JPH075358Y2 - パラシュート型気密栓 - Google Patents

パラシュート型気密栓

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JPH075358Y2
JPH075358Y2 JP11303290U JP11303290U JPH075358Y2 JP H075358 Y2 JPH075358 Y2 JP H075358Y2 JP 11303290 U JP11303290 U JP 11303290U JP 11303290 U JP11303290 U JP 11303290U JP H075358 Y2 JPH075358 Y2 JP H075358Y2
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JP
Japan
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pipe
parachute
compressed air
conduit
airtight plug
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JP11303290U
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JPH0471894U (ja
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忠夫 比屋根
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、管路等の通線作業において圧縮空気(以下圧気
と略称する)式通線機を使用する場合の管路等に注入し
た圧気が管路口から漏れるのを防止するためのパラシュ
ート型気密栓に関するものである。
[従来の技術] 第10図に示すよう、圧気式通線機とは吹矢の動作原理を
用いた通線方法で、息を吹込む口の部分に相当する気密
栓(イ)と矢の部分に相当する通線体(ロ)および、吹
き込む息に相当する圧気により構成され、筒に相当する
管路α等へ通線紐(ハ)を結んだ通線体(ロ)を挿入し
圧気を送り込んで通線を行なうものである。
図中(ニ)は通線紐リールである。
作業手順としては、通線体(ロ)に通線紐(ハ)を結び
管路α内に挿入する。通線紐(ハ)は気密栓(イ)のス
リット(ホ)を通して紐通し口(ヘ)に入れる[第11図
乃至第12図参照]。次に気密栓(イ)を管路口α1に押
し当てエアコンプレッサーまたは送風機(ト)(以下、
エアコンプレッサー等と略称する)によりホース(チ)
およびパイプ(リ)を介して気密栓(イ)から圧気を管
路α内に送出すると、通線体(ハ)および通線紐(ハ)
が反対側のマンホールβへ到達する。最後に通線紐
(ハ)から通線体(ロ)および、気密栓(イ)を取りは
ずして通線作業が完了する。
[考案が解決しようとする課題] この場合、気密栓(イ)の課題として、通線紐(ハ)を
出し入れするためのスリット(ホ)部分や紐通し口
(ヘ)から圧気が漏れるため通線体(ロ)を押しやるバ
ックアップ推力が減少することと、管路αの管路が異な
る場合(例、φ75mm管と、φ100mm管)はおのおのの管
径に合せたゴム製気密栓(イ)が必要となることであ
る。
こゝにおいて、本案は、前記従来のゴム製気密栓の圧気
漏れや管種や管径が異なると使用できない課題に鑑み、
圧気の気密保持の良さと、管種や管径が異なっても使用
できる便利性を具えたパラシュート型気密栓を提供せん
とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記課題の解決は、本案が次に列挙する新規な特徴的構
成手段を採用することにより達成される。
即ち、本案の第1の特徴は、圧気式通線機による管路へ
の通線作業の際用いる気密栓において、圧縮空気が排出
される吹出しパイプと、パラシュート紐を取付けた当該
吹出しパイプの周囲に配設された複数個の小型パラシュ
ートとからなるパラシュート型気密栓である。
本案の第2の特徴は、圧気式通線機による管路への通線
作業の際用いる気密栓において、圧縮空気が排出される
吹出しパイプと、パラシュート紐を取付けた当該吹出し
パイプをパラシュート布中央に摺動自在に貫通した単数
個の大型パラシュートとからなるパラシュート型気密栓
である。
[作用] 本案は、前記のような手段を講じ、圧気式通線機の吹出
しパイプにパラシュートを取付けて、通線作業時、当該
吹出しパイプからの吹出し圧気による管路等内圧の高ま
りに伴いフレキシブルなパラシュート布を管路口の内周
形に合せて開かせ、管路口を閉塞して吹出しパイプから
管路等内に注入した圧気漏れを阻止し、通線作業を円滑
迅速に行う。
[実施例1] 本案の第1実施例を図面について説明する。
第1図は本実施例の構成図、第2図は本実施例を円管路
に適用した図、第3図は第2図III−III線視断面図、第
4図は本実施例を異径可撓管路に適用した図、第5図は
第4図V−V線視断面図、第6図は本実施例を方形管路
に適用した図、第7図は第6図VII−VII線視断面図であ
る。
本実施例のパラシュート型気密線Aは、エアコンプレッ
サー(ト)にホース(チ)を介して接続された塩化ビニ
ール製吹出しパイプ1と、当該吹出しパイプ1の先部外
周にパラシュート紐2群の集束端を接着取付け、他端群
をナイロン製パラシュート布3に接着連接した複数の小
型パラシュート4,4とからなる。
本実施例の仕様は、このような実施態様を呈することか
ら、第2図乃至第3図の円管路α′、第4図乃至第5図
の異径可撓管路α″、第6図乃至第7図の方形管路α
に適用した場合を説明する。
まず、通線紐(ハ)を結んだ通線体(ロ)を管路α′,
α″,α内へ挿入した後、吹出しパイプ1を小型パラ
シュート4,4ともども管路口α1′,α1″,α1へ
挿入する。
次に、エアコンプレッサー等(ト)を起動して圧気を吹
出しパイプ1から管路α′,α″,α内に送出すると
管路α′,α″,α内圧が高まり、小型パラシュート
4,4のパラシュート布3が圧気により管路口α1′,α
1″,α1内周形に合せて膨らみ、管路口α1′,α
1″,α1内壁面に密着し、逆止弁のような作用で封
塞し、圧気が管路口α1′,α1″,α1から漏れる
のを防止する。
これと同時に、通線紐(ハ)は第3図に示すよう、小型
パラシュート4,4間や、管路口α1′,α1″,α1
内壁面と小型パラシュート4のいずれか間に挟まれるよ
うに管路α′,α″,α内に入って行くが、その間に
隙間等は起生せず、従って圧気漏れも少ない。
また管路が異なっても(例えば、φ75mm管路とφ100mm
管路等)パラシュート布3の膨らみが大きいか小さいか
の差だけで管路口α1′,α1″,α1から圧気漏れ
を阻止することが可能となる。
第4図乃至第7図に示すよう従来の気密栓(イ)では気
密保持が不可能であった螺旋状の溝がついた異径管路
α″や四角形の断面をした方形管路α1等の気密保持
が可能となり、その結果、従来技術に比べて気密保持機
能の向上と管径が異なっても使用出来、しかも特殊な形
状の管路等にも使用出来る等、フレキシブルに富んでい
る。
[実施例2] 本案の第2実施例を図面につき詳説する。
第8図は本実施例を円管路に適用した図、第9図は第8
図IX−IX線視断面図である。
本実施例のパラシュート型気密栓Bは、エアコンプレッ
サー(ト)にホース(チ)を介して接続され先端から所
定距離を置いて外周面に封止鍔部5aを環設した塩化ビニ
ール製吹出しパイプ5と、ナイロン製パラシュート布6
の図示しないゴム紐で縁取りした中央孔7を摺動自在に
貫通した吹出しパイプ5の先部外周にパラシュート紐8
群の1端を接着取付け、他端群をパラシュート布6に接
着連接した単数個の大型パラシュート9とからなる。
本実施例の仕様は、このような実施態様を呈するから、
第8図に示すよう、まず、通線紐(ハ)を結んだ通線体
(ロ)を円管路α′内へ挿入した後、吹出しパイプ5を
大型パラシュート9ともども管路口α1′へ挿入する。
次に、エアコンプレッサー等(ト)を起動して圧気を吹
出しパイプ5から円管路α′内に送出する円管路α′内
圧が高まり、大型パラシュート9のパラシュート布6が
圧気により管路口α1′内周形に合せて膨らみ、管路口
α′内壁面に密着し、逆止弁のような作用で封塞すると
同時に、パラシュート布6の中央孔7は封止鍔部5aに圧
着されて中央孔7を完全に塞止し、圧気が管路口α1′
から漏れるのを防止する。
これと同時に、通線紐(ハ)は管路口α1′内壁面とパ
ラシュート布6間に挟まれるように円管路α′内に入っ
て行くが、その間に隙間等は起生せず、従って圧気漏れ
も少ない。
本実施例は前記第1実施例の第4図乃至第7図の異径管
路α″,方形管路αにも適用可能なことは言うまでも
ない。
[考案の効果] かくして、本案によれば、パラシュートを用いた気密栓
はそのフレキシブルな動きによる逆止弁的な作用により
圧気漏れを少なくした外に管径や管の形状にとらわれず
に管路内の圧気を保持することが可能なことから従来技
術では管径の異なる毎に専用の気密栓を必要としたが本
案のパラシュート型気密栓は1つで数種(例φ75mm〜φ
150mm)の管径の管路に対応することが可能である。
また、従来技術では不可能であった異径管や四角いパイ
プ等の特殊な形状をした管路にも適用可能であることか
ら圧気式通線機の利用範囲を拡大できる等優れた実用
性、有用性を具有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の第1実施例を示す構成図、第2図は同・
円管路に適用した図、第3図は同・第2図III−III線視
断面図、第4図は同・異径可撓管路に適用した図、第5
図は同・第4図V−V線視断面図、第6図は同・方形管
路に適用した図、第7図は第6図VII−VII線視断面図、
第8図は本案の第2実施例を示し円管路に適用した図、
第9図は同・第8図IX−IX線視断面図、第10図は従来の
ゴム製気密栓を用いた通線作業例説明図、第11図は第10
図における従来のゴム製気密栓の拡大図、第12図は第11
図XII−XII線視縮小端面図である。 A,B…パラシュート型気密栓 イ…気密栓、ロ…通線体 ハ…通線紐 ト…エアコンプレッサー等 チ…ホース α,α′,α″,α…管路 α1,α1′,α1″,α1…管路口 β…マンホール、1,5…吹出しパイプ 2,8…パラシュート紐 3,6…パラシュート布 4…小型パラシュート、5a…封止鍔部 7…中央孔 9…大型パラシュート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮空気式通線機による管路への通線作業
    の際用いる気密栓において、 圧縮空気が排出される吹出しパイプと、パラシュート紐
    を取付けた当該吹出しパイプの周囲に配設された複数個
    の小型パラシュートとからなることを特徴とする気密栓
  2. 【請求項2】圧縮空気式通線機による管路への通線作業
    の際用いる気密栓において、 圧縮空気が排出される吹出しパイプと、パラシュート紐
    を取付けた当該吹出しパイプをパラシュート布中央に摺
    動自在に貫通した単数個の大型パラシュートとからなる
    ことを特徴とする気密栓
JP11303290U 1990-10-30 1990-10-30 パラシュート型気密栓 Expired - Lifetime JPH075358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11303290U JPH075358Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 パラシュート型気密栓

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JP11303290U JPH075358Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 パラシュート型気密栓

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Publication Number Publication Date
JPH0471894U JPH0471894U (ja) 1992-06-25
JPH075358Y2 true JPH075358Y2 (ja) 1995-02-08

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JP11303290U Expired - Lifetime JPH075358Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 パラシュート型気密栓

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