JP2763908B2 - 複写装置に用いるコピー紙の情報読取方法 - Google Patents
複写装置に用いるコピー紙の情報読取方法Info
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- JP2763908B2 JP2763908B2 JP1063886A JP6388689A JP2763908B2 JP 2763908 B2 JP2763908 B2 JP 2763908B2 JP 1063886 A JP1063886 A JP 1063886A JP 6388689 A JP6388689 A JP 6388689A JP 2763908 B2 JP2763908 B2 JP 2763908B2
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- paper
- copying apparatus
- copy
- copy paper
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、包装袋に包まれ複写装置に用いるコピー紙
の物理的、機械的諸性質に関する情報を読取る方法に関
する。
の物理的、機械的諸性質に関する情報を読取る方法に関
する。
従来技術 複写装置の機械構成の中で、通紙搬送径路に配置され
ているものは給紙、搬送、転写、定着、排紙の各機構で
ある。これらの機構は転写（チャージャ部）を除けば、
コピー紙を次の工程へ送るためのローラを備え、そのロ
ーラ間を通過させる機構である。この各ローラ間でのコ
ピー紙搬送は、ニップ巾と線速の積によってコピー紙単
位面積に掛る加圧、加熱、引張力等を計算する事は出来
るが、この他に環境的要素やコピー紙の物理的、機械的
諸性質等が搬送条件に加わり、これが従来考慮されなか
ったため、今迄に多くのトラブルが生じていた。
ているものは給紙、搬送、転写、定着、排紙の各機構で
ある。これらの機構は転写（チャージャ部）を除けば、
コピー紙を次の工程へ送るためのローラを備え、そのロ
ーラ間を通過させる機構である。この各ローラ間でのコ
ピー紙搬送は、ニップ巾と線速の積によってコピー紙単
位面積に掛る加圧、加熱、引張力等を計算する事は出来
るが、この他に環境的要素やコピー紙の物理的、機械的
諸性質等が搬送条件に加わり、これが従来考慮されなか
ったため、今迄に多くのトラブルが生じていた。
紙の性質とは、紙の厚さ、紙の表裏、表面の平滑性、
吸水性、透気性、柔軟性、表面強度、強度の方向性、緊
度、クラーク剛度、静摩擦係数、電気的特性（体積固体
抵抗）等通紙搬送条件の係数となるものが多い。これに
対し、従来はコピー指定紙としてハードウエアに合った
制限されたコピー紙だけが使用されて来た。
吸水性、透気性、柔軟性、表面強度、強度の方向性、緊
度、クラーク剛度、静摩擦係数、電気的特性（体積固体
抵抗）等通紙搬送条件の係数となるものが多い。これに
対し、従来はコピー指定紙としてハードウエアに合った
制限されたコピー紙だけが使用されて来た。
積層した転写紙の面をCCDで読み、出力クロックによ
り紙厚を検知するものは周知であるが（特開昭54−6722
4）、これは紙厚しか検知出来ず、コピー紙搬送上のト
ラブルをなくすところまでになっていない。
り紙厚を検知するものは周知であるが（特開昭54−6722
4）、これは紙厚しか検知出来ず、コピー紙搬送上のト
ラブルをなくすところまでになっていない。
発明が解決しようとする課題 本発明は、複写装置におけるコピー紙搬送上のトラブ
ルを減少させ又は皆無にすることを課題とする。
ルを減少させ又は皆無にすることを課題とする。
課題を解決するための手段 上記の課題は、本発明により、複写装置に用いるコピ
ー紙束の最下側コピー紙の下側面にコピー紙の物理的、
機械的諸性質を含むバーコードを付し、該コピー紙束を
包装袋より出して複写装置のカセットトレイに装填し、
このとき複写装置本体側に対置する上記バーコードを複
写装置側検知装置を用いて読取ることにより解決され
る。
ー紙束の最下側コピー紙の下側面にコピー紙の物理的、
機械的諸性質を含むバーコードを付し、該コピー紙束を
包装袋より出して複写装置のカセットトレイに装填し、
このとき複写装置本体側に対置する上記バーコードを複
写装置側検知装置を用いて読取ることにより解決され
る。
作 用 本発明により、コピー紙給紙搬送上必要なほとんどす
べてのコピー紙性質を読取り、そのデータを複写装置本
体のCPUに入力することにより、複写装置側の給紙、搬
送、帯電、転写、定着、排紙等の自動調整を行うことが
出来る。
べてのコピー紙性質を読取り、そのデータを複写装置本
体のCPUに入力することにより、複写装置側の給紙、搬
送、帯電、転写、定着、排紙等の自動調整を行うことが
出来る。
実施例 第１図において、図示してない包装袋より出してカセ
ットトレイにセットしたコピー紙束１には、その上方に
給紙ローラ２が配置され、制御装置よりの信号によりコ
ピー紙束１の最上側コピー紙を送り出すようになってい
る。該コピー紙束１の最下側コピー紙の下面３には、数
個のバーコード4a,4b,4c,5a,5b,5cが印字されている。
ットトレイにセットしたコピー紙束１には、その上方に
給紙ローラ２が配置され、制御装置よりの信号によりコ
ピー紙束１の最上側コピー紙を送り出すようになってい
る。該コピー紙束１の最下側コピー紙の下面３には、数
個のバーコード4a,4b,4c,5a,5b,5cが印字されている。
バーコード4a,4b,4cは、縦方向給紙時に用いるための
ものであり、そのうちバーコード4bはハードウエア側の
紙送り基準位置がセンター基準である場合に使用され、
バーコード4a又は4cは上記紙送り基準位置が左端面基準
又は右端面基準である場合にそれぞれ使用される。バー
コード5a,5b,5cは、横方向給紙時における右端基準、セ
ンター基準、左端基準の場合にそれぞれ使用される。各
バーコードは、カセットトレイにコピー紙束を装填した
とき、複写装置側の検知装置が検知し易い場所に印字さ
れており、上記検知装置により読取られる。縦方向給紙
と横方向給紙とでは、通紙搬送条件が異なるので、入力
信号も当然異なる。
ものであり、そのうちバーコード4bはハードウエア側の
紙送り基準位置がセンター基準である場合に使用され、
バーコード4a又は4cは上記紙送り基準位置が左端面基準
又は右端面基準である場合にそれぞれ使用される。バー
コード5a,5b,5cは、横方向給紙時における右端基準、セ
ンター基準、左端基準の場合にそれぞれ使用される。各
バーコードは、カセットトレイにコピー紙束を装填した
とき、複写装置側の検知装置が検知し易い場所に印字さ
れており、上記検知装置により読取られる。縦方向給紙
と横方向給紙とでは、通紙搬送条件が異なるので、入力
信号も当然異なる。
第２図は、コピー紙８の各１枚毎に情報を入力したバ
ーコードを印字したものである。バーコード9a〜9cおよ
び10a〜10cは、第１図におけるバーコード4a〜4c,5a〜5
cと同じ目的のためのものである。第２図では、バーコ
ードを隣接する２辺に配置しているが、４辺にバーコー
ドを設ければ積載時に問題が発生しない。但し数mm巾で
あっても、印字が完全コピーに残ることは不都合である
場合もあるので、紙のスカシ技術を用いて情報入力手段
としたり、可視光域以外の光線で読み取れる信号を付け
て情報入力手段としたり、又定着部等の熱ローラ通過時
に温度差によって消滅する印刷で情報入力手段をとるこ
とにより、上記の不都合をなくすことが出来る。
ーコードを印字したものである。バーコード9a〜9cおよ
び10a〜10cは、第１図におけるバーコード4a〜4c,5a〜5
cと同じ目的のためのものである。第２図では、バーコ
ードを隣接する２辺に配置しているが、４辺にバーコー
ドを設ければ積載時に問題が発生しない。但し数mm巾で
あっても、印字が完全コピーに残ることは不都合である
場合もあるので、紙のスカシ技術を用いて情報入力手段
としたり、可視光域以外の光線で読み取れる信号を付け
て情報入力手段としたり、又定着部等の熱ローラ通過時
に温度差によって消滅する印刷で情報入力手段をとるこ
とにより、上記の不都合をなくすことが出来る。
複写機の開発設計に際しては、複写装置本体の設定条
件だけでは、どうしても解決出来ない要素としてコピー
紙の物理的、機械的性質があった。不良コピーの原因と
なるジャム、シワ、カール、スキュー、不送り、多数枚
送り等を減少させたり皆無にするためには、どうしても
コピー紙の性質を情報としてハードウエアに入力する必
要がある。この場合、コピー紙の性質としては、既に述
べたように、紙の厚さ、紙の表裏、表面の平滑性、吸水
性、透気性、柔軟性、表面強度、強度の方向性、緊度、
クラーク剛度、静摩擦係数、電気的特性がある。本発明
は、この千差万別の紙の性質を実験的に或は物理的に整
理し、コピー紙束に信号入力のための符号として付加
し、複写装置側が機械の微調整を自動的に可能ならしめ
る手段として使用するものである。装置本体のもつCPU
に紙情報を入れた時の給紙、搬送、定着、排紙等の機構
の微調整は、ソフトによって割に容易に解決出来るか
ら、この入力情報をコピー紙側に付加することが必要で
ある。
件だけでは、どうしても解決出来ない要素としてコピー
紙の物理的、機械的性質があった。不良コピーの原因と
なるジャム、シワ、カール、スキュー、不送り、多数枚
送り等を減少させたり皆無にするためには、どうしても
コピー紙の性質を情報としてハードウエアに入力する必
要がある。この場合、コピー紙の性質としては、既に述
べたように、紙の厚さ、紙の表裏、表面の平滑性、吸水
性、透気性、柔軟性、表面強度、強度の方向性、緊度、
クラーク剛度、静摩擦係数、電気的特性がある。本発明
は、この千差万別の紙の性質を実験的に或は物理的に整
理し、コピー紙束に信号入力のための符号として付加
し、複写装置側が機械の微調整を自動的に可能ならしめ
る手段として使用するものである。装置本体のもつCPU
に紙情報を入れた時の給紙、搬送、定着、排紙等の機構
の微調整は、ソフトによって割に容易に解決出来るか
ら、この入力情報をコピー紙側に付加することが必要で
ある。
複写装置には、コピー紙を積載するためのトレイ部が
存在する。そのうちの或るものは１枚コピーの手差し給
紙口であり、又或るものはカセットトレイを挿入する給
紙口である。この給紙口に、コピー紙の性質の情報を受
取るセンサーを設置することは極めて容易である。
存在する。そのうちの或るものは１枚コピーの手差し給
紙口であり、又或るものはカセットトレイを挿入する給
紙口である。この給紙口に、コピー紙の性質の情報を受
取るセンサーを設置することは極めて容易である。
従って、コピー紙にバーコード或はこれに準ずるもの
があり、これを複写装置本体側検知装置で読取り、コピ
ー時に複写装置本体のCPUに情報が入力出来れば、給紙
から始まって排紙に至る迄の各機構を、複写装置本体の
もつ最適条件に調整することが出来る。
があり、これを複写装置本体側検知装置で読取り、コピ
ー時に複写装置本体のCPUに情報が入力出来れば、給紙
から始まって排紙に至る迄の各機構を、複写装置本体の
もつ最適条件に調整することが出来る。
効 果 本発明により、通紙搬送による不良コピーを皆無又は
減少させて、コピーの生産性を向上させることが出来
る。
減少させて、コピーの生産性を向上させることが出来
る。
給紙機構では、給紙コロとコピー紙の間で搬送、分
離、シワやタルミの発生等が、環境条件とコピー紙の性
質で変わるから、本発明により最適の搬送条件を与える
ことにより、給紙部にて発生するジャム、スキュー、シ
ワ、コーナー折れ、不送、多数枚送りを減少し又はなく
することが出来る。
離、シワやタルミの発生等が、環境条件とコピー紙の性
質で変わるから、本発明により最適の搬送条件を与える
ことにより、給紙部にて発生するジャム、スキュー、シ
ワ、コーナー折れ、不送、多数枚送りを減少し又はなく
することが出来る。
搬送機構では、コピー紙を必要以上に引張ったり、タ
ルマせたりすることがなくなり、レジストずれやスキュ
ー等が防止される。
ルマせたりすることがなくなり、レジストずれやスキュ
ー等が防止される。
分離チャージャ部では、直流電流交流電流の加減を可
能にするので、分離、版画の限界内へ特性値をもってゆ
ける。
能にするので、分離、版画の限界内へ特性値をもってゆ
ける。
定着部では、ニップ量の微調整と温度の微調整を可能
にするので、定着部におけるシワやカールの発生防止、
トナーの良好な密着性等の効果が得られる。
にするので、定着部におけるシワやカールの発生防止、
トナーの良好な密着性等の効果が得られる。
排紙部では、排出のためにコピー紙に腰をつける段付
コロの加圧を変えられるので、特に薄紙のシワを有効に
防止することが出来る。
コロの加圧を変えられるので、特に薄紙のシワを有効に
防止することが出来る。
現在紙サイズ情報だけは、トレイ部に機械的に信号入
力手段を設けて本体に伝達しているが、本発明によりバ
ーコードで入力するようにすれば、この部分の磁気セン
サー、光センサー等の情報入力部品が不要となる。
力手段を設けて本体に伝達しているが、本発明によりバ
ーコードで入力するようにすれば、この部分の磁気セン
サー、光センサー等の情報入力部品が不要となる。
第１図は本発明によるバーコードを設けたコピー紙束の
斜視図、第２図は各１枚のコピー紙にバーコードを設け
た例の斜視図である。 １……コピー紙束 ３……最下側コピー紙の下面 4a〜4c……バーコード 5a〜5c……バーコード ８……コピー紙 9a〜9c……バーコード 10a〜10c……バーコード
斜視図、第２図は各１枚のコピー紙にバーコードを設け
た例の斜視図である。 １……コピー紙束 ３……最下側コピー紙の下面 4a〜4c……バーコード 5a〜5c……バーコード ８……コピー紙 9a〜9c……バーコード 10a〜10c……バーコード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−259893（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−126551（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65H 1/00 - 3/68
Claims (1)
- 【請求項１】複写装置に用いるコピー紙束の最下側コピ
ー紙の下側面にコピー紙の物理的、機械的諸性質を含む
バーコードを付し、該コピー紙束を包装袋より出して複
写装置のカセットトレイに装填し、このとき複写装置本
体側に対置する上記バーコードを複写装置側検知装置に
より読取ることを特徴とするコピー紙の情報読取方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1063886A JP2763908B2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 複写装置に用いるコピー紙の情報読取方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1063886A JP2763908B2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 複写装置に用いるコピー紙の情報読取方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02243424A JPH02243424A (ja) | 1990-09-27 |
| JP2763908B2 true JP2763908B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=13242218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1063886A Expired - Lifetime JP2763908B2 (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 複写装置に用いるコピー紙の情報読取方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2763908B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03166130A (ja) * | 1989-11-27 | 1991-07-18 | Brother Ind Ltd | 印刷装置 |
| JPH06202422A (ja) * | 1993-01-06 | 1994-07-22 | Canon Inc | 画像形成装置 |
| JP3361302B2 (ja) * | 1999-11-22 | 2003-01-07 | キヤノンアプテックス株式会社 | プリンタ、情報処理装置、印刷システムおよび記憶媒体 |
| JP3714273B2 (ja) | 2002-03-28 | 2005-11-09 | ブラザー工業株式会社 | 用紙パッケージ、および該パッケージを使用するプリンタ |
| JP4286089B2 (ja) * | 2003-08-29 | 2009-06-24 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
| GB2472449A (en) * | 2009-08-07 | 2011-02-09 | Neopost Technologies | Controlling a document transport system dependent on mass |
| JP6844222B2 (ja) | 2016-11-30 | 2021-03-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成システム |
| JP6811107B2 (ja) * | 2017-01-26 | 2021-01-13 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
| CN114559751B (zh) * | 2021-11-09 | 2022-10-21 | 浙江元金包装有限公司 | 一种喷码方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62153226U (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-29 |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP1063886A patent/JP2763908B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02243424A (ja) | 1990-09-27 |
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