JP2760114B2 - トラック荷台のヒンジ装置 - Google Patents

トラック荷台のヒンジ装置

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JP2760114B2
JP2760114B2 JP1326787A JP32678789A JP2760114B2 JP 2760114 B2 JP2760114 B2 JP 2760114B2 JP 1326787 A JP1326787 A JP 1326787A JP 32678789 A JP32678789 A JP 32678789A JP 2760114 B2 JP2760114 B2 JP 2760114B2
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JP
Japan
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hinge
pin
rail
hinge pin
gate
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正隆 野村
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、トラック荷台のヒンジ装置に関するもので
ある。
(ロ)従来の技術 従来のトラック荷台のヒンジ装置として、例えば第10
図に示されるようなものがある(自動車工学便覧第III
編1−71頁参照)。ゲートレール50にレール側ヒンジ金
具52が固着されており、レール側ヒンジ金具52は水平方
向に所定距離を置いた2つのピン支持部52a及び52bを有
している。ピン支持部52a及び52bは板材を円形に屈曲さ
せることにより構成されている。一方、ゲート54にはゲ
ートヒンジのピン支持部52a及び52bと同様の内径を有す
るゲート側ヒンジ金具55が一体に設けられている。ゲー
ト側ヒンジ金具55を支持部52aと支持部52bとの間に位置
させた状態でこれらを貫通するようにヒンジピン56が挿
入されており、ヒンジピン56は一端側に頭部56aを有し
ており、また他端側にはEリング58が組み付けられてお
り、これにより軸方向に抜け止めされている。このよう
な構造によりゲートレール50に対してゲート54を揺動さ
せることができる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来のトラック荷台のヒ
ンジ装置には、荷物を取り扱う際にEリング58が脱落す
る場合があるという問題点がある。すなわち、ヒンジピ
ン56はレール側ヒンジ金具52に対して自由に回転可能な
状態となっている。このため、Eリング58の開口側が上
向きの位置でヒンジピン56が停止し、この状態で荷物を
降ろす作業を行うと、荷物がEリング58に引っ掛かり、
Eリング58が脱落してしまう。Eリング58が脱落すると
ヒンジピン56が抜けてしまう不具合があった。また、ロ
ープ用のフックは、通常、ゲートレール50に単独に取り
付けられる。このため、ゲートレール50にフックがヒン
ジ装置と並んで取り付けられることになるので、その位
置に苦労する不具合もあった。本発明はこのような問題
点を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、ヒンジピンを回転しないようにすることに
より、上記課題を解決する。すなわち、本発明によるト
ラック荷台のヒンジ装置は、ゲートレール(12)に固定
されるレール側ヒンジ金具(16)と、レール側ヒンジ金
具のピン支持部(24及び26)によって両端が支持された
ヒンジピン(20)と、ゲート(10)に固定されると共に
ヒンジピンに揺動可能に支持されるゲート側ヒンジ金具
(18)と、ヒンジピンの抜け止めのためにこれの先端部
に設けられるEリング(22)とを有するトラック荷台の
ヒンジ装置を対象としたものであり、レール側ヒンジ金
具のピン支持部とヒンジピンとのはめ合い部にヒンジピ
ンの回り止め構造(24、28)を設けると共に、Eリング
が設けられた側と反対側のヒンジピンの端部にヒンジピ
ン軸方向と直交する方向に折り曲げられ、ヒンジピンの
取付け状態において下方に向いたフック状の折り曲げ部
(20a)を設けたことを特徴としている。なお、かっこ
内の符号は後述の実施例の対応する部材を示す。
(ホ)作用 レール側ヒンジ金具のピン支持部とヒンジピンとのは
め合い部にヒンジピンの回り止め構造を設けた。従っ
て、ヒンジピンはレール側ヒンジ金具に対して回転する
ことができない。この状態でEリングの開口を下又はゲ
ートレール側に向けた状態で組み付ければEリングの脱
落を確実に防止することができる。さらに、Eリングが
設けられた側と反対側のヒンジピンの端部にヒンジピン
軸方向と直交する方向に折り曲げられ、ヒンジピンの取
付け状態において折り曲げ部が下方に向いたフック状の
折り曲げ部を設けたので、これをロープ用のフックとし
て使用することができる。従って、ゲートレールに多く
の部品が並んでしまう不具合がなくなる。
(ヘ)実施例 (第1実施例) 第1〜8図に第1実施例を示す。第2図に示すような
トラック用の荷台のゲート10とゲートレール12との間
に、第3図に示すようにトラック荷台のヒンジ装置14が
設けられる。トラック荷台のヒンジ装置14は、第1図に
示すようにゲートレール12に固着されたレール側ヒンジ
金具16、ゲート10に固着されたレール側ヒンジ金具18、
ヒンジピン20及びEリング22を有している。レール側ヒ
ンジ金具16は第4及び5図に示すように板材を屈曲させ
て形成したものであり、2つのピン支持部24及び26を有
している。ピン支持部24は第5図に示すように略扇型の
内周形状を有しており、一方ピン支持部26は円形の内周
形状を有している。ヒンジピン20は、第6及び7図に示
すように、断面円形の棒を90゜屈曲させたフック状の折
り曲げ部20aを有するものに、回り止め用部材28を固着
したものである。回り止め用部材28は第7図に示すよう
に、略扇型をしており、ピン支持部24にはまり合い可能
としてある。ヒンジピン20の断面円形の部分の径はピン
支持部26にはまり合い可能としてある。また、レール側
ヒンジ金具18も円形の内周形状を有しており、これにヒ
ンジピン20の円形断面部がはまり合い可能である。
レール側ヒンジ金具18はゲートレール12に固着された
レール側ヒンジ金具16のピン支持部24とピン支持部26と
の間に設置される。第1図中右側から、ピン支持部24、
レール側ヒンジ金具18及びピン支持部26を貫通させて、
ヒンジピン20を挿入する。ヒンジピン20の円形断面部は
レール側ヒンジ金具18及びピン支持部26と緩くはまり合
い、回り止め用部材28はピン支持部24とはまり合う。こ
の状態でEリング22を開口部を下又はゲートレール12側
に向けた状態で組み付ける。また、この状態ではヒンジ
ピン20のフック状の折り曲げ部20aは下向きの状態とな
る。
上述のようにヒンジ装置14が組立てられた状態では、
ヒンジピン20が回転することはない。すなわち、ヒンジ
ピン20の非円形形状部である回り止め用部材28が第8図
に示すようにピン支持部24の対応する内周形状部にはま
り合っているため、ヒンジピン20が回転することはな
い。従って、Eリング22は、これの開口部を常に下向き
又はゲートレール12側向きにした状態となっており、荷
物を降ろす際にEリング22がはずれることはない。さら
に、ヒンジピン20は回り止めされているため、これの折
り曲げ部20aをロープなどを引っ掛けるためのフックと
して使用することができるので、あらたにゲートレール
にフックを設ける必要がない。
(第2実施例) 第9図に第2実施例を示す。この第2実施例はヒンジ
ピン20に長方形の板材30を固着し、一方ピン支持部28は
断面円形とすると共に板材30がはまり合い可能な切欠き
部32を設けたものである。このような構造とすることに
よってもヒンジピン20が回り止めされ、第1実施例と同
様の作用を得ることができる。
(ト)発明の効果 レール側ヒンジ金具に対してヒンジピンを非回転構造
としたため、Eリングの組付け方向を常に一定の脱落し
にくい方向とすることができ、Eリングの脱落を確実に
防止することができる。また、ヒンジピンが回転しない
ので、これに折り曲げ部を設けることにより、これをロ
ープ用のフックとして用いることができるので、あらた
にゲートレールにフックを設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例を示す斜視図、第2図はト
ラック荷台を示す図、第3図は第2図のIII−III線に沿
う断面図、第4図はレール側ヒンジ金具を示す図、第5
図は第4図の側面図、第6図はヒンジピンを示す図、第
7図は第6図の側面図、第8図は第1図のVIII−VIII線
に沿う断面図、第9図は第2実施例を示す図、第10図は
従来のトラック荷台のヒンジ装置を示す図である。 10……ゲート、12……ゲートレール、14……ヒンジ装
置、16……レール側ヒンジ金具、18……ゲート側ヒンジ
金具、20……ヒンジピン、20a……折り曲げ部、22……
Eリング、24……ピン支持部、26……ピン支持部、28…
…回り止め用部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲートレールに固定されるレール側ヒンジ
    金具と、レール側ヒンジ金具のピン支持部によって両端
    が支持されたヒンジピンと、ゲートに固定されるととも
    に、ヒンジピンに揺動可能に支持されるゲート側ヒンジ
    金具と、ヒンジピンの抜け止めのためにヒンジピンの先
    端部に設けたEリングとを有するトラック荷台のヒンジ
    装置において、レール側ヒンジ金具のピン支持部とヒン
    ジピンとのはめ合い部にヒンジピンの回り止め構造を設
    けるとともに、Eリングが設けられた側と反対側のヒン
    ジピンの端部に、ヒンジピン軸方向と直交する方向に折
    り曲げられ、ヒンジピンの取付け状態において下方に向
    いたフック状の折り曲げ部を設けたことを特徴とするト
    ラック荷台のヒンジ装置。
JP1326787A 1989-12-15 1989-12-15 トラック荷台のヒンジ装置 Expired - Lifetime JP2760114B2 (ja)

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JPH03187485A JPH03187485A (ja) 1991-08-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51152712U (ja) * 1975-05-30 1976-12-06
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