JP2752027B2 - 樹脂充填式コネクタ - Google Patents
樹脂充填式コネクタInfo
- Publication number
- JP2752027B2 JP2752027B2 JP5003260A JP326093A JP2752027B2 JP 2752027 B2 JP2752027 B2 JP 2752027B2 JP 5003260 A JP5003260 A JP 5003260A JP 326093 A JP326093 A JP 326093A JP 2752027 B2 JP2752027 B2 JP 2752027B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- connector
- filled
- insertion tube
- resin material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の油圧機
器に直付けされるコネクタに係り、油圧機器と外部とを
接続する電線をコネクタハウジング内でゴム栓により密
封すると共に樹脂材により絶縁固定させる樹脂充填式コ
ネクタに関するものである。
器に直付けされるコネクタに係り、油圧機器と外部とを
接続する電線をコネクタハウジング内でゴム栓により密
封すると共に樹脂材により絶縁固定させる樹脂充填式コ
ネクタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、特開昭５８−３９２１６号公報
に記載された従来の樹脂充填式コネクタを示す縦断面図
である。該コネクタ２５は、油圧機器本体２６の貫通孔
２７にシールリング２８を介して挿入固定される合成樹
脂製の略円筒状のコネクタハウジング２９と、該コネク
タハウジング２９内に挿通され、筒状のジョイント端子
３０により加締接続された電線３１と、該電線３１を挿
通密着させ、該コネクタハウジング２９の前後開口を塞
ぐゴム栓３２，３３と、該ゴム栓３２，３３の間に充填
され、ジョイント端子３０と電線３１との接続部３６を
絶縁固定するエポキシ等の樹脂材３４とにより構成され
る。
に記載された従来の樹脂充填式コネクタを示す縦断面図
である。該コネクタ２５は、油圧機器本体２６の貫通孔
２７にシールリング２８を介して挿入固定される合成樹
脂製の略円筒状のコネクタハウジング２９と、該コネク
タハウジング２９内に挿通され、筒状のジョイント端子
３０により加締接続された電線３１と、該電線３１を挿
通密着させ、該コネクタハウジング２９の前後開口を塞
ぐゴム栓３２，３３と、該ゴム栓３２，３３の間に充填
され、ジョイント端子３０と電線３１との接続部３６を
絶縁固定するエポキシ等の樹脂材３４とにより構成され
る。
【０００３】そして油圧機器内部２６ａからのオイル上
がりを前方のゴム栓３２と樹脂材３４とで防ぎ、後方の
ゴム栓３３がハウジング２９内への雨水等の浸入を防
ぐ。しかしながら、上記従来の樹脂充填式コネクタ２５
にあっては、一方のゴム栓３２を嵌着した状態で他方か
ら流体状の樹脂材３４を充填した際に、比重の重い樹脂
材３４の下部側に生じた気泡が上部側（大気側）に抜け
切れず、固体化した樹脂材３４内に気泡３５が残存し
て、電線接続部３６からのリークや樹脂材３４のオイル
シール性の劣化を招くという問題があった。
がりを前方のゴム栓３２と樹脂材３４とで防ぎ、後方の
ゴム栓３３がハウジング２９内への雨水等の浸入を防
ぐ。しかしながら、上記従来の樹脂充填式コネクタ２５
にあっては、一方のゴム栓３２を嵌着した状態で他方か
ら流体状の樹脂材３４を充填した際に、比重の重い樹脂
材３４の下部側に生じた気泡が上部側（大気側）に抜け
切れず、固体化した樹脂材３４内に気泡３５が残存し
て、電線接続部３６からのリークや樹脂材３４のオイル
シール性の劣化を招くという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、樹脂材内の気泡を確実に抜き去ることができ、
電線接続部からのリークや樹脂材のオイルシール性の劣
化を防ぎ得る樹脂充填式コネクタを提供することを目的
とする。
に鑑み、樹脂材内の気泡を確実に抜き去ることができ、
電線接続部からのリークや樹脂材のオイルシール性の劣
化を防ぎ得る樹脂充填式コネクタを提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コネクタハウジングと、該コネクタハウ
ジング内に露出導体部を収容させる電線と、電線挿通密
着孔を有して該コネクタハウジングに嵌着するゴム栓
と、該コネクタハウジング内に充填され、該露出導体部
を絶縁固定する樹脂材とにより構成される樹脂充填式コ
ネクタにおいて、前記コネクタハヴジングの内側に、前
記電線を挿通させる挿通筒部が露出導体収容部に続いて
設けられると共に、該挿通筒部の周囲に空室が設けら
れ、該挿通筒部の先端が前記ゴム栓に軽く接触し、該ゴ
ム栓に、該空室に連通するエア抜き孔が設けられたこと
を基本とする（請求項１）。
に、本発明は、コネクタハウジングと、該コネクタハウ
ジング内に露出導体部を収容させる電線と、電線挿通密
着孔を有して該コネクタハウジングに嵌着するゴム栓
と、該コネクタハウジング内に充填され、該露出導体部
を絶縁固定する樹脂材とにより構成される樹脂充填式コ
ネクタにおいて、前記コネクタハヴジングの内側に、前
記電線を挿通させる挿通筒部が露出導体収容部に続いて
設けられると共に、該挿通筒部の周囲に空室が設けら
れ、該挿通筒部の先端が前記ゴム栓に軽く接触し、該ゴ
ム栓に、該空室に連通するエア抜き孔が設けられたこと
を基本とする（請求項１）。
【０００６】前記電線が複数本配設され、前記露出導体
収容部及び前記挿通筒部が電線本数に対応して複数設け
られ、各挿通筒部の周囲に前記空室が連通して設けられ
たことも可能である（請求項２）。また、前記ゴム栓
に、前記挿通筒部の先端に対向する凹溝と、該凹溝と前
記エア抜き孔とを連通するエア抜き溝とが設けられたこ
とも有効である（請求項３）。また、前記コネクタハウ
ジングの樹脂材注入側の開孔内に、前記露出導体収容部
に続くテーバ状斜部が形成されたことも有効である（請
求項４）。
収容部及び前記挿通筒部が電線本数に対応して複数設け
られ、各挿通筒部の周囲に前記空室が連通して設けられ
たことも可能である（請求項２）。また、前記ゴム栓
に、前記挿通筒部の先端に対向する凹溝と、該凹溝と前
記エア抜き孔とを連通するエア抜き溝とが設けられたこ
とも有効である（請求項３）。また、前記コネクタハウ
ジングの樹脂材注入側の開孔内に、前記露出導体収容部
に続くテーバ状斜部が形成されたことも有効である（請
求項４）。
【０００７】
【作用】請求項１，２の構成においては、ゴム栓を下に
して上方からコネクタハウジング内に樹脂材が注入され
る。樹脂材内の気泡は樹脂材に押されてゴム栓側に溜ま
り、樹脂材の自重で挿通筒部の先端から空室内へ抜け、
空室からエア抜き孔を経て外部に排出される。請求項３
の構成においては、挿通筒部内の気泡がゴム栓の凹溝か
らエア抜き溝を通ってスムーズに空室及びエア抜き孔に
導かれる。請求項４の構成においては、樹脂材注入時に
樹脂材がテーパ状斜部に案内されて露出導体収容部内に
スムーズに流入し、気泡の発生が抑止される。
して上方からコネクタハウジング内に樹脂材が注入され
る。樹脂材内の気泡は樹脂材に押されてゴム栓側に溜ま
り、樹脂材の自重で挿通筒部の先端から空室内へ抜け、
空室からエア抜き孔を経て外部に排出される。請求項３
の構成においては、挿通筒部内の気泡がゴム栓の凹溝か
らエア抜き溝を通ってスムーズに空室及びエア抜き孔に
導かれる。請求項４の構成においては、樹脂材注入時に
樹脂材がテーパ状斜部に案内されて露出導体収容部内に
スムーズに流入し、気泡の発生が抑止される。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明に係る樹脂充填式コネクタの
一実施例を示す縦断面図である。該樹脂充填式コネクタ
１は、内側に複数の電線挿通筒部２と該挿通筒部２に続
くジョイント端子収容部（露出導体収容部）３とを有す
る合成樹脂製のコネクタハウジング４と、該挿通筒部２
内に挿通し、該端子収容部３内でジョイント端子５に露
出導体部６ａを接続させる電線６と、該挿通筒部２の先
端２ａに当接した状態で該コネクタハウジング４内に嵌
着するゴム栓７と、該ゴム栓７とは反対側からコネクタ
ハウジング４内に充填されるエポキシ等の樹脂材８とに
より概ね構成される。なお該ジョイント端子５は一本の
電線６の中剥きされた露出導体部６ａを位置決め係止の
目的で加締めたものでもよい。
一実施例を示す縦断面図である。該樹脂充填式コネクタ
１は、内側に複数の電線挿通筒部２と該挿通筒部２に続
くジョイント端子収容部（露出導体収容部）３とを有す
る合成樹脂製のコネクタハウジング４と、該挿通筒部２
内に挿通し、該端子収容部３内でジョイント端子５に露
出導体部６ａを接続させる電線６と、該挿通筒部２の先
端２ａに当接した状態で該コネクタハウジング４内に嵌
着するゴム栓７と、該ゴム栓７とは反対側からコネクタ
ハウジング４内に充填されるエポキシ等の樹脂材８とに
より概ね構成される。なお該ジョイント端子５は一本の
電線６の中剥きされた露出導体部６ａを位置決め係止の
目的で加締めたものでもよい。
【０００９】該コネクタハウジング４は、図２にその斜
視図を示すように、円筒状の周壁９の内側中間部に隔壁
１０を一体に設け、該隔壁１０の後部側に樹脂材注入用
の開孔１１を形成し、該隔壁１０内に、ジョイント端子
５に対する円柱状の空間３ａを有する複数の端子収容部
３を等配に設け、該開孔１１内に、該収容部３になだら
かに続くテーパ状斜部１２を形成し、該隔壁１０の前部
側に、該収容部３と連通する小径な挿通空間２ｃを有す
る複数の電線挿通筒部２を同心円上等配に突設し、該挿
通筒部２の周囲及び前記周壁９の内側に空間１３を形成
し、該挿通筒部２の先端２ａに対向する該空間１３内に
ゴム栓嵌着部１４を形成して成ることを特徴とする。
視図を示すように、円筒状の周壁９の内側中間部に隔壁
１０を一体に設け、該隔壁１０の後部側に樹脂材注入用
の開孔１１を形成し、該隔壁１０内に、ジョイント端子
５に対する円柱状の空間３ａを有する複数の端子収容部
３を等配に設け、該開孔１１内に、該収容部３になだら
かに続くテーパ状斜部１２を形成し、該隔壁１０の前部
側に、該収容部３と連通する小径な挿通空間２ｃを有す
る複数の電線挿通筒部２を同心円上等配に突設し、該挿
通筒部２の周囲及び前記周壁９の内側に空間１３を形成
し、該挿通筒部２の先端２ａに対向する該空間１３内に
ゴム栓嵌着部１４を形成して成ることを特徴とする。
【００１０】ここで該樹脂材注入用の開孔１１内に形成
されたテーパ状斜部１２は、端子収容部３の開口テーパ
面３ｂになだらかにつながり、該収容部３内に流体状の
樹脂材８をスムーズに流れ込ませる。大径の該収容部３
と小径の挿通筒部２とはテーパ斜面１５でつながり、収
容部３への樹脂材の流れ込みをスムーズに行わせる。こ
れにより樹脂材８内に気泡が生じ難くなる。
されたテーパ状斜部１２は、端子収容部３の開口テーパ
面３ｂになだらかにつながり、該収容部３内に流体状の
樹脂材８をスムーズに流れ込ませる。大径の該収容部３
と小径の挿通筒部２とはテーパ斜面１５でつながり、収
容部３への樹脂材の流れ込みをスムーズに行わせる。こ
れにより樹脂材８内に気泡が生じ難くなる。
【００１１】該挿通筒部２の先端２ａには、図１の如く
ゴム栓７が対向して配設される。該ゴム栓７は薄板円柱
状に形成され、同心円上に複数の電線挿通密着孔１６を
等配に板厚方向に貫通して設けると共に、中央に本発明
の特徴であるエア抜き孔１７を貫設して成る。該エア抜
き孔１７はハウジング４内の前記空間１３と連通してお
り、該ゴム栓７を下にして樹脂材８を充填した際に、樹
脂材８の下に溜まった気泡１８を挿通筒部２の先端２ａ
から該空間１３を経てエア抜き孔１７から外部に放出さ
せる。該挿通筒部２の先端内面にはテーパ面取２ｂが形
成され、挿通筒部先端２ａはゴム栓７と軽く接した状態
でゴム栓７との間に、気泡１８が抜ける程度の若干の隙
間を有している。この隙間は固化した樹脂材８によって
密閉される。
ゴム栓７が対向して配設される。該ゴム栓７は薄板円柱
状に形成され、同心円上に複数の電線挿通密着孔１６を
等配に板厚方向に貫通して設けると共に、中央に本発明
の特徴であるエア抜き孔１７を貫設して成る。該エア抜
き孔１７はハウジング４内の前記空間１３と連通してお
り、該ゴム栓７を下にして樹脂材８を充填した際に、樹
脂材８の下に溜まった気泡１８を挿通筒部２の先端２ａ
から該空間１３を経てエア抜き孔１７から外部に放出さ
せる。該挿通筒部２の先端内面にはテーパ面取２ｂが形
成され、挿通筒部先端２ａはゴム栓７と軽く接した状態
でゴム栓７との間に、気泡１８が抜ける程度の若干の隙
間を有している。この隙間は固化した樹脂材８によって
密閉される。
【００１２】図３は、ゴム栓の他の実施例を示す斜視
図、図４は同じく樹脂材充填時の状態を示す縦断面図で
ある。このゴム栓１９は、電線挿通密着孔１６′の開口
縁に円形状の凹溝２０を設けると共に、該凹溝２０と中
央のエア抜き孔１７′とを連通するエア抜き溝２１を設
けて成ることを特徴とする。該凹溝２０は、挿通筒部
２′の外径とほぼ同じ径に設定され、図４の如く下方に
溜まった気泡１８をエア抜き溝２１に導くと共に樹脂材
８′を溜めてハウジング４′の挿通筒部２′とゴム栓１
９との接着性を高める。気泡１８は該エア抜き溝２１か
らエア抜き孔１７′へ放出される。該エア抜き孔１７′
はまた、樹脂材８′の充填完了後に高温中に放置された
際に空間１３′に生じる高圧エアを逃がしてハウジング
４′内へのエアの逆流を防ぐ。
図、図４は同じく樹脂材充填時の状態を示す縦断面図で
ある。このゴム栓１９は、電線挿通密着孔１６′の開口
縁に円形状の凹溝２０を設けると共に、該凹溝２０と中
央のエア抜き孔１７′とを連通するエア抜き溝２１を設
けて成ることを特徴とする。該凹溝２０は、挿通筒部
２′の外径とほぼ同じ径に設定され、図４の如く下方に
溜まった気泡１８をエア抜き溝２１に導くと共に樹脂材
８′を溜めてハウジング４′の挿通筒部２′とゴム栓１
９との接着性を高める。気泡１８は該エア抜き溝２１か
らエア抜き孔１７′へ放出される。該エア抜き孔１７′
はまた、樹脂材８′の充填完了後に高温中に放置された
際に空間１３′に生じる高圧エアを逃がしてハウジング
４′内へのエアの逆流を防ぐ。
【００１３】
【発明の効果】以上の如く、請求項１記載の発明によれ
ば、ゴム栓を下にして上方からコネクタハウジング内に
樹脂材を注入した際に、樹脂材内の気泡が樹脂材の自重
で挿通筒部の先端から空室内へ押し出されるから、空室
からエア抜き孔を経て確実に外部に排出される。それに
より、露出導体部からの電気的なリークやオイルシール
性の劣化等の不具合が確実に解消される。また、請求項
２記載の発明によれば、各挿通筒部内の気泡が共通の空
室を経て一つのエア抜き孔から排出されるから、、複数
のエア抜き孔をゴム栓に設けた場合に起こる電線密着力
の低下が防止される。また、請求項３記載の発明によれ
ば、挿通筒部内の気泡がゴム栓の凹溝からエア抜き溝を
通ってスムーズに空室及びエア抜き孔に導かれるから、
気泡の排出が一層確実に行われる。また、請求項４記載
の発明によれば、樹脂材注入時に樹脂材がテーパ状斜部
に案内されて各露出導体収容部内にスムーズに流入する
から、気泡の発生が抑止される。
ば、ゴム栓を下にして上方からコネクタハウジング内に
樹脂材を注入した際に、樹脂材内の気泡が樹脂材の自重
で挿通筒部の先端から空室内へ押し出されるから、空室
からエア抜き孔を経て確実に外部に排出される。それに
より、露出導体部からの電気的なリークやオイルシール
性の劣化等の不具合が確実に解消される。また、請求項
２記載の発明によれば、各挿通筒部内の気泡が共通の空
室を経て一つのエア抜き孔から排出されるから、、複数
のエア抜き孔をゴム栓に設けた場合に起こる電線密着力
の低下が防止される。また、請求項３記載の発明によれ
ば、挿通筒部内の気泡がゴム栓の凹溝からエア抜き溝を
通ってスムーズに空室及びエア抜き孔に導かれるから、
気泡の排出が一層確実に行われる。また、請求項４記載
の発明によれば、樹脂材注入時に樹脂材がテーパ状斜部
に案内されて各露出導体収容部内にスムーズに流入する
から、気泡の発生が抑止される。
【図１】本発明に係る樹脂充填式コネクタの一実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図２】同じくコネクタハウジングを示す斜視図であ
る。
る。
【図３】ゴム栓の他の実施例を示す斜視図である。
【図４】図３のゴム栓を用いた樹脂充填式コネクタの他
の実施例を示す縦断面図である。
の実施例を示す縦断面図である。
【図５】従来例を示す縦断面図である。
１ 樹脂充填式コネクタ ２，２′ 挿通筒部 ３ 端子収容部（露出導体収容部） ４，４′ コネクタハウジング ５ ジョイント端子 ６ 電線 ６ａ 露出導体部 ７，１９ ゴム栓 ８，８′ 樹脂材 １１ 開孔 １２ テーパ状斜部 １６，１６′ 電線挿通密着孔 １７，１７′ エア抜き孔 ２０ 凹溝 ２１ エア抜き溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石崎 一久 静岡県榛原郡榛原町布引原206−１ 矢 崎部品株式会社内 (72)発明者 塚本 尚司 静岡県榛原郡榛原町布引原206−１ 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−39216（ＪＰ，Ａ)
Claims (4)
- 【請求項１】 コネクタハウジングと、該コネクタハウ
ジング内に露出導体部を収容させる電線と、電線挿通密
着孔を有して該コネクタハウジングに嵌着するゴム栓
と、該コネクタハウジング内に充填され、該露出導体部
を絶縁固定する樹脂材とにより構成される樹脂充填式コ
ネクタにおいて、前記コネクタハウジングの内側に、前
記電線を挿通させる挿通筒部が露出導体収容部に続いて
設けられると共に、該挿通筒部の周囲に空室が設けら
れ、該挿通筒部の先端が前記ゴム栓に軽く接触し、該ゴ
ム栓に、該空室に連通するエア抜き孔が設けられたこと
を特徴とする樹脂充填式コネクタ。 - 【請求項２】 前記電線が複数本配設され、前記露出導
体収容部及び前記挿通筒部が電線本数に対応して複数設
けられ、各挿通筒部の周囲に前記空室が連通して設けら
れたことを特徴とする請求項１記載の樹脂充填式コネク
タ。 - 【請求項３】 前記ゴム栓に、前記挿通筒部の先端に対
向する凹溝と、該凹溝と前記エア抜き孔とを連通するエ
ア抜き溝とが設けられたことを特徴とする請求項１又は
２記載の樹脂充填式コネクタ。 - 【請求項４】 前記コネクタハウジングの樹脂材注入側
の開孔内に、前記露出導体収容部に続くテーパ状斜部が
形成されたことを特徴とする請求項１〜３の何れかに記
載の樹脂充填式コネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003260A JP2752027B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 樹脂充填式コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5003260A JP2752027B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 樹脂充填式コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06208863A JPH06208863A (ja) | 1994-07-26 |
| JP2752027B2 true JP2752027B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=11552505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5003260A Expired - Lifetime JP2752027B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 樹脂充填式コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2752027B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19627635C1 (de) * | 1996-07-09 | 1997-12-04 | Siemens Ag | Zündpillen-Steckverbindung |
| KR20020037836A (ko) * | 2000-11-15 | 2002-05-23 | 이계안 | 차량용 인젝터 와이어의 누유 방지 구조 |
| KR100364287B1 (ko) * | 2000-12-29 | 2002-12-11 | 현대자동차주식회사 | 차량용 도어 커넥터 |
| JP5690477B2 (ja) * | 2009-07-02 | 2015-03-25 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス |
| JP2015038819A (ja) * | 2013-06-14 | 2015-02-26 | 第一精工株式会社 | 電気コネクタ |
| WO2016116716A1 (fr) * | 2015-01-22 | 2016-07-28 | Spherea Test & Services | Procede pour fabriquer un connecteur antagoniste et connecteur ainsi fabrique |
| CN107799977A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-03-13 | 江苏明联电子科技有限公司 | 一种同轴射频连接器 |
| CN109286766A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-01-29 | 深圳市平方兆赫科技有限公司 | 一种高频头用胶芯装配结构 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5839216A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 油圧機器における電線の連結封止方法および装置 |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP5003260A patent/JP2752027B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06208863A (ja) | 1994-07-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5278357A (en) | Electric wire holding case preventing of oil leak | |
| CA1116649A (en) | Seal plug | |
| US9715068B2 (en) | Cable termination | |
| KR100291567B1 (ko) | 겔 충전 전기 커넥터 | |
| US20060246779A1 (en) | Plug connector with spacer between at least two ribbon cables for sealing out injection-molding plastic and moisture | |
| JP3010413B2 (ja) | コネクタ装置 | |
| JP2752027B2 (ja) | 樹脂充填式コネクタ | |
| RU95122694A (ru) | Герметизированный от воздействия окружающей среды электрический соединитель, способ изготовления пружинного блока телефонного соединителя, пружинный блок телефонного соединителя, полевой соединитель и герметизированная вилка | |
| JPH0145289B2 (ja) | ||
| US20040154820A1 (en) | Through-fittings and below grade junction boxes equipped with same | |
| US5015804A (en) | Electrical cable connector for sealing an armoured electrical cable | |
| JPS6388763A (ja) | 防水電気接続箱 | |
| US4600804A (en) | Crimp connector having gel between envelope and crimp body | |
| JPH09134756A (ja) | 防水コネクタ | |
| ES2828324T3 (es) | Procedimiento para comprobar el sellado de una conexión de enchufe y una conexión de enchufe | |
| US7122743B2 (en) | Seal for cables and conduits | |
| JP3243786B2 (ja) | 防水コネクタ用ハウジング | |
| US6739906B2 (en) | Cell for protecting a stripped end of a cable with sealant | |
| JP3060363B2 (ja) | 樹脂充填コネクタの電線保護構造 | |
| JP2000058188A (ja) | 防水カプラ | |
| JPH0742018U (ja) | 機器直付け型防水コネクタ | |
| GB2151416A (en) | Sealing a moulded submergible electrical connector | |
| US9698518B1 (en) | Wire connectors and wire connector kits | |
| JP7354326B2 (ja) | 漏れ試験を行うためのシステムおよび方法 | |
| JP3112232B2 (ja) | 樹脂充填式コネクタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980113 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |