JP2760763B2 - イカの紐状切断方法及びその切断装置 - Google Patents

イカの紐状切断方法及びその切断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイカの胴部をソウメ
ン風の紐状に切断加工する方法及びその切断装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】生イカの胴部を切り開き、これを糸状、
紐状に細断する装置として特開平2−131896号公
報が提案されている。この細断装置は、薄剥ぎされたイ
カ等の薄肉片を搬送する2台の搬送ベルトの連設間に、
表面に硬質樹脂層を有する硬質樹脂ロールを配設し、そ
の硬質樹脂ロールの上方位置に複数枚の円形薄刃を並設
したカッタを該円形薄刃の先端を前記ロールの表面に接
触させて配置したものである。そして、上記の構成によ
りイカ等の薄肉片は搬送ベルトによって回転円形薄刃と
硬質樹脂ロールの配設位置まで搬送され、イカ等の薄肉
片は硬質樹脂ロールに支持された状態で複数の回転円形
薄刃によって回転円形薄刃の数に相当する細断が行わ
れ、イカそうめんとなるというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来装置はイカ等の薄肉片を搬送ベルトに載せて回転
円形薄刃の位置へそのまま搬送供給し、定位置で回転す
る円形薄刃によって細断するが、搬送ベルト上の薄肉片
は何等押さえられていないため回転円形薄刃による細断
箇所で左右幅方向に移動しやすく、そのために薄肉片が
一定の幅で直線的に細断されにくく、蛇行して細断され
やすいという問題点を有する。
【0004】又、イカは肉片を切断した場合「ヌル」が
生じるが、この「ヌル」が付着したままでは食感が悪
く、商品価値を低下させることになり、従ってこの「ヌ
ル」をいかに効率良く取り除くか、又その「ヌル」が切
断においてカッタに付着するため、切断加工条件が変化
するといった問題点を有する。
【0005】本発明は上述した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
被加工物を平板状に載置したままの状態で全幅を全長に
亘って紐状(細く、且つ長く)に切断でき、しかも「ヌ
ル」の影響を受ける事なく長期に亘って切断加工条件を
一定に保持できる切断方法及び装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために本発明が講じた切断方法は、イカの耳及び足を切
り取り胴部を切り開いて表皮を剥いだ被加工物を、紐状
切断の間隔でスリットを平行に形成したガイド板とマス
ク板との間に該被加工物の長手方向がスリットと平行と
なるように挟み、そのマスク板上に水を掛けながら前記
ガイド板のスリット及びマスク板のスリットを貫通する
ロータリーカッタを該スリットの一方から他方に向けて
回転させながら移動させて前記被加工物の全幅を同時に
紐状に切断加工することを特徴とする。切断加工中、マ
スク板上に水を掛けるのは被加工物の生イカの肉をロー
タリーカッタで切断した場合、切断中に「ヌル」が発生
するが、その「ヌル」を洗い流すことでカッタに掛かる
負荷を取り除き加工条件を一定に保ち切断能率が低下す
るのを防止する。
【0007】又、上記の切断方法を実施する切断装置
は、紐状切断の間隔でスリットを平行に形成したガイド
板の上に、同様のスリットを形成したマスク板を該スリ
ットを上下合致させて開閉可能に取り付け、ガイド板の
下方にはスリットの並設ピッチと同ピッチで円形のカッ
タを並設固定したロータリーカッタを、該カッタの刃先
をガイド板のスリット内に嵌入させて配置すると共に、
そのロータリーカッタは回転しながらスリット内を一方
から他方に向かって走行移動自在とし、且つ前記マスク
板の上に切断中水を供給する水供給手段を配置し、更に
被加工物を挟むガイド板とマスク板は閉じた状態で上下
し、下降した時は前記ロータリーカッタの刃先がマスク
板のスリット内に嵌入し、被加工物の全幅を同時に紐状
に切断することを特徴とする。
【0008】上記ガイド板に対するマスク板の開閉構造
はガイド板の一側にマスク板をヒンジ構造で連結すると
共に、ロータリーエアシリンダによって自動的に開閉す
る構造でも、或いは手動操作でマスク板を開閉する構造
のいずれでも良く、作業性を考慮した場合は自動開閉式
が有効である。また、マスク板の開閉機構はヒンジ構造
に限らず、マスク板をガイド板に対して上下方向に移動
させる形態でも勿論良い。更に、ガイド板に対しマスク
板が閉じた状態で下降動作する構造は、該ガイド板をエ
アシリンダによって支持し、エアーの供給を制御するこ
とで該エアシリンダを伸縮作動させ、それによってガイ
ド板とマスク板とを一緒に上下することができる。ま
た、ロータリーカッタによる切断中にマスク板が浮き上
がってたりしないように該マスク板の開動をとめるスト
ッパがエアシリンダで水平方向に出没自在に取り付けら
れている。
【0009】ロータリーカッタを構成する円形薄刃は厚
さが0.1mm 〜0.5mm のステンレス薄板によって形成し、
その円形薄刃を例えば1mm〜1.7mm ピッチで軸に並設固
定して構成する。尚、円形薄刃の取り付け間隔はイカの
食感を損なわないで、しかもそうめん風の感じを表現で
きるピッチに設定する。例えば、厚さが0.1mm の円形薄
刃を1.7mm のピッチで並設固定したロータリーカッタが
好適である。
【0010】
【作用】上記の切断方法によれば、被加工物はガイド板
とマスク板とで挟まれて移動したりすること無く保持さ
れ、そのガイド板とマスク板とで挟着保持された被加工
物を、ガイド板とマスク板とに形成したスリットに亘っ
て円形薄刃のカッタの刃先を嵌入させて該カッタの移動
方向と反対方向(反時計回り方向)に回転させながら移
動させることで、被加工物をガイド板上に載せたままで
紐状に切断加工することができると共に、その紐状の切
断は切断された紐状の部材がばらばらになることなく整
列した状態で取り出すことが可能となる。しかも、上記
の切断中はマスク板上に水を流しているため、ロータリ
ーカッタで被加工物のイカ肉を切断した時に生じる「ヌ
ル」は常時洗い流され、それによってマスク板のスリッ
トに「ヌル」が付着堆積されることがなく、従ってロー
タリーカッタの加工条件が一定に保持され、整列切断を
維持できる。
【0011】又、切断装置はガイド板に対してマスク板
が開閉し、マスク板が被加工物をガイド板との間に挟む
とガイド板とマスク板とが一体となって下降し、ガイド
板のスリットに嵌入されていたロータリーカッタの刃先
は該ガイド板のスリットを貫通してマスク板のスリット
に嵌入し、ガイド板とマスク板との間に保持された被加
工物を切断し得る状態となる。切断はガイド板とマスク
板のスリットに嵌入したロータリーカッタが該カッタの
移動方向と反対方向(反時計回り方向)に回転しながら
スリット内を一方から他方に向かって移動することで被
加工物はその全幅が一度に紐状に切断される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。本発明におけるイカの紐状切
断方法は、先ず生イカの耳及び足を切り取り内臓を取り
去り、次に胴部を切り開いて該胴部の表皮を剥いで切断
に供する被加工物の下準備を行う。下準備を完了した被
加工物を、切断しようとする間隔でスリットを平行に形
成したガイド板とマスク板との間に該被加工物の長手方
向がスリットと平行となるように挟み、そのマスク板上
から水を掛けながら前記ガイド板のスリット及びマスク
板のスリットを貫通するロータリーカッタを該スリット
の一方から他方に向けて回転させながら移動させること
でガイド板とマスク板の間に保持した前記被加工物を全
幅に亘って同時に紐状に切断加工することができる。被
加工物を切断するロータリーカッタの回転方向は反時計
回り方向とする。即ち、本発明の切断方法は被加工物を
ガイド板とマスク板の2枚の板で平板状に動かないよう
に保持し、その状態でガイド板とマスク板に形成した所
定ピッチのスリットにロータリーカッタの刃先を嵌入さ
せ、該ロータリーカッタを回転させながらスリット内を
一方から他方に移動させることでガイド板とマスク板と
の間に挟着保持された被加工物を全長に亘って直線的に
紐状に切断することができる。
【0013】次に、上記した切断方法の実施に使用する
切断装置の一例を示すと、装置は被加工物aを平板状に
挟着保持する平面形状が矩形状をしたステンレス製のガ
イド板1とマスク板2とからなる挟着手段Aと、その挟
着手段Aに保持された被加工物aを紐状に切断するロー
タリーカッタB、及び切断中被加工物に水を給水する給
水手段Cとで構成され、それらは台板3の上に配置され
ている。挟着手段Aを構成するガイド板1及びマスク板
2はステンレス製の平板にロータリーカッタBを構成す
る円形薄刃の板厚よりも僅かに幅広のスリット101 、ス
リット201 が所定のピッチで平行に穿設されており、そ
うしたマスク板2はスリット201 がガイド板1のスリッ
ト101 と一直線状に合致する如く重合されてガイド板1
の一側にヒンジ構造で開閉可能に取り付けられると共
に、そのヒンジ部には回転シリンダが取り付けられて空
気の供給・停止を制御することで前記マスク板2の開閉
動作が自動的に行われるように構成されている。
【0014】そして、上記の如く構成した挟着手段Aに
おける下側のガイド板1の下面四隅部にはエアシリンダ
4のロッド4’先端が固着され、エアシリンダ4は台板
3に起立固定されており、エアシリンダ4の作動によっ
て挟着手段Aが上下するように構成され、台板3と挟着
手段Aのガイド板1との間にはロータリーカッタBが回
転しながら挟着手段Aの一側(ヒンジ側)から他側に向
かいスリットに沿って移動可能に配置されると共に、マ
スク板2のヒンジ側の上面にはマスク板2上に水を流す
給水手段Cが取り付けられている。
【0015】ロータリーカッタBは軸5にステンレス製
の薄板で形成された多数枚の円形薄刃6が所定のピッチ
で並設固定されて構成されており、そうしたロータリー
カッタBは台板3上に設けた移動案内機構7の移動体 7
03, 704に水平に支持されると共に、移動体 704に取り
付けた回転駆動機構8で回転されるように構成されてい
る。ロータリーカッタBの移動案内機構7は、台板3上
に挟着手段Aを挟む如く位置させてスリットと平行に配
置固定した案内レール 701, 702と、その案内レール 7
01, 702に係合して移動する移動体 703, 704、及びそ
の移動体の一方 704に螺合させたボールネジ 705と、そ
のボールネジ 705へモータ 706の回転を伝達するベルト
伝達 707とで構成され、ボールネジ 705が駆動されるこ
とで該ボールネジ 705が螺合する移動体 704は案内レー
ル 702に沿って左右方向に移動される。勿論、移動体 7
03と 704は前記したロータリーカッタBを介して連結さ
れているため、移動体 704の移動はロータリーカッタB
を移動させることになる。
【0016】ロータリーカッタBの回転駆動機構8は、
前記した移動体 704の上に載置固定したモータ 801と、
そのモータ 801の回転を減速してロータリーカッタBの
軸5に伝達する伝達機構 802とで構成され、それにより
ロータリーカッタBは回転しながら挟着手段Aのガイド
板1及びマスク板2のスリットに沿って移動される。
又、ロータリーカッタBを構成する円形薄刃6は外周の
刃先部6’には周方向に一定のピッチで溝 601が形成さ
れ、それによって薄刃の反りが防止され、直線の状態が
維持されるようになっている。
【0017】挟着手段Aのマスク板2上に取り付けられ
る給水手段Cは、前記したマスク板2の横幅と略同じ幅
を有し、その全長に亘って外周面に散水口 901を開設し
た散水管9と、その散水管9に水道から水を供給するホ
ース(図示省略)とで構成され、散水管9の散水口 901
はマスク板2のスリット 201側に向けられ、イカ肉の切
断によって発生する「ヌル」を洗い流し、スリットが詰
まらないようにしてある。図中、10は挟着手段Aを構成
するガイド板1の上に被加工物aを載せマスク板2を閉
じてロータリーカッタBを作動させる時、マスク板2が
浮き上がり開動するのを防止する開動防止部材で、その
開動防止部材10は断面がコ字型に形成されて閉じられて
いるガイド板1とマスク板2の周縁を挟むように構成さ
れており、その開動防止部材10はエアシリンダ11のロッ
ド先端に取り付けられて挟着手段Aの周縁外方に配置さ
れ、エアシリンダ11の作動によって水平方向に出没移動
自在とし閉じられているガイド板1とマスク板2の挟
着、及び解放を自動的に行うことができるようになって
いる。(図12参照)
【0018】次に、上記した切断装置の動作を図13に
基づいて説明すると、先ず切断工程の初期状態は挟着手
段Aのマスク板2が回転シリンダによって開動され、且
つ該挟着手段Aはエアシリンダ4によって上限位置に持
ち上げられており、ロータリーカッタBはガイド板1の
スリット 101の左端側に位置して該カッタの円形薄刃6
の刃先はスリット 101内に嵌入されている。従って、被
加工物aはロータリーカッタBの位置よりも該カッタB
の移動方向寄りに位置させてガイド板1上に載せる。
尚、被加工物aを載せるときは該被加工物aの長手方向
がスリット 101と平行となるように載せる。(図13
(a) 参照)
【0019】ガイド板1上に被加工物aが載せられると
マスク板2が回転シリンダによって閉動され、被加工物
aはガイド板1とマスク板2とで平板状に挟着されると
共に(図13(b) 参照)、ガイド板1を支持するエアシ
リンダ4が作動してガイド板1とマスク板2とを下限位
置まで下降させ、下限位置で開動防止部材10が挟着手段
A側に突出移動してガイド板1とマスク板2とを挟み、
マスク板2が浮き上がらないように保持される。ガイド
板1の下降によって該ガイド板1のスリット 101に嵌入
していた刃先は該スリット 101を貫通してマスク板2の
スリット 201内に嵌入し、ガイド板1とマスク板2との
間に挟まれた被加工物aを切断し得る状態となるまる
(図13(c) 参照)
【0020】挟着手段Aが開動防止部材10で挟まれる
と、該挟着手段Aのガイド板1の下側に配置されている
ロータリーカッタBが回転駆動機構8によって反時計回
り方向に回転され、且つ移動案内機構7の作動で挟着手
段Aの一方(図面では左側)から他方(図面では右側)
へ移動され、それによって被加工物aは全幅が長さ方向
に沿って均等幅で直線的に切断される。(図13(d) 参
照)
【0021】ロータリーカッタBがガイド板1とマスク
板2のスリットの終端側に移動して切断を完了すると開
動防止部材10が後退して挟み状態が解除され、マスク板
2が開きながら下側のガイド板1がエアシリンダ4で上
限位置まで押し上げられ、それに伴いロータリーカッタ
Bの刃先はマスク板2のスリット 201から外れ、ガイド
板1のスリット 101内に位置し、その状態でロータリー
カッタBは移動案内機構7の作動で原点位置に移動し、
切断作業の1サイクルを完了する。(図13(e) 参照) 尚、上記した切断作業中はマスク板2に取り付けた給水
手段Cからマスク板2上面に水が流されており、それに
より切断によって生じる「ヌル」を洗い流し、カッタに
掛かる負荷を取り除き、切断条件を一定に保持する。
【0022】
【発明の効果】本発明におけるイカの紐状切断方法は請
求項1の構成により、被加工物を紐状の如く細く、長く
切断することができると共に、切断後の被加工物はバラ
バラにならず、切断加工前と同じ状態で取り出すことが
できる。しかも、水を欠けながら切断することで、イカ
肉の切断で生じる「ヌル」を洗い落とすことができ、今
までにない商品価値の高い「イカそうめん」を製造する
ことができる。又、切断装置は請求項2の構成により、
被加工物の全幅を全長に亘って紐状に直線的に切断する
ことができる。しかも、ロータリーカッタの薄刃の刃先
は被加工物以外のものに非接触であるため、カッタの寿
命は長く、非常に経済的であると共に、刃の欠けなどが
ないので加工物への混入の危険がなく、安心して使用す
ることができる。又、マスク板には水供給手段が取り付
けられているため、切断によって生じる「ヌル」を洗い
流し、マスク板のスリットが詰まるのを防止し、カッタ
に余分な負荷が掛かるのを防止して切断加工条件を一定
に保ち、長期に亘って安定した切断を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、マスク板が
開かれている状態を示す平面図である。
【図2】図1の(2)−(2)線に沿える断面図であ
る。
【図3】図1の(3)−(3)線に沿える断面図であ
る。
【図4】図1の(4)−(4)線に沿える拡大断面図で
ある。
【図5】図1の(5)−(5)線に沿える拡大断面図で
ある。
【図6】ガイド板のスリットとロータリーカッタとの位
置関係を示す断面図である。
【図7】ロータリーカッタを構成する円形薄刃の刃先を
示す部分拡大図である。
【図8】マスク板を閉じた状態の平面図である。
【図9】図8の(9)−(9)線に沿える断面図であ
る。
【図10】図8の(10)−(10)線に沿える拡大断面図で
ある。
【図11】図10のカッタとガイド板及びマスク板の関係を
示す拡大図である。
【図12】マスク板の閉じ状態を保持する開動防止部材を
示す拡大断面図である。
【図13】本装置による切断工程を示す説明図で、(a) か
らスターとして(e)で1サイクルが完了する状態を示
す。
【符号の説明】
A…挟着手段 B…ロータリーカッタ C…水供給手段 1…ガイド板 2…マスク板 101, 201…スリット a…被加工物

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イカの耳及び足を切り取り胴部を切り開
    いて表皮を剥いだ被加工物を、紐状切断の間隔でスリッ
    トを平行に形成したガイド板とマスク板との間に該被加
    工物の長手方向がスリットと平行となるように挟み、そ
    のマスク板上に水を掛けながら前記ガイド板のスリット
    及びマスク板のスリットを貫通するロータリーカッタを
    該スリットの一方から他方に向けて回転させながら移動
    させて前記被加工物の全幅を同時に紐状に切断加工する
    ことを特徴とするイカの紐状切断方法。
  2. 【請求項2】 紐状切断の間隔でスリットを平行に形成
    したガイド板の上に、同様のスリットを形成したマスク
    板を該スリットを上下合致させて開閉可能に取り付け、
    ガイド板の下方にはスリットの並設ピッチと同ピッチで
    円形のカッタを並設固定したロータリーカッタを、該カ
    ッタの刃先をガイド板のスリット内に嵌入させて配置す
    ると共に、そのロータリーカッタは回転しながらスリッ
    ト内を一方から他方に向かって走行移動自在とし、且つ
    前記マスク板の上に切断中水を供給する水供給手段を配
    置し、更に被加工物を挟むガイド板とマスク板は閉じた
    状態で上下し、下降した時は前記ロータリーカッタの刃
    先がマスク板のスリット内に嵌入し、被加工物の全幅を
    同時に紐状に切断することを特徴とするイカの紐状切断
    装置。
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