップS3では、編集タイミングの
シフトのフレーム数(SF)を第3図のフローチャートに
従って計算する。
すなわち、この第3ステップS3では、前の編集時のレ
コーダ側の上記第1のビデオテープレコーダ1からの再
生データ(PBVTR1)の編集点近傍のデータが上記第1の
データメモリ13に残っているか否かの判定処理SAを行
い、その判定結果がNOすなわち上記第1のデータメモリ
13にデータが無い場合にはシフトフレーム数(SF)を0
に設定SBする。また、上記判定処理SAの結果がYESすな
わち上記第1のデータメモリ13にデータが有る場合に
は、次の判定処理SCに移って上記制御データメモリ34の
記憶内容に基づいて新たな編集点PNEWと前回の編集点P
OLDを比較して、〔PNEW−POLD>0〕であるか否かをワ
ード単位で判定する。この判定処理SCの結果がNOすなわ
ち新たな編集点PNEWが前回の編集点POLDよりも前に位置
している場合には、シフトフレーム数(SF)を0に設定
SBする。また、上記判定処理SAの結果がYESすわなち新
たな編集点PNEWが前回の編集点POLDよりも後に位置して
いる場合には、上記新たな編集点PNEWと前回の編集点P
OLDとの差〔PNEW−POLD〕をフレーム単位で計算し、そ
の値をバイナリーのフレーム数に変換してシフトフレー
ム数(SF)とする演算処理SDを行う。
上記第3ステップS3に続く第4ステップS4では、上記
第3ステップS3において計算したシフトフレーム数(S
F)から上記第1のデータメモリ13のアドレスカウンタ1
4のロード値を〔オフセットフレーム値(17)−シフト
フレーム数(SF)〕として計算する。
次の第5ステップS5では、上記編集処理部10を構成し
ている上記遅延回路15にてプレーヤ側の上記第2のビデ
オテープレコーダ2からの再生データ(PBVTR2)に与え
る遅延量を設定する。この遅延量によって、ワード単位
で調相がなされる。
次の第6ステップS6では、第4図に示すようなエデッ
トモード1の設定制御を行い、上記入力選択回路11にて
第1のデータ入力端子10Aを選択して、レコーダ側の上
記第1のビデオテープレコーダ1を再生動作モードに設
定し、上記編集処理部10の上記遅延回路23の遅延動作を
停止させるとともに、上記第2ステップS2にて測定した
上記デコーダ12およびエンコーダ21におけるデータ処理
による遅延時間を上記遅延回路23に設定する。
そして、上記制御部30は、上記第1ステップS1から第
6ステップS6までの初期設定処理を行ってから、第7ス
テップS7に移って再生動作モードにあるレコーダ側の上
記第1のビデオテープレコーダ1にプレーヤ側の上記第
2のビデオテープレコーダ2を調相させる。
次の第8ステップS8では、編集点の手前〔オフセット
フレーム値(30)+シフトフレーム数(SF)〕すなわち
記録開始1秒前であるか否かの判定動作を行い、その判
定結果がNOである場合には第9ステップS9にて1フレー
ム待機してから上記第8ステップS8に戻る動作を繰り返
し、判定結果がYESすなわち記録開始1秒前になると次
の第10ステップS10に移る。
この第10ステップS10では、上記第7ステップS7にお
ける調相制御が正常に行われた否か判定動作を行い、そ
の判定結果がNOすなわちレコーダ側の上記第1のビデオ
テープレコーダ1にプレーヤ側の上記第2のビデオテー
プレコーダ2が正しく調相させていない場合には上記第
1ステップS1に戻って上述の初期設定処理を再度行う。
また、上記第10ステップS10における判定結果がYESすな
わち上記第1のビデオテープレコーダ1に上記第2のビ
デオテープレコーダ2が正しく調相された場合には、第
11ステップS11に移って、上記プレーヤ側の上記第2の
ビデオテープレコーダ2を再生動作モードにして、調相
モードを解除する。
次の第12ステップS12では、編集点の手前〔オフセッ
トフレーム値(18)+シフトフレーム数(SF)〕になっ
たか否かの判定動作を行い、その判定結果がNOである場
合には第13ステップS13にて1フレーム待機してから上
記第12ステップS12に戻る動作を繰り返し、判定結果がY
ESになると次の第14ステップS14に移る。
この第14ステップS14では、第5図に示すようなエデ
ットモード2の設定制御を行い、上記編集制御部10の上
記第1のデータメモリ13を選択するように上記データ選
択回路18を制御するとともに、上記第1のデータメモリ
13のアドレスカウンタ14をセットして〔オフセットフレ
ーム値(18)+シフトフレーム数(SF)〕からオフセッ
トフレーム値(18)+シフトフレーム数(SF)〕への変
わり目のタイミングで上記アドレスカウンタ14をランさ
せる。
次の第15ステップS15では、編集点の手前〔オフセッ
トフレーム値(14)+シフトフレーム数(SF)〕になっ
たか否かの判定動作を行い、その判定結果がNOである場
合には第16ステップS16にて1フレーム待機してから上
記第15ステップS12に戻る動作を繰り返し、判定結果がY
ESになると次の第17ステップS17に移る。
この第17ステップS17では、第6図に示すようなエデ
ットモード3の設定制御を行い、プレーヤ側の上記第2
のビデオテープレコーダ2を選択するように上記編集処
理部10の上記入力選択回路11を制御するとともに、上記
遅延回路23による遅延動作を開始させ、さらに、上記ク
ロスフェード処理回路20にフェーダタイムおよびフェー
ダ開始点を設定する。
次の第18ステップS18では、編集点の手前〔カットイ
ンポイントフレーム(CP)+シフトフレーム数(SF)〕
になったか否かの判定動作を行い、その判定結果がNOで
ある場合には第19ステップS19にて1フレーム待機して
から上記第18ステップS18に戻る動作を繰り返し、判定
結果がYESになると次の第20ステップS20に移って、カッ
トインコマンドを出力してレコーダ側の上記第1のビデ
オテープレコーダ1に編集処理済データ(ED)を記録す
る。
この実施例の編集処理装置において、編集点を変更せ
ずに再編集処理を行うとき、すなわち上記制御データメ
モリ34の記憶内容に記憶された新たな編集点PNEWと前回
の編集点POLD編集点とが一致しているときには、上述の
第2図に示したフローチャートにおける上記第3ステッ
プS3のシフトフレーム数(SF)の計算処理でシフトフレ
ーム数(SF)をゼロとして、第7図に示すように、上記
第1のデータメモリ13を用いて前回と全く同じタイミン
グtENで編集処理を実行して、上記第1のデータメモリ1
3からの読み出されるデータDM1と再生側の上記第2のビ
デオテープレコーダ2からの再生データ(PBVTR2)とに
クロスフェード処理を施した編集処理済データ(ED)を
レコーダ側の上記第1のビデオテープレコーダ1にて磁
気テープMTRECに記録する。
上記磁気テープMTRECに記録される上記第1のデータ
メモリ13の記憶内容は、前回の編集実行前のレコーダ側
の上記第1のビデオテープレコーダ1からの再生データ
(PBVTR1)の編集点近傍のデータであるから、クロスフ
ェード処理が二重にかかることなく、今回の編集処理の
実行によっても直線的なクロスフェード処理を施すこと
ができる。
また、編集点を変更して再編集処理を行うときは、上
記第3ステップS3の計算処理で新たな編集点PNEWと前回
の編集点POLDとの差〔PNEW−POLD〕をシフトフレーム数
(SF)として算出して、上述の〜の項目すなわち 上記第1のデータメモリ13からの読み出しアドレスデ
ータを与える上記第1のアドレスカウンタ14のセットと
カウント動作の開始および停止の制御、 上記入力選択回路11の選択動作制御、 上記遅延回路23の遅延量のセットと遅延動作のオン・
オフ制御、 記録開始コマンドの出力、 上記各データ選択回路18,19,22,24による信号経路の
切り換え動作制御、 を上記シフトフレーム数(SF)だけ早めに行って前回
の編集処理と同一のタイミングに制御し、さらに、上記
のの項目すなわち 上記クロスフェード処理回路20のクロスフェードタイ
ムおよび動作開始点のセット、 を新たな編集点PNEWのタイミングで行う。こうするこ
とによって、第8図に示すように、前回の編集処理の実
行により再生側の上記第2のビデオテープレコーダ2か
らの再生データ(PBVTR2)が記録された部分に、上記第
1のデータメモリ13から読み出されるデータDM1すなわ
ち前回の編集実行前のレコーダ側の上記第1のビデオテ
ープレコーダ1からの再生データ(PBVTR1)の編集点近
傍のデータが記録され、あたかも始めからその編集点P
NEWで編集処理を実行したかのような結果となる。
また、インサート編集処理においては、例えば第9図
に示す前回の編集処理におけるカットインポイントPIN
およびカットアウトポイントPOUT前後のデータを第10図
に示すように上記第1のデータメモリ13から読み出され
るデータDM1すなわち前回の編集実行前のレコーダ側の
上記第1のビデオテープレコーダ1からの再生データ
(PBVTR1)の編集点近傍のデータに書き替えて、前回の
編集処理同じ記録開始タイミングtSおよび記録終了タイ
ミングtEでレコーダ側の第1のビデオテープレコーダ1
を記録モードとすることによって、処理内容を変更した
インサート編集処理を正常に実行することができる。
H 発明の効果 本発明に係る編集処理装置では、記録再生装置よりの
所望の編集点近傍の再生データを再生データメモリに記
憶しておくとともに、第1の編集処理における第1の編
集点に関する編集点データを編集データメモリに記憶し
ておき、上記第1の編集処理の後に生じる第2の編集処
理における第2の編集点に関する編集点データと上記編
集データメモリに記憶した上記第1の編集点に関する編
集点データとを比較手段にて比較して、その比較結果に
基づいて上記再生データメモリの読み出しアドレスと上
記記録再生装置の記録タイミングを制御手段にて制御し
て上記第2の編集処理を行うので、編集内容の変更や訂
正を効率良く確実に行うことができ、しかも、第2の編
集処理により二重にクロスフェードがかかることがな
く、直線的なクロスフェードをかけることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る編集処理装置の構成を示すブロッ
ク図、第2図は上記編集処理装置による編集処理動作を
説明するためのフローチャート、第3図は上記第2図に
示したフローチャートの編集処理動作における第3ステ
ップの計算処理の内容を説明するためのフローチャー
ト、第4図,第5図および第6図は上記編集処理装置を
構成している編集処理部の信号経路の切り換え状態を上
記編集処理過程順に示した各ブロック図、第7図は上記
編集処理装置によるアセンブル編集処理の実行結果例を
示す模式図、第8図は上記編集処理装置による編集点を
変更したアセンブル編集処理の実行結果例を示す模式
図、第9図および第10図は上記編集処理装置によるイン
サート編集処理の再実行の前後の内容を記録内容を示す
各模式図である。 第11図,第12図,第13図および第14図は、従来の編集処
理装置における問題点を説明するための各種編集処理の
実行結果例を示す各模式図である。 1……レコーダ側のビデオテープレコーダ 2……プレーヤ側のビデオテープレコーダ 10……編集処理部 11……入力選択回路 12……デコーダ 13……再生データメモリ 20……クロスフェード処理回路 21……エンコーダ 30……制御部 34……制御データメモリ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録再生装置と再生装置とよりの再生デー
    タが供給され、少なくとも上記記録再生装置よりの所望
    の編集点近傍の再生データを再生データメモリに記憶
    し、該再生データメモリより読み出した再生データと上
    記再生装置より供給される再生データとを編集して上記
    記録再生装置に供給する編集処理装置において、 第1の編集処理における第1の編集点に関する編集点デ
    ータを記憶する編集データメモリと、 上記第1の編集処理の後に生じる第2の編集処理におけ
    る第2の編集点に関する編集点データと上記編集データ
    メモリに記憶した上記第1の編集点に関する編集点デー
    タとを比較する比較手段と、 上記比較手段による比較結果に基づいて上記再生データ
    メモリの読み出しアドレスと上記記録再生装置の記録タ
    イミングを制御する制御手段とを設けたことを特徴とす
    る編集処理装置。
JP2662489A 1989-02-07 1989-02-07 編集処理装置 Expired - Lifetime JP2764994B2 (ja)

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