JP2751858B2 - Atmスイッチ監視回路 - Google Patents

Atmスイッチ監視回路

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JP2751858B2 JP7042735A JP4273595A JP2751858B2 JP 2751858 B2 JP2751858 B2 JP 2751858B2 JP 7042735 A JP7042735 A JP 7042735A JP 4273595 A JP4273595 A JP 4273595A JP 2751858 B2 JP2751858 B2 JP 2751858B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非同期転送モード通信
方式に用いられるATMスイッチ監視回路に係わり、特
にビットスライス構成により複数のスイッチエレメント
(ボード等の単位)で実現される場合のスイッチエレメ
ント間の同期を監視するATMスイッチ監視回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の非同期転送モード(「AT
M」;Asynchronous Transfer Mode;CCITT勧告
1.361参照)スイッチは、通常、数百〔Mbit/
s〕から数〔Gbit/s〕の高速な信号を処理するた
め、処理速度が高速であり、一般に、ビットスライス構
成により大規模なスイッチを構成している(「出力バッ
ファ形ATMスイッチの構成法」、鈴木他著、信学技
報、SSE88−172、第37頁〜第42頁、198
8年発行)。
【0003】このようなスイッチは、多くの場合、複数
のスイッチエレメントに分割して実装し、それぞれのス
イッチエレメントにバッファ制御回路を搭載するように
したものが一般的である。
【0004】図4に、このようなビットスライス形AT
Mスイッチを示す。同図において、ATMスイッチは、
K個(Kは任意の整数)のスイッチエレメント101−
1…101−Kと、監視用セル挿入部102−1…10
2−Nと、監視用セルの検出回路103−1…103−
Mとからなる。また、各スイッチエレメント101−1
…101−Kには、バッファ付きスイッチ104と、ス
イッチ制御回路105とから構成されている。
【0005】スイッチの入力信号201−1…201−
Nは、監視用セル挿入部102−1…102−Nに入力
される。これら監視用セル挿入部102−1…102−
Nからは、スイッチの信号と、スイッチの出力先を示す
信号202−1…202−Nとを出力する。各スイッチ
の信号は、スイッチエレメント101−1…101−N
の各バッファ付きスイッチ104に入力される。また、
これら信号202−1…202−Nは、スイッチエレメ
ント101−1…101−Kの各スイッチ制御回路10
5に入力される。各スイッチ制御回路105には、リセ
ット信号203も入力されている。各バッファ付きスイ
ッチ104から出力信号は、監視用セルの検出回路10
3−1…103−Mに与えられる。監視用セルの検出回
路103−1…103−Mからは、スイッチの出力信号
204−1…204−Mが出力される。
【0006】ここで、スイッチ制御回路105は、バッ
ファ付きスイッチ104をバッファ制御信号205によ
り制御する。バッファ付きスイッチ104は、一般に、
複数のチップで構成される。監視用セル挿入部102−
1…102−Nは、周期的に監視用セルを挿入するとと
もに、入力セルのヘッダを解読してスイッチの出力先を
示す信号202−1…202−Nを入力セルに同期して
各スイッチ制御回路105に送出する。
【0007】また、監視用セルの検出回路103−1…
103−Nは、監視セルをドロップしてセルの位相ずれ
を検出する。位相ずれを検出したときは、全てのスイッ
チエレメント101−1…101−Kに設けられている
各スイッチ制御回路105に対してリセット信号203
を送出する。
【0008】このように構成されたATMスイッチ監視
回路では、全てのスイッチエレメントの各スイッチ制御
回路105は同期して動作させる必要がある。このた
め、従来、全スイッチエレメント101−1…101−
Kの初期立ち上げ時に同期してリセットをかけるように
した第1の回路と、運用中に複数のスイッチエレメント
101−1…101−Kの外部から監視用のセルを取り
込み、かつ複数のスイッチエレメント101−1…10
1−Kから出力された監視用セルが正常であることを周
期的に監視し、異常検出時に、スイッチエレメント10
1−1…101−Kを再リセットする第2の回路を有し
ていた。
【0009】ところで、複数のスイッチエレメント10
1−1…101−Kをリセットする方法としては、スイ
ッチエレメントの1枚をマスタとし、残りをスレーブと
したとき、初期化時および異常時に制御部からの指示に
より、マスタからスレーブに対してリセット信号を渡す
ようにしたものや、異常検出時に外部からリセットを入
力し、各スイッチエレメントはリセットセルを検出する
とリセットするようにしたものがある(特開平5ー32
7777号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のリセ
ットするものでは、スイッチ外部から監視用のセルを周
期的に入力して、スイッチが出力する監視セルを検出す
ることにより、スイッチエレメント間の同期監視を行っ
ていたため、スイッチ外部に監視用のセルを生成・検出
する回路がスイッチの入出力ごとに必要であり、部品点
数が増加する欠点があった。
【0011】また、運用中に異常が発生した場合にリセ
ットによる再同期を行うと、全ての回路(入出力ポー
ト)にリセットがかかり、正常な入出力ポートもリセッ
トされてしまい、データが廃棄されてしまうという欠点
があった。
【0012】さらに、監視セルによる異常検出後にスイ
ッチエレメントをリセットする指示をコンピュータ(C
PU)等の制御部で行う場合、異常からの回復に至るま
で時間がかかると言う問題があった。
【0013】そこで、本発明の目的は、上記した従来装
置の欠点を解消し、各スイッチエレメントの間の同期動
作を監視し保障するATMスイッチ監視回路を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)N本(Nは任意の整数)のスイッチの入力信
号を取り込むための入力ポートと、(ロ)M本(Mは任
意の整数で、N≠M)のスイッチの出力信号を出力する
出力ポートと、(ハ)入力ポートからの入力信号を切り
換えるとともに、各出力ポートごとのバッファ内のセル
蓄積数を周期的に記憶し、このセル蓄積数の記憶値と他
のセル蓄積数とを比較して同期ずれを監視し、不一致の
ときにリセット信号を出力できるようにしたスイッチエ
レメントとを具備することを特徴とするものである。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明では、スイ
ッチ監視用セル、リセットセル等の特殊なセルを定義す
ることなく、かつスイッチ外部に監視用のセル生成回路
を必要とせずに、初期化時および異常時検出から迅速か
つ独立にリセットを行うことができ、複数のスイッチエ
レメント間の同期を確立できる。
【0016】請求項2記載に発明では、スイッチエレメ
ントは、(イ)入力ポートからの入力信号を格納するバ
ッファを有し、かつその入力信号を切り換えるスイッチ
と、(ロ)スイッチのバッファを制御できるとともに、
各出力ポートごとのバッファ内のセル蓄積数を周期的に
記憶し、このセル蓄積数の記憶値と他のセル蓄積数とを
比較して同期ずれを監視し、不一致のときにリセット信
号を出力するスイッチ制御回路とを具備するものであ
る。
【0017】請求項3記載の発明では、バッファ制御回
路は、(イ)バッファ内に蓄積するセル数を管理するカ
ウンタと、(ロ)周期信号が受信されたときにカウンタ
の値を記憶するとともに、カウント値を出力する記憶手
段と、(ハ)記憶手段に記憶されたカウント値と他のス
イッチエレメントから入力されたカウント値とを比較
し、その比較結果が異なる場合にリセット信号を出力す
る比較手段とを具備し、リセット信号を受信したときに
周期信号のタイミングでバッファ制御回路をリセットす
るようにしたことを特徴とするものである。
【0018】請求項4記載の発明では、記憶手段は、レ
ジスタであることを特徴とするものである。
【0019】請求項5記載の発明では、(イ)N本(N
は任意の整数)のスイッチの入力信号を取り込むための
入力ポートと、(ロ)M本(Mは任意の整数で、N≠
M)のスイッチの出力信号を出力する出力ポートと、
(ハ)入力ポートからの入力信号を格納するバッファを
有し、かつその入力信号を切り換えるスイッチと、
(ニ)スイッチのバッファを制御できるとともに、各出
力ポートごとのバッファ内のセル蓄積数を周期的に記憶
し、このセル蓄積数の記憶値と他のセル蓄積数とを比較
して同期ずれを監視し、不一致のときにリセット信号を
出力するスイッチ制御回路とを具備することを特徴とす
るものである。
【0020】すなわち、請求項5記載の発明では、スイ
ッチ監視用セル、リセットセル等の特殊なセルを定義す
ることなく、かつスイッチ外部に監視用のセル生成回路
を必要とせずに、初期化時および異常時検出から迅速か
つ独立にリセットを行うことができ、複数のスイッチエ
レメントを間の同期を確立できる。
【0021】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0022】図3は、本発明が適用されるATMスイッ
チを示すものである。同図において、ATMスイッチ
は、K個(Kは任意の整数)のスイッチエレメント11
−1…11−Kと、監視用セル挿入部12−1…12−
Nと、監視用セルの検出回路13−1…13−Mとから
なる。また、各スイッチエレメント11−1…11−K
各出力ポートごとにバッファを有するバッファ付き
スイッチ14と、これを制御するスイッチ制御回路15
とから構成されている。
【0023】スイッチの入力信号21−1…21−N
は、監視用セル挿入部12−1…12−Nに入力され
る。これら監視用セル挿入部12−1…12−Nから
は、スイッチの信号と、スイッチの出力先を示す信号2
2−1…22−Nとを出力する。各スイッチの信号は、
スイッチエレメント11−1…11−Nの各バッファ付
きスイッチ14に入力される。また、これら信号22−
1…22−Nは、スイッチエレメント11−1…11−
Kの各スイッチ制御回路15に入力される。各スイッチ
制御回路15には、リセット信号23も入力されてい
る。各バッファ付きスイッチ14からの出力信号は、監
視用セルの検出回路13−1…13−Mに与えられる。
監視用セルの検出回路13−1…13−Mからは、スイ
ッチの出力信号24−1…24−Mが出力される。
【0024】ここで、スイッチ制御回路15は、バッフ
ァ付きスイッチ14をバッファ制御信号25により制御
する。バッファ付きスイッチ14は、一般に、複数のチ
ップで構成される。監視用セル挿入部12−1…12−
Nは、周期的に監視用セルを挿入するとともに、入力セ
ルのヘッダを解読してスイッチの出力先を示す信号22
−1…22−Nを入力セルに同期して各スイッチ制御回
路15に送出する。
【0025】また、監視用セルの検出回路13−1…1
3−Nは、監視セルをドロップしてセルの位相ずれを検
出する。位相ずれを検出した時は、全てのスイッチエレ
メント11−1…11−Kに設けられている各スイッチ
制御回路15に対してリセット信号23を送出する。
【0026】図1は、ATMスイッチ監視回路を備えた
スイッチ制御回路15を示すものである。ATMスイッ
チ監視回路を備えたスイッチ制御回路15は、多重化部
51と、アドレスフィルタ52−1…52−Mと、カウ
ンタ53−1…53−Mと、レジスタ54−1…54−
Mと、比較回路55−1…55−Mとを具備している。
【0027】図2は、本発明のスイッチ監視回路におけ
る制御信号のタイムチャート例を示すものである。この
図で、横軸には時間を、縦軸には、周期信号28と、セ
ル先頭信号32と、カウンタ53の出力値33、レジス
タ54のラッチ値(カウンタ記憶値(カウンタ値出力2
9)、カウンタ値入力30、リセット出力31を示して
いる。また、周期信号28は、セル先頭信号33に同期
しており、セル長の整数倍の周期をもつ。また、セル蓄
積数カウンタ53−1…53−Mは、各出力ポートごと
に管理しているバッファ内のセル蓄積数を示し、セル先
頭信号32に同期してセルが入出力されるごとに更新さ
れる。カウンタ値出力29は、周期信号28のタイミン
グでセル蓄積数カウンタ53のカウント値をラッチした
値を示すものであり、レジスタ54の出力データであ
る。カウンタ値入力30は、他スイッチエレメントが周
期信号のタイミングでラッチしたバッファ内セル蓄積数
を示し、これとカウンタ値出力29からリセット出力3
1を出力する。リセット出力31は外部で他のスイッチ
エレメントのリセット出力と論理和がとられ、リセット
入力となる。そしてリセット入力がアクティブ(図2で
はロウ(Low)レベル)になっているとき、周期信号
28のタイミングでバッファ内セル蓄積数カウンタ53
−1…53−Mをリセットする。
【0028】次に、その動作を説明すると、スイッチの
出力先を示す信号22−1…22−Nは、多重化部51
で多重化されて全ての出力ポートに供給される。各出力
ポートにはアドレスフィルタ52−1…52−Mが設け
られているので、これらアドレスフィルタ52−1…5
2−Mにより、出力先を示す信号との一致検出を行い、
一致したときにバッファ書き込み制御信号26−1…2
6−Mを出力する。また、このとき、セル先頭信号32
が入力されたので、スイッチ制御回路15内のセル蓄積
数を示すカウンタ53−1…53−Mに対して「1」を
加算する。
【0029】これらカウンタ53−1…53−Mのカウ
ンタ値が零より大きいときには、出力側のセルタイミン
グでバッファ読出し制御信号27−1…27−Mを送出
し、カウンタ53−1…53−Mに対して「1」を減算
する。通常は、以上のシーケンスを繰り返す。
【0030】さらに本スイッチには、図2(a)に示す
ように、監視周期を示す周期信号28が入力されてい
る。この周期信号28が入力されたタイミングにおい
て、各カウンタ53−1…53−Mにおいてカウント
た値を(図2(c)参照)、レジスタ54−1…54−
Mにラッチする(図2(d)のタイミングta参照)。
ラッチされた値は、比較回路55−1…55−Mに与え
られるとともに、他のスイッチエレメント(スイッチエ
レメント11−1が本スイッチエレメントであるとす
る。この場合には、スイッチエレメント11−2…11
−K)に対してカウンタ値種9−1…29−Mとして出
力される。比較回路55−1…55−Mでは、図2
(e)に示すような、他のスイッチエレメント11−2
…11−Kから入力されるカウント値30−1…30−
Mと、ラッチした値(図2(e)参照)とを比較し、そ
の比較結果が不一致の場合には、図2(f)の時刻tb
に示すようにリセット出力31−1…31−Mを出力す
る。すなわち、今、i番目の入力ポートから入力されて
j番目の出力ポートに出力されるセルがK分割されて個
々のスイッチエレメント11−1…11−Kのj番目の
バッファに蓄積する場合を考えると、入力されたセルが
正しくスイッチから出力されるためには、K個のスイッ
チエレメント11−1…11−Kが同期して動作する必
要があるので、すべてのスイッチエレメント11−1…
11−Kのj番目のバッファ内にはある時、同じ回路図
だけのセルが(正しくはK分割されたセルが)蓄積され
ている必要がある。しかしながら、スイッチエレメント
11−1…11−Kは個別にスイッチ制御回路15を有
しているので、例えばビット誤り等の原因によって、あ
るスイッチエレメントのみが入力したセルを誤った出力
ポートのバッファに書き込んでしまう場合がある。そこ
で、この例ではj番目のバッファ内のセルの滞留値(カ
ウント値)をレジスタ54−jにラッチさせ、それを他
のスイッチエレメント11−2…11−Kから通知され
るカウント値と比較することにしている。そして、比較
結果が不一致となった場合には、すべてのスイッチエレ
メント11−1…11−Kのスイッチ制御回路15内の
j番目のバッファを制御するカウンタ53−jをリセッ
トすることになる。
【0031】また、外部からのリセット入力32−1…
32−Mがリセットを示すとき、図2(c)の時刻tc
に示すように、周期信号28のタイミングでカウンタ5
3−1…53−Mをリセットするととともに、図示して
いないリセット信号で、図示しないバッファをリセット
する。
【0032】このようにした実施例では、スイッチの監
視用セル、リセットセル等の特殊なセルを定義する必要
が無く、またスイッチ外部に監視用のセル生成(挿入)
あるいは検出(ドロップ)のための回路を必要とせず、
初期化時および異常検出時から速やかに、しかもポート
ごとに独立にリセットを行うことができ、複数のスイッ
チエレメント間の同期を確立できる。
【0033】また、本実施例では、スイッチ規模やスイ
ッチ速度に無関係に処理速度を一定とすることができる
ため、超高速なATMスイッチにも適用可能である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
では、各出力ポートごとのバッファ内のセル蓄積数を周
期的に記憶し、このセル蓄積数の記憶値と他のセル蓄積
数とを比較して同期ずれを監視し、不一致のときにリセ
ット信号を出力できるようにしたので、スイッチ監視用
セル、リセットセル等の特殊なセルを定義することな
く、かつスイッチ外部に監視用のセル生成回路を必要と
せずに、初期化時および異常時検出から迅速かつ独立に
リセットを行うことができ、複数のスイッチエレメント
を間の同期を確立できる。
【0035】また請求項2記載に発明では、スイッチの
入力信号を切り換えるスイッチと、各出力ポートごとの
バッファ内のセル蓄積数を周期的に記憶し、このセル蓄
積数の記憶値と他のセル蓄積数とを比較して同期ずれを
監視し、不一致のときにリセット信号を出力するスイッ
チ制御回路とを具備するので、スイッチの入力の切換
と、同期ずれ等の確実に監視することができる。
【0036】更に請求項3記載の発明では、バッファ制
御回路がバッファ内に蓄積するセル数を管理するカウン
タと、周期信号が受信されたときにカウンタの値を記憶
するとともに、カウント値を出力する記憶手段と、記憶
手段に記憶されたカウント値と他のスイッチエレメント
から入力されたカウント値とを比較し、その比較結果が
異なる場合にリセット信号を出力する比較手段とを具備
するようにしたので、初期化時および異常時検出から迅
速かつ独立にリセットを行うことが可能であり、かつ複
数のスイッチエレメントを間の同期を確実に確立でき
る。
【0037】また請求項4記載の発明では、記憶手段を
レジスタで構成したので、記憶手段が簡単な構成で得ら
れる。
【0038】更に請求項5記載の発明では、入力信号を
切り換えるスイッチと、各出力ポートごとのバッファ内
のセル蓄積数を周期的に記憶し、このセル蓄積数の記憶
値と他のセル蓄積数とを比較して同期ずれを監視し、不
一致のときにリセット信号を出力するスイッチ制御回路
とを具備するので、スイッチ監視用セル、リセットセル
等の特殊なセルを定義することなく、かつスイッチ外部
に監視用のセル生成回路を必要とせずに、初期化時およ
び異常時検出から迅速かつ独立にリセットを行うことが
でき、複数のスイッチエレメントを間の同期を確立でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るATMスイッチ監視回路の一実施
例を示すブロック図である。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】同実施例が適用されるATMスイッチの構成例
を示すブロック図である。
【図4】従来のATMスイッチの構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
11−1…11−K スイッチエレメント 12−1…12−N 監視用セル挿入部 13−1…13−M 監視用セルの検出回路 14 バッファ付きスイッチ 15 スイッチ制御回路 51 多重化部 52−1…52−M アドレスフィルタ 53−1…53−M カウンタ 54−1…54−M レジスタ 55−1…55−M 比較回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N本(Nは任意の整数)のスイッチの入
    力信号を取り込むための入力ポートと、 M本(Mは任意の整数で、N≠M)のスイッチの出力信
    号を出力する出力ポートと、 前記入力ポートからの入力信号を切り換えるとともに、
    各出力ポートごとのバッファ内のセル蓄積数を周期的に
    記憶し、このセル蓄積数の記憶値と他のセル蓄積数とを
    比較して同期ずれを監視し、不一致のときにリセット信
    号を出力するようにしたスイッチエレメントとを具備す
    ることを特徴とするATMスイッチ監視回路。
  2. 【請求項2】 前記スイッチエレメントは、 前記入力ポートからの入力信号を格納するバッファを有
    し、かつその入力信号を切り換えるスイッチと、 前記スイッチのバッファを制御できるとともに、各出力
    ポートごとのバッファ内のセル蓄積数を周期的に記憶
    し、このセル蓄積数の記憶値と他のセル蓄積数とを比較
    して同期ずれを監視し、不一致のときにリセット信号を
    出力するスイッチ制御回路とを具備することを特徴とす
    る請求項1記載のATMスイッチ監視回路。
  3. 【請求項3】 バッファ制御回路は、 バッファ内に蓄積するセル数を管理するカウンタと、 周期信号が受信されたときに前記カウンタの値を記憶す
    るとともに、前記カウント値を出力する記憶手段と、 この記憶手段に記憶されたカウント値と他のスイッチエ
    レメントから入力されたカウント値とを比較し、その比
    較結果が異なる場合にリセット信号を出力する比較手段
    とを具備し、リセット信号を受信したときに周期信号の
    タイミングでバッファ制御回路をリセットするようにし
    たことを特徴とする請求項2記載のATMスイッチ監視
    回路。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段は、レジスタであることを
    特徴とする請求項3記載のATMスイッチ監視回路。
  5. 【請求項5】 N本(Nは任意の整数)のスイッチの入
    力信号を取り込むための入力ポートと、 M本(Mは任意の整数で、N≠M)のスイッチの出力信
    号を出力する出力ポートと、 前記入力ポートからの入力信号を格納するバッファを有
    し、かつその入力信号を切り換えるスイッチと、 このスイッチのバッファを制御できるとともに、各出力
    ポートごとのバッファ内のセル蓄積数を周期的に記憶
    し、このセル蓄積数の記憶値と他のセル蓄積数とを比較
    して同期ずれを監視し、不一致のときにリセット信号を
    出力するスイッチ制御回路とを具備することを特徴とす
    るATMスイッチ監視回路。
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