JP2852376B2 - 故障通知セル発生装置 - Google Patents

故障通知セル発生装置

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JP2852376B2 JP28472990A JP28472990A JP2852376B2 JP 2852376 B2 JP2852376 B2 JP 2852376B2 JP 28472990 A JP28472990 A JP 28472990A JP 28472990 A JP28472990 A JP 28472990A JP 2852376 B2 JP2852376 B2 JP 2852376B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、転送データをヘッダと情報フィールドから
構成されるセルとしたセル信号の多重化あるいはバーチ
ャルパスのクロスコネクト、バーチャルチャネルの交換
などを行うATM(Asynchronous Transfer mode、非同期
転送モードの略で以下ATMという。)伝送装置に設けら
れる故障通知発生セル装置に関する。
特に伝送路故障を発見した場合に対応するセルを故障
通知を行う故障通知セルに置き換えて、宛先装置に対し
て故障通知を行う技術に関し、この故障通知セルを発生
する回路を伝送路ごとに設けて故障通知セルを宛先装置
に通知するものに関する。
〔従来の技術〕
伝送すべき情報を「セル」と呼ばれるヘッダ付の固定
長のブロックに分割し、このセル単位の信号を非同期で
転送するATM通信網が研究されている。
このATM通信網においては、伝送すべき情報はセルの
形で伝送されるため、伝送路の故障が発生した場合は、
その伝送路に収容されるバーチャルパスあるいはバーチ
ャルチャネルの宛先となるユーザの受信装置には、伝送
すべき情報セルが伝送されなくなる。この場合、通信網
内の装置から、その宛先の受信装置に対して故障通知を
行わないとすると、受信装置側からは故障が認識できな
かったり、あるいは故障がATM通信網内で発生したもの
か受信装置側で発生したものかを認識できないことが生
ずる。このため、故障の発生した伝送路に収容されるバ
ーチャルパスまたはバーチャルチャネルの宛先装置に対
して、ATM通信網内の装置から故障通知を行う構成を持
つことが必要である。
従来、このような伝送路故障が発生した場合に故障通
知を行う方法として、クロスコネクトを行うATM伝送装
置において、周期的に到来すべきセルを監視するなどし
て、伝送路の故障を検出した場合に、その伝送路に収容
されている全てのバーチャルパスの番号および故障を示
す故障通知セルを作成して、各バーチャルパスが収容さ
れている伝送路に出力する方法を出願人は先に提案した
(特願平1−130059)。
以下でこの故障通知方法を説明する。
第5図はこの出願で提案した故障セル通知方法を用い
るATM伝送装置のブロック構成図を示す。このATM伝送装
置40は、各入力伝送路に対応した入力インタフェース40
1a…401bを備え、これらのインタフェース401を介して
伝送路からのセル多重信号を取り込む。この取り込まれ
た信号はルーティングスイッチ部402に与えられ、この
ルーティングスイッチ部402では、セルのバーチャルパ
ス番号を読み取って、バーチャルパス番号管理テーブル
(以下VPI管理テーブルという)403に通知する。VPI管
理テーブル403はテーブル内を検索して、バーチャルパ
ス番号に対する出線番号をルーティングスイッチ部402
に通知する。これによりルーティングスイッチ部402は
各セルをバーチャルパス番号に応じたそれぞれの出線に
出力インタフェース404a…404bを介して出力する。
また、第5図において、符号405は伝送路の故障を検
出する伝送路故障検出部405であり、入力インタフェー
ス401a〜401bの全出力を収容している。この伝送路故障
検出部405の検出出力は、入力伝送路に収容されている
すべてのバーチャルパスをVPI管理テーブル403から検索
するVPI検索部406に入力される。このVPI検索部406の出
力は、警報セルを作成する故障通知セル作成部407に入
力され、故障通知セル作成部407の出力する故障通知セ
ルはルーティングスイッチ部402に入力される。
伝送路故障検出部405では、入力伝送路の故障を検出
するとVPI検索部406の故障伝送路番号を通知する。この
故障検出は、例えば周期的に到来すべきセルが到来しな
いことをもって、あるいはCRCチェックによりセル同期
はずれとなることで検出する。VPI検索部406は通知され
た番号の伝送路に収容されるすべてのバーチャルパスの
バーチャルパス番号を前記管理テーブル403より探し出
し、得られたバーチャルパス番号を故障通知セル作成部
407に通知する。故障通知セル作成部407はバーチャルパ
ス番号および故障を示す情報から故障通知セルを作成
し、ルーティングスイッチ部402に出力する。ルーティ
ングスイッチ部402は入力する故障通知セルをそのバー
チャルパス番号で示されるパスに対応する出線に出力イ
ンタフェース404を介して出力する。そしてこの処理を
対象となる全てのバーチャルパスについて繰り返して実
行する。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、上述の出願では、伝送路故障発生時には
伝送装置から故障通知セルを送出することでバーチャル
パスの宛先装置に故障通知を行う方法を提案している
が、以下に述べる問題が残った。
まず、故障伝送路に収容される各バーチャルパスに対
して、どのような順序および周期で故障通知セルを発生
させるかについては明確な方法が示されていない。この
ため、単にVPI検索部406で探し出された順序で故障通知
セル作成部407が故障通知セルを繰り返し発生する方法
では、短い周期で故障状態の通知が必要な宛先装置に対
しては発生間隔が長すぎたり、逆に低速パスの場合には
宛先装置あるいは途中の伝送装置で受信容量超過による
あふれが発生し、最悪の場合には他のパスのトラフィッ
クに悪影響を与える可能性があった。
また、伝送路の故障が発生後に収容されるバーチャル
パス番号を検索する方法が示されているが、この方法で
は伝送装置に収容されるバーチャルパスの数が多くなっ
た場合に検索時間が増加し、その結果故障通知セルの発
生が遅くなることが予想された。
本発明は、上述の問題点に鑑み、伝送路に収容される
バーチャルパスまたはバーチャルチャネルの速度または
数に応じて故障通知セルの発生させることができ、また
故障検出後に迅速に故障通知セルの発生ができ、セルの
多重化あるいはクロスコネクト等を行うATM伝送装置に
搭載するためにその構成が簡単化され小規模なハードウ
エアで実現できる故障通知セル発生装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ヘッダおよび情報フィールドにより構成さ
れ伝送路を介して到来するセル信号の多重化またはバー
チャルパスクロスコネクト処理またはバーチャルチャネ
ルの交換を行って出力するATM伝送装置に設けられ、伝
送路で発生した故障を検出して故障通知セルを生成し、
セル信号の宛先に通知する故障通知セルを発生する故障
通知セル発生装置において、 上記ATM伝送装置に接続される各伝送路に設けられ、
伝送路故障を検出する手段と、この検出する手段の故障
検出信号によりセットされセルの処理周期でリセットさ
れセル処理周期を示す周期パルスを計数する手段と、こ
の計数する手段の出力が入力され、故障通知を行うバー
チャルパス番号またはバーチャルチャネル番号の発生系
列を記憶し、上記計数する手段の出力をアドレスとして
その記憶するバーチャルパス番号またはバーチャルチャ
ネル番号を出力する発生系列記憶手段と、この発生系列
記憶手段の出力する番号をもとに故障通知セルを組み立
てる手段と、この手段で生成した故障通知セルおよび上
記伝送路のセル信号が入力され上記検出する手段の故障
検出出力により伝送路のセル信号出力を切り替えて上記
故障通知セルを出力する切替手段とを備えたことを特徴
とする。
また、発生系列記憶手段は、バーチャルパスまたはバ
ーチャルチャネルの速度sが伝送路速度tに対して、 である場合に、故障通知セルを発生する周期を2mとする
ように上記バーチャルパス番号またはバーチャルチャネ
ル番号を記憶し、上記計数する手段のリセット周期とし
てこの伝送路に収容されるバーチャルパスまたはバーチ
ャルチャネルの速度が最も遅いパスまたはチャネルの周
期を2nとしたとき、2nの値を設定することができる。
また、発生系列記憶手段は、伝送路に収容されるバー
チャルパスまたはバーチャルチャネルの数を1周期とし
てそのバーチャルパス番号またはバーチャルチャネル番
号を記憶し、上記計数する手段のリセット周期を上記発
生系列記憶手段で記憶するバーチャルパスまたはバーチ
ャルチャネルの数の周期とすることができる。
〔作用〕
ATM通信網においては、各バーチャルパスの情報セル
は、クロスコネクトを行う伝送装置のルーティングスイ
ッチ部において、そのセルに付されたバーチャルパス番
号にしたがってルーティングされることで、目的の宛先
装置に送り届けられる。同様に各バーチャルチャネルの
情報セルは、バーチャルチャネルの交換を行うルーティ
ングスイッチ部においてそのセルに付されたバーチャル
チャネル番号にしたがってルーティングされることで、
目的の宛先装置に送り届けられる。
ATM通信網内の伝送装置あるいは交換装置において
も、伝送路に収容されるバーチャルパスと同一のバーチ
ャルパス番号またはバーチャルチャネルと同一のバーチ
ャルチャネル番号を付したセルを発生すれば、情報セル
と同様に宛先装置まで送り届けられる。本発明はこの性
質を利用する。
本発明の故障通知セル発生装置は、ATM伝送装置の伝
送路ごとに設けられており、伝送路故障を検出すると、
その装置の出力を伝送路のセル出力から発生した故障通
知セルを出力するように切り替えてルーティングスイッ
チ部に入力するようにする。そして、セル処理周期をカ
ウントする計数手段を設け、故障を検出すると、この計
数手段の出力を故障通知を行うパスまたはチャネル番号
の発生系列を記憶しているメモリにアドレス入力として
与える。このメモリの出力のパスまたはチャネル番号を
入力として故障通知セルを組み立てて、伝送路側からそ
の出力を切り替える切替回路によってルーティングスイ
ッチ部に入力する。これにより宛先装置には情報セルと
同様に宛先装置に故障通知セルが送り届けられる。
また発生系列記憶メモリの内容を書換えれば故障通知
セルの発生法を容易に変更することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図に本発明の一実施例の故障通知セル発生装置を
備えたATM伝送装置のブロック構成図を示す。
このATM伝送装置は、入力インタフェース401a〜401b
を介して入力されるセル信号をルーティングスイッチ部
402でそのセルに付されたバーチャルパス番号またはバ
ーチャルチャネル番号に従って目的とする出線に出力イ
ンタフェース404a〜404bを介して出力するものである。
このATM伝送装置40の第5図に示す従来のATM伝送装置
と異なるところは、本発明の故障通知セル発生部30を入
力伝送路毎に備えており、対応する入力伝送路の故障が
検出された場合に故障通知セルを発生し、ルーティング
スイッチ部402に出力する構成であるところにある。ま
たVPI管理テーブル403は、各入力伝送路より入力される
セルの各バーチャルパス番号(またはバーチャルチャネ
ル番号)についてそのセルをどの出線に出力するかを示
すテーブルであり、ルーティングスイッチ部402はこのV
PI管理テーブル403のテーブルの内容にしたがって情報
セルまたは故障通知セルをルーティングする。
第2図は本発明の一実施例の故障通知セル発生部30の
構成を示すブロック図である。
各入力インタフェース401から入力されるセル信号
は、信号切替器15に入力されるともに、故障検出器16に
入力される。この故障検出器16の故障検出信号17は信号
切替器15の切替制御信号として入力されるともに、セル
周期パルス18をカウントするカウンタ11に入力される。
このカンウタ11のカウンタ出力19は、セルの系列長値20
が入力される比較器12に入力されるとともにバーチャル
パス番号(またはバーチャルチャネル番号)の系列を発
生系列記憶メモリ13にアドレス入力として出力される。
比較器12の出力は前記カウンタ11のカウンタリセット信
号21として入力される。発生系列記憶メモリ13から出力
されるバーチャルパス番号(またはバーチャルチャネル
番号)信号22は故障通知セル組立器14に入力され、故障
通知セル組立器14から出力される故障通知セル信号23
は、信号切替器15の一方の入力として入力される。信号
切替器15の出力はルーティングスイッチ部402の入力に
入力される。
次にこの故障通知セル発生部30の動作を説明する。
故障検出器16は伝送路から入力するセル信号24を調
べ、故障が検出されると故障検出信号17を出力する。故
障検出信号17はカウンタ11および信号切替器15に出力さ
れる。カウンタ11では故障検出信号17が入力すると、セ
ル処理周期パルス18のカウントを初期値例えば「0」か
ら開始して、カウンタ出力19を比較器12および発生系列
記憶メモリ13に出力する。比較器12はカウンタ出力19と
あらかじめ与えられた故障通知セルの系列の長さを示す
系列長値20とを比較し、一致した場合にはカウンタリセ
ット信号21を出力する。カウンタ11はこのカウンタリセ
ット信号21が入力されると再び初期値よりカウント動作
を行う。したがって、カウンタ出力19には初期値から系
列長の長さまでの値が順に繰り返し出力される。
発生系列記憶メモリ13にはあらかじめ故障通知セルを
送るバーチャルパス番号(またはバーチャルチャネル番
号)の系列が記憶されており、カウンタ出力19をアドレ
ス入力として、バーチャルパス番号(またはバーチャル
チャネル番号)信号22として出力する。
故障通知セル組立器14ではあらかじめ決められた故障
表示パタンとバーチャルパス番号(またはバーチャルチ
ャネル番号)とにより故障検出セルを組み立て、故障通
知セル信号23を出力する。信号切替器15では、故障検出
信号17によりルーティングスイッチ部402に出力する信
号を伝送路からのセル信号24から故障通知セル信号23に
切り替える。ルーティングスイッチ部402に送られた故
障通知セルはセルに付されたバーチャルパス番号(また
はバーチャルチャネル番号)に従って目的の出力側伝送
路に振り分けられる。
以上の構成により、伝送路故障時には発生系列記憶メ
モリ13に記憶されたバーチャルパス番号(またはバーチ
ャルチャネル番号)の宛先装置に対する故障通知セルが
発生することになる。
この故障通知セルの構成の一例を第6図に示す。第6
図において、故障通知セル51は他の情報セルと同様にヘ
ッダ52および情報フィールド53により構成される。故障
通知を行うバーチャルパス番号(またはバーチャルチャ
ネル番号)54はヘッダ52に載せられ、故障表示パタン55
は第6図(a)に示すように情報フィールド53中に載
せ、あるいは第6図(b)に示すようにヘッダ52に載せ
られる。
本発明実施例の故障通知セル発生部30では、あらかじ
め発生系列記憶メモリ13に書込む内容および比較器12に
与える系列長値20の値を伝送路に収容されているバーチ
ャルパス(またはバーチャルチャネル)の速度あるいは
バーチャルパス(またはバーチャルチャネル)の数に応
じて設定することで故障通知セルの発生方法を変更する
ことができる。
以下にその故障通知セル発生法の実施例を示す。
(故障通知セル発生法の実施例1) 最初の故障通知セル発生法の実施例として、バーチャ
ルパスの速度に比例した周期で故障通知セルを発生する
方法を第3図で説明する。
伝送速度がtの伝送路に収容されるバーチャルパス
(またはバーチャルチャネル)の速度sが である場合に、故障通知セルを発生する周期を2mと与え
るようにする。
次に、速度の速いバーチャルパス(またはバーチャル
チャネル)から、与えられた周期でそのバーチャルパス
番号(またはバーチャルチャネル番号)を発生系列メモ
リ13に設定する。
第3図の発生系列記憶メモリ13において、バーチャル
パス番号(またはバーチャルチャネル番号)aは発生周
期が「2」、バーチャルパス番号(またはバーチャルチ
ャネル番号)bは発生周期が「4」に設定されている例
である。また比較器12の系列長値20には、最も低速なバ
ーチャルパス(またはバーチャルチャネル)に対する発
生周期が2nのとき発生系列記憶メモリ13のアドレス
「0」〜「2n−1」に対応して2n−1を設定する。
なおここで、m、nの関係について説明すると、m
は、各バーチャルパス(またはバーチャルチャネル)に
対して与えられる値であり、nはこのmの最大値を示
す。すなわちnは最も低速なバーチャルパス(またはバ
ーチャルチャネル)での周期の値であるため、このnを
最大値として 1≦m≦n の関係にある。
例えば最も低速なバーチャルパス(またはバーチャル
チャネル)の速度を64kb/sとし、この伝送路の速度が67
Mb/sであるとすると、n=10となり1024の周期でこのバ
ーチャルパス(またはバーチャルチャネル)が現れ、上
述の発生系列メモリ13のアドレスは0〜1023となり、系
列長値20としては1023が与えられる。33Mb/sの速度のバ
ーチャルパス(またはバーチャルチャネル)ではm=1
であり、2の周期で現れ、第3図のaのバーチャルパス
番号(またはバーチャルチャネル番号)に対応するよう
に現れる。
なお、上記sとtとの関係式は、sが例えば80kb/sで
あったとすると、このバーチャルパス(またはバーチャ
ルチャネル)の周期は、最も低速の64kb/sのものと同じ
周期となることを意味する。これは、もし周期を早くす
るとすればオーバーフローを生じ受信側装置で故障通知
セルを受信できないことが生ずるため、これを防止する
ために80kb/sより遅い64kb/sのパスと同じ周期とするた
めである。
このように発生系列記憶メモリ13のバーチャルパス番
号(またはバーチャルチャネル番号)および系列長値20
を設定することで、伝送路が故障した場合、各バーチャ
ルパス(またはバーチャルチャネル)の速度に比例した
周期で故障通知セルを発生させることができる。
(故障通知セル発生法の実施例2) 次に故障通知セル発生法の別の実施例として伝送路に
収容されるバーチャルパス(またはバーチャルチャネ
ル)の数に周期として故障通知セルを発生する方法を第
4図に基づいて説明する。
伝送路に収容されるバーチャルパス(またはバーチャ
ルチャネル)数がkのとき、比較器12の系列長値として
発生系列記憶メモリ13のアドレス「0」〜「k−1」に
対応してk−1を設定する。また発生系列記憶メモリ13
には収容されるバーチャルパス(またはバーチャルチャ
ネル)のバーチャルパス番号(またはバーチャルチャネ
ル番号)を1個ずつ設定する。このように設定すること
で、伝送路に収容されているバーチャルパス(またはバ
ーチャルチャネル)数に対して最も短い周期で故障通知
セルが発生する。
なお、あらかじめ発生系列記憶メモリ13に書込むバー
チャルパス番号(またはバーチャルチャネル番号)など
の記憶内容および系列長値20は第1図に示されるVPI管
理テーブル403の内容により容易に作成できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、ATM通信網でセル多重あるいは
クロスコネクトを行う伝送装置に、本発明の故障通知セ
ル発生装置を用いることにより、伝送路の故障が起きた
際には、故障した伝送路に収容される各バーチャルパス
(またはバーチャルチャネル)の宛先装置に対してバー
チャルパス(またはバーチャルチャネル)の速度または
数に応じて故障通知セルを送出することができるため、
迅速に伝送路故障を伝えることが可能になる。
また伝送路ごとに故障通知セル発生装置を設けること
によりその故障通知セル発生のための構成が簡単化さ
れ、しかも発生系列記憶メモリに必要な容量は、例えば
ATM通信網の伝送速度150Mb/sの伝送路に最低64kb/sの速
度のバーチャルパスを収容した場合でも100kbyte程度で
あって、数個のメモリチップで充分であるため、故障通
知セル発生回路全体としてもわずかなハードウエア規模
で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の故障通知セル発生部を備えたATM伝送
装置のブロック図。 第2図は本発明一実施例の故障通知セル発生部の構成を
示すブロック図。 第3図および第4図は故障通知セルを発生する実施例を
説明する図。 第5図は従来の故障通知を行う構成のATM伝送装置のブ
ロック図。 第6図は故障通知セルのフォーマット例を示す図。 11……カウンタ、12……比較器、13……発生系列記憶メ
モリ、14……故障通知セル組立器、15……信号切替器、
16……故障検出器、17……故障検出信号、18……セル処
理周期パルス、19……カウンタ出力、20……系列長値、
21……カウンタリセット信号、22……バーチャルパス番
号(またはバーチャルチャネル番号)信号、23……故障
通知セル信号、24……伝送路からのセル信号、30……故
障通知セル発生部、40……ATM伝送装置、51……故障通
知セル、52……ヘッダ、53……情報フィールド、54……
バーチャルパス番号(またはバーチャルチャネル番
号)、55……故障表示パタン、401……入力インタフェ
ース、402……ルーティングスイッチ部、403……VPI管
理テーブル、404……出力インタフェース、405……伝送
路故障検出部、406……VPI検索部、407……故障通知セ
ル作成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−309726(JP,A) 特開 平4−177924(JP,A) 特開 平4−181839(JP,A) 特開 昭64−11443(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告,CS 91−92(1991−10−18),p,19−23 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/26 H04L 12/56

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッダおよび情報フィールドにより構成さ
    れ伝送路を介して到来するセル信号の多重化またはバー
    チャルパスクロスコネクト処理またはバーチャルチャネ
    ルの交換を行って出力するATM伝送装置に設けられ、 伝送路で発生した故障を検出して故障通知セルを生成
    し、セル信号の宛先に通知する故障通知セルを発生する
    故障通知セル発生装置において、 上記ATM伝送装置に接続される各伝送路に設けられ、 伝送路故障を検出する手段と、 この検出する手段の故障検出信号によりセットされセル
    の処理周期でリセットされセル処理周期を示す周期パル
    スを計数する手段と、 この計数する手段の出力が入力され、故障通知を行うバ
    ーチャルパス番号またはバーチャルチャネル番号の発生
    系列を記憶し、上記計数する手段の出力をアドレスとし
    てその記憶するバーチャルパス番号またはバーチャルチ
    ャネル番号を出力する発生系列記憶手段と、 この発生系列記憶手段の出力する番号をもとに故障通知
    セルを組み立てる手段と、 この手段で生成した故障通知セルおよび上記伝送路のセ
    ル信号が入力され上記検出する手段の故障検出出力によ
    り伝送路のセル信号出力を切り替えて上記故障通知セル
    を出力する切替手段と を備えたことを特徴とする故障通知セル発生装置。
  2. 【請求項2】上記発生系列記憶手段は、 バーチャルパスまたはバーチャルチャネルの速度sが伝
    送路速度tに対して、 である場合に、故障通知セルを発生する周期を2mとする
    ように上記バーチャルパス番号またはバーチャルチャネ
    ル番号を記憶し、 上記計数する手段のリセット周期としてこの伝送路に収
    容されるバーチャルパスまたはバーチャルチャネルの速
    度が最も遅いパスまたはチャネルの周期を2nとしたと
    き、2nの値を設定する ただしm,nは1≦m≦nの関係にある自然数である 請求項1記載の故障通知セル発生装置。
  3. 【請求項3】上記発生系列記憶手段は、伝送路に収容さ
    れるバーチャルパスまたはバーチャルチャネルの数を1
    周期としてそのバーチャルパス番号またはバーチャルチ
    ャネル番号を記憶し、 上記計数する手段のリセット周期を上記発生系列記憶手
    段で記憶するバーチャルパスまたはバーチャルチャネル
    の数の周期とする 請求項1記載の故障通知セル発生装置。
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JPH11205324A (ja) 1998-01-12 1999-07-30 Fujitsu Ltd Atm網における回線バックアップシステム

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電子情報通信学会技術研究報告,CS91−92(1991−10−18),p,19−23

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