JP2754328B2 - リヤシートバックの取付構造 - Google Patents

リヤシートバックの取付構造

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JP2754328B2
JP2754328B2 JP6062119A JP6211994A JP2754328B2 JP 2754328 B2 JP2754328 B2 JP 2754328B2 JP 6062119 A JP6062119 A JP 6062119A JP 6211994 A JP6211994 A JP 6211994A JP 2754328 B2 JP2754328 B2 JP 2754328B2
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JP
Japan
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rear seat
seat back
vehicle body
mounting structure
mounting plate
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JP6062119A
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由雄 渡辺
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IKEDA BUTSUSAN KK
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IKEDA BUTSUSAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のリヤシートバ
ックの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリヤシートバックの取付構造にお
いては、リヤシートバックbに設けたアームレスト格納
部cにアームレストkが回動自在に取付けられており、
このアームレスト格納部cの裏面側を羽子板状のスクリ
ーンボードdで塞ぎ、さらにこのスクリーンボードdを
介して、リヤシートバックbに設けた車体取付けプレー
トfを車体aに設けたブレースgにボルトeで締め付け
るようになっている。
【0003】そして、ボルトeにはキャップhによって
蓋をしており、アームレストkの端末から出した垂れm
の先端を、スクリーンボードdに設けた爪付きプレート
nに引っ掛けて見栄えの向上を計っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のリヤシートバックの取付構造は、キャップhや爪
付きプレートnなどの部品点数が多く、また、スクリー
ンボードdを介して、車体取付けプレートfをブレース
gにボルトe締めする作業は狭隘な場所での三面のプレ
ート類の合わせ作業であるので、困難でありコストがか
かるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、部品点数を
削減し、取付け作業が容易なリヤシートバックの取付構
造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のリヤシートバックの取付構造は、リヤシ
ートバックに貫通孔を形成し、この貫通孔に、端末に垂
れを備えるアームレストを前後方向に回動自在に装着す
るとともに、前記リヤシートバックの裏側に開口する前
記貫通孔をスクリーンボードで塞ぎ、前記リヤシートバ
ックに設けた車体取付けプレートを車体ブレースに取付
けるようにしたリヤシートバックの取付構造において、
前記車体取付けプレートの上縁に挟持部を形成し、この
挟持部と前記車体ブレースとで、前記アームレストの垂
れの先端と前記スクリーンボード下端縁を挟持した構成
を有している。
【0007】
【作用】この構成によって、車体取付けプレートの挟持
部と車体ブレースとでアームレスト端末の垂れの先端と
スクリーンボード下端縁を挟持するので、部品点数が削
減され、リヤシートバックの取付け作業が容易になって
コストが安くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1は本発明に係わるリヤシートバックの
取付構造を備えたリヤシートの斜視図、図2は同リヤシ
ートバックの取付構造の分解斜視図である。
【0010】リヤシート10は車体床面に取付けられた
リヤシートクッション11の後端部にリヤシートバック
1が載置されて構成されている。
【0011】リヤシートバック1には貫通孔2が形成さ
れており、この貫通孔2にはアームレスト6を装着する
ブラケット8と、リヤシートバック1を車体ブレース9
に取付ける車体取付けプレート4が設けられていて、車
体取付けプレート4の上縁には挟持部5が形成されてい
る。
【0012】貫通孔2のブラケット8には前後方向に回
動自在なアームレスト6が装着されており、アームレス
ト6端末には垂れ7が設けられている。また、リヤシー
トバック1の裏側にはスクリーンボード3が取付けられ
て開口する貫通孔2を塞いでおり、スクリーンボード3
の下端縁は挟持部5と重なり合っている。
【0013】リヤシートバック1を車体に取付ける際に
は、車体取付けプレート4を車体ブレース9にボルト1
2で締め付けると、リヤシートバック1が車体に固定さ
れると共に、車体取付けプレート4の挟持部5と車体ブ
レース9とでスクリーンボード3の下端縁が挟持され
て、スクリーンボード3の下端縁が固定される。次に、
アームレスト6の垂れ7の先端をクリップ13などによ
って、車体取付けプレート4の挟持部5とスクリーンボ
ード3の下端縁との間に差し込んで固定する。これによ
って車体取付けプレート4やボルト12などの取付け部
品が垂れ7に覆われて見栄えが向上する。
【0014】以上のようにスクリーンボード3の下端縁
を車体取付けプレート4の挟持部5と重なり合う長さで
見切り、アームレスト6の垂れ7を車体取付けプレート
4に差し込むことによって、スクリーンボード3の長さ
を短縮し、キャップや爪付きプレートを廃止することが
できる。また、車体取付けプレート4の挟持部5と車体
ブレース9とでスクリーンボード3下端縁を挟持するだ
けでよいので、車体取付けプレート4によってリヤシー
トバック1を車体ブレース9に取付ける作業が容易にな
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リヤシ
ートバックに貫通孔を形成し、この貫通孔に、端末に垂
れを備えるアームレストを前後方向に回動自在に装着す
るとともに、前記リヤシートバックの裏側に開口する前
記貫通孔をスクリーンボードで塞ぎ、前記リヤシートバ
ックに設けた車体取付けプレートを車体ブレースに取付
けるようにしたリヤシートバックの取付構造において、
前記車体取付けプレートの上縁に挟持部を形成し、この
挟持部と前記車体ブレースとで、前記アームレストの垂
れの先端と前記スクリーンボード下端縁を挟持すること
により、スクリーンボードの長さを短縮し、グロメット
や爪付きプレートを廃止することができて部品点数が削
減される。また、車体取付けプレートの挟持部と車体ブ
レースとでスクリーンボード下端縁を挟持するだけでよ
いので、車体取付けプレートによってリヤシートバック
を車体ブレースに取付ける作業が容易になってコストが
安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるリヤシートバックの
取付構造を備えたリヤシートの斜視図である。
【図2】同リヤシートバックの取付構造の分解斜視図で
ある。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】従来のリヤシートバックの取付構造の分解斜視
図である。
【図5】同リヤシートバックの取付構造の要部分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 リヤシートバック 2 貫通孔 3 スクリーンボード 4 車体取付けプレート 5 挟持部 6 アームレスト 7 垂れ 9 車体ブレース 10 リヤシート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤシートバックに貫通孔を形成し、こ
    の貫通孔に、端末に垂れを備えるアームレストを前後方
    向に回動自在に装着するとともに、前記リヤシートバッ
    クの裏側に開口する前記貫通孔をスクリーンボードで塞
    ぎ、前記リヤシートバックに設けた車体取付けプレート
    を車体ブレースに取付けるようにしたリヤシートバック
    の取付構造において、前記車体取付けプレートの上縁に
    挟持部を形成し、この挟持部と前記車体ブレースとで、
    前記アームレストの垂れの先端と前記スクリーンボード
    下端縁を挟持したことを特徴とするリヤシートバックの
    取付構造。
JP6062119A 1994-03-08 1994-03-08 リヤシートバックの取付構造 Expired - Lifetime JP2754328B2 (ja)

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JP6507594B2 (ja) * 2014-11-28 2019-05-08 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート及び乗物用シートと他部材の配設方法

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JPH07246867A (ja) 1995-09-26

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