JP2763926B2 - ケーシングに構成要素を貼着する為に粘弾性材料を使用した補聴器 - Google Patents

ケーシングに構成要素を貼着する為に粘弾性材料を使用した補聴器

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は補聴器及び組立方法に関し、特にケーシング
又は補聴器の構成要素の振動によつて生ずる騒音の増幅
を回避する長い間要望されていた要求に関する。
[従来の技術] 補聴器、特に耳内及び耳道(canal)補聴器は著しく
小型になつて来た。このような補聴器のケーシングは通
常マイクロフオン及びラウドスピーカー(通常「レシー
バー」と称される)の両者を内蔵していて、これらのも
のは寸法が小さい為に共に繊細で取扱いが困難である。
これらのものがケーシングに密接していることが音響的
フイードバツクを回避するのを困難にしている。更にマ
イクロフオンは装着者の歩行のような外部的な原因によ
つて生じ得るようなケーシング内の振動からの騒音を拾
い上げて増幅するのである。
レシーバー及びマイクロフオンの繊細な性質は、補聴
器が小さい寸法で外面が滑り易い為に屡生ずるように補
聴器が事故によつて落される時の衝撃による損傷を生じ
させるのである。耳道補聴器の寸法が小さいこと及びテ
ーパーを付された形状は緩みを生じて装着者の耳から脱
落する傾向を与える。
補聴器を取扱うのを容易にし、損傷を受け難くする為
に夫々のレシーバー及びマイクロフオンは屡小さいゴム
袋体内に嵌合される。例えば、米国特許第3,448,224号
(ギラー)が参照される。又米国特許第4,620,605号
(ゴアその他)に記載された従来技術の論議が参照され
るが、これに於ては袋体が「バツフアー」又は「ゴムバ
ケツト」と称されている。ゴアの特許が「従来技術」と
称している袋体は半径方向に伸長するゴムスパイクを有
し、これが夫々の袋体を剛性的なプラステイツクのフレ
ーム内に位置決めするのに役立つようになつている。袋
体は貴重な空間を占めて、これらの袋体がスパイクを有
する場合には更に大なる空間を占め、従つて現在の補聴
器の設計にて甚だ重要な縮小化に対する傾向に反するの
である。
ゴアの特許の発明に於ては、夫々の袋体の端部が2つ
の固定された位置の間で空間中に懸架されて、構造体に
よつて発生される振動から可能な限り絶縁されるのを可
能になしている。空気中に懸架させることはゴムの袋体
よりも更に大なる空間を必要とする。
レシーバー及びマイクロフオンが補聴器のケーシング
内に挿入された後で、或る場合にはポツテイング化合物
(potting compound)がケーシング内に注入されるが、
このことは何れかの部品を回収することを不可能にな
す。レシーバーの廻りに音響巻取発泡材料を詰めること
に関する米国特許第4,520,236号(ゴーチエ)は、この
ことが「レシーバーの機械的振動が耳モールド(ear mo
ld)に伝達されるのを実質的に阻止し、これによつてこ
の音響源からのフイードバツクを阻止する」(第3欄、
第22-30行参照)と記載している。
米国特許第4,617,429号(ベラフロア)に於て、夫々
のレシーバー及びマイクロフオンが迅速硬化性のシリコ
ーン材料を注入された明確には判らない(nonddescrip
t)スリーブ状の部材に収容されている。「構成要素を
定位置に固定するのに使用されるこのシリコーン材料は
又使用者の耳道内に導入される音響の更に大なる忠実度
を保証する絶縁媒体として役立つのである(第5欄、第
44-47行)。
米国特許第4,729,451号(ブランダーその他)に於て
は、形状を付されたマンドレルが補聴器のケーシングの
内側に配置され、マンドレル及びケーシングの間の空間
が室温で硬化するシリコーンのような重合可能の液体を
充填されるようになつている。マンドレルを取出した後
でレシーバーがマンドレルによつて作られた空所内に挿
入され、これによつて重合されたシリコーンによつて支
持されるのである。このことはレシーバーによつて伝達
される機械的及び音響的なフイードバツクのレベルを低
下させると称されている。
騒音の増幅を低減させる企図に使用されて来た上述の
技術に加えて若干の補聴器は騒音を濾波して除去する電
子装置を含んでいる。このような電子装置は甚だ高価で
あるだけでなく、又貴重な空間を占めるのである。
粘弾性材料の層は通常柔軟なアルミニウム箔のような
拘束する層と組合せて振動を減衰させるのに使用されて
来たのである。例えば、米国特許第4,447,493号(ドリ
スコルその他)、米国特許第4,223,073号(コールドウ
エルその他)及び米国特許第4,034,639号(コールドウ
エル)が参照される。このような目的に使用されること
の出来る粘弾性材料はスリーエム(3M)によつてスコツ
チダンプ(登録商標)「SJ2015Xヴイスコエラステイツ
ク・ポリマー、型式110、112及び113」(SJ2015X Visco
elastic Polymer Types 110、112and113)として製造さ
れている。型式112及び113は室温で感圧性接着剤であつ
て、良好な接着を行うのには公称圧力しか必要でない。
型式110は感圧性接着剤となすのに加熱しなければなら
ないが、穏やかに上昇された温度で良好な接着を行うこ
とが出来るのである。この粘弾性材料の損率(loss fac
tor)η、剪断貯蔵率(shear storage modulus)G′及
び動力学的損失剪断損失率(dynamic shearloss modulu
s)G″(損率及びG′の積)の論議の為にはスリーエ
ムの製品情報報告70-0702-0235−6(18.05)CFD257Aが
参照される。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、従来の補聴器の欠点を排除して良好
に騒音を低下させることが出来ると共に事故により落下
させた時に補聴器の構成要素が損傷されないように保護
する出来るような補聴器を提供することである。
[課題を解決する為の手段] 上述の目的は本発明によつて特許請求の範囲に限定さ
れるような補聴器及び補聴器の組立方法を提供すること
によつて達成される。
本発明はレシーバーをケーシングから更に良好に絶縁
し、又マイクロフオンをケーシングの振動から更に良好
に絶縁することによつて補聴器のレシーバーによつて増
幅される騒音を著しく低減する。本発明は又事故によつ
て補聴器を落下させた時にも補聴器の構成要素を損傷し
ないように保護するのを助けるものである。簡単に言え
ば、本発明はトランスデユーサーを内蔵するケーシング
及びトランスデユーサーをケーシングに貼着する粘弾性
層を有する補聴器に関するものであつて、前記粘弾性層
が1000Hzの周波数及び38℃(100゜F)の温度で少なくと
も0.5の損率及び少なくとも107ダイン/cm2の剪断貯蔵
率G′を有するのである。動力学的損失剪断損失率G″
(即ち損率及び剪断貯蔵率G′の積)はマイクロフオン
の良好な絶縁を与える為に少なくとも1.5×107ダイン/
cm2であるのが望ましい。更に良好な絶縁は動力学的損
失剪断損失率G″が1000Hzの周波数及び38℃の温度で少
なくとも2.5×107ダイン/cm2である場合に得られる。
用語「トランスデユーサー」はレシーバー又はマイク
ロフオン又はレシーバー及びマイクロフオンの両方を含
むモジユールを包含している。
粘弾性層は0.2乃至0.8mmの厚さを有するのが望まし
い。粘弾性層はトランスデユーサーがケーシング内に挿
入された時に粘着性を有し、トランスデユーサーをケー
シングに貼着させるようになされるのが望ましい。この
ようになす為に粘弾性層は室温で粘着性があるか、又は
60℃のような穏やかに上昇された温度で粘着性になるも
のになし得る。しかし、粘弾性層がトランスデユーサー
又はケーシングに良好に粘着しない場合には貼着させる
為に接着剤を使用することが出来る。
粘弾性材料が室温で粘着性がある場合にはこの新規な
補聴器は単に粘弾性層をケーシングの内面に押圧して次
にトランスデユーサー組立体を粘着性のある粘弾性層に
押圧するだけで組立ることが出来る。粘弾性層の粘着性
がトランスデユーサーを位置決めするのに邪魔になる場
合には粘弾性層は公知の技術、例えば冷却し、又は蒸発
性液体を付与し、又は破裂可能のガラスの微小気球体を
付与することによつて一時的に非粘着性になされること
が出来る。
粘弾性層をケーシング内に嵌合するようにダイによつ
て切断されるか、又はケーシングのリムを横切つて置か
れて、ケーシングを通して音響連通オリフイス又はその
他の開口に与えられる真空によつてケーシングの内面に
吸着されるようになすことが出来る。
このような真空を使用する場合には、粘弾性層及びそ
の下にあるケーシングの面の間に空気が捕捉されるのを
避けるのが望ましい。このことはケーシングを引つ掻い
て音響連通オリフイス又は真空が与えられる他の開口か
ら内面を横切つて伸長する1つ又はそれ以上のチヤンネ
ルを形成することによつて行うことが出来る。上述とは
異なり、空気の捕捉は又粘弾性層の下側に、粘弾性層が
ケーシングの内面に緊密に吸着される前にケーシングの
内面及び粘弾性層の間に少なくとも1つの一時的な架橋
部を形成する物質を付与することによつて回避されるこ
とが出来る。このことは真空が与えられる開口からケー
シングの内面を横切つて伸長する単一のフアイバーを粘
弾性層の表面に配置することによつて行い得る。多数の
フアイバーが粘弾性層に付与されて少なくとも1つのフ
アイバーが真空を与えられる開口から突出するのを確実
になすのが望ましい。フアイバーは粘弾性層上に沈着さ
れる吹膨された微小フアイバー(blown microfiber)に
なし得る。有用な吹膨された微小フアイバーはポリプロ
ピレン、ポリブテン及びポリウレタンを含み、1マイク
ロメーターのように薄いものになし得る。又有用なのは
天然ケラチンフアイバーである。
フアイバーを沈着させる代りに、予め成形された開放
不織帯片が粘弾性層に接着されて一時的な架橋部を形成
し、空気を粘弾性層及びその下にあるケーシングの内面
の間から排気させることが出来る。不織帯片は粘弾性層
の展張を阻害しないように充分に伸長可能のものでなけ
ればならない。フアイーバーが不織帯片の形態であるか
否かに拘わらず、フアイバーは下にある粘弾性層の面積
の約30%よりも大きくない面積しか覆わないようにする
のが望ましい。
他の技術に於ては、粘弾性層の下側は部分的にガラス
ビードのような微小粒子によつて被覆されるのである。
微小粒子はスプレーにより、静電的沈着により、又はシ
ルクスクリーニング(silkscreening)によつて付与さ
れて音響連通オリフイス又は真空が与えられる他の開口
に接触する粘弾性層の部分に更に濃密に、特に粘弾性層
が開口の近辺に更に大きく展張される場合に付与される
ようになされることが出来る。このことは粘弾性層がケ
ーシングの内面に固着してしまうまで微小粒子によつて
連続した架橋されるのを更によく保証する。
微小粒子又はフアイバーの最大直径は、粘弾性層が真
空によつてケーシングの内面に吸着された後で粘弾性層
の外面が実質的に平滑になるように甚だ小さくなされ
る。このことは粘弾性層及びトランスデユーサーの間の
粘着力を向上させる。粘弾性層の外面が平滑になるのを
可能にする為に微小粒子又はフアイバーの最大直径は沈
着された粘弾性層の厚さの50%よりも小さくなければな
らない。粘弾性層は真空を与えられる時に展張されるか
ら、微小粒子又はフアイバーの最大直径は粘弾性層の最
初の厚さの25%よりも小さいのが望ましい。
一時的な架橋部は又例えば粘弾性層に打出し部を有す
る粘着性の少ない解放上張り上にて成形することによつ
て粘弾性層の下側に打出し部を形成することによつて与
えられることが出来る。打出し部を形成された粘弾性層
が室温にて粘着性である場合には、粘弾性層の打出され
た下側が空気の捕捉を回避する目的に役立つてしまうま
で、真空によつてケーシングの内面に対して吸着される
間冷却されなければならない。
一時的な架橋部を形成する物質によつて覆われた粘弾
性層を出荷し、又は貯蔵する時には、この物質に力を与
えないように注意を要するが、これは力を与えると粘弾
性層内への早過ぎる埋込みを生ずる恐れがあるからであ
る。従つて、出荷/貯蔵用紙箱は隣接する粘弾性層の間
に空間を保有する隔壁を設けられなければならない。し
かし、粘弾性層の両面を軽量の廃棄可能の解放上張りに
よつて保護して粘弾性層を塵埃の蓄積又はその他の周囲
の破片を回避するように保つのが望ましい。
補聴器を製造するに際して、溶剤を使用して面板をケ
ーシングに固定するのが普通である。良好な接着を与え
る為に、粘弾性層は面板が取付けられるケーシングのリ
ムを覆わないようになすのが望ましい。このことは通常
粘弾性材料が粘着性を失う温度まで粘弾性材料を冷却し
た後でリムの部分の粘弾性材料を機械的に除去すること
によつて最も容易に行われる。しかしケーシングを音響
的に減衰させ、粘弾性材料がトランスデユーサーをケー
シングから分離させて、これによりトランスデユーサー
及びケーシングの間の振動の伝達を効果的に制限するの
を保証するのに充分な量の粘弾性材料が残つていなけれ
ばならないのである。
マイクロフオンを面板に貼着するのが望ましいが、そ
の場合面板はマイクロフオンを定位置に保持するのに役
立つ粘弾性層によつて覆われなければならない。マイク
ロフオン(又はマイクロフオン及びレシーバーの両者を
含むモジユール)がケーシングの内面上の粘弾性層に張
着される場合でも、特にトランスデユーサーが組立られ
た補聴器の面板に接触する恐れがある場合には、面板の
内方に向く面は粘弾性材料によつて被覆されることが出
来る。
本発明の補聴器を組立る他の方法は粘弾性材料の層を
トランスデユーサーに付与し、この粘弾性材料の層を使
用してトランスデユーサーをケーシングに貼着すること
を含んでいる。トランスデユーサーがレシーバー及びマ
イクロフオンの両者を含むモジユールである場合には、
モジユールが組立られる前にマイクロフォンをレシーバ
ーから絶縁する為に粘弾性材料を使用しなければならな
い。
ケーシングは補聴器の外部を形成し、又は補聴器の外
部を形成するハウジング内に挿入されることが出来る。
後者の場合、ケーシングは同様に1000Hzの周波数及び38
℃の温度で少なくとも1.5×107ダイン/cm2の動力学的
剪断損失率G″を有する他の粘弾性材料の層によつてハ
ウジングの内壁に貼着されるのが望ましい。このように
することにより、この新規な補聴器の構成要素は衝撃及
び騒音を発生する振動から絶縁されることが出来るので
ある。
室温又は穏やかに上昇された温度で粘着性のある感圧
性接着剤である望ましい粘弾性材料は米国特許第3,605,
953号(コールドウエルその他)及び米国特許第4,447,4
93号(ドリスコルその他)に記載されていて、これらの
記載は参考の為に本明細書に組込まれている。ドリスコ
ルの特許にあるように、 「材料の損失接線(loss tangent)及び貯蔵率を決定
する手順は重合体物理学に於て公知であつて、例えばマ
イルズによりジヤーナル・オブ・アプライド・フイジツ
クス(J.Appl.Phys.),34(4)、1422-1428(1962)に
記載されている。これに報告されている測定は、カリフ
オルニア・パロ・アルトのメラブズ(Melabs)から得ら
れた動力学的剪断流動計(Dynamic Shear Rheomete
r)、モデルCSR−1を使用して行われたが、このものは
ドライバー及びピツクアツプエゾ電気トランスデユーサ
ーの平行な整合を保証するように修正されている。試料
に対する応力及び位相のずれは従来技術の増幅器及び位
相回路網分析装置(phase network analyzer)を使用し
て直接に読取られて、出力の電気信号を監視するように
なされた。」(第9欄、第13-24行) [実施例] 本発明は添付図面を参照して更に容易に理解出来る。
第1図に於て、耳道内補聴器10は外面から突出する雄
ねじ12を形成されたケーシング11を有する。雄ねじ12に
は内側ねじを有するプラステイツク導管15を取囲む先細
りのリカバリー発泡体(retarded recovery foam)14に
より成るスリーブ13が嵌合されている。このスリーブを
圧縮することによつて、スリーブは装着者の耳内の耳道
に挿入され、次に膨張されて補聴器を緊密に、しかし快
適に定位置に保持出来るようになつている。
粘着性の粘弾性層16がケーシング11の内面に係合する
ようにダイによつて切断されて開口16Aがケーシング内
の音響連通オリフイス16Bに中心合せされるようになさ
れている。レシーバー17及びマイクロフオン18が粘弾性
層に圧着されてこれらのレシーバー17及びマイクロフオ
ン18を図示のように定位置に保持している。ケーシング
11は増幅器19A及びバツテリー19Bが取付けられている面
板19によつて閉鎖されている。
第2図はシート体20の中央断面図を示しているが、こ
のシート体20は2つの粘着性の小さい解除上張り24及び
25の間にある粘弾性層22を含んでいる。この粘弾性層の
一方の面にはフアイバー又はビード27が配置されてい
る。
第3図は2つの粘着性の小さい解除上張り34及び35の
間にある粘弾性層32を含むシート体30を示している。こ
の粘弾性層の一方の面には微細な可撓性フアイバーの開
放網体(open mesh)37が配置されている。この網体37
は不織織物又は任意に沈着されたフアイバー、例えば粘
弾性層32上に吹膨成形された微小フアイバーによつて形
成されることが出来る。
第4図に於て、耳内補聴器のケーシング41は通常のよ
うにモールド成形されて装着者の耳に嵌合するようにな
されている。リムを横切つて一方の粘着性の小さい解除
上張り25を除去された第2図のシート体20の部片が配置
されている。他方の粘着性の小さい解除上張り24は剥離
されつつあるように示されていて、剥離の後で真空が音
響連通オリフイス44に与えられるのである。第5図に於
て、粘弾性層が音響連通オリフイス44の部分で真空によ
つて破断されるまで真空が粘弾性層22を緊密にケーシン
グ41の内面に吸着される。従つて、フアイバー又はビー
ド27は完全に粘弾性材料内に埋込まれて、空気が粘弾性
層及びケーシングの内面の間から吸引されて音響連通オ
リフイス44を通つて排気されるのを可能になす架橋部と
しての機能を完了する。
例1 この例に於ては第1図に示されたようなプラステイツ
クケーシングが使用された。このケーシングは第1図の
平面に於て約14mmの幅で、この面に垂直な方向で約10mm
の幅を有し、深さが約6mmであつた。これのリムは幅が
約0.75mmであつた。
可撓性の粘酸性層は一部分被覆可能の程度の粘性にな
るように重合されて、次に廃棄可能の解除上張りとして
役立つシリコーン被覆の紙の上にナイフにより被覆され
た重量で90部のイソオクチル・アクリレート)及び10部
のアクリル酸の混合物を光重合させることによつて作ら
れた。次に0.4mmの厚さの粘弾性層は同様の廃棄可能の
解除上張りによつて被覆された。
粘弾性層の損率は1.1で、剪断貯蔵率G′は1000Hz及
び38℃にて測定されて2.5×107ダイン/cm2であつた。
微細なセル構造のウレタン発泡体付与装置(直径が8m
mで長さが20mm)の一端がガラスビード(密度4g/cm3
有し直径が80-105μmの微小球体)の皿内に浸漬され
た。次にこの付与装置は、これの上に残留するビードが
殆ど視認出来なくなるまで軽く排出作用を行つた。解除
上張りの一方を除除した後で、この付与装置は粘弾性層
の露出された面上に軽く叩かれて、この面上に殆どのビ
ードが移され、薄い単一層を形成した。次に粘弾性層及
びこれの上に残された解除上張りは約1mmだけケーシン
グのリムの上から張り出されるように切断された。粘弾
性層をリムに対して押圧した後で解放上張りが剥離され
た。真空(60cm Hg)が音響連通オリフィスに与えられ
て粘弾性層がケーシングの内面に当接するようにこれを
吸着して展張され、粘弾性層を破断して音響連通オリフ
イスの部分に開口を残すようになされた。視認検査の結
果はガラスビードが空気の捕捉されるのを阻止し、粘弾
性層が緊密にケーシングの内面の形状に合致したことを
示した。
廃棄可能の粘弾性層は粘着性があつたが、冷却された
時には粘着性がなくなり、従つて粘弾性材料が鋭い道具
によつてケーシングのリムから除去されるのを可能に
し、従つて綺麗な表面を残した。粘弾性層を室温に戻し
た後で、粘弾性層は再度粘着性になり、マイクロフオン
及びレシーバーを粘弾性材料内に第1図のような位置に
押込む為にピンセツトが使用された。組立体が固い床上
に数回落下された後でも夫々のトランスデーサーは定位
置に保持されていた。
例2 ナイフの先端を使用して2つの溝が第1図に示される
ようなプラステイツクケーシングの内側底面に形成され
た。夫々の溝は深さ及び幅が共に40-80μmで、音響連
通オリフイスからケーシングの遠い方の角隅部の1つま
で伸長していた。例1にて説明されたような露出された
粘弾性層の部片(但しガラスビードを有しない)が約1m
mだけ張り出されるようにケーシングのリム上に押圧さ
れた。解除上張りを除去した後で真空(60cm Hg)が音
響連通オリフイスに与えられ、これによつて空気を捕捉
しないで粘弾性層を緊密にケーシングの内面に吸着させ
た。粘弾性層は音響連通オリフイスの部分で破断されて
音響連通オリフイスを開放した。
沈着された粘弾性層は第1図に示されるようにレシー
バーをケーシング内に位置決めするのに使用された。ケ
ーシングは1メーター以上の高さから木製のテーブル上
に数回落下されたが、視認されるような損傷はなかつ
た。
例3 厚さが0.4mmの例1にて説明されたような粘弾性材料
の単一の層が音響ポートを含む壁部を露出するようにし
てレシーバーの廻りに巻かれた。次にこのものは耳内補
聴器の内部に組込まれて粘弾性層がレシーバーをケーシ
ングに貼着させた。次に補聴器はフライ(Frye)6500高
調波歪み分析器(harmonic distortion analyzer)を使
用してANSI聞き取り計器試験標準(ANSI Hearing Instr
ument Testing Standard)1986に従つて出力信号歪みの
試験を施された。又比較の為に同様の補聴器であるが粘
弾性層の代りにゴム袋体を使用したものの試験が行われ
た。粘弾性材料を使用した補聴器はS/N104及び80dBの音
圧レベルにて20-30%少ない全高調波歪み(total harmo
nic distortion)を示した。
本願に於て使用された用語「補聴器」は通常の補聴
器、例えばヘツドフオン、聞き取りマイク(listening
bug)又はページングレシーバーに使用するのに適当な
寸法の小型トランスデユーサーを使用する何れの補聴器
をも包含するものである。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されているから、従来の補
聴器のように大なる空間を必要とせずに従来の補聴器の
欠点を排除して良好に騒音を低下させることが出来ると
共に、事故により落下させた時にも補聴器の構成要素が
損傷されないように保護出来る優れた補聴器が提供され
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の耳道内補聴器を通る中央断面図。 第2図は補聴器のケーシングの内面に粘弾性層を付与す
るのに有用なシート体を通る中央断面図。 第3図は粘弾性層を補聴器のケーシングの内面に付与す
るのに有用な他のシート体の一部分を示す一部分破断さ
れている斜視図。 第4図は第2図に示されたシート体を使用して粘弾性層
をケーシングの内面に付与する第1の工程を示す本発明
の耳内補聴器のケーシングを通る中央断面図。 第5図は粘弾性層が真空によつてケーシングの内面に吸
着された後の音響連通オリフイスに於ける第4図の断面
図の拡大された部分図。 10……耳道内補聴器 11,41……ケーシング 14……先細りのリカバリー発泡体 15……プラステイツク導管 16,22,32……粘弾性層 16A,44……開口 16B……音響連通オリフイス 17……レシーバー 18……マイクロフオン 19……面板 19A……増幅器 19B……バツテリー 20,30……シート体 24,25,34,35……解除上張り 27……フアイバー又はビード 37……開放網体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−292799(JP,A) 実開 昭56−57600(JP,U) 実開 昭59−128700(JP,U) 実開 昭62−103399(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 25/00 - 25/04

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランスデユーサーを含むケーシングと、
    1000Hzの周波数及び38℃の温度で少なくとも1.5×107
    イン/cm2の動力学的剪断損失率G″を有する前記ケー
    シングに前記トランスデユーサーを貼着する粘弾性層
    と、 を含んでいる補聴器。
  2. 【請求項2】前記粘弾性層が実質的に前記ケーシングの
    内面を覆つている請求項1記載の補聴器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の補聴器に於て、更に面板を
    含んでいる補聴器。
  4. 【請求項4】前記面板の内面が1000Hzの周波数及び38℃
    の温度で少なくとも1.5×107ダイン/cm2の動力学的剪
    断損失率G″を有する粘弾性層によつて実質的に覆われ
    ている請求項3記載の補聴器。
  5. 【請求項5】前記粘弾性層が実質的に前記トランスデユ
    ーサーを覆つている請求項1記載の補聴器。
  6. 【請求項6】前記粘弾性層が感圧性接着剤である請求項
    1記載の補聴器。
  7. 【請求項7】前記感圧性接着剤が室温で粘着性である請
    求項6記載の補聴器。
  8. 【請求項8】前記感圧性接着剤が室温では実質的に粘着
    性でなく、60℃に加熱された時に粘着性になる請求項6
    記載の補聴器。
  9. 【請求項9】請求項1記載の補聴器に於て、又外部ハウ
    ジングを有し、その際に前記ケーシングが、1000Hzの周
    波数及び38℃の温度で少なくとも1.5×107ダイン/cm2
    の動力学的剪断損失率G″を有する粘弾性層によつて前
    記ハウジングの内部に貼着されている補聴器。
  10. 【請求項10】前記剪断損失率G″が少なくとも2.5×1
    07ダイン/cm2である請求項1記載の補聴器。
  11. 【請求項11】トランスデユーサー及びリムに於て開放
    され、少なくとも1つの他の開口を形成されたケーシン
    グを含む補聴器の組立方法に於て、 a) 前記ケーシングのリムを横切つて粘弾性層を配置
    し、 b) 前記粘弾性層が前記ケーシングの内面に対して緊
    密に吸着されるまで前記他の開口に真空を与え、 c) 前記トランスデユーサーを前記粘弾性層に貼着す
    る、 工程を含んでいる方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の方法に於て、前記工程
    a)の前に前記ケーシングの内面に前記少なくとも1つ
    の他の開口まで伸長する少なくとも1つのチヤンネルを
    形成する工程を含んでいる方法。
  13. 【請求項13】請求項11記載の方法に於て、前記粘弾性
    層が前記工程b)にて前記ケーシングの内面に対して緊
    密に吸着される前に前記ケーシングの内面及び前記粘弾
    性層の間に少なくとも1つの一時的な架橋部を形成する
    物質を前記工程a)の前に前記粘弾性層の下側に付与す
    る工程を含んでいる方法。
  14. 【請求項14】前記物質が前記粘弾性層の下側の面積の
    30%以上は覆わないようになされている請求項13記載の
    方法。
  15. 【請求項15】前記物質が前記工程b)の終りに前記粘
    弾性層の厚さよりも小さい直径を有する微小粒子を含ん
    でいる請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】前記物質が前記工程b)にて真空が与え
    られる前記開口から前記ケーシングの内面を横切つて伸
    長する少なくとも1つのフアイバーを含んでいる請求項
    15記載の方法。
  17. 【請求項17】1000Hzの周波数及び38℃の温度で少なく
    とも1.5×107ダイン/cm2の動力学的剪断損失率G″を
    有する粘弾性層であつて、前記粘弾性層の1つの面の面
    積の30%までが、少なくとも1つの一時的な架橋部を形
    成する物質によつて覆われて、空気が前記粘弾性層及び
    この粘弾性層が付与される平滑面の間から排気され得る
    ようになされている粘弾性層。
  18. 【請求項18】前記物質が微小粒子を含んでいる請求項
    17記載の粘弾性層。
  19. 【請求項19】前記物質がフアイバーを含んでいる請求
    項17記載の粘弾性層。
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