JP2005103736A - 食品スライサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 魚肉等の食品を能率良く均一にスライスできるようにすると共に、食品スライサの小型化及びスライス作業性の向上を実現できるようにする。
【解決手段】 複数の平刃物22を平行に配置した刃物ユニット14を往復移動可能に設けると共に、これら複数の平刃物22が通過可能な複数のスリットを形成した食品載置台15を往復移動可能に設ける。食品13をスライスする場合は、刃物ユニット14を食品載置台15のスリット29の入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台15を移動させることで、食品載置台15に載せた食品13を複数の平刃物22で複数切れにスライスする。そして、食品載置台15からスライスされた食品13を取り出した後、刃物ユニット14と食品載置台15をそれぞれ元の位置に戻す。
【選択図】 図8

Description

本発明は、魚肉等の食品を同時に複数切れにスライスする食品スライサに関するものである。
一般に、魚を刺身にする場合には、調理人がまな板に載せた魚肉を手で押さえながら包丁で一枚ずつ適当な厚さにスライスするようにしている。
しかし、魚肉等の食品を包丁で一枚ずつスライスする作業は、非常に手間が掛かる。しかも、ある程度熟練した調理人でないと、魚肉等の食品を能率良く均一な厚さにスライスすることができない。
このような不具合を解消するために、本発明者らは、新たな食品スライサを研究している。この食品スライサは、複数の刃物を所定の間隔で平行に配置すると共に、魚肉等の食品を載置する食品載置台に、それらの複数の刃物が通過可能な複数のスリットをスライス方向に延びるように形成し、食品を載せた食品載置台を複数の刃物の前端側から後端側へスライド移動させることで、食品載置台に載せた食品を自動的に複数の刃物で同時に複数切れにスライスするものである。
ところで、上記構成の食品スライサでは、食品載置台を複数の刃物の前端側から後端側までスライド移動させる必要があるため、食品載置台の移動距離(ストローク)が長くなって、食品スライサが大型化するという欠点がある。しかも、スライス前の食品を載せる時の食品載置台の位置と、スライスした食品を取り出す時の食品載置台の位置とが食品載置台の移動距離(ストローク)分だけ離れるため、食品載置台の移動距離が長いと、作業性が悪いという欠点もある。
本発明は、これらの事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、食品を能率良く均一にスライスすることができると共に、小型化及び作業性向上の要求を満たすことができる食品スライサを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の食品スライサは、所定の間隔で平行に配置された複数の刃物と、これら複数の刃物が通過可能な複数のスリットがスライス方向に延びるように形成された食品載置台と、複数の刃物と食品載置台とを互いに逆方向に往復移動させる往復移動機構とを備え、この往復移動機構により、前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に前記食品載置台を移動させることで前記食品載置台に載せた食品を前記複数の刃物で同時に複数切れにスライスし、前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの出口側から入口側へ移動させつつ、その逆方向に前記食品載置台を移動させることで前記複数の刃物と前記食品載置台を初期位置に戻すように構成したものである。
この構成では、食品載置台に載せた魚肉等の食品を複数の刃物で同時に複数切れにスライスすることができるので、熟練者でなくても、食品を能率良く均一にスライスすることができる。しかも、人が手作業で食品をスライスする必要がないので、安全面や衛生面を向上させることができる。また、複数の刃物と食品載置台とを互いに逆方向に往復移動させる構成にしたので、食品載置台だけ(又は刃物だけ)を往復移動させる構成に比べて、食品載置台の移動距離(ストローク)を1/2程度にまで短くすることができ、その分、食品スライサを小型化することができる。しかも、食品載置台の移動距離(ストローク)が短くなることで、スライス前の食品を載せる時の食品載置台の位置と、スライスした食品を取り出す時の食品載置台の位置とが近くなり、作業性も向上させることができる。
この場合、請求項2のように、往復移動機構は、1つのモータで複数の刃物と食品載置台の両方を駆動するように構成しても良い。このようにすれば、刃物と食品載置台の共通の駆動源として1つのモータを設けるだけで済み、刃物と食品載置台のそれぞれに専用の駆動源を設ける必要がないため、更に、小型化、低コスト化することができる。また、刃物の往復動作と食品載置台の往復動作を、複雑な制御を用いることなく機械的に連動させて簡単に同期させることができるという利点もある。
ところで、本発明の食品スライサでは、平行に配置された複数の刃物の傾斜角度や間隔(ピッチ)を変更することで、食品のスライス角度やスライス間隔を変更することができるが、刃物の傾斜角度や間隔を変更する場合には、それに合わせてスリットの傾斜角度や間隔を変える必要があるため、スリットが形成された食品載置台を取り換える必要がある。しかし、食品載置台を往復移動機構に対して脱着する作業は、手間が掛かるため、スリットの傾斜角度や間隔を変更するのに要する作業時間が長くなってしまう。
そこで、請求項3のように、スリットが形成された食品載置台を往復移動機構により往復移動する台支持部に取り換え可能に設けるようにしても良い。このようにすれば、台支持部に取り付けられた食品載置台を取り換えるだけの簡単な作業でスリットの傾斜角度や間隔を変更することができ、スライス条件(スライス角度やスライス間隔)の変更が容易になると共に、スリットの傾斜角度や間隔毎に台支持部を用意する必要がなくなり、低コスト化の要求も満たすことができる。また、スリットが形成された食品載置台を簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすいスリットやその周辺部の清掃作業が容易になるという利点もある。
更に、請求項4のように、複数の刃物をユニット化して往復移動機構により往復移動する刃物支持部に一体的に取り換え可能に設けるようにしても良い。このようにすれば、複数の刃物をユニット化した刃物ユニットを別の刃物ユニットに取り換えるだけの簡単な作業で、複数の刃物の傾斜角度や間隔を一括して変更することができ、スライス条件の変更作業を更に簡単化することができる。また、刃物ユニットを簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすい刃物やその周辺部の清掃作業が容易になる。
また、請求項5のように、複数の刃物を食品載置台に載せた食品を往復両方向でスライス可能な形状に形成しても良い。このようにすれば、複数の刃物が往復移動する際の往路と復路の両方で食品をスライスすることが可能となり、スライス作業能率を更に向上させることができる。
以下、本発明の一実施例を図1乃至図8に基づいて説明する。図1に示すように、食品スライサ11の本体架台12の上部には、魚肉、ハム、焼き豚等の食品13(図8参照)をスライスするための刃物ユニット14が水平方向に往復移動可能に設けられ、この刃物ユニット14の側方に、食品13を載せる食品載置台15が水平方向(刃物ユニット14の移動方向と平行方向)に往復移動可能に設けられている。
図2及び図3に示すように、刃物ユニット14と食品載置台15の下方には、刃物ユニット14の往復移動に用いる複数本(例えば3本)のスライド軸16と、食品載置台15の往復移動に用いる複数本(例えば2本)のスライド軸17とが、水平方向(刃物ユニット14及び食品載置台15の往復移動方向)に延びるように設けられている。刃物ユニット14用のスライド軸16には、スライドベアリング18を介して刃物支持フレーム19(刃物支持部)がスライド移動可能に支持され、この刃物支持フレーム19の上部に、刃物ユニット14が取り換え可能に設けられている。一方、食品載置台15用のスライド軸17には、スライドベアリング20を介して台支持テーブル21(台支持部)がスライド移動可能に支持され、この台支持テーブル21の上部に、食品載置台15が取り換え可能に設けられている。
図4に示すように、刃物ユニット14は、複数の平刃物22を刃物支持板23に固定してユニット化したものであり、各平刃物22は、略三角形状(図6参照)に形成されて、刃先が下向きになるように取り付けられている。刃物ユニット14は、各平刃物22が食品載置台15の上面(水平面)に対して所定の傾斜角度(例えば30°、45°、60°、90°等)だけ傾斜した状態で、各平刃物22が所定の間隔で平行に配置されている。
また、刃物ユニット14(刃物支持板23)の両端部と刃物支持フレーム19の側面上端部とが、切り離し可能な連結金具24で連結されている。これにより、刃物ユニット14が刃物支持フレーム19に取り換え可能に固定されて、刃物ユニット14が刃物支持フレーム19と一体的に往復移動するようになっている。また、刃物支持板23の上面両側部には、刃物ユニット14を持ち運ぶための取手25が取り付けられ、刃物ユニット14を別の刃物ユニットに取り換えることで、平刃物22の傾斜角度や間隔を変更できるようになっている。
図5及び図6に示すように、各平刃物22の上部前端と上部後端には、それぞれ取付溝26(図6参照)が設けられ、各平刃物22の前端の取付溝26に1枚の固定板27を挿通すると共に、各平刃物22の後端の取付溝26に1枚の固定板27を挿通して、両固定板27を刃物支持板23にねじ等で固定することで、複数の平刃物22が一括して刃物支持板23に固定されている。
一方、図7に示すように、食品載置台15の上面には、複数の食品載置プレート28が所定の間隔で平行に配置され、これらの各食品載置プレート28間に、刃物ユニット14の複数の平刃物22が通過可能な複数のスリット29がスライス方向(刃物ユニット14及び食品載置台15の往復移動方向)に延びるように形成されている。これらのスリット29は、平刃物22と同じ傾斜角度と間隔で形成されている。食品載置プレート28は、略L字形状に形成されることで、スリット29の出口側に、食品13のずれを防止する食品ストッパ30(図3参照)が設けられている。
また、食品載置台15の下面には、複数の固定穴31が設けられていると共に、台支持テーブル21の上面には、複数の固定ピン32が上方に突出するように設けられ、食品載置台15の各固定穴31に、台支持テーブル21の各固定ピン32が差し込まれている。これにより、食品載置台15が水平方向に位置決め固定された状態で台支持テーブル21に取り換え可能に保持されて、食品載置台15が台支持テーブル21と一体的に往復移動するようになっている。また、食品載置台15の両側面には、食品載置台15を持ち運ぶための取手穴33が設けられ、食品載置台15を別の食品載置台に取り換えることで、スリット29の傾斜角度や間隔を変更できるようになっている。
次に、刃物ユニット14と食品載置台15の往復移動機構34について説明する。図8に示すように、刃物ユニット14と食品載置台15の共通の駆動源であるモータ35の回動軸には、減速機構等(図示せず)を介して駆動軸36が連結されている。この駆動軸36には、駆動ギア37が一体的に回動可能に固定され、この駆動ギア37に、第1のピニオンギア38と第2のピニオンギア39が噛み合っている。
そして、第1のピニオンギア38に噛み合った第1のラックギア40が、刃物支持フレーム19に固定されている。これにより、モータ35で駆動される駆動ギア37の回転運動が、第1のピニオンギア38と第1のラックギア40とによって第1のラックギア40の直線運動に変換され、この第1のラックギア40と一体的に刃物支持フレーム19及び刃物ユニット14がスライド移動する。
一方、第2のピニオンギア39に噛み合った第2のラックギア41が、台支持テーブル21に固定されている。これにより、モータ35で駆動される駆動ギア37の回転運動が、第2のピニオンギア39と第2のラックギア41とによって第2のラックギア41の直線運動に変換され、この第2のラックギア41と一体的に台支持テーブル21及び食品載置台15がスライド移動する。
この場合、共通の駆動ギア37に噛み合った第1のピニオンギア38と第2のピニオンギア39は、同じ方向に回転するが、第1のピニオンギア38の下部側で噛み合った第1のラックギア40と、第2のピニオンギア39の上部側で噛み合った第2のラックギア41は、互いに逆方向に移動するため、刃物ユニット14と食品載置台15は、互いに逆方向に移動するようになっている。
往復移動機構34は、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図8(a)に示す初期位置(刃物ユニット14が食品載置台15のスリット29の入口側となる位置)となっているときに、本体架台12に設けられたハンドスイッチ42(又は本体架台12の下方に設けられたフットスイッチ)をオンすると、図8(a)に示すように、モータ35が正回転して、刃物ユニット14が食品載置台15のスリット29の入口側から出口側へ向かう方向に移動すると共に、食品載置台15がその逆方向に移動して、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図8(a)に示す初期位置から図8(b)に示すスライス終了位置(刃物ユニット14が食品載置台15のスリット29の出口側となる位置)に移動する。
この後、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図8(b)に示すスライス終了位置となっているときに、ハンドスイッチ42(又はフットスイッチ)をオンすると、図8(b)に示すように、モータ35が逆回転して、刃物ユニット14が食品載置台15のスリット29の出口側から入口側へ向かう方向に移動すると共に、食品載置台15がその逆方向に移動して、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図8(b)に示すスライス終了位置から図8(a)に示す初期位置に移動する。
このように、ハンドスイッチ42(又はフットスイッチ)をオンする毎に、刃物ユニット14と食品載置台15とが互いに逆方向に移動して、刃物ユニット14が食品載置台15のスリット29の入口側から出口側までの間を相対的に往復移動する。
以上のように構成した食品スライサ11では、魚肉等の食品13をスライスする場合、まず、刃物ユニット14と食品載置台15とを、それぞれ図8(a)に示す初期位置に移動させた状態で、食品13を食品載置台15にセットする。
この後、ハンドスイッチ42(又はフットスイッチ)をオンして、刃物ユニット14と食品載置台15とを、それぞれ図8(a)に示す初期位置から図8(b)に示すスライス終了位置へ移動させることで、刃物ユニット14を食品載置台15のスリット29の入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台15を移動させて、食品載置台15に載せた食品13を複数の平刃物22で同時に複数切れにスライスする。
この後、食品載置台15からスライスされた食品13を取り出した後、再び、ハンドスイッチ42(又はフットスイッチ)をオンして、刃物ユニット14と食品載置台15とをそれぞれ図8(b)に示すスライス終了位置から図8(a)に示す初期位置へ移動させる。これにより、刃物ユニット14を食品載置台15のスリット29の出口側から入口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台15を移動させて、刃物ユニット14と食品載置台15を初期位置に戻す。
また、スライス条件(食品13のスライス角度やスライス間隔)を変更する場合には、刃物ユニット14を別の刃物ユニットに取り換えて、平刃物22の傾斜角度や間隔を変更し、それに伴って、食品載置台15を別の食品載置台に取り換えて、スリット29の傾斜角度や間隔も変更する。
以上説明した本実施例では、食品載置台15に載せた魚肉等の食品13を複数の平刃物22で同時に複数切れにスライスすることができるので、熟練者でなくても、食品13を能率良く均一にスライスすることができる。しかも、人が手作業で食品13をスライスする必要がないので、安全面や衛生面を向上させることができる。また、刃物ユニット14(複数の平刃物22)と食品載置台15とを互いに逆方向に往復移動させるように構成したので、食品載置台15だけ(又は刃物ユニット14だけ)を往復移動させる構成に比べて食品載置台15の移動距離(ストローク)を1/2程度まで短くすることができ、その分、食品スライサ11を小型化することができる。しかも、スライス前の食品13を載せる時の食品載置台15の位置(初期位置)と、スライスされた食品13を取り出す時の食品載置台15の位置(スライス終了位置)とが近くなるため、食品13をスライスする際の作業性も向上させることができる。
更に、本実施例では、1つのモータ35で刃物ユニット14と食品載置台15の両方を駆動するようにしたので、刃物ユニット14と食品載置台15の共通の駆動源として1つのモータ35を設けるだけで済み、刃物ユニット14と食品載置台15のそれぞれに専用の駆動源を設ける必要がなく、更に、小型化、低コスト化することができる。また、刃物ユニット14の往復動作と食品載置台15の往復動作を、複雑な制御を用いることなく機械的に連動させて簡単に同期させることができるという利点もある。
また、本実施例では、スリット29が形成された食品載置台15を台支持テーブル21に取り換え可能に設けるようにしたので、スライス条件(食品13のスライス角度やスライス間隔)を変更する際に、台支持テーブル21に取り付けられた食品載置台15を取り換えるだけの簡単な作業でスリット29の傾斜角度や間隔を変更することができると共に、スリット29の傾斜角度や間隔毎に台支持テーブル21を用意する必要がなくなり、簡単に且つ低コストでスライス条件の変更に対応することができる。また、スリット29が形成された食品載置台15を簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすいスリット29やその周辺部の清掃作業を容易に行うことができる。
更に、本実施例では、複数の平刃物22をユニット化した刃物ユニット14を刃物支持フレーム19に取り換え可能に設けるようにしたので、スライス条件を変更する際に、刃物ユニット14を別の刃物ユニットに取り換えるだけの簡単な作業で、複数の平刃物22の傾斜角度や間隔を一括して変更することができ、スライス条件の変更作業を更に簡単化することができる。また、刃物ユニット14を簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすい平刃物22やその周辺部の清掃作業を容易に行うことができる。
尚、本実施例では、食品載置台15と刃物ユニット14をスライス終了位置から初期位置に戻す動作では、食品13をスライスできないが、図8に示すように、平刃物43を食品載置台15に載せた食品13を往復両方向でスライス可能な例えば台形形状に形成し、この平刃物43を取り付けた刃物ユニット14を、食品載置台15のスリット29の入口側から出口側へ相対的に移動させる動作と、スリット29の出口側から入口側へ相対的に移動させ動作について、それぞれ食品載置台15上の食品13を複数の平刃物43で同時に複数切れにスライスするようにしても良い。この場合、食品載置台15のスリット29の入口側と出口側の両方に、食品13のずれを防止する食品ストッパ30を設けると良い。
このようにすれば、刃物ユニット14(複数の平刃物43)が往復移動する際の往路と復路の両方で食品13をスライスすることが可能となり、スライス作業能率を更に向上させることができる。
また、上記実施例では、往復移動機構34を、ピニオンギア38、39とラックギア40、41を用いて刃物ユニット14や食品載置台15を往復移動させる構成としたが、往復移動機構34の構成は、これに限定されず、往復移動機構34を、例えばクランク機構を用いて刃物ユニット14や食品載置台15を往復移動させる構成にしても良い等、往復移動機構34の構成を適宜変更しても良い。
また、上記実施例では、1つのモータ35で刃物ユニット14と食品載置台15の両方を駆動するようにしたが、刃物ユニット14と食品載置台15を、それぞれ別々のモータで駆動するようにしても良い。
また、上記実施例では、スライス条件を変更する際に、刃物ユニット14を取り換えるようにしたが、刃物支持板23だけを別の刃物支持板に交換して、この別の刃物支持板に平刃物22(又は43)を付け替えることで平刃物22(又は43)の傾斜角度や間隔を変更するようにしても良い。このようにすれば、異なるスライス条件に対して平刃物22(又は43)を共通して使用することができる。
また、上記実施例では、刃先が直線状に形成された平刃物22(又は43)を用いたが、これに限定されず、例えば、刃先が波形状や円弧状の平刃物を用いても良い等、刃物の形状を適宜変更しても良い。
本発明の一実施例における食品スライサの外観斜視図である。 食品スライサの一部を分解した状態を示す斜視図(その1)である。 食品スライサの一部を分解した状態を示す斜視図(その2)である。 刃物ユニット及び刃物支持フレームの縦断正面図である。 刃物ユニットの縦断側面図である。 平刃物の側面図である。 食品載置台及び台支持テーブルの縦断正面図である。 往復移動機構の動作を説明するための概略構成図である。 他の実施例における刃物ユニットの縦断側面図である。
符号の説明
11…食品スライサ、13…食品、14…刃物ユニット、15…食品載置台、19…刃物支持フレーム(刃物支持部)、21…台支持テーブル(台支持部)、22…平刃物、23…刃物支持板、24…連結金具、28…食品載置プレート、29…スリット、31…固定穴、32…固定ピン、34…往復移動機構、35…モータ、36…駆動軸、37…駆動ギア、38…第1のピニオンギア、39…第2のピニオンギア、40…第1のラックギア、41…第2のラックギア、43…平刃物

Claims (5)

  1. 所定の間隔で平行に配置された複数の刃物と、
    前記複数の刃物が通過可能な複数のスリットがスライス方向に延びるように形成され、魚肉等の食品を載せる食品載置台と、
    前記複数の刃物と前記食品載置台とを互いに逆方向に往復移動させる往復移動機構とを備え、
    前記往復移動機構により前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に前記食品載置台を移動させることで前記食品載置台に載せた食品を前記複数の刃物で同時に複数切れにスライスし、前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの出口側から入口側へ移動させつつ、その逆方向に前記食品載置台を移動させることで前記複数の刃物と前記食品載置台を初期位置に戻すように構成されていることを特徴とする食品スライサ。
  2. 前記往復移動機構は、1つのモータで前記複数の刃物と前記食品載置台の両方を駆動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の食品スライサ。
  3. 前記食品載置台は、前記往復移動機構により往復移動する台支持部に取り換え可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の食品スライサ。
  4. 前記複数の刃物は、ユニット化されて前記往復移動機構により往復移動する刃物支持部に一体的に取り換え可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の食品スライサ。
  5. 前記複数の刃物は、前記食品載置台に載せた食品を往復両方向でスライス可能な形状に形成され、
    前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの入口側から出口側へ移動させる動作と前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの出口側から入口側へ移動させる動作について、それぞれ食品を前記複数の刃物でスライスできるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の食品スライサ。
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