JP2760362B2 - 無線電話システムの監視方式 - Google Patents

無線電話システムの監視方式

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JP2760362B2 JP2143314A JP14331490A JP2760362B2 JP 2760362 B2 JP2760362 B2 JP 2760362B2 JP 2143314 A JP2143314 A JP 2143314A JP 14331490 A JP14331490 A JP 14331490A JP 2760362 B2 JP2760362 B2 JP 2760362B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、無線電話システムの主装置と接続装置との
間の動作状態相互関係を監視し、当該相互関係が異常で
ある場合に於いて、可能であれば正常に補正し得るよう
な監視方式に関する。
[発明の背景と課題] 電話回線を接続装置で終端し、該接続装置と電話機と
の間を無線回線で結合するようにした所謂コードレス電
話装置が実用化されており、近年、このコードレス電話
装置を、従来のボタン電話装置の分野に応用したシステ
ム、すなわち、1又は複数の電話回線(外線、内線、ド
アホン回線等)と、1又は複数の接続装置を主装置に収
容し、主装置に於いて電話回線と接続装置を有線回線で
結合し、接続装置と電話機との間を無線回線で結合する
ことにより、1又は複数の電話回線を複数の無線電話機
で共用するようにした無線電話システムが実用化されつ
つある。
このような無線電話システムでは、主装置から接続装
置に対して動作を指示する制御信号(動作指示データ)
が送付され、これに基いて接続装置が動作して電話機と
の間の無線回線の設定等諸制御が行なわれるが、例えば
接続装置の異常動作等(接続装置自体の異常又は無線電
話機の異常に起因する接続装置の異常)により、主装置
側で把握されている接続装置の動作状態と、接続装置の
実際の動作状態との間に食い違いが生じた場合には制御
不能に陥り、異常の発生した接続装置について、この制
御不能状態が放置されることとなる。
以上に鑑み、本発明は、上記食い違いを即座に判断で
きる監視方式を得ること、及び可能であれば当該食い違
いを正常な関係に補正し得るようにすることを課題とす
るものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題の解決のために、第1の発明は、主装置から
接続装置に動作指示データを送付し、これを受けて接続
装置から主装置に動作状況データを返送するデータの授
受動作を周期的に行なうとともに、上記2つのデータの
正常な組合せ関係を規定する照合情報を予め主装置に記
憶しておき、主装置内で動作指示データと動作状況デー
タの組合せを、データの授受周期毎に上記照合情報と比
較照合して主装置と接続装置の動作状態の相互関係の正
常又は異常を判断するようにしたものであり、第2の発
明は、第1の発明に於いて、上記2つのデータの組合せ
が照合情報中にない場合には、接続装置の動作状態を動
作指示データで表わされる動作状態に変更するようにし
たものであり、第3の発明は、第1の発明に於いて、上
記2つのデータが相互に異なる関係にある正常な組合せ
である場合に於いて、この組合せ関係が設定回数連続し
て検出された接続装置に対しては、主装置と当該接続装
置との動作状態相互関係が異常であるものと判断し、主
装置に於いて当該接続装置が未実装であるものとする処
理を行なうようにしたものであり、第4の発明は、上記
2つのデータの周期的な授受動作に於いて、動作状況デ
ータを返送しない接続装置に対しては、主装置に於いて
当該接続装置が未実装であるものとする処理を行なうよ
うにしたものであり、第5の発明は、第4の発明に於い
て、未実装と判断された接続装置の接続端子に対しても
常時周期的に動作指示データを送付し、動作状況データ
が返送された時点で上記接続端子に接続装置が実装され
たものと判断するようにしたものである。
[作用] 以上のように構成したことにより、主装置と接続装置
との間の異常な動作状態相互関係が即座に検出され、可
能な場合には当該相互関係が正常関係になるように接続
装置の動作状態が補正され、また、接続装置が未実装で
ある場合又は接続装置に障害が発生した場合には、当該
接続装置に対する主装置からの制御が除外され、接続装
置が実装されたとき、又は接続装置の障害が回復したと
きには、特別な立ち上げ操作をすることなく、当該接続
装置が自動的に稼動可能な状態となる。
[実 施 例] 図面はいずれも本発明の実施例を説明するもので、第
1図は無線電話システムのブロック図、第2図は信号授
受のシーケンスチャート、第3図は信号のフォーマット
図、第4図は制御処理のフローチャートである。
第1図に示すように、実施例に係る無線電話システム
は、主装置1と複数の接続装置21〜2nと無線電話機31
3mで構成され、主装置1には電話回線41〜4rと接続装置
21〜2nが有線的に結合されていて、当該電話回線41〜4r
と接続装置21〜2nとの間は、有線回線によって選択的に
接続され、また、接続装置21〜2nと無線電話機31〜3m
の間は、無線回線によって選択的に接続される。
主装置1は、本発明に関して、マイクロプロセッサ
(MCPU)101と、接続装置21〜2nを順次MCPU101に切替接
続する切替部102と、MCPU101が切替部102によって接続
された接続装置2k(添字kは特定のものを表わす。以
下、他の記号についても同じ)に送出する信号とこの信
号を受けて接続装置2kから返送される信号との照合情報
を格納する照合情報格納部103を有している。
また、接続装置21〜2nは、本発明に関して、それぞれ
がマイクロプロセッサ(CPU)201を有している。
主装置1と接続装置21〜2nとの間では、例えば128mSe
cを1サイクルとして信号の授受が繰返えされており、
例えば第3図に示すように、主装置1から接続装置21
2nに送出される信号S1は、第1〜第3ビットが割当てら
れる3ビット構成の無線電話機識別符号PiD,第4〜第7
ビットが割当てられる4ビット構成のコマンドCOMD,第
8〜第47ビットが割当てられる40ビット構成のデータDA
TA,第52〜第63ビットが割当てられる12ビット構成の誤
り訂正符号BCH及び第0ビットと第48〜第51ビットに設
けられたダミー(無意味な符号)で構成された1フレー
ム当り64ビット長の信号(実際には8ビット毎にスター
ト及びストップビットが付加されていて80ビット長)で
あり、また接続装置21〜2nから主装置1に送出される信
号S2は、上記信号S1の構成のうちデータDATAが第8〜第
31ビットが割当てられる24ビット構成となる他は(従っ
てダミー及び誤り訂正符号BCHのビット番号も16ビット
づつずれる。)上記信号S1と同様に構成された1フレー
ム当り48ビット長の信号(信号S1と同様、実際は60ビッ
ト長)である。
信号の授受サイクルの当初には、第2図に示すように
主装置1では切替部102を切替えることにより、接続装
置21〜2nに順次当該接続装置21〜2nの動作指示データa
を含む信号S111〜S11n(コマンドCOMDにより動作指示デ
ータaの送付であることを表わす符号を、データDATAの
第44〜第47ビットに当該動作指示データaの符号をそれ
ぞれ入れた信号S1)を送付し、これを受けて接続装置21
〜2nでは、このときの動作状況データbを含む信号S211
〜S21n(コマンドCOMDに動作状況データbの送付である
ことを表わす符号を、データDATAの第28〜第31ビットに
当該動作状況データbの符号をそれぞれ入れた信号S2)
を送付し、かつそのときの動作状況が上記動作指示デー
タaが指定する動作状態と異っていれば、当該動作指定
データaによって指定された動作状態に移行させる。
動作指示データaには、接続装置21〜2nに待機状態
(無線回線の制御チャネルが設定されていない状態)を
指示するデータ(以下、待機指示データという。)、接
続装置21〜2nに待受状態(無線回線の制御チャネルが設
定されており、無線電話機31〜3mからの当該無線回線の
捕捉を待っている状態)を指示するデータ(以下、待受
指示データという。)及び無線回線の使用中状態(特定
の無線電話機3kとの間に無線回線(制御チャネル又は通
話チャネル)が設定され、当該無線電話機3kによって使
用されている状態)を指示するデータ(以下、使用中指
示データという。)があり、また、動作状況データbに
は、接続装置21〜2nの動作状態が上記待機状態にあるこ
とを示すデータ(以下、待機状況データという。)、上
記待受状態にあることを示すデータ(以下、待受状況デ
ータという。)及び上記使用中状態にあることを示すデ
ータ(以下、使用中状況データという。)がある。尚、
使用中状況データには、本発明とは直接関係しない制御
上の要求によって、制御チャネルの使用中状態を示すデ
ータ(以下、C−CH使用中状況データという。)と通話
チャネルの使用中状態を示すデータ(以下、S−CH使用
中状況データという。)とが設けられている。
以上の各データは、例えば次の表に示す4ビット符号
が使用される。
主装置1から送出される動作指示データaと、これを
受けて接続装置21〜2nから返送される動作状況データb
との正常な組合せ(無線電話システムが正常に動作して
いるときに生じ得る組合せ)は、接続装置21〜2nの動作
状態が主装置1からの動作指示と同じである場合、すな
わち、接続装置21〜2nが同じ動作状態を継続している状
況にあるときの組合せ、上記表でいえば「a=b=000
1」,「a=b=0010」,「a=b=0100」及び「a=0
100,b=1000」である場合の他、主装置1から待機状態
にある接続装置2kにその動作を待受状態に転換するよう
指示するときの組合せ、上記表でいえば「a=0010,b=
0001」である場合、及び待受状態にある接続装置2kと特
定の無線電話機3kとの間に無線回線(制御チャネル)が
設定されたときの組合せ、上記表でいえば「a=0010,b
=0100」である場合がある。
上記6組の正常な組合せは照合情報として主装置1の
照合情報格納部103に格納されている。
次に第4図を参照して動作を説明する。
主装置1のMCPU101は、処理サイクルの当初に於い
て、切替部102を順次切替えて、第2図に示すように、
接続装置21〜2nに前記第3図に示したフォーマットの信
号S1に動作指示データaを入れた信号S111〜S11nを順次
送付し(第4図)、これを受けた接続装置21〜2nのCP
U201は、信号S2に、そのときの動作状態を示す動作状況
データbを入れた信号S211〜S21nを主装置1に送付する
制御が行なわれ(第4図)、この制御は処理サイクル
毎に周期的に繰り返えされる。
上記制御に於いて、主装置1のMCPU101が接続装置21
〜2nについて、その動作状態の前の処理サイクルに於け
る動作状態と同じ状態に維持すべきものと判断したとき
には、上記MCPU101は、当該維持すべき接続装置2kにつ
いては、前の処理サイクルに送付した動作指示データa
を含む信号S11kを送付し、また上記動作状態を前の処理
サイクルに於ける状態から変更すべきものと判断したと
きには、当該変更すべき接続装置2kについては新たな動
作状態を指示する動作指示データaを含む信号S11kを送
付する。例えば、無線電話機31が接続装置21を介して通
話中であり、待受状態にある接続装置22が無線電話機32
によって捕捉されて使用中(制御チャネル使用中)とな
り、当該接続装置22が使用中となったことで接続装置23
を待機状態から待受状態に変更するような場合を例にと
ると、主装置1からは、接続装置21に対しては前の処理
サイクルと同じ使用中指示データ「0100」を含む信号S1
11を、接続装置22に対しては前の処理サイクルでの待受
指示データ「0010」と異なる使用中指示データ「0100」
を、接続装置23に対しては前の処理サイクルでの待機指
示データ「0001」と異なる待受指示データ「0010」をそ
れぞれ送付する。尚、無線電話機31〜3mとの相互関係に
よる接続装置21〜2nの状態変化(例えば上記例で接続装
置22の状態変化)はその都度、主装置1のMCPU101に読
み込まれる。
これに対して、接続装置21〜2nのCPU201から主装置1
に送付する信号S211〜S21nに含まれる動作状況データb
は、主装置1から信号S111〜S11nを受けたときの動作状
態(動作指示データaに従った制御を行なう前の動作状
態)を示すデータである。従って上記例に対しては、接
続装置21からはS−CH使用中状況データ「1000」を、接
続装置22からは待受状況データ「0010」を、接続装置23
からは待機状況データ「0001」をそれぞれ含む信号S2
11,S212,S213が主装置1に送付されることとなる。この
ように主装置1から新たな動作状態を指示された場合、
この新たな動作状態を示す動作状況データbの接続装置
21〜2nからの送付は、動作状態の変更が指示された処理
サイクルから少くとも1サイクル後の処理サイクルに於
いて行なわれる。
以上のようにして各接続装置21〜2nから送付された信
号S211〜S21nは主装置1のMCPU101に読み込まれ、MCPU1
01は当該信号S211〜S21nに含まれる各接続装置21〜2n
動作状況データbを各接続装置21〜2nに送付された動作
指示データbと組合せて図示しないメモリに記憶する。
以上の処理が終ると、MCPU101は接続装置21〜2nにつ
いて、順次動作指示データaと動作状況データbとの組
合せの判断及びその判断に基づく処理を行なうために、
まず接続装置21の機器番号kを1に設定する(第4図
)。すなわち、NO.1接続装置21に対する処理がまず開
始される。尚、接続装置21〜2nの機器番号kはそれぞれ
NO.1〜NO.nとする。
次にMCPU101は、上記図示しないメモリに記憶されたN
O.1接続装置21に対応する動作指示データaと動作状況
データbの組合せ(以下、データ組合せという。)を全
データ組合せの中から抽出し(第4図)、当該抽出し
たデータ組合せで動作状況データbが欠落しているか否
かを判断する(第4図)。
第4図に於いて“N"(=NO)と判断すると、次にMC
PU101は、当該データ組合せが、照合情報格納部103に格
納された照合情報のいずれかに一致するか否かを判断す
る(第4図)。
第4図に於いて“Y"(=YES)と判断すると、次にM
CPU101は、当該データ組合せ中の動作指示データaと動
作状況データbとが等しいか否かを判断し(第4図
)、等しければ、NO.1接続装置21については動作状態
の変化がないものと判断し、NO.1接続装置21に対する監
視処理を終える。
また、第4図に於いて、“Y"と判断すると、MCPU10
1はNO.1接続装置21の未実装処理を行って(第4図)
当該NO.1接続装置21に対する監視処理を終える。すなわ
ち、第4図で“Y"と判断されたことはNO.1接続装置21
から動作状況データbが送られてこなかったことを意味
しており、このような状態は、NO.1接続装置21の主装置
1への接続が外れたとき、NO.1接続装置21が損傷したと
き、又はもともと実装されていないときに生じ、このよ
うな状態にある接続装置2kについては、次の未実装処
理、すなわちMCPU101は別途未実装であることを記憶
し、動作状況データbが再返送されるまでは、待受指示
データ「0010」を当該接続装置2kの接続端子に送出しな
いように制御する。これによって当該接続装置2kは待機
状態に固定され、無線電話機31〜3mとの間の無線回線の
設定制御から除外される。
また、以上のようにして未実装処理がなされた接続装
置2kの接続端子にも処理サイクル毎に動作指示データa
(待機指示データ「0001」)が処理サイクル毎に送付さ
れており、当該接続端子に正常な接続装置2kが接続され
れば、このときから上記動作指示データaに対する動作
状況データb(待機状況データ「0001」)が返送されて
くるので、これによりMCPU101は当該接続装置2kの実装
を判断し自動的に立ち上げるので、実装した接続装置2k
に対する特別な立ち上げ操作は不要である。
また、第4図に於いて“N"と判断するとMCPU101はN
O.1接続装置21の動作状態を動作指示データaが指示す
る動作に転換して(第4図)、NO.1接続装置21に対す
る監視処理を終える。このような事態は、例えばNO.1接
続装置21を介して通話中の無線電話機3kが通話可能エリ
アから外れた場合に生ずる。すなわち、このときにはN
O.1接続装置21と無線電話機3kとの間の通話チャネルが
消滅するが、当該通話チャネルの消滅はMCPU101では検
出するもののNO.1接続装置21のCPU201では検出しないよ
うになっており(制御を簡単にするために、システムの
状態検出は全て主装置1のMCPU101で行なうようになっ
ている。)、この結果、主装置1から送出される動作指
示データaは待機指示データ「0001」に変化するもの
の、この動作指示データaに対してNO.1接続装置21から
返送される動作状況データbはS−CH使用中データ「10
00」であり、このようなデータ組合せ(a=0001,b=10
00)は前記照合情報にないため、MCPU101は、NO.1接続
装置21の動作を通話チャネル使用中状態から上記動作指
示データa(「0001」)が示す待機状態に転換して、当
該NO.1接続装置21が使用中でないにもかかわらず使用中
として残る異常動作を回避する。
次に、第4図に於いて“N"と判断すると、MCPU101
は動作指示データaが使用中指示データ「0100」で、か
つ動作状況データbがS−CH使用中データ「1000」であ
るか否かを判断する(第4図)。この判断は、動作指
示データaと動作状況データbとが異なる関係にある正
常なデータ組合せに於いて、その状態が長期間継続して
も異状動作状態でない場合(すなわち、いずれかの無線
電話機3kが通話中である場合)を、異常状態と判断され
ることから避けるための処理であり、この判断が“Y"の
場合にはNO.1接続装置21は正常であるものと判断して当
該NO.1接続装置21に対する監視処理を終え、また、当該
判断が“N"であるときには、MCPU101は、NO.1接続装置2
1に対して設定されたカウンタ(ソフトカウンタ)に1
を加算する(第4図)。
ここで、上記カウンタによる計数処理について述べる
と、処理サイクル毎に処理フローが→→の方向に
進んだ場合のシステムの動作状態は、主装置1から接続
装置2kに動作の変更を指示したにもかかわらず、当該接
続装置2kはその指示に従わないで従前からの動作状態を
継続している状態となる。例えば、動作指示データaが
待受指示データ「0010」で、動作状況データbが待機状
況データ「0001」であって、このデータ組合せが、処理
サイクル毎に繰り返えされた場合には、主装置1から接
続装置2kに待機状態から待受状態への変更を指示したに
もかかわらず、当該接続装置2kは動作を待機状態に変更
できないことを意味するものであり、これは明らかに接
続装置2kに障害が生じていることを表わしている(但
し、a=0100,b=1000の組合せは上記したように予め第
4図でカウントから除外される。)。
このような事態が生じた接続装置2kをシステムから除
外するために、上記カウンタによって、動作変更をしな
かった回数を計数し、設定回数を計数したところで当該
接続装置2kに対し前記未実装処理を行なう。すなわち、
第4図に於いてカウンタの計数値が設定値に達したか
否かを判断し、達してなければ、今の場合、NO.1接続装
置21に対する監視処理を終え、達したならばNO.1接続装
置21に対して前記未実装処理を行って(第4図)監視
処理を終える。尚、上記カウンタはプログラムによって
MCPU101に予め設定しておいてもよくまた、処理フロー
がからに進んだときに設定してもよい。
以上のようにして、NO.1接続装置21についての監視処
理が終ると、MCPU101は機器番号kが最終番号NO.nであ
るか否かを判断し(第4図)、いまの場合「k=1」
であるので、当該機器番号kに1を加える処理を行なう
(第4図)。この処理によって「k=2」となり、MC
PU101はNO.2接続装置22について第4図から以上に説
明したと同じ処理を行ない、これを、NO.n接続装置2n
ついての処理まで繰り返す。
NO.n接続装置2nの監視処理が終ると、MCPU101は第4
図の判断で「k=n」であることを検出し、この処理
サイクルでの監視処理を全て終了する。
[発明の効果] 以上に説明したように、本発明は、主装置から接続装
置に送付する動作指示データと接続装置から主装置に送
付する動作状況データとの組合せを予め記憶してある照
合情報と照合し、接続装置の異常を検出して異常発生時
の接続装置に対する必要な処理を行なうようにしたもの
であり、接続装置の異常が即座に検出され、当該接続装
置に対する未実装処理、動作状態を正常に戻すための補
正が自動的に可能であり、複数個の接続装置のうちのい
ずれかに障害が生じてもシステム全体の運用不能に陥る
ことはない。
また、未実装又はそれと等価な状態にある接続装置が
実装されたとき又は実装されたと等価な状態になったと
きには、当該接続装置を主装置の接続端子に接続するだ
けで、システムに繰り入れられ稼動可能となるので、当
該接続装置に対する立ち上げ操作等を一切必要としな
い。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を説明するもので、第1
図は無線電話システムのブロック図、第2図は信号授受
のシーケンスチャート、第3図は信号のフォーマット
図、第4図は制御処理フローチャートである。 [主な記号] 1……主装置 101……マイクロプロセッサ(MCPU) 103……照合情報格納部 21〜2n……接続装置 201……マイクロプロセッサ(CPU) 31〜3m……無線電話機 S1(S111〜S11n)……主装置送出信号 a……動作指示データ S2(S211〜S21n)……接続装置送出信号 b……動作状況データ
フロントページの続き (72)発明者 川岸 良隆 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明 星電気株式会社内 (72)発明者 小林 幸蔵 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 熊高 信治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 三枝 伸 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (72)発明者 原 敏洋 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−140943(JP,A) 特開 平2−154536(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線が接続された主装置と、該主装置
    と有線回線で結合された複数の接続装置と、該接続装置
    と無線回線で結合され、上記主装置の接続制御によって
    上記電話回線との間で通話を行なう複数の無線電話機で
    構成された無線電話システムに於いて、 主装置から各接続装置に動作指示データを順次送付し、
    該動作指示データを受けて各接続装置から主装置に動作
    状況データを順次返送する動作を周期的に行なうように
    してあり、かつ主装置には上記動作指示データと動作状
    況データとの正常な組合せ関係を規定する照合情報を予
    め記憶させてあり、 主装置内で、上記データの授受周期毎に当該動作指示デ
    ータと動作状況データとの組合せを上記照合情報と比較
    照合することにより、主装置と接続装置の動作状態の相
    互関係の正常又は異常を判断するようにした無線電話シ
    ステムの監視方式。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の無線電話システムの監視
    方式に於いて、動作指示データと動作状況データの組合
    せが照合情報にない組合せの場合には、接続装置の動作
    状態を動作指示データで表わされる動作状態に変更する
    ようにした無線電話システムの監視方式。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の無線電話システムの監視
    方式に於いて、照合情報中に含まれる組合せ関係で動作
    指示データと動作状況データとが相互に異なる組合せ関
    係が設定回数連続して検出された接続装置に対して、主
    装置と当該接続装置との動作状態相互関係が異常である
    ものと判断し、主装置に於いて、当該接続装置が未実装
    であるものとする処理を行なうようにした無線電話シス
    テムの監視方式。
  4. 【請求項4】電話回線が接続された主装置と、該主装置
    と有線回線で結合された複数の接続装置と、該接続装置
    と無線回線で結合され、上記主装置の接続制御によって
    上記電話回線との間で通話を行なう複数の無線電話機で
    構成された無線電話システムに於いて、 主装置から各接続装置に動作指示データを順次送付し、
    該動作指示データを受けて各接続装置から主装置に動作
    状況データを順次返送する動作を周期的に行なうように
    してあり、 主装置からの動作指示データの送付に対して動作状況デ
    ータを返送しない接続装置に対しては、主装置に於いて
    当該接続装置が未実装であるものとする処理を行なうよ
    うにした無線電話システムの監視方式。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の無線電話システムに於い
    て、主装置からは未実装と判断された接続装置の接続端
    子に対しても常時周期的に動作指示データを送付し、動
    作状況データが返送された時点で上記接続端子に接続装
    置が実装されたものとする処理を行なうようにした無線
    電話システムの監視方式。
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