JP2755637B2 - 火災警報装置 - Google Patents

火災警報装置

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱、煙、光あるいはガス等の物理量の火災
現象に関する検出量に基づいて火災異常を判断する火災
警報装置に関し、特に、そのような検出量が所定のレベ
ルを継続して超えている時間、いわゆる蓄積時間が、予
め定められた時間に達した場合に火災異常であることを
判断するようにした蓄積型火災警報装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、蓄積型火災警報装置として、蓄積式火災感知器
や蓄積式火災受信機が知られている。これらは、熱、煙
等の火災現象に係わる検出量が所定レベルを超え、その
状態が所定時間、すなわち動作蓄積時間に渡って継続す
ると火災と判断するようにしている。蓄積式火災感知器
の場合には、火災異常を検知した際に火災受信機に火災
信号を送出し、蓄積式火災受信機の場合には火災発生を
表示したり警報を行ったりして報知する。また、蓄積式
火災受信機には更に2つの型があり、第1の型は、通常
の火災信号を出力する火災感知器を複数接続し、火災感
知器から火災信号を受信すると、火災信号を出力した火
災感知器を所定時間復旧させ、復旧後、火災感知器が第
2の所定時間内に再度火災信号を出力した場合に火災と
判断するようにしており、第2の型は、アナログ式火災
感知器を複数接続し、火災感知器から送出されたアナロ
グ量信号が火災判別レベルを超えると、例えばタイマを
動作させて所定時間アナログ量信号が火災判別レベルを
超え続けていた場合に火災と判断するようにしている。
以上のように従来の蓄積型火災警報装置においては、
いずれの場合も、例えばタバコ等の一過性の煙による非
火災報を防止するために、物理量の検出量が所定レベル
を一定の所定時間にわたり継続して超えた場合にのみ火
災と判断するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように、従来の蓄積型火災警報装置は、火災異常
を検知するためには検出量が所定レベルを一定の所定時
間継続して超えていることが条件であり、かつ該所定時
間はセンサ・レベルが急激に上昇した場合でも非常に緩
やかに上昇した場合でも一定の値に設定されているた
め、前者では一過性の煙等により非火災報が発生する傾
向があり、また後者では火災の検出が遅くなる傾向があ
るという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、所定レベルが一定のとき、検出量すなわち
センサ・レベルの上昇傾向が緩やかである場合は火災の
硬度が高く、急な場合は非火災報の場合が多いことに着
目し、センサ・レベルの上昇傾向に応じて動作蓄積時間
を変更可能とすることにより、上述の従来の欠点を除去
した一層信頼性の高い蓄積型火災警報装置を実現するこ
とを目的としている。
具体的には、本発明によれば、火災現象に関する物理
量を検出してセンサ・レベル(SLV)を出力する火災相
現象検出手段(FS)と、前記火災現象検出手段からの該
センサ・レベルに基づいて火災判別を行う火災判別手段
(ステップ108)とを備えた火災警報装置において、 前記火災現象検出手段からのセンサ・レベルの値が第
1の所定レベル(A)を異常側に超えたときに、該第1
の所定レベルを超えた時点でのセンサ・レベルの傾き
(SLOPE)を決定する傾き決定手段(ステップ105)と、 前記傾き決定手段により決定された傾きに基づいて動
作蓄積時間(COUNT)を決定する動作蓄積時間決定手段
(ステップ106)と、 センサ・レベルが継続して前記第1の所定レベル以上
であるときの蓄積時間(T)を計数するタイマ手段(ス
テップ107)と、 を備え、これにより前記火災判別手段は、前記タイマ手
段により計数される蓄積時間が、前記動作蓄積時間決定
手段により決定された動作蓄積時間に達したときに火災
と判断するようにしたことを特徴とする火災警報装置が
提供される。
この場合、前記火災現象検出手段からのセンサ・レベ
ルの値が前記第1の所定レベルを超えているときに前記
タイマ手段により計数される蓄積時間は、センサ・レベ
ルが前記第1の所定レベルを下回ったときに解除され、
前記動作蓄積時間決定手段により決定された動作蓄積時
間は、センサ・レベルが前記第1の所定レベルより低い
第2の所定レベル(B)を下回るまで解除されないよう
にすれば、一層好ましい。
〔作用〕
傾き決定手段によりセンサ・レベルの上昇傾向すなわ
ち傾きを求め、該傾きから、例えば該傾きに比例させる
等して、火災と判別すべき動作蓄積時間を決定するよう
に構成したので、センサ・レベルが緩やかに上昇し火災
の確度が高い場合には動作蓄積時間を短く設定して検出
時間を早くすることができ、また、タバコによる一過性
の煙等のようにセンサ・レベルが急に上昇する場合には
動作蓄積時間が長くとって非火災報の可能性を極力避け
ることが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明による火災警報装置の一実施例を示
すブロック回路図であり、REは火災受信機、DEは例えば
一対の電源兼信号線のような伝送線Lを介して火災受信
機REに複数が接続される火災感知器であり、その1つだ
けについて内部が詳細に示されている。第1図では、各
火災感知器DEが火災判断を行ってその結果を火災受信機
REに送出するようにしたいわゆるオン・オフ式の火災警
報装置に本発明を適用した場合を示しているが、勿論本
発明は、火災受信機REが各火災感知器DEからセンサ・レ
ベルを収集することにより、火災判断を火災受信機RE側
で行うようにしたいわゆるアナログ式の火災警報装置に
も適用可能なものであることは言うまでもない。
火災感知器DEにおいて、 MPUは、マイクロロセッサ、 ROM1は、プログラム用の記憶領域、 ROM2は、各種定数テーブルの記憶領域、 RAM1は、センサ・レベルの記憶領域、 ROM2は、作業用領域、 FSは、煙、熱、ガス等の火災現象に基づく物理量を検
出するための火災現象検出手段、 ADは、火災現象検出手段FSで検出されたアナログの物
理量をバイナリ・コードで表わされるセンサ・レベルに
変換するためのアナログ・ディジタル変換器、 TXは、火災信号送出部、 IF1及びIF2は、インターフェース、 である。
第1図の動作を、火災現象検出手段FSが火災現象に基
づく物理量として煙を検出する場合を例にとって、第2A
図及び第2B図のグラフ、並びに第3図のフローチャート
に従って説明する。
第2A図及び第2B図は、煙の立ち上がり状態の例を示す
もので、両図において、縦軸には上段にセンサ・レベル
SLVが、下段には蓄積される時間Tがそれぞれ示されて
いて、横軸には時間tが示されている。第2A図はセンサ
・レベルが第1の所定レベルAを超える時点での該セン
サ・レベルの傾きが小さいため動作蓄積時間がCOUNT1
ように小さく設定される場合を示しており、第2B図は第
1の所定レベルAを超える時点でのセンサ・レベルの傾
きが大きいため動作蓄積時間がCOUNT2のように大きく設
定される場合を示している。第2A図における曲線lは、
煙が緩やかに立ち上がっていく通常の火災異常の場合の
例であり、第2B図における曲線a及びbは、煙が、変動
しながらかなり急に立ち上がっていく火災異常の場合の
例であり、そして曲線cは、煙の立ち上がりが急である
が、火災ではない場合の例である。
第3図のフローチャートにおいて、火災現象検出手段
FSにより検出された火災現象に基づく物理量は、アナロ
グ・ディジタル変換器AD並びにインターフェースIF1を
介して一定時間間隔ごとにセンサ・レベルSLVとしてマ
イクロプロセッサMPU側に読込まれ(ステップ101)、セ
ンサ・レベルの記憶領域RAM1に記憶される(ステップ10
2)。センサ・レベル記憶領域RAM1には、センサ・レベ
ルSLVの時間に対する傾きを求めるために、一定時間間
隔ごとに読込まれるセンサ・レベルが複数個に渡って時
系列的に格納されていき、新しいセンサ・レベルが読込
まれて記憶領域RAM1に記憶されるごとに、一番古いセン
サ・レベルは捨てられる。
読込まれた最新のセンサ・レベルSLVは、各種定数の
記憶領域ROM3に格納されている第1の所定レベルAと比
較される(ステップ103)。比較の結果、センサ・レベ
ルSLVが第1の所定レベルA以上であり(ステップ103の
Y)、かつ第2A図の曲線lもしくは第2B図の曲線aに示
すように、センサ・レベルが時間に対して上昇し続けて
きた場合には、傾きSLOPEの値は未だ求められておらずS
LOPE=0であるので(ステップ104のY)、センサ・レ
ベル記憶領域RAM1に格納されている時系列的な複数個の
センサ・レベルに基づいて傾きSLOPEの計算を行うステ
ップが取られる(ステップ105)。
ここでの傾きSLOPEの計算方法としては種々のものが
挙げられる。例えば、一番単純の方法としては、以前に
読込まれたセンサ・レベルと今回読込まれたセンサ・レ
ベルとの2つのセンサ・レベルの差を両者間の時間間隔
で除算する方法や、また、先の時刻において読込まれた
近辺の2つ以上のセンサ・レベルの平均と、最近に読込
まれた2つ以上のセンサ・レベルの平均との差を、現在
及び先の時刻間の時間間隔で除算する方法や、さらには
本件出願人による特願昭63−65736号の明細書に記載さ
れた方法等、種々のものを挙げることができる。
ステップ105で傾きSLOPEが計算されてしまうと、次
に、該傾きSLOPEに基づいて動作著積時間COUNTが決定さ
れる(ステップ106)。本明細書において、蓄積時間と
は、センサ・レベルSLVが第1の所定レベルAを継続し
て超えている時間を意味し、動作著積時間COUNTとは、
火災警報等の何等かの火災動作を行わせるために設定さ
れる蓄積時間の基準値である。従って、センサ・レベル
SLVが、第1の所定レベルAを動作蓄積時間の間継続し
て超えていた場合に何等かの火災動作が取られるもので
ある。
動作蓄積時間COUNTには下限値TLW及び上限値TUPが定
められており、ステップ106における動作蓄積時間COUNT
の決定は、傾きSLOPEに応じてこの範囲内で行われ、傾
きSLOPEが大きいときには動作蓄積時間COUNTが大きくな
るように、また、傾きSLOPEが小さいときには動作蓄積
時間COUNTも小さくなるように設定される。傾きSLOPEに
応じた動作蓄積時間COUNTの決定は、本実施例では一例
として、以下に示す式(1)により行われるものとして
いる。
COUNT=TLW+(TUP−TLW)・SLOPE/K ……(1) ここに、Kは適当な定数である。
ステップ106において動作蓄積時間COUNTの値が決定さ
れると、次に、蓄積時間を計数するためにTの値が1つ
増分され(ステップ107)、そして該蓄積時間Tは動作
蓄積時間COUNTと比較される(ステップ108)。蓄積時間
Tが未だ動作蓄積時間COUNTに達していなければ(ステ
ップ108のN)、時間待ちの後(ステップ113)、所定の
時間間隔後に、ステップ101にて次のセンサ・レベルSLV
が読込まれてステップ102〜108にて同様の処理が続けら
れていく。この場合、次に読込まれたセンサ・レベルSL
Vの次回からの処理において、傾きSLOPEは前回のステッ
プ105ですでに決定されてしまっていてSLOPE=0ではな
いので(ステップ104のN)、次回からはステップ105及
び106はスキップされ、このように傾きSLOPE及び動作蓄
積時間COUNTの値は、センサ・レベルSLVが第1の所定レ
ベルAを最初に超えた時点のものが保持される。
このようにして、新しいセンサ・レベルSLVが読込ま
れるごとにステップ102〜108にて同様の処理が続けられ
ていき、読込まれた最新のセンサ・レベルSLVがステッ
プ103にて第1の所定レベルAより小さくなったと判定
されないうちに、その後、第2A図の曲線lの点l2(時刻
t2)、もしくは第2B図の曲線aの点a2(時刻t6)に示さ
れるように、蓄積時間Tの値が動作蓄積時間COUNTの値
以上となったことが判定されると(ステップ108の
Y)、インターフェースIF2を介して火災信号送出部TX
から火災受信機REに対して火災信号及び/またはアドレ
ス信号を送出するという火災動作が取られる(ステップ
109)。
この場合、第2A図の曲線lは、センサ・レベルSLVが
第1の所定レベルAを超えた時点での傾きSLOPEが小さ
い場合であるので動作蓄積時間COUNT1も小さく設定さ
れ、火災動作を行うまでの時間(t2−t1)は短い。これ
に対し第2B図の曲線aは、センサ・レベルSLVが第1の
所定レベルAを超えた時点での傾きSLOPEが大きい場合
であるので、動作蓄積時間COUNT2の値も大きく設定され
火災動作を行うまでの時間(t6−t3)は長い。
次に、第2B図の曲線bの場合について説明すると、蓄
積時間Tの値が動作蓄積時間COUNT2以上となったことが
ステップ108で判定されないうちに、曲線bの点b1(時
刻t4)に示すように、センサ・レベルSLVが第1の所定
レベルAより小さくなったと判定されたならば(ステッ
プ103のN)、蓄積時間Tはクリアされるが(ステップ1
10)、この時点ではセンサ・レベルSLVは、第2の所定
レベルB(B<A)よりは大きいので(ステップ111の
Y)、傾きSLOPEはクリアされず、時間待ち(ステップ1
13)の後、同じ動作蓄積時間COUNT2でのさらなる監視の
ためにステップ101で次のセンサ・レベルが読込まれ
る。
点b2(時刻t5)に示すようにセンサ・レベルSLVがま
た立ち上がってきて第1の所定レベルA以上となると
(ステップ103のY)、その時点から再度0からの蓄積
時間Tの増分計数が始まり(ステップ107)、その後、
動作蓄積時間COUNT2が経過する間、センサ・レベルSLV
が第1の所定レベルA以上であり続けると(ステップ10
8のY)、点b3において火災動作が取られる(ステップ1
09)。
最後に、第2B図の曲線cの点c1に示すように、センサ
・レベルSLVが第2の所定レベルをも下回ると(ステッ
プ111のN)、傾きSLOPEの保持はクリアされて(ステッ
プ112)、正常状態に復帰する。
その後、別の異常原因が発生することによりセンサ・
レベルSLVがまた立ち上がってきて第1の所定レベルA
を超えた場合には、その時点で新しい傾きSLOPE並びに
動作蓄積時間COUNTがステップ105及び106で再度計算さ
れることとなる。
なお、上記実施例では、火災感知器DEが火災判別を行
って火災信号及び/またはアドレス信号を火災受信機RE
に送出するようにした火災警報装置に本発明を適用した
場合を示したが、火災感知器を、検出した火災現象の物
理量信号を送出するアナログ式火災感知器とし、火災受
信機または中継器等で該アナログ式火災感知器から送出
された物理量信号により火災判別を行う、いわゆるアナ
ログ式の火災警報装置に本発明を適用することも可能で
ある。
このように火災判別を火災受信機または中継器で行う
火災警報装置に本発明を適用覆する場合には、第1図に
おいて火災感知器DEはアナログ式火災感知器(火災セン
サ)となり、各火災センサDEにおけるROM1、ROM2及びRA
M1は受信機REに移設される。受信機REにはマイクロプロ
セッサが設けられると共に、受信機RE内のRAM1にはセン
サ・レベル記憶領域を、接続される感知器DEの個数分設
ける。そして受信機RE内のROM1には、接続される感知器
DEをポーリングして各感知器DEの火災現象検出手段FSか
らアナログ量信号収集し、収集するごとに第3図のフロ
ーチャートを実行させるプログラムを追加する。
一方、火災感知器DEには、ポーリングによって火災受
信機REより呼び出しを受けたか否かを判別し、呼び出し
を受けたときに火災現象検出手段FSの検出アナログ量信
号を送受信部TXを通じて受信機REに送出するプログラム
を記憶したROMと作業用のRAMが設けられる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、火災と判断すべき基準となる
動作蓄積時間を、センサ・レベルが第1の所定レベルを
超えた時点での該センサ・レベルの傾きに基づいて設定
されるように構成したので、遅報もしくは非火災報の無
い信頼性の高い蓄積型火災警報装置を実現できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による火災警報装置を示す
ブロック回路図、第2A図及び第2B図は、第1図の動作を
説明するための図、第3図は同じく第1図の動作を説明
するためのフローチャートである。図において、REは火
災受信機、DEは火災感知器、MPUはマイクロプロセッ
サ、ROM1はプログラム用の記憶領域、ROM2は各種定数テ
ーブルの記憶領域、RAM1はセンサ・レベルの記憶領域、
RAM2は作業用領域、FSは火災現象検出手段、である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災現象に関する物理量を検出してセンサ
    ・レベルを出力する火災現象検出手段と、前記火災現象
    検出手段からの該センサ・レベルに基づいて火災判別を
    行う火災判別手段とを備えた火災警報装置において、 前記火災現象検出手段からのセンサ・レベルの値が第1
    の所定レベルを異常側に超えたときに、該第1の所定レ
    ベルを超えた時点でのセンサ・レベルの傾きを決定する
    傾き決定手段と、 前記傾き決定手段により決定された傾きに基づいて動作
    蓄積時間を決定する動作蓄積時間決定手段と、 センサ・レベルが継続して前記第1の所定レベル以上で
    あるときの蓄積時間を計数するタイマ手段と、 を備え、これにより前記火災判別手段は、前記タイマ手
    段により計数される蓄積時間が、前記動作蓄積時間決定
    手段により決定された動作蓄積時間に達したときに火災
    と判断するようにしたことを特徴とする火災警報装置。
  2. 【請求項2】前記火災現象検出手段からのセンサ・レベ
    ルの値が前記第1の所定レベルを超えているときに前記
    タイマ手段により計数される蓄積時間は、センサ・レベ
    ルが前記第1の所定レベルを下回ったときに解除され、
    前記動作蓄積時間決定手段により決定された動作蓄積時
    間は、センサ・レベルが前記第1の所定レベルより低い
    第2の所定レベルを下回るまで解除されないようにした
    ことを特徴とする請求項第1記載の火災警報装置。
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