JP2760719B2 - 揺動選別装置 - Google Patents

揺動選別装置

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JP2760719B2
JP2760719B2 JP30427192A JP30427192A JP2760719B2 JP 2760719 B2 JP2760719 B2 JP 2760719B2 JP 30427192 A JP30427192 A JP 30427192A JP 30427192 A JP30427192 A JP 30427192A JP 2760719 B2 JP2760719 B2 JP 2760719B2
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straw
pan
straw rack
rack
sorting
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正章 永崎
義昭 土井
順一 源埜
芳忠 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱穀装置の揺動選別装
置に関し、詳しくは、シーブケースの上部に、受網から
の漏下物を受ける比重選別用の上部グレンパンと、これ
に引き続く粗選別用ストローラック、並びに、受網終端
の送塵口の下部にグレンパン付きのストローラックを備
え、シーブケースの下部に、前記上部グレンパンからの
処理物を受ける精選別用の下部グレンパンと、これに引
き続くグレンシーブとを備えた揺動選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記揺動選別装置は、従来、特開平4−
121112号公報に示されるように、シーブケース上
部のグレンパンの終端にストローラックを、そのストロ
ーラックの終端にグレンパン付きのストローラックを夫
々連続する状態で配設してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造のものは、シ
ーブケース上部のグレンパンの後方にストローラックを
配設してあるから、例えば、前記グレンパンの後方にチ
ャフシーブを配設してある構造のものに比して、濡れ作
物に対して詰まりを発生し難い利点を有する。つまり、
ストローラックのラック板が処理物搬送方向に沿ってい
ることから、処理物搬送方向に対して直交する方向に沿
ったチャフプレートを配設してある構造のものに比し
て、処理物が付着し難く、詰まりを発生し難い利点を有
するものの、前記ストローラックから落下するワラ屑
は、ストローラック板に沿った姿勢で落下する為、下部
グレンパンでの揺動搬送がスムーズに行なわれず、又、
中には、グレンシーブに、直接、突き刺さるものもあ
り、グレンシーブで詰まりを発生し易い不都合があっ
た。本発明は、シーブケース上部のグレンパンの後方に
ストローラックを備えた濡れ作物に対して詰まり発生の
少ない揺動選別装置を利用するものであり乍ら、前記ス
トローラックからのワラ屑が下部グレンパンでの搬送機
能の阻害、及び、グレンシーブに突き刺さることを抑制
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の特徴構成は、前記シーブケース上部の粗選別
用ストローラックを、その終端と前記グレンパン付きの
ストローラックの始端との間に、前記ストローラックか
らのワラ屑を横向きの姿勢で落下させることができる空
隙部を設けて配設すると共に、前記下部グレンパンの終
端を、前記グレンパン付きのストローラックの始端部よ
り後方に延出した点にある。
【0005】
【作用】ストローラックの後端に、このストローラック
からのワラ屑を横向きの姿勢で落下させることができる
空隙部、つまり、ストローラックからのワラ屑を縦横無
尽の姿勢で落下させることができる空隙部を設けてある
から、ワラ屑がストローラック板に沿って落下する割合
が少なくなり、下部グレンパンでのワラ屑搬送が行ない
易いものとなる。しかも、下部グレンパンの終端を、上
部グレンパン付きストローラックの始端部より後方に延
出してあるから、前記ストローラックの終端か放出され
るワラ屑の内でストローラックのラック板に沿った姿勢
で放出されるワラ屑は、グレンシーブに、直接、突き刺
さることが防止される。
【0006】
【発明の効果】上記構成の結果、シーブケース上部のグ
レンパンの後方にストローラックを備えた濡れ作物に対
して詰まり発生の少ない揺動選別装置であり乍ら、粗選
別用のストローラックを、このストローラックからのワ
ラ屑を横向きの姿勢で落下させることができる間隔を空
けて配設する手段と、下部グレンパンを長く構成する手
段により、精選別用グレンパンでの比重選別の向上、並
びに、グレンシーブでの詰まりの発生を抑制し得る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図2に示すように、脱穀装置1は、フィードチェー
ン2によって挾持搬送されてくる穀稈を脱穀処理する扱
胴3、扱胴下部の受網4から漏下した処理物を穀粒とワ
ラ屑とに揺動選別する揺動選別装置A、揺動選別装置A
からの穀粒を回収する1番物回収部5と、穀粒とワラ屑
とが入り混ざった処理物を回収する2番物回収部6、そ
して、2番物回収部6の処理物を前記揺動選別装置Aに
還元する2番物還元装置7、そして、揺動選別装置Aの
処理物を風選処理する唐箕8、そしてワラ屑を吸引して
機外に排出する排塵ブロア9を備えて構成されている。
【0008】図1に示すように、前記揺動選別装置A
は、シーブケースaの上部に、受網4からの漏下物を粗
選別処理する比重選別用のグレンパン10と、ワラ屑類
を後方に搬送するストローラック11、及び、受網4終
端の送塵口4aの下部にグレンパン12a付きのストロ
ーラック12、並びに、そのグレンパン付きストローラ
ック12の後方に排塵用のストローラック13を備え、
下部に、前記上部グレンパン10からの処理物を精選別
処理する精選別用のグレンパン14とグレンシーブ15
とを備え、更に、前記グレンシーブ15の下部に流し板
16を備えている。そして、前記シーブケースa上部の
粗選別用ストローラック11は、前記グレンパン付きス
トローラック12との間に、ストローラック11からの
ワラ屑を横向きの姿勢、つまり、縦横無尽の姿勢で落下
させることができる空隙部Sを空けて配設してある。そ
して、前記グレンパン付きのストローラック12は、各
ラック板12aの間に、棒状の篩い線12bを備えてい
る。そして、前記下部グレンパン14の終端を、前記上
部グレンパン付きストローラック12の始端部より後方
に延出してある。
【0009】上記構造によれば、受網4の前半部から漏
下してくる多量の穀粒類、並びに、少量で比較的小さな
ワラ屑等の処理物は、上部グレンパン10で比重選別を
受けた後、穀粒類は、下部のグレンパン14に、ワラ屑
類は後方のストローラック12に搬送されることとな
る。そして、受網4の後半部から漏下してくる多量の比
較的小さなワラ屑や少量の穀粒等の処理物、並びに、受
網終端の送塵口4aから放出されるくる処理物の内の穀
粒類は、グレンパン付きストローラック12のグレンパ
ン12aで比重選別を受けた後、穀粒類は、2番物回収
部6に、ワラ屑類は、グレンパン付きストローラック1
2のストローラック12bで後方の排塵用ストローラッ
ク13に搬送されることとなる。そして、前記粗選別用
のストローラック11の終端に搬送されたワラ屑類は、
後方の空隙部Sから縦横無尽の姿勢で下部グレンパン1
4に落下放出されて、下部グレンパン14の処理物と一
緒に比重選別を受けた後、グレンシーブ15に搬送さ
れ、グレンシーブ15を漏下した穀粒類は、下部の1番
物回収部5に、グレンシーブの終端に至ったワラ屑は、
2番物回収部6に回収されることとなる。
【0010】このように、前記粗選別用ストローラック
11の終端から放出されるワラ屑は、後方の空隙部Sか
ら縦横無尽の姿勢で下部グレンパン14に落下放出され
ることから、ストローラック11のラック板に沿った姿
勢になり難いものとなる。そして、下部グレンパン14
の終端を、前記上部グレンパン付きストローラック12
の始端部より後方に延出してあるから、前記ストローラ
ック11の終端か放出されるワラ屑の内でストローラッ
ク11のラック板に沿った姿勢で放出されるワラ屑は、
グレンシーブ15に、直接、突き刺さることはない。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】揺動選別装置の縦断側面図
【図2】脱穀装置全体の概略側面図
【符号の説明】
4 受網 4a 送塵口 10 上部グレンパン 11 ストローラック 12 グレンパン付きストローラック 14 下部グレンパン 15 グレンシーブ a シーブケース S 空隙部
フロントページの続き (72)発明者 中村 芳忠 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平4−121112(JP,A) 実開 平2−123839(JP,U) 実開 昭58−122937(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01F 12/00 - 12/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動選別装置のシーブケース(a)の上
    部に、受網(4)からの漏下物を受ける比重選別用の上
    部グレンパン(10)と、これに引き続く粗選別用スト
    ローラック(11)、並びに、受網(4)終端の送塵口
    (4a)の下部にグレンパン付きのストローラック(1
    2)を備え、シーブケース(a)の下部に、前記上部グ
    レンパン(10)からの処理物を受ける精選別用の下部
    グレンパン(14)と、これに引き続くグレンシーブ
    (15)とを備えた揺動選別装置であって、前記シーブ
    ケース(a)上部の粗選別用ストローラック(11)
    を、その終端と前記グレンパン付きのストローラック
    (12)の始端との間に、前記ストローラック(11)
    からのワラ屑を横向きの姿勢で落下させることができる
    空隙部(S)を設けて配設すると共に、前記下部グレン
    パン(14)の終端を、前記グレンパン付きのストロー
    ラック(12)の始端部より後方に延出してある揺動選
    別装置。
JP30427192A 1992-11-16 1992-11-16 揺動選別装置 Expired - Lifetime JP2760719B2 (ja)

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JP30427192A JP2760719B2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 揺動選別装置

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JPH06141659A JPH06141659A (ja) 1994-05-24
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