JP2759031B2 - 間接押出プレスのダイス搬送装置 - Google Patents

間接押出プレスのダイス搬送装置

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JP2759031B2
JP2759031B2 JP31219492A JP31219492A JP2759031B2 JP 2759031 B2 JP2759031 B2 JP 2759031B2 JP 31219492 A JP31219492 A JP 31219492A JP 31219492 A JP31219492 A JP 31219492A JP 2759031 B2 JP2759031 B2 JP 2759031B2
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武治 山本
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Sumitomo Metal Industries Ltd
Ube Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は間接押出プレスで使用さ
れた使用済みのダイスをコンテナシェルのシェル除去装
置に搬送する間接押出プレスのダイス搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルミ合金等の金属材料を押出
成形する押出成形装置として間接押出プレス機が知られ
ている。この間接押出プレス機には図12(A)に示す
ようにエンドプラテン(図示せず)に固定された筒状の
ダイステム1、この先端に配置され、中心部に製品通過
孔2aが穿設されたダイス2、ダイステム1と離間対向
配置され、図示しない駆動装置によって軸心方向に移動
操作される押出ステム3、この押出ステム3の先端に配
置されたダミーブロック4および製品素材であるビレッ
ト5を保持し、押出ステム3とともに前進駆動されるコ
ンテナ6がそれぞれ設けられている。
【0003】そして、間接押出プレス機の動作時にはビ
レット5を保持したコンテナ6が押出ステム3とともに
前進駆動される。このとき、コンテナ6内のビレット5
はダミーブロック4を介して押出ステム3によりダイス
2側に押圧され、ダイス2から押出成形品である製品7
が押出されるとともに、ダイス2およびダイステム1が
コンテナ6内に挿入されてくる。
【0004】また、この種の間接押出プレス機で使用さ
れるダイス2としてダイス本体の外周面に凹陥状のシェ
ル収容部2b、このシェル収容部2bの両端部に円形状
の大径部2c、2dがそれぞれ形成され、間接押出プレ
ス機の動作時にコンテナ6内に挿入されたダイス2がコ
ンテナ6の内周面に沿って摺動する際に、コンテナ6の
内周面に付着したコンテナシェルをダイス本体の後端側
の大径部2dによって掻き落とし、掻き落とされたコン
テナシェルをシェル収容部2b内に収容させることによ
り、コンテナ6の内周面をクリーニングする構成にした
ものが開発されている。
【0005】さらに、間接押出プレス機の動作時には1
つのビレット5から製品7を押出し成形する1サイクル
の押出成形作業の終了後、使用済みのダイス2を間接押
出プレス機の本体とは別の場所に設置されたシェル除去
装置に搬送し、ダイス2の外周面のシェル収容部2b内
に付着したコンテナシェルをこのシェル除去装置で除去
することにより、ダイス2を再利用可能な状態に再生す
る作業が行なわれている。
【0006】この場合、ダイス2のシェル収容部2bを
多面体形状、例えば図12(C)に示すように六面体形
状に形成するとともに、シェル除去装置に略U字状のカ
ッター8を設け、ダイス2の6面体のシェル収容部2b
のうちの対向する2面に付着したコンテナシェル9をこ
のカッター8によって同時に除去することにより、使用
済みのダイス2のコンテナシェル9の除去作業を能率化
する構成にしたものがある。
【0007】また、図12(B)は間接押出プレス機の
1サイクルの押出成形作業の終了後、間接押出プレス機
の本体側から図示しないクレーン装置を介して搬送され
た使用済みのダイス2を受取り、コンテナシェル9のシ
ェル除去装置に搬送する従来のダイス搬送装置の概略構
成を示すものである。なお、同図中で、Aは使用済みダ
イス2の受取り位置、Bはシェル除去装置によるコンテ
ナシェル9の除去作業位置をそれぞれ示すものである。
【0008】このダイス搬送装置にはダイス2を挾持す
る一対のダイス保持体11,12が設けられている。こ
の場合、一方のダイス保持体11は支持フレーム13に
よって回動自在に支持されている。
【0009】また、この支持フレーム13は駆動源であ
るバッカーシリンダ14のピストンロッド14aの先端
に固定されている。さらに、この支持フレーム13には
ガイドロッド15の一端が固定されている。このガイド
ロッド15はバッカーシリンダ14の固定フレーム16
に固定されたガイド部材17にダイス2の搬送方向に沿
って移動可能に支持されている。そして、ダイス保持体
11はバッカーシリンダ14によってダイス2の搬送方
向に沿って移動操作されるようになっている。
【0010】また、他方のダイス保持体12は駆動源で
あるプッシャーシリンダ18によってダイス2の搬送方
向に沿って移動操作される移動ユニット19内の支持ロ
ッド20の先端に固定されている。この場合、プッシャ
ーシリンダ18は固定フレーム16側に固定されてい
る。
【0011】移動ユニット19には支持ロッド20を保
持するプッシャーパイプ22が設けられている。このプ
ッシャーパイプ22の内部には支持ロッド20が軸受部
材21を介して回動自在に、かつダイス2の搬送方向に
沿って移動可能に支持されている。
【0012】また、プッシャーパイプ22の基端部はプ
ッシャーシリンダ18のピストンロッド18aの先端に
連結された連結部材23によって回転自在に支持されて
いる。さらに、プッシャーパイプ22の先端部にはダイ
ス保持体12を定位置方向に付勢する圧縮ばねからなる
ばね部材24が収容されている。
【0013】なお、連結部材23には支持ロッド20の
基端部位置を検出するリミットスイッチ30が設けられ
ている。そして、ダイス保持体11,12間でダイス2
を挾持する際にダイス保持体12側に突設された係合ピ
ン12aとダイス2側のピン挿入穴との係合状態がこの
リミットスイッチ30によって検出されるようになって
いる。
【0014】また、固定フレーム16にはプッシャーパ
イプ22の先端部を回転駆動する回転駆動ユニット25
が設けられている。この回転駆動ユニット25には円筒
状のステータ26、このステータ26に回転自在に支持
されたロータ27およびこのロータ27をチェーン式の
動力伝達機構を介して回転駆動する油圧式の駆動モータ
28がそれぞれ設けられている。この場合、ロータ27
の内周面には図示しないキーが突設され、プッシャーパ
イプ22の外周面にはこのキーが挿入される図示しない
キー溝がダイス2の搬送方向に沿って延設されている。
【0015】なお、固定フレーム16にはロータ27の
回転位置を位置決めする位置決め装置29が設けられて
いる。この位置決め装置29にはロータ27と一体に設
けられ、周方向に120°間隔で3つのピン挿入穴が穿
設された図示しない位置決めリング、この位置決めリン
グのピン挿入穴に対して挿脱可能に固定フレーム16側
に設けられたダイス2の位置決めピンおよびこの位置決
めピンを位置決めリング方向に押圧する位置決めシリン
ダがそれぞれ設けられている。
【0016】そして、ダイス保持体12はプッシャーシ
リンダ18によって移動ユニット19とともにダイス2
の搬送方向に沿って移動操作され、さらに回転駆動ユニ
ット25の駆動モータ28によってロータ27、プッシ
ャーパイプ22とともに、回転駆動されるようになって
いる。
【0017】そこで、上記従来構成のものにあっては間
接押出プレス機の1サイクルの押出成形作業の終了後、
間接押出プレス機の本体側から図示しないクレーン装置
を介して使用済みのダイス2が受取り位置Aまで搬送さ
れるとプッシャーシリンダ18が駆動される。そして、
このプッシャーシリンダ18のピストンロッド18aが
図12(B)中で右方向に移動する動作にともない移動
ユニット19とともにダイス保持体12が右方向に移動
操作され、このダイス保持体12と他のダイス保持体1
1との間でダイス2が挾持される。
【0018】さらに、ダイス保持体11,12間でダイ
ス2が挾持されている状態でバッカーシリンダ14が駆
動されてダイス2がシェル除去装置によるコンテナシェ
ル9の除去作業位置Bまで搬送され、ここでシェル除去
装置によるコンテナシェル9の除去作業が行なわれる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のものに
あってはダイス2を挾持する一対のダイス保持体11,
12がそれぞれ別個の独立した駆動シリンダ(バッカー
シリンダ14およびプッシャーシリンダ18)によって
ダイス2の搬送方向に沿って移動操作される構成になっ
ている。そして、これらの駆動シリンダ14、18の動
作ストロークはこのダイス搬送装置上でのダイス2の搬
送ストロークと略等しい程度にそれぞれ設定されてい
る。
【0020】そのため、ダイス搬送装置全体の長さはダ
イス搬送装置上でのダイス2の搬送ストロークの少なく
とも3倍以上必要になるので、ダイス搬送装置全体の長
さが比較的長くなり、ダイス搬送装置の設置スペースが
大きくなる問題がある。
【0021】さらに、間接押出プレス機の本体には例え
ばダイスライドシリンダ等の長手の付属設備が装着され
ているので、間接押出プレス機の本体の近傍位置にダイ
ス搬送装置を配設した場合にはダイス搬送装置とダイス
ライドシリンダ等の長手の付属設備とが干渉するおそれ
がある。そのため、間接押出プレス機の本体の設置場所
の近傍位置にダイス搬送装置を設置することが難しいの
で、ダイス搬送装置は間接押出プレス機の本体から離れ
た場所に配設されている。その結果、間接押出プレス機
の本体とダイス搬送装置等の付属設備とを含めた装置全
体の設置スペースが増える問題がある。
【0022】また、間接押出プレス機の本体の設置場所
とダイス搬送装置の設置場所との間での作業者の移動距
離が比較的長くなるので、操作盤による運転操作および
間接押出プレス機全体の動作を監視する作業の作業性が
低下するとともに、間接押出プレス機全体の保守・点検
等の作業の作業能率の向上が図り難い問題がある。
【0023】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、装置全体の設置スペースを小さくすることができ、
間接押出プレス機全体の保守・点検等の作業の作業能率
の向上を図ることができる間接押出プレスのシェル除去
装置を提供することを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明はダイス本体の外
周面にコンテナシェルが付着した使用済みのダイスを前
記コンテナシェルのシェル除去装置に搬送する間接押出
プレスのダイス搬送装置において、前記ダイス本体を挾
持する一対のダイス保持体と、これらのダイス保持体を
両者間の離間距離を変化させる方向にそれぞれ移動可能
に支持する支持機構と、前記一方のダイス保持体に固定
された駆動シリンダおよび前記他方のダイス保持体に固
定され、前記駆動シリンダによって前記ダイス保持体の
移動方向と同方向に移動操作される操作ロッドを備え、
前記駆動シリンダによる前記操作ロッドの引き込み動作
にともない前記両ダイス保持体を前記ダイス本体の挾持
方向に移動操作するダイス保持体駆動ユニットと、この
ダイス保持体駆動ユニットを前記ダイス本体の受取り位
置から前記シェル除去装置へのセット位置まで搬送する
ユニット搬送機構とを具備したものである。
【0025】
【作用】ダイス本体の外周面にコンテナシェルが付着し
た使用済みのダイスを挾持するダイスの挾持操作時には
駆動シリンダによる操作ロッドの引き込み動作にともな
い一対のダイス保持体をそれぞれダイス本体の挾持方向
に移動操作し、ダイス保持体駆動ユニットによるダイス
の挾持操作後、ユニット搬送機構によってダイス保持体
駆動ユニットをダイス本体の受取り位置からシェル除去
装置へのセット位置まで搬送するようにしたものであ
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は間接押出プレスのダイス搬送装置41の
要部の概略構成、図2は間接押出プレス機全体の概略構
成をそれぞれ示すものである。
【0027】図2中で、42は間接押出プレス機の本体
である。この間接押出プレス機本体42にはエンドプラ
テン43に固定された筒状のダイステム44、このダイ
ステム44の先端に配置されたダイス45、押出ステム
46、コンテナ47等がそれぞれ設けられているととも
に、ダイスローダ48、ビレットローダ49、スイング
タイプのフリーダイス受け50、ダイスライドシリンダ
51、ダイスライド52等の付属設備が装着されてい
る。
【0028】また、ダイス搬送装置41の近傍位置には
イニシャルダイス位置p1 とリサイクルダイス位置p2
との間でダイス45を搬送する台車式搬送装置53およ
び使用済みのダイス45のシェル除去装置54等がそれ
ぞれ配設されている。さらに、間接押出プレス機本体4
2とダイス搬送装置41との間には図3に示すダイス搬
送用のクレーン装置55が配設されている。
【0029】また、ダイス搬送装置41には図4に示す
ように固定フレーム56上に固定されたユニット駆動シ
リンダ57と、図1に示すようにこのユニット駆動シリ
ンダ57の両側に略平行に配設された一対のリニアガイ
ド58,59と、ユニット駆動シリンダ57によってリ
ニアガイド58,59に沿って進退駆動されるダイス保
持体駆動ユニット60とがそれぞれ設けられている。
【0030】ダイス保持体駆動ユニット60には図1に
示すようにダイス45を挾持する一対の(第1および第
2の)ダイス保持体61,62と、これらのダイス保持
体61,62を両者間の離間距離を変化させる方向にそ
れぞれ移動可能に支持する支持機構63とが設けられて
いる。
【0031】この支持機構63にはダイス保持体駆動ユ
ニット60のユニットフレーム64に突設された一対の
支持フレーム65,66が設けられている。これらの支
持フレーム65,66間にはダイス保持体61,62の
移動動作をガイドする一対のガイドロッド67,68が
架設されている。
【0032】また、ダイス保持体61,62にはガイド
ロッド67,68に摺動自在に支持された脚部69,7
0が設けられている。これらの脚部69,70にはガイ
ドロッド67,68が摺動自在に挿通される円筒状の軸
受部71…がそれぞれ形成されている。
【0033】なお、一方のガイドロッド67にはダイス
保持体61,62をダイス45の挾持方向に移動した場
合にダイス保持体61,62の移動量を規制する一対の
ストッパ72,73が突設されている。
【0034】また、第2のダイス保持体62の脚部70
には駆動シリンダ74が固定されている。この駆動シリ
ンダ74のピストンロッド75には操作ロッド76の基
端部が連結されている。この操作ロッド76の先端部は
第1のダイス保持体61の脚部69に固定されている。
【0035】ここで、駆動シリンダ74のピストンロッ
ド75が図1に示すように右側の移動限位置まで突出操
作された状態では第1および第2のダイス保持体61,
62間の離間距離が大きい待機状態で保持される。そし
て、駆動シリンダ74によってピストンロッド75およ
び操作ロッド76が図1中で右方向に引込み操作される
動作にともない第1のダイス保持体61が同図中、左方
向に牽引操作されるとともに、第2のダイス保持体62
が同図中、右方向に移動操作されて第1および第2のダ
イス保持体61,62がダイス45の挾持方向に移動操
作されるようになっている。
【0036】さらに、ダイス保持体駆動ユニット60は
前記ユニット駆動シリンダ57によって図1に示すダイ
ス45の受渡し位置から第1および第2のダイス保持体
61,62間に挾持されたダイス45をシェル除去装置
54へのセット位置まで搬送されるようになっており、
ユニット駆動シリンダ57とリニアガイド58,59と
によってユニット搬送機構77が形成されている。
【0037】また、第1のダイス保持体61には図6に
示すように円筒状のステータ81とこのステータ81に
軸受部82,83を介して回転自在に支持されたロータ
84とが設けられている。
【0038】さらに、ロータ84の軸心部には支軸85
が軸心方向に移動自在に設けられているとともに、この
ロータ84の一端部には歯車86が固定されている。こ
の歯車86には図5に示す駆動モータ87の駆動歯車が
噛合され、この駆動モータ87によってロータ84が回
転駆動されるようになっている。
【0039】また、ロータ84の他端部にはステータ8
1の外部側に配置された大径部88が形成されている。
この大径部88の外端面には円形の凹陥部89が形成さ
れている。さらに、この凹陥部89の内底部には複数の
支持ロッド90…が突設されている。そして、これらの
支持ロッド90…の先端部には凹陥部89の開口面を閉
塞する接合プレート91が固定されている。
【0040】また、支軸85の先端部にはダイス45の
端面に形成された位置決め用の嵌合穴内に挿入される3
本の位置決めピン92の支持プレート93が固定されて
いる。この場合、接合プレート91には位置決めピン9
2をその軸心方向に移動自在に挿通する挿通孔91aが
形成されている。そして、位置決めピン92はこの挿通
孔91aに沿って外部側に突没自在に支持されている。
【0041】さらに、凹陥部89の内部には各支持ロッ
ド90の周囲に巻装されたコイルばね94が配設されて
いる。そして、各支持ロッド90の周囲のコイルばね9
4の付勢力によって支持プレート93が図6に示すよう
に位置決めピン92を接合プレート91の挿通孔91a
の外部側に突出させた通常位置で保持されるようになっ
ている。
【0042】また、第1のダイス保持体61には図8に
示すようにロータ84の回転角度を規制する回転角度規
制機構95が設けられている。この回転角度規制機構9
5にはステータ81とロータ84との間に配設された中
間リング96と、ステータ81に固定された固定ピン9
7と、ステータ81に装着された駆動シリンダ98によ
って駆動される可動ピン99とが設けられている。
【0043】ここで、中間リング96はロータ84にキ
ー100を介して一体回転可能に固定されている。ま
た、この中間リング96には回転角度規制溝101が形
成されている。この回転角度規制溝101は両端部(第
1の端部101a,第2の端部101b)間の角度が1
20°+α(α=固定ピン97の半径+可動ピン99の
半径と対応する角度)に設定されている。
【0044】さらに、固定ピン97はその先端部が中間
リング96の回転角度規制溝101内に挿入された状態
でステータ81に固定されている。また、可動ピン99
は駆動シリンダ98によって回転角度規制溝101内に
突没操作されるようになっている。そして、固定ピン9
7の中心線と、可動ピン99の中心線とのなす角は60
°に設定されている。
【0045】また、駆動モータ87には第1のダイス保
持体61のロータ84の回転角度を検出する3つのリミ
ットスイッチ102が設けられている。この場合、駆動
モータ87の駆動歯車とロータ84の歯車86とは同一
径で、同一歯数に設定されている。そして、3つのリミ
ットスイッチ102によって駆動モータ87の駆動歯車
の回転角度を検出することにより、第1のダイス保持体
61のロータ84の回転角度を検出することができるよ
うになっている。
【0046】さらに、第2のダイス保持体62には図7
に示すように円筒状のステータ111とこのステータ1
11に軸受部112,113を介して回転自在に支持さ
れたロータ114とが設けられている。
【0047】そして、この第2のダイス保持体62と第
1のダイス保持体61との間でダイス45を挾持した状
態では第1のダイス保持体61のロータ84の回転動作
に応じてダイス45を介してこの第2のダイス保持体6
2のロータ114が回転するようになっている。
【0048】また、図10(A)、(B)および図11
はシェル除去装置54を示すものである。この場合、ダ
イス45は図12(C)に示す構成になっている。そし
て、シェル除去装置54の本体121には図10(A)
に示すようにダイス45の六面体形状のシェル収容部2
b内に収容されたコンテナシェルを掻き落とすカッター
機構部122と、このカッター機構部122の両側にそ
れぞれ配設され、ダイス45の大径部2c、2dをクラ
ンプする一対のダイスクランプ機構部123とが設けら
れている。
【0049】カッター機構部122には図10(B)に
示すようにダイス45の6面体のシェル収容部2bのう
ちの対向する2面に付着したコンテナシェルを同時に除
去する略U字状のカッター124と、このカッター12
4を昇降駆動するカッター駆動シリンダ125とが設け
られている。
【0050】さらに、ダイスクランプ機構部123には
図10(C)に示すように上下一対のクランプ体12
6,127が設けられている。この場合、上部クランプ
体126は上クランプ体駆動シリンダ128によって昇
降駆動されるようになっている。また、下部クランプ体
127(ダイス受け)はシェル除去装置本体121の固
定フレーム129側に固定されたダイス受け駆動シリン
ダ130によって昇降駆動されるようになっている。
【0051】そして、ダイス搬送装置41の動作にとも
ないダイス45がシェル除去装置54へのセット位置ま
で搬送されると、カッター機構部122の両側のダイス
クランプ機構部123の各下部クランプ体127が上昇
駆動されるとともに、各上部クランプ体126が下降操
作され、上下のクランプ体126,127間でダイス4
5の大径部2c、2dがそれぞれクランプされるように
なっている。
【0052】また、このダイス45のクランプ状態でカ
ッター機構部122のカッター駆動シリンダ125が駆
動され、このカッター駆動シリンダ125によってカッ
ター124が下降操作されることにより、ダイス45の
6面体のシェル収容部2bのうちの対向する2面に付着
したコンテナシェルがこのカッター124によって同時
に除去されるようになっている。
【0053】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、間接押出プレス機本体42の動作時には図2のイ
ニシャルダイス位置p1 に供給されたダイス45は台車
式搬送装置52によってリサイクルダイス位置p2 に搬
送され、ここからクレーン装置54によってスイングタ
イプのフリーダイス受け50に搬送されて間接押出プレ
ス機本体42のダイステム44とコンテナ47との間に
供給される。
【0054】続いて、間接押出プレス機本体42による
所定の押出成形作業が行なわれた後、押出ステム46と
コンテナ47との間の押出中心位置までダイスローダ4
8が移動してコンテナシェルが付着した使用済みのダイ
ス45を受取り、その後、ダイスローダ48が元の位置
まで移動した状態でクレーン装置54によってこの使用
済みのダイス45がリサイクルダイス位置p2 まで搬送
される。
【0055】このとき、ダイス搬送装置41はダイス保
持体駆動ユニット60がユニット駆動シリンダ57によ
って図1に示すダイス45の受渡し位置で保持されてい
るとともに、ダイス保持体駆動ユニット60のダイス保
持体61,62は駆動シリンダ74によって第1および
第2のダイス保持体61,62間の離間距離が大きい待
機状態で保持されている。
【0056】そして、リサイクルダイス位置p2 まで搬
送された使用済みのダイス45はダイス保持体駆動ユニ
ット60のダイス保持体61,62間で挾持される。こ
のダイス保持体61,62によるダイス45の挾持作業
時には駆動シリンダ74が駆動される。
【0057】この駆動シリンダ74の駆動時にはピスト
ンロッド75および操作ロッド76が図1中で右方向に
引込み操作される動作にともない第1のダイス保持体6
1が同図中、左方向に牽引操作されるとともに、第2の
ダイス保持体62が同図中、右方向に移動操作されて第
1および第2のダイス保持体61,62がダイス45の
挾持方向に移動操作される。
【0058】また、第1および第2のダイス保持体6
1,62がダイス45の挾持位置の近傍まで移動した時
点で、駆動モータ87が駆動され、第1のダイス保持体
61のロータ84が回転駆動される。そして、ロータ8
4の回転中、接合プレート91から突出状態で保持され
ている3本の位置決めピン92とダイス45の端面の位
置決め用嵌合穴とが一致した時点で、3本の位置決めピ
ン92がダイス45の位置決め用嵌合穴内に同時に挿入
される。
【0059】なお、接合プレート91から突出状態で保
持されている3本の位置決めピン92とダイス45の端
面の位置決め用嵌合穴とが不一致の状態で、第1および
第2のダイス保持体61,62がダイス45の挾持方向
に移動操作されて3本の位置決めピン92がダイス45
の端面側に押し付け操作された場合には3本の位置決め
ピン92が支持プレート93および支軸85とともにコ
イルばね94の付勢力に抗して図6中で右方向に押し込
み操作される。このとき、支持プレート93の移動動作
が図示しないリミットスイッチによって検出され、3本
の位置決めピン92がダイス45の位置決め用嵌合穴内
に正しく挿入されていない状態が検出される。
【0060】また、3本の位置決めピン92がダイス4
5の位置決め用嵌合穴内に正しく挿入された場合(この
状態では第1および第2のダイス保持体61,62間で
ダイス45が正しく挾持されている)には続いて、図9
(A)に示すように第1のダイス保持体61の固定ピン
97と中間リング96の回転角度規制溝101の第2の
端部101bとを当接させる位置合わせ作業が行なわれ
る。
【0061】この位置合わせ作業が完了した状態が駆動
モータ87のリミットスイッチ102によって検出され
ると、続いて、ユニット駆動シリンダ57によってダイ
ス保持体駆動ユニット60が図1中で、左方向に移動操
作され、第1および第2のダイス保持体61,62間で
挾持されているダイス45がシェル除去装置54へのセ
ット位置まで搬送される。そして、ここで使用済みのダ
イス45のダイス本体の外周面に付着したコンテナシェ
ルをシェル除去装置53によって除去するコンテナシェ
ルの除去作業が行なわれる。
【0062】このコンテナシェルの除去作業時にはま
ず、カッター機構部122の両側のダイスクランプ機構
部123のダイス受け駆動シリンダ130が駆動され、
各下部クランプ体127が上昇駆動されるとともに、上
クランプ体駆動シリンダ128が駆動され、各上部クラ
ンプ体126が下降操作される。そして、上下のクラン
プ体126,127間でダイス45の大径部2c、2d
がそれぞれクランプされる。
【0063】次に、カッター駆動シリンダ125が駆動
され、このカッター駆動シリンダ125によってカッタ
ー124が下降操作される。そして、ダイス45の6面
体のシェル収容部2bのうちの対向する2面に付着した
コンテナシェルがこのカッター124によって同時に除
去され、1回目のコンテナシェルの除去作業が行なわれ
る。
【0064】また、1回目のコンテナシェルの除去作業
の終了後、上クランプ体駆動シリンダ128が駆動され
る。そして、各上部クランプ体126が上方向にそれぞ
れ移動操作され、ダイス45の大径部2c、2dのクラ
ンプが解除される。
【0065】この状態で、第1のダイス保持体61の駆
動シリンダ98が駆動され、可動ピン99が中間リング
96の回転角度規制溝101内に挿入されるとともに、
駆動モータ87によってロータ84が図9(A)中で、
時計回り方向に60°回転駆動されて図9(B)に示す
ように第1のダイス保持体61の可動ピン99と中間リ
ング96の回転角度規制溝101の第1の端部101a
とを当接させる位置合わせ作業が行なわれる。このと
き、第1および第2のダイス保持体61,62間で挾持
されているダイス45は1回目のコンテナシェルの除去
作業時のセット位置から60°回転操作される。
【0066】この位置合わせ作業が完了した状態が駆動
モータ87のリミットスイッチ102によって検出され
ると、続いて、上クランプ体駆動シリンダ128が駆動
される。そして、各上部クランプ体126が下降操作さ
れ、ダイス45の大径部2c、2dがそれぞれクランプ
される。
【0067】この状態で、カッター駆動シリンダ125
が駆動され、カッター124が下降操作されて、ダイス
45の6面体のシェル収容部2bのうちの対向する2面
に付着したコンテナシェルがこのカッター124によっ
て同時に除去される2回目のコンテナシェルの除去作業
が行なわれる。この2回目のコンテナシェルの除去作業
時には1回目のコンテナシェルの除去作業時にコンテナ
シェルが除去されたシェル収容部2bの60°隣のシェ
ル収容部2bに付着したコンテナシェルが除去される。
【0068】さらに、2回目のコンテナシェルの除去作
業の終了後、上クランプ体駆動シリンダ128が駆動さ
れ、各上部クランプ体126が上方向にそれぞれ移動操
作されてダイス45の大径部2c、2dのクランプが解
除される。
【0069】この状態で、第1のダイス保持体61の駆
動シリンダ98が駆動され、可動ピン99が中間リング
96の回転角度規制溝101の外部に抜き出されるとと
もに、駆動モータ87によってロータ84が2回目のコ
ンテナシェルの除去作業位置から図9(B)中で、時計
回り方向に60°回転駆動されて図9(C)に示すよう
に第1のダイス保持体61の固定ピン97と中間リング
96の回転角度規制溝101の第1の端部101aとを
当接させる位置合わせ作業が行なわれる。このとき、第
1および第2のダイス保持体61,62間で挾持されて
いるダイス45は2回目のコンテナシェルの除去作業時
のセット位置から60°回転操作される。
【0070】この位置合わせ作業が完了した状態が駆動
モータ87のリミットスイッチ102によって検出され
ると、続いて、上クランプ体駆動シリンダ128が駆動
され、各上部クランプ体126が下降操作されてダイス
45の大径部2c、2dがそれぞれクランプされる。
【0071】この状態で、カッター駆動シリンダ125
が駆動され、カッター124が下降操作されて、ダイス
45の6面体のシェル収容部2bのうちの残りの2面に
付着したコンテナシェルがこのカッター124によって
同時に除去される3回目のコンテナシェルの除去作業が
行なわれる。この3回目のコンテナシェルの除去作業時
には2回目のコンテナシェルの除去作業時にコンテナシ
ェルが除去されたシェル収容部2bの60°隣のシェル
収容部2bに付着したコンテナシェルが除去される。そ
のため、上記のような3回のコンテナシェルの除去作業
によって使用済みのダイス45のダイス本体の外周面に
付着したコンテナシェルが全て除去されて再生される。
【0072】さらに、3回目のコンテナシェルの除去作
業の終了後、上クランプ体駆動シリンダ128が駆動さ
れ、各上部クランプ体126が上方向にそれぞれ移動操
作されてダイス45の大径部2c、2dのクランプが解
除される。続いて、ダイス受け駆動シリンダ130が駆
動され、各下部クランプ体127が下方向にそれぞれ移
動操作される。
【0073】なお、シェル除去装置53によってコンテ
ナシェルが除去されて再生されたダイス45は続いてダ
イス搬送装置41によってリサイクルダイス位置p2
で搬送される。以後は、同様にこのダイス45が間接押
出プレス機本体42に供給されて間接押出プレス機本体
42の押出成形作業時に使用され、その後、使用済みの
ダイス45がシェル除去装置53まで搬送され、コンテ
ナシェルが除去されて再生される各工程が繰り返され
る。
【0074】そこで、上記構成のものにあってはダイス
搬送装置41に外周面にコンテナシェルが付着した使用
済みのダイス45を挾持するダイス45の挾持操作時に
は駆動シリンダ74による操作ロッド76の引き込み動
作にともない一対のダイス保持体61,62をそれぞれ
ダイス45の挾持方向に移動操作するダイス保持体駆動
ユニット60を設け、ダイス保持体駆動ユニット60に
よるダイス45の挾持操作後、ユニット搬送機構77に
よってダイス保持体駆動ユニット60をダイス45の受
取り位置からシェル除去装置54へのセット位置まで搬
送するようにしたので、ダイス搬送装置41全体の長さ
をダイス45を受取り位置からシェル除去装置54への
セット位置まで搬送するダイス45の搬送ストロークよ
りも若干大きい程度に抑えることができる。
【0075】そのため、ダイス搬送装置41全体の長さ
を従来のようにダイス搬送装置41上でのダイス45の
搬送ストロークの少なくとも3倍以上必要になる場合に
比べて装置全体の設置スペースを小さくすることができ
るので、図2中に仮想線で示す従来のダイス搬送装置に
比べて間接押出プレス機本体42の設置場所の近傍位置
にダイス搬送装置41を設置することができる。
【0076】その結果、間接押出プレス機本体42とダ
イス搬送装置41等の付属設備とを含めた装置全体の設
置スペースを小さくすることができるので、間接押出プ
レス機本体42の設置場所とダイス搬送装置41の設置
場所との間での作業者の移動距離を比較的小さくするこ
とができ、操作盤による運転操作および間接押出プレス
機全体の動作を監視する作業の作業性および間接押出プ
レス機全体の保守・点検等の作業の作業能率の向上を図
ることができる。
【0077】また、本実施例ではステータ81とロータ
84との間に配設された中間リング96と、ステータ8
1に固定された固定ピン97と、ステータ81に装着さ
れた駆動シリンダ98によって駆動される可動ピン99
とを備え、中間リング96の回転角度規制溝101内へ
の可動ピン99の出し入れによってロータ84の回転角
度を0°、60°、120°の3位置に規制する回転角
度規制機構95を第1のダイス保持体61に設けてい
る。
【0078】そのため、従来のようにダイスを回転可能
に保持する保持体の周面にダイスの回転角度を位置決め
する3か所の位置決め用のピン挿入穴を設け、ダイスの
回転角度を位置決めする場合には固定部側に設けた位置
決めピンをこのピン挿入穴内に挿脱可能に挿入する構成
にした場合のように位置決めピンとピン挿入穴との間の
嵌合部分のがたつきによってダイスの回転角度を位置決
め精度が低下するおそれがない。
【0079】さらに、従来のダイスの回転角度位置決め
機構のように位置決めピンの先端をダイス保持体の周面
に摺接させる必要がないので、これらの摺動部材が摩耗
したり、損傷するおそれがなく、耐久性を高めることが
できる。なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
できることは勿論である。
【0080】
【発明の効果】本発明によればダイス本体を挾持する一
対のダイス保持体を両者間の離間距離を変化させる方向
にそれぞれ移動可能に支持する支持機構を設け、ダイス
保持体駆動ユニットによって両ダイス保持体をダイス本
体の挾持方向に移動操作するとともに、このダイス保持
体駆動ユニットをダイス本体の受取り位置からシェル除
去装置へのセット位置まで搬送するユニット搬送機構を
設けたので、装置全体の設置スペースを小さくすること
ができ、間接押出プレス機全体の保守・点検等の作業の
作業能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の間接押出プレスのダイス搬
送装置の要部の概略構成を一部破断して示す平面図。
【図2】間接押出プレス機全体の概略構成を示す平面
図。
【図3】クレーン装置の側面図。
【図4】ダイス搬送装置を示す側面図。
【図5】ダイス搬送装置の正面図。
【図6】第1のダイス保持体を示す縦断面図。
【図7】第2のダイス保持体を示す縦断面図。
【図8】ダイス本体の回転位置決め機構の要部構成を示
す横断面図。
【図9】ダイス本体の回転位置決め機構の動作状態を示
すもので、(A)はダイス本体が初期位置に位置決めさ
れた状態を示す横断面図、(B)はダイス本体が中間回
転位置に位置決めされた状態を示す横断面図、(C)は
ダイス本体が最終回転位置に位置決めされた状態を示す
横断面図。
【図10】シェル除去装置を示すもので、(A)は平面
図、(B)は(A)のL−L線断面図。
【図11】シェル除去装置の側面図。
【図12】従来例を示すもので、(A)は間接押出プレ
ス機の要部構成を示す縦断面図、(B)はダイス搬送装
置の概略構成図、(C)はシェル除去装置の概略構成
図。
【符号の説明】
45…ダイス,53…シェル除去装置,57…ユニット
駆動シリンダ,60…ダイス保持体駆動ユニット,61
…第1のダイス保持体,62…第2のダイス保持体,6
3…支持機構,74…駆動シリンダ,76…操作ロッ
ド,77…ユニット搬送機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 信重 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽 金属工業株式会社内 (72)発明者 竹川 幸男 東京都港区新橋5丁目11番3号 住友軽 金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−63527(JP,A) 特開 昭57−1517(JP,A) 実公 平3−243(JP,Y2) 特公 平1−59048(JP,B2) 特公 昭51−43467(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 25/02 B21C 23/21 B21C 35/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイス本体の外周面にコンテナシェルが
    付着した使用済みのダイスを前記コンテナシェルのシェ
    ル除去装置に搬送する間接押出プレスのダイス搬送装置
    において、前記ダイス本体を挾持する一対のダイス保持
    体と、これらのダイス保持体を両者間の離間距離を変化
    させる方向にそれぞれ移動可能に支持する支持機構と、
    前記一方のダイス保持体に固定された駆動シリンダおよ
    び前記他方のダイス保持体に固定され、前記駆動シリン
    ダによって前記ダイス保持体の移動方向と同方向に移動
    操作される操作ロッドを備え、前記駆動シリンダによる
    前記操作ロッドの引き込み動作にともない前記両ダイス
    保持体を前記ダイス本体の挾持方向に移動操作するダイ
    ス保持体駆動ユニットと、このダイス保持体駆動ユニッ
    トを前記ダイス本体の受取り位置から前記シェル除去装
    置へのセット位置まで搬送するユニット搬送機構とを具
    備したことを特徴とする間接押出プレスのダイス搬送装
    置。
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