JP2759870B2 - 織物用スピンドル - Google Patents

織物用スピンドル

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JP2759870B2
JP2759870B2 JP6195906A JP19590694A JP2759870B2 JP 2759870 B2 JP2759870 B2 JP 2759870B2 JP 6195906 A JP6195906 A JP 6195906A JP 19590694 A JP19590694 A JP 19590694A JP 2759870 B2 JP2759870 B2 JP 2759870B2
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/04Spindles
    • D01H7/045Spindles provided with flexible mounting elements for damping vibration or noise, or for avoiding or reducing out-of-balance forces due to rotation

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】木発明は、シヤンク部分を軸受を
介して回転自在に支持したスピンドル軸を有する織物用
スピンドルに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の織物用スピンドルは、スピンド
ル軸の2つの自由度によつて実際の慣性主軸をスピンド
ル軸受の回転軸線にほぼ一致させることによつて回転の
アンバランスを補償できるようにしたもので、ヨーロッ
パ特許第209 799号から公知である。
【0003】この公知の織物用スピンドルにおいて、ス
ピンドル軸、つまりそのシャンクは、頚部軸受および脚
部軸受を介してスピンドル軸受ハウジングに回転可能に
支持されており、このスピンドル軸は、スピンドル軸受
ハウジング内に設けた減衰装置の作用に受けて頚部軸受
のまわりに揺動運動することができる。
【0004】一方、スピンドル軸受ハウジングは、取付
スリーブを介してスピンドルレールから離して、取付ス
リーブの周面にわたつて分配された軸方向に平行な屈曲
バネロツドの一端に接続され、他端を別の取付スリーブ
に固定している。ワーブは、スピンドル軸の頚部軸受の
領域に配置されている。
【0005】従って、紡績用ボビンを上部に担持するス
ピンドル軸は、減衰装置の作用に抗して揺動運動を行い
得る程度に頚部軸受のまわりに傾斜することができる。
相互に平行に延びる等長の屈曲性バネロッドは、取付ス
リーブとともに、スピンドルレールに平行に延び、軸方
向に離隔した2つの径方向平面の1つにそれぞれ位置す
る仮想の継手により立体的に構成された平行四辺形状結
合体を形成する。
【0006】従って、スピンドル軸受ハウジングは、実
際的に、径方向における平行変位によってのみ、屈曲性
バネロッドのバネ応力に抗して径方向へ移動できる。即
ち、ワーブの配置により、ベルトの張力が頚部軸受の領
域に作用するので、スピンドル軸またはボビンを担持す
るスピンドル軸上部の傾斜が避けられる。即ち、スピン
ドル軸受ハウジングは、スピンドルレールに対して直角
に径方向の運動を行う。
【0007】スピンドル回転時のアンバランス補償のた
め、スピンドル軸受ハウジングは、中立位置から平行に
変位した位置において、関連する取付スリーブととも
に、並進の振動回転運動を行う。スピンドル軸受ハウジ
ングだけでもかなりの質量を有している。臨界超過な回
転速度範囲では、質量の慣性が、回転速度の増加ととも
に大きくなり、スピンドル軸の半径方向の動的運動性を
阻止する。かくして、スピンドル軸と頚部軸受および脚
部軸受との間の望ましくない軸受反作用力が大きくな
る。従って、上記軸受が早期に摩耗することになる。
【0008】関与する質量による上述の径方向への運動
に対する硬直性にも拘わらず、アンバランス補償に望ま
しいスピンドル軸の径方向の動的屈曲性を保持すべき場
合は、この質量は、各々が2重継手に似た、バネ剛性を
減じた屈曲性バネロッドによって補償されなければなら
ない。
【0009】交番する曲げ応力にもとづく対応する材料
負荷に耐えるために、または屈曲性バネロッドの早期の
疲労破壊を避けるために、材料および表面の品質に関す
る屈曲性バネロッドの構成には高度の要求が課せられ
る。これらの要求を満足するには、明らかに、相応する
コストが必要である。かなりの事例において、コスト上
の理由から、このような織物用スピンドルの使用が拒絶
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明は、軸受反作用力を減少するとともに、関与
する曲げ弾性要素の応力負荷を減少することによつて、
軸受の寿命を向上させ、簡単な構造による設備費、材料
費および製造費等のコストを削減する織物用スピンドル
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、請求項1の記載の特徴部分を備えてい
る。具体的には、スピンドルハウジングと、頸部軸受と
脚部軸受を含む軸受スリーブと、この軸受スリーブ内に
頸部軸受と脚部軸受によって回転可能に支持され、これ
らの両軸受間で軸受スリーブの中心軸線に対して湾曲可
能となるスピンドル軸とを有しており、スピンドル軸
は、湾曲可能なシャンク部分を有するとともに前記スピ
ンドル軸の上部にワーブ及びボビンを担持しており、軸
受スリーブとスピンドルハウジングは、軸受スリーブの
一端側に設けた揺動継手を介して連結され、前記ワーブ
(30)は、前記軸受スリーブの他端側に位置しかつ
記頸部軸受(60)及び軸受スリーブ(20;120;
220)から半径方向に離れて配置されていることを特
徴とする。
【0012】
【作用】この構成によれば、軸受反作用力は、振動に関
与する質量の低下によつて最も有効に減少させることが
できる。このため、一方では、頚部軸受と脚部軸受との
間のスピンドル軸のシヤンクを曲げ弾性力を有する構成
にして、バネ弾性シヤンクの取付け要素を省き、かつ、
その共振質量を避けることを可能にする。他方では、本
発明にしたがって頚部軸受から離して揺動継手を配置し
た場合、頚部軸受の領域においてスピンドル軸の半径方
向たわみが可能となり、共振して問題の質量の慣性に影
響するのは、全質量の僅かな部分のみである。
【0013】製造費の減少のため、一方では、自由度形
成に役立つバネ弾性シヤンク軸受ハウジングを除去し、
他方では、揺動継手を単一継手のみで構成するか、唯一
つの水平面にのみ仮想の継手軸線を置かなければならな
いと考えられる。この「単軸」負荷の揺動継手の場合、
揺動継手からスピンドルレールまでの垂直距離にもとづ
き、頚部軸受の径方向運動について応力負荷が本質的に
低下される。
【0014】木発明の好ましい実施例にもとづき、スピ
ンドル軸上のワーブは、頚部軸受の下方に配置されてい
る。かくして、2つのバネ弾性要素、即ち、スピンドル
軸のシヤンク部分および揺動継手の変形が、スピンドル
軸上部に関して実質的に補償される逆方向のたわみを生
ずる。
【0015】即ち、軸受スリーブの傾斜から生ずるたわ
みは、ほぼ、ベルト力に対応する方向のスピンドル軸の
傾斜状態を生じ、一方、スピンドル軸のシヤンク部分の
湾曲から、スピンドル軸上部の逆方向のたわみが生ず
る。従って、スピンドル軸上部は、スピンドルレールに
対してほぼ垂直な位置を取る。
【0016】更に、本発明の好ましい実施例に対応し
て、揺動継手は、ほぼスピンドル軸のシヤンク部分の長
さだけ頚部軸受から離隔され、従って、中立位置からの
頚部軸受の所与の径方向運動のために、揺動継手の曲げ
弾性変形度を小さく抑制できる。
【0017】
【実施例】複数の実施例を示す添付の図面を参照して、
以下に、本発明に係る織物用スピンドルを説明する。織
物用スピンドルを模式的に示した図1において、軸線で
示したスピンドル軸2の中立位置に一致する軸受軸線の
中立位置を1で示した。
【0018】軸線1は、曲げ弾性揺動継手の水平面内に
延びる仮想軸線3と交差する。同図において、実際にス
ピンドルレールに強固に連結された揺動継手は、一端の
9において不動に保持され、一方、他端には、軸受スリ
ーブの下方端が連結されている。かくして揺動継手のま
わりに旋回自在の軸受ハウジング4において、スピンド
ル軸2の(湾曲状態に示した)曲げ弾性シヤンク部分2
a’が、頚部軸受5および継手軸線3と一致する脚部軸
受6に回転自在に軸支されている。
【0019】スピンドル軸2上のワーブ7には、運転
中、図1に示す参照番号8に作用する駆動ベルトの張力
F(矢印に対応)が作用する。軸受ハウジング(軸受ス
リーブ)4は、張力Fの作用を受けて、軸受軸線1に対
して角度αだけ旋回された位置を取る。ワーブに対す
る張力Fの作用箇所8は、頸部軸受5から下方へ距離h
だけ離れており、シヤンク部分2aに曲げモーメントF
*hを誘起する。
【0020】この曲げモーメントの結果として(シヤン
ク部分2’の湾曲で示した)、ボビンを担持するスピ
ンドル軸2の上部は、頚部軸受のまわりに軸線位置2
’に旋回される。この旋回は、大きさに関して角度α
に対応し、方向に関して張力Fとは逆である。対応し
て設計すれば、角度αおよびαの絶対値は等しくな
る。従って、スピンドル軸の上部2’は、軸受軸線1
に平行な位置を取る。
【0021】図2に実体的に示した織物用スピンドル
は、スピンドルレール(図示してない)のボアに強固に
固定するため雄ネジ12を備えたチューブ状スピンドル
ハウジング10を含む。スピンドルハウジング10の中
空の内部14には、図1の軸受スリーブを形成する薄
肉の中間チューブ20が実質的に上記内部の全長にわた
つてかつハウジング縦軸線16(図1の軸受軸線1に対
応)と同軸に延びている。
【0022】中間チューブ20の下端22には、カツプ
状頭部42がプレスばめで強固に固定されている。頭部
42は、ウエブ44および脚部46を含む、概ね40で
示した、単軸揺動継手を形成する。揺動継手40のウエ
ブ44は、ハウジング縦軸線16と同軸の位置を取る。
脚部46は、スピンドルハウジング10の下端に圧入さ
れている。揺動継手40は、一体であり、鋼からなり、
ウエブ44の範囲において横断面を減少することによつ
て曲げ弾性を有するように構成されている。
【0023】中間チューブ20の上端26には、頚部軸
受60を受容する軸受ブッシュ62が圧入されている。
頚部軸受60は、ベルト駆動のワーブ(ベルト係合部
分)30および紡績用ボビン(図示略)を上部(図示
略)に担持するスピンドル軸50(以下に詳細に説明す
る)を支持する。スピンドル軸50に空転しないよう結
合されたワーブ30は、頚部軸受60の下方に配置さ
れ、即ち、頚部軸受に関して揺動継手40の方向へ軸方
向へずらしてある。
【0024】中間チューブ20の内部に頚部軸受60の
下方に延びるシヤンク部分52は、対応する狭搾によつ
て曲げ弾性に構成されている。カツプ状頭部42に配置
しすベり軸受として構成した脚部軸受64は、シヤンク
部分52の端部54を受容する。この場合、上記端部の
球形端面56は、アキシヤル軸受として作用する摺動板
66上に載る。頭部42に挿入されたピン68は、摺動
板66を支持し、従って、中間チューブ20内の全スピ
ンドル軸50を支持する。頚部軸受60は、シヤンクと
軸受ころとの間に包絡円状間隙を備えたラジアルころ軸
受である。脚部軸受64は、シヤンク部分と、湾曲に起
因して軸受軸線との間のズレを許容するのに十分な間隙
を有する。中間チューブが図示の垂直位置からそれなけ
れば、上記軸受軸線はハウジング軸線16と一致する。
【0025】曲げ弾性シヤンク部分52は、ほぼ湾曲最
大の範囲において、中間チューブ20に設けた減衰装置
70によつて囲まれている。減衰装置70は、すべり軸
受として構成された案内ブッシュ72と、薄肉の弾性ス
リーブ74と、コイルバネとして構成された減衰要素7
6とを有する。
【0026】スピンドル軸50の部分52を受容する案
内ブッシュ72は、弾性スリーブ74に圧入され、上記
部分に加えられた力を弾性スリーブ74に伝達する。弾
性スリーブ74は、減衰要素76内に配設され、拡張端
部78によつてその位置を固定されている。弾性スリー
ブ74は、受けた力を、中間チューブ20の内面28に
支持された減衰要素76の長さに分布させる。減衰要素
76は、頭部42上に載る薄肉の離隔ブッシュ80と軸
受ブッシュ62との間に軸方向へ保持されている。
【0027】少なくとも、カツプ状頭部42は、軸受潤
滑のため、油浴を含むが、中間チューブ20に完全にま
たは部分的に受容でき、かくして、減衰装置70も上記
油浴内に置かれる。対応して、頭部42に設けた周面ミ
ゾ48には、油の流出を阻止するために、中間チューブ
20と共働する密封リング49が設けてある。
【0028】スピンドルの運転中、ワーブ30に作用す
る駆動ベルトの力(ベルト張力)の作用を受けて、中間
チューブ20は、スピンドルハウジング10内で、19
で示した径方向の間隙だけたわむことができ、または、
下端に続く揺動継手40のまわりにハウジング軸線16
の外に傾斜できる。この際にウエブ44に現れる応力負
荷は、頚部軸受60までの軸方向距離にもとづき減少す
る。
【0029】揺動継手の傾斜によつて中間チューブまた
は軸受スリーブ20の部分を径方向へたわませることが
できるので、関与する質量の数分の一が共振するに過ぎ
ない。これに関連して、いずれにせよ軽量の軸受スリー
ブの下端は、実質的に不動である。揺動継手は、頚部軸
受からの距離または対応するてこ作用にもとづき、僅か
な応力負荷を受けるに過ぎない。
【0030】即ち、材料および加工(特に、表面品質)
に関して高度の要求を満足する必要はなく、揺動継手を
安価に製造できる。シヤフト自体のシヤンク部分の曲げ
弾性構成によつて、頚部軸受のまわりのスピンドル軸上
部のたわみは、簡単かつ容易に実現される。
【0031】図3の実施例は、スピンドル軸50の構成
および支持に関して図2の実施例に完全に対応する。こ
の場合、同一部材には同一参照記号を付した。しかしな
がら、揺動継手140が中間チューブ(軸受スリーブ)
120の部分として設けてあるという主要な差異があ
る。
【0032】頚部軸受およびスピンドルレールから離れ
た中間チューブ120の下端122には、軸受保持とし
ての機能に関して図1の頭部42に代わる独立のカツプ
状軸受要素132が圧入されている。揺動継手140
は、部分122以外に、ベローとして構成された、従っ
て、曲げ弾性のチューブ部分144と、チューブ状脚部
146とを含む。上記脚部146は、部分122に対し
て径を拡張して下端18に圧入したことによつて、スピ
ンドルハウジング10に同じく強固に固定されている。
【0033】図3の実施例は、機能的に、図2の実施例
に対して差異はない。この場合も、揺動継手140は、
バネ要素として構成されている。
【0034】図4の実施例の場合、全体を240で示し
たバネ弾性要素は、同じく、中間チューブ(軸受スリー
ブ)220に組込まれている。機能的に図3の実施例に
対応するカツプ状軸受要素は、スピンドルハウジング2
10内に下方から突出し、上記ハウジングの下方端21
6に強固に固定されている。軸受要素232の径が縮小
されたカラー234には、ベローとして構成されたチュ
ーブ部分244を含む揺動継手240の脚部246が嵌
挿されている。チューブ部分244には、中間チューブ
220の減衰装置70を囲む部分が続いている。
【0035】図4の実施例の構成にもとづき、特に、軸
受要素232およびこの要素に支持した部材を不動に保
持したことによつて、織物用スピンドルのアンバランス
補償に関与する振動質量を更に減少できる。
【0036】図3,図4の実施例の場合、揺動継手14
0,240の曲げ弾性で屈曲可能な部分は、チューブ、
即ち、中間チューブ120,220のベロー状部分から
構成されているが、この屈曲性は、対応するチューブ部
分の剛性を減少する別の手段によつて達成でき、この場
合、織物用スピンドルの上述の構造は維持される。即
ち、例えば、当該のチューブ部分にラセン状スリットを
加工して、上記スリットの間に曲げバネとして作用する
ウエブを構成できる。
【0037】揺動継手を別の構造部材の部分として構成
する代わりに、即ち、中間チューブまたは軸受ハウジン
グに組込む代わりに、図1の揺動継手40に対応して、
揺動継手を独立の構造部材として構成することもでき
る。
【0038】基本的に、本発明に係る揺動継手は、図2
に示した如くスピンドルハウジングと中間チューブとの
間に配置する代わりに、または、図3,4に示した中間
チューブに組込む代わりに、スピンドルハウジングに、
即ち、図4と同様にスピンドルハウジングの下方端に圧
入した軸受要素の直上に組込むことができる。この場
合、強固な保持要素は、揺動継手の上方に続くスピンド
ルハウジング主部材によって形成される。
【0039】スピンドルハウジングに組込む際の揺動継
手の構成については、上述の説明が適切に当てはまる。
ラセン状スリットによつて形成されたバネ弾性ウエブの
場合、スリットを設けたスピンドルハウジング部分のた
めに、上記スリットを閉鎖するカバー(例えば、薄肉チ
ューブ片)を設けることが好ましい。
【0040】基本的に、軸受部材132,232の上方
に続く中間チューブ120,220の部分に、揺動継手
を設けることができる。この場合、スピンドル軸の相互
に独立の2つのバネ弾性自由度の作用原理が妨害される
ことはない。
【0041】
【発明の効果】本発明の織物用スピンドルは、スピンド
ル軸上部がスピンドルレールに対してほぼ垂直な位置を
保持することができ、軸受反作用力を減少するととも
に、関与する曲げ弾性要素の応力負荷を減少することに
よつて、軸受の摩耗を防止して、寿命を向上させること
ができ、簡単な構造で、安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る織物用スピンドルの好ましい実施
例の変形比率を示す図である。
【図2】好ましい実施例の織物用スピンドルの軸線方向
断面図である。
【図3】本発明に係る織物用スピンドルの別の実施例の
軸方向部分断面図である。
【図4】本発明に係る織物用スピンドルの更なる実施例
の軸方向部分断面図である。 10 保持要素 20 軸受スリーブ 30 ワーブ 40,140,240 揺動継手 50 スピンドル軸 52 シヤンク部分 60 頚部軸受 64 脚部軸受 70 減衰装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャンサー クルツ ドイツ国 70437 シュツトガルト バ ルトハザール ノイマン ストラーセ 19 (72)発明者 ホルストナー ハンス ペーター ドイツ国 74321 バイエティークハイ ム ビッシンゲン ヒンデンブルクスト ラーセ 32 (72)発明者 ドュル クラウス ガンター ドイツ国 71691 フライベルク ヘー ゲルベーク18 (56)参考文献 特開 平3−193931(JP,A) 特開 昭50−59534(JP,A) 特公 昭35−10208(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01H 7/04 - 7/16

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のスピンドルハウジング(10;
    210)と、 このハウジング(10)内で傾斜可能に配置され、頸部
    軸受(60)と脚部軸受(64)を含んでいる軸受スリ
    ーブ(20;20;220)と、 この軸受スリーブ内に前記頸部軸受(60)と脚部軸受
    (64)によって回転可能に支持され、これらの両軸受
    (60,64)間で前記軸受スリーブ(20;120;
    220)の中心軸線に対して湾曲可能となるスピンドル
    軸(50)とを有しており、 前記スピンドル軸(50)は、湾曲可能なシャンク部分
    (52)を有するとともに前記スピンドル軸(50)の
    上部にワーブ(30)及びボビンを担持しており、 前記軸受スリーブ(20;120;220)とスピンド
    ルハウジング(10;210)は、前記軸受スリーブ
    (20;120;220)の一端側に設けた揺動継手
    (40;140;240)を介して連結され、前記ワー
    ブ(30)は、前記軸受スリーブの他端側に位置しかつ
    前記頸部軸受(60)及び軸受スリーブ(20;12
    0;220)から半径方向に離れて配置されていること
    を特徴とする織物用スピンドル。
  2. 【請求項2】 揺動継手(40)が少なくとも1つの曲
    げ弾性ウエブ(44)を有することを特徴とする請求項
    1の織物用スピンドル。
  3. 【請求項3】 揺動継手の各ウエブ(44)が、チュー
    ブ片に加工したラセン状スリツトによつて形成されてい
    ることを特徴とする請求項2の織物用スピンドル。
  4. 【請求項4】 揺動継手(40)のウエブ(44)が、
    取付け軸線(1)の中立位置に対して同軸に配置されて
    いることを特徴とする請求項2の織物用スピンドル。
  5. 【請求項5】 揺動継手(140;240)が、軸受ス
    リーブ(120;220)の、ベローとして構成された
    チューブ部分(144,244)を含むことを特徴とす
    る請求項1の織物用スピンドル。
  6. 【請求項6】 チューブ部分(144,244)を含む
    揺動継手(140,240)が、軸受スリーブ(12
    0,220)の一部として形成され、かつスピンドルハ
    ウジング(10)内に配置されていることを特徴とする
    請求項5の織物用スピンドル。
  7. 【請求項7】 揺動継手が、堅い保持要素に隣接するス
    ピンドルハウジングのチューブ状下方端によつて形成さ
    れていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか
    に記載の織物用スピンドル。
  8. 【請求項8】 揺動継手(40,140,240)が、
    ほぼスピンドル軸(50)のシヤンク部分(52)の長
    さだけ頸部軸受(60)から離隔されていることを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の織物用スピ
    ンドル。
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