JP2764427B2 - エンジンの補機取り付け構造 - Google Patents
エンジンの補機取り付け構造Info
- Publication number
- JP2764427B2 JP2764427B2 JP1065995A JP6599589A JP2764427B2 JP 2764427 B2 JP2764427 B2 JP 2764427B2 JP 1065995 A JP1065995 A JP 1065995A JP 6599589 A JP6599589 A JP 6599589A JP 2764427 B2 JP2764427 B2 JP 2764427B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- engine
- contact surface
- accessory
- enclosure
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、内燃エンジンのクランク軸を支承するエン
ジンケースに関する。
ジンケースに関する。
(従来の技術) エンジンケースの内部及び外部には、オイルポンプ、
水ポンプ、セルモータ等の補機が取り付けられており、
これらの補機は、ケース内部点検用の蓋の取り付けの邪
魔にならないように施蓋部を避けて、エンジンケースの
内部又は外部に取り付けられている。
水ポンプ、セルモータ等の補機が取り付けられており、
これらの補機は、ケース内部点検用の蓋の取り付けの邪
魔にならないように施蓋部を避けて、エンジンケースの
内部又は外部に取り付けられている。
(発明が解決しようとする課題) 前記のように補機を、施蓋部を避けてかつ他の部材と
非干渉の位置に配置しようとすると、エンジンケース又
はエンジン全体が大型になる不具合がある。したがっ
て、本発明は、施蓋部を横切って補機を配置できてエン
ジンを可及的小型に構成し、かつ施蓋構造を簡単にでき
る手段を得ることを課題とする。
非干渉の位置に配置しようとすると、エンジンケース又
はエンジン全体が大型になる不具合がある。したがっ
て、本発明は、施蓋部を横切って補機を配置できてエン
ジンを可及的小型に構成し、かつ施蓋構造を簡単にでき
る手段を得ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の前記課題の解決手段は、エンジンケースのク
ランク軸を支承する面に囲壁を設け、該囲壁の開口部に
蓋当接面を設け、これに蓋を当接して密閉した部屋を形
成するエンジンにおいて、該囲壁にその一部を切除した
補機取り付け部を設け、これに取り付ける補機の外面に
前記の切除した囲壁に相当する囲壁を設けると共に、該
囲壁の端部に平坦な蓋当接面を設け、補機取り付け部に
補機を取り付けてエンジンケースの囲壁端部の平坦な蓋
当接面と補機の囲壁端部の蓋当接面で連続した蓋当接面
を形成したことを特徴とする。
ランク軸を支承する面に囲壁を設け、該囲壁の開口部に
蓋当接面を設け、これに蓋を当接して密閉した部屋を形
成するエンジンにおいて、該囲壁にその一部を切除した
補機取り付け部を設け、これに取り付ける補機の外面に
前記の切除した囲壁に相当する囲壁を設けると共に、該
囲壁の端部に平坦な蓋当接面を設け、補機取り付け部に
補機を取り付けてエンジンケースの囲壁端部の平坦な蓋
当接面と補機の囲壁端部の蓋当接面で連続した蓋当接面
を形成したことを特徴とする。
(作用) 以上の手段により、補機の外面はエンジンケースの一
部を形成し、これに設けた蓋当接面もエンジンケースの
蓋当接蓋面の一部を形成し、一連の蓋当接面となる。
部を形成し、これに設けた蓋当接面もエンジンケースの
蓋当接蓋面の一部を形成し、一連の蓋当接面となる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。第
1図ないし第3図において1は自動2輪車のエンジンケ
ースで、これにエンジン2とベルト変速機3が組み込ま
れている。エンジンケース1の一端にその長手方向に伸
びるシリンダ4が固着され、クランク軸5が該エンジン
ケース1に支承され、これにベルト変速機3の可変径プ
ーリ6が固定されている。7は該プーリの遠心ローラ、
8は冷却ファン、9は被動プーリ、10はVベルト、11は
車軸、12はフレーム連結部、13は緩衝器連結部、14はセ
ルモータである。
1図ないし第3図において1は自動2輪車のエンジンケ
ースで、これにエンジン2とベルト変速機3が組み込ま
れている。エンジンケース1の一端にその長手方向に伸
びるシリンダ4が固着され、クランク軸5が該エンジン
ケース1に支承され、これにベルト変速機3の可変径プ
ーリ6が固定されている。7は該プーリの遠心ローラ、
8は冷却ファン、9は被動プーリ、10はVベルト、11は
車軸、12はフレーム連結部、13は緩衝器連結部、14はセ
ルモータである。
前記ベルト変速機3を囲んで、エンジンケース1に囲
壁15が設けられて変速機室3aを形成し、該囲壁15の端部
に蓋当接面16が設けられ、前方下部には水ポンプ17の取
り付け部18が設けられていて、この部分においては囲壁
15と蓋当接面16が切除すなわち中断されており、囲壁15
の中断部にはコ字形の接続縁16a、16aが形成されてい
る。
壁15が設けられて変速機室3aを形成し、該囲壁15の端部
に蓋当接面16が設けられ、前方下部には水ポンプ17の取
り付け部18が設けられていて、この部分においては囲壁
15と蓋当接面16が切除すなわち中断されており、囲壁15
の中断部にはコ字形の接続縁16a、16aが形成されてい
る。
前記取り付け部18の内部に第2図のポンプハウジング
19がエンジンケース1と一体に設けられ、これに水ポン
プ17のポンプボディ20が挿入固定されるが、この水ポン
プ17は可及的にクランク軸5近くに設けられ、その内側
縁17aは、変速機室3a内に湾入している。そして該ポン
プボディ20に支承されたポンプ軸21の先端にインペラ22
が固定され、インペラ22を覆って吸入口24をもつケーシ
ング23が取り付け部18にボルト25で固定される。該ポン
プ軸21はオイルポンプ26と共にチェン27を介してクラン
ク軸5で駆動される。
19がエンジンケース1と一体に設けられ、これに水ポン
プ17のポンプボディ20が挿入固定されるが、この水ポン
プ17は可及的にクランク軸5近くに設けられ、その内側
縁17aは、変速機室3a内に湾入している。そして該ポン
プボディ20に支承されたポンプ軸21の先端にインペラ22
が固定され、インペラ22を覆って吸入口24をもつケーシ
ング23が取り付け部18にボルト25で固定される。該ポン
プ軸21はオイルポンプ26と共にチェン27を介してクラン
ク軸5で駆動される。
前記ケーシング23の外面には、第3図に明らかなよう
に囲壁28が隆起して蓋当接面29が形成されており、その
両端は前記接続縁16a、16a内に臨みパッキング30、30を
介して囲壁15と接続され、一連の蓋当接面16、29がルー
ブ状に連続している。したがって、該蓋当接面16、29に
別のパッキング31を介して蓋32を取り付けると、囲壁15
の内部の変速機室3aは、外気に対して密閉される。
に囲壁28が隆起して蓋当接面29が形成されており、その
両端は前記接続縁16a、16a内に臨みパッキング30、30を
介して囲壁15と接続され、一連の蓋当接面16、29がルー
ブ状に連続している。したがって、該蓋当接面16、29に
別のパッキング31を介して蓋32を取り付けると、囲壁15
の内部の変速機室3aは、外気に対して密閉される。
このように、水ポンプ17を施蓋部に横切って内方に設
けるから突出量が少なくなり、水ポンプ17の外面でエン
ジンケース1と蓋当接面の一部を形成するから、エンジ
ンケースを簡単に密封でき、かつ小型にすることができ
る。
けるから突出量が少なくなり、水ポンプ17の外面でエン
ジンケース1と蓋当接面の一部を形成するから、エンジ
ンケースを簡単に密封でき、かつ小型にすることができ
る。
以上、補機として水ポンプの例を示したが、他の補機
についても同様に実施することができる。
についても同様に実施することができる。
(発明の効果) 本発明は、以上のようにエンジンケースの施蓋部及び
開口と重複する位置に、該開口を囲む囲壁の一部を切除
して、この切除した部分に相当する囲壁を補機側に設け
て、連続した囲壁と蓋当接面を形成したから、補器を前
記施蓋部及び開口に入り込んだ所望の位置に設置するこ
とができ、しかも補機の突出量を少なくしてエンジンを
小型にすることができる。その上、補機を避けて蓋当接
面及び蓋形状を決める必要がないから、エンジンケース
及び蓋の形状が単純になり設計が容易になる利点を有す
る。
開口と重複する位置に、該開口を囲む囲壁の一部を切除
して、この切除した部分に相当する囲壁を補機側に設け
て、連続した囲壁と蓋当接面を形成したから、補器を前
記施蓋部及び開口に入り込んだ所望の位置に設置するこ
とができ、しかも補機の突出量を少なくしてエンジンを
小型にすることができる。その上、補機を避けて蓋当接
面及び蓋形状を決める必要がないから、エンジンケース
及び蓋の形状が単純になり設計が容易になる利点を有す
る。
第1図は本発明の実施したエンジンの正面図、第2図は
断面図、第3図は要部の斜面図である。 1……エンジンケース、18……取り付け部 15、28……囲壁、16、29……蓋当接面、32……蓋
断面図、第3図は要部の斜面図である。 1……エンジンケース、18……取り付け部 15、28……囲壁、16、29……蓋当接面、32……蓋
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンケースのクランク軸を支承する面
に囲壁を設け、該囲壁の開口部に蓋当接面を設け、これ
に蓋を当接して密閉した部屋を形成するエンジンにおい
て、該囲壁にその一部を切除した補機取り付け部を設
け、これに取り付ける補機の外面に前記の切除した囲壁
に相当する囲壁を設けると共に、該囲壁の端部に平坦な
蓋当接面を設け、補機取り付け部に補機を取り付けてエ
ンジンケースの囲壁端部の平坦な蓋当接面と補機の囲壁
端部の蓋当接面で連続した蓋当接面を形成したことを特
徴とする、エンジンの補機取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1065995A JP2764427B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | エンジンの補機取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1065995A JP2764427B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | エンジンの補機取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02245422A JPH02245422A (ja) | 1990-10-01 |
JP2764427B2 true JP2764427B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13303100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1065995A Expired - Fee Related JP2764427B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-03-20 | エンジンの補機取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764427B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0515546Y2 (ja) * | 1987-06-10 | 1993-04-23 | ||
JPS6447925U (ja) * | 1987-09-19 | 1989-03-24 |
-
1989
- 1989-03-20 JP JP1065995A patent/JP2764427B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02245422A (ja) | 1990-10-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |