JP2004115254A - シート排出装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート排出装置及び該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カールしたシートを押さえるレバーの押圧力を容易に調節することができるようにする。
【解決手段】フェイスダウン排紙部115は、記録紙を排出する排出口から排出された記録紙が積載されるフェイスダウン排紙トレイと、記録紙の排出方向に対して交差する方向に配設されて、フェイスダウン排紙トレイに積載された記録紙に揺動部127a,123aが当接する回動自在な押さえレバー127および検知レバー123と、を備え、揺動部には錘127d,127g,123f,123jが着脱可能に設けられるようになっている。
【選択図】   図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、画像形成装置のシート排出口から排出され、シート積載手段に積載されたカールした(反った)シートを平らに矯正するシート排出装置と、このシート排出装置を備えて、シートに画像を形成した後、シート積載手段に積載されたシートを上記シート排出装置によって平らに矯正する画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートに画像を形成して排出する画像形成装置がある。画像形成装置には、具体的に複合機、複写機、ファクシミリ、プリンタ及びこれらの複合機等がある。画像形成装置によって画像を形成されたシートは、かまぼこ状、あるいは樋状にカールした状態で排出されることがある。このため、カールしたシートは、排出されて積載されるとき、整然と積載されることが少ない。そこで、画像形成装置には、カールしたシートを平らにするシート排出装置を装備している場合がある。
【0003】
シート排出装置の第1の従来例として、カールしたシートを押さえて、シートを整然と積載する目的で、排紙トレイに積載されたシートの後端付近をレバーで押さえる構成のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
シート排出装置の第2の従来例として、シートがカールしている場合でも正確にシートの満載を検知できる構成のものもある(例えば、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−277581号公報(図6)
【特許文献2】
特開平10−120295号公報(図5、図9)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シートのカールの大きさは、通常、使用地域、季節、使用時間帯、等の使用環境によって変化する温度や湿度によって、またシートの種類、シートの保管状況によって、大きく異なったり、変化したりしていた。また、シートを平らにするカール矯正のしやすさは、シートの種類やシートの厚さの影響を大きく受けて、異なっていた。
【0007】
このため、第1の従来例のシート排出装置は、シートをカール矯正する目的では、カールの大きさ、矯正のしやすさに係わらず、シートに対するレバーの押圧力を強くした方が有利である。このレバーは、カールしたシートを押圧して平らにする目的で設けてある。
【0008】
しかし、ただ単に押圧力を強くすればよいわけではない。腰の弱いシートに対してレバーの押圧力を強くすると、シートの腰が負けてシートがレバーを持ち上げることができないでジャムの発生原因になる。また、ジャムが発生しなくても、シートの先端にレバーを持ち上げたときの跡が付くことがあった。
【0009】
このような理由によって、使用環境、また、主として使用するシートの種類に応じて、シートに対するレバーの押圧力を調節する必要がある。しかし、従来のような構成では、シートに対するレバーの押圧力を調節するには、レバー自体を作り直す必要があり、使用環境や、主として使用するシートの種類に応じた適切な押圧力にすることは難しいという問題があった。
【0010】
一方、第2従来例のシート排出装置は、カールしているシートを押圧するレバーをシートの側端部と中央部に配置することで、樋状にシートの側端部が浮き上がった上カールシートでも、シートの前後端が持ち上がった上カールシートでも、また、かまぼこ状にシートの端部が下がって中央部が浮き上がっている下カールシートでも検知できるようになっている。なお、シートの排出方向に沿った側端部が浮き上がっている樋状の上カールシートを、以下「樋カール」という場合がある。
【0011】
ところで、下カールシートはシート中央部の自重が端部に加わるので自然に矯正されて平らになることが多いが、樋カールシートは端部に加わる自重が小さいため、矯正されにくく、平らになりにくい。また、樋カールシートは、シートの積載枚数が少なくても、側端部が浮き上がっているため、見かけ上の積載高さが高くなる傾向にある。
【0012】
また、図10に示すように、積載された樋カールシートの整列性が悪いと、更に、側端部の見かけ上の積載高さが増えることになる。そのような側端部だけ大きく積載高さが増えた場合でも、第2の従来例のシート排出装置は、正確に積載高さを検知することができる。しかし、第1、第2従来例のシート排出装置は、樋カールのようなカールがシートに発生するとシートの積載枚数が極端に減少するという問題があった。
【0013】
本発明は、カールしたシートを押さえるレバーの押圧力を容易に調節することのできるシート排出装置を提供することを目的としている。
【0014】
本発明は、上記シート排出装置を備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシート排出装置は、シートを排出するシート排出口から排出された前記シートが積載されるシート積載手段と、前記シートの排出方向に対して交差する方向に配設されて、前記シート積載手段に積載されたシートに揺動部が当接する回動自在なシート押さえ手段と、を備え、前記揺動部には、錘が着脱可能に取り付けられるようになっている。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明のシート排出装置は、シートを排出するシート排出口から排出された前記シートが積載されるシート積載手段と、前記シートの排出方向に対して交差する方向に配設されて、前記シート積載手段に積載されたシートに揺動部が当接する回動自在なシート押さえ手段と、前記揺動部に設けられた錘と、前記揺動部に対する錘の取り付け位置を調節できるようにする取り付け位置調節手段と、を備えている。
【0017】
本発明のシート排出装置における、前記取り付け位置調節手段は、前記錘の位置を前記シートに対して接近離間する方向に位置調節可能になっている。
【0018】
本発明のシート排出装置における、前記錘には、重さの異なる複数種類の錘があり、前記重さの異なる複数種類の錘は、前記錘を前記揺動部に取り付ける取り付け手段によって選択的に前記揺動部に取り付け取り外し可能になっている。
【0019】
本発明のシート排出装置における、前記錘は、前記揺動部に前記シートに対して反対側に設けられている。
【0020】
本発明のシート排出装置における、錘は、金属製である。
【0021】
本発明のシート排出装置における、前記錘に接触する除電手段を備えている。
【0022】
本発明のシート排出装置における、前記シート押さえ手段は、前記シート積載手段に積載された前記シートの高さに応じて回動したときの位置を検知する検知手段とで、前記シートの高さを検知するシート積載量検知手段を構成している。
【0023】
本発明のシート排出装置における、前記シート押さえ手段は、前記シートの排出方向に対して交差する方向に沿って配列されて前記揺動部を有する複数のレバーを備えている。
【0024】
本発明のシート排出装置における、前記シート押さえ手段は、前記シートの排出方向に対して交差する方向に沿って配列されて前記揺動部を有する複数のレバーを備え、前記複数のレバーの内、1つのレバーは、前記シート積載手段に積載された前記シートの高さに応じて回動した前記レバーの位置を検知する検知手段とで、前記シートの高さを検知するシート積載量検知手段を構成している。
【0025】
本発明のシート排出装置における、前記シート積載量検知手段は、前記シートの満載を検知する満載検知手段である。
【0026】
本発明のシート排出装置における、前記シート押さえ手段は、前記シートがカールしている部分に対向して前記揺動部を複数有している。
【0027】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、前記シート排出装置は、上記いずれか1つのシート排出装置である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のシート排出装置と、このシート排出装置を備えた画像形成装置の一例である複合機とを図に基づいて説明する。
【0029】
本発明における画像形成装置には、シートに画像を形成するようになっており、ファクシミリ機能、プリンタ機能、ブック及びシート原稿の読取り複写を行う複写機能を合わせ持った複合機を例として取り上げる。
【0030】
図1乃至図3に基づいて、複合機全体の概略説明をする。図1は、複合機を左斜め前から見た複合機の斜視図である。図2は複合機をシート搬送方向に沿った断面図である。図3は複合機を正面からみた図である。
【0031】
(複合機)
複合機102は、装置本体100に備えた、画像読取部であるフラットベットスキャナ101と、記録装置部であるレーザビームプリンタ104とで構成されている。シート排出装置である例えばフェイスダウン排紙部115は、フラットベットスキャナ101とレーザビームプリンタ104との間に配設されて、レーザビームプリンタ104のシートが排出される部分である。したがって、フェイスダウン排紙部115は、複合機102の構成要素の1つとして、複合機102に組み込んである。
【0032】
(画像読取部の構成)
本実施形態における複合機102の装置本体100は、A方向が手前方向である。
【0033】
フラットベットスキャナ101は、ユーザがプラテンガラス103に置いた、原稿、綴じた書類、雑誌、書籍等の情報を読み取るようになっている。いわゆる、ブック型のフラットベットスキャナである。フラットベットスキャナ101は、読み取った情報を記録装置部104に送るようになっている。
【0034】
(記録装置部の構成)
レーザビームプリンタからなる記録装置部104は、装置本体100の下部に配設してある。
【0035】
カセット給紙部112は、給紙ローラ112a及び分離パッド112b、給紙カセット112c等で構成されている。カセット給紙部112は、記録装置部104の底部に配設されている。給紙カセット112cにはシートである例えば記録紙Pが収納されている。シートには、普通紙(記録紙)、厚紙、普通紙の代用品である樹脂製の薄い用紙、オーバーヘッドプロジェクタ用の用紙、はがき、封書、ラベル等があり、画像が形成されるようになっている。
【0036】
手差し給紙部113は、ユーザが手差しで記録紙を供給する部分であり、装置本体100の前面に配置してある。手差し給紙部113は、給紙ローラ113a及び分離パッド113b、手差しトレイ113c等で構成されている。
【0037】
レーザスキャナ110は、感光体ドラム111cをレーザ光で露光するようになっている。トナーカートリッジ111aの内部には感光体ドラム111c、帯電部111e、現像部111d、クリーニング部111f及びトナーが一体の容器に収納されている。トナーカートリッジ111aは、記録装置本体104に対して着脱自在に構成されている。トナーカートリッジ111a内に収納されている各部は、画像形成手段である例えば画像形成部111を構成している。
【0038】
転写ローラ111bは、感光体ドラム111cの下部に配置してある。熱定着器114は、画像形成部111の搬送経路下流側に配置してある。フェイスダウン排紙部(以下、「FD排紙部」と言う)115は、記録紙Pを、画像面を下にして排紙する部分である。
【0039】
フェイスダウン排紙トレイ(以下、「FD排紙トレイ」と言う)116は、画像形成部111で画像を形成された後、FD排紙部115によって排出された記録紙Pを、画像面を下側にして受け止めて積載される部分である。
【0040】
(操作部の構成)
操作部105は、装置本体100の上部にユーザの目に付く部分に配設された表示部、入力キー等により構成されている。
【0041】
(複合機における記録装置部104の動作説明)
記録紙Pは、給紙カセット112cから、図2の破線に沿って搬送されて、排紙ローラ120から矢印G方向に排出されるようになっている。給紙カセット112cに積載されたシートPは、給紙ローラ112aと分離パッド112bによって1枚ずつに分離されて給紙カセット112cから送り出された後、搬送ローラ112dにより更に搬送されて、画像形成部111に送り込まれる。手差しトレイ113c上に積載された記録紙Pは、給紙ローラ113a、分離パッド113bによって1枚ずつに分離されて搬送され、画像形成部111に送り込まれる。カセット給紙部112、又は手差し給紙部113から画像形成部111に送り込まれた記録紙Pは、転写ローラ111bと感光体ドラム111cとの間に搬送される。
【0042】
一方、感光体ドラム111cの表面は、先ず、帯電部111eによって、一様に帯電される。レーザスキャナ110は、装置本体104内の記録制御基板119から出力される画像信号に基づいてレーザ光(画像光)を画像形成部111の感光体ドラム111cに照射する。感光体ドラム111cの表面は、一様に帯電されているため、静電潜像を形成される。この静電潜像は、現像手段111dによってトナー像に変換される。
【0043】
転写ローラ111bと感光体ドラム111cとの間に搬送された記録紙Pは、感光体ドラム111c上のトナー像が転写ローラ111bによって転写される。
【0044】
記録紙Pは、転写ローラ111bによって、感光体ドラム111cの表面に形成されたトナー像を転写された後、記録搬送部に沿って搬送され、熱定着器114で加熱加圧されてトナー像を定着される。トナー像を定着された記録紙Pは、更に搬送されて、FD排紙部115から排出されて、FD排紙トレイ116に積載される。
【0045】
(FD排紙部)
以下に図2、図4、図5、図6に基づいて、本発明に係わるFD排紙部を説明する。
【0046】
(FD排紙部の構成)
FD排紙部115は、FD排紙ローラ120とFD排紙コロ121からなる排紙ローラ対125と、FD排紙トレイ116、満載検知装置122、検知レバー123、除電ブラシ126、押さえレバー127、錘123f,127d等で構成されている。
【0047】
シート排出装置である例えばFD排紙部115は、少なくとも、シート積載手段である例えばFD排紙トレイ116、シート押さえ手段である例えば検知レバー123及び押さえレバー127、錘123f,127dで構成されている必要がある。
【0048】
シート積載量検知手段であり満載検知手段でもある例えば満載検知装置122は、軸123cを回転中心として回動自在なプラスチック製(合成樹脂製)の検知レバー123と、検知レバー123がある所定の角度まで回転すると信号を出力する検知手段である例えばフォトセンサ124とで構成されている。検知レバー123は、FD排紙トレイ116に積載された記録紙Pに当接する揺動部123a,123bと、回転中心となる軸123cと、フォトセンサの光を遮光する遮光部123dと、検知レバー123の回転止め123eからなっている。また、検知レバー123の待機時には,揺動部123a,123bは、記録紙Pの排出方向Gを遮る位置にいる。
【0049】
押さえレバー127は、FD排紙トレイ116に積載された記録紙Pに当接する揺動部127aと、回転中心となる軸127bと、押さえレバー127の回転止め127cとで構成されている。押さえレバー127もプラスチック製である。検知レバー123と押さえレバー127は、例えば樹脂成型品である。
【0050】
検知レバー123の軸123cと押さえレバー127の軸127bは、排紙ローラ対125の上方に配設してある。検知レバー123の揺動部123aと押さえレバー127の揺動部127aは、それぞれFD排紙トレイ116に記載される記録紙Pの側端部を押さえる位置にある。検知レバー123の揺動部123bは、FD排紙トレイに記載される記録紙Pの中央部付近を押さえる位置にある。除電ブラシ126は、FD排紙トレイ116に排出されて積載される記録紙Pに排出時に接触する位置に配設してある。
【0051】
本発明の特徴として以下の構成がある。
【0052】
検知レバー123の揺動部123aと押さえレバー127の揺動部127aには、着脱可能な金属製の錘123f,127dを通紙面と反対側に各々取り付けてある。錘123f,127dは,金属製であるため、小さいサイズでも充分な押圧力を得られる構成となっている。それぞれの錘123f,127dは、ガイドレール123g,127eに沿って嵌め込まれて、係止爪123h,127fに錘123f,127dの孔123fa,127daに係止して揺動部123a,127aに設けられるようになっている。
【0053】
錘は、使用環境や、主に使用するシートに合わせて交換できるようになっている。例えば、厚紙を使用することが多い場合に重い錘123f,127dに、また薄紙を多く使用する場合には軽い錘123j,127gに交換できるようになっている。軽い錘123j,127gにも、係止爪123h,127fに係止する孔123ja,127gaを形成してある。錘123f,127d,123j,127gの交換は、係止爪123h,127fを撓ませることによって、簡単に着脱して行えるようになっている。
【0054】
なお、シートがカールしていない場合には、揺動部に錘を必ずしも設ける必要がない。さらに、腰の弱いシートや、厚みの薄いシートがカールしている場合、揺動部に錘を設けることなく、揺動部の自重によってカールを除去することができることもある。このような場合には、揺動部に錘を必ずしも設ける必要がない。
【0055】
係止爪123hと孔123fa,123ja、及び係止爪127fと孔127da,127gaは、取り付け手段の一例である。
【0056】
本実施形態のFD排紙部115は、検知レバー123の揺動部123aに取り付けられる錘123f,123jと押さえレバー127の揺動部127aに取り付けられる錘127d,127gは,それぞれ重さが等しくなっている。また,本実施形態では、撓みを持った係止爪で錘を係止する構成としたが、その他、錘をビス止め、錘を繰り返し着脱可能なテープで貼り付けた場合も本実施例と同様の効果を得られる。
【0057】
検知レバー123と押さえレバー127が回動すると、通紙面と反対側に取り付けられた着脱可能な錘123f,127d(又は、123j,127g)は、除電ブラシ126に接触するようになっている。
【0058】
(動作説明)
(満載検知の動作説明)
FD排紙トレイ116には、FD排紙部115における排紙ローラ対125の近くのシート排出口である例えば排紙口107から排出された記録紙Pが積載されていく。記録紙Pの積載枚数が増えると、記録紙Pは検知レバー123の揺動部123a,123bと押さえレバー127の揺動部127aに接触する。更に、記録紙Pの積載枚数が増えると、揺動部123a,123b,127aが記録紙Pに押されることで検知レバー123と押さえレバー127は回転する。記録紙Pの積載高さが所定の高さに達したところで、検知レバー123の遮光部123dがフォトセンサ124の孔を遮って遮光する。このとき、フォトセンサ124の光が所定の時間以上遮光されると、FD排紙トレイ116は満載であると、記録制御基板119上の制御部が判断して、その旨を操作部105の表示パネル106に表示するか、あるいは記録装置部104の動作を停止する。
【0059】
(錘の働き)
FD排紙部115からの排出時、記録紙Pは、検知レバー123の揺動部123aと押さえレバー127の揺動部127aに当たり、その後、揺動部123a,127aを押し上げながら排出される。その間、記録紙Pは検知レバー123の揺動部123aと押さえレバー127の揺動部127aに押さえられるため、排出時に水平方向の動きを規制される。そのため、記録紙Pが積載された時の水平方向のずれが少なくなる。このとき、錘123f,127d(又は、123j,127g)の重さが等しいので、記録紙Pを押さえる力は両側端部で等しくなりどちらかが強く規制されるようなことがない。
【0060】
FD排紙部115の排紙ローラ対125から排出される記録紙Pが樋カールしていた場合、FD排紙トレイ116に積載された記録紙Pは、錘123f,127d(又は、123j,127g)の重みによって、側端部を検知レバー123の揺動部123aと、押さえレバー127の揺動部127aとに押さえられる。そのため、排紙されてカールしている記録紙Pは平らに矯正される。このとき、錘123f,127d(又は、123j,127g)は検知レバー123の揺動部123aと押さえレバー127の揺動部127aに取り付けられているため、記録紙Pの両側端部のカールが矯正される。
【0061】
(錘の放熱)
記録紙Pが排出されるとき、記録紙Pは検知レバー123の揺動部123aと押さえレバー127の揺動部127aに接触する。このとき、記録紙Pは熱定着器114によって加熱されて冷えていない高温の状態で排出されるため、検知レバー123と押さえレバー127に熱が吸収される。しかし、記録紙Pに接触する検知レバー123と押さえレバー127が熱伝導率の低いプラスチック製であって、空気に触れている錘123fと127dが熱伝導率の高い金属製であるため、記録紙から検知レバー123と押さえレバー127へは熱が伝わりにくく、かつ錘123fと127dが放熱器として機能することになる。この結果、検知レバー123と押さえレバー127の温度上昇を防ぐことができて、検知レバー123と押さえレバー127の変形を防ぐことができる。
【0062】
(錘の結露)
本実施形態の複合機102であるレーザビームプリンタの場合、記録紙Pが印刷されるとき、定着器114によって記録紙Pの水分が蒸発して、水蒸気が発生することがある。この場合、発生した水蒸気の一部は、FD排紙部115における排紙ローラ対125の近くの排紙口107等から排出される。錘123f,127d(又は、123j,127g)は通紙面と反対側にあるため水蒸気が結露しにくくなっており、殆んど、錆びないようになっている。
【0063】
(錘と除電ブラシとの接触)
FD排紙部115の排紙ローラ対125から記録紙Pを排出するとき、記録紙Pによって検知レバー123の揺動部123aと押さえレバー127の揺動部127aとが押し上げられる。このとき、通紙面と反対側に取り付けられた着脱可能な錘123f,127d(又は、123j,127g)は除電手段である例えば除電ブラシ126に接触する。
【0064】
一方、検知レバー123と押さえレバー127とは、画像形成時、搬送時、排出時に記録紙に蓄えられ検知レバー123と押さえレバー127とに移った静電気、記録紙Pとの摩擦で蓄えられた静電気を帯電していることがある。このような場合、静電気が飛ぶと複合機102の動作不良や故障の原因になる。しかし、導電性の高い金属製の錘123f,127d(又は、123j,127g)が除電ブラシ126に接触することで静電気を逃がすことができて、複合機102の動作不良や故障の原因を回避することができる。
【0065】
以上の実施形態の検知レバー123と押さえレバー127との記録紙Pに対する押圧力は、重い錘123f,127dと軽い錘123j,127gとを交換して調節しているが、重さの異なる3種類以上の錘を交換して調節してもよい。
【0066】
以上の実施形態の検知レバー123と押さえレバー127との記録紙Pに対する押圧力は、重さの異なる錘と交換して調節するようになっている。しかし、図7乃至図9に示すように、同じ錘123k,127kであっても揺動部123a,127aに対する取り付け位置を変えることによって、記録紙Pに対する押圧力を調節するようにしてもよい。
【0067】
錘の位置を変えて、記録紙Pに対する押圧力の調整を行うことのできる検知レバー123及び押さえレバー127と、錘123k,127kとの実施形態を図7乃至図9に基づいて説明する。
【0068】
なお、検知レバー123の揺動部123aと押さえレバ−127の揺動部127aは、略同一形状であるので、図9に、押さえレバー127の揺動部127aを主体にして図示して、検知レバー123の揺動部123aに関する符号を括弧書きで示し、揺動部123aに関する図は省略する。
【0069】
図7乃至図9に示すように、錘127k,123kには、記録紙の排出方向に沿って、3つの位置調節孔127ka,127kb,127kc,123ka,123kb,123kcを形成してある。位置調節孔の数は、3つに限定されない。複数形成してあればよい。
【0070】
係止爪127f及び位置調節孔127ka,127kb,127kc、並びに係止爪123h及び位置調節孔123ka,123kb,123kcは取り付け位置調節手段の一例である。
【0071】
図9(a)に示すように、錘127k,123kの端に形成した位置調節孔127ka,123kaを係止爪127f,123hに係合させて、錘127k,123kを揺動部127a,123aの先端側に設けると、押さえレバー127の揺動部127aと検知レバー123の揺動部123aの押圧力は強くなる。図9(c)に示すように、錘127k,123kの他の端に形成した位置調節孔127kc,123kcを係止爪127f,123hに係合させて、錘127k,123kを揺動部127a,123aの基端側に設けると、検知レバー127の揺動部127aと押さえレバー123の揺動部123aの押圧力は弱くなる。このように、錘127k,123kは、記録紙に対して接近離間方向に位置を変えて揺動部127a,123aに取り付けられるようになっている。
【0072】
したがって、錘127k,123kの取り付け位置は、使用環境や使用する記録紙の材質に合わせて選択できるようになっている。厚紙を多く使用する場合には、錘127k,123kを図9(a)に示す位置に取り付けて、記録紙に対する押圧力を強くする。また、薄紙を多く使用する場合には、錘127k,123kを図9(c)に示す位置に取り付けて、記録紙に対する押圧力を弱くする。通常の厚みの記録紙を多く使用する場合は、錘127k,123kを図9(b)に示す位置に取り付けて、記録紙に対する押圧力を通常の強さにする。錘127k,123kは、係止爪127f,123hを撓ませることで位置を変えることができるようになっている。
【0073】
なお、図5に示す錘127d,127g,123f,123jに複数の位置調節孔を形成して、揺動部127a,123aへの取り付け位置を調節してもよい。この場合においても、記録紙Pを押圧する力を調節することができる。
【0074】
また、図5に示す係止爪127f,123h、孔127da,127ga,123fa,123ja、図9に示す係止爪127f,123h、位置調節孔127ka,127kb,127kc,123ka,123kb,123kcを設ける代わりに、ガイドレール127e,127e,123g,123gに弾性を持たせて、ガイドレール127e,127e,123g,123gで錘127d,127g,123f,123j,127k,123kを挟持して、錘の位置を調節するようにしてもよい。
【0075】
この場合には、錘をガイドレールに沿ってスライドさせることによって、取り付け位置を細かく調節することができるので、記録紙Pを押圧する力を細かく調節できて、記録紙の排出に支障を与えることなく、記録紙のカールを確実に矯正することができる。この場合、ガイドレール127e及びガイドレール127e、並びにガイドレール123g及びガイドレール123gは、取り付け手段及び取り付け位置調節手段の一例である。
【0076】
(本実施形態のシート排出装置であるFD排紙部115の特長)
本実施形態のシート排出装置であるFD排紙部115は、押さえレバー127と検知レバー123の揺動部127a,123aに取り付ける錘を重い錘127d,123fと軽い錘127g,123jとを選択して使用することで、複雑な形状の押さえレバー127と検知レバー123を作り直さなくても、使用環境や、主に使用する記録紙の厚みや材質等に合わせて、簡単に、押さえレバー127と検知レバー123による記録紙Pを押圧する力を調節することができる。この結果、排出される記録紙に傷を付けることを防止することができる。また、カールした記録紙を確実に平らに矯正することができて、FD排紙トレイ116のシート積載枚数を増やすことができる。
【0077】
本実施形態のシート排出装置である例えばFD排紙部115は、押さえレバー127と検知レバー123の揺動部127a,123aに取り付ける錘127k,123kの位置を調節することによって、複雑な形状の押さえレバー127と検知レバー123を作り直さなくても、使用環境や、主に使用する記録紙の厚みや材質等に合わせて、簡単に、押さえレバー127と検知レバー123による記録紙Pを押圧する力を調節することができる。この結果、排出される記録紙に傷を付けることを防止することができる。また、カールした記録紙を確実に平らに矯正することができて、FD排紙トレイ116のシート積載枚数を増やすことができる。
【0078】
本実施形態のFD排紙部115は、押さえレバー127と検知レバー123の揺動部127a,123aに取り付ける錘を重い錘127d,123fと軽い錘127g,123jとを選択して使用し、かつその錘の揺動部に対する取り付け位置を調節することで、複雑な形状の押さえレバー127と検知レバー123を作り直さなくても、使用環境や、主に使用する記録紙の厚みや材質等に合わせて、簡単に、押さえレバー127と検知レバー123による記録紙Pを押圧する力を調節することができる。この結果、排出される記録紙に傷を付けることを防止することができる。また、カールした記録紙を確実に平らに矯正することができて、FD排紙トレイ116のシート積載枚数を増やすことができる。
【0079】
本実施形態のFD排紙部115は、押さえレバー127及び検知レバー123の揺動部の記録紙に対して反対側に錘を設けてあるので、押さえレバー127及び検知レバー123を装置本体100に取り付けたままで、錘の交換、位置調整を容易に行うことができて、記録紙に対する押圧力の調整を容易に行うことができる。
【0080】
なお、本実施形態のFD排紙部115は、樋カール、かまぼこ状のカールの他に、排出口107側の端部が下側に反り、排出口107から少し離れた部分が盛り上がったカールも除去することができるようになっている。
【0081】
本実施形態のFD排紙部115は、錘を金属製にすることで、単位体積当たりの重さの重い(密度高い)錘を使用することができて、錘を小さくすることができる。これによって、押さえレバー127及び検知レバー123に錘を設けたことによって、押さえレバー127及び検知レバー123が大きくなることを防止することができる。
【0082】
また、錘を金属製にすると、錘の放熱性が高まり、熱定着器114によって熱を帯びた記録紙の熱によって、押さえレバー127及び検知レバー123も熱を帯びるようなことがない。これによって、押さえレバー127及び検知レバー123の変形を防止して、記録紙の押圧力を一定に保つことができる。また、押さえレバー127及び検知レバー123を製造容易でかつ安価な樹脂製にしても、押さえレバー127及び検知レバー123の変形を防止することができる。
【0083】
本実施形態のFD排紙部115は、錘に除電ブラシを接触させることによって、押さえレバー127及び検知レバー123に帯電した静電気を除電ブラシから逃がすことができて、押さえレバー127及び検知レバー123から他の部品に静電気が飛んで複合機102の誤作動を引き起こしたり、又は電気部品の故障を引き起こしたりすることを防ぐことができる。
【0084】
本実施形態のFD排紙部115は、従来の満載検知装置では、記録紙がカールした場合に満載を検知することができても、カールした記録紙を平らに矯正して、記録紙の積載枚数を増やすことができなかったのを、検知レバー123の揺動部に錘を設けることで、カールした記録紙を平らに矯正してFD排紙トレイ116の記録紙の積載枚数を増やすことができるようになっている。しかも、記録紙を平らにして積載枚数を検知するので、満載検知装置によるシートの積載枚数の検知を正確に行うことができる。
【0085】
本実施形態のFD排紙部115は、記録紙を複数の揺動部で押圧しているので、記録紙のカールの形状に合わせて効果的に記録紙のカールを押さえることができる。この結果、記録紙の積載高さを低くして、FD排紙トレイ116の記録紙の積載枚数を増やすことができる。
【0086】
本実施形態のFD排紙部115は、記録紙排出口から排出される記録紙を複数の揺動部で複数箇所バランスよく押圧することによって、1箇所で押圧する場合に比べて記録紙の水平方向のずれをバランスよく規制し、記録紙の水平方向のずれを少なくすることができる。その結果、FD排紙トレイ116に積載される記録紙の整列性がよくなる。
【0087】
(複合機102の特長)
本実施形態の複合機102は、上記の記録紙に傷を付けることがなく、かつFD排紙トレイ116の記録紙の積載枚数を増やしたFD排紙部115を備えているので、多数枚の記録紙に連続して画像を形成することができて生産性を高めることができる。また、記録紙に傷を付けることがないことによって、記録紙に形成した画像に傷を付けるおそれがなくなる。
【0088】
【発明の効果】
本発明のシート排出装置は、重さの異なる複数種類の錘を選択的に揺動部に取り付け取り外し可能になっているので、シート押さえ手段を作り直すことなく、使用環境や主に使用するシートに合わせてシート押さえ手段によるシートの押圧力を容易に変更することができて、排出されるシートに傷を付けることを防止することができる。また、カールしたシートを確実に平らに矯正することができて、シート積載手段のシート積載枚数を増やすことができる。
【0089】
本発明のシート排出装置は、錘の取り付け位置を調節することができるようになっているので、シート押さえ手段を作り直すことなく、使用環境や主に使用するシートに合わせてシート押さえ手段によるシートの押圧力を容易に変更することができて、排出されるシートに傷を付けることを防止することができる。また、カールしたシートを確実に平らに矯正することができて、シート積載手段のシート積載枚数を増やすことができる。
【0090】
本発明のシート排出装置は、重さの異なる複数種類の錘を選択的に揺動部に取り付け取り外し可能で、かつその錘の取り付け位置を調節することができるようになっているので、シート押さえ手段を作り直すことなく、使用環境や主に使用するシートに合わせてシート押さえ手段によるシートの押圧力を容易に変更することができて、排出されるシートに傷を付けることを防止することができる。また、カールしたシートを確実に平らに矯正することができて、シート積載手段のシート積載枚数を増やすことができる。
【0091】
本発明のシート排出装置は、錘を揺動部にシートに対して反対側に設けると、シート押さえ手段を取り外すことなく、容易に錘の交換、位置調節を容易に行うことができて、シートに対する押圧力の調整が容易になる。
【0092】
本発明のシート排出装置は、錘を金属製にすると、錘をより小さいサイズにすることができて、シート押さえ手段の揺動部に錘を付けたことによって、シート押さえ手段が大きくなるのを防止することができる。また、錘を金属製にすると、錘の放熱性が高まって、例えば、画像形成装置の熱定着器によって熱を帯びたシートの熱によって、シート押さえ手段が変形するようなことが無くなり、調整してシートの押圧力を一定に保つことができる。
【0093】
本発明のシート排出装置は、錘に接触する除電手段を備えると、シート押さえ手段に帯電した静電気を除電手段から逃がすことができて、シート押さえ手段から他部品に静電気が飛んで誤作動を引き起こしたり、電気部品の故障を引き起こしたりすることを防止することができる。
【0094】
本発明のシート排出装置は、シート押さえ手段に錘を設けて、記録紙のカールを除去するようになっているので、シート積載量検知手段によるシートの積載枚数の検知を正確に行うことができる。
【0095】
本発明のシート排出装置は、複数の揺動部によってシートを複数箇所で押圧すると、シートのカールの形状に合わせて効果的にシートのカールを押さえることができて、シートのカールを確実に除去して、シート積載手段におけるシートの積載枚数を増やすことができる。また、複数の揺動部によってシートを複数箇所で押圧すると、シート排出口から排出されるシートを複数箇所でバランス良く押圧することができて、1箇所で押圧する場合に比べてシートの水平方向のずれをバランス良く規制し、シートの水平方向のずれを少なくすることができる。その結果、シート積載手段に積載されるシートの整列性を向上させることができる。
【0096】
本発明の画像形成装置は、上記のシートに傷を付けることがなく、かつシート積載手段のシート積載枚数を増やしたシート排出装置を備えているので、多数枚のシートに連続して画像を形成することができて生産性を高めることができる。また、シートの画像に損傷を受けることがなくなり、品質のよい画像が形成されたシートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の複合機を左斜め前から見た複合機の斜視図である。
【図2】図1の複合機の断面図であり、シート搬送方向に沿った断面図である。
【図3】図1の複合機を正面からみた図である。
【図4】本発明の実施形態のシート排出装置における、検知レバー、フォトセンサ及び押さえレバーの斜視図である。
【図5】図4に示すシート排出装置において、錘を交換するときの状態の図である。
【図6】本発明の実施形態のシート排出装置における、検知レバー、フォトセンサ、押さえレバー及び除電ブラシの斜視図である。
【図7】本発明の他の実施形態のシート排出装置における、検知レバー、フォトセンサ及び押さえレバーの斜視図である。
【図8】図7に示すシート排出装置において、錘を交換するときの状態の図である。
【図9】図7に示すシート排出装置において、錘の取り付け位置を調節する場合の説明用の図である。
(a) 錘を揺動部の先端側に設けた状態の図である。
(b) 錘を揺動部の中間部に設けた状態の図である。
(c) 錘を揺動部の基部側に設けた状態の図である。
【図10】樋カールした記録紙が積載されたときの斜視図である。
【符号の説明】
P   記録紙(シート)
100   装置本体
102   複合機(画像形成装置)
104   記録装置部
107   排紙口(シート排出口)
111   画像形成部(画像形成手段)
111c  感光体ドラム
114   熱定着器
115   FD排紙部(シート排出装置)
116   FD排紙トレイ(シート積載手段)
119   記録制御基板
120   FD排紙ローラ
121   FD排紙コロ
122   満載検知装置(シート積載量検知手段、満載検知手段)
123   検知レバー(シート押さえ手段)
123a  検知レバー123の揺動部
123b  検知レバー123の揺動部
123c  検知レバー123の軸
123d  検知レバー123の遮光部
123e  検知レバー123の回転止め
123f  検知レバー123の重い錘
123fa 錘123fの孔(取り付け手段)
123g  検知レバー123のガイドレール
123h  検知レバー123の係止爪(取り付け手段、取り付け位置調節手段)
123j  検知レバー123の軽い錘
123ja 軽い錘123jの孔(取り付け手段)
123k  錘
123ka,123kb,123kc 位置調節孔(取り付け位置調節手段)
124   フォトセンサ(検知手段)
125   排紙ローラ対
126   除電ブラシ(除電手段)
127   押さえレバー(シート押さえ手段)
127a  押さえレバー127の揺動部
127b  押さえレバー127の軸
127c  押さえレバー127の回転止め
127d  押さえレバー127の重い錘
127da 重い錘127dの孔(取り付け手段)
127e  押さえレバー127のガイドレール
127f  押さえレバー127の係止爪(取り付け手段、取り付け位置調節手段)
127g  押さえレバー127の軽い錘
127ga 軽い錘127gの孔(取り付け手段)
127k   錘
127ka,127kb,127kc 位置調節孔(取り付け位置調節手段)

Claims (13)

  1. シートを排出するシート排出口から排出された前記シートが積載されるシート積載手段と、
    前記シートの排出方向に対して交差する方向に配設されて、前記シート積載手段に積載されたシートに揺動部が当接する回動自在なシート押さえ手段と、を備え、
    前記揺動部には、錘が着脱可能に取り付けられることを特徴とするシート排出装置。
  2. シートを排出するシート排出口から排出された前記シートが積載されるシート積載手段と、
    前記シートの排出方向に対して交差する方向に配設されて、前記シート積載手段に積載されたシートに揺動部が当接する回動自在なシート押さえ手段と、
    前記揺動部に設けられた錘と、
    前記揺動部に対する錘の取り付け位置を調節できるようにする取り付け位置調節手段と、
    を備えたことを特徴とするシート排出装置。
  3. 前記取り付け位置調節手段は、前記錘の位置を前記シートに対して接近離間する方向に位置調節可能であることを特徴とする請求項2に記載のシート排出装置。
  4. 前記錘には、重さの異なる複数種類の錘があり、前記重さの異なる複数種類の錘は、前記錘を前記揺動部に取り付ける取り付け手段によって選択的に前記揺動部に取り付け取り外し可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  5. 前記錘は、前記揺動部に前記シートに対して反対側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  6. 錘は、金属製であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  7. 前記錘に接触する除電手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  8. 前記シート押さえ手段は、前記シート積載手段に積載された前記シートの高さに応じて回動したときの位置を検知する検知手段とで、前記シートの高さを検知するシート積載量検知手段を構成していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  9. 前記シート押さえ手段は、前記シートの排出方向に対して交差する方向に沿って配列されて前記揺動部を有する複数のレバーを備えていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  10. 前記シート押さえ手段は、前記シートの排出方向に対して交差する方向に沿って配列されて前記揺動部を有する複数のレバーを備え、前記複数のレバーの内、1つのレバーは、前記シート積載手段に積載された前記シートの高さに応じて回動した前記レバーの位置を検知する検知手段とで、前記シートの高さを検知するシート積載量検知手段を構成していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  11. 前記シート積載量検知手段は、前記シートの満載を検知する満載検知手段であることを特徴とする請求項8又は10に記載のシート排出装置。
  12. 前記シート押さえ手段は、前記シートがカールしている部分に対向して前記揺動部を複数有していることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシート排出装置。
  13. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、
    前記シート排出装置は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のシート排出装置であることを特徴とする画像形成装置。
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