JP3316419B2 - コンベア搬送装置の粉塵発生防止装置 - Google Patents

コンベア搬送装置の粉塵発生防止装置

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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G21/00Supporting or protective framework or housings for endless load-carriers or traction elements of belt or chain conveyors
    • B65G21/20Means incorporated in, or attached to, framework or housings for guiding load-carriers, traction elements or loads supported on moving surfaces
    • B65G21/2045Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface
    • B65G21/2063Mechanical means for guiding or retaining the load on the load-carrying surface comprising elements not movable in the direction of load-transport
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  • Framework For Endless Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、粉粒状物を搬送する
ためのコンベヤにおける、粉塵発生防止装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベアベルト運搬装置におい
て、ホッパ−等から搬送物をベルトコンベア上に投入
し、搬送するとき、ベルトコンベアの搬送方向のキャリ
アロ−ラの乗り継ぎ部が搬送物の重みで下に撓むのを防
止するためにベルトキャリアロ−ラ間に高分子量ポリエ
チレンのような耐磨耗性の優れた樹脂板とゴム弾性体を
配置して、その上にベルトを慴動させてベルトの撓みを
防止すること(実開昭60−137711号公報)が開
示され、また、キャリヤガイドを配置した上にベルト上
の搬送方向の両側側部にスカ−ト板を配置して搬送物の
両側よりの落下、散逸を防止すること(実開昭62−1
83609号公報)も公知である。このようにコンベア
ベルトの下面側に配置するキャリアガイド及びベルト上
の搬送方向の両側部に設けたスカ−ト板の使用により、
搬送物の落下投入による衝撃を吸収し、搬送物の両側部
からの落下防止を行うことが可能となったが、セメント
粉や小麦粉のように重量のないものの搬送ではベルトの
撓みも少なく、その分、ベルトコンベアとスカ−ト板と
の間隙からの粉体の散逸も少ないけれども、粉体の粒度
や軽量の粉体重量のものでは、スカ−ト板下部とコンベ
アベルトとの僅かな間隙からも粉体が逸散するので、軽
量搬送物のコンベア搬送時の粉体の漏喪散逸を防止する
ことは大きな問題であった。
【0003】この問題の対策として、多数枚のスカ−ト
板の設置も考えられたが、設備の複雑化を招き、また、
コンベア装置全体をケ−シングで覆う方法は、設備が非
常に大がゝりとなり、搬送経路の変更も容易でなく採用
され難かった。さらに、簡単な装置で十分な粉塵防止効
果を達成する手段として、コンベアベルトの粉塵発生防
止装置(実公平3−13447号公報)もあるが、これ
は使用条件が過酷な場合はよいが、中軽負荷の場合、特
に搬送物の吹き出し防止が要求されるときには、有効で
なかった。また、コンベアベルトの上下の両面にキャリ
アバ−を押圧接触させるもの(実開昭63−81020
号公報)もあるが、ベルトの隙間の密閉が完全でなく。
粉塵の防止効果も十分でない。キャリアロ−ラの代わり
にベルトの下面の全面を支える低摩耗材を使用する装置
も提案されている(実開平4−58510号公報)が、
コストや簡単な施工という面で問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コン
ベヤベルト搬送装置において、搬送物をベルトコンベヤ
に載せて搬送する際の、粉塵の発生を防止するのに有効
で、且つ、簡易で経済的な装置を開発することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、コンベヤベ
ルト搬送装置における、側方向からの粉塵の発生を防止
するのに有効で、且つ、簡易で経済的な手段を求めて、
鋭意に検討を行ない、本発明を着想するに到った。本発
明は、低摩耗性樹脂板状体をコンベヤベルトの下面側の
キャリアロ−ラ間に配置し、コンベヤベルト下面をベル
ト上面側の側部に取り付けたスカ−ト板に押しつける構
造にことを特徴とするのある装置である。
【0006】本発明の装置は、基本的には以下の構成よ
りなる。 (1)コンベヤベルトの下面側に低摩耗性樹脂板状体及
び上面側にスカート板を有するベルトコンベヤ搬送装置
において、低摩耗樹脂板状体が、コンベヤベルトのトラ
フ角度に沿って、長さ方向にはキャリヤローラとキャリ
ヤローラの間に配置され、スカート取付け板によって固
定板に連結するスカート板に該コンベヤベルトを押しつ
けるように中空緩衝体あるいはバネ緩衝体を介して該固
定板に取り付けられたことを特徴とするコンベヤベルト
の粉塵発生防止装置。 (2)低摩耗性樹脂板状体が、超高分子量ポリエチレン
であることを特徴とする請求項1に記載のコンベヤの粉
塵発生防止装置。 (3)中空緩衝体は、中空弾性体であり、該中空弾性体
の上面に低摩耗性樹脂板状体が配置されたことを特徴と
する請求項1又は2に記載のコンベヤの粉塵発生防止装
置。 (4) バネ緩衝体の上面に低摩耗性樹脂板状体が配置
されたことを特徴とする請求項1に記載のコンベヤの粉
塵発生防止装置。
【0007】
【作用】本発明における粉塵発生防止は、コンベヤベル
トのトラフ角度に沿って、低摩耗性樹脂板がコンベヤベ
ルトの下面のキャリアロ−ラ間に配置され、コンベヤの
上部の両側部に位置するスカ−ト板の固定板によって、
コンベヤベルト下面に押しつけて取付けられているか
ら、低摩耗性樹脂板が安定して固定しているので、コン
ベアベルトが低摩耗性樹脂板状体に密着して摺動でき、
ベルトの撓みやスカ−トとベルトの間の隙間を十分に防
ぎ、粉塵の発生をほゞ完全に防止しうる。ベルトに密着
摺動する低摩耗性樹脂板は、激しい摩擦を受けるが、低
摩耗性樹脂製なので、摩耗による消耗は少ない。また、
緩衝ゴムやバネ体を使用すると、ベルトと低摩耗性樹脂
板状体の密着度がより高くなる。
【0008】
【実施の態様】次に、図面に示す実施例に基いて、本発
明の粉塵発生防止装置について具体的に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。図1は、従来
のコンベアベルト搬送装置において、搬送物をコンベア
ベルトで搬送する例を示す。図1では、搬送物2を、横
方向よりの落下を防ぐための落下防止用スカ−ト板3を
備えたベルトコンベア4で搬送する際に、キャリアロ−
ラ5間でベルトが撓み、ベルト上でスカ−ト板10の下
部との間に隙間を生じ、その隙間から搬送物が落下,散
逸する状態1を示している。また、図2は、従来のコン
ベアベルト搬送装置におけるトラフ形状のベルト1がキ
ャリアロ−ラ3によって駆動する状態の斜視図を示すも
ので、ベルトのキャリアロ−ラ5はフレ−ム11に取り
付けられている.図3,図4は、本発明の構成を示すも
ので、図3は、コンベヤベルト4の下面側のキャリアロ
−ラ(図示せず)間に配置された低磨耗性樹脂板状体が
その下面側に配置された中空緩衝体によってスカ−ト板
に押しつけられた状態を示し。図4は低磨耗性樹脂板状
体がその下面側に配置されたバネ緩衝体によってスカ−
ト板に押しつけられた状態を示す。コンベア下面側に設
けられる低摩耗性樹脂板7は、平面的には正方形ないし
長方形の形状で、超高分子ポリエチレンや耐摩耗性ポリ
アミド等の低摩耗性樹脂で形成されているが、特に分子
量が400万〜500万程度の超高分子量ポリエチレン
が適当であり、好適にはゴム弾性体のような中空の緩衝
体8の上面に取り付けられているものが優れている。低
摩耗性樹脂板7は、コンベヤベルト4のトラフ角度(船
底型形状の外高面の傾斜角度)に沿って、コンベヤベル
ト4の下面側のキャリアロ−ラ5間に配置され、コンベ
ヤ本体のスカ−ト板3の固定板9によってコンベヤベル
ト4の下面に取付けられ、略L字状のスカ−ト板3に対
してベルトコンベアを押しつけるように配置する。スカ
−ト板3は、スカ−ト板取付け板10を介して固定板9
に取付けられている。また低摩耗性樹脂板7も固定板9
の下部に取り付けるが、低摩耗性樹脂板7を固定板9に
て固定するときには、上記するように低摩耗性樹脂板7
を固定板9の間に中空緩衝体8を介在させて固着するの
が適当である。中空緩衝体8は、上部の低摩耗性樹脂板
7を支え、コンベアベルトの緩衝作用を助けるもので、
形状的には断面中空の、直方体又は円筒体が好ましく、
材質的には弾性のある天然及び合成ゴム等のものであれ
ば格別の制限はないが、耐久性ではEP系ゴムが好適で
ある。中空緩衝体8の固定板9への固着は、圧縮気味に
装着する方がスカ−ト板3への弾力的密封性という点で
適当であり、ボルト等の汎用手段で固着する。このとき
に、図4に示すように中空緩衝体8に換えて、バネ体1
1を使用することもできる。バネ体は,スチ−ル製のス
プリングコイル等の汎用のものであれば十分であり、上
部の低摩耗性樹脂板7を支え、スカ−ト板3にコンベア
ベルト4を弾力的に押しつけるようにする。
【0009】
【発明の効果】低摩耗性樹脂板が、スカ−トとの間にコ
ンベヤベルトを密着状に挟み粉塵の出る隙間を生じさせ
ないから、粉塵の発生をほゞ完全に防止でき、作業環境
の悪化や公害の発生が起こらない。また、装置の構成や
施工も簡易で経済的なものである。
【図面の簡単な説明】
図1:従来の搬送装置の搬送物シュ−ト域の側面図 図2:従来のキャリヤガイドとスカ−ト板を用いた装置
の斜視図 図3:本発明に係る、低摩耗耗性樹脂板をコンベアベル
ト下面側に押しつけたときの装置断面図 図4:本発明他の実施例
【符号の説明】
1:案内シュ−ト 2:搬送物 3:スカ−ト板 4:ベルトコンベア 5:キャリアロ−ラ 6:フレ−ム 7:低摩耗性樹脂板 8:中空緩衝体 9;固定板 10:スカ−ト取付け板 11:バネ体 12:フレ−ム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 21/20 - 21/22 B65G 15/00 - 15/28 B65G 15/60 - 15/64 B65G 69/00 - 69/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤベルトの下面側に低摩耗性樹脂
    板状体及び上面側にスカート板を有するベルトコンベヤ
    搬送装置において、低摩耗樹脂板状体が、コンベヤベル
    トのトラフ角度に沿って、長さ方向にはキャリヤローラ
    とキャリヤローラの間に配置され、スカート取付け板に
    よって固定板に連結するスカート板に該コンベヤベルト
    を押しつけるように中空緩衝体あるいはバネ緩衝体を介
    して該固定板に取り付けられたことを特徴とするコンベ
    ヤベルトの粉塵発生防止装置
  2. 【請求項2】 低摩耗性樹脂板状体が、超高分子量ポリ
    エチレンであることを特徴とする請求項1に記載のコン
    ベヤの粉塵発生防止装置。
  3. 【請求項3】 中空緩衝体は、中空弾性体であり、該中
    空弾性体の上面に低摩耗性樹脂板状体が配置されたこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のコンベヤの粉塵発
    生防止装置
  4. 【請求項4】 バネ緩衝体の上面に低摩耗性樹脂板状体
    が配置されたことを特徴とする請求項1に記載のコンベ
    ヤの粉塵発生防止装置。
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