JP2760674B2 - ガスバッグ - Google Patents

ガスバッグ

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JP2760674B2
JP2760674B2 JP3179123A JP17912391A JP2760674B2 JP 2760674 B2 JP2760674 B2 JP 2760674B2 JP 3179123 A JP3179123 A JP 3179123A JP 17912391 A JP17912391 A JP 17912391A JP 2760674 B2 JP2760674 B2 JP 2760674B2
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JP
Japan
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main body
gas
gas bag
pipe
bag
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JP3179123A
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賢太郎 吉田
輝明 藤巻
昭仁 毛利
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Daiko Seimitsu Kk
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Daiko Seimitsu Kk
Tokyo Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス導管に設けた孔を
ガスを流したままその内側から遮断するためのガスバッ
グに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス導管(本管)に分岐管(供内管)を
接続する際であって、ガス導管が鋳鉄管の場合には、ガ
ス導管に穿孔した孔にサービスチーと称される分岐部材
を立て、これに分岐管を接続するという配管法が採用さ
れる。
【0003】このような配管法を取った場合、後で分岐
管やサービスチーの交換を行う必要性が生じたような場
合に、そのまま工事を行うとガスが漏洩してしまう。そ
こで、従来は図4に示すように、ガス導管01に立てた
サービスチー02の前後2ケ所にガスバッグ挿入孔0
3、03′を穿孔し、ここから本玉04と逆玉05を夫
々挿入し、バイパス管6を取り付けて下流側でのガスの
需要を確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。 a.ガスバッグ挿入孔03、03′を2ケ所に穿孔した
り、合計4ケの本玉04と逆玉05を夫々挿入したり、
バイパス管06を取り付けるために多くの手数と工費が
かかる。 b.ガス導管は通常地中に埋設されているため、大きな
作業溝を掘削する必要があり、このための経費も増大
し、更に道路上での工事の場合には交通障害が大きくな
る。
【0005】本発明の目的は、上記a〜bに記した大掛
かりな工事にならないで活管のままサービスチー側に流
れるガスを遮断して工事を行うことのできるガスバッグ
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は次のとお
りである。
【0007】気密で柔軟性を有する素材にて中央にガス
通路を貫通して設けた中空円筒状本体を形成すると共に
この本体の両側に、本体の外径よりも大径であって、本
体内の中空部と連通しているドーナツ状のシール部を本
体と一体に形成し、かつ本体の中央にエアーホースを取
り付けて成るガスバッグ。
【0008】なお、上記構成において、中空円筒状本体
の形状を安定させ、両サイドのシール部のシール性を確
保するためには、中空円筒状本体の内皮と外皮を、軸方
向、等間隔に吊りシールするとよい。
【0009】又、シール部の表面には、管の内面との密
着性と耐摩耗性の向上を図るために、弾性体を被覆した
り、シール材をコーティングしたりするとよい。
【0010】
【作用】サービスチー部分を掘削して露出させ、このサ
ービスチーの上口に取り付けたプラグを開き、ここから
萎んだ状態のガスバッグをガス導管内に挿入し、エアー
ホースを介して、エアーを注入し、ガス導管においてガ
スバッグを鼓状に膨らませる。膨らんだガスバッグはそ
のシール部が管の内面に密着し、サービスチーの入口部
分は丁度小径の中空円筒状本体部分に位置する。この結
果、サービスチーの入口はガスバッグで囲まれるため、
ガス導管側からのガスの流れは遮断される。但し、ガス
導管内の流れはガスバッグが中空状態のために確保され
ている。サービスチーの交換或いは分岐管の交換等の工
事終了後は、エアーホースからガスバッグ内のエアーを
抜き、萎ませた状態で抜き出す。
【0011】
【実施例】図1及び図2に本発明に係るガスバッグを示
す。
【0012】符号の1は中央にガス通路2を貫通して設
けた中空円筒状の本体にして、素材はゴム引きナイロン
布から成り、中央上部にはエアーホース3が取り付けら
れている。
【0013】4、4aは前記本体1と一体であって、こ
の直径より大径のドーナツ状シール部にして、このシー
ル部4、4aの内部は前記本体部1内と連通している。
【0014】5はシール部4、4aの外表面に貼り付け
た弾性シール材にして、気密性の向上と補強を兼ねてい
る。
【0015】6は本体1において、内皮1aと外皮1b
間を一定の間隔ですじ状に接着した吊りシール部にし
て、これは本体1における円筒状の形状を保ち、強化す
るためのものである。
【0016】図3は上記エアーバッグaの使用例を示
し、サービスチー7を経由して萎ませた状態のエアーバ
ッグaをガス導管8内に挿入し、エアーホース3からエ
アーを注入してエアーバッグaを膨らませる。エアーバ
ッグaは鼓状に膨らみ、シール部4、4aがガス導管8
の内面に密着する。この結果、ガス導管8の分岐孔9
(サービスチー入口)は内側からその周囲を包囲され、
サービスチー7内に入るガスが遮断される。
【0017】
【発明の効果】本発明に係るガスバッグは以上のよう
に、空気を注入したり抜いたりすることにより、ガス導
管に穿孔した孔をその内側から簡単に遮断することがで
きる。
【0018】この結果、従来のように大掛かりな工事と
ならず、工事期間の短縮と経費の節約を図ることができ
ると共に交通障害を最小限に抑えることができる。又、
エアーバッグはエアーを注入したり抜いたりするだけで
使用できるため、使用性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスバッグの正面図。
【図2】A−A′線の断面図。
【図3】ガスバッグの使用状態の説明図。
【図4】従来の工事例の説明図。
【符号の説明】
1 本体 2 ガス通路 3 エアーホース 4、4a シール部 5 弾性シール材 6 吊りシール部 7 サービスチー 8 ガス導管 9 分岐孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 55/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密で柔軟性を有する素材にて中央にガ
    ス通路を貫通して設けた中空円筒状本体を形成すると共
    にこの本体の両側に、本体の外径よりも大径であって、
    本体内の中空部と連通しているドーナツ状のシール部を
    本体と一体に形成し、かつ本体の中央にエアーホースを
    取り付けて成るガスバッグ。
  2. 【請求項2】 中空円筒状本体の内皮と外皮を、軸方
    向、等間隔に吊りシールして成る請求項1記載のガスバ
    ッグ。
  3. 【請求項3】 シール部の表面に弾性体を被覆又はコー
    ティングして気密性能を向上させて成る請求項1記載の
    ガスバッグ。
JP3179123A 1991-07-19 1991-07-19 ガスバッグ Expired - Lifetime JP2760674B2 (ja)

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JPH0526387A JPH0526387A (ja) 1993-02-02
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