JP2005103692A - 食品スライサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 魚肉等の食品を能率良く均一にスライスできるようにすると共に、スライス片の縮みを少なくしてスライス片の見栄えを良くする。
【解決手段】 複数の平刃物16を平行に配置した刃物ユニット14を水平方向と上下方向に往復移動可能に設けると共に、これら複数の平刃物16が通過可能なスリットを形成した食品載置台15を水平方向に往復移動可能に設ける。食品載置台15に食品13をセットした後、刃物ユニット14を下降させながら食品載置台15のスリットの入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台15を移動させることで、食品載置台15に載せた食品13を複数の平刃物22で複数切れにスライスする。そして、食品載置台15からスライスされた食品13を取り出した後、刃物ユニット14と食品載置台15をそれぞれ元の位置に戻す。
【選択図】 図4
【解決手段】 複数の平刃物16を平行に配置した刃物ユニット14を水平方向と上下方向に往復移動可能に設けると共に、これら複数の平刃物16が通過可能なスリットを形成した食品載置台15を水平方向に往復移動可能に設ける。食品載置台15に食品13をセットした後、刃物ユニット14を下降させながら食品載置台15のスリットの入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台15を移動させることで、食品載置台15に載せた食品13を複数の平刃物22で複数切れにスライスする。そして、食品載置台15からスライスされた食品13を取り出した後、刃物ユニット14と食品載置台15をそれぞれ元の位置に戻す。
【選択図】 図4
Description
本発明は、魚肉等の食品を同時に複数切れにスライスする食品スライサに関するものである。
一般に、魚を刺身にする場合には、調理人がまな板に載せた魚肉を手で押さえながら包丁で一枚ずつ適当な厚さにスライスするようにしている。
しかし、魚肉等の食品を包丁で一枚ずつスライスする作業は、非常に手間が掛かる。しかも、ある程度熟練した調理人でないと、魚肉等の食品を能率良く均一な厚さにスライスすることができない。
このような不具合を解消するために、本発明者らは、新たな食品スライサを研究している。この食品スライサは、複数の刃物を所定の間隔で平行に配置すると共に、魚肉等の食品を載置する食品載置台に、それらの複数の刃物が通過可能な複数のスリットをスライス方向に延びるように形成し、食品を載せた食品載置台を複数の刃物の前端側から後端側へ水平方向にスライド移動させることで、食品載置台に載せた食品を自動的に複数の刃物で同時に複数切れにスライスするものである。
ところが、上記構成の食品スライサでは、食品を載せた食品載置台を水平方向にスライド移動させて、複数の刃物を食品に対して相対的に水平方向にスライド移動させるだけであるため、刃物の切れ味があまり良くなく、そのために、複数の刃物で食品をスライスする際に、複数の刃物で食品が押し潰されそうになりながらスライスされて、元の食品形状から見て大きく縮んだスライス片が出来てしまい、スライス片の見栄えが悪いという欠点がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、食品を能率良く均一にスライスすることができると共に、スライス片の縮みを少なくしてスライス片の見栄えを良くすることができる食品スライサを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の食品スライサは、所定の間隔で平行に配置された複数の刃物と、これら複数の刃物が通過可能な複数のスリットがスライス方向に延びるように形成された食品載置台とを設け、スライス機構によって複数の刃物を相対的に食品載置台に対して下降させながらスリットの入口側から出口側へ移動させることで食品載置台に載せた食品を複数の刃物で同時に複数切れにスライスするようにしたものである。
この構成では、食品載置台に載せた魚肉等の食品を複数の刃物で同時に複数切れにスライスすることができるので、熟練者でなくても、食品を能率良く均一にスライスすることができる。しかも、人が手作業で食品をスライスする必要がないので、安全面や衛生面を向上させることができる。また、実際の調理人の包丁さばきと同じように、複数の刃物を食品載置台に対して相対的に下降させながらスリットの入口側から出口側へ移動させるようにしたので、刃物の切れ味が良くなって、複数の刃物で同時に食品をスライスしても、複数の刃物で食品を切れ味良くきれいにスライスすることができ、スライス片の縮みを少なくすることができて、スライス片の見栄えを良くすることができる。
スライス機構は、種々の構成が考えられるが、例えば、請求項2のように、複数の刃物と食品載置台とを互いに水平方向で逆向きに往復移動させる水平往復移動機構と、複数の刃物を上下方向に往復移動させる上下往復移動機構とを備え、水平往復移動機構により複数の刃物を食品載置台のスリットの入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台を移動させると共に、上下往復移動機構により複数の刃物を下降させることで、食品載置台に載せた食品を複数の刃物で同時に複数切れにスライスし、水平往復移動機構により複数の刃物を食品載置台のスリットの出口側から入口側へに移動させつつ、その逆方向に食品載置台を移動させると共に、上下往復移動機構により複数の刃物を上昇させることで、複数の刃物と食品載置台を初期位置に戻すように構成しても良い。
このようにすれば、請求項1の発明を容易に実施することができる。また、水平往復移動機構を、複数の刃物と食品載置台とを互いに逆方向に往復移動させる構成にしたので、食品載置台だけ(又は刃物だけ)を往復移動させる構成に比べて、食品載置台の移動距離(ストローク)を1/2程度にまで短くすることができ、その分、食品スライサを小型化することができる。しかも、食品載置台の移動距離(ストローク)が短くなることで、スライス前の食品を載せる時の食品載置台の位置と、スライスした食品を取り出す時の食品載置台の位置とが近くなり、作業性も向上させることができる。
この場合、請求項3のように、水平往復移動機構は、一対の回転部材に掛け渡されたチェーン、ワイヤ、ベルト等(以下単に「チェーン等」という)のうちの一方側の直線部分に複数の刃物を一体的に移動可能に連結すると共に、他方側の直線部分に食品載置台を一体的に移動可能に連結し、回転部材の正回転と逆回転とを切り換えることで、複数の刃物と食品載置台を互いに逆方向に往復移動させるように構成すると良い。このようにすれば、回転部材を正回転/逆回転させる1つの駆動源を設けるだけで、複数の刃物と食品載置台を互いに逆方向に往復移動させることができ、水平往復移動機構の構成を簡単化して低コスト化することができる。また、複数の刃物と食品載置台の逆方向の往復動作を、複雑な制御を用いることなく機械的に連動させて簡単に同期させることができるという利点もある。
更に、請求項4のように、上下往復移動機構は、水平往復移動機構の駆動力で複数の刃物を上下方向に往復移動させるように構成するようにしても良い。このようにすれば、上下往復移動機構を駆動するための専用の駆動源を設ける必要がなく、更に、小型化、低コスト化することができる。また、水平往復移動機構の動作(複数の刃物と食品載置台の水平往復動作)と上下往復移動機構の動作(複数の刃物の上下往復動作)を、複雑な制御を用いることなく機械的に連動させて簡単に同期させることができる。
また、請求項5のように、スライス機構は、駆動源を該駆動源の駆動力を複数の刃物及び/又は食品載置台に伝達する駆動力伝達機構部の外側に配置するようにすると良い。このようにすれば、駆動力伝達機構部の内側に駆動源を配置する構成に比べて、駆動源やその周辺部品のメインテナンス(点検、部品交換、修理等)を容易に行うことができる。
ところで、本発明の食品スライサでは、平行に配置された複数の刃物の傾斜角度や間隔(ピッチ)を変更することで、食品のスライス角度やスライス間隔を変更することができるが、刃物の傾斜角度や間隔を変更する場合には、それに合わせてスリットの傾斜角度や間隔を変える必要があるため、スリットが形成された食品載置台を取り換える必要がある。しかし、食品載置台をスライス機構に対して脱着する作業は、手間が掛かるため、スリットの傾斜角度や間隔を変更するのに要する作業時間が長くなってしまう。
そこで、請求項6のように、スリットが形成された食品載置台を、スライス機構により移動する台支持部に取り換え可能に設けるようにしても良い。このようにすれば、台支持部に取り付けられた食品載置台を取り換えるだけの簡単な作業でスリットの傾斜角度や間隔を変更することができ、スライス条件(スライス角度やスライス間隔)の変更が容易になると共に、スリットの傾斜角度や間隔毎に台支持部を用意する必要がなくなり、低コスト化の要求も満たすことができる。また、スリットが形成された食品載置台を簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすいスリットやその周辺部の清掃作業が容易になるという利点もある。
更に、請求項7のように、複数の刃物をユニット化してスライス機構により移動する刃物支持部に一体的に取り換え可能に設けるようにしても良い。このようにすれば、複数の刃物をユニット化した刃物ユニットを別の刃物ユニットに取り換えるだけの簡単な作業で、複数の刃物の傾斜角度や間隔を一括して変更することができ、スライス条件の変更作業を更に簡単化することができる。また、刃物ユニットを簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすい刃物やその周辺部の清掃作業が容易になる。
また、請求項8のように、複数の刃物を、それぞれ刃先が食品載置台に載せた食品に対して斜め上方から当るように傾斜状に形成するようにしても良い。このようにすれば、各刃物の刃先が食品に接触し始めるとき(食品をスライスし始めるとき)の接触面積を小さくすることができて、各刃物の切れ味を一層良くすることができて、スライス片の縮み防止効果を向上させることができる。
また、請求項9のように、複数の刃物を食品載置台に載せた食品を往復方向でスライス可能な形状に形成して、スライス機構は、複数の刃物を相対的に食品載置台に対して下降させながらスリットの入口側から出口側へ移動させた後に上昇させる動作と、複数の刃物を相対的に食品載置台に対して下降させながらスリットの出口側から入口側へ移動させた後に上昇させる動作とを行うことで、複数の刃物の往路と復路の両方で食品載置台に載せた食品をスライスするように構成しても良い。このようにすれば、複数の刃物が食品載置台のスリットの入口側と出口側との間を往復移動する際の往路と復路の両方で食品をスライスすることが可能となり、スライス作業能率を更に向上させることができる。
或は、請求項10のように、スライス機構は、複数の刃物と食品載置台のいずれか一方を円弧状に往復移動させるか又は回転移動させて、複数の刃物を相対的に食品載置台に対して下降させながらスリットの入口側から出口側へ移動させることで、食品載置台に載せた食品を複数の刃物でスライスするように構成しても良い。このようにすれば、複数の刃物と食品載置台のいずれか一方を円弧状に往復移動させる機構か又は回転移動させる機構を設けるだけの簡単な構成で、複数の刃物を相対的に食品載置台に対して下降させながらスリットの入口側から出口側へ移動させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を次の3つの実施例1〜3を用いて説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図4に基づいて説明する。図1に示すように、食品スライサ11の本体架台12の上方には、魚肉、ハム、焼き豚等の食品13をスライスするための刃物ユニット14が水平方向と上下方向に往復移動可能に設けられ、この刃物ユニット14の側方に、食品13を載せる食品載置台15が水平方向に往復移動可能に設けられている。刃物ユニット14は、複数の平刃物16を刃物支持板17に固定してユニット化したものであり、各平刃物16は、略三角形状に形成されて、刃先が斜め下向きになるように取り付けられ、各平刃物16の刃先が食品載置台15に載せた食品13に対して斜めに当るようになってている。
図2に示すように、刃物ユニット14は、各平刃物16の側面が食品載置台15の上面(水平面)に対して所定の角度(例えば90°、60°、45°、30°等)だけ傾斜した状態で、各平刃物16が所定の間隔(ピッチ)で平行に配置されている。一方、食品載置台15の上面には、複数の食品載置プレート18が所定の間隔で平行に配置され、これらの各食品載置プレート18間に、刃物ユニット14の複数の平刃物16が通過可能な複数のスリット19がスライス方向に延びるように形成されている。これらのスリット19は、平刃物16と同じ傾斜角度と間隔(ピッチ)で形成されている。図1に示すように、食品載置プレート18は、略L字形状に形成されることで、スリット19の出口側に、食品13のずれを防止する食品ストッパ20が設けられている。
次に、食品13をスライスするスライス機構21について説明する。まず、刃物ユニット14と食品載置台15を水平方向に往復移動させる水平往復移動機構22について説明する。図1及び図2に示すように、刃物ユニット14と食品載置台15の下方には、刃物ユニット14の水平方向の往復移動に用いる複数本(例えば4本)のスライド軸23と、食品載置台15の水平方向の往復移動に用いる複数本(例えば2本)のスライド軸24とが、水平方向に延びるように設けられている。
刃物ユニット14用のスライド軸23には、スライドメタル25を介して刃物支持フレーム26(刃物支持部)が水平方向にスライド移動可能に支持され、この刃物支持フレーム26の上部に、刃物ユニット14が刃物支持フレーム26と一体的に水平方向にスライド移動可能に設けられている。一方、食品載置台15用のスライド軸24には、スライドメタル27を介して台支持テーブル28(台支持部)が水平方向にスライド移動可能に支持され、この台支持テーブル28に、食品載置台15が台支持テーブル28と一体的に水平方向にスライド移動可能に設けられている。
また、図3に示すように、水平往復移動機構22の駆動源であるモータ29の側方には、一対のスプロケット30(回転部材)が回動自在に設けられ、モータ29の回動軸31には、駆動プーリ32、ベルト33、従動プーリ34を介して一方のスプロケット30の回動軸35が連結されている。図1に示すように、1対のスプロケット30には、チェーン36が掛け渡され、このチェーン36の下部側の直線部分に、刃物支持フレーム26を支持するスライドメタル25が連結されていると共に、チェーン36の上部側の直線部分に、台支持テーブル28の下面部が連結されている。これにより、モータ29で駆動されるスプロケット30の回転運動が、該スプロケット30に掛け渡されたチェーン36よってチェーン36の直線運動に変換され、このチェーン36の下部側の直線部分と一体的に刃物支持フレーム26及び刃物ユニット14がスライド移動すると共に、チェーン36の上部側の直線部分と一体的に台支持テーブル28及び食品載置台15がスライド移動する。
この場合、チェーン36の下部側の直線部分と上部側の直線部分は、互いに逆方向に移動するため、刃物ユニット14と食品載置台15は、互いに逆方向に移動する。このため、モータ29の正回転と逆回転を切り換えてスプロケット30及びチェーン36の正回転と逆回転を切り換えることで、刃物ユニット14と食品載置台15が互いに逆方向に往復移動する。尚、チェーン36に代えて、ワイヤ、ベルト等を用いても良い。
次に、刃物ユニット14を上下方向に往復移動させる上下往復移動機構37について説明する。図1及び図2に示すように、刃物支持フレーム26の上部には、複数の昇降軸38が上下方向にスライド移動可能に取り付けられている。これらの昇降軸38の下端部に、サブフレーム39がナット40等で締め付け固定され、更に、このサブフレーム39の下面側に、刃物ユニット14が取り付けられることで、サブフレーム39と刃物ユニット14が一体的に上下方向にスライド移動可能に設けられている。
サブフレーム39と刃物支持フレーム26との間には、ばね41が掛け渡され、このばね41の引張力によってサブフレーム39が上方に付勢されている。また、サブフレーム39の両側壁部39aには、回転ローラ42が回動自在に設けられ、本体架台12には、回転ローラ42を上下方向に移動させるための斜面カム43が設けられている。この斜面カム43は、食品載置台15のスリット19の入口側から出口側に向かう方向に下り傾斜するように形成されている。
これにより、上下往復移動機構37は、水平往復移動機構22の駆動力により刃物支持フレーム26と一体的にサブフレーム39及び刃物ユニット14が食品載置台15のスリット19の入口側から出口側へ移動するに従って、回転ローラ42が斜面カム43に沿って下降するため、サブフレーム39及び刃物ユニット14が、ばね41の引張力に抗して下方に移動する。
一方、水平往復移動機構22の駆動力により刃物支持フレーム26と一体的にサブフレーム39及び刃物ユニット14が食品載置台15のスリット19の出口側から入口側へ移動するに従って、回転ローラ42が斜面カム43に沿って上昇するため、サブフレーム39及び刃物ユニット14が上方に移動する。
図1に示すように、このような水平往復移動機構22及び上下往復移動機構37を備えたスライス機構21は、駆動源であるモータ29が、該モータ29の駆動力を刃物ユニット14や食品載置台15に伝達する水平往復移動機構22及び上下往復移動機構37(駆動力伝達機構部)の外側に配置されている。
スライス機構21は、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図4に実線で示す初期位置(刃物ユニット14が食品載置台15のスリット19の入口側となる位置)となっているときに、操作ボックス44に設けられたハンドスイッチ45(又は本体架台12の下方に設けられたフットスイッチ)をオンすると、モータ29が正回転して、水平往復移動機構22により刃物ユニット14が食品載置台15のスリット19の入口側から出口側へ移動しつつ、その逆方向に食品載置台15が移動すると共に、上下往復移動機構37により刃物ユニット14が下降する。これにより、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図4に実線で示す初期位置から二点鎖線で示すスライス終了位置(刃物ユニット14が食品載置台15のスリット19の出口側となる位置)に移動する。
この後、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図4に二点鎖線で示すスライス終了位置となっているときに、ハンドスイッチ45(又はフットスイッチ)をオンすると、モータ29が逆回転して、水平往復移動機構22により刃物ユニット14が食品載置台15のスリット19の出口側から入口側へ移動しつつ、その逆方向に食品載置台15が移動すると共に、上下往復移動機構37により刃物ユニット14が上昇する。これにより、刃物ユニット14と食品載置台15とが、それぞれ図4に二点鎖線で示すスライス終了位置から実線で示す初期位置に移動する。
次に、刃物ユニット14と食品載置台15の取付構造について説明する。図1及び図2に示すように、サブフレーム39の下面側には、支持部材46を介して複数の支持軸47が水平方向に延びるように設けられている。一方、刃物ユニット14(刃物支持板17)の上面には、ジョイント48がボルト49等で固定され、このジョイント48に、各支持軸47に対応した複数の貫通孔50が水平方向に延びるように設けられている。そして、刃物ユニット14側のジョイント48の各貫通孔50に、サブフレーム39側の各支持軸47が差し込まれて、解除可能なロック機構(図示せず)等により抜け止めされている。これにより、刃物ユニット14がサブフレーム39に取り換え可能に固定されている。この刃物ユニット14を別の刃物ユニットに取り換えることで、平刃物16の傾斜角度や間隔を変更できるようになっている。
また、食品載置台15の下面には、複数の固定穴51が設けられていると共に、台支持テーブル28の上面には、複数の固定ピン52が上方に突出するように設けられ、食品載置台15の各固定穴51に、台支持テーブル28の各固定ピン52が差し込まれている。これにより、食品載置台15が水平方向に位置決め固定された状態で台支持テーブル28に取り換え可能に保持されている。この食品載置台15を別の食品載置台に取り換えることで、スリット19の傾斜角度や間隔を変更できるようになっている。
以上のように構成した食品スライサ11では、魚肉等の食品13をスライスする場合、まず、刃物ユニット14と食品載置台15とを、それぞれ図4に実線で示す初期位置に移動させた状態で、食品載置台15に食品13をセットする。
この後、ハンドスイッチ45(又はフットスイッチ)をオンして、刃物ユニット14を下降させながら食品載置台15のスリット19の入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台15を移動させる(刃物ユニット14と食品載置台15とを図4に実線で示す初期位置から二点鎖線で示すスライス終了位置へ移動させる)。これにより、食品載置台15に載せた食品13を複数の平刃物22で同時に複数切れにスライスする。
この後、食品載置台15からスライスされた食品13を取り出した後、再び、ハンドスイッチ45(又はフットスイッチ)をオンして、刃物ユニット14を上昇させながら食品載置台15のスリット29の出口側から入口側へ移動させつつ、その逆方向に食品載置台15を移動させる(刃物ユニット14と食品載置台15とを図4に二点鎖線で示すスライス終了位置から実線で示す初期位置へ移動させる)。これにより、刃物ユニット14と食品載置台15を初期位置に戻す。
また、スライス条件(食品13のスライス角度やスライス間隔)を変更する場合には、刃物ユニット14を別の刃物ユニットに取り換えて、平刃物16の傾斜角度や間隔を変更し、それに伴って、食品載置台15を別の食品載置台に取り換えて、スリット19の傾斜角度や間隔も変更する。
以上説明した本実施例1では、食品載置台15に載せた魚肉等の食品13を複数の平刃物16で同時に複数切れにスライスすることができるので、熟練者でなくても、食品13を能率良く均一にスライスすることができる。しかも、人が手作業で食品13をスライスする必要がないので、安全面や衛生面を向上させることができる。また、調理人の実際の包丁さばきと同じように、複数の平刃物16を下降させながら食品載置台15のスリット19の入口側から出口側へ移動させることができるので、平刃物16の切れ味が良くなって、複数の平刃物16で同時に食品13をスライスしても、複数の平刃物16で食品13を切れ味良くきれいにスライスすることができ、スライス片の縮みを少なくすることができて、スライス片の見栄えを良くすることができる。
また、本実施例1では、水平往復移動機構22は、刃物ユニット14(複数の平刃物16)と食品載置台15とを互いに逆方向に往復移動させる構成にしたので、食品載置台15だけ(又は刃物ユニット14だけ)を往復移動させる構成に比べて、食品載置台15の移動距離(ストローク)を1/2程度にまで短くすることができ、その分、食品スライサ11を小型化することができる。しかも、スライス前の食品13を載せる時の食品載置台15の位置(初期位置)と、スライスした食品を取り出す時の食品載置台15の位置(スライス終了位置)とが近くなるため、食品13をスライスする際の作業性も向上させることができる。
また、本実施例1では、水平往復移動機構22は、一対のスプロケット30に掛け渡されたチェーン36の下部側と上部側に、それぞれ刃物ユニット14と食品載置台15を連結し、スプロケット30及びチェーン36の正回転と逆回転とを切り換えることで、刃物ユニット14と食品載置台15を互いに逆方向に往復移動させるように構成したので、スプロケット30を正回転/逆回転させる1つのモータ29を設けるだけで、刃物ユニット14と食品載置台15を互いに逆方向に往復移動させることができ、水平往復移動機構22の構成を簡単化して低コスト化することができる。また、刃物ユニット14と食品載置台15の逆方向の往復動作を、複雑な制御を用いることなく機械的に連動させて簡単に同期させることができるという利点もある。
更に、本実施例1では、上下往復移動機構37は、水平往復移動機構22の駆動力で刃物ユニット14を上下方向に往復移動させるように構成したので、上下往復移動機構37を駆動するための専用の駆動源を設ける必要がなく、更に、小型化、低コスト化することができる。また、水平往復移動機構22の動作(刃物ユニット14と食品載置台15の水平往復動作)と上下往復移動機構37の動作(刃物ユニット14の上下往復動作)を、複雑な制御を用いることなく機械的に連動させて簡単に同期させることができる。
また、本実施例1では、モータ29を水平往復移動機構22及び上下往復移動機構37の外側に配置したので、水平往復移動機構22や上下往復移動機構37の内側にモータ29を配置する構成に比べて、モータ29やその周辺部品のメインテナンス(点検、部品交換、修理等)を容易に行うことができ、メインテナンス性を向上させることができる。
また、本実施例1では、スリット19が形成された食品載置台15を台支持テーブル28に取り換え可能に設けるようにしたので、スライス条件(食品13のスライス角度やスライス間隔)を変更する際に、台支持テーブル28に取り付けられた食品載置台15を取り換えるだけの簡単な作業でスリット19の傾斜角度や間隔を変更することができると共に、スリット19の傾斜角度や間隔毎に台支持テーブル28を用意する必要がなくなり、簡単に且つ低コストでスライス条件の変更に対応することができる。また、スリット19が形成された食品載置台15を簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすいスリット19やその周辺部の清掃作業が容易に行うことができる。
更に、本実施例1では、複数の平刃物16をユニット化した刃物ユニット14を刃物支持フレーム26に取り換え可能に設けるようにしたので、スライス条件を変更する際に、刃物ユニット14を別の刃物ユニットに取り換えるだけの簡単な作業で、複数の平刃物16の傾斜角度や間隔を一括して変更することができ、スライス条件の変更作業を更に簡単化することができる。また、刃物ユニット14を簡単に取り外して清掃することができるので、切り屑等が付着しやすい平刃物16やその周辺部の清掃作業を容易に行うことができる。
また、本実施例1では、複数の平刃物16を、それぞれ略三角形状に形成して、各平刃物16の刃先が食品載置台15に載せた食品13に対して斜め上方から当るようにしたので、各平刃物16の刃先が食品13に接触し始めるとき(食品13をスライスし始めるとき)の接触面積を小さくすることができて、各平刃物16の切れ味を一層良くすることができて、スライス片の縮み防止効果を向上させることができる。
尚、本実施例1において、斜面カム43を省略して平刃物16を水平方向にスライド移動させる構成としても良く、この場合でも、複数の平刃物16をそれぞれ略三角形状に形成すれば、各平刃物16の刃先が食品載置台15に載せた食品13に対して斜め上方から当るので、各平刃物16の切れ味をある程度確保することができる。
次に、図5を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
前記実施例1では、食品載置台15と刃物ユニット14をスライス終了位置から初期位置に戻す動作では、食品13をスライスできないが、本実施例2では、図5に示すように、平刃物53を、食品載置台15に載せた食品13を往復両方向でスライス可能な例えば台形形状に形成し、この平刃物53を取り付けた刃物ユニット54を食品載置台15に対して下降させながらスリット19の入口側から出口側へ移動させた後に上昇させる動作と、複刃物ユニット54を食品載置台15に対して下降させながらスリット19の出口側から入口側へ移動させた後に上昇させる動作とを行うことで、刃物ユニット54(複数の平刃物53)の往路と復路の両方で食品載置台15に載せた食品13をスライスするようにしている。この場合、上下往復移動機構37の斜面カム43を例えば略V字形状に形成し、食品載置台15のスリット19の入口側と出口側の両方に、食品ストッパ20を設けると良い。
このようにすれば、刃物ユニット54(複数の平刃物53)が食品載置台15のスリット19の入口側と出口側との間を往復移動する際の往路と復路の両方で食品13をスライスすることが可能となり、スライス作業能率を更に向上させることができる。
尚、上記各実施例1、2では、水平往復移動機構22は、1つのモータ29で刃物ユニット14と食品載置台15の両方を駆動するようにしたが、刃物ユニット14と食品載置台15を、それぞれ別々のモータで駆動するようにしても良い。
また、上記各実施例1、2では、上下往復移動機構37は、水平往復移動機構22の駆動力で刃物ユニット14を上下方向に往復移動させるように構成したが、上下往復移動機構37を駆動するための専用の駆動源を設けるようにしても良い。
また、上記各実施例1、2では、水平往復移動機構22を、刃物ユニット14と食品載置台15を両方とも水平方向に往復移動させる構成としたが、刃物ユニット14と食品載置台15のうちのいずれか一方のみを水平方向に往復移動させる構成としても良い。
また、上記各実施例1、2では、上下往復移動機構37を、刃物ユニット14を上下方向に往復移動させる構成としたが、食品載置台15を上下方向に往復移動させる構成としても良い。
また、刃物ユニット14や食品載置台15の往復移動方向は、水平方向と上下方向に限定されず、水平方向や上下方向に対して斜めに往復移動させるようにしても良い。
次に、図6を用いて本発明の実施例3を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
本実施例3では、図6Aに示すように、刃物ユニット14と食品載置台15のいずれか一方を、その下方を回転中心としてモータ等により円弧状に往復移動させるか又は回転移動させて、刃物ユニット14を相対的に食品載置台15に対して下降させながらスリット19の入口側から出口側へ移動させることで、食品載置台15に載せた食品13を複数の平刃物16でスライスするようにしている。
或は、図6Bに示すように、刃物ユニット14と食品載置台15のいずれか一方を、その上方を回転中心としてモータ等により円弧状に往復移動させるか又は回転移動させて、刃物ユニット14を相対的に食品載置台15に対して下降させながらスリット19の入口側から出口側へ移動させることで、食品載置台15に載せた食品13を複数の平刃物16で同時に複数切れにスライスするようにしても良い。
このようにすれば、刃物ユニット14と食品載置台15のいずれか一方を円弧状に往復移動させる機構か又は回転移動させる機構を設けるだけの簡単な構成で、刃物ユニット14を相対的に食品載置台15に対して下降させながらスリットの入口側から出口側へ移動させることができる。
尚、食品載置台15を回転させる場合には、複数の食品載置台15を同一円周上に配置して回転させることで、これら複数の食品載置台15に載せた各食品13を刃物ユニット14で連続的にスライスするようにしても良い。勿論、複数の食品載置台を回転以外の方法で移動させて、これら複数の食品載置台に載せた各食品を刃物ユニット14で連続的にスライスするようにしても良い。
また、上記各実施例1〜3では、スライス機構の駆動源としてモータを用いたが、これに限定されず、例えば、油圧シリンダやエアシリンダ等によってスライス機構を駆動するようにしても良い。
また、上記各実施例1〜3では、スライス条件を変更する際に、刃物ユニット14(又は54)を取り換えるようにしたが、刃物支持板17だけを別の刃物支持板に交換して、この別の刃物支持板に平刃物16(又は53)を付け替えることで平刃物16(又は53)の傾斜角度や間隔を変更するようにしても良い。このようにすれば、異なるスライス条件に対して平刃物16(又は53)を共通して使用することができる。
また、上記各実施例1〜3では、刃先が直線状に形成された平刃物16(又は53)を用いたが、これに限定されず、例えば、刃先が波形状や円弧形状の平刃物を用いても良い等、刃物の形状を適宜変更しても良い。
11…食品スライサ、13…食品、14…刃物ユニット、15…食品載置台、16…平刃物、17…刃物支持板、18…食品載置プレート、19…スリット、21…スライス機構、22…水平往復移動機構、23、24…スライド軸、25…スライドメタル、26…刃物支持フレーム(刃物支持部)、27…スライドメタル、28…台支持テーブル28(台支持部)、29…モータ(駆動源)、30…スプロケット(回転部材)、36…チェーン、37…上下往復移動機構、38…昇降軸、39…サブフレーム、42…回転ローラ、43…斜面カム、46…支持部材、47…支持軸、48…ジョイント、51…固定穴、52…固定ピン、53…平刃物、54…刃物ユニット
Claims (10)
- 所定の間隔で平行に配置された複数の刃物と、
前記複数の刃物が通過可能な複数のスリットがスライス方向に延びるように形成され、魚肉等の食品を載せる食品載置台と、
前記複数の刃物を前記食品載置台に対して相対的に下降させながら前記スリットの入口側から出口側へ移動させることで前記食品載置台に載せた食品を前記複数の刃物で同時に複数切れにスライスするスライス機構と
を備えていることを特徴とする食品スライサ。 - 前記スライス機構は、前記複数の刃物と前記食品載置台とを互いに水平方向で逆向きに往復移動させる水平往復移動機構と、前記複数の刃物を上下方向に往復移動させる上下往復移動機構とを備え、
前記水平往復移動機構により前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの入口側から出口側へ移動させつつ、その逆方向に前記食品載置台を移動させると共に、前記上下往復移動機構により前記複数の刃物を下降させることで、前記食品載置台に載せた食品を前記複数の刃物で同時に複数切れにスライスし、
前記水平往復移動機構により前記複数の刃物を前記食品載置台の前記スリットの出口側から入口側へ移動させつつ、その逆方向に前記食品載置台を移動させると共に、前記上下往復移動機構により前記複数の刃物を上昇させることで、前記複数の刃物と前記食品載置台を初期位置に戻すように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の食品スライサ。 - 前記水平往復移動機構は、一対の回転部材に掛け渡されたチェーン、ワイヤ、ベルト等(以下単に「チェーン等」という)のうちの一方側の直線部分に前記複数の刃物が一体的に移動可能に連結されると共に、他方側の直線部分に前記食品載置台が一体的に移動可能に連結され、前記回転部材の正回転と逆回転とを切り換えることで、前記複数の刃物と前記食品載置台を互いに逆方向に往復移動させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の食品スライサ。
- 前記上下往復移動機構は、前記水平往復移動機構の駆動力で前記複数の刃物を上下方向に往復移動させるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の食品スライサ。
- 前記スライス機構は、駆動源が、該駆動源の駆動力を前記複数の刃物及び/又は前記食品載置台に伝達する駆動力伝達機構部の外側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の食品スライサ。
- 前記食品載置台は、前記スライス機構により移動する台支持部に取り換え可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の食品スライサ。
- 前記複数の刃物は、ユニット化されて前記スライス機構により移動する刃物支持部に一体的に取り換え可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の食品スライサ。
- 前記複数の刃物は、それぞれ刃先が前記食品載置台に載せた食品に対して斜め上方から当るように傾斜状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の食品スライサ。
- 前記複数の刃物は、前記食品載置台に載せた食品を往復方向でスライス可能な形状に形成され、
前記スライス機構は、前記複数の刃物を相対的に前記食品載置台に対して下降させながら前記スリットの入口側から出口側へ移動させた後に上昇させる動作と、前記複数の刃物を相対的に前記食品載置台に対して下降させながら前記スリットの出口側から入口側へ移動させた後に上昇させる動作とを行うことで、前記複数の刃物の往路と復路の両方で前記食品載置台に載せた食品をスライスするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の食品スライサ。 - 前記スライス機構は、前記複数の刃物と前記食品載置台のいずれか一方を円弧状に往復移動させるか又は回転移動させて、前記複数の刃物を相対的に前記食品載置台に対して下降させながら前記スリットの入口側から出口側へ移動させることで、前記食品載置台に載せた食品を前記複数の刃物でスライスするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の食品スライサ。
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JP2003339205A JP2005103692A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 食品スライサ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003339205A JP2005103692A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 食品スライサ |
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JP2005103692A true JP2005103692A (ja) | 2005-04-21 |
Family
ID=34534449
Family Applications (1)
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JP2003339205A Pending JP2005103692A (ja) | 2003-09-30 | 2003-09-30 | 食品スライサ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005103692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023077553A1 (zh) * | 2021-11-08 | 2023-05-11 | 浙江源泰水产食品有限公司 | 一种用于鱼糜加工的翻拌型鱼肉粉碎装置 |
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2003
- 2003-09-30 JP JP2003339205A patent/JP2005103692A/ja active Pending
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WO2023077553A1 (zh) * | 2021-11-08 | 2023-05-11 | 浙江源泰水产食品有限公司 | 一种用于鱼糜加工的翻拌型鱼肉粉碎装置 |
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