JP2752579B2 - ベルトコンベヤ乗継部の支持装置 - Google Patents
ベルトコンベヤ乗継部の支持装置Info
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- JP2752579B2 JP2752579B2 JP6065135A JP6513594A JP2752579B2 JP 2752579 B2 JP2752579 B2 JP 2752579B2 JP 6065135 A JP6065135 A JP 6065135A JP 6513594 A JP6513594 A JP 6513594A JP 2752579 B2 JP2752579 B2 JP 2752579B2
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- Japan
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- belt
- conveyor
- frame
- support
- conveyor belt
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G21/00—Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
- B65G21/20—Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
- B65G21/2045—Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface
- B65G21/2063—Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface comprising elements not movable in the direction of load-transport
- B65G21/2072—Laterial guidance means
- B65G21/2081—Laterial guidance means for bulk material, e.g. skirts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉱石、石炭等の粉粒体を
搬送するベルトコンベヤの乗継部のシュート部直下のベ
ルトコンベヤの支持装置に関する。
搬送するベルトコンベヤの乗継部のシュート部直下のベ
ルトコンベヤの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にベルトコンベヤの乗継部は、図3
(a)、(b)に示すように上流のコンベヤ21からの
搬送物22がシュート23へ落下することにより、シュ
ート23直下の下流コンベヤベルト15は衝撃力を受
け、キャリアローラ8間で垂れ下がって屈曲部24が生
じ、スカートゴム12とコンベヤベルト15の間に隙間
を発生して搬送物が飛散し、落鉱等(あるいは落炭、落
骸)の原因になっている。この落鉱等は放置するとコン
ベヤベルト15の下周辺に堆積し、ベルトコンベヤ関係
の設備を損傷させたりベルトコンベヤの稼働を阻害する
ので回収除去する必要があるが、この作業は作業環境が
悪く危険作業でもあるので作業員に負担がかかると共に
多大のコストを必要としていた。さらに、落鉱等は粉塵
発生源ともなり環境面にも悪い影響を与えていた。
(a)、(b)に示すように上流のコンベヤ21からの
搬送物22がシュート23へ落下することにより、シュ
ート23直下の下流コンベヤベルト15は衝撃力を受
け、キャリアローラ8間で垂れ下がって屈曲部24が生
じ、スカートゴム12とコンベヤベルト15の間に隙間
を発生して搬送物が飛散し、落鉱等(あるいは落炭、落
骸)の原因になっている。この落鉱等は放置するとコン
ベヤベルト15の下周辺に堆積し、ベルトコンベヤ関係
の設備を損傷させたりベルトコンベヤの稼働を阻害する
ので回収除去する必要があるが、この作業は作業環境が
悪く危険作業でもあるので作業員に負担がかかると共に
多大のコストを必要としていた。さらに、落鉱等は粉塵
発生源ともなり環境面にも悪い影響を与えていた。
【0003】この問題への対策として特開平2−865
02号公報では、図4(a)、(b)に示すようにロー
ラレス型の乗継装置が開示されている。即ち乗継部のキ
ャリアローラを一切取り除き、搬送物の落下衝撃による
コンベヤベルトの垂れ下がり(屈曲部)のためにスカー
トゴム12との隙間から搬送物が飛散するのをなくすも
ので、コンベヤベルト15との接触面に高分子ポリエチ
レンを使ったトラフ型の支持板19をコンベヤベルト下
部に設けるものである。この構造は、コンベヤベルト1
5と支持板19との摩擦の点で、従来のキャリアローラ
と比較して摺動面の負荷が大きいので、その対策として
高分子ポリエチレンを使用しており、さらに摺動面はコ
ンベヤベルトの長手方向に複数の溝部18を設けてコン
ベヤベルト15との接触面積を減少させコンベヤベルト
との摩擦抵抗を軽減する工夫がなされている。一方コン
ベヤベルト幅方向端部には、図4(b)に示すように、
スカート板11、スカートゴム12、スカートゴム押え
金具13が設けられ、落鉱等を防止するよう構成されて
いる。
02号公報では、図4(a)、(b)に示すようにロー
ラレス型の乗継装置が開示されている。即ち乗継部のキ
ャリアローラを一切取り除き、搬送物の落下衝撃による
コンベヤベルトの垂れ下がり(屈曲部)のためにスカー
トゴム12との隙間から搬送物が飛散するのをなくすも
ので、コンベヤベルト15との接触面に高分子ポリエチ
レンを使ったトラフ型の支持板19をコンベヤベルト下
部に設けるものである。この構造は、コンベヤベルト1
5と支持板19との摩擦の点で、従来のキャリアローラ
と比較して摺動面の負荷が大きいので、その対策として
高分子ポリエチレンを使用しており、さらに摺動面はコ
ンベヤベルトの長手方向に複数の溝部18を設けてコン
ベヤベルト15との接触面積を減少させコンベヤベルト
との摩擦抵抗を軽減する工夫がなされている。一方コン
ベヤベルト幅方向端部には、図4(b)に示すように、
スカート板11、スカートゴム12、スカートゴム押え
金具13が設けられ、落鉱等を防止するよう構成されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平2−86
502号公報の技術は次のような問題点がある。 (1)主に搬送物の荷重を受ける支持板中央部とコンベ
ヤベルトとの摩擦力により、支持板ライナー(高分子ポ
リエチレン)が局部的に摩耗しやすく、特に高速かつ高
荷重用ベルトコンベヤでは摩耗速度が大きいのでライナ
ーの寿命が短くなり頻繁な取替を必要とする。 (2)コンベヤベルトの横切れ時の応急的な接続金具
(レーシング継手等)の使用は、従来のキャリアローラ
を使用するベルトコンベヤと違って支持板ライナーを損
傷させるので不可能なため、操業中の突発的な事故に即
応するのは不向きである。
502号公報の技術は次のような問題点がある。 (1)主に搬送物の荷重を受ける支持板中央部とコンベ
ヤベルトとの摩擦力により、支持板ライナー(高分子ポ
リエチレン)が局部的に摩耗しやすく、特に高速かつ高
荷重用ベルトコンベヤでは摩耗速度が大きいのでライナ
ーの寿命が短くなり頻繁な取替を必要とする。 (2)コンベヤベルトの横切れ時の応急的な接続金具
(レーシング継手等)の使用は、従来のキャリアローラ
を使用するベルトコンベヤと違って支持板ライナーを損
傷させるので不可能なため、操業中の突発的な事故に即
応するのは不向きである。
【0005】本発明は上述の従来技術の問題点に鑑み、
スカートゴムとコンベヤベルトの間からの搬送物の飛散
を解消して落鉱等の発生の問題を解決するベルトコンベ
ヤ乗継部の支持装置を提供することを課題とするもので
ある。
スカートゴムとコンベヤベルトの間からの搬送物の飛散
を解消して落鉱等の発生の問題を解決するベルトコンベ
ヤ乗継部の支持装置を提供することを課題とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するもので、トラフ形状にキャリアローラを配設し
たベルトコンベヤにおける乗継部のシュート直下に位置
するベルトコンベヤの支持装置に適用され、次の技術手
段を採った。すなわち、コンベヤベルトの幅方向両端部
に配設した該キャリアローラに替えて、コンベヤベルト
に従動回転する2個のドラムと該2個のドラム間に捲渡
されコンベヤベルトと同一方向へ無限移動するミニベル
トからなり、コンベヤベルト両端部を上向角度に傾斜支
持する支持部材を装着したことを特徴とするベルトコン
ベヤ乗継部の支持装置である。
解決するもので、トラフ形状にキャリアローラを配設し
たベルトコンベヤにおける乗継部のシュート直下に位置
するベルトコンベヤの支持装置に適用され、次の技術手
段を採った。すなわち、コンベヤベルトの幅方向両端部
に配設した該キャリアローラに替えて、コンベヤベルト
に従動回転する2個のドラムと該2個のドラム間に捲渡
されコンベヤベルトと同一方向へ無限移動するミニベル
トからなり、コンベヤベルト両端部を上向角度に傾斜支
持する支持部材を装着したことを特徴とするベルトコン
ベヤ乗継部の支持装置である。
【0007】該支持部材は該ミニベルトの緊張装置を備
えた支持部材用フレームに装着され、該支持部材用フレ
ームベルトはコンベヤ支持フレームによりコンベヤベル
ト幅方向両端から挿脱着可能に支持され、かつ該支持部
材用フレームのコンベヤベルト端部側にはコンベヤベル
トを押圧可能に該支持部材用フレームの昇降装置を設け
ると好適である。
えた支持部材用フレームに装着され、該支持部材用フレ
ームベルトはコンベヤ支持フレームによりコンベヤベル
ト幅方向両端から挿脱着可能に支持され、かつ該支持部
材用フレームのコンベヤベルト端部側にはコンベヤベル
トを押圧可能に該支持部材用フレームの昇降装置を設け
ると好適である。
【0008】
【作用】本発明の構成を図1、図2に示す。図1(a)
は断面図であり、図1(b)は図1(a)の支持部材の
平面図を示す。図2は図1(a)の支持部材の側面図で
ある。本発明の特徴は、ベルトコンベヤ中央部に設けた
キャリアローラ8の両側に、従来配設されていたキャリ
アローラ8に替えて新しく支持部材を配設したものであ
る。支持部材はコンベヤベルト15に従動回転する2個
のドラム2a、2bと、2個のドラム2a、2bの間に
捲渡されコンベヤベルト15と同一方向(矢印方向へ)
へ無限移動するミニベルト1からなり支持部材用フレー
ム4に装着されている。
は断面図であり、図1(b)は図1(a)の支持部材の
平面図を示す。図2は図1(a)の支持部材の側面図で
ある。本発明の特徴は、ベルトコンベヤ中央部に設けた
キャリアローラ8の両側に、従来配設されていたキャリ
アローラ8に替えて新しく支持部材を配設したものであ
る。支持部材はコンベヤベルト15に従動回転する2個
のドラム2a、2bと、2個のドラム2a、2bの間に
捲渡されコンベヤベルト15と同一方向(矢印方向へ)
へ無限移動するミニベルト1からなり支持部材用フレー
ム4に装着されている。
【0009】支持部材用フレーム4は、ベルトコンベヤ
支持フレーム10の両側から挿脱着可能に構成されてい
る。さらに、支持部材用フレーム4には片端部を持上げ
る昇降装置7を備えている。また支持部材用フレーム4
上には図1(b)に示すように、ドラム2aの軸受3の
位置をミニベルト長手方向に移動させてミニベルト1を
緊張させる緊張装置5を設けている。本発明はこのよう
に構成したために、 (a)コンベヤベルト15の幅方向両端部においては、
コンベヤベルト15は支持部材のミニベルト1で支持さ
れ、またシュート下のスカートゴム12とコンベヤベル
ト15との押圧力は昇降装置7によって常時一定に保持
することができるので、落鉱等を防止することが可能と
なる。 (b)両回転ドラム2a、2b及び捲渡されたミニベル
ト1は支持部材用フレーム4中に一体的に装着し、また
昇降装置7の操作によりコンベヤベルト15とミニベル
ト1との接触を切離すことが可能でコンベヤ支持フレー
ム10の両側から挿脱着可能となり、回転ドラム2やミ
ニベルト1の保守が極めて容易に実施できるようになっ
た。 (c)搬送物落下時の衝撃力が最も大きいコンベヤベル
ト15の幅方向中央部はキャリアローラ8を使用してい
るので、図4の従来技術に示すローラレス型の乗継装置
のようにベルトとの摩擦力を増大しない。等の作用があ
る。
支持フレーム10の両側から挿脱着可能に構成されてい
る。さらに、支持部材用フレーム4には片端部を持上げ
る昇降装置7を備えている。また支持部材用フレーム4
上には図1(b)に示すように、ドラム2aの軸受3の
位置をミニベルト長手方向に移動させてミニベルト1を
緊張させる緊張装置5を設けている。本発明はこのよう
に構成したために、 (a)コンベヤベルト15の幅方向両端部においては、
コンベヤベルト15は支持部材のミニベルト1で支持さ
れ、またシュート下のスカートゴム12とコンベヤベル
ト15との押圧力は昇降装置7によって常時一定に保持
することができるので、落鉱等を防止することが可能と
なる。 (b)両回転ドラム2a、2b及び捲渡されたミニベル
ト1は支持部材用フレーム4中に一体的に装着し、また
昇降装置7の操作によりコンベヤベルト15とミニベル
ト1との接触を切離すことが可能でコンベヤ支持フレー
ム10の両側から挿脱着可能となり、回転ドラム2やミ
ニベルト1の保守が極めて容易に実施できるようになっ
た。 (c)搬送物落下時の衝撃力が最も大きいコンベヤベル
ト15の幅方向中央部はキャリアローラ8を使用してい
るので、図4の従来技術に示すローラレス型の乗継装置
のようにベルトとの摩擦力を増大しない。等の作用があ
る。
【0010】
【実施例】本発明を輸送能力1700t/h、ベルト幅
1200mmの粉鉱石用ベルトコンベヤの乗継部に適用
した例を図1、図2により説明する。ベルトコンベヤの
幅方向中央部にキャリアローラ8を設けられた状態で、
ベルトコンベヤの両端部に従来のキャリアローラに替え
て、支持部材を配設し、コンベヤベルトの両端を上向に
傾斜支持するように構成した。
1200mmの粉鉱石用ベルトコンベヤの乗継部に適用
した例を図1、図2により説明する。ベルトコンベヤの
幅方向中央部にキャリアローラ8を設けられた状態で、
ベルトコンベヤの両端部に従来のキャリアローラに替え
て、支持部材を配設し、コンベヤベルトの両端を上向に
傾斜支持するように構成した。
【0011】支持部材は図1(b)に示すように、支持
部材用フレーム4上に所定間隔に配設された回転ドラム
2(2a、2b)と、ドラム2間に捲渡されるミニベル
ト1(例えばステンレス鋼板、普通鋼板等)からなって
いる。支持部材用フレーム4にはミニベルト1の緊張を
維持させるために一対の回転ドラムの片方の回転ドラム
2a用軸受3の横に緊張装置5が片側又は両側に取り付
けられている。従って、緊張状態を維持して捲渡されて
いるミニベルト1がコンベヤベルト15の側面を面の状
態で支持することが可能となり、このために搬送物(粉
粒体)が落下した時に衝撃力等によってキャリアローラ
8間のコンベヤベルト15のだれがなくなり、スカート
ゴム12とコンベヤベルト15との隙間から搬送物が飛
散するのを防止することができた。
部材用フレーム4上に所定間隔に配設された回転ドラム
2(2a、2b)と、ドラム2間に捲渡されるミニベル
ト1(例えばステンレス鋼板、普通鋼板等)からなって
いる。支持部材用フレーム4にはミニベルト1の緊張を
維持させるために一対の回転ドラムの片方の回転ドラム
2a用軸受3の横に緊張装置5が片側又は両側に取り付
けられている。従って、緊張状態を維持して捲渡されて
いるミニベルト1がコンベヤベルト15の側面を面の状
態で支持することが可能となり、このために搬送物(粉
粒体)が落下した時に衝撃力等によってキャリアローラ
8間のコンベヤベルト15のだれがなくなり、スカート
ゴム12とコンベヤベルト15との隙間から搬送物が飛
散するのを防止することができた。
【0012】さらに、この支持部材用フレーム4は図1
(a)及び図2に示すように、支持部材用フレーム台板
6上にフレーム昇降装置(ジャッキ)7及び接合ピン1
4を介して取り付けられており、支持部材用フレーム4
の片側を常時上方に押上支持できるように構成されてい
る。従って、図1(a)に示すコンベヤベルト15の両
端においては、コンベヤベルト15はスカートゴム12
に対してミニベルト1の緊張により常に一定の押圧力で
押圧される状態となり、スカートゴム12下端とコンベ
ヤベルト15との摺接面との押圧力が維持できるので、
搬送物が飛散するのを防止できる。
(a)及び図2に示すように、支持部材用フレーム台板
6上にフレーム昇降装置(ジャッキ)7及び接合ピン1
4を介して取り付けられており、支持部材用フレーム4
の片側を常時上方に押上支持できるように構成されてい
る。従って、図1(a)に示すコンベヤベルト15の両
端においては、コンベヤベルト15はスカートゴム12
に対してミニベルト1の緊張により常に一定の押圧力で
押圧される状態となり、スカートゴム12下端とコンベ
ヤベルト15との摺接面との押圧力が維持できるので、
搬送物が飛散するのを防止できる。
【0013】また、回転ドラム用軸受3やミニベルト1
等の点検、取替を行う際には、昇降装置7で支持部材用
フレーム4を下降させることによってコンベヤベルト1
5との間に間隙を設け、支持部材用フレーム台板6をコ
ンベヤベルト15の外側へ容易に引き出すことができ
る。
等の点検、取替を行う際には、昇降装置7で支持部材用
フレーム4を下降させることによってコンベヤベルト1
5との間に間隙を設け、支持部材用フレーム台板6をコ
ンベヤベルト15の外側へ容易に引き出すことができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明により、コンベヤベルトの耐久性
を損なわず、かつ緊張させた支持部材でコンベヤベルト
の側面を面支持すると共に、スカートゴムとの隙間をな
くすようにコンベヤベルトをスカートゴムに対して一定
の押圧力で押圧しているので、コンベヤベルトからの荷
こぼれがなくなり作業環境の改善に貢献する他、次のよ
うな優れた効果を奏する。 (1)高速、高荷重のコンベヤ乗継部等、従来技術では
採用できなかった個所への適用が可能となる。 (2)所定間隔に配設された回転ドラムと、回転ドラム
間に緊張状態で捲渡されたミニベルトを支持部材用フレ
ームに一体的に装着し、この支持部材用フレームをベル
トコンベヤ支持フレームの両側から挿脱着可能としたた
め、操業異常時の対応及び保守が容易になる。
を損なわず、かつ緊張させた支持部材でコンベヤベルト
の側面を面支持すると共に、スカートゴムとの隙間をな
くすようにコンベヤベルトをスカートゴムに対して一定
の押圧力で押圧しているので、コンベヤベルトからの荷
こぼれがなくなり作業環境の改善に貢献する他、次のよ
うな優れた効果を奏する。 (1)高速、高荷重のコンベヤ乗継部等、従来技術では
採用できなかった個所への適用が可能となる。 (2)所定間隔に配設された回転ドラムと、回転ドラム
間に緊張状態で捲渡されたミニベルトを支持部材用フレ
ームに一体的に装着し、この支持部材用フレームをベル
トコンベヤ支持フレームの両側から挿脱着可能としたた
め、操業異常時の対応及び保守が容易になる。
【図1】本発明の一実施例の説明図であり、図1(a)
は断面図、図1(b)は図1(a)の支持部材の平面図
である。
は断面図、図1(b)は図1(a)の支持部材の平面図
である。
【図2】本発明の一実施例の側面の説明図である。
【図3】従来技術の説明図であり、図3(a)の側面
図、図3(b)は断面図である。
図、図3(b)は断面図である。
【図4】従来技術の説明図であり、図4(a)は斜視
図、図4(b)は断面図である。
図、図4(b)は断面図である。
1 ミニベルト 2、2a、2b 回転ドラム 3 軸受 4 支持部材用フレーム 5 緊張装置 6 支持部材用フレーム台板 7 支持部材用フレーム昇降装置 8 キャリアローラ 9 キャリアローラ受台 10 ベルトコンベヤ支持フレーム 11 スカート板 12 スカートゴム 13 スカートゴム押え金具 14 接合ピン 15 コンベヤベルト 16 リターンローラ 17 噛み込み 18 溝部 19 支持板 20 端部固定材 21 上流ベルトコンベヤ 22 搬送物 23 シュート 24 屈曲部
フロントページの続き (72)発明者 田中 邦宏 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 加藤 明 千葉市中央区川崎町1番地 川崎製鉄株 式会社 千葉製鉄所内 (72)発明者 渋沢 進一 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友 金属工業株式会社 鹿島製鉄所内 (72)発明者 松本 順一 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 来田 正雄 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (72)発明者 菊池 和弘 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 新本 剛 東京都千代田区丸の内1丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (72)発明者 川口 善澄 北九州市小倉北区許斐町1番地 住友金 属工業株式会社 小倉製鉄所内 (72)発明者 森下 茂 和歌山市湊1850番地 住友金属工業株式 会社 和歌山製鉄所内 (72)発明者 塩足 康弘 兵庫県加古川市金沢町1番地 株式会社 神戸製鋼所 加古川製鉄所内 (56)参考文献 実開 昭61−151929(JP,U) 実開 昭59−57411(JP,U) 実公 昭62−7605(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】 トラフ形状にキャリアローラを配設した
ベルトコンベヤにおける乗継部のシュート直下に位置す
るベルトコンベヤの支持装置において、コンベヤベルト
の幅方向両端部に配設した該キャリアローラに替えて、
コンベヤベルトに従動回転する2個のドラムと該2個の
ドラム間に捲渡され該コンベヤベルトと同一方向へ無限
移動するミニベルトからなり、コンベヤベルト両側面を
上向角度に傾斜支持する支持部材を装着したことを特徴
とするベルトコンベヤ乗継部の支持装置。 - 【請求項2】 該支持部材は該ミニベルトの緊張装置を
備えた支持部材用フレームに装着され、該支持部材用フ
レームはベルトコンベヤ支持フレームによりコンベヤベ
ルト幅方向両端から挿脱着可能に支持され、かつ該支持
部材用フレームのコンベヤベルト端部側にはコンベヤベ
ルトを押圧可能に該支持部材用フレームの昇降装置を設
けた請求項1記載のベルトコンベヤ乗継部の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065135A JP2752579B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ベルトコンベヤ乗継部の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6065135A JP2752579B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ベルトコンベヤ乗継部の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07277439A JPH07277439A (ja) | 1995-10-24 |
JP2752579B2 true JP2752579B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=13278142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6065135A Expired - Lifetime JP2752579B2 (ja) | 1994-04-01 | 1994-04-01 | ベルトコンベヤ乗継部の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2752579B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101007557B1 (ko) * | 2010-03-02 | 2011-01-14 | 주식회사 신흥기공 | 운전중 정비가 가능한 컨베이어 |
CN101823613A (zh) * | 2010-04-08 | 2010-09-08 | 宁波宇力机械制造有限公司 | 鳞板输送机 |
KR101253876B1 (ko) * | 2010-12-24 | 2013-04-16 | 주식회사 포스코 | 벨트컨베이어 장치 |
CN102910432A (zh) * | 2012-10-12 | 2013-02-06 | 蚌埠华泰新型建材有限公司 | 一种传送带的支撑装置 |
CN103640907B (zh) * | 2013-12-05 | 2016-01-13 | 重庆市酉阳县酉好化肥有限公司 | 精确计量投料装置 |
CN104609111B (zh) * | 2015-02-06 | 2017-01-11 | 珀挺机械工业(厦门)有限公司 | 可移动式越野皮带输送机 |
FR3033321B1 (fr) * | 2015-03-02 | 2019-08-02 | Netco | Convoyeur pour transporter des articles le long d'un itineraire de convoyage |
CN105253541A (zh) * | 2015-09-24 | 2016-01-20 | 四川省华蓥山煤业股份有限公司李子垭煤矿 | 一种皮带防矸石下滑装置 |
CN106429214A (zh) * | 2016-10-14 | 2017-02-22 | 成都绿迪科技有限公司 | 传送带支撑架结构 |
CN106743403A (zh) * | 2016-12-27 | 2017-05-31 | 天津寰宇地理信息有限公司 | 一种农用物料自降尘导料装置 |
JP6909612B2 (ja) * | 2017-03-31 | 2021-07-28 | 前田建設工業株式会社 | 粒状混合物搬送装置 |
KR101967436B1 (ko) * | 2017-11-10 | 2019-04-10 | 에스엠에이치 주식회사 | 벨트 컨베이어 |
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1994
- 1994-04-01 JP JP6065135A patent/JP2752579B2/ja not_active Expired - Lifetime
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